- 2001年06月28日(木) 採油
船は一度にたくさんの油を取る。 1000キロリットルなんてのも珍しくない。
給油は油槽船から行う。 油の量を測って、問題なければ船から船へと採油が行われる。 ポンプの圧力や流出油の有無には特に気を使うし、各所に人が必要となり結構大変だ。 搭載開始から終了まで、平均で何時間くらいだろうか。 軽く半日作業になる。
油槽船の甲板にぺたんと座り込んだら甲板が熱かった。 夏の日差し、とまではいかないけど良い天気。 少し不透明な空を見上げた。
飛行機は優雅だな。 ゆるい放物線を描きながら下降していく飛行機。 視界から消えることなく続いて降りてくる。 どうやら空も渋滞しているみたいだ。
油槽船のおやじと話をしていたら面白かった。 油槽船の燃料ってのは、やっぱり油槽船から補給を受けるのだそうだ。 じゃ、その油槽船はというと、これまた他の油槽船から受けるそうだ。 これは持ちつ持たれつなんだな、なんて思ったけれど。 卵が先か、鶏が先か。みたいな気になった。
風邪の方は良くなってきた。 喉が少し痛いけど、熱も下がり食欲も出てきた。 さて、新橋あたりに燃料補給しに行こうかな。
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