しむちゃんのつれづれ日記
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2004年10月30日(土) 上越新幹線の脱線

昭和39年に新幹線が開業して以来の初めての脱線事故です。
走行中の事故ですが、死亡事故とならなかったことが不幸中の幸いです。

取引先に同じJR関係で、リニアモーターカーの開発に携わる方々が
いらっしゃるので、リニアはどうかと尋ねてみましたが、リニアの場合は
ガイドをまたいで走行するので、新幹線と違って地震に対しては、より
安全であるとのコメント。地震に関して不安なのは、車両自身よりも、
むしろ橋脚などの土木関係だと。

早稲田大学の濱田教授は、脱線地点の液状化を指摘。
高架橋の横揺れに注目したのです。
つまり地震の縦揺れに加え、液状化による高架橋の水平方向の波状の揺れ
(ヘビのような横揺れ)が起きたために車輪がレールから外れたとするもの。
非常に説得力あります。

ではリニアは同じ状況では本当に安全なのか。
リニアのように時速500kmで走り抜けるものに大きな横揺れが生じると
ガイドが引っ掛かって走行の抵抗が激しく大きくなって、急ブレーキを
かけた時と同じ状況になることが予想されるし、車両に搭載している液体
ヘリウムが噴出することも考えられます。(超電導マグネットは超電導を
発生させるために液体ヘリウムと、それを維持するための極低温冷凍機の
組み合わせで搭載しており、液体ヘリウムがなくなれば、当然ながら
極低温になることはなく、超電導マグネットが使いものにならず、走行不能
になってしまいます。)これは耐衝撃という点で検討が必要でしょう。

技術的には10Gまで大丈夫な冷凍機も、実走行で15Gがかかった時には
壊れてしまったという報告も聞いています。設計値としてはあくまで10G。
でも地震が発生する時には、それ以上のGがかかることが予想され、必ずしも
安全というわけにはいきません。

そういう意味でも、震度6を超える強い地震が生じた場合には、地震には
強いと言われているリニアモーターカーですら安全である保証はありません。

日本に住んでいる以上は地震とは切っても切れない関係です。
であるならば、このような場合を想定した国家予算も必要です。
破壊に備えた復興費、破壊を未全に防ぐ安全予防費。
環境整備を進める前に、人々の生活を守るべくやらなければならないことは
いくらでもあるはず。関東に大きな震災が起きない限り、本腰で動くことは
しないのでしょうか。国というのは本当に国民の方を向いているのかと、
不信感を抱くのは自分だけではないはずです。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)



2004年10月14日(木) 危うく・・・

母親が死ぬところでした。

昨日の早朝、父親から電話があったので何事か起こったと気付きましたが、
まさか母親の心臓がまた止まったとは。

母親は夏に心臓にペースメーカを埋めこむ手術を受けましたが、それは
心臓が止まることを防ぐためのもの。だから、ちょっとやそっとじゃ
心臓は止まるはずがありません。(医者からそう説明されていたので。)

だから止まるはずのない母親の心臓が止まって倒れたというのだから
話を聞いたこちらはびっくりしたというか、こちらの心臓が止まるかと。

結果的には母親の心臓は生命力の強さのおかげで回復しましたが、
検査の結果は、ペースメーカの欠陥。つまり大事な時に機能しなかった。
医療事故の可能性もあったわけです。これにはさすがの自分も切れまして、
医者も器具メーカも平謝り。まったく大学病院が聞いて呆れます。
というか、謝るなら母親に謝って欲しいもんです。

まぁ、とにかく大事にはなりませんでしたからよかったものの、
いやーな気分だけが残ります。まったくもう。

はい。今日は曇り。(東京地方)


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