後悔日誌
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2002年09月28日(土) 瀬川


雨の中、築地の場外まで出掛けた。
秋の味覚がずらり、秋茄子、松茸、秋刀魚などなど。
この時期の市場は本当に面白い。

いつもながら飲み会の買い出し。
いい魚を見つけちゃ拾い買いをしていく。
生き締めのイナダ、本マグロの生中落ち、銀ピカ秋刀魚、肝ぎっしりのスルメイカ。
野菜なんかも買ってたら両手一杯になってしまった。

さて、築地の朝御飯と言えば交差点にある「瀬川」のまぐろ丼。
口に入れると溶けていくような鮪に病み付きになってしまう。
700円と朝御飯にしちゃ、ちょっと高めだけどね。

交差点で一際目立つ店なんだが、道路を広げるとかで移転するそうだ。
幸い、近所に引越しってことでこれからも利用できるが。

こいつがなくなっちゃったら、築地市場の楽しさが減っちゃうな。
なんて、考えた朝だった。



2002年09月20日(金) 朝夕


隣で作っている船が完成しそうだ。
最後のパーツは船首の部分。

ぜひとも写真に収めたいなんて思っていたんだけど・・・。
なっかなか仕事が始まらないので遊んでたらいつの間にか完成してた。
うまくいかないもんやね。

思わぬ時間に仕事をしているのは訳があるそうだ。
船ってのは鉄で造られるゆえ、外気に対する熱膨張/収縮ってのが凄い。
少しでもそれを軽減するために日が昇る前、落ちた後に作業をする。

家族のある人にゃ、つらい職場だね。
造船所。



2002年09月14日(土) 一本道


工場って、どうしてこんなに遠いんだ?

最寄の駅から工業地帯の一本道に入って歩き続けること15分。
まだ先が見えない。

前を見ても、振り返っても、滑走路のような道が続くだけ。
素直にタクシーに乗れば良かった。



2002年09月12日(木) 重量物


仕事場の隣で巨大な船が組み立てられている。
ブロック建造といって、あらかじめ作られた船体のパーツを張り合わせていくうちに船になる。
ちょうどゲームのテトリスみたいな感じだ。

ドックの上には大きな門型クレーンが構えていて朝から忙しそうにブロックの移動をしている。
最大荷重300トンというだけあって、いとも軽くブロックを持ち上げてるが、さすがに移動に
なると工場一杯に響きわたるサイレンを鳴らし騒々しい。


さて、仕事の方も忙しい。
朝から晩まで、工事に振り回されている。

静かなところに行きたい。



2002年09月04日(水) 鳴声


終電で辿り着いた有楽町。
誰もいない駅。

改札を過ぎたあたりで澄んだ音が聞こえた。
こんなに小さな地面の上で、虫たちはどうやって暮らしてるんだろう。
静寂の銀座で、ふと立ち止まる。


客待ちのタクシーの行列。
重苦しいシャッター。
なんだかネオンも元気がない。

不景気だね。



2002年09月01日(日) 柴又


葛飾、柴又へドライブ。
江戸川のほとりに車を止めて、矢切の渡しを眺めた。

河原は憩いの場になっていて、草野球やジョギングを楽しむ人達の姿が絶えない。
暑い一日だったが、吹く風がさわやかで心地よかった。

さて、柴又といえば寅さん。
記念館で思い出に浸り、帝釈天に参拝した。
参道で、とらやの団子を食べたのは言うまでもない。


お話の中の人なのに、なんだかずっとそこにいたような。
不思議な人だね、寅さん。



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