昨夜は 月例会議の予定だが お通夜があって 急遽中止になった
出席しないわたしは せめてと スタッフの皺だらけの 黒いスーツに 丁寧にアイロンを掛けた
病が見つかり 余命を告げられて それから暫く ヘルパーを使って 外出をしていた 施設にもやって来た
どんどん 動きが不自由になる中 この小さな街の あらゆるお店に出掛け 食べ歩いては 繰り返した投稿
最後は 話すことも ままならなくなった その文章は 今もネットの中にある
身体があって 初めて体験できること 生きている間の 精一杯のしるしを そこに見ながら 安らかにと願う
久々平日の休み うれしいな
母の家庭菜園から 各種野菜が 届いているので 悪くならないうちに 下ごしらえと料理
白いブロッコリーと 普通のブロッコリーは 硬めに茹でて保存 春菊は胡麻和え 小松菜は揚げとジャコで 煮びたしに
黄色い菜花は 胡麻油と塩で炒め 蕪は浅漬け 大根人参里芋は ゆっくり考えるとする
はー 満足 そして充実
今夜は何か ブレンダ―を使えるような コトコトスープを 作ってみたいな その前に お菓子もだ
ココット型で そのままプリンか 底に煮リンゴを敷いた チーズケーキ にしてみようか
普段は 珈琲を飲むのも オサケも全部 同じ百均のカップ だったりする
特に 気に入っている ワケではないのに 縁が欠けたのを いつまでも ってどうよとか思い
瑠璃釉のを 買い直してみた
透明感のある色と 細かく入った貫入 釉薬の掛かっていない 底近くの さらさらした感触
うーん かなり 愛せるカンジ でわないか
ムスコ達は ステンの二重が気に入り それぞれ自分で買って 普段遣いしているので これはわたし用の たったひとつ
欠けるまで また暫く 一緒に暮らしてみよう
録画した 寂聴さんを見たあと 一旦気を失って 深夜から洗濯料理
もういつ死んでもいい と言っていたひとが 病を経て 生きることを 見つめ直す
当たり前が そうじゃなくなって 有難いを実感する さっきの一瞬は 今のこの瞬間と 違うのに
ずるずると 連続の中に居ると それが 判らなくなってしまう 仏に仕える身も 大衆と変わらない
なのに 集まる人達は 何か自分に響く とくべつの言葉を 拾う為に 全身を耳にする
不思議だな きっと同じ言葉を 家族や 親しい友から 聞いているだろうに
そして 誰よりも 本当は 自分自身のなかに あるはずなのになあ
りんごバターは 沢山出来て それを きちんと味わう為に パンも焼いたのだが
何度か開いている 全粒粉のレシピの脇に はちみつを加えると 食べやすくなる って記述があったので
カナダ産のいいやつを スプーン一杯 たらしてみたのだが 焼き上がりまで あと30分位になって その様子にビックリ
発酵した生地が 覗き窓に張り付いて もの凄いコトになってる えーっ これって過発酵なのか 焼き上がりの中が スカスカだったらどしよ
焼けた後 恐る恐る蓋を開けたら その上部以外は ふつーに焼けて いつもの一斤半が 一本分位のボリューム
しかも 型からはみ出て キノコみたいになった所を 直ぐに切って食べたら むちゃくちゃ柔らかくて 陶酔するような食感だった
うーん なんだかんだ言って やっぱ ふわふわ とかがイイと思ってしまう お手軽なスイッチがあるな
りんごバターを作って ミキサーで撹拌している間に 郵便局がやって来て この所の宅配で ちょいとムカついていた ことを考えつつ
瓶に詰めたのを 脱気する為に鍋を掛けたら なんだか臭い あっ と思って火を止めたが 既に遅し
はい まだ終わっていない ミキサーのコードが 見事に火花を噴いて 散ってしまったのねえ あーらら
部品が欠けながらも 使っていたので いい加減お払い箱か 頻度は少なかったが それでもやっぱり ないと困るかなあ
場所を取るのと重いのと 手入れがめんどいのと なのにまた買うのか ってワケで次は スティックブレンダ― にしてみよう
交換パーツとかは 全くない シンプルな棒一本 これならさすがに もうちょっと使うだろう
ああ なんか楽しみだなっ にしても郵便局っ
ああ またやって来た波
もう 本当に おしゃべりはいらない 頭の中が ざわざわして 疲れる疲れる
誰かと一緒に居る そのコトがもう嫌だ お互いのオーラが 混じり合うほどの 至近距離が辛い
わたしを 誰も知らない何処かで 沈黙の中 無為の時間を ひたすらに 享受していたい
ぽかりと 浮かんで来る 何かを 辿り辿りして 深く沈潜したい
もう少し がんばれ
繰り言を 跳ね返して ぼたぼたと 泥の中に落として わたしはひとっつも 汚れないように
来月の封切りを前に スターウォーズの おさらいを
生まれる前の 旧作シリーズから すっかりスリコミで 育ったムスコ達は ゲーム画像チラ見で 鳥肌モノ と沸いているが
どうも 時系列が解らん と言っていたら 上のコが コンプリートボックスを 手に入れてくれた
で 何度も見た旧作の 牧歌的なイメージに対し 新しい方は どうも重くて 気楽には見られない
映画館で観たあと 全く記憶に残っていない のも無理はないか と確認しながら 何とか見終えた
その間 ムスコ達からは 新作情報がチラチラ入り さらに間に挟まるシリーズ らしいのが 余計にややこしいが さてさて
年末の休日予定が はっきりしない間に 高野山の宿は 予約が取れなくなり
その替わりにナニか と思って 近場やらを調べるうち そうだ 牡蠣の季節でわないか と気付き
かといって 折角久美浜が近いのに それを売りにする 所は見つからず どこもカニ推しばかり
こうなったら 相生赤穂辺りでどうだ ってワケで調べると ありましたよ なのに今更 散財を戒める ココロの声もアリで
乗り継ぎまで チェックしながら 迷っていると 値引きポイントの プレゼントメールが 旅行サイトから来た
しかも有効期限は 年内一杯 なのでもう素直に予約 これは 行くべしってコトだ きっとそうに違いない
あー 迷っていたお陰で 思いがけなく お安くなっちゃった 仕事納めの翌日は 牡蠣づくしで独り忘年会 人生初めての瀬戸内だ
サプライズだった と 母から電話
一緒に旅行した時 帽子を買いに入った店で じゃらじゃらした 存在感のあるネックレスを 母がチラ見していたので 探しに探した
グラスビーズや さざれのストーンなど あれこれ悩んだあげく どうせ贈るなら きちんとしたものをと 選んだのは琥珀
いい色だねえ と言ってくれて とりあえずホッ 日付指定での直送を 初めて頼んだので どんなものか心配だった
これからの季節 セーターの上に着けられるし 夏もいいね と そうそう それがまさしく 狙いどおりで
ロングなので 二重にしても余裕だし 下の方で結んでもいいよ とひとしきり話して 電話を切って あー良かったな
なのに また直ぐに電話 他にも話したいコト を忘れてたらしい 興奮し過ぎだ
研修の合間に 休憩していたら きちんとコートを着た 年輩の紳士から 声を掛けられた
そのきっかけは 控えるが わたしを随分 若い女性と思っての 声掛けだったらしく お礼を言った
どんなご用事で と聞くと 研修のスペースを借りた その施設のホームに 姪御さんが入所している とのこと
ご両親とも亡くなり ご自分が親権者なので やって来たそう お歳を聞くと80歳 偶然にも 母と同じ生まれ年だった
ああ そうか
母も今日で ちょうど80歳なのだ なんだろうこの出会い プレゼントはきちんと 贈ってあるが 一層母を思わせる
恐らくは 二度とは出会わないだろう その方と 母や父のことを考えながら しばし会話を繋ぎ お気を付けて とお別れしたのだった
宿直から 始まった今週は やたら長い 明日は研修なので お仕事感はないのが せめてもの救い
しかも確か 月曜日に これまでキレた ことのないヤツに キレて大怒りして エネルギーを使った
いつものコトだが 問題の本筋を他所に いろんな屁理屈を 引っ張り出して キレまくるので 堪らず一喝
まあ本人は あれで目が覚めた なんて言うけど またモヤの中に 入るのは決まっている
かつて
荒れる父に一度だけ 大声を上げたことがあった それでハッとしたように 真顔になって 後々何度もその事を 口にしていたっけ
そんな場面は 出来れば避けたい 思いつつも またやって来るもんだ 潜り抜けた過去が あるからこその 今ってことだろうか
最近来ている スタッフが話題だ
利用者も 他のスタッフも みいんなが その キリないおしゃべりに 辟易している
具合の悪そうなコに 心配している体で やたら声を掛けるので 言われている方は どんどん 不機嫌になっていった
うちの 発達障害の方々は 空気読めないから と自虐的に 言うことがあるのだが お呼びでない雰囲気に 気付くこともなく
彼らをして 同じニオイがする と言わしめる 障害者施設ってコトで なのか 引き寄せの法則が 働いているのか
早く仕事を覚えたいので ボランティアで とやって来る そのボランティア精神は 親切の押し売りと 紙一重なんだけどな
あー いちにち中 パソコンつけっぱなし 携帯忘れ 電灯は煌々と
帰ったらまだ ワンオクメドレー 鳴っていただす しかも初期の 青い恥ずかしい歌詞
誰にでも そゆ頃はあるさね ところで リハビリ行ったのに 施術と違う 肩甲骨辺りが痛くて
どうも キモノ解くのに 下ばかり向いているので 首がむちゃくちゃ凝る のだけど そっちは楽になった
仕方ないので 家でホットパック 終わったら湿布貼ろう ああ でもでも こんなでズルズルと
歳を取って行って いったい やりたいコトを 出来るようになった時 本当に出来るカラダ で居られるんだろうか
もう既にヤバい でも 生きて行く為には これもやむなしだなあ ああ 仕事したくないぞ
宿直の夕飯が メインと汁ものだけで 淋しかったので 久々にお米も食べた
朝ご飯は抜きで 遅い昼ご飯は 胡麻和えに浅漬け イタリアンな野菜炒めに 中華風の菜花炒め 具沢山のトマトスープ
そして息子が持ち帰った 〆鯖で れんとをロックで飲んで 最後にもう一度 冷え冷えのプリンを 味見して ようやく満足満足
なんかな
量は多くなくていいけど いろいろ食べたい っていうか 多品目の食事に慣れすぎて 他所の食事では もの足りなく思える
同じ一回の食事なら 同じ材料を使うなら 違う味付けの 違う一品として 小皿でも小鉢でもいいから 添えてみたい
提供される側と 提供する側は 往々にして不一致 だったりするけれど せめて自分の中だけでは 拘りたいな
昨夜はさっそく 購入した着物を 一着解いた
その間に 賞味期限が危うい 生クリームと 濃厚牛乳を使って ふわとろの プリンを作ってみた
っていうか かぼちゃプリンは 作ったことあるけど プレーンな味のは 人生で初めて のような気がする位 覚えがない
カラメルは作らず 後からメープルシロップを かけて食べる ことにしたので なあんかあっけない位に 簡単だった
で 出来上がりは なめらかでトロトロ しかもコクがあって むちゃくちゃ美味しい 卵が固まるかどうかの ギリギリを攻めたのが正解
うーむ 巷のプリン屋の 粗利すごいな っていうか ひょっとして うちの配合の方が リッチではあるまいか
もうプリンは買わず 家で作ることにするわ
昨年は 行かなかった 着物フリマへ
今回は ともかく黒い着物を 目的にして ネットでも買えるけど すんごいゴワついたのとか 画像見ただけでは 判別し辛いので
男物や喪服の中から 同じ錦紗や平絹でも トーンや手触りが それぞれ微妙に違うのを 精査して選んだ
あまりにも あっけなく終わったので 他も見ておこうと 予定になかった 柄物もいろいろ増やし たぶん過去最高量
昨日の初日に かなり売れたらしいけど 絹の更紗や 錦紗の柄物も きちんと古いバチ衿のが まだ残っていた
そして 今日が最終日ってコトで 全部を値引きしてくれた 黒地のはオール半額 ちょっといい着物も 最低二割引で もうオドロキだった
あー 久々に 楽しかったな
早出して 久々の商品販売へ
辞めたひとが 隣のブースだったので いろいろと おしゃべりしたり 他所の施設のお菓子を 味見したり
そんな中 我が施設では もう時間も手もなくて 新たに増産できない 和紙の手染め商品を
どこかで見たコトがある 白髪混じりの男性が まとめて購入してくれ 商売に使う と仰るので いったい何かと思ったら
たぶん コウノピアでも 作品を拝見していた 切り絵作家さんで ご自分の作品に 使って下さるらしい
いやー もうトリハダ たちまくりだったす
隣のひとは こんな所に あるべき商品じゃないんだ とか 解るひとには解る 的なコトを言ってくれて
なんか 既に自分の中では 施設への置き土産 みたいな感じになって もう新たな展開はない と思ってるので すんごく嬉しかった
ああ やっぱり モノを作らなきゃ ダメなんだな
昨日は 施設の二階から 消火器が降ってきた
それより先に 大きなゴミ箱も 墜ちてきていたのだが ナニゴトかと 階段上を見ると
ヤッター ってテンション高く 喜んでんのがいて 職員がフォローしに 上がってからも暫く ドタバタの騒ぎだった
いったい何が原因なのか
小さい子が居た って言葉が 繰り返し出たらしく 朝のうち来ていた 職員の子供のこと と思ったのだが
写真を見せて こいつか聞くと 違うと言うらしく 座敷童か ってコトで ゾッとして一旦落着
けれど お母さんから 朝送って行った時 小さい子の声がしていた と聞き 最近特にダメなんです とあっけなく判明
やっぱそうか 姿は見ていないので 写真を見せても 違うと言うはずだ 声を聞いて 居ると思って ピリピリしたんだろう
ともかく 誰も怪我せず 座敷童でもなくて 良かった
お墓を見に行った と母からの電話
ああそうか だからわたしは 突然 高野山とか 思ったんだろう
弟夫婦と一緒に 全員が入れる場所 ってコトで 父はずうっと 海に散骨を 言っていたが
さすがにそれでは 他のみんなが 逝く度に 供養の方法を 考えなくてはならない ので
見に行った所は 樹木葬だったらしく 清々として 気持ちいい空間を 母は随分 気に入ったようだ
で わたしにも 早めの準備を薦めた いやいや と その時は 一蹴したものの
そうだなあ 子供達がいざとなって 慌てないように 生前から探して 永代供養費も含め 済ませておこうか
二日出勤したトコで お休みぃ
ナマケモノとしては こういうリズムが かなり宜しいかもで ゆっくりリハビリに行き 本屋を覗いてスーパーへ
綺麗な 地物のうるめ鰯が 安かったので 久々に オイルサーディンだ ってワケで仕込み
そんでもって 鯵も安かったので 購入したんだけど さあて何にしよ 生でイケる程ではないから 久々のアジフライすか
出来るかなー 背開き と思ったら またダメだった 骨を徹底的に 取ろうとしたら三枚に
しかも 手からは ホカホカと湯気が リハビリで 電気通したから 余計に温まっている
まあいいや というワケで 今夜はお魚メイン
以前泊まった 京都の宿坊は 真言宗系だった
密教的な雰囲気 すごく良かった ホーミーみたいな お経の声も でも すんごく寒かった
年末年始の休みに 高野山はどうよ とか 何気に思い付いて調べると そうそう 真言宗の総本山がある
標高がある分 もっと寒いだろうけど 交通経路を調べてみると 時間を掛ければ 片道5千円以内で済む
西に 引っ越して来なければ 考えもしなかったが そう思えば 四国だって出雲だって じゅうぶん射程距離である
なんか嬉しい また時間がある時 じっくり調べてみようっと
そうそう 先日の会議で あれですよ
またまた ご懐妊の発表 いやーもう うちの職場って いったい どーなってんの
昨年ひとり 今年はふたり 来年はまたふたり 新しいいのち 生まれる生まれる
そうそう それで何気に 会議も普段の職場にも 利用者に混じって 職員の子供が 過ごしに来たりする
正直言って 隔世の感がある
だって アグネスちゃんが 楽屋に子連れで来た ってダケでニュースになり その少し後に 初出産した身である
迷惑を掛けるかもしれない ってコトに 敏感にならざるを得なかった 子育て世代にとっては 夢のような職場だけど この時代にしても稀有だろう
第一次ベビーブーム と言ってもいい そんな中 高野山について ひたすら調べて 休日を過ごしたわたし
暮れてるなどうも でもいいのだ
はー眠い
っていうか 会議の11時前後には 度々気を失ってた だって昨日は 夜中の1時頃から起きて 料理とかしてたから
なんでかっつーと お仕事メンバーはみんな イベントで外へ出る予定 しかもわたしは 施設に居残り組と 決まっていたので
もう嬉しくて ほとんどお休み気分で ついつい調子に乗った だって キリなく神経を使わされる 輩たちが居なかったもん
お陰で日中は 細かい仕事がサクサク進んだ 度々名前を呼ばれることなく きちんと手元に 集中できるって 何てスバラシイんでしょ
それに比べて 日々のしんどさよ いやいやでも ミスなく毎日を 無事に過ごせているから それだけで良しとしよう
水漏れ工事の請求書が 届いていたが 四千円で済んでラッキー そして今日は 父の誕生日 恐らくそんなコトも 判らないだろうけど
おめでとう
プレゼントは もう少し後にやって来る 母の誕生日に 込めておくね
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