新たに着物をどんどん解きながら おうち服のかたちを考え 肝心なとこは仮縫いしながら 全体のラインを見ている
んで こうしている間にも アクセス数とウォッチ数は 刻々と移り変わり 結果はどうか解らないが 前回の出品時よりも 反応がいいのがすごく嬉しい
ひたすらひとりで 布に向かっていると どんどん批判的な視野ばかりになって 人生全否定ってとこまで行くので 日々こういう実感が得られると なんか本当に救われた気分になる
夕べの夢では お坊さんが出てきて あなたの心の中は どんだけ後悔の塊りなのか と諭された いや どんだけとは言わないがさすがに なんかそういうニュアンスよ
本当に もう振り返ってる場合じゃない
早くから反響があったので 随分落ち着くことができて 先の展示会も含めた これからの製作展開を考える
というのも どうしても手が遅いので こだわりの一点続きだと 到底量産はできず わくわく市に向けては 定番シリーズの導入が 必須だと思える
お客さんの顔ぶれを浮かべても もう少し気軽に手が出せて リメイク服に興味がない人も 普段に着られるおうち服があったら きっと喜んでもらえるだろうな
例えば母がよく ボロ隠し と言っていたような 家事をしながら そのまま買い物にも出られる服 同じかたちの生地違いを持っていて 日替わりで着たいような
作る観点からは 生地を効率よく使えて 縫い易さも欲しい うーん とりあえず 縫い始めてみようか
ちょいご無沙汰してしまったのは 相変わらず大家さんから連絡の来ない 水漏れの件を気にしつつも 自分次第で出来ることを頑張ろうと オークション出品の準備に 勤しんでいたからなのだった
あまりにも久々すぎて 何をどうしたもんやら 画像撮るとこから始まって 今回は絶対文字を入れたかったのと 何枚かを組んで一枚の画像にする事に加え 説明文を工夫するのとか 新しい試みをクリアするのが もういちいち大変だった
ずるずると日は過ぎたけど ようやく出品完了 追ってサイトの方から リンクする予定なので どうぞ皆様 無事入札がありますように 祈っていてくださいまし
展示会に来られない 遠くの方もこの機会にぜひ と思ったりするけれど そういう人がいるんだろうか できればいて欲しい パソ使いのお得意さんはいないので 新たなチャレンジ気分にどっきどき
さてさて 次はまた 気持ちを切り替えて 頭をからっぽにして 布に向き合うとするか
と思ったら 既に一件入札アリ!!! うわー鳥肌 すんごくすんごくウレシイ 頑張ろう もっとどんどんいいもの作ろう
手縫いで見返しをまつり ようやくトップス完成
一度作ったものと 細部だけ変えるつもりだったのに 丈が短かったので 合う布を探して 羽織を解いて洗って繋げてと 予定外の展開になってしまった
その羽織は 黒い透ける夏物で 当分使う予定がなく 二階の柳行李にお蔵入りだったもの いろいろ合わせた結果 いちばんぴったりしそうだったので 陽の目を見ることとなった
夏物は 一種類の生地で作ることが多かったけど 布合わせをした方が よりわたしらしい服ができる 別々の布が お互いを引き立てあって ひとつのものにまとまる妙
その出合いは 人と人の縁にも似て まるで お見合いに精出す 世話焼きおばさんみたいに いや〜あなたたちお似合いよお の気分なのだ
そんで この布カップルの 行く末を思ってドキドキ きっと誰かを シアワセにしたげてねと
水漏れの件は 機械で場所を特定するとなると それなり金額が掛かり しかも使っている管が古いので 今回直せたとしても 一時的な処置になる可能性大と まあ予想していた通りの 水道屋さんのお話だった
昨年も思ったことだが 亡くなったお父さん達が この家を先行きどうするのか きちんと子ども達に 考えて欲しいのだろうなという気がして その辺りのことも含めて 大家さんに相談すべきだろうな
誰もこの地に戻って来ないなら 借地の上モノだけあっても仕方がないし わたしもズルズルといつまでも 好意に甘えて 住み続けてる場合じゃなく そろそろ潮時かとも思えてくる
がしかしその一方で ようやく快適に使い始めた縫い部屋の 石膏の壁に囲まれた空間がいとおしく 選択肢もなく来たこの家を 離れるにしてもまた同じく 選べるような状況にないというのが 何とも情けない
だからこそきっと ピンポイントの道が開けるのだと 努めて自分を励まし ともかくはどうなろうが 縫い続けるしかないのだ
うーん困ったことに またもや漏水発覚
まあでも今回は 去年より遥かに早く 使用量が増えていると 教えてもらったので まだびっくりするほどではない
がしかし 日を追うごとに酷くなるのは 解っているので 洗濯と炊事をまとめて済ませ トイレと台所用に 少し水を汲み置いて 玄関の外の元栓を締めておく
前回は偶然にも 自分で水漏れの音を聞き分け 場所を特定できたのだが あれからまだ一年 亀裂の入った配管を思い出すと 他のどこもがそうなってもおかしくなく 今回特定できたとしても モグラ叩きのような気がしてくる
はあ 先日友人がしきりに言っていた 格安の賃貸物件は ひょっとしてこの予兆でも 感じていたせいなのかしらん 同じ古い家でも きちんと大家が全部見てくれるなら 何の不安もないのだけれど
とりあえず また周囲が寝静まった深夜に 水栓を開け 耳を澄ませるとするか
昨日は用事のついでに ちょい先まで考えて 足りない手芸材料を買い足した 目的のお店にはなかったのだけど それで却って 予想外のお買い得をゲットできた
目的のお店はちょっと遠くで 暑さを考えて 麻のワイドパンツを穿いて 午前中に出かけたのだけど もうさらさらで超快適 木綿でさえ肌に引っかかる夏は やっぱり麻が最高に気持ちいい
そんで 絹麻のスカートを完成させたあと 途中で浮かんだかたちを目指して そのまま秋モノに突入するか まだ暑いこの夏に 麻を使った一着を作りたい気もして ちょっと迷っている
そう 先日オーダーワンピと一緒に 安く売っちゃったやつを バージョンアップさせてもう一枚 そのアイデアがすっごく気に入っているので 出来上がりを見たくてうずうず
やっぱり 来年の夏まで お蔵入りなんて勿体ないな 一枚縫ったら あとは長袖バージョンも行けそうだし こうなったら縫っちゃおうかなーっと
今朝のラジオは つい高校野球 引き分け再試合が気になって
延長同点で終わった試合のあと 監督と選手のインタビューで 次は佐賀北が勝ちそう と思ったんだけど ちょい槇原敬之似のエースが 悲哀を感じさせるだけに 自分の勘が疑わしくてチェック
あまりに臨場感溢れる放送で 何度かミシンを放り出して 思わずテレビをつけてしまったのだが いやー暑いぜ高校野球 老廃物なんてまったく混じってなさそうな さらっさらの汗が眩しい
すっかり濁ってしまったわたしも そんな汗を流していた部活を思い出す 炎天下の地味な柔軟 目的はあったはずなのに なんでやってるかなんて忘れる位 ハアハアへろへろになった
あれに比べれば 今やってることなんて ぜーんぜんちょろいけど それでも あたくし的には 熱闘だったりするのだ
巻きスカートはどんどん縫い進め 途中試着して カラダに添うように ダーツを6ヶ所入れた 昨日は早速穿いて過ごし それで自転車にも乗った
右と左にぎゅっと布を引き 紐をぐるりと回して縛ると きりりと気分も一新 その心地よさは さらしを巻いたときにも似て あーやっぱりいいなと再確認
それで油断しないように ともかく 縫うべし縫うべしを心がけ この夏パンツを縫った絹麻の生地に しっかりした道行の正絹を合わせて 秋色のスカートに取り掛かった
生地がたっぷりあるなら 全部を二重にしてしまう所だけど 道行の正絹は他にも使いたいので 変則の重ね方で ちょっと面白いスカートになるように 仮縫いまでして雰囲気を確認
そんでひさびさ 縫っている間に次が浮かんできた やっぱ 巻きスカートの完成体験のお陰で ようやくエンジンが掛かった 迷ったときは ここから始めるのがいいかもしれない
部活がお盆休みなので 目覚ましをかけずに眠るこの頃 カラダは勝手に 7時起床と決めているみたいで まずはコンクリ庭に水をやる
灼熱の日々だけど 昨日今日と朝日は雲のなかにあって 時間とともに顔を覗かせる 今朝は時折 少しだけ風がそよいできた
トンボが飛んでいる コオロギにバッタの姿もある
先人を見習って 僅かに感じられる もう少し先の季節の気配を この朝のうちに こころとからだに刻みつけようとする
しなやかな絹が 肌に添ってするすると滑り 布の重なりを 心地いいと思える季節に向かって ミシンの前に座ろう
パソ部屋が熱帯すぎて やばいっす
ぐるぐるしすぎて 軌道修正を考えたあげく 綿入りの袷やらを解いて ひとしきり洗濯にアイロン掛け もうこうなったら秋モノだ と決心したものの 自分用のスカートを縫い始めた
暑くてもう何を着ていいんだか ノースリーブのワンピが 一番楽なのだけど さすがにそのまま外へ ってワケに行かないので もう少しまともに見えるように 巻きスカートを
ナゼかわかんないけど わたしはこのかたちが大好き バリエーションで タックを入れたり ホックで留める形にしたこともあるが 今回は何も考えず 紐で巻くかたちにしよう
半身を四分の一に切って繋いで 見返し分をさらに繋いで 縫い代は片倒しして 表から押さえのステッチ そこに丈を足すために おくみ部分を横に繋げて ひたすらひたすらの直線縫い
ああ そうだ秋モノは このバリエーションで あのとっておきの帯地を 前端に効かせたスカートを縫うんだった それから クラシックなジャケットも 夏物では控えていた大島も ようやく出番がやってくる
ともかくは 完成体験が欲しい
うー まったく集中力が続かない 布を前に頭の中で いろんな形に縫い繋ごうとすると ぼぼぼーっとしてしまう
それを振り払うように外へ出ると かーっと日差しが 気持ちいい位で やっぱり夏は 魂は地上を遠く離れてしまい 肉体だけを享受するための季節なのだ
まあ そうも言ってらんないので 諦めてもうごちゃごちゃ考えずに これまでのかたちを踏襲して どんどん縫えーそうだそうだ と思い また布に向かう
んでまた 作るとしてもこの布は スカート一着かトップス一着分 それをそんな風にやっつけでは 絶対後悔するする と思い しつこく ぼぼぼーを繰り返す
創造の神よ ヒラメキを与へ賜へ この夏の永遠のループから わたしを引きずり出してくれえ
気が付けば夏休みも もう半分近くを過ぎ 今日は部活がないので 久々にゆっくり二度寝をした
今年の夏 海はどーする と子ども達に聞くも 上のコは去年もパスだったし 下のコの反応もいまいち いつの間にか 海を喜ぶ年齢を過ぎてしまったようだ
毎年夏休みには 飽きるほど沢山の家族連れを見 常にざわつく売り場にいた お盆の殺人的な忙しさ ようやく そんなのと無縁になったのに なんだか時既に遅しの感
まったく 自分のダメ親ぶりが嫌になる いつも どんな状況にあるときも そういう後悔は累々と積み重なって 何から自由になろうとも 決して解かれることはない
本当に 自分だけのことなら 図々しいほど居直っていられるのに 過去よりも 今そしてこれから なのだと解ってはいるのに 子ども達それぞれの人生に 取り戻せない大切な時間を思う
それでも 全ては必要なことだったのだと いつか彼らが 思える時が来るのだろうか 贖罪はわたしが負うから どうかそういう恩寵を 与えて欲しいと願うのは あまりに虫が良すぎるだろうか
毎日 じりじりと 少しずつ縫っている服 どうしてこんなに進まないのか そこに焦点をあてすぎると たぶん途中で放置になるので 努めて考えないようにしつつ
今回の初チャレンジは きちんと袖山のある袖付けを 型紙なしでしてしまおうという試み これまでは 同じ型紙なしでも 見頃からそのまま続く袖か 直線裁ちの見頃に 直線裁ちの袖をつけるやり方ばかりだった
直線とは言っても 自然な肩下がりをつけ 袖口に向かっての窄まりも作ってはいたが 前回のノースリーブ続きで 型紙ありの袖ぐりを縫ったあと 型紙なしで丸みのある袖ぐりを縫い これなら派生形で袖つけもできるじゃん と思ったワケなのだった
本当はただそれができるってダケじゃなく 洋服的機能のパターンから言えば 細部に改良の余地はあるだろう でもとことん自己流にこだわるなら そういう袖付けすらも 型紙なしでできるようになって 選択する形の必然性を高めたい
作りやすいから とか それしかできないから とかで かたちを決めてしまうのでなく いろんな方法がある中で その時作る服に 一番相応しいかたちを選べる というのが理想なのだ
とはいえ 既に山は越えたのに 全体のシルエットがいまいちで それをどう改良するかが また悩みの種だったりする
この頃 暑くて台所で火を使うのが 嫌な季節になってきたので 敢えて料理にちからを入れなければ という意識が強く働いている
お鍋に豚汁に煮物 大量に男爵を茹でてコロッケとか ハンバーグは焼いてからさらに煮込む 常備菜作りにも余念がなく 紫玉ねぎや大根を酢漬けにしておいて そこにボイルイカとか 酒蒸しした鳥の胸肉をからめたり
体力を消耗する夏に きちんとしたものを食べさせたい という思いがあるのだが リスがいるのも マメに食材を仕入れる要因のひとつで 好きなひまわりの種以外に なるべく新鮮なものをあげたい
いつものリンゴとキャベツに加え 人参にプチトマトに枝豆にとうもろこし キャベツは端から全部しゃきしゃき齧るが 皮がついているのは必ず器用に残すのが もう見ていて本当に飽きなくて これはどんな風に食べるんだろうと 半ば実験みたいな気分もあって
今日はやたら嗅ぎまわっていたので ケシの実と黒ゴマの粒をあげてみたら 皮を剥く行為の限界がゴマと判明 ケシは噛みようもないのでお気に召さず ゴマはあの極小の粒を 小さな両手で持ちながらモグモグ すると下にはぱらぱらと 薄皮だけが落ちてくるという具合
すげー こんな繊細な技ができちゃうなんて もう奇跡に近い いやもっとも あの小さなカラダの造形には 神業を感じずにはいられない ぴんと立った耳やプリッとした肉球 指の先に伸びた細い細い爪
自然の恵みをたっぷり食べて おまえも健康で長生きしてくれよと いつもいつも思うのだった
ヤプログを閉じて ちょっとスッキリ まあでもその作業すら 時間が経ってからお試しください なんて文字が出てきて 最後までなんだかなーだった
アクセスは わをんのサイト経由か 糸ケースとか蚊帳リメイクとかの キーワード検索のほか 意外に多かったのは 自然塗料の販売サイトからのリンク
以前そこでペンキを買って わくわく館の壁塗り報告をしたところ お客様の施工例として リンクの申し入れがあったので応じた 果たしてそれが 売り上げに貢献したのかどうか知らないが 今考えれば ドロップショップみたいなもんだったなあと
でも当のわたしは その塗料には特に不満もないが もう一度壁塗りをするとしたら 縫い部屋で試した石膏か または何か新しいチャレンジをすると思われ どこかウソついている気がして 落ち着かなかった
自分のセンス次第で いろんなモノを右から左にできれば それなりのショップも作れてしまう時代に 不器用なわたしは まるで自分が作った商品のように とことん納得し実感し 今この時点で心からお薦めできるものでなければ 責任を持って紹介できないと思ってしまう
もう少し 器用に立ち回れたらって気もするが なれない自分を考えるより そういう人だからこそできることを 考えたいと思う 広く浅くでなく 狭く深くでいいから
不快指数かなり高く 何するにしても いつにも増して時間が掛かり 思考が持続しない
夕べ友人に頼まれて ヤフオクで落札したんだけど 受け取り後決済サービスの案内がきて その説明を読んでるだけで 頭がちりちりしてくる
個人情報を相手に知らせずに やり取りができるから安心とあって 代金はネットバンク経由で 品物を受け取ってから支払われる それってひょっとしたら 詐欺行為の防止になるのかと思ったけど 受け取って不具合が発覚しても 支払い停止ができるわけではないらしい
うーん ってことわ 匿名取引で何かあったら その後はあくまでも取引ナビだけで やり取りするしかないってことなのか 相手の本名も住所も解らないままじゃ 警察に届けることもできないし だからっていちいち ヤフー側が対応してくれるとも思えない
いったい誰にとって安心なのか いまいちよくわからん 悪意のある出品者にとっては すごく都合がいいような気はするが 取引ナビも導入前には 同じようなことが囁かれていたっけ
個人情報の扱いに慎重になる余り 匿名取引を利用したいと思う落札者は きっといるだろうけど だったら双方ではなく 少なくとも出品者側は開示の 前提があった方がいいような
選ぶのは落札側だから 結局は自己責任ということになるのか
朝から わくわく館の片付けをし 一度帰宅して夕方 置いてあった荷物を引き上げて それから 地元恒例の柳まつりに出かけた
自転車は下のコが乗って行ってたので 友人とふたりで 下駄履きでカラコロ 出店の並ぶ宵田の商店街で 激安カバンを買ってもらい 豊岡踊りの大開通りへ
既に子供会の部は終わり 大人連の踊りだったのだが 子ども達が小学生だった間 ずうっと続いていた参加側の立場から まったく離れて ただ気楽に眺められるってのが こんなにいいもんだとは思わなかった
もっとも 大人だって 会社やら趣味の集まりやら 何らかの団体に所属していれば 踊りの列に引っ張り出される可能性はあり そんなこととも無縁の 我が身の自由さが いっそう嬉しかったりする
そうやって傍から眺める踊りの列は 他所から観光客が訪れるようなものではなく かなり局地的な宴でしかないけれど またいつもの夏がやってきたのだという 故郷的な安心感があって これはこれでいいよなあ なんて 初めてしみじみ思ったりした
そうして いつもと同じ場所で ビールを飲んで焼きそばなぞを食べ 明日の花火の予定を確認しつつ おみやげにたこ焼きを買って 慣れない下駄で痛んだ足を よしよしする夜だった
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