ノーエの日記

2005年06月30日(木) 帰ってきました。

さすがに、南はお暑うございました。

鹿児島は指宿に泊まって、指宿スカイラインから、九州自動車道を熊本まで上がるツアー・コース。
(ツアーだったら断ったのに~と間際になって行くの止めよかどうしよか…と言ったら、キャンセル料がバカにならなかったので、結局行きました。)

せめて宮崎県なら、ハマグリ碁石で有名なので、宿泊先で囲碁を一局…なんて事もありそうなんですけどね。
そういうのもナシでした。

途中、屋久杉の工芸品のお店で、屋久杉の御香とか、色々な土産物がたくさん売られておりまして、こんなに加工して、大丈夫なのか?とちょっと心配になりました。
何でも、樹齢千年以上じゃないと「屋久杉」とは呼ばないんだそうで、(樹齢999年未満の木はただの「屋久島の杉」なんだそうです。)
一応、嵐とかで倒れた木を使用しているそうなので、無理やり切り倒してるのではないそうです。

屋久杉の香りのよさと、美しさに、屋久杉の碁盤ってないのかなぁ?とふと思ったんですが、(ええ、ただ、千年の時間を生き抜いた碁盤の前で、佐為と同じ時間を生きてたのかぁ…と、思いっきり浸りたいだけなんです。)でも、もしあっても、かなり高価な碁盤になりそう。

もう一つ印象的だったのは、知覧特攻平和会館。

夏になれば毎年、終戦記念日にちなんで、「戦争について、平和について考えましょう」という番組など多く放映、報道されますが、そういう、画面の向こうの話ではなく、60年の昔の話でなく、『ああ、また戦争の悲惨さの話か…』といって、流してしまうようなお話ではなく。

今にも目の前に現れそうな、若い特攻兵達の写真や、遺書、遺品などの「生きていた証」に触れられる場所であり、衝撃的でした。

過去に、高校の文化祭で「原爆の写真展」なるものを見た時、5分で気分が悪くなって、へたり込んでしまった人間なので、広島の原爆ドームなんて、1分も持たないだろうと、未だ近づいた事さえないのですが、この知覧特攻平和会館は機会があれば、是非もう一度行きたいと思いました。
鹿児島へ行く機会のある方は、幕末の英雄西郷隆盛にちなんだ場所を巡るのも素敵ですが、是非知覧へも。

(しかし、西郷さん、お亡くなりになる直前、一人、作戦会議から離れて、碁を打っていたのだとか。歴史の英雄の囲碁にまつわるエピソードも色々知りたいと思った瞬間でした。)

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2005年06月28日(火) 高尾新本因坊誕生。

新高尾本因坊誕生、おめでとうございます♪

高尾本因坊のファンの皆様、今日は美味しいお酒を飲めますね~。

栩っくんファンとしては、なんだかまだちょっとぼ~っとしてるかも(?)ですけど(笑)、実は今回の本因坊戦の棋譜、いくらちゃんと見ようと思っても頭の中に入ってくれません。(爆)

いつも番碁の棋譜を見るのも解説とか読みながらで、何となく、「へぇ~、そうなんだ~。」という感じでいくらかでも、理解出来たような気分くらいには浸れるのですが、今回どうしてだか、全然頭の中に入って来てなかったりします。

第一局の時、体調悪くして、全然棋譜が見られなかった所為もあったんですけど、なんだか今回の本因坊戦、不思議と体調が崩れてました…。
(偶然にしちゃ、あまりにあまりな感じです…。)

一応、棋譜の解説が載ってる雑誌などは手元にありますし、最終局も含めて、またこれからでる記事などもあわせて、もう一度並べてみようと思ってます。
(板にも心強い解説がありますし♪感謝です♪)

今回の本因坊戦、勝っても負けても、打ち終わった後の高尾さんと栩っくんの表情がとても明るくて素敵でした。
負ければ悔しいハズなのに、栩っくんの表情になぜかほっとさせられましたですよ。

でも、な~~んでこんなに栩っくんのファンになってるんでしょう?ってふと我に返ってしまいました。
気がついたら、ス~~~ゴク好きになってましたって感じです。(笑)

おかしいなぁ…。他にも好きな棋士は一杯いて、ちょっと前まではそんなに栩っくんだけ特別大好きってつもりはなかったんですけど…。

不思議な感じです。

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というわで、管理人は傷心旅行に行ってまいります。(嘘です。^^)
傷心というのは嘘ですが、ちょっと南へ下ってきます。
レスは明後日の夕方以降になりますので、よろしくお願いします。

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2005年06月25日(土) 今度は夕日バックで、海岸でかけっこをお願いします。

山田規三生八段の大ファンでいらっしゃる、ちょび様のブログ「ごごのつぶやき」に本因坊戦第4局の大阪解説会のレポートがありました。
そこにあった一文に、目が釘付けになり、許可をいただいて、引用です。

以下はそのままの抜粋。

禄子さんが第2局、鳥取に自分も行ってたんだけど、対局翌日、栩くんとタカオと毎日新聞の担当者2人の4人で、鳥取砂丘に観光に行ったらしい、と話してました。

「砂丘の丘になってるところで、張栩さんと高尾さんがかけっこをして、張栩さんが負けまいと必死に走ってたらしいですよ」

「碁に負けたから、せめてそこで勝とうとして?そんなことしてるから第3局負けちゃったんじゃない。」

覚先生って、案外ぴりっとキツイこともいうタイプなんですよね。

「はは。でもホントに二人は仲いいんですね。でも二人で何話てるんだろ?」

禄子さんもこのあたり本音っぽい感じでした。


覚九段の解説生で聞きたかったよ~。本当にコレは覚九段でしかいえない覚節だわ~~~~ってかそれよりも!

あの、鳥取砂丘で???
丘(傾斜)になってるところで?
二人でかけっこ??
しかも、栩っくんが、必至に砂丘を走る姿ですと???

いやぁ…まだ対局残ってる最中にこの『絵』ですよ。
な~に二人で青春やってんだか!って、突っ込むこっちが照れちゃいます。


少し昔の話。
私がまだ、ヒカ碁も碁の世界にも気付かなかった頃、羽根、高尾、山下が3羽ガラスと呼ばれていて、その少し後から追いかけるようにして栩っくんが入ってきて、四天王と呼ばれ初めた頃があって。
そんな経緯を知ったのは、四天王の山下が棋聖位を奪取せんとその手を伸ばした頃。

囲碁界の世代交代がやんや騒がれはじめて、あれよあれよという間に、栩っくんが囲碁界のTOPに踊りでて、今じゃ国内5冠、世界棋戦2冠の第一人者。
その栩っくんの前に、満を持して登場したのが、同じ四天王として、期待されていた実力者であり、研究仲間である高尾。

しかも、これがここ3~4年の話で、二人ともまだ20代で、結婚したばかりって………。

どこで放送してる青春ドラマですか??って感じです。

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2005年06月24日(金) 乱戦。

メール碁モドキの対局が現在進行中。
とりあえず打ちたいところを打ってたら、死活が超不得意であるのにも関わらず、とんでもない乱戦に突入。…orz

でも、以前の自分なら石を助けにいって、絶対ボコられにいってるな…とか、周りの状況を冷静に見られずに、石を守りに言って、逆に絞られにいってたな…と、今の自分より、更に下手だった自分が見えるようになって、そういうのが、チョビッとだけ嬉しい♪
(勝ち星は……なんですけど、イインです。笑)

でも、石の捨て方とか捨石と種石の判断の仕方が正確かどうかは大いに疑問。(自爆!)
オマケに模様なのか実利なのか狙いが一定しないのも、バランスが悪くて致命的。
でもどう打つのがバランスのいい打ち方なのかなんて、分かりません。(どちゅ~~~~ん!!)

とにかく疑問だらけ。

頭の中も乱戦です。

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オールインの原作本読み始める前後くらいから、管理人の頭のなかでグルグルしている「日本の囲碁の世界棋戦での現状」について、一応の答が出ました。
(あんまり底辺の隅っこで、うんうん唸って知恵熱出しそうな哀れな永久初心者に、神の哀れみでお告げが下されたような気分。笑)

月刊碁ワールド7月号 特別座談会『ここが違う!?日本と世界の碁』という記事で、小林光一、王銘琬、石田章(敬称略)の3方が座談会で色々語っておられました。

なんか……良かった~。

アマが必至になって声を上げてるのに、プロの側からハッキリした説明や、考えやリアクションというのが、わからなくて、ナーバスになってたんですけど、プロがその事を考えてないわけないでしょって事で、ちょっと安心。

うん。ちょっと安心なだけで、問題は山積。
日本棋院が動かないとどうにもならない事はあまりにも多いような感じです。
アマにも何かできることは一杯ありそうですけど…。

とにかく、コレでしばらく、グルグルの一つから開放されました。
うちの天然CPUの処理能力ってダメダメだから。(笑)



2005年06月23日(木) お流石です!佃先生。

碁界エクスプレス、トークの壷コーナーに佃亜紀子四段登場です!わ~い!どんどんぱーふ~ぱーふ~♪

先週の予告からとっても楽しみにしてました♪
今年3月13日に将棋棋士 伊奈祐介五段と結婚されたばかりの佃四段。新婚ほやほやだろうと色々質問しても、「ふつーの同居人のように…」とのろけ話は出てきませんでした。

で、質問のテーマがいつもパネルに2つほど出るんですが、まず一番初めのパネルを開いて、大爆笑!

「芸人魂仕込中!」
そうきたか!
やっぱり、大阪の嫁が東男と結婚したら、やっぱりそれが一番最初の仕事になるのね!!(違っ)
伊奈五段が「突込み」とか、「落ち」とか、「返し」がうまくなったら奥さんの内助の功(?)という事で。(笑)

ああ、やっぱり、佃先生の司会、トークは囲碁普及になくてはならない存在です。
特に関西の人間にとっては、これほどの『芸人魂』の入った“腕”(話術)がどれほど小気味いいことか。
今後のご活躍にもさらに期待です。

まだ見てない方、視聴可能の方はぜひ番組をどうぞ。(再放送が金曜日朝7時、土曜日1時からあります。)

普通に料理の話をしてるのに、な~んでこんなに笑えますかね。
楽しかったです。



2005年06月22日(水) 落ち着け、私。(笑)

え~。一矢報いてくれた本因坊戦の余韻にまだ浸っております。(笑)

昨日、ざっと週刊碁に目を通して、井山くんと黄くんのこと書きましたが、ゆっくり隅々まで読んだら、すご~い。(笑)
週刊碁の記者の方も押さえどころをキチンとご存知なのか、楽しい記事がいっぱいでした。

先に井山VS内田院生の検討の内容についての小林覚九段の講評が、「井山くん相手にこんな風に打つなんて…」と内田院生を大絶賛してるのとは対照的に、李沂修くんと黄翊祖くんの対局の講評はちょっと辛口。

…うん。…このアタリの微妙な心理に管理人は色々想像膨らませて楽しんでしまいます。(覚九段のこういうハッキリした事を仰るとこ、大好きです!)

で、新人王戦での井山対村川の写真ですが、どう見ても村川くん(後ろ姿ですが。)の方がお兄さんに見えまする。(笑)
井山くん、華奢すぎ~。

黄翊祖くんの方が、井山くんより一年くらい入段が早いような気がしてたんですが、コレが2002年度組みで同期だったんですね。
しかも、二人とも「アイツだけには負けたくない」とハッキリ意識しあってると言及されてました。

うわぁ…。熱いなぁ…。
その二人が、中野杯U20で決勝戦。新人王戦で準決勝戦で直接対局だなんて。
この記事見た途端、他の先輩やら同期やらの金秀俊、蘇耀国、瀬戸、三谷、大橋その他の名前がみんな吹っ飛んで、井山裕太VS黄翊祖の構図が、しっかり、クッキリ、はっきり、インプットされてしまいました。
(山×張の次は井×黄かぁ…&内田もいるし~。^^)

それと、加藤先生の追悼記事に曺薫鉉先生が…。
オールインを読み終えたところなので、ちょっと感慨ヒトシオです。(T-T)
11月一杯まで故人を偲ぶ展示がされるそうで、是非見に行きたいと思ってます。去年、11月16日の記念イベントで最後に加藤先生のお姿を拝見したその日と同じ頃に、行けたらいいなぁ…。

それと、待ってました!近鉄囲碁まつり!!!
今年は将棋まつりに先立って囲碁まつりが先行。
近鉄百貨店 阿倍野店で 8月6日(土)~10日(水)の5日間(!!どえ~っ!!一日増えてますけどっ!)
完全制覇は…と、とりあえず、目指しますっ!(へたれていそうだケド…。…ってか、仕事だろう…。)

日本棋院 関西総本部 HP
http://www3.ocn.ne.jp/~osakaigo/

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2005年06月21日(火) きゃあv×3(本因坊戦と今週の週刊碁)

今回の本因坊戦って、ずっと体調崩してて、対局の棋譜だって、まともに見られないし、『ちゃんと応援できないよ~!』と思いつつ。今日は仕事が手につかず……。(しかも、体調最悪。)

「ちゃんと栩っくんが、思うとおりに打ち切って、勝ってくれますように。」ってどれだけ願ったか知れやしません。
帰ってきて、パソに電源入れるのも億劫で、対局結果を見るのがこれほど怖いと思ったのは初めて。
でも…。

勝ってた~~~っ!!

栩っくん、勝ってたよ~~~っ。(T人T)
嬉しい!もう一局、また見られる!嬉しいよ~~。

それと、外出できなくて買うのが遅れていた週刊碁、仕事帰りにようやくゲットできたのですが、表紙見たとたん、嬉しくて、駅の売店だったら、店員の人に退かれたと思うほど、顔が緩みました。
本当に、「きゃあ~っ!」と声を出してしまいそうなくらい、嬉しかったですわ。

井山くんと、黄翊祖くんが中野杯U20で決勝戦進出です!二人の大きな写真に、ドキドキしてしまったじゃないですか。(ちなみに、黄翊祖くんは写真映り本当に良くないです。(爆)ホンモノの方が写真の3倍はカッコいいです。)

小林覚九段が講評を買って出てくださったとの事で、井山くんと内田院生くんの対局を解説して下さってたのも嬉しかったぁ♪
院生時代と、入段してからの成長のスピードは違うと言われていますが、内田院生君が入段したあかつきには、どれほど強くなるか、分かりません。
日本の囲碁界の将来だって、相等充実してるじゃないですか!(ワクワク。)

しかし、井山くんと黄翊祖くん。
新人王戦といい中野杯といい、二人のどちらが勝つかも楽しみですが、それよりも、中野杯の上位5人に中国合宿のご褒美が今回もあるんでしょうか?
ならば是非とも、黄翊祖くんは去年の雪辱を。井山くんは、去年三星杯のあと韓国の囲碁合宿で14勝2杯と勝ち越したいう実績がありますが、中国でどんな成績を収めてくれるのかがとっても、とっても楽しみです♪

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2005年06月18日(土) ドキドキの新人王戦。

本日のNHKBS2「囲碁ジャーナル」で村川二段(関西棋院)と井山四段(関西総本部)の対局の結果がありました。結果、井山四段の勝利。(とりあえず、嬉しい。ほっとしました。)

久保秀夫五段と蘇耀国七段の対局を残して、金秀俊七段、黄翊祖四段、井山四段と三人がベスト4入り。
(次、井山くんの対局相手は黄翊祖四段です~♪@@;)

もともと、この新人王戦トーナメントに並んだ名前全部が、凄い期待を背負ってるキラキラ、ピッカピッカの新星たちばかりなので、この四人以外の方の、名前が出てきていたとしても、ちっとも不思議じゃないし、それはそれで、嬉しかったと思うんです。(←気が多いですから~。核爆!)

井山くんがどれだけ強くて期待されている棋士であるかという点は、「others」の囲碁まつりレポートの中で書いていますが(管理人は井山くんの情報から相対的になんとな~く、若手棋士の実力を想像してます。)、まだまだこれから伸びるだろう、若い同世代の棋士達が、高いレベルで、凌ぎをけずっているというのが、嬉しいんですよね。

(ホント…ワクワクするなぁ~。^^)

最初、最年少組みの、井山くん(16歳になったばかり)と村川二段(14歳)の関西勢どうしがいきなり当たるなんてもったいな~い……と思ったのですが、早いか遅いかで、今後何度もこの組合せで打つことになるわけですし。

それぞれが他の東京勢の誰かと当たったら、二人とも負けてたかも知れないし~って事で、村川二段、是非次の機会に頑張ってください!(ガンバレ♪関西棋院!!)

そして、碁界エクスプレスで、横内猛さんが本因坊戦の第3局に触れて、今回の高尾さんの『厚みの碁』について、他のたくさんの棋士達がとても深い感銘を受けているらしいと報告されていました。
厚みの働きを生かす碁を、大勝負の場でも打てる余裕を持つ高尾さんが、すばらしいとのこと。
『高尾の碁』旋風が囲碁界に吹きつつあるのでしょうか?

あんまり横内さんが感動しながら話してくださってるものですから、私の中で一気に高尾さんの男前が上がってしまいました。(爆)
あんなにおっとりした感じなのに、凄い男気がなければ打てない碁なのですね。惚れ惚れ~。

でも、このまま、土俵を割るなんてことは、張栩本因坊はしないと思いますのでと言ってくださったのも嬉しかったですぅ!(大好きだ、横内さん。笑)
…という訳で、月曜日の北海道の対局、楽しみです~♪

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2005年06月15日(水) 「フル&リミテッド」or「実験アニメ&TVアニメ」

チョッと乱暴な区別になってしまうのですがご容赦…。

アニメには「フルアニメ」と「リミテッドアニメ」という言葉がありまして、どう違うかというと、ディズニーアニメのような映像が、「フルアニメ」。
ジャパニメーションといわれるTVアニメのような作品が「リミテッドアニメ」というと(かなり乱暴ですが)イメージがハッキリするかも知れません。
(詳しい事はこちらでどうぞ。)

厳密に言うと、手法、技術の違いであって、本質的には同じものなんですけど、それとは別に、他にもアニメの区別の仕方(?)で「実験アニメ」と「商業アニメ」というのがあります。(あんまり好きな言葉じゃありません。)

たとえば「話の話」とか「岸辺のふたり」とか「おんぼろフィルム」とかの映像作家(彼らはしばしばアーティストと呼ばれる。)の作る作品と、ディズニーやジャパニメーション作品(その作り手は、クリエーターとかアニメーターと呼ばれる。)といった具合にです。

で、本質的に同じアニメであるはずの、それぞれ異なるアニメを楽しむ事が出来るのはいいのですが、コレを全部同じ土俵に上げて、どれが良い作品かを競わせると、かなり無茶な話になります。
良い作品でも商業的に成功しないとか、商業的に成功してても、それが他より優れてる証明でもなかったりする事もあるわけで。

下の10日の日記で「韓国の碁に勝っていいのか?」という疑問はそれと似た感じで頭の中で今重なり中……(パニック)

テレビ囲碁アジア選手権戦で栩っくんが李昌鎬に勝ったそうです。
(だから、高尾さんが調子良すぎるんだってば!本因坊戦はっ)
依田先生も、昨日、中国の古力七段を破って、今 韓国、趙漢乗と対局中。
(昨日の依田先生の棋譜見て、パニック起してしまいました。わかんないよ~ってか、怖いよ~。なんなの~あの太っ腹な捨石~~~っ!滝涙。)



2005年06月11日(土) 今週の碁界エクスプレス♪

囲碁・将棋チャンネルの「碁界エクスプレス」でいつも楽しみにしてるコーナー「トークの壷」に黄翊祖四段が登場。
黄翊祖四段も、蘇耀国七段とかと並んで、もういつタイトル戦に絡んでもおかしくないくらいの若手実力者ってこともあって、日本棋院のHPなどで、お顔を拝見したりしてはいたのですが、ひょっとして、写真映りがあまり良くないの?(笑)と思うくらい、動いて話す黄翊祖四段のあまりのハンサムさにちょっと驚きました。

なんでも身長が180cmで、小顔とインタヴュアーの武重さおりさんが、「モデルさんみたい。」と紹介。
椅子に座った絵が伊東大斜丸さんとそれほど高さが変わらなかったので、きっと足が長いんですね。(^^)
本当にモデルさんできそうです。清涼飲料系のコマーシャルに引っ張り出されてもいいような。(笑)

台湾出身ということで、先輩に当たる栩っくんの話が出るかなぁ?とワクワクしてたら、インタヴューの中には出てこなくてちょっとガッカリ。でも、思い出の一局が、やっぱり栩っくんとの公式戦での対局でした。
インタヴュアーの質問に「張栩先生と自分との実力の差がどれだけあるのか知りたかった。」(ヒカ碁ファンなら聞き覚えのある台詞)とのお答え。
結果、どれくらい差があるのかは、まだ分からないとのことでした。
終始ニコニコ笑顔で物柔らかな好青年。楽しみです。

その後の「アラカルト」のコーナーでは小山栄美女流名人位の就位式でのスピーチのシーンが。
途中、加藤先生の急逝に触れて、涙ぐむシーンでもらい泣きしてしまいました。
梅沢先生はとっても明るくて「姉妹弟子ですからね、いつか姉妹対決をしましょう。」と嬉しそうにコメントされてたのが印象的。

上智大学ソフィア会のHPでも、就位式の時のことが出ていました。今年の暮れには「小山満鶴」(こやま・みつる)と改名されるのだそうです。
更に上を目指して期するものがおありなのだと。
頑張ってください!(加藤門下、皆がんばって~♪)

上智大学ソフィア会のHPアドレス
        ↓
ttp://www.sophiakai.gr.jp/frontline/0205frontline-koyama.html



2005年06月10日(金) オールイン(下巻)購入。

発売が予定より遅れていたオールインの下巻をやっと購入しました。
まだ読みきってないので全体の感想は後になりますが、上巻を読み終えたいま、ちょっと頭の中がグルグルしてます。
韓国の囲碁と日本の囲碁の違いとか、国際棋戦で対韓国に日本が勝つという意味(勝っていいのか?みたいな疑問。)とか、本とは別に、呉清源先生が「日本の囲碁は進歩していない」発言の意味とか、囲碁に対するイメージの違い(国民性も含めて)とか、?マークが乱立状態です。

とにかく韓国棋士を取り巻く環境というのが、この本で何となく輪郭が分かったかな?という感じで、私的にはとても面白い本です。(上巻最後から下巻序盤はアメリカ、ラスベガスに舞台が移ってるので、囲碁はしばらく出て来そうもないのですが…。)

で、妄想がやはり暴走状態。
随分前の話ですけど、掲示板のレスで韓国棋士のSSを書いたら流血沙汰になっちゃって、健全でなくなるからUP出来ないって話になったんですけど、想像だけで描いた話があながちない話でもないなと思いました。

それから、アキラと高永夏が互いに棋界から追放するのしないので大喧嘩(殴り合いならまだ救いがあるの。二人とも頭いいから凄い頭脳戦展開で陰険だったらありゃしない……。)する夢を見たのも、へたすりゃアリの世界だなと。
(絶対UP出来ない…アキラが人非人で高永夏がゴロツキみたいな話なんて……。汗っ)

日本の囲碁の芸道、棋道 VS 韓国の囲碁はより勝負師、勝負事というイメージが強くなったような感じです。
確かに勝負事には違いないし、単純に勝てば嬉しい、負ければ悔しいのミーハーファンでしかない人間なんで、どっちがどうというのも判断のしようがないのですけど、なんか『日本の囲碁』ってなんなのよ~~~???誰か説明してちょうだいって叫びたい気分です。



2005年06月09日(木) 結城九段、碁聖戦挑戦権獲得!と本因坊戦?!

羽根棋聖の強さを見せつけられると思ったら、逆転で結城九段が挑戦権獲得でした。(おめでとうございま~す。)
うわぁ~。
依田碁聖と結城九段だよ~。想像するだに迫力の二人だわ。(将棋みたいに、お二人ともお着物だと凄いかも~。)

しかし、高尾八段絶好調ですね~。もともと四天王の中で無冠な事のほうがおかしいくらいの方なので、特別驚いたりはしていませんが、この展開は正直言ってちょっと悔しい。(笑)
同じ手堅い棋風でもゆうびんやさんとは相性がいい感じだったのに、高尾八段は打ちにくそうです。(というか、高尾八段は本当にノビノビやりたい放題な感じです。見ていて気持ちいいくらい。)

ま、3連敗の後4連勝もってのもありなわけでして。(栩っくんのお師匠様、林名誉天元も3連敗後4連勝した事あるそうです。)
結果はともかく、栩っくんと高尾八段が盤を挟んで対峙する姿を一局でも多く見たいというのが本音です。



2005年06月08日(水) 本因坊戦第3局

始ってました…。

野暮用で召集されて、本因坊戦が今日からだったと気付いたのは今です。(一日勘違いしてましたっ!汗ッ)

また高尾さんが封じ手ですね。

ドキドキする…。



2005年06月06日(月) 『VS』。

『VS』という雑誌の表紙が松坂(西武)だったので、ちょっと手にしてみました。
目次に「松坂大輔×岩隈久志」と書いてあったので、即購入。
『入団当初、先輩格に当たる黒木(ロッテ)の投球に注目してみていたが同世代の好敵手が欲しかった』とか、
2004年6月29日の初対決のことを振り返って

――マウンド上の松坂の表情が、やけに楽しげに見えた。
『楽しいというか…投げていて面白かったんです試合が。0-0でゲームが進行していく。それを客観的に見ている自分がいて。自分が投げているからかも知れないけど、クマが投げているのをベンチで見ながら、コレは面白いゲームだなって。(略)負けるかもしれないという不安は、いつも全然ないです。というか、勝敗というのはあんまり考えていない。最終的には自分が勝てるだろうとか思ってるかもしれないですけど』

…てな具合で、松坂が岩隈について色々語ってまして、二人が好きな管理人にとっては色々思うところあって楽しかったです。

それに見っけモノだったのが、『谷川浩司×羽生善治「盤上の対話」』の記事。
内藤九段の「本当の天才というのはすずしいよね。」という言葉の紹介とともに書かれていた記事ですが、対局以外の日常の付き合いはないという、この天才二人のストイックな関係に痺れました。

『互いに、相手の考えてる事が分かる。こう考えました、返答いかん?盤上で二人は思想をぶつけ合う。正解がその場で判明するとは限らない。(略)十数年、こういう関係のなかで対峙してきた二人にとって、盤を離れてさらに交わす言葉などないはずである。語るべきことはもう十二分、盤上で尽くしてきたわけであるから。』

「ヒカルとアキラ」というより「佐為と塔矢行洋」という感じです。塔矢行洋が佐為を待つ姿を思い浮かべて切なくなった記事でした。

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2005年06月03日(金) はい、もう動きません。



やはり、無茶はしてはいけないようです。
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やる気は出てきたんだけどなぁ…。

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あ、コレだけ追加。

え~ガノタ(エセですが笑)の血が騒ぐというか、ちょっとかんべんしてもらって、Zガンダムの興行ランキングの数字があまりに凄いので、嬉しいから乗っけさせてもらいまあす。
           ↓
ttp://blog.livedoor.jp/akiman7/archives/23693973.html

一週目でこれで、更に殆どのブログで、リピーター宣言を発見。
それに、今は込んでるからと第一波がおさまってからと第二派予備軍も結構見かけます。
現時点で既に初日から何回も見たという猛者(一回飲みにに行くお小遣いで、Zを3回られるのなら、そのほうが身になるとか。笑)もいて、この後どれだけ数字が伸びるか分かりません。
それに、ネットやら口コミの宣伝も効果絶大で、何と言っても真性ガノタ宣伝部長(Gackt)が本腰入れて宣伝してくださってますんで、全く今後の2部、3部がどんな展開になるのか目眩がしそうです。
(上映館数、期間も延びる可能性はどう普通に考えてもありかと思われます。)

つまり。

「交渉人 真下正義」
21日間×上映館数309館=動員 186万8200人

一日一館で 288人が見てます。

「ミリオンダラー・ベイビー」
2日間×上映館数264館=動員 13万2000人

一日一館で 250人が見てます。

「機動戦士Zガンダム~星を継ぐ者」
2日間×上映館数83館=動員 11万6500人

一日一館で 701人が見てます。

何処から湧いてくるんだろう…このZガンダムファン。
上映館数少なすぎ!そりゃ、長蛇の列になっても仕方ないだろう。
上映館、増やしませんか?松竹!

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2005年06月01日(水) 富野監督はバケモノか?~「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」

はたまた年をとらない吸血鬼か?よくまあ、コレだけ20年という時間の埃と角質を剥がしてくれたものだわよ。
「御大崇拝なんて気持ち悪い」ってのはあるけど、ぶっちゃけ「いつまでも、も、ガノタに“御大、御大”って言わせてるんじゃない!」ってちょっと思っちゃいました。(エラそ~。でも、ガノタだって単に面白いアニメ作ってホシ~だけなんです。)

「アニメ史上に残る作品です」とご自身が言っちゃうところが凄くて、そこまで言うか~とは思ったんだけど、はい、仰るとおり。
本気でモノを創る人間の心意気というか、心栄えというか、アニメでドラマを作ろうとして、ダテにスポンサーと喧嘩腰で作品作ってきたわけでじゃないって改めて思い知らされました。

ヒカ碁サイトの管理人として、とってもにやけたのが、ロザミア&ギャプラン登場のシーン。
ギャプランのカッコよさってのは前評判で聞いていたので、さすがって感じだったんですけど、ロザミアの声が浅川 悠さん(三谷くん役)なんです。
もう、ロザミアめちゃくちゃ美人でカッコよくて、浅川さんの声にドキドキしました。(何で???笑)

しかし、100名ほど入ることのできる会場は殆ど2~30代の男の人ばっかりで、女の人は彼氏に付き合わされたであろう女性3名と、小学生の子供を(おそらく)口実につれてきたであろう人と、どう見てもSEED世代だろうと思われる女性5人組と管理人という一割しかいませんでした。
(勇気を出して(爆)友人を誘いましたが、『ガンダムは見ない!』とふられました。皆、健全な社会人なんだからっ!もうっ!ヒカ碁に嵌らなきゃ、アニメオタの世界なんかに戻らなかったんだ、私もョ~。笑)

しかし、案の定リーマンとムクツケきオジサンたちばかりのガンダムの聖地と化した劇場の中で、二十年前の感覚のなかにタイムスリップさせられたような感じでとってもほっとしたなぁ…。(いや、ふつーはしない…ってか、出来ないって!)
若い連中は劇場の雰囲気に引いたに違いないと思うわ。
本当に妙な空間でした。
(お前が言うな!とお叱りを受けそうですが。)

TVに下るのを待つのもいいですが、劇場に行って見ておけば良かったってことにならないように、往年のガンダムファンは覚悟してくださいね~。(ガンダムファンはここへは来ないけど…。苦笑)


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