首が痛い…。
ハイ。観音デス☆
Kサンの盗んだ商品は全て買い取りされるコトになった。 家族ダケでなく親戚まで巻き込まれたようだ。 そして彼女はクビになった。 街で偶然Kサンを見かけたという社員が、 呑み屋ででも働いているんじゃないかと言っていた。 元々ケバいヒトだったが、 輪をかけてケバくなっていたようだ。 ソレを最後に彼女の噂もなくなった。
基本的にどのグループにも属さないアタイは、 先日ブチギレたコトもあって孤立するかと思われたが、 それなりに上手くやっていたように思われる。 女の多い職場だからなのかモメゴトも多く、 お節介をやくつもりは更々ナイのだが、 弱い立場に立っているヒトを見ると放っておけない性質なのか、 気付けばドチラかと仲良くなっているコトが多々あった。 本人のいない所で悪口大会を開催する方を蹴落としていたので、 派手ではナイが性格のイイヒトが集まったと思う。
そういえば職場恋愛のモメゴトも多かった。 いつだったか。 若い男性社員に本気で惚れた主婦がいたが、 告白して盛大に振られたという噂が立った。 言い回っていたのは告白された男性社員本人なのだが、 そういう話を『冗談じゃねぇよ。』と笑い話にする酷い男の割に、 優しいヒトだというコトで、とてもモテていたように思われる。 一体ドコ見て言ってんだ、みんな。(-_-;) 男の少ない職場のセイなのだろうか。 とは言え、最初はアタイも騙されそうだったのだが。
彼に酷い目に遭わされた友達がいたオカゲで、 優しい男ではなく優柔不断で自己中な男だと認識していた為、 彼にトチ狂う女達の気持ちが全く分からん。 アタイの周りで彼に振り回された女は少なくとも5人いた。 実際は何人いたんだろうか。 彼にとってこの店は楽園だっただろう。 最終的に彼は、 長年想い続けてようやくGETしたかと思われた彼女の親友と デキちゃった結婚をした。 ホントにツワモノとしか言いようがナイ。
男遊びが派手だと噂されていたアタイは、 誰か紹介してと、よく職場のコに頼まれたりしていたが、 アタイは自分の好みでなければ付き合わない性格だ。 自分好みの男を他のコに紹介するバカがドコにいるだろうか。 私生活の男関係が派手な割に職場では大人しい、とも言われたが、 先刻の彼の件がイイ例だろう。 職場で修羅場を迎えるなんて考えたダケで恐ろしい。 そんなアタイだったが、実は密かに好きなコはいた。 かなり年下だったので誰にも言えずにいただけだったりする。
その彼が店長に目を付けられクビになった。 理由は何だったかな。 不精ヒゲを注意した翌日に剃り忘れてきたんだったか。 ワザと剃ってこなかったんだろうと怒鳴られて、 逆切れしたとかしないとか。 売り場に戻って来た彼は既に私服に着替えていて、 『辞めてきた。お世話になりました。』 と言ったような気がする。 思わず涙目になった。 このコの無精ヒゲなんぞ、 キサマの不倫に比べたら可愛いもんだろうが。 即刻その場で本部に電話したくなった程だ。
イイ男が減るのは職場に華がなくなるようで悲しい。 大体、あの店長の疑り深さには日頃から辟易していた。 Kサンの件が片付いてからも、 アタイのコトをずっと疑っていた彼は、 呑みに行った時に酔ったフリをしながら、 『誰にも言わないからホントのコト言っちゃいなよ~。』 とニヤけた顔で言ってきた。 店内中にバレてるW不倫の事実を、 未だに否定してるオマエにダケは言われたくナイ。 ついでに言うなら、 呑み会で酔ったフリをしてヒトの胸を揉むような店長だ。 オマケに後日、酔っていて記憶にナイと言いきった。
そのくせ他の日に個人的に呑みに行った席では、 懲りもせずに胸を触ってくるような男だった。 好きで一緒に呑みに行ったワケじゃナイ。 後輩の1人がこの店長を激しく気に入っていて、 1度一緒に呑みに行きたいというので誘ったのだ。 減るモンじゃナイので誰に触られても平気なアタイだが、 生理的に好かないヤツに触られるのは我慢ならない。 ので、触られ役は常日頃から店長カッコイイ!と騒ぎ立てていて、 揉まれたというアタイの話を信じなかった後輩に譲った。(←鬼)
話し方が胡散臭いのか、現実味のナイ話が多いのか、 アタイの話は、ありのままを話しているというのに、 嘘だとか大袈裟だとか、よく言われていた頃である。 同じ目に遭ってもらうのが一番手っ取り早いと悟ったアタイは、 地道な努力(←?)により、自分が嘘を吐いてないコトを証明し、 誇張している等と疑われるコトもなくなっていたが、 ついこの間、入社したばかりの彼女が信じなくてもムリはナイだろう。 が、そういうコトを言う人間にアタイは容赦ナイ。 自分の身をもって知ってもらおうじゃないか。
実際アタイが他人だったら、 おそらく同じコトを言うコトがあったかもしれない。 だけど。 そんなの有り得ない、と思えるような大ゴトでなければ、 締まりのナイ愚痴や小話にしかならないじゃないか。 親友クラスの友達ならばまだしも、 普通に親しい友人には、ネタとしてまず話す気になれん。 …ああ、ネタにしようと考えてるからイカンかったのか。(今更)
だいたい相手を貶める為に嘘を吐く意味が分からん。 バレたらソレまで築き上げてきた全ての信用を失うだろうに。 自分にとって得になるコトは1つもないじゃないか。 嘘まで吐いて蹴落としたいと思えるほど嫌いな相手なら、 その存在を自分の記憶から抹消してしまえばイイ。 つってもアタイの場合、 『自分がされたら間違いなく相手を軽蔑するだろう。』 と思われるコトは避けたいという、 自分可愛さ故に他ならないのでエバれた話じゃナイ。 …つづく。
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2003年11月22日(土) |
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