ノーエの日記

2005年04月29日(金) ちちんぷいぷい。

「ちちんぷいぷい」っておまじないの言葉のようですが、これ、立派なテレビ番組のタイトルです。(笑)

MBS毎日放送で月曜から金曜の夕方にニュースと情報バラエティという分野に入るんでしょうけど、東京からのゲストがおいでになるたびに、「のんびりした」と評される近所の井戸端会議のような番組です。

時間の都合上、休みの日しか見ることが出来ないのですが、この番組のレギュラーの一人、石田英司さんという方の時事問題の扱い方、切り口が非常に面白くて、見られる時は楽しみなのです。

幾つか大きな事件が続いてる中で、関西の幼児殴打事件について、『少年と殺人マニュアル本』というテーマで、犯人の少年が取り入れていたという情報源に注目して扱われました。
少年が読んでいたという、米国の軍人が持っている知識を纏めた本が紹介されて、心臓が凍るような気分になったのですが、石田氏に言わせると、その本が引金を引かせたわけではなく、問題の根源にはネット環境という事が大きく響いているのではないかと警告されていました。
(ここでその内容について触れるのも嫌な内容なので詳しくは書きませんが。)

Win95で急速にネット環境が整い始めてから10年。
今の十代の子供は物心ついた時からネットツールでのコミュニケーションを行っているわけで、バーチャルな世界での“人間関係”を繰り返し、そのことがどんな影響を与えているか。
結論は話されませんでしたが、(石田さんの説明が進まないほど、パネラーのツッコミ、脱線が多くて本当に近所の井戸端会議状態。笑)その中で紹介された“書籍”が興味深かったので、読んでみようかと思っています。

『「ケータイ・ネット人間」の精神分析』714円(税込) 小此木啓吾 著 (朝日文庫)

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「ぷいぷい」の続き。

同じ番組の中で、JRの話も出ていて、その時に角さん(司会者)が、「人間は誰しも間違うものと考えている」という話から、間違わないように訓練するのは当然だけれども、間違った時にどうするかの教育、訓練をする必要があるという話になりました。

なんでも、歌舞伎には「まちがい稽古」というのがあるらしく、舞台で間違った時にどうするかという事を予め想定して稽古をするそうです。(へぇ〜って感じです。)

そこでパネラーの坂東英二さん(字、あってるかな?元中日の投手のあの方です。^^;)が、野球は必ずエラーすると考えて、球をエラーした時に、いかに被害を少なくするか(相手に得点や機会を与えないようにするか)ということを考えて、ベースカバーの練習をする。(投手が、一塁、本塁のベースカバーに走ったりするやつです。)

…そういえば、ソフトボールをやってた時、そういう練習やってたなぁ…とちょっと懐かしい事を思い出しました。
ボールの軌跡を追いながら、自分がいかに動くべきかを、全てのポジションにいる人間がキチンと考える事!と叩き込まれました。
右に飛ぶ、左に飛ぶ、ランナーがいる、いないなど、全てが相対的な影響を受けあって、行動に影響をうけるハズで、それに個々が責任を持つってやつです。

つまるところ、安全管理の意識というのは、イレギュラーを想定し、それをいかにカバーするかを考え、どう動くかを机上だけでなく、行動に移して初めて成立するのであって、現場で実践した事のない人間が、考えた事もなかった、とか、憶測や推測で原因をあげつらって言い訳するという行動や精神とは、全く正反対のものだというのを改めて実感しました。



2005年04月28日(木) 甲子園の演出家達。

家が阪神ファンなもので、自然当然、阪神の試合を見る機会が多いのですが、なんなんでしょうね?甲子園のあのファンの一体感の凄さは。

矢野捕手の逆転ヒット、追加点のツーランで大活躍されて、ヒーローインタヴューは矢野だろうっていうのは、誰もが期待していたとは思いますが、お立ち台に上がる前から、甲子園全体での矢野コール。

これは水島野球マンガでしか見られないような、風景だなぁ…と、阪神ファンって言うのは、盛り上げ方をとことん知ってると感心しました。

…と何でいきなりこんな事書いてるかって、話題の井山くんのこと、ネットでどんな風に書かれてるのか知りたくて検索してたら、なんと井山くんは今はなき近鉄バファローズと阪神タイガースの大ファンなのだそうです。

パンダネットの会員さんへのプレゼントで、虎吉(トラキチ)の棋士の寄せ書き扇子というのがあって、さすが浪花っ子と思うような棋士の方々のお名前が…vv。

http://www.pandanet.co.jp/misc/2003-10-15/origenal_s_pre.htm

なんだか微笑ましいです。^^

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趙治勲新十段誕生ですね!


治勲先生、おめでとうございます!
正直なところ、王先生の5連覇達成かと思っておりましたよ。(すみません。)

う〜ん。
加藤先生の追悼番組で、加藤先生がグランドスラム(棋聖タイトル奪還)を狙っていたという話が出た後で「もっと頑張らないと…」と呟くようにおっしゃってたのが凄く印象的だったのを思い出してしまいました。

今年に入ってからの治勲先生は、何か眠ってた獅子が目が覚めたかのようなご活躍です。
世界棋戦でも更にご活躍を期待したいです。



2005年04月27日(水) 4月が終ってしまう…。

えっと〜。

すみません。駄文の更新、今月は出来そうもありません。
そろそろだろう…と思って訪れていただいてる奇特なご贔屓の方々には大変申し訳ないのですがごめんなさい。

先日来からの、プライベートでのあれやこれやで、精神的打撃をからり喰らってしまったらしくて、それがモロに身体に来てしまっています。

(今に始った事じゃなくて、いつかこうなるだろうとは思っていたことなのですが。)

さっさと片つけて欲しいんだが、まあ、もうちょっと我慢しないといけないかも…です。
(具体的には書けない内容…。)

かなり落ち込んでるハズ…というか、精神的に痛めつけられてる…のは事実(長いよな〜〜。苦笑)なのですが、空元気なのか、根っから現実逃避が上手いのか、栩っくんが勝ってくれて嬉しいので救われてるというのか。(笑)

(いや、負けてても、多分碁とか囲碁界の事を考えてるだけでも楽しいからいいんですけど。)

まあ、サイトでキャアキャアやってるだけの元気はあるので大丈夫なんですが、話を書く時は現実を忘れるほど書いてる世界にのめり込んで書く性質なもので、現実の重みの為にとことんの妄想世界にダイブできない現状では、なかなかテキストを打ち込めない状態のようです。
なるべく早く続きをUPするつもりではいますが…。
とにかく、更新が滞っててすみません。
(平身低頭。)

……とか言いながら、誰も読みたくないかも知れなくても、書いてる本人だけが読みたいと思って書いてるような話ではあるのですが。(笑)



2005年04月25日(月) 関西の星、いよいよ登場!

来る5月8日のNHK囲碁トーナメント

ついにきました!

彦坂 直人 九段 VS 井山 裕太 四段

しかも 解説者:石井 邦生 九段 (!)

石井先生もドキドキで解説どころではないかも知れませんが。(笑)
若き王子様の敵役の立場のようで、彦坂九段もさぞかしやりにくい事と思われます。(管理人の妄想設定。爆)

放送前に行われる、今年の五月の囲碁イベント、また井山くん、公開対局してくれないかなぁ…。

あっ!今気がついた!!!
栩っくんのLG杯の記事が載ってるであろう週刊碁をまだ買ってないっ…。(不覚!)
これからコンビニへ走って来ますっ!

シュタタッ…!

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2005年04月24日(日) 「ワスプ撃沈」沈む…。

「うわっ!菊ちゃんが消えてしまったぁ〜〜!」と傍の人間には訳のわからない事をわめいて、12:30悲嘆の海に沈みました…。orz

HDDが一杯になって、囲碁の時間が録れないかもなぁ……と呑気に構えていたら、解説が覚九段!!!
これはどうしても録画しなければ!と慌てて、アニマックスとMBSの深夜と重なって録画してるジパングの「ワスプ撃沈」とエウレカの第一話(早朝分)を消そうとして、誤ってジパングの方を両方消してしまいました。(う〜るるる。)
再放送…待つしかないか…。

前クールは「ジパング」が一番管理人の好みで、面白かったです。

あ、それと『ラストエグザイル』ってアニメも凄くいいですね。GONZOの映像って爆発するシーンの雲の光さえグラデーションが綺麗で…。
大抵囲碁将棋チャンネルの講座の時間や、NHKの囲碁の時間と重なって、ちゃんと見たことないんですけど(笑)、また再放送するようだったら、最初から見てみたい。

GONZOといえば巌窟王。巌窟王も凄く良かったです。あのロボットの甲冑での戦闘シーンはもうちょっと何とかならなかったのかな?とは思いましたが、まあ、そのくらいはご愛嬌。

とにかく今はスカッとする娯楽映画(B級でいいのよ〜)かアニメが見たい気分です。スーパーキャリア2を見つけたので、見てみたんですが…1ほど面白くない…。
(艦長が違うし、F-18がいないし!主人公のパイロットを訓練する女性教官がカッコよくないよ〜。)

ヴィナス戦記もやるみたい。それを楽しみにしとこう…。

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2005年04月23日(土) お世話になった警察署。

花園ラグビー場近くの中央公園で起こった17歳の事件。
全国ネットで流れて、見慣れた場所が映し出されて、なんともいやな気分です。
なんで大阪はこうも“キレ”な事件が多いんだか…。(-_-;)
生駒(八大竜王)と信貴山(寅)に囲まれて、バビロン的な磁場でもあって、そういう犯罪とか起こりやすい場所にでもなってるんでしょうかね?

犯人が自首した警察署には管理人も過去に二度ほどお世話になってます。
もちろん被害者としてですよ〜。(前科はありません)
一度目は引ったくり。二度目は空き巣。
ひったくられたのは眼鏡と聖書が入ってたバックで、被害を届けたら、「聖書ひったくるなんてなんて罰当たりな!」と巡査さんが怒っちゃって、それがおかしくて被害に遭ったショックも一気に冷めちゃいました。
で、二度目に空き巣にあってお世話になった時も、刑事さんと他2名ほど鑑識の方来て、指紋をとられたり。
滅多に経験できない事だったので、完全に管理人浮かれてました。(空き巣さんありがとう位の。笑)
その時、かなりぶっちゃけ気味な会話で、
刑事さん「空き巣も犯罪は犯罪やけど、お姉ちゃんの向かいに住んでる人殺されて、殺人犯追ってる最中やから、おっちゃんらも忙しいねん。」
鑑識さん「え?被害者なくなりはったんですか?」
刑事さん「そうやねん。エライコトになってもうたわ…。」

その後署に出向いて調書と被害届の作成のため、取調室ってところに入りました。
滅多に入れる場所じゃないので、きょろきょろ、じろじろと。(笑)
後日、空き巣の犯人が捕まって起訴するかどうかって事で警察署に呼び出され、その後刑事さんが色々話してくださったんですが、「やっぱり犯罪って増えてるんですか?」と聞くと、「悪い、悪い。ガキが一人前の悪さする。」と本当に辟易した風情で呟いたのが今でも印象深いです。
実際、犯罪の低年齢化とその犯罪の悪質さは、ますます酷くなって来てますよね。
昨今、検挙率が下がったと、日本の警察を叩く記事など見るにつけ、刑事さん達も、大変なんだよ〜とつぶやいてしまいます。

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2005年04月22日(金) 錬金術の次は金技篇…。

エウレカのOPに『金技篇』と書かれた文字がありましてですね…。
なんか…ちょっと予感がしてネットで検索したら、あんまり資料がなくて、良くわかんないんですけど、文化人類学のフレイザーとかいう学者さんが『宗教・儀礼行為を進化図式にあてはめるため、世界中の民族史のデータを用い』て書かれたのが『金技篇』という本らしい。

呪術、魔術に関して語られる時に、必ずといっていいほど引っ張り出されるらしいんですが…。

ダメだ…。学のない人間の悲しさで、錬金術だの金技篇だののベースがチラチラしただけで頭痛くなっちゃう…。(涙)

うわぁ…すっごくいいアニメなのに!一年後には凄い重いテーマに走ってそうだ。
トラパーだのリフだのコンパク(魂魄?)ドライブだのって純SF設定だと思ってたら、その底辺はオカルトか〜〜〜。
オカルトを理性的に科学的に見せて語られると辛くなってしまうのでそれだけはごめんこうむりたいです〜。
純粋にスカッとする娯楽アニメにはならなさそうだなぁ…(T_T)
理屈抜きの娯楽アニメじゃもうダメなのかしら?

凄い人気アニメになる事はマチガイないと思いますが、既に私の好みで言うと黄色信号点滅…。

いや、フレイザーがスキだ、面白いって方には絶対面白い作品である事間違いないです。

…私は途中で見るの挫折するかも知れませんわ。
鋼も3度(本放送、再放送二回)挑戦したんですけど、やっぱり最初から最後まで見通すことは自分には難しくて…。(T-T)
くそぉ〜、SFもファンタジー化してきてるんだなぁ…。



2005年04月21日(木) 好きな絵を刺繍する。

蘇州の中国刺繍の展示会初めてへ行った時、中国絹の色の豊富さと、その技術の細やかさに驚き、何より絹糸であれほど美しい絵画が表現できるということにとても感動した事があります。

中国刺繍ほど繊細ではありませんが、学生時代の夏休みにワッペンなどの刺繍柄をデザインし、それを工業用の機械に記憶させるためのデータを打ち込むバイトなんかもしたことがあります。

結構複雑で細かい絵柄も、細かな色指定もそのままに再現できて、振幅を繰り返して浮かび上がってくる糸自身の色や艶や影の微妙な色彩にとても心惹かれた時もありました。

しかし、今、家庭用のコンピューターミシンでも、自分で思い通りの絵を書いてそれを刺繍にする事が出来るようです。

手書きの原稿をスキャンしても上手く行かないから、パソコンで取り込んでくれと、某メカ音痴(笑)に頼まれ、データー化し、それを刺繍したものを見せてもらったのですがこれが凄い。
これだと、オリジナルの絵でもOKなわけで。

当然そこで考えたのはヒカ碁キャラの刺繍ワッペンを作りたい!…でした。
作ったからって、何かのイベントに参加して売るわけでもなし、まさか洋服に縫い付ける訳にもいかず…。なのですが、やってみたいものは、やってみたい。

…という訳で、仕上がったら、ご披露しますね。

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2005年04月20日(水) やったああぁっ!!栩っくん!おめでとうっ!!!(T‐T)

LG杯優勝です!世界棋戦優勝ですよ、優勝!!!
(踊っちゃいますよ〜T-T)

逆転、再逆転で最後は細かくて…
306手完、白2目半勝ち!
嬉しい〜〜〜。

さあ、今日はワインをあけるぞ〜!

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2005年04月19日(火) LG杯第3局。

栩っくん、2勝目。黒中押し♪
4/20の第4局で終ってくれたらいいなぁ…。
(ちょっと、今心臓がドキドキする緊張に耐えられない状態です。笑)

今週の週刊碁(1402号)は富士通杯の記事……。
頑張ってください。メイエン先生!

十段戦も最終局までもつれ込みましたね。

さて、5月になれば、また大きな囲碁イベントが大阪であります。
イベントに出かけようか、それとも瀬戸内の海を見に出かけようか。それとも愛知万博のイベントも行きたいしなぁ…と、色々悩み中。
(はっきりいって、今からではホテルの予約は難しいです。笑)

GWの予定はお早めに。

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2005年04月15日(金) 端末が違うと。。。。

ノート(Win me)のパソでHPを覗いてみて、引きましたよ〜(汗、汗っ
レイアウトがキツイなぁ…と思う部分が大。
(いや、もともとのデザインセンス云々はともかくおいといて…w)
ノートの液晶が凄く小さくて、TFTじゃない所為もあって、リンク部屋の地模様の背景壁紙なんてまるっきり吹っ飛んで、殆ど白背景。
しかも200pxのバナーで画面の1/3潰してたり。(滝汗っ)
普段、デスクトップ(XP)のモニター(15インチ 1024×768)で作ってるもんだから、他の環境でどんな風に映るのか、全然チェックしてなかったんですよね。
(ネットカフェなんかで一応チェックしたりもしますが、サイズ的に殆ど同じでそれほど、予想外で映るということはなかったので…。)

なんだか凄く恥ずかしくって冷や汗が…。

これってどうなんだろ…。

『自分では“こう見えてるはず”と思い込んでいても、違う環境の人から見たらそうは映ってない』なんて、あんまりにも「自意識」と「周りとのギャップ」のようでドキリ。
嫌だなぁ……。
デジタルの情報は均一だと信じ込んでたのに、受け手によって変わるという基本はデジタルでもアナログでも、一緒なんだと改めて思ったりしましたですよ。

えと〜。
リンク部屋を改装しようかと思ってるんですが、ちょっとそれまで暫定的にブログにLINK入れてます。
まだ、許可取れてないんで、この後どうなるかわからないんですが…(新規でお気に入りに入れてるサイトさんがもう、凄い数でどーしよー状態。)

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2005年04月14日(木) さすがに…。

フジツー杯の話題はスルーしてるサイトさんおおいですね。(^^;;)
まあ、みんなそれだけガッカリ来てるんだろうけど…。
栩っくんの対局の棋譜も新聞に掲載されるのかなぁ…。

某板もなんだかバッシングめいてまたちょっと近づきにくい状態です。

だけどちょっとこの頃思うのは、もともと韓国も中国も日本囲碁の隆盛期の囲碁を学び尽くして、その上で独自の研究し尽くして今の状態になってきた訳ですよね?

だから、中韓は日本の囲碁に対しても対応できて、また独自で攻略することを考えてきたと思われるわけで。

その点で、日本の囲碁界はずっと自分達の囲碁を追及してきた訳で、国内の棋士を知るほどには、中韓の棋士の碁を知っている訳ではないんじゃないかと思うわけでして。

で、ここに来て世界棋戦で成績が悪くなったから…って事で勉強を始めたんじゃないかしら…という印象がこのところ強いです。

囲碁のバリエーションが無限にあるという大前提がある以上、これまでの方法や常識を疑ってみたりも必要なのかもしれません。
(…といってもハイレベルなお話は全くわからないヘボヘボ人間の言う事なので単なる戯言でしかないのですが…。)



2005年04月13日(水) 人生色々〜。

発作を起して、口の中一杯に錠剤を放り込まれて飲み込むようにしむけられ、死ぬかと思ったり。
塔矢アキラと、高永夏が互いに棋界がら追放するのしないのとえらいマジな棋士生命をかけるような大喧嘩を始めたり…とこのところ、夢見がいいのか悪いのか。(そりゃ悪いでしょう。)

夢が予知夢モドキな事というのが時々あって、まあ、そういう夢を見た後は、大抵良くないことがおこります。
(予め予測が出来てるんだろうな…。)
中国で邦人が怪我をしたというのもかなりショックを受けてるかもしれません。
国際棋戦で大陸へ出かける棋士や、スポーツ選手の安全はどうなんだろうと…すごく心配。

…と、そんな他人事を心配するより、なんともならない身の回りの大騒動を、やり過ごす事にエネルギーを費やさねばならないかもです。

まあ、山あり谷ありでよろしいかと。



2005年04月11日(月) 今週の週刊碁(1401号)

棋聖戦七番勝負を振り返っての羽根棋聖のロングインタヴューがありました。
棋聖位をとった時から“不調”が囁かれていましたが、山下VS羽根の棋聖戦4局から、ご自身の碁の感覚がわからなくなったとのこと。
「自分の碁に自信がもてない」こういうのを“スランプ”って言うんでしょうね。
5局までの対局で棋風を変えようとしているのかという印象を周りが受けたのも、羽根棋聖自身が色々模索していたらしく、角番に追い込まれてからの6局では、自分の原点に戻ろうと、打たれたのだとか。
そして勝って自身を取り戻し、棋聖位防衛に繋がったとの事。天晴れです。
しかし、羽根棋聖の碁に対する姿勢というか…インタヴューを読むと、必ずといっていいほど、“後悔しない為に打つ”という言葉を拝見します。
本来打ちたいところとは違うけれど。
普通はこう打つべきなんだろうけど。
色んな取捨選択のある中で、ここを打たなければ後で後悔するかもしれない。そんな一手に込めた思いを話してくださるので、外見の涼やかさとは違って、信念の人、熱い人なんだなぁ…とちょっと感動です。
今年、色んな棋戦で羽根棋聖ご自身が納得できる碁を打って下さることを期待したいです。

それと、今回は井山weekです♪(笑)
NHK杯に関する青葉かおりさんのコーナーでも、結城九段、張栩名人が、『早碁なら僕らとそんなに変わらない』と井山くんを評していたと紹介。(うわぁ〜〜っ。それって凄すぎない??)
新人王戦でもベスト8に一番に名乗りを上げました。
4月1日に昇段して15歳で四段。(「えいぷりるふーるではない」とのコメントつき。笑)
塔矢アキラでさえ、そこまでは…と思いましたが、アキラは15歳で本因坊リーグ入り。その翌年度は新しい昇段規定によって、七段になってるハズなので、さすがにマンガだ…と(^^;)。
でも、井山くんなら、リーグ入りしてもおかしくないかな?(で、アキラと同じく、最初のリーグ入りでは、負け越して落っこちたりするの。笑)マンガも真っ青な天才だと思います。



2005年04月10日(日) 十段戦 。

43期十段戦は王立誠十段が防衛に王手。
治勲先生、角番です。
43期も気になりますが、44期十段戦の最終予選で石倉昇九段が。
レッスンプロとしての非常に評価が高く人気のある方で、ヒカ碁ファンなら誰でも知ってる白川先生のモデルになった棋士。(NHKの囲碁講座は、本当におもしろくわかりやすかったです。)

なんか、嬉しい。^^
頑張って欲しいです〜♪

(井山くん、天元戦予選Bで勝ってましたね。NHKで放映されるのが楽しみです〜。)

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2005年04月09日(土) スズメとキッズに感謝。

佐為の声を聞きに出かけてきましたよ。>エミーさま

桜がの花ごとくるくると舞い降りるので、「桜の花ってこんな散り方したっけか?」と思って近づくと木の上がばさばさと騒がしく。
ふと見上げると「チュン、チュン…」と鳴く小スズメ。
花の根元を切り取って降らせていたのは、スズメ達の粋な演出だったみたいです。

せっかくなので、舞い降りたばかりの桜の花を拾ってきました。
桜湯のために、花を塩漬けにしたいなぁ…と思いつつ、花を採るのはかわいそうだしなぁ…と思案していたので、この雀の落し物に感謝。

あまりに綺麗に落としてくれていたので、直ぐに塩漬けにする前に記念(?)撮影。

「慶長の花器」ほどの雅な器は持ち合わせませんが、翡翠色のお皿に浮かべた桜でも、佐為なら喜びそうだし…ってだからなんだといわれても…なんですが…。(^^)

今週の金曜日から、毎週2話づつ、また再放送が始まりました。(キッズ・ステーション、ありがとう…滝涙)
幼いヒカルとアキラ、無邪気な佐為を見て、きゃあvきゃあv喜んでます。



2005年04月07日(木) サクラ♪


満開のサクラ。

散りはじめました。
今週の日曜は、お花見のピーク。

年に一度のサクラのおめかし。
お見逃しなく〜。








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2005年04月05日(火) 健忘症…?(今週の週刊碁)

書きたいと思ったネタが3っつか4っつほどあったのですが、パソの前に座ると忘れ、離れて動いてると思い出すを繰り返す今日この頃…。
……春だなぁ……。(´ー`)〜
(老化って突っ込みは却下。)
今週の週刊碁で、LG杯の決勝二局の解説が載ってました。
二局目の棋譜、ユピン九段がすごく丁寧で厚く打ち継いでいくのをみながら、「まるで“お手本”のようだ」と思いつつ、何となくこの棋風スキかも〜とか思っていたんですが、週刊碁の記事でも“けれん味のない碁”と評されていました。

驚いたのは、このLG杯決勝と前後して行われる倡棋杯3番勝負を戦ってる最中の孔傑(コン・ジェ)七段と王磊(ウァン・レイ)八段が二人揃ってLG杯控え室で検討していたという記事にビックリ!
(この第二局の翌日には、二人は対局してるんです!)
なんか…色々考えさせられるというか…。
お国柄かも知れませんが、対局者同志が熱心に検討するって、互いの手の内を見せあいっこ?そんな風に考えてしまうのはセコい島国根性で、大陸気質は「敵を知り、己を知らば…」ってトコなんでしょうか?

それと、いつも掛け合い漫才で始まるの「アマの碁いちばん!」の記事、まさか片岡九段が「ハクション大魔王」ネタで笑わせて下さるとは!
「花粉症のおかげでくしゃみの十連発なんてショッチュウでしょ。壷から出たり入ったり、いそがしいったらありゃしない。」

笑わせていただきました。



2005年04月04日(月) 四天王1/4登場!

本因坊戦のプレーオフが決まりましたね〜。
高尾紳路八段、登場です。

張栩対高尾のビッグタイトル。

高尾ファンも、張栩ファンも、このカードを楽しみにしてたのではと思います。
なんだか塔矢対社の七番勝負のような錯覚が…。(笑

ここを見に来られる方は殆ど知っておられる事だと思いますが、念のため。(笑)
今更ですが、あの有名な例の「五の5」、「天元」、「五の5」で始まる北斗杯予選決勝でのヒカル対社の棋譜で、社(黒)の打ち手がこの高尾八段です。(白のヒカルの打ち手は現山下天元。)
栩っくんの棋譜が塔矢アキラの打つ碁のモデルになった事はないのですが何となく、まじめで、あまり冗談に興じることがなく、スレンダーで、対局中に上目使いで“チラ”と対局相手を見る仕草なんて、アキラとイメージが重なるところが多くて…。(そんな風に思うのは少数派でしょうか?)

そろそろ無冠返上と行きたい高尾八段が奪取となるか、栩っくんの3期目防衛になるか、とってもドキドキしています。



2005年04月03日(日) 藤原啓治さんだ!

「未来豆(ヒューチャー・ビーンズ)」という番組の最終回、噂のエウレカ(笑)のアフレコシーンが取材され、その様子がon-airされました。

なんと、なんと、その映像には藤原さんがご出演ではありませんかっ!!
いやぁ…録画しといてよかったよ!
実物の藤原さんは、野原ひろしというより、緒方先生に近い雰囲気の人とは、聞いていたのですが、いや、ホント。
パッと見で、とても碁を打つ人に見えない辺りなんて、とっても緒方先生でした。(爆
ご自宅のリビングも映ってたんですが、やっぱり緒方チックでした。(やっぱりって…w)

で!何で、青木さやかに藤原さんがメッセージ話してるんすか!
いや、やめて〜〜っ!(嫉妬メラメラ〜〜〜。)
羨ましい通り越して、青木さやかさんと番組プロデューサーに頭からコップ一杯のお米を降り注いでやりたい気分です。(あまりの嫉妬に壊れてます。)

エウレカセブンでは、主人公レントンの兄貴分ホランド役で登場。
(そうだ、昨日届いた例の同人誌に出てくる主人公の保護者的立場のあの冷血科学者のリ○ト、藤原さんだったら、とってもぴったりなのになぁ…。いや、それより懐かしのキー○か…。〔←勘のいい人、作品を知ってる人は分かっちゃいますね。〕)
来週から早起きだ〜!(…って、土日は貫徹??)



2005年04月02日(土)

タイム・スリップ?

憧れのオリジナル同人作家さまのHPを○0年ぶりに見つけて、買い逃していた本を購入しました。
嬉しい!(≧∀≦)

いやあ…懐かしいというか、新鮮というか。
あんなにいたいけで小さくて儚げだったGが…。
大きくなってました。(感涙。滝涙。)大きくなっても、やはりいたいけで儚げ何で。

すっかり見かけは青年の風情なんですが、でも記憶を処理されちゃってたり、埋まらない感情とか色々抱えていて、ちょっと少年が抜け切らないというか…その…『男の子』と呼べるギリギリ最後辺りの、成長期特有の一番色っぽい年齢なんですよね。(グハッ…。)

失礼しました…。

しかもあいも変わらず、心臓がズキズキと痛むような、キュウ〜ウウンと唸ってしまうようなお話の展開で…しかも、シリーズが完結していました。
(そりゃそうですよね。私にブランクがあっただけで、書き手さんはずっと書いておられて当の昔に完結されてたんです。一体、何年前のシリーズだが…。)

上手いんだなぁ…これが。
フツーなら、演出の仕方でいくらでも泣かせる事の出来る物語を、そういう“泣き”の部分を冷徹なほど切り捨ててウェットな書き方に絶対ならない。
その後のほかのキャラクター達の生活、日常の会話で物語の結果を知らされて呆然とさせられる。

決して物語り全体としてはハッピーエンドではなく、確かに悲劇で。
でも、残った人々の日常は淡々とした幸福で、とっても暖かくて穏やかで。キャラの笑顔が本当に綺麗で、綺麗過ぎて、幸福である事がまるで悲しいみたいで、胸が締め付けられる様なせつなさが、後から後からどど〜んと迫ってくる。
すごい引力の度ツボで、しばらく現実に帰ってこられません。はぁ〜〜〜〜っ。溜め息。

本当に、どうしてこれでプロにならないのか…というか、プロじゃないからこそのカッコよさというか。
しかも亜流じゃなくて、R節というか独特の世界なんですよ。材料はありきたりかも知れないけど、味付け、切り口が他では絶対見せてもらえない世界。

媚びが全くないというか、潔くて。
どんな商業誌にも会わないと思うしなぁ…。
カッコイイ。ほんとうにカッコいいです。
すごいと思えるプロの作家さんは山のようにいますが、これほど“カッコイイ!”と思える作家さんは、プロにもいません。あの大好きな樹なつみさんのキャラ切れ味でさえ鈍く感じるほどの鋭さです。(大胆な…。^^;)

研ぎ澄まされた鋭さに切られて、精神の余分な贅肉がそぎ落とされる様な、怖さや快感を味わう事の出来る作品が好きなのですが、今、心臓のあっちこっちをズタズタと切られてる様な気分です。(死んでしまうよ、それじゃ…。)

うわぁ…やっぱいいわ、オリジナル!
(…って二次サイトで叫ぶな!私)



2005年04月01日(金) 新年度スタート。

桜が咲いて。

たわわに花をつけたマグノリアの木。

側を通るたび甘酸っぱい薫りがします。

入園式とか、入学式とか、入社式とか。

新しい革の匂いとか。ぴっかぴかの靴とか。

いいなぁ。

春はお花だけじゃないですね。

野球もシリーズ開幕。

今年度も、がんばってこう!


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