武ニュースDiary


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2005年08月31日(水) 「Perhaps Love」記者会見おさらい②

ツイ・ハークとチャーリー・ヤンはベネチアに到着したそうで、
今日から映画祭は開幕。
「如果・愛」のPL組は、ジャッキー・チュンがやっぱり行けなくなりましたが、
8日ベネチア到着ということで、ファンもそろそろ忙しくなりそう。(^^)

30日付の羊城晩報(大陸)の記者が、
北京でポストプロダクションに大忙しのピーター・チャンに、
仕事の合間をつかまえてインタビューしていますが、
金城武についての部分だけ抜き書きします。



 金城武は非常に無口な人ですが、
コミュニケーションをとり始めて、難しいことはありましたか?

チャン 正直を言うと、彼はぼくが一番心配していた出演者でした。
彼は話すのが好きじゃない。
ところがぼくは、話すことでコミュニケーションを
深めていくことしかできない監督だ。
彼が話嫌いだと聞いたときは、本当に心配しましたよ。
ところが、なんと、初めて顔を会わせたとき、
彼はたくさん質問を投げかけてきたんです。
撮影中、ぼくたちはずっと論をたたかわせ、
そのことで、彼の役はどんどん完全なものになっていった。
これは予想もしなかったことでした」


以下、ニュースのおさらいの続き。


「如果・愛」の映像、初めて公開される

今年のベネチア映画祭の閉幕作品に決まった中国語映画「如果・愛」の、
ベネチアへの出発を前に盛り上げるイベントが、25日、北京で挙行された。
監督のピーター・チャンは、できたばかりの13分間の予告編をたずさえ、
主演女優のジョウ・シュンと共に出席し、
これまで神秘のとばりに包まれていたミュージカルシーンも、
この予告編によて、初めてその一部が姿を現した。
幸運にも一足早く目にすることのできたマスコミ記者100人余りは、
この映画の風格を一致して肯定的に受け止め、
特にジョウ・シュンと金城武の演技には拍手が湧き起こった。

13分の予告編は、ピーター・チャンが2日前、
香港で編集を終えたばかりの最新版である。
この映画の動く映像としては初めての露出だ。
予告編全体は、3つの歌によって、自然と3つの部分に分かれ、
それぞれ、ジャッキー・チュン、ジョウ・シュン、
金城武とチ・ジニが歌を聞かせている。
チャン監督の話では、予告編に使われた内、2曲は
この映画のためのオリジナルだそうだ。

だが歌よりもさらに人を惹きつけるのは、
ジョウ・シュンとジャッキー・チュンとの〝美女一瞥〟のいくつかのシーンと、
金城武の非凡な魅力を持つ感情表現である。
何人もが口々に、予告編中のジャッキー・チュンの天王級大スターの歌唱力に
改めて感嘆させられたと言い、
金城武はここ数年来、ずば抜けた演技だと言い、
ジョウ・シュンは「ラヴソング」でのマギー・チャンに匹敵する
スター性を発散していると言うのだった。

「如果・愛」は35念ぶりの中国語ミュージカル恋愛大作である。
作中、ピーター・チャンの一貫した恋愛物のスタイルが
ここでも見られるのに加えて、
その絢爛たるミュージカル部分も、当然マスコミが最も期待しているところだ。

昨日公開された13分の映像の中で、ピーター・チャンは、
ある程度抑えつつ、〝劇中劇〟のミュージカルシーンを展開してみせた。
そして、衣裳や道具はもちろん、人物の造型、歌と踊りの振り付けまで、
ことごとくがマスコミの一致した賞賛を得た。

特筆すべきは、いくつかのミュージカルのクライマックスシーンが
すべて集団演技になっていることで、
このことからもインドの名振付師の力がうかがえる。
マスコミに認められたことで、初めて内地で大変な仕事を手がけた
監督のピーター・チャンも、ほっと一息ついたのである。
彼に言わせれば、歌と踊りは映画の中心ではなく、
観客を映画館に呼ぶ、華麗な衣である。
「外側がいいと思えて初めて、
観客は腰を下ろして中身を楽しむことができるのだ」

「如果・愛」は、半月前に、ベネチア映画祭当局によって閉幕作品に選ばれており、
9月10日、ベネチアで世界最初の上映が行なわれる。
しかし、この件については星美メディアもピーター・チャン本人も、
控えめな態度を崩していない。
チャン監督は、この作品が映画祭にまにあうかどうかの
最大の〝敵〟は、時間だと語る。

だが、国際的に重要な映画祭で、開幕作品と閉幕作品の両方に
中国映画が選ばれるという破天荒な事態に、
チャン監督は、この中国文化を知らしめるチャンスを逃すことは
したくないと考えている。
だから、過去2ヵ月間、彼はほとんど不眠不休で、
台湾、北京、香港などの地を行ったり来たりして、
音入れ作業を急いできた。

ただし、チャン監督の話では、ポスプロにはすでに2ヵ月間かけており、
前例のないほど編集に時間のかかった映画だが、
費用と労力をかけたのは、豪華なミュージカル部分ではなく、
主人公達の間の複雑でデリケートな恋愛ドラマの練り直しであり、
4人の俳優の非常に優れた演技は、カットするのが難しかったという。

星美メディアが明かしたところでは、
現在ベネチア映画祭でのプレミアまで、まだ2週間あり、
全体の編集は基本的にできあがっていて、
ベネチア行きのスケジュールも決まっているという。
9月初め、撮影チームのために、会社は盛大な壮行会を準備しており、
また、チームがベネチアに向けて発つ折には、
映画について新しい行動が発表される。
そのときは、ピーター・チャン作品のファンには。
さらに多くの嬉しい驚きがあるだろう。
(Tom.com 2005.8.25)


BBS  1日1回!  23:50


2005年08月30日(火) 「Perhaps Love」記者会見おさらい①

ここ数日に出たニュースの1つですが、
公開前の異例の長編予告編公開であるため、
他に映像が洩れないよう、マスコミも150人だけに限って
記者会見への招待をしたため、この新聞記事のように、
現場に行っていない間接取材の記事も散見されます。
でも、他の記事には出ていない内容も含んでいるのが面白いところ。



「如果・愛 Perhaps Love」、”春の訪れ”

出資会社星美メディアと配給会社の保利博納は、昨日北京で発表会を行い、
初めてマスコミに向け、映画の予告編を上映した。
出席した記者達に電話で話を聞いたところ、
誰もがこの13分にも及ぶ予告編の素晴らしさに賛辞を送った。
そしてこの作品に対し、期待を一層強くしていた。

聞くところでは、昨日公開された予告編には優れた点が多くあったという。
その1つが、全編を3つの歌曲をバックグラウンドミュージックとして用い、
うまくつなぎあわせていること。
3曲は、それぞれジャッキー・チュン、ジョウ・シュン、
そして金城武によって歌われている。
中でもジャッキー・チュンの歌は最も感動的で、わくわくさせるものであり、
現場の少なからぬ記者たちから、
「天王はその名に恥じない、いくら年が経っても力が衰えない」
と感嘆の声が洩れていた。

その2は、主演者達の演技が非常に素晴らしいことだ。
映画の中のジョウ・シュンの、クラシックな装いと感情のこもった演技には、
「ラヴソング」のマギー・チャンの、あの奥ゆかしさがあると
感じた記者が多かった。
また金城武も、まさに監督ピーター・チャンが以前言ったとおり、
初めて映画の中で、役柄ではない彼自身の性格の輝きが、完璧に現れ出ている。

その3。チャン監督が巨額を積んで招いたインドの名振り付け師は、
間違いなく〝豪華版〟だ。
大がかりな群舞シーンを見ると、思わず足が動き始め、
一緒に踊りたくなってしまう。

昨夜、ピーター・チャンに電話取材をしたところ、
映画全編の編集は終わったばかりで、2カ月あまりかかったという。
この仕事を始めて以来、最も編集に時間がかかった作品だそうだ。
今年のベネチア映画祭の閉幕作品として招かれる「如果・愛」は、
9月10日、ベネチアで世界プレミアを行い、
今年のクリスマスシーズンに、内地をはじめとする全アジアで同時公開となる。
(大河報 2005.8.26)


別の記事には12月23日公開とありました。

もう1本。



「如果・愛」の映像公開さる

昨日午後、監督のピーター・チャンと主演女優のジョウ・シュンが
正月シーズンの大作「如果・愛」の、世界初の予告編公開行事に出席した。
13分間にも及ぶ映像は、ドラマ部分とミュージカル部分に分かれている。
映画は1940年代、そして90年代から現代までの、2つの愛を描くもの。
映画の後半は1995年から2005年までで、ちょうど「ラヴソング」が
1985年から1995年までを描いたのにつながることになる――
この符合には、チャン監督も初めて気がついたという。
図らずも2つの愛の時代史となった。(中略)

ジョウ・シュン、金城武と抱き合いキスをする

予告編は13分、ドラマとミュージカルの2つの部分から成る。
物語は、3人の男女のラブストーリーで、
金城武とジョウ・シュンは幼馴染の恋人役。
2人が雪の降る中、抱き合い口づけするシーンは、30秒近くにも及ぶ。
ピーター・チャンは、このシーンでの金城武の演技を口を極めて絶賛した。

「このシーンは一番最初に撮るシーンだったし、
作品中、2人の感情が最も苦しく辛いシーンでもあった。
私は金城武が芝居に素早く入り込むことができるか、ずっと心配だった。
結果は、1回でOK。カットなしで、歩いてきて抱き合い、
涙を流すまで一気呵成だった」
(この次の部分は内容にかなりかかわってくるので、割愛)

ミュージカル部分の手法は「シカゴ」に似る

監督によると、作品中、ミュージカル部分の比重は全体の30%で、約40分、
全編の長さは110分。
予告編のミュージカル部分で、記者はジョウ・シュン、金城武、
ジャッキー・チュンが歌い踊るのを見ただけでなく、
チ・ジニの中国語の歌も聞こえた。
歌の主要部分はジャッキー・チュンが担っている。
彼が大雨の中で歌う「男は嫉妬するもの」という歌は、
オペラの雰囲気いっぱいだ。
金城武とジョウ・シュンの歌は主にフォークソング的味わいがある。

ある記者が、映画のダンス部分がハリウッドミュージカル
「シカゴ」に似ていると言うと、
監督は、「私の撮影方法は、まずあるミュージカルシーンを撮影し、
また別のミュージカルシーンを撮って、ストーリーを語っていき、
それから編集するというもの。
後になって、「シカゴ」の撮影方法と大変似ていることを知った」
と語った。

チ・ジニの役名はモンタイチー

韓国俳優のチ・ジニの出番は多くはないが、
毎回違ったかっこうで登場する。
あるときはシルクハットの男、あるときは記者、あるときは喫茶店のボーイ。
ピーター・チャン監督はこう説明する。
「彼の役は蒙太奇(モンタイチー)という名で、
フランス語で剪接(編集)の意味だ。
実際には、彼はあちこちで、人が自身の人生の舞台で切り捨ててきた
人々や記憶を捜し求める。
また別のときには、そういう人々や記憶の存在を人に教えてやる」
この役は主にナレーションのような働きをすると、監督は考えている。

「如果・愛」はすでに映画審査局に送られ、現在審査結果待ちである。
(後略)
(南方都市報 2005.8.26)


蒙太奇とフランス語との関係については、わかりませんでした。
直接映画に関係ない部分、また、内容に少し詳しく入る部分は、
私自身、情報を少なく抑えたいので、省略をします。

また、ここでは金城武の歌と踊りも見たとありますが、
台湾の星報では――



ーター・チャン監督のミュージカル映画「如果・愛」が
初めて予告編を公開した。
金城武のダンスシーンは依然として秘密にされている。
この予告編ではジョウ・シュン、ジャッキー・チュン、
さらには客演のチ・ジニの歌と踊りまで見られるが、
ただ1人、主演男優の金城武の踊る姿だけは見られない!
(27日の記事から抜書き)


ダンスについては、他の記事でもちらりと出ておりましたが、
次回に……。



BBS  1日1回!  23:40


2005年08月29日(月) 武、プロモに努力中? & ホウ・シャオシエンの分析

ようやくニュースに目を通し終わりましたが、
25日の記者会見については、みなさん、もう内容をご存知だと思うので、
まず、昨日あたりの記事を先に、それから、記録のために、
古い記事をいくつかアップしていきます。


金城武、水の都でレッドカーペットを踏む

各種人気投票でいつもトップの座に着く金城武は、
主演のロマンティック映画「如果・愛 Perhaps Love」での姿が公開された。
ここ数日、金城武は映画のために、積極的にいくつもの写真撮影や
インタビューといったプロモーションをこなしている。
この映画は9月10日、ベネチア映画祭の閉幕時に上映されるが、
映画会社は、200万香港ドル以上をかけて、レッドカーペットを盛り上げるそうだ。
ただ、監督のピーター・チャンは、
「ベネチアで上映するのは完成版ではない。
ポストプロダクションが間に合わないから」と言っている。

全力でポストプロダクションを急いでいるピーター・チャンは、こう語る。
「私はやっとできあがったばかりなのに、
オープニング作品「七剣」のツイ・ハークは、まもなく飛行機に乗るところだ。
こちらは編集がようやく終わり、ポストプロダクションはまだ。
だから、ベネチアで見てもらうのは、
比較的、これまでの香港映画に近いものになる。
その後2ヶ月をかけてポスプロが済んだときは、
ずいぶん違うふうになるだろう」

「如果・愛(ルーグォアイ)」の撮影を終えてから、
金城武は少なからぬオファーを断っている。
マンガ「ブラック・ジャック」映画版の話さえ、全然目鼻がついていない。
彼は「LOVERS」でカンヌに行き、注目を大いに集めたが、
続くベネチアでも、国際マスメディアの寵児となることは間違いない。
最近は、ハリウッドからもしばしば声がかかっている。
(民生報 2005.8.28)

会場の右手にあった このポスター(?)、素敵でしたね~。


台湾の新聞で金馬奨に、組織委員会がアン・リー、金城武ら、
国際的な台湾の映画人の出席を強く望んでいるとの話がでていますが、
その話題と一緒に、やはり民生報に、
台湾の映画監督ホウ・シャオシエンがペ・ヨンジュンについて聞かれたと、
ちょっとおかしい&面白い話が出ていました。そこだけ抜き書き。
(何で話がつながるかというと、台湾の映画界の現状について、
台湾にはスターが少ないと、その前に出ているので)。


督のホウ・シャオシエンは、
韓流ブームのペ・ヨンジュンについて質問されたが、
風邪を引き込んでいたホウ監督は「北野武(ベイイェウー)」と聞き間違え、
「最近、いつ北野武が台湾に来た?」と聞き返した。
ペ・ヨンジュンのことだとわかって、監督は言った。
「彼は好みのタイプじゃない」
続けて、ぺ現象をこう分析した。
「魅力というのはもちろん、スター自身から来るだけではなく、
ドラマの役柄の成功という面が強い。
テレビドラマはスターを育てる最良の方法だ。
中年女性は彼を、自分の若いときの初恋の相手のように、
また、今は自分の息子のように思う。
(民生報 2005.8.29)

どうなんでしょう?
これは韓国以外のドラマにも言えることかしら?



BBS  1日1回!  22:50


2005年08月23日(火) 記者会見?(Perhaps Love)

ゲストルームでレインボーママさんがお知らせしてくださったm(_ _)m
「如果・愛」の"ベネチア・スケジュール"。
流れていってしまいますので、こちらに書かせていただきます。

朝鮮日報より。

9月6日 中国で記者会見(監督&主演者)
9月8日 ベネチア入り

今日のりんご日報にも、チ・ジニの事務所の話として、
同じ内容が出ていました。
先の話と思っていましたら、もうすぐなんですね。


BBS  1日1回!   8:40


2005年08月22日(月) ベネチア映画祭への出席

アン・リーの映画がベネチア映画祭(8月31日~9月10日)と、
トロント映画祭(9月8日~17日)の両方にノミネートされたため、
監督や俳優の出席が大変だという話と一緒に、
「Perhaps Love 如果・愛」の話も載っていました。
その部分だけ抜書き。

(前略)
い、ベネチア映画祭のクロージング・フィルム「如果・愛」の方は、
主演の金城武、ジョウ・シュンとも、ベネチアに行くことが確定している。
ただ、ジャッキー・チュンは欠席となるかもしれない。
というのも、香港ディズニーランドの開幕イベントへの出席が
先に決まっていたからだ。
(中略)
ピーター・チャン側によると、
ジャッキーは香港ディズニーランドのイメージキャラクターであり、
そのオープンが9月12日、プロモ活動は10日から始まるので、
10日のベネチアの閉幕には出席できないだろう、
が、ジャッキーは、なおスケジュール調整に努力中だという。

「如果・愛」はベネチア映画祭で世界プレミアとなる。
最新のスチールの中でも、金城武とジョウ・シュンの雪の中での愛の語らい、
ステージで歌い踊る金髪のジョウ・シュンのシーンは、魅力いっぱいだ。
台湾での配給権は中環がすでに獲得しており、12月公開の予定。
自由電子報 2005.8.20)

ベネチアには現れそうですね。(^^)
そして最新スチールって!?



BBS  1日1回!  7:50


2005年08月19日(金) あるBBSから

大陸の掲示板に、紹介されていた書き込みがあります。
元はある大学(多分台湾の)の掲示板。
それに、ある意見へのレスとして載ったものらしいのですが、
金城武のデビュー時から知っているという人で、
だから、当時の雰囲気が、芸能誌紙に書かれているのとまた違った、
ほぼ同年代のファンの目から書かれているので、
興味深くて孫引きします。


**********

けど、彼はやっぱり日本人。
>きっと自分でも自分のことを日本人だと思っているでしょう。

それがそんなに大事なこと?
彼の父親は日本人だもの、
彼がもし自分を日本人と考えているとしても、
それを間違いと言える?

>それに、みんなも知ってるでしょう、
>彼が人気が出たのは日本に行ってからですよ。
>その前はジミー・リンと軍隊映画に出てました。
>ジミー・リンが主役で、彼はほんの脇役。
>そのとき、ジミー・リンは髪を刈らないでよかったけど、
>金城武は刈らなくちゃならなかった。ま、それでもかっこよかったけどね。
>彼自身、刈りたくなかったかどうかは知らないけど、
>でも、そのころ、金城武は台湾では全然人気がなかったよ!

こういう言い方はすごく狭い見方だよね!
金城武は16歳で最初のCM、キーウィードリンクのCMに出た。
私はそのとき、中3だったけど、すぐ彼に目をつけた。
彼はこういう飲料のCMによく出ていたから、
高1のときに、黒松沙士のCMで、また見ました。(微風広場に資料館がある)
それから華視の8時のドラマ「草地状元」にも出てます
(高校生役でとてもかわいかったよ)。
私が高3のころ、やっとCDを出すようになったんです。

こんなに長いこと彼のことを見てきたんですよ。
あのころ、彼はニッキー・ウー、スー・ヨウポン、
ジミー・リンと一緒に四小天王と呼ばれていました。
彼は、哈日ブームのせいで台湾で取り上げられるようになったんでは
絶対ないですよ。
高校のクラスメートの間での評判は、4人の中では彼が一番良かった。
なぜかというと、ジミー・リンは良くない噂が多すぎたし
(耳にしたのはみんなすごく本当っぽかった)、
当時の小虎隊は、今のF4と同じように、嫌いな人がとても多かったから
(ただし、F4ほどあれこれは言われてなかったけど)。

その後、当時の台湾のアイドル歌手は、歌はどれもあまり売れなかったから、
演技の方に行って(四小天王全員そうなった)、
朱延平のくだらない映画にも出たし(ほんとに小武は気の毒)。
後に彼が出演したウォン・カーウァイの映画(「恋する惑星」)が日本でヒットして、
日本人の血を引いてることもあって、
順調に日本で活躍するようになったんです。
もし、彼が内心、自分を日本人だと思っているに違いないと考える人がいるなら、
それは台湾の芸能界の環境のせい。
もし自分なら、やっぱり戻りたいと思わないもの。

数日前、小武を見ました。本当に久しぶりに!
長いこと会ってなかった親友に出あったような感じでした。


BBS  BBSキリ番の説明up  1日1回!  12:45


2005年08月17日(水) ソーホーの金城武(1997)

3回も続いたブラック・ジャック記事とは全然関係ありません。
少し前に台湾「プレミア」の、「ニューヨーク・デイドリーム」撮影中に
行なわれたインタビューをご紹介しましたが、
これも、その頃行なわれた雑誌の取材です。
いただきものの写真(雑誌から)と記事です。m(_ _)m
いつか訳してみようと思ってそのままになっていたので。


金城武 7月 ニューヨークのうららかな日差し
――ニューヨークでの日々は幸せとしか言いようがない、と彼は言った


ソーホーに滞在中の金城武は、本当に明るい!
初めての欧米映画だが、どんな環境でもなじむ彼には、
緊張が全然見られない。
タケによると、アメリカの映画撮影は気楽なほうで、
時間も割にはっきりしているし、朝早く出かけて夕方に帰るという、
学生時代よりもっと規則正しい生活を送っているという。
暇があれば、セントラルパークに行って日光浴をしたり、
買い食いをしたりしてもいい。

「本当に満足してます」
彼は、「幸せ」の2文字でしか言い表せないと言った。
「猫を抱いたり、日光浴したり、
こんなことできるの、どのくらいぶりかなあ」

話がミラ・ソルヴィーノとの共演のことに及ぶ。
タケはプレッシャーを感じていない。
「彼女はとてもきれいだよ!」
そして美人なだけでなく、ものすごく仕事熱心だと言う。
「スターなのに、あらかじめ脚本を読み込んできて、
感情も正確につかんでいる。
カメラには必ず、少しのミスも無く撮るよう要求する」
だから、撮影は非常に順調に進んでいる。

タケは、劇中では今回もかっこいい青年の役で、演技面では何の問題も無い。
ただ、何日か経ち、自分が明らかに太ったのがわかった。
マネジャーは目を光らせる始めている。
「多分、よく寝て、ほんとに普通の生活をしているからだと思う。
大丈夫、あっちに帰ってメチャクチャに忙しくなれば、
すぐ痩せて元にもどるから」

今回、ニューヨークに撮影に来たことで、
タケは留学にも興味も持つようになった。
「こんなふうに毎日12時間、1週間に5日だけ仕事すればいいなら、
絶対イヤになんかなったりしないよ!」
それに、ローラーブレードを練習してうまくなったことは、
学生時代を思い出させ、最高に気分がいい。

現在、タケはますます国際的になり、国外でも知られるようになって、
サインを求められたりもする。
アジアからはマスコミが大挙して取材に訪れる。
「ニューヨーク・デイドリーム」の後は、
ウォン・カーウァイの「北京の夏」の撮影を続けることになるだろう。
今回の作品は、彼の声価をさらに高めると予想される。
(「color」1997年の号)

    


BBS  1日1回!  23:50


2005年08月16日(火) 「ブラック・ジャック」フーロンは?

またまた「ブラック・ジャック」。
フーロンのコメントが報じられました。


ンガの神様、手塚治虫の息子である手塚真は、
「ブラック・ジャック」の実写版を撮影することになっているが、
ブラック・ジャック役に金城武を指名、
だが金城武のマネジャー張漢菁は、
今のところ、手塚真からは接触は何もない、
もし本当にオファーがあるとしても、
まず監督と脚本を見てから決定することになる、と述べた。

手塚真は日本では「映像の魔術師」と呼ばれているが、
このほどマンガ博覧会のため、わざわざ台湾を訪れた。
彼が12歳のとき、父、治虫の「ブラック・ジャック」が発表されている。
30年後、彼はこのマンガの古典を映画化する。
「ブラック・ジャック」劇場版は東森映画チャンネルで放映される。

テレビ版だけでなく、この作品の映画の実写版を手塚は考えている。
手塚の考えるブラック・ジャックは、聡明で優しい人間だ。
聡明な人は普通、人に冷たい感じを与えるものだが、
ブラック・ジャックの優しさは、
いつも患者との交流の中に余すところなく表現されていると、手塚は言う。

そのような特質を備えているのは、どんな俳優だろう?
手塚の答えは「金城武」だ。
金城武の気質はブラック・ジャックにそっくりだから、
彼が演じたらぴったりだというのだ。
一番重要なのは、手塚はこの役が無国籍である事を望んでいて、
それには金城武が最良のキャスティングだということだ。
(聯合報 2005.8.15)

これでは、去年の7月に出たニュースと同じ運びで、
進展は何もないかのように見えます。
唯一の違いは、手塚真本人が明言したということです。



BBS  1日1回!  0:30


2005年08月14日(日) 「ブラック・ジャック」続き

マンガ博に出席の手塚真は、マンガファンの大歓迎を受けているようですが、
昨日のブラック・ジャック話、
今日になって出てきたほかの新聞記事、それに海外サイトでの英訳など
読み比べて、結局こういうことかな?
香港のりんご日報が一番わかりやすく、矛盾がないかと思いました。
その記事から、関係部分だけ抜書きします。

(前略)

ラック・ジャック」は最近再びテレビ・アニメ化され、
年末には劇場版も公開される。
手塚治虫の息子、手塚真は実写版製作も計画中だ。
彼は台日ハーフのハンサムな金城武をブラック・ジャック役に指名した。
手塚は、台湾で開催中のマンガ大博覧会に招かれて出席、サイン会を行なった。(中略)
一昨日、台湾到着後マスコミの取材を受け、
「今、『ブラック・ジャック』の映画化を、私のプロデュースで予定しています。
主人公であるブラック・ジャック役は、
私としては台湾の金城武にやってもらいたいと思っています」
と語った。

手塚は金城武を非常に気に入っており、
ブラック・ジャック役は彼をおいて他にはないと考えている。
「金城武は日本人によく知られているし、
そうでありながら、また無国籍な特質も備えていて、
私が抱いている、ブラック・ジャック役のイメージにぴったりです」
(中略)
手塚はまた、劇場版アニメの準備中で、
今年12月、日本で公開されることになっている。(後略)
(りんご日報 2005.8.14)

すでに放映のテレビシリーズのアニメ、
オフィシャルのブログで明かされたばかりの、12月公開の劇場版アニメ、
そして実写版の話がごちゃごちゃして、他のニュースではどうもよくわからなかったし、
海外サイトでは、テレビドラマで実写をやるというように翻訳されていたり、
12月の映画というのがアニメを指すのか実写のことなのか、
混乱していたりでしたが、こういうことですね。

真氏は、テレビシリーズのプロモに行き、
その席で、12月に劇場版を封切る最新のニュースも披露し、
さらに、実写版劇場映画を構想中であることを明かして、
金城武へのラブコールを公にした――ということのようです。
ああ、落ち着いた。

そして、金城武側に接触しているのかどうかはわからないが、
この話は、やっぱり「鎖定」であり、他の記事では「打算(そうするつもり)」であり、
また別の記事では「心目中(そう考えている)」段階だということもわかりました。

実際、実現するとしても、
実写化における数々の困難とか出来栄えとか考えると、ハラハラしますが、
それでも、このような原作に、作者の実子から、彼しかない、と言われるのは、
ファンとしてもちょっと気分がいいのです♪



BBS  1日1回!  11:20


2005年08月13日(土) 「ブラック・ジャック」の話・再び

「ブラック・ジャック」スクリーンに。
手塚真、主役に金城武をと。


マンガファンが長いこと待っていた手塚真が、ついに台湾にやってきた!
13日、マンガ博覧会に出席しサイン会を行なう。
12日、最初のインタビューを、東森新聞台で行なった。
このインタビューで、手塚真は、自分のテレビ作品
「ブラック・ジャック」について語りつくすと同時に、
「ブラック・ジャック」の主役は台湾の芸能人である金城武に
もう決めている、と予告した。

有名な「ブラック・ジャック」のプロデューサー、手塚真は、
日本の国宝級漫画家であった手塚治虫の息子である。
1961年、東京生まれ。
最も有名な仕事が、父親の作品「ブラック・ジャック」を
人気テレビアニメ化したことだ。
この原作マンガは台湾日本、両国で大変人気があるが、
これは父・治虫がすぐれた医学博士でもあったため、
作中の手術場面の描写が非常に優れていたことによる、と手塚真は語る。

現在、「ブラック・ジャック」は、彼のプロデュースで
映画化されることになっており、
今年12月に東森総合台で放映されることが決まっている。
またブラック・ジャックの役については、
手塚真は、台湾の金城武に決めている。
金城武が日本人によく知られていること、
けれどもまた国境を感じさせない特質を持っていることが、
考えているキャスティングにぴったり合うからだと彼は語った。

実際、金城武をよくよく見れば、
確かにブラック・ジャックにすごく良く似たところがある。
放映時は、ブラック・ジャックファンは、決して見逃さないように。
(東森新聞報 2005.8.13)


ブラック・ジャックの実写版に金城武が出るというニュースは、
去年、1度出たことがありましたが、その後音沙汰なく、
数ある噂の1つだと思っていたところ、またまたその名が登場。

しかし、今回は12月に日本で封切られる劇場版アニメの話であって、
「主演男優」という言葉を使っているけれど、声優のことなのかな?
よくわかりません。

それと、「決めている」という訳語は、「鎖定」にあてたんですが、
これは確定とは違うんですよね。
だから、オファーする側が、こういう方向で行こう!と決めたということで、
正式決定ではない。
このニュースを受けた香港のサイトでも、
鎖定とは確定のこと? 受諾したってこと? という書き込みがあり、
続けて他の人も、いつもそういう噂に踊らされてがっかりしてるとコメントしています。

しかし、少なくとも、手塚真の考えの中に金城武があることだけは
はっきりしたということですね。



BBS  1日1回!  17:00


2005年08月07日(日) 雑誌から

台湾と中国の雑誌記事(現物は未見)に載った話2題。
1つ目は台湾の記事です。


番キスしたいのはニコール・キッドマンと金城武の唇!
雑誌「儂儂Bell」8月号では「一番キスしたいのは誰の唇?」という
アンケート調査を行なっている。
その結果、ニコール・キッドマンと金城武が栄誉の座を獲得、
超人気の台湾ナンバーワンモデル林志玲と
西洋のセクシーな恋人ブラッド・ピット、
アンジェリーナ・ジョリーを降した。

(キッドマンの項省略)

男性のほうでは、永遠の夢の恋人金城武がトップとなった。
その理由は他でもない、そのメランコリックでミステリアスな持ち味に、
内気そうな微笑みが加わると、
女性は誰でも頭がおかしくなってしまうからだ。
また、デカダンな雰囲気で多くの大人の女性を魅了する
トニー・レオンが第2位の座に就いた。
「世界史上最もセクシーな男性」に選ばれたことのあるブラッド・ピットだが、
おそらくスキャンダルが響いたのだろう、3位にとどまった」
(星報 2005.8.6)

*************

次に、大陸の女性雑誌「優雅」8月号は、「女性ホルモンが男を殺そうとする」と題し、
今日、男性が女性化し、いわゆる男らしい筋肉たくましい男よりも、
女性的な男性が好かれるようになっている現象について書いています。
長いので、初めの部分は、要旨だけをご紹介。


記事によると、世界的に、1990年代前半には、すでに
都会男性の女性化傾向が既に明らかだったといいます。
伝統的な審美観が引っくり返され、
女性はどんどん女性的な男をこのむようになっているようだと。

実は、こういう傾向は古にもあり、フランスのルイ15世の時代には、
男がおしろいをふりかけたかつらをしたり、花を襟に飾ったり、
羽飾りの帽子を被ったり、その他女性の好む装いをよくした。
けれど、これは一種の〝畸形〟的現象で、一時的な特殊なもので、
また、主に服飾の面での女性化でしただったが、
今日の女性化は、男性の骨格の面まで浸透しているといいます。

特に、かつて高倉健のような男性が人気だった日本で、その傾向は著しく、
雑誌「an an」の一番好きな男性スター投票ではトップの木村拓哉以下、
10位までが、そのような見た目きれいな男ばかり。

、日本で最もブームなのは〝ジャニーズ・タイプの男〟で、
すなわち、ジャニーズ事務所所属の木村拓哉、滝沢秀明、堂本光一ら、
すべすべした痩せ型の美男である。
果ては、日本で大人気の韓国スターまでも、好まれるのは
厚化粧でなよやかなきれいさの女性化したペ・ヨンジュンであり、
しゃっきりとしたチャン・ドンゴンではない。
かつての剛健な高倉健型の男は、日本では、
もはやとっくに受け入れられなくなっているのである」

以下、筆者が以前は男らしい男が好きだったこと、
寡黙で厳しく、情にあつく、女性は頼り、守ってもらいたいと思う、
そんな高倉健のファンだったこと、
そして、次の項に金城武の名が出てきます。

かし、歳月は私を成長させた。少女の涙はいつも美しい。
が、大人の女の涙は厄介なだけ。
知らず知らず、私たちは自分で自分を縛っている。
結婚し、母となって初めて、本来、自分たちは
思っていたよりずっと強く勇敢になれることに気がつくのだ。
本当に包容力があり、柔軟であり、深く愛する力を持っているのは、
まさしく我々女性のほうであることに気がつくのである。
それで、男性に対しての依頼心は弱くなり、自信が深まる。

そこで、もう一度高倉健を振り返ってみると、
彼はあまりに自分を作っており、一日中、ひきつった顔で少しも笑わない。
疲れることだ。(中略)

これと反対に、今は、ある、たおやかな男達の方がもっと私を動かす。
例えば中国人なら金城武、それに
映画「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディのような。

彼らの共通の特徴は、端正で、憂いがあり、痩せて、
一種のもろさの美があることだ。
このような男性は往々にしてデリケートで感じやすい。
女性にとって暮らしの中で頼れる相手ではないかもしれないが、
彼らの特質であるたおやかさのおかげで、
女性は親近感と同一感をより抱きやすい。
彼らが女性にかける情は、高みからの保護ではなく、
分かち合うタイプのものだ。
彼らは、女性の弱さは、自分自身も同じように持っているかも
しれないということを、よく承知しているからだ。

いつも思い出すのは、エイドリアン・ブロディが
オスカーの最優秀男優賞を受賞したとき、スピーチでこう言ったことだ。
「アメリカの対イラク攻撃は、また1つの戦争の始まりです」……
こう口を開くや、その目から涙があふれ出た。
時を同じくして、同じく戦争に反対するショーン・ペンは
5万ドルの私財を投じて、ニューヨーク・タイムズの1ページに
反戦の意見広告を掲載した。
私は、ショーン・ペンには頭が下がる。
が、感動と心の痛みはエイドリアン・ブロディのほうがより強い。

苦しい感情と成長の痛みを経験してのち、
私は自分を甘やかしてはならないと早くにわかるようになっていたし、
またどんな保護ももう必要としなくなっていた。
だから、尊重され理解されること、また互いにわかちあえることに
安心を覚えるようになっていたのである。
これらのなよやかな気質を持つ男たちは、私に
互いに重んじあうことによる心の慰めを与えてくれたのだ」

以下略。というのもサイトではここまでしか読めないので。


BBS  1日1回!  0:50


2005年08月04日(木) 世界に羽ばたく(?)「如果・愛」

月29日、ベネチア映画祭の公式サイトにおいて、
星美メディア出資・製作の映画「如果・愛 Perhaps Love」が
閉幕作品となることが正式に発表された。(中略)

ピーター・チャンの最新作「如果・愛」は、星美メディアが出資、製作、
さらに中国内地での配給を請け負う作品である。
この、まだ編集が完成していないミュージカルラブロマンスの大作は、
すでに世界の各大手映画祭、および国内外の配給会社の注目を集めている。
ベネチア映画祭は1つの始まりに過ぎず、
トロント映画祭、釜山映画祭、東京映画祭からも
次々に出品の要請が来ている。

オスカーには参戦するのだろうか? 
星美メディアの責任者は、この作品のプロデューサーはハリウッドの
最優秀作品賞を獲得した「ミリオンダラー・ベイビー」のプロデューサーであり、
アカデミー各賞への参加条件は基本的にすべて満たしているので、
その可能性は残しておきたいと語る。

この他、海外マーケットでも良い成績をあげており、
5月のカンヌ映画祭では、多くの海外業者も気に入り、
わずか3分のプロモフィルムで400万米ドルの
アジア地域での発行による収益が保証された。
ベネチア映画祭では閉幕作品として、
当然、より多くの世界の映画会社の注目を呼ぶことだろう。(後略)
(成報 2005.8.4)



BBS  1日1回!  9:15


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