Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?それまでこれから


2007年09月16日(日) どうでもいいはなし

|翔新聞にちびまる子ちゃんの4コマ漫画版が連載されるようになって2ヵ月半が経つが、いまだにつまらないのはどうしたことか。6月中旬から展開された、鳴り物入りの掲載予告(作者・さくらももこのメッセージまで添えられた)に、私も含めて周囲は大いに色めきたったのものだが、いっこう面白くならない情勢に及び、流石のフリークも熱が冷め気味である。このつまらなさは、例えば”凡庸なオチの弱さ”といったところに端を発するものではなく、むしろオトすことを考えていない作風にその原因を求められるだろう。すなわち、自分の独特の世界観さえ提示すれば、それで十分面白いのだ、という作者の姿勢である。しかし4コマ漫画は4コマ目でオチるからこそ面白いという大前提があるのであって、それがイヤなのならこの作品の前に掲載されていた「ほのぼの君」のように、まさしく”ほのぼの”とさせるぐらいにしか、漫画として成立させる手はないのである(ちょっと余談だが、4コマ漫画の金字塔である「サザエさん」は全ての作品にオチがきちんと用意されており、その内訳は辛らつなものが6割、和やかなものが4割程度と実に絶妙に分かれている。さくら氏のように世界観に逃げることは決してなかったのだ)。ところが、邪気あふるる作者にほのぼの路線は土台無理な話、従って「オチもなく、ほのぼのともしておらず」という極めてどうしようもない作品になってしまっている。これではとても公の場に発表するのに相応しい作品とはいえない。常々指摘しているように、漫画作家としての才能は尽きてしまったということなのだろうか(むしろ本人の怠慢という気もするが)。エッセイストとしては、そもそも才能なぞなかったし…


橋本繁久

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