武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2011年10月29日(土) ビオテルム〝クリスマス・パワー〟

レインボーママさんからお知らせ。m(_ _)m
ビオテルム香港のフェイスブックにあの写真が美しく――。
クリスマス仕様なのか。製品もクリスマスパッケージになるそうな。
万感こもごも到るクリスマスになりそう……


        


Clickして大きくしてくだされ。


   BBS   ネタバレDiary    16:30


2011年10月27日(木) 韓国「武侠」ポスター一般公開版

http://t.cn/Shc738

人気のせいでしょう、タン・ウェイが今までのなかで一番目立っていますね。
さて、日本版ポスターが見られるのは、いつ?


   BBS   ネタバレDiary   17:30


2011年10月26日(水) VOGUE台湾10月号④

VOGUE続きで最後。あ、あと、民国100年の特刊の記事がある。


 p160

 

りに思うこと? 自分で自分を誇りに思うと言う人なんかいないでしょ、
自慢に思うというならわかるけど。
ぼくの自慢は、こんな素敵なスタッフがずっとそばにいてくれてることです。
この人たちがいるから、こういう仕事のチャンスがあるのだし、今があるんだと思います。
だから、もしどうしても誇りを言わなきゃいけないなら、
ぼくの誇りは、ずっととても幸運で来られたということですね。

 p163
 

し、2つに分けなきゃならないなら、自分は縁を信じる方に入ると思います。
そしてどんどん信じるようになってる。
暮らしの中のほとんどのことは縁だから。
直感も一種の縁だと思います。
ただ、縁が濃いか薄いか、長いか短いかだけなんです。――金城武

の自分は思ってもみなかったなあ。
最初はただ単にバイクが買いたくて契約しただけで、
買えたら、さっと消えられると思ってました。
それがなんと、こんなに契約を長く続けなくてもバイクは買えるようになったのに、
運命にどんどん前に押されて、後悔するひまなく、もう入り込んじゃっていたんです。
だから、神様に感謝してます、ずっとこんなに幸運でやってこられたというのは。
だから、どうして今こうなったかというと、
人生には不測の事態が起きるってことですね(笑)

 P164
 

名状(ウォーロード)」と「赤壁(レッドクリフ)」で、現場での監督の様子を見てから、
監督になりたいという考えは捨てました。
だって、本当に大変なんですよ。あのプレッシャーは恐怖ですね。
何千人も現場にいて、混乱している状態で、
俳優が10人以上も全員準備を終えて出番を待ってる。
これを最後までやるというのは、それだけで素晴らしいことだと思います。

何も大作じゃなくてもいいんじゃないかって?
うーん、もちろん自分ができるかどうか試してみたいと思うことも、たまにはあるけれど、
でも絶対にやるんだっていうふうにはなれないと感じます。
でも、やっぱり縁を待たないと、いい……、何と言ったらいいかな、
いいチームに出会えるかどうか考えないと。
無理して頑張るのは好きじゃないので、こういうことは、
できるときが来たら、やります。

 P165
 

、環境がめまぐるしく変わっていく中で、変わっているからこそ、何かできる、
新しいものを創り出すチャンスがあると感じる人がいます。
でも、ぼくはどちらかというと、環境が変わってどうなるのか見て、
少し落ち着いた頃に、何をするか考える方ですね。
ただ、考え付いたときには、環境がまた変わってしまっているかもしれないけど(笑)

 P167
 

の仕事って、すごくきついんですよ。
もちろん、他のスタッフの人たちに比べたら、ぼくらはもう楽だと言えますけど。
ぼくがずっと続けていけるのは、
周りの人たちを不愉快にさせたくないという気持ちが支えています。
みんなが楽しめないと、とてもとても辛いから。

 P169
 

分の人生を変えようとは思わないですね。
生きる過程で起こったことが、それがいいことであれ悪いことであれ、
今の自分を作っているんですから。
ずっと楽しいだけの人がいないないように、常に上がったり下がったりがあり、
愉快だったり不愉快だったりがある。それがつまり、人生でしょう。――金城武

く聞かれるんです、他の表現方法を試してみたいと思わないのかって。
例えば舞台演劇とか。
思わない、全然やりたいと思いません。
だって、それは自分にはできないとわかっているから。
できない以上、あえて自分を辛い目に合わせる必要はないでしょう。
それに、カメラを使う演技を、まだ完全にやりつくしてはいないのだから、
当然、まずこちらに専念すべきです。
そのことで言うと、最近、急に、ぼくらはカメラで作品を作り上げるんだなと思ったんです。
そうであるならカメラの裏側のことは、実は重要なのだろうか?って。

 P170
 

くが人生に求めるものは、とても簡単です。
楽しく、無事でいられること、両親が健康でいてくれること、
それから、お腹が空いたときに、食べるものがあること(笑)。――金城武


 P171
 

真を撮られるのはあまり好きじゃありません。
いつもなぜ撮られるのかわからないし、どうしたらいいのかわからないから。
何か面白いアイディアが思いつけるなら別ですが。
例えば、ソファを立てたらどうだろうとか変な考えがパッと浮かんだりすると、
面白いと感じます。
面白い写真が好きな方ですね。
演技も同じで、いつもそういう面白いという感覚に出会えたらいいなと思っている。
ただ、台本を暗記して言うだけじゃなくて。
もし、どの映画でもそういう瞬間が存在しうるのなら、ものすごく嬉しいです。  (完)


   BBS   ネタバレDiary   22:50


2011年10月24日(月) VOGUE台湾10月号③

続きです。金城武の比喩は難しいよ~。私が理解できないだけか。

Playact、ぼくを使ってくれたからには、もちろん、ただ台本を暗記して言うだけじゃなく、
その作品に何か自分の色を出してあげたいなといつも思っているので、
その後突然、四川方言をしゃべってみたらどうだろうと思いついたんです。
すごくよく合った感じがしたので、気持ちががらっと変わって、面白さを感じ始めました。

見つけなくちゃいけないものは、探します。
もし見つけられなかったら? そしたら……
(彼の眼が不意に横にいるマネジャーをちらっと見た)、
そしたら、家に帰りたい、いい? いい?(笑)

本当にぼくは俳優さんてすごいなと思っているんです。特に舞台の俳優さん。
あの人たちがすごく上手に演技するのを見るたびに、
とっても聞いてみたくなるんですよ、本当に想像力でやってるんですか?って。
それとも人生経験がすごく豊かで、
たくさんのものがあなたの引き出しには詰まっていて、
いつでも取り出してきて見せることができるのだったら、素晴らしいことだと思いますね。
(このとき、ちょっとしたことがあった。
マネジャーが本当に心からという声で、あなたも演技が上手だと思いますよ、といったところ、
すぐさま彼は、わざと気分を損ねた顔をしてみせ、言ったのだ。
ひどいこと言ってるよ。ぼくが演技がうまいなんて言うのは、
明らかに痛くないお腹を、痛いって言うようなもんだよ。
みんな、もちろんどっと笑った)


もし、楽器が必要とされているなら、ぼくはその楽器です。
もちろんぼくたちはよくこう言いますよね、同じような役はやりたくないって。
でも、感情は5つしかないんです、喜怒哀楽悲。
どんなふうに演じたって、その内のいくつかだから、
どういう組み合わせになるかということだけで、
あるいは表情やしぐさを通じて……違う人物だと感じさせるわけです。

だから、ぼくはどちらかというとみんなの楽器でありたい。
例えばこの監督と出会って、彼がもしピアノを使うのなら、
ぼくはピアノになることで、いい演奏ができる。
もしギターを求めているなら、ぼくはギターだ。
でも、もし、ピアノにしかなれないのに、ピアノを弾けない人と出会ってしまったときは、
すごく苦しいですね。

無理して頑張ることはあまり好きじゃないんです。
前はいろいろたくさんやれば、違うものを吸収できるかもしれないと思っていましたが、
その後、やっぱりそれじゃいけないんじゃないかと考えるようになりました。
それは自分のものじゃないんだから、できることを選んで、やるほうがいいと思うんです。

縁を大事にするかですか? 
もし、2つに分けるなら、縁を信じる派だと思いますし、
どんどん信じるようになっています。ぼくにとって、直感は一種の縁ですね。
そして、日常出会う様々な人は、店で買い物をするときも含めて、みんな縁です。
ただ、縁が濃いか薄いか、長いか短いかだけなんです。

はい、ぼくはめったに流れには逆らいません。
何か、強烈にやってみたいと思うことがあるかって? 
うーん……うーん……どれもいいことじゃないので、言えない(笑)
自由な空想の話だったら? 
うーん……日本の運転免許証にはたくさん区分がありますよね。
それは全部、例えば中型車、大型車、二輪、大型トラック、バス、
危険化学用品免許とか……全部同じ免許証に書かれるんですけど、
ときどき、この欄を全部埋めてみたいと思うときがありますね。
でも、目も当てられないのは、違反をして、残り点数がゼロになると、
免許全部が取り上げられちゃうんです。
全部埋めたら面白いだろうなと思うだけなんですけど、
でも埋めたからってどうということでもないし、すごくお金がかかるよね。

じゃあ、飛行機を操縦するのがいいな。すごくいいんじゃないかな。
チケット買わなくていいし、並ばなくていいし、
あー、間に合わなかった、なんてこともないし。
いっそ羽があって空を飛べる方がいいかな。そういうことできるようになるかな?
10年後か20年後にはできるかも。好きなところに飛んでいける。
言っとくけど、もちろんめちゃくちゃあちこち行ってみますよ。
もし1日だけ飛べるとしたらどこに行くかって? うーん……うーん……うーん……
(今回の「うーん」は少なくとも1分続いた)うーん……どこに飛んでいくか思い付いたときは、
あれ、1日経っちゃったってことになるね(笑)
これが金城武ですよ。  (本文終わり)


あとは写真についている文章です。



   BBS   ネタバレDiary   1:30


2011年10月23日(日) 美しいものは大きく(ビオテルム)●VOGUE台湾10月号②

これも微博でアップしてくれている、まっすぐのきれいな写真です。

   

Clickするとおっきな元画像になります♪
でも、なんでヒゲなのかしら?


追記  今回も最初はヒゲをそらないで撮影したのだと、教えていただきました。小さな映像でばかり見ていたので気が付きませんでした。



VOGUE台湾10月号②  23:15

四苦八苦でVOGUEの続きです。(難しいの)
これを読んでわかったのは、結局、DVDは香港版しか発行されなかったんですね。
いきなりネット配信って、海賊版との関係もあるのかしら。
それが映画にとってプラスになるのかどうかはわからないですね。


くはこんなふうですよ。
変わらないところは変わらないし、変わるものは変わる。

何が変わったかといえば、うーん……21歳年をとったことだな(笑)
本当は、ぼく自身はまあまあだけど、環境の方が大きく変わったんだと思います。

芸能界だけでなく、たくさんのジャンルで、科学技術の発達とか世界の変化とかで、
前はこうだと思っていたことが、全部少しずつ変わってきています。
例えば映画の場合、1本の映画ができると各国で配給権を売ります。
以前はその他に普通、DVDの版権もありました。
ところが、今回撮った「武侠」は、この前知ったばかりなんですが、
中国国内ではそれがなくて、いきなりネット配信権になってしまってるんです。
もちろん、国によって状況が同じとは限らないけれど、
こういう状況が進行していくとすると、大勢の人や物事に影響が出てくるでしょうね。

むかし、映画は、夢まぼろしの世界の中に入ってそこで見るもので、
ぼくらは撮影中、あの大スクリーンではどんなふうに映るだろうか思い描いたり、
そのときのビジュアルや音響の迫力を想像したりしたものです。
こういうことが少しずつ変わっていき、どうかすると、いつか無くなってしまうとしたら、
いったいどんなふうになるのかはわかりませんね。

こういう変化に直面して、興奮してわくわくするか、なじめないかといえば、
どちらもですね。
実際興奮ということはないでしょうが、
ぼくはいろんなことにすごく楽しさを覚えると思います。
環境が変わるとき、マーケットもそれにつれて変化し、投資がどんどん増加するので、
多分大勢の人が参加できるチャンスが増えるでしょう。
ケーブルテレビを考えるといいですよ。
ぼくはいつも台湾はとても変なところだと思ってるんです。
前にマカオに行ったとき、マカオの人口は台湾と似たり寄ったりなんだけど、
マカオの人たちがぼくに、5つしかテレビ局がないと言ったので、
ぼくは台湾には100以上あるよと言いました。
チャンネルが多いから、需要も多くなり、テレビドラマ、トレンディドラマ、
ローカル番組と、いろいろできて、人々の仕事量が増える。
それにその番組は台湾だけでなく、他の国にも売り込むチャンスがあります。
これはケーブルテレビが始まったばかりのときには見えてなかったことです。
ぼくはいいことだと思います。

なじめない時は、できるだけなじめない、と考えないこと。
慣れないのは速すぎるから、変化全体が速すぎるからです。
でも、今までのやり方のまま仕事するのかもしれない。順序とか、形態とか。
あるいは、映画に出れば、本当にいろんな、今まで会ったこともないような、
文化の違う人たち、台湾や、香港や、中国の様々な省から来た人、
時には違う国の人とだって会うでしょう。
次の映画のときには、また全然違う人たちと出会う。
つまり、絶えず知らない人たちと接触するんです。
そう、ぼくは割に人見知りですね。
この人たちはみんな前から映画をやっていたの? 見たことない、
これは慣れないなあ、ちょっと慣れないなと思うんです。

でも、出会わないでいるのはいいことじゃないですよ。
なぜなら、別の角度から見れば、出会うことで違うものを見て、違う感覚を感じて、
そのことで思いがけない収穫があるからです。
で、他の俳優さんを見たり、各部門のスタッフからも
あるコツや、文化の違いの面白さを学べるでしょう。
そういう感覚は実はすごくいいものです。

だから、慣れないでいるときは、できるだけなじめないよと考えないこと。
周りの環境全体が、もうそういう方向に発展してしまっているのだから、
ぼくは、自分が学ばなきゃいけないんだと、できるだけそう考えるしかない。
できるだけ注意力を自分のこの役に集中させて、それから監督と話し合って、
この映画の中で自分は何をしなければならないのかを知ろうとする。
それはつまり、なるべく変わらないで、以前の状態にいようってことでもあるかな(笑)

演技はぼくにとっては、ふりをすることです。
演技というのは、ぼくができる映画製作への参加の方法で、
この仕事を始めたばかりのときは、若くて人生経験がまだ十分でなかったから、
ぼくにできることは、ふりをすることだったんです。
ゆっくりゆっくり、毎年1歳分人生が増えていき(笑)、
少しずつ現場での経験を積んでいくことで、
監督が言うことを参考にしたり、他の俳優さんの違うやり方を観察したりして、
前よりわかるようになってきたけれど、それでもやっぱり、ふりなんです。

ぼくは演劇を学んだことがないので、それは実は重要なことなんですよ。
前は勉強するチャンスがなかっただけです。
その後も勉強しようとは思わなかったんですけどね(笑)
それから、ぼくにはある俳優さんたちのようにいろんな人生経験をしたり、
豊かな想像力を持っているということがありません。
だから、現場でぶつかったことにその場で反応してやることしかできない。
そして、何か面白いことを試そうとします。
もちろん面白くなくちゃだめ。じゃないと、とても苦しいから。
「武侠」の撮影に入ったばかりのときがちょうどそうで、すごく苦しかったです。
どうやってみてもいいと思えないんです。
それでピーターのところに飛んでいって、言ったんですよ。
どうして徐百九を登場させなきゃいけないのかわからない、
この役はまったく必要ないと思うって。  (続く)


   BBS   ネタバレDiary   1:30  


2011年10月21日(金) ビオテルムのチラシ

最新のですよね? 新浪微博で写真を見せてくれています。香港のものらしい。かっこいい。
(おひげあり? ん?)

   


   BBS   ネタバレDiary   21:30


2011年10月20日(木) VOGUE台湾10月号①

「VOGUE台湾」10月号を注文した方にはそろそろみなさん届いた頃だろうと思います。
私のところにもやってきました。
眉にしわよせた写真は見てて肩に力が入るので、何枚もあるとちと疲れますが、
実物を見てみたら、同じ写真なのに、ネットで見てたときより、なんだかいい!
なんだろ。大きさのせいかしら。

ちょうど台湾旅行中の娘たちに頼んで買ってきてもらいました。
お任せしたら、日本のショップでは購入をためらった別冊付きのと、
5種類だと思ったら、もう1つあった! の6番目のがやってきました。

別冊はこんなに大きかったのだ……重い……実に重い……
 
  


しかし、表紙と1枚ぐらい写真かと思いきや、まず、表紙回顧のページに数点コメント付きであり、
   

   
あの懐かしの写真が1点、当然特大サイズであり、
   


さらに、本誌と同じ写真ですが、これも特大サイズになって6ページあり、
記事も本誌と違うのがついていたので、得した! と思ったけれど、今後の保存は難問です。

   


これが6番目の表紙。どれもピンボケですみません。
   

VOGUE、すごい……

さて、本誌の記事の訳ですが、どなたかが振ってくださっていたようですが、
いつもながら、VOGUEの記事って難しい。
意味もとりにくいけれど、わかっても日本語がサマにならない~
修行せねば。

何度かに分けます。



金城武と向き合って

金城武はどんどん肩の力が抜けてきたように感じる。
よく話すようになったし、表情もずっと豊かになった。
デビューして21年、男としての魅力がよりはっきりしてきた。
そんな金城武は、やはり、他に2人といない、金城武である。


ンタビューが終わったとき、彼は不意にこう言った。
ぼくらはみんな、自分がどんな人間か、他人に定義してもらってるみたいだね。
あなたはぼくのことをこういう人間だと思うかもしれないけど、
別の人はああいう人間だと思う。
それぞれの視点から見て、ぼくがどんな人間であるか「定義」する。
だから。
だから、つまり……自由に定義してね。
彼はしかめつらをしてみせた。そしてわははと笑った。

東京の撮影スタジオには、前と同じように、あの、おなじみの金城武がいた。
他の人たちがパソコンを前に写真について意見を闘わせているとき、
彼はその空間を、退屈で仕方ないように行ったり来たりする。
時折、スタッフと一言二言言葉を交わし、
また時折、モニターに映った自分に視線を向ける。
けれど、ただ目を向けただけで、目を向けた先がたまたまそこだったというだけであり、
モニターに映っているその人物には、大して興味がないようだ。

彼は写真嫌いで有名だが、それは撮られるのが下手ということではない。
事実、彼がのろのろと撮影場所に行き、自然にカメラに目を向けると、
ある種の凝集力が空気中に瞬時に形成され、無視できぬ存在感を放つのだ。
彼はただ、撮影ということがあまり好きではないだけなのだ――
現場で「面白い」と感じられなければ。

例えば、先刻の撮影では、ソファーがまっすぐ置かれて、
彼はその左端に座ったり、右端に座ったり、椅子の背に腰かけたりもしたのだが、
突然カメラマンに、ソファーを立ててはどうだろうと言い出した。
そして面白がって、ソファーにすっぽりはまりこんだ。
これはほんのちょっと変えてみただけに見えるかもしれないが、
しかし、撮影に向かう気持ちははっきり変わるのだ。

ぼくはこういう遊びのある写真が割に好きなんです。
後で彼が言った。
その感じというのは演技と同じで、面白いアイディアを思い付くと、楽しんでやれるし、
その後もずっと、楽しくできるんですよ。

午後2時、私たちはスタジオのメイク室にある長テーブルで、
すっかり遅くなってしまった昼食をとりながらインタビューしていた。
これは言わなくてはいけないと思うのだが、金城武のインタビューは
一種、喜びであると同時に、大変気のもめる経験でもある。
インタビューの途中で、おかしくて大笑いしてしまうことがしょっちゅうあるけれども、
その間も絶えず、次はどうやって切り込めるだろうかと、
焦りながら考えているのである。

彼は色々考えているようでもあり、何も考えていないようでもあるということが多い。
ちゃんとした答えを持っているようでも、ないようでもある。
まるでそれは一つの思考の進め方であるかのように、
話しては、自分でそれをひっくり返す。
どんどん質問されて、どう答えていいかわからなくなると、
相手があっけにとられるようなことや、大笑いしてしまうことを言いだす。
果ては、とぼけた答えが返ってきたりもする。
例えば、わざと謎めいた顔つきをして言うのである。
「それは秘密」
あるいは、はっきり「あなたには言わない」と言って、爆笑する。

こんな金城武である。
この世界に入って21年、今でも、ある慣れたパターンに
身を置くことはしないという昔からのやり方で、
問題があれば解決し、今現在のままの自分で対してくる。
人はいつでも彼を理解するわけではないが、
ある種の真実、ある種の、内に潜めた努力をはっきりと感じ取るのである。

Definition、それでは、いかに金城武を定義するのか。
そのとびきりのクールさの下に、私はある善良さを認めた。
彼の欠点は多い。これはやりたくない、あれはしたくない。
だが、自分の決めたことで周りの人を悲しませるかもしれないとわかると、
ためらい、苦しんでしまうのである。

私に見えたのは一種の聡明さだ。
質問に答えるときは、とてもストレートで、またとても遠まわしでもあって、
いつも宇宙のかなたから飛来してきたかのような考えに、人は卓をたたいてほめそやす。
普通と違った論理思考には、一種視覚的なユニークさがある。

私に見えたのは一種の努力だ。
彼の口癖は、「いいんです、自分が怠け者なことはわかっているんです」であるけれど。

さてそこで、金城武をなんと定義するかだ。
今回、私はできるだけインタビューの内容をそのまま再現して、読者にお見せし、
ご自分で定義をしてみていただこうと思うのだ。  (続く)


   BBS   ネタバレDiary   23:00


2011年10月16日(日) 釜山映画祭・「アジア経済」の記事

11日に「面白そう」とつぶやいた韓国サイトの記事を、akimiuさんが翻訳して送ってくれました。
ありがとうございます。経済紙なんですね?
少しだけ整理をして、下に紹介させていただきます。



BIFF 2011 金城武「まだ少しずつ成長中」

第16回釜山国際映画祭第4日、映画「武侠」の上映に先立ち、行われた舞台挨拶で
金城武を見て、大いに戸惑った。
いや、正確に言えば彼の声を聞いてから、だ。
ピーターチャン監督、タン・ウェイと共に舞台に登場した彼の簡単な挨拶の威力は、
それほど強烈だった。
予想外に重みのある低い声は3階規模の大劇場をいっぱいに満たし、
一言ひとこと、重みが加わっていった。
金城武の声は、こんなに印象深かっただろうか。

いや、彼は声が記憶に残る俳優ではなかった。
恋の賞味期限は一万年と言っていた「恋する惑星」の25歳の青年や、
カメラの前で目いっぱい愛らしい表情を見せていた「初恋」での姿は、
見ているだけで思わず笑顔になってしまう美しい男たちだった。
レオン・ライ、アーロン・クォック、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュンら、
四大天王と呼ばれた中華圏のスター達とも違う神秘的な雰囲気が、
どこの国の人間かよくわからないその容貌から漂っていて、
人は声に耳を傾けるひまもなく、それにとらえられてしまったのだ。

しかし、人の耳より、まず目が反応していた男は、
18年の時の流れの中で、声だけで空間を支配することのできる俳優としての重量感を
着実に身につけていた。
恋に傷つきさまよっていた青春は、
戦局を変える「レッドクリフ」の智将、諸葛孔明が似合う年齢になり、
歳月の流れに合わせて演技する喜びを知ることになった。

「デビュー当時は、演技を習ったことがなかったので、何もかもがとても新鮮でした。
与えられた環境の中で、一瞬一瞬、自分で動作を考えて
表現できることが楽しかったんです。
年とともに経験を積み、他の俳優さんの演技を見て、
そこから演技のノウハウや秘訣を学ぶことができました。
若いときはその年代に合う演技をしましたし、
今はまた、今の年齢に合った演技をしなければと思います。
そういうふうに演技を通じて創作を続けていけることが、
たぶん何よりも大きい喜びなんだと思います」

「武侠」では、金城武の、年月がもたらした成熟と、
以前のきれいな面影を同時に見ることができる。
中華圏のスター達が顔をそろえたこの作品は、アクションととユーモアを失わずに、
人間の本質に対し、決して目をそらすことのできない問いを投げかけてくる。
金城武演じる刑事、徐百九は、
「人間と獣は同じだ。善人などいない」と信じていると同時に、
昔、人の善意を信じたことで犯した失敗によるトラウマから、
ノイローゼと強迫観念を抱えて生きる繊細な人物でもある。

が、金城武は、事件を再現しながら徹底的に捜査を進める徐百九を、
無心でかわいらしさのある人物に造型した。
クローズアップの中でも透明感にあふれていた「天使の涙」の何志武のように。
変わらぬ若さの秘訣を聞かれて、「まだ少しずつ成長中です」と答えたように、
金城武の時間は逆に流れているかに見える。
アジア経済 2011.10.12


   BBS   ネタバレDiary    21:00


2011年10月15日(土) 釜山のバーティー●追記

釜山映画祭で行なわれた「武侠」パーティーについて書いた
興味深い記事があります。なんと、あの宣伝係、陸三士さんの筆になるものでした。



ピーター・チャンが見た釜山映画祭
10年に1度の大パーティー


釜山映画祭で記憶に残るのは、たぶん釜山ではなく、映画でもなく、
〝ほろ酔い気分〟だろう。
釜山映画祭が最初に行なわれたのは、今の海雲台地区ではなく、旧市街の方で、
政府の援助は今とは比べ物にならないくらい少なく、
多くを幾つかの大手の映画会社の寄付に頼っていた。

「当時の釜山映画祭は、それこそ毎日飲んで酔っ払っていた」
と酒を飲まないピーター・チャンが言う。
「毎日映画を見て、仕事の話が終わったら、夜は横町の酒場に押し掛けてパーティーをした。
昼もこの人、夜もこの人、しらふのときもこの人、酔っ払ってもこの人、
付き合う相手はいつも同じ彼らなんだから、友達にならないわけがない」

大勢の韓国の監督たちが、ソウルでは会えるとは限らないのに、釜山には続々となだれ込む。
まるで市が開くのを待っていたかのようだ。

ピーター・チャンはあるバーで、韓国のプロデューサー呉姃玩と知り合ったときのことを覚えている。
ゴードン・チャンと許秦豪が彼を紹介して「This is Peter Chan」と言った。
ピーター・チャンはいわゆる〝最初から愛想よくふるまえる〟たちではなく、
ペラペラおしゃべりすることも苦手だったので、礼儀を守ってまず彼女にこう問いかけた。
「韓国ではどの中国映画が割によくヒットしていますか?」

呉姃玩が答えた。「『ラヴソング』です。あの映画の監督をご存じ?」

ピーター・チャンは大笑いして言った。「Peter Chanがそうですよ」

吴姃玩がまた笑い、「陳可辛」の名を韓国語読みで言った。
そしてピーター・チャンは別れを告げるときになって初めて、
吴姃玩がそのとき既に韓国では大物のプロデューサーで、
「スキャンダル」や「情事」など多くの韓国の大ヒット映画は、
みな彼女の手に成るものであること、
また韓国の若い世代の監督たちを発掘して、
姜圭の処女作を始め、彼らのプロデュースも行なっていることを知ったのだった。

1980年代、90年代は、香港の映画製作が一気に勃興し、またすぐに没落した。
吴姃玩は目を丸くして、ピーター・チャンが〝メイド・イン・ホンコン〟の盛衰を語るのに耳を傾けた。
それはわざと大げさに言いたてるのではなく、少なくとも治にいて乱を忘れないということだ
――いかに、当時、新しいうねりによって推し進められる韓国映画がはつらつとした状況にあったとしても。

趣味でも性格でも気が合い、すぐに2人はよいパートナー、よい友人と成り、
一緒に「見鬼」「春逝」「晩娘」など一連の
〝パンアジア合作映画〟のヒット作を手がけ始めた。
その共同作業のスタート地点こそ、釜山だったのだ。
「自国の作品を守ろうとして、もっと強力な保護主義をとったとしても、
ハリウッド映画の猛攻下では、マーケットの縮小は時間の問題に過ぎない。
長い目で見るなら、アジアの力を1つにすれば、あるいは突破口があるかもしれない」

「当時の釜山の印象は、一声かければ大勢がそれにこたえる。
映画のプレミアがあれば、あらゆる監督・俳優がこぞって盛り上げにやってくる。
実に羨ましいし、また懐かしさが湧いてくる。昔の香港もこうだった」
とピーター・チャンは言う。

2001年、ピーター・チャンと吴姃玩らは、香港、韓国、タイの3つの地の監督が
共同して製作する「三更(スリー)」シリーズを開始し、
釜山で〝今年一番面白かった〟と言われたパーティーを開いた。

ホラー映画のパーティーだったが、オープニングはラテンダンスだった。
「その意義なんてのも考えなった。あれの意味は、つまり面白かったということ。
だから今までやって来られたんです」と吴姃玩は振り返る。

「ぼくも、何をやったか、何を話したか、全然覚えていない。
大勢友達がいて、友達がその友達を連れて、旧市街の地味な飲み屋に集まった。
一種言葉にならない、映画人同士の、親密な喜びがあった」ピーター・チャンは語る。

「スリー」の1本目は、ピーター・チャン、金知苦、ノンスィー・ニミブットが先陣を切った。
その後、朴賛郁、三池崇史、フルーツ・チャンにバトンタッチされた。

「3人の監督が3つの物語を撮り、合わせて1本の映画にするという、
やや〝強引〟な創作方法は、実はあまり簡単ではない。
各地の配給会社は自分の国の部分だけほしくて、他の2つのパートはどうでもいい。
だが、我々は全部買えと迫り、全部見ろと観客に迫り、なんとそれが予想外の大ヒットとなったんだ!」

今年、吴姃玩は初めて釜山映画祭で審査委員になり、
ピーター・チャンは自分の作品「武侠」を携えて再び釜山を訪れた
――10月末、「武侠」は韓国で公開される。配給元は、今度もまた吴姃玩率いる「BOM春映画」だ。
彼女は「武侠」のために多額の宣伝費を投下して人を驚かせた。
その中にはもちろん釜山で開かれたこの夜のパーティーも含まれている。

吴姃玩は台上で、「10年前、ピーター・チャンが初めて釜山に来て、
私たちは今でも語り草になるパーティーを持ちました。
10年後、彼は再び釜山を訪れました。
私たちはまた、10年間記憶に残るようなパーティーを開くべきだと思います。
みなさん、楽しんでください!」

パーティーは地下のバーで開かれた。

ソン・ガンホが来た。ピーター・チャンはわざわざ金城武をソン・ガンホに紹介した。
「武侠」のクランクイン前の2週間、金城武は役の感覚をずっとつかめないでいた。
ピーター・チャンは、こう思わず口にした。「ソン・ガンホのようにやってごらん」
そこで、後の〝四川語版コナン〟があるのである。

チ・ジニが来た。ピーター・チャンが歓迎の辞を述べて、台から降りたところ、誰かに抱きかかえられた。
振り返ると、チ・ジニだった。
「如果・愛(ウィンター・ソング)」の「天使」役は、もともと別の中国人スターだったのだが、
撮影開始の3週間前に破談となったのである。
チ・ジニは3日の内に上海に飛び、カメラテストを行なった。
語学の才能が高いとは言えない彼は、中国語の台詞は言わずもがな、
英語でのコミュニケーションさえ難しかった。
だが、死に物狂いで暗記し、全ての台詞のアフレコと歌唱を完成させた。

タン・ウェイと金城武がやってきた。
もちろん、40デシベル以上の声が飛び交う場所だと、
金城武はいつもさっとかわして、真っ先にずらかる。
ところが思いがけなく、人波のなかに、ずっと以前、一緒に仕事をした
インディペンデント作品「ニューヨーク・デイドリーム」の韓国人監督
チン・ウォンスクと出会ったのだ。
10数年ぶりの再会に、以前よりも落ち着きを増した金城武も感動を抑えられなかった。
そして、「ラスト、コーション」と「晩秋」が韓国で驚異的な好成績をあげ、
知名度が急騰したタン・ウェイが最後まで残った。
ここで彼女は愛され、彼女もまたここを愛している。

実に多くの有名無名の映画人がやってきた。その中には10年前の旧友たちもいた。
パーティーには内緒のプログラムがあった。
韓国映画に最も貢献した外国人と韓国人に対し、2つの賞が授与されたのだ。
前者は、韓国に数十年駐在している「ヴァラエティ」誌の記者で、
後者は、韓国のベテランメイクアップアーティストに与えられた。
メイク師は事前にこのことを知らされておらず、余興だと思った。
ピーター・チャンは賞品のカップをソン・ガンホにあずけ、
「韓国人の受賞のカップは、当然、韓国人から手渡したほうがいいよ」と言った。
メイク師はすっかり驚いて台上に上ると、
「私は今日、何しに来るのか本当に知りませんでした。たった今まで知りませんでした。
ただ、ピーター・チャンがどんな人か見に来ただけなんですよ!」
――「陳可辛」の韓国語読みを、ピーター・チャンは聞きとることができた。
吴姃玩がバーで初めて口にしていたからだ。

この10年で、韓国映画は急速に下り坂となり、アジア映画の中心は中国本土に移った。
釜山映画祭は旧市街から、より国際化された海辺へと移された。
バーでのパーティーは徐々に海辺のパーティーにとって代わられる。
外国バイヤーが減ったことで、
韓国の映画人もどんどんソウルから釜山まで行くのを億劫がるようになっている。

最も早く香港から中国大陸に渡ったピーター・チャンは、
「如果・愛」「投名状(ウォーロード)」「武侠」を撮り、
「孫文の義士団」「門徒」をプロデュースし……
あらゆる業界間の仕事を一通り経験して、今も継続している。

2011年はピーター・チャンにとって、悲しみのあった年でもある。
深く愛する母がこの世を去ったのである。
吴姃玩は報に接するとすぐにバンコクに飛んだ。

釜山の話に戻ろう。
ピーター・チャンは、岩井俊二や許秦豪と、
3人共同監督で恋愛映画を撮ろうと約束したことを覚えている。
それはまだ果たされていない。釜山の一番良い時代はもう去ったのだ。

「パーティーが面白いか面白くないか、それは人間が面白いか面白くないかだ。
そして一体ぼくらが何を覚えているかというと、実はパーティーなんかじゃなくて、
その年代に、韓国の作品が生き生きとして、アジア映画全体に確信と活力を与えていたことだ。
みんなが釜山に来て、友人に会って、遊んで、パーティーに参加して、酔っ払って……
ぼくは酒は飲まないし、集まりには出ない、社交も嫌いだが、
あのときは、あの10年に1度の大パーティーを開いて、
次の10年に続けたいと心から思ったんだよ」
陸三士・文 新浪娯楽 2011.10.14


いい裏話ですよね。



追記  9:45

チン・ウォンスク監督もつぶやいています。

http://twitter.com/#!/wonsuk

wonsuk Wonsuk Chin
와우! 여기 부산에서 내 첫영화 주인공였던 금성무를 보게 되었네.
잠깐이었지만, 넘 반가웠다. 12년만에 보게 된건가? 참 묘한 느낌이다. ㅋㅋ

10月9日 » wonsuk Wonsuk Chin
Wow! I got 2 catch up w Takeshi Kaneshiro, the star of my 1st film here in Busan.
I haven't seen him in 12 yrs. Overwhelming. #FB
10月9日


   BBS   ネタバレDiary 1:00


2011年10月11日(火) 釜山「武侠」プレミア●韓国メディアの取材

金城武さん、お誕生日おめでとうございます。
38歳の年に、また、あなたの作品が見られることを期待しています。
充実した、よい1年になりますように。

とりあえず、釜山のプレミアの動画を。
歓声がうれしい。
   
   





韓国メディアの取材記事 22:30

映画祭イベントの後に、韓国メディアの取材を受けたのですね。
なんで、1日でこうも変わるのか???
朝、教えていただき、夕方、別の方にまた他のを教えていただき、
今日はとっても幸せな気持ちに満たされて、お誕生日をひっそりお祝いしました。
ありがとうございました。

ネット中に、日本だけでなく、世界のあちこちで、それぞれにお祝いのメッセージがあふれています。
そのすべてに目を通すことはないでしょうが、みんなの祝福は気となって、
きっと感じ取ってくれるだろうと信じます。

まず、日本語記事。

レコードチャイナ
シネマカフェ

韓国の記事は同じ部屋で次々、順番で取材したのね。
記事の内容が微妙に違うから、合同取材じゃない気がします。
無料の自動翻訳機越しだから、なんとなくだけど、それぞれに面白そうな一節もあったりします。
でも、ほんとうに写真がいいです。

Star News
Sports Seoul

全体に、久しく見なかった武さんの表情と姿な気がして、懐かしい……
(最近はかっこいいけど、ちょっとコワモテが続きましたからね)
特にこれ!  こんな笑顔で~もう何も言えません。
News Nate①

New Nate②
Cine21
Sports World
Yonhap news

同じYonhapに写真3つ。     ←これも笑顔♪

この記事は、写真もいいけど、中身も面白そう。
どなたか、ちゃんとした日本語にしていただけると嬉しいんだけど。 


そして、みなさん、ネタバレ&BBSに熱いメッセージをありがとうございます!
拝読して、私もうれしくなります。


   BBS   ネタバレDiary お祝いメッセージはこちらへ  1:40


2011年10月10日(月) 釜山映画「武侠」イベント、終わる●「武侠」@日本&お誕生日●韓国メディア取材から(写真)

釜山映画祭イベントは無事終了。
記者会見のやや長めの動画を教えていただきました。
他にもオープンイベントの動画や数多くの写真も上がっておりますが、
Dolphinさん、赤壁戦記さんが労をいとわずアップしてくださっていますので、
どうぞご参照ください。

   


新浪網


中国語ニュースサイトにもいくつか記事がありますが、
詳しいことは、韓国語サイトに行かないとだめでしょうね。
で、さぼる。

この動画でも真ん中あたりで金城さんが、答えに非常に困っていますが、
彫刻みたいな美男だと誉められて、
「父はぼくより男前、母は綺麗、自分は母親似」だと言ってます。
本当にバツが悪そうです。

記事によると、
「自分がどんな魅力があるかはわからない。
ただ、好きな事をしているだけ。映画はその役をよく演じることが喜びで、スターになるためではない」
というふうに答えているようです。
ピーター監督については、
「彼は常に変化を求める人、これから監督の作品と一緒に自分も成長していければいいと思う」と。

ドニー・イェンについて聞かれ、
「彼は3つの役割をしていた、ドラマの演技、アクション演技、アクション指導。
この3つの仕事を完璧にこなした」と賞賛、
現在のアクションについては、
「今のアクション映画のアクションはどんどん難しくなってきている、
特に映画技術に発達にともなって、アクションのレベルも上がらざるを得ない」

タン・ウェイは韓国でとても人気があり、この記者会見は20分遅れて始まったのですが、
記者たちからはおとがめなし。
ファン・ビンビンが30分遅れたとき、どちらも前もってアナウンスがあったにもかかわらず、
いろいろ嫌みな質問が出たのとは対照的だと書かれています。

韓国ではピーター・チャン監督も2人に負けず人気があるそうで、
それは「ラヴソング」が韓国の人の心を深くとらえたからだそうです。
記者会見の始まる前には、主題歌が流されていたとか。
タン・ウェイも、以前韓国の留学生たちに会ったとき、この歌を歌ってくれと言われたことがあり、
そのときから、ピーター・チャンといつか仕事ができたらと思っていたのが、
こんなに早くかなったのを喜んでいると語りました。

海辺でもオープンと―クは、その人気を反映して1000人の観客が集まり、
動画で見ても、歓声がわいていましたね。
司会者がファンの質問を代わりに投げかけた中に、日本人のファンによる、
ここのところ日本の映画に出ないのはなぜかというのがあり、
これに対しては、出演を決めるときにどこの国の映画化と言うことは考えていない、
今のところ、合うチームや脚本に出合っていないのだ、という答えでした。

以上、ざざっと。


ところで!!
うろうろしていたら、明日はもう金城武さんのお誕生日ではないですか。
企画も考えないでもなかったけれど、今年もやっぱり、
今年は今年のお祝いメッセージを送ることで、祝福したいと思います。

何よりも待ち望む新作は、まだまだじっくり待たねばならないようですが、
ともあれ、「武侠」を日本の会社が買い付けたというのは確実ということなので、
(freemanofficeのツイッター@9月21日参照)
で、「武侠」の徐百九はとにかく「可愛」なので、少し元気をつけて、お祝いいたしましょう。
泥縄ではございますが、これからネタバレDiaryに場所を作りますので、
みなさま、どうかよろしくお願い致します。



韓国メディア取材から(写真)  22:50

教えていただいた中から、(やっぱりちょっとお顔幅広だけど……でも)とっても可愛い写真です。
公式イベントは、ぺたり、で、中国プロモ行脚(台湾除く)のときみたいでしたけど、
髪はこんなふうに、少しふわっとボリューム出した方がいいですよね。
感じがずいぶん違います。

ここ と ここ
(記事は大したことありません)

韓国Yahooで検索すると、記事がいっぱい出てくるんですが、
どれが読みでがあるんだか、見当つけて開けないので、
でまた、いちいち翻訳機かけなきゃならず、根気が続きません。
早々にリタイアして、いただいてばかりです。


   BBS   ネタバレDiary   13:00


2011年10月09日(日) 釜山映画祭、いよいよ今日登場●更新

釜山は冷え込んで、その中、ファンが席を取るために徹夜しているようです。

韓国の「武侠」のツイッターの場所を教えていただきました。
ここで、逐次中継されるとのこと。

武侠ツイッター@韓国

また、「武侠」韓国サイトのポップアップで生中継が見られるそうです。

武侠公式サイト@韓国

スケジュールは、
11時 記者会見
13時30分~14時15分 オープントーク
6時50分から レッドカーペットおよび舞台挨拶

ここでレッドカーペットあるのね。韓国と日本は時差なし。

今日はこれから出かけてしまうので、追えないけど、
少しでも姿を見られてからだといいな……
ネットが発達して、外国のことでも即時に伝えられるのはいいけど、忙しい……
見逃すと残念感が募る。でも、外に行く時まで端末持って追ったりもしたくないし。

ともあれ、楽しみなイベントではあります♪ドキドキ♪

あ、もうすぐ始まるって、ツイッターで言ってます~

見られた! → http://twitpic.com/6xdl57
ツイッターに次々写真をアップしてくれるようです。アドレスが張られる。
フェイスブックにも。
やっぱり髪短いな。
では、残念ながら行ってきます。

ここだ! ユーストリームで中継中!  http://t.cn/aksvLH?u=1766860857&m=3366535264386182


   BBS   ネタバレDiary 11:05


2011年10月06日(木) 韓国ポスター(武侠)●追記●ヴォーグサイトにアップ

8日プレミアがある釜山映画祭。
韓国版のポスターがアップされています。
ちょっと大きいけどそのまま貼ってしまおう。
韓国のっていつも独特の味がありますよね。
   
    


今日は珍しく忙しい日ですよ。
釜山の映画祭!、今日の開幕式にタン・ウェイと一緒に出席らしい。
でもレッドカーペットはあるかなかったとか、ちらほら微博から情報が出てきます。
韓国語のツイッターじゃないからもどかしいっす。
明日になればわかりますね。


追記  10.8.8:50

レッドカーペットで姿を見られなかった武は、
今日(8日)韓国に行くのだという話もあります。
ということは開幕式はやっぱり出ていなかったのか



VOGUEサイトにアップ 21:50

なんと太っ腹な台湾VOGUE!
写真も全文もキャプションも残らずアップしてくれているとは。
で、撮影は東京だったのか。台湾でひげを剃る前かしら。
だといいなあ。もうヒゲで顔隠してほしくないから。

台湾VOGUE2011年10月号


   BBS   ネタバレDiary  14:50


2011年10月05日(水) 第40回金馬奨ノミネート結果●台湾の広告賞

「武侠」は、

最佳男配角(助演男優賞) ジミー・ウォング
最佳視覺效果 翁國賢, 姜鍾翊
最佳美術設計 ハイ・チョンマン
最佳造型設計 吳里璐
最佳動作設計 ドニー・イェン
最佳音效 Nopawat Likitwong, Traithep Wongpaiboon

でした。
ファンの間でも、失望する人、金馬奨には期待していないから失望しないという人、
今の金馬奨のあり方に台湾人として非常に残念な思いを持つ人と様々ですが、
私はといえば、例年のように冷やかな態度を装いたいのだが、実は静かにイカッております。
あとは金像奨がどういう態度をとるかですね。

一方……



広告界のアカデミー賞

と言われている、こちらは台湾の「4A Yahoo! 創意奨」。
様々な形態の広告がノミネートされておりますが、
それとは別に最佳広告金鶏母芸人というのがあって、
金鶏母とはすなわち、金の卵を産むめんどりということだそうで、なるほど、です。
これを28の広告会社のプロの宣伝マンの公開アンケートで選ばれたのが

1位 金城武(37.9%)
2位 小S (17.2%)
3位 蔡依林 (6.9%)

金城武はめったに台湾のテレビには姿を現わしませんが、
今年は飲料(波蜜)やテレビ(パナソニック)などのCMで、次々に話題を提供し、
特に波蜜ではネットでブームを巻き起こし、いまだに賑わせているとあります。
(例のパロディ動画ですね)
去年は小Sが1位だったそうですが、その小S、同時に行なわれている
ネットユーザー(Yahoo無名小站)の投票では30.9%で1位、
2位が23.2%のショウ・ルオ、3位が蔡依林の9.8%と、
プロのアンケートとはかなり違う結果になっているそうです。
果たして金鶏母は一体誰に?
10月7日~9日の会期で、候補作品の上映および授賞式が行われます。

ちなみに虚構の人物の部ではプロ、一般ともに、セブンイレブンのオープンちゃんが1位だとか。


   BBS   ネタバレDiary    23:10


2011年10月02日(日) VOGUE台湾10月号驚きの表紙攻勢

赤壁さんからVOGUE台湾10月号に金城武表紙、とのお知らせを頂いてサイトに行きましたら、
あら、何だか大変なことに。
以前GQ台湾で2バージョンの表紙というのがありましたが、今回はなんと、5種類!
しかもプラス謎の表紙もあるらしい……
う~~~ん、なんか、すごい……さすがお膝元、台湾と言うべきか。
とりあえずヴォーグサイトの説明です。もちろん、カバーストーリーもあります。
(iPadなら、5種類らくらく見られるそうです)
サイトはこちら(トップにもいます)





ォーグ2011年10月号の表紙をかざる金城武は、
変わらぬかっこよさを保ちつつ、さらに男の魅力が増しています。
これは、彼の6回目の表紙登場です。
5種類の表紙で10月6日、台湾全土の小売ルート――セブンイレブン、誠品、
金石堂、何嘉仁などの従来書店、博客来、定期購読で販売開始されます。
ファッション界挙げて狂喜する5種類の金城武表紙ヴォーグは、
編集部内でそれぞれがいいと思うものを、討論し投票して主張、盛り上がりました。
10月号ではヴォーグ100年精選記事を集めた特集愛蔵版仕様も発行します。
言わば完璧な100年のファッションを味わえるものとなています。
シークレット版の表紙はしばらく秘密ですが、その他の5種類の表紙が、
10月6日以降どこで購入できるかを、とりあえず発表いたします。

表紙1 小売全ルート
表紙2 セブンイレブン、誠品、金石堂ほか一部の書店
表紙3 セブンイレブン、誠品、金石堂ほか一部の書店
表紙4 スペシャル限定版+ヴォーグ100年ファッションクラシック特集 
         セブンイレブン、誠品、金石堂、何嘉仁、博客来などのルート
表紙5 定期購読のみ


   BBS   ネタバレDiary 10:00


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