ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2018年06月28日(木) トリハダ

突然
隣の家が無くなる
ことになり
撤去後のうちの壁を
どうするとかの話し

そのままではダメな程
道路側から見ると
両家は一体化しており
こりゃあまた
面倒なコトになった

まあ
詳しいコトはまだ
なので
最悪の事態と
最良の事後を
考えたあと
一旦忘れることにして

一夜明けた昨日
朝から用事でバタバタして
家に戻って
出勤前にサイトチェック
したら
おおう
購入のご連絡っ

いったいナニが売れたのだ
と思って見てみたら
泥藍大島のパンツと
アップしたばかりの
辻が花の二点買い
まじかーっ

その瞬間
鳥肌がぶわーっとで
あんなに総毛立つことって
人生に経験ない
三月以上に
素晴らしい月になったな



2018年06月27日(水) 幕引き

機嫌よく飲んで
家に帰ってから気付いた
トップからの着信

かけ直してみると
少し前から入院していた
かつての利用者さんが
亡くなった
と言う連絡だった

正確には
昨日がお葬式で
火葬前のお顔を
拝見してきた
とのことだったのだが

何故亡くなったのか
の真相は判らず
発見時の状況から
事故ではないか
と疑われるも
対車ではなさそうで

その
釈然としない感じは
家族の方にとっては
尚更だと思え
一緒に過ごした
数年間を思い

人生って
いったい何なのか
そこに
解り易く
意味や意義を
つい求めたくなるが
そんな単純ではない

ただ
こんな風に
突然の幕引きが
やって来ることもある
その事実が
重くのしかかって来る



2018年06月26日(火) 蕎麦屋で昼酒

追い込む
ハズだったんだけど

商品を発送したら
もうお昼近くなり
よおし
一度は満員過ぎて
入り口から覗いただけの
お蕎麦屋さんへ
リベンジだと思い立ち

着いたら
何とお休みだった
ご縁のなさにガッカリ
あわよくば
ちょこっとオサケも
とか都合よく
考えていたから余計に

一瞬途方に暮れ
とぼとぼと離れて
思い出したもう一軒
大工さんが入ってる頃から
興味があったお店
入るとお客さんは二人だけ
ランチメニュウもあった

お昼でも
お酒は飲めるか
聞いてみたらオッケーで
ホタルイカの沖漬けと
〆鯖と枝豆
って最強のチームで
まずは生ビールを

そんで
お腹も空いていたので
せいろそばに
いぶりがっことクリチ
さらにお酒は
どろりと濃厚なにごりを

ああ
蕎麦屋で昼酒
って憧れが
こんなカタチで
叶ってしまうとは
思ってもいなかった
最高だ


もっともその後
訃報で暗転するんだけど



2018年06月25日(月) 追い込む

出来上がって
画像を撮って
ページにアップ
それだけで丸二日だ

しかも今回は
まるで瑕疵のない生地で
柄行きだけを考えたが
普段ならまず
いい所取りをするだけで
ものすごく時間が掛かる

そもそも
効率なんて考えたら
リメイクなんて
やってらんないんだけど
もう少し
早くならないもんか

ただ
イメージの中でだけ
縫い上がりを
見ているばかりだった
かつてを思えば
格段に成長したけれど

まだまだ
無駄に費やしている
部分があるはずなので
もう少し先を目指して
追い込んで行こう

そうそう
新しい出会いの方が
また買ってくれた
ウレシ

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2018年06月24日(日) 貴重な休日

本当なら
温泉泊してるハズで
三連休を取っていた

けれども
また着物仕入れたし
貴重な連続の時間を
製作に充てて
一着でも見ておかないと
絶対に後悔するので
気合を入れて頑張る

今までとは
少し違う形を見たくて
珍しく型紙作りから
でも必要だったのは
ホントに一部だけで
布幅いっぱいを使った

んで
ややこしいけど
やっぱり両脇に
ポケットが要るだろうと
時間を掛けて
しこしこ終えて

なあんかスムーズじゃん
とウエスト布を付けて
後はゴム入れの段になって
ようやく
前後逆だったのに
気付いて愕然

一瞬
そのままでもいいか
って考えた
でも
ゴムの重なり部分が
おへその所に来たら
やっぱ違和感あるよなあ

合計三本の縫い線を
数ミリずつ
じりじり解いて
昨夜はそこまででギブ
さあて
あと二日
大事に行こうぜ



2018年06月19日(火) 進む感覚

土曜日の夜に
月例の〇〇会を催して
笑い転げて
楽しく毒を吐いて
飲んで飲んで

スッキリして
さあて
イベントを睨んで
製作製作
のはずだったんだが
なんか神経質になり
動き止まる

今期に使おうと
準備していた夏生地を
脇に退けるのが
急には出来ない気がして
けれどもそんな
悠長なコトしてられんのか

とりあえず
夏色に
ロックミシンの糸を
変えてみたものの
生地の状態が良くなく
裁ち始めたけれど
まだ迷ったまま

うーん

今までのことを考えても
少しでも早く
準備した方が
いいに決まっているのだ
ここは思い切って
夏限定ではない布で
進んでみるべきだろう

よおし
切り替え切り替え
しかもまずは
裁つのに苦労しない
上等の生地で
スムーズに
進む感覚を味わおうかな



2018年06月16日(土) ラスボス

人間ってすごいな
っていうか
うちの職場が
ってコトか

数日前に
ラストダンジョン
と思っていたのに
それを上回る人物の
情報を見たとたん
ラスボスが
可愛く見える

っつーか
恐らくこれは
天の采配で
先の人を
受け容れさせる為に
ひとつお試しが入った
流れに違いない

それで
何となく
スタッフの空気が
変わって来て
既に空間に
馴染んでいるようで

お話しをすると
うっすらと笑顔さえ見え
どことなく
ピュアな雰囲気もあり
あまりにも
お見かけ過ぎた
その印象が解れて行く

そのひとが
生きて来た中で
いちばん
幸せな記憶はなんだろう
これから何をしたくて
どんな日々を
望んでいるんだろうか



2018年06月14日(木) 天王星効果

日曜日が
イベント出勤だったので
七連勤にならないよう
昨日が休みだった
のだけれど

なんか
リズムが狂ったか
ヤル気が全く出ずで

そんな中
メールチェックをしたら
Creemaからで
いきなり豊岡の文字に
???
だったのだけど

Craft Caravan in 豊岡
って

あまりにもビックリで
いったいなんだなんだ
よく読むと
どうやら
日本各地を回っている
販売イベントらしい

おおおーっ
まじかっ

天王星がわたしの太陽に
乗っかってしばし
日常を超える
ナニゴトかが起きるはずで
逃した雑誌取材も
その効果なんだろうが

まさか
こんな形を
誰が想像するだろうか
密かに期待はしていたけど
この展開は
想像を遥かに
超えているでわないか

はー
まあとりあえず
申し込んでみたっす
審査があるので
未定なんだけど
しかも
商品ないんだけど

ともかく
参加の体で
可否が判るまで
頑張るしかないわ
と思ったら
また売れていたっ

もっと
縫わなきゃだ



2018年06月13日(水) 維持する

ここ数日
下のコとのやり取りで
昨夏に食べた
懐石料理の店が
今や予約困難と知って
あの時の料理を
思い出してた

どうやら
一月になって
有吉の正直さんぽで
取り上げられ
人気が加速
四月にはもっと
キャパの広い所に
移転したらし

料理は良く
選んでくれたお酒も
今でもまた飲みたい位
すごく美味しかったけど
入り口や店内の掃除感が
いまいちだったので

満腹して
店を出る時も
なんか少し残念だった
料理で忙しくて
そっちにはあまり
気が回らなかったのか
手が足りなかったのか

新しい内装の
綺麗なお店になって
さっぱりと
清潔なら何よりだけど
味とともに
それを維持するってのが
大変だろうなあ



2018年06月10日(日) ミッシング

親の介護のために
仕事を辞めて
数年が経ち
そのまま
仕事に就けずにいる
人達の番組を見た

出て来るひとが
尽く同世代で
なのに
驚くほどくすんでいて
覇気が感じられない

一旦
社会から離れてしまうと
そもそも
外に出る自信や
エネルギーが
無くなってしまうのか

けれども
気になったのは
そんなコトより

みんな
親が遺した家に住み
貯金を切り崩して
切り詰めて
生活している
ってとこだった

親を施設に入れる程
豊かでは
なかったとしても
亡くなった後も
働かずに
生きては行けている
という事実

普通は
住む家を確保するだけで
相応の出費が強いられる
その苦労がないばかりか
貯金で食料も手に入る

節約するのは
当たり前だ
その貯金は
無尽蔵じゃないから
けれどもまだ
お尻に火は点いていない

いくらお国とか
批評家とかが
労働力が失われている
とか言ったって

他人と接触して
ひりひりと
嫌な思いもして
いろんなことを我慢して
磨り減って疲れるより
きっと



2018年06月09日(土) ラストダンジョン

ソノひとが
週5で来る
って話しが流れて

これはいったい
修行なのか
果たして
これ程のダンジョンに
向かえる程に
わたし達の経験値は
上がったってコトなのか

かつて
最大の難物
だったことなんて
彼方へ飛び
今の困ったことも
可愛く思えるほど

世界の暗部や
ただならぬ気配を
何故感じるのか
魂の明るさが
微塵も見えないのは
いったいなぜなのか

そんな風に
考えては
スタッフ間での
話しは尽きず
いつまでも盛り上がる
さあて
どうなるんだろ



2018年06月08日(金) 泥の花

時折そのひとを
見かけては
どう暮らしているのか
いつも不思議だった

夏でも
暑そうな長袖で
冬でも
サンダルに裸足で
いつお風呂に入ったか
判らない風体で

なにを食べているのか
どこで眠っているのか
都会ならまだしも
近隣に対しての
闇なんてあり得ない
この田舎で

まさか
自分の人生で
袖すりあうような
コトがあろうとは
すごいわ
うちの施設って

かつて描いていた
展開とは
どんどんかけ離れて
世の中の誰もが
眼を伏せるような
くらい底を
覗かせられている

けれどたぶん
これが
一番の底だろう
泥の沼のようなそこへ
花を見ろとでも
言われているかのように



2018年06月07日(木) 心の抽斗

サンドの
バス旅の番組を
よく見る

今は緑がこんもり
眩しいような風景だが
もう少し前の
桜の季節には
引きの図でバスを撮り
春よ来い
が流れていた

それがなんか
郷愁を掻き立てられ
初めての場所なのに
懐かしいような気もして
そこだけを
繰り返し見たい位で

きっと
万人が共通に
感じるようなこと

それだよなー
と思う
景色もそうだが
それに相まって
曲の力が
なにかを引き出す

実際には
記憶になくても
知っているような感覚
デジャヴとは違う
もっともっと淡く
掴みにくい泡のような

誰かの
そういう部分を
服で引き出せたらなあ

その為にも
素敵な風景や
綺麗な色や
モノゴトを沢山見て
心の中の抽斗に
ストックしとかないと



2018年06月04日(月) 出会い

先週は
時間が遅くて
画像が撮れてなかった
新作を昨日アップして

ホッとしたのもつかの間
なんか
サムネイルに
似た色が続いたのが
少々気になりつつ
次の布を物色して
広げただけで就寝


朝である
シフトの都合で
今日も休みなワケだが
久々にキター
いやー
ほっんとに久々

直接売りはあったが
クリーマ上では
実に三か月振りだ
長過ぎて
注文が入った時の
感覚を忘れる位だった

今回は特に
素材の名前を
タイトルに入れるかで
悩んだりもして
それが果たして
効果あったのか判らんが

着物地で作った服
そのものを
愛している方が
世の中には
ちゃんと存在している

新しい出会いがあって
良かったな

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2018年06月01日(金) イイこと

ああ
痛い
注射が痛いよお

終わってからの
リハビリの間も
じんわり
痛みが沁みてきて
ヘタるわ

今日も
ウォーキング禁止と
改めて言われたが
歩こうったって
到底無理だし
帰りの自転車の
ペダルがまたキツい

なあんか
イイことないのか

と思ったら
爆発注文した
着物が届いたっす
想像よりも
可愛いのが一杯で
しかも安かったし

嬉しいな

禁酒のお陰で
夜はスッキリクリア
だから
楽しみながら
ぼちぼち
解いて行こうかね


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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