たまにプッチンプリンって、食べたくなる。 そして食べる時にはもちろん「プッチン」。 お皿を用意して、フタをあけたプッチンプリンを逆さにして。 後ろのポッチを倒す。
ポッチを「プチッ」と外すと小さな穴から 容器とプリンの間にすうっと空気が入る。 プリンがふるふるお皿に着陸。
このプッチンプリンとしての儀式を通過する際、 ひとつ気になる事がある。
空気が入って、容器とプリンのカラメル部との間の部分。 プッチンとする前、プリンを逆さにした時の最上部。 普通に売っている時でいえば、一番底の部分。 元のプリン液にカラメルを流しこんで、カラメルが容器の底に沈む時、 カラメルと元のプリン液とが混ざり合ったと思われる薄茶色の膜がある。 気になるのはココ。
この膜が「プッチン」する時、 一緒にプリンについて離れるか離れないか。
この薄い膜が離れないと、 ツヤツヤした焦げ茶色のカラメルが一番上に顔を出す。 そうでないとお皿の上のプリン最上部には、 カラメルとプリン液の混ざった、 ちょっと濁った薄い膜が見える事になる。 そしてそれは、常に全部がスッキリとプリンにくっついて離れたり、 容器にくっついたままだったりする訳ではない。 プリンについて離れるかと思えば、 容器にくっついたままの部分が残ったり。
「プッチン」した後、
「あぁ、今日は薄膜が容器にくっついたままか」
「おっ、薄膜ごと全部離れた」
「う〜ん、全部離れると思ったら、途中で容器にくっついたか」
などと思うってだけの話。
「だからどないやねん!?」って、言われると困るンですけど。
ハイ、失礼。
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