Shigehisa Hashimoto の偏見日記
塵も積もれば・・・かな?|それまで|これから
劇団ひとりというテレビタレントが貴乃花親方に見える瞬間がある。 絶対にある。
どこの本屋に行っても週刊文春がない。全部売切れてしまったようだ。 みんな若・貴の兄弟げんかに興味があるんだなあ、と実感。ちょっと笑ってしまうではありませんか。他人のナントカは蜜の味ってやつですね。 因みに私はある批評家のコラム目当てなので、今回の件はいい迷惑ですよ。
青春映画を見たい。 「耳をすませば」のように瑞々しく 「エースをねらえ!」のようにスタイリッシュで 「青葉繁れる」のようにちょっぴり淋しい映画を。
これら三作品には、ありがちな「思春期の敗北感」という要素がない。 目の前の大きな目標に向かって、ただ前に前に進んでゆく(つまり進んでゆける)、とても幸せな映画なのである。
アート・フィルム丸出しの青春映画が蔓延る今の映画界で、こういうタイプの作品を作れば、多くの人たちから喝采を受けれると思うのだがどうだろうか。現実がつらいからといって、自己完結的な暗い映画ばかりではつまらない。その暗さを突き破った、何とも心が躍るような楽しい映画を是非作ってもらいたいものだ。
橋本繁久
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