しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2003年12月31日(水) 今年最後のボヤキ

寒いです。

相変わらず実家の自分の部屋は冬場を過ごすにはなにも無さ過ぎて、これ
だったらホテルに泊まる方がどれだけ過ごしやすいことかと年末の帰省時は
いつも思います。(もはや住人ではないので当然のことではありますが・・・。)

部屋にひとりでいると部屋の過ごし難さだけが目立っちゃって、親に会いに
来ている目的を忘れてしまいそうです。いやー寒い寒い。とはいえ、今年の
年末はさほど寒くはないので助かっています。

今回も車で帰省していますが、30日14時過ぎに出て久留米到着は翌日31日
10時過ぎ。途中、4時間ほど車中で寝ましたので、概ね移動は16時間。
2箇所の事故渋滞がありましたので、まぁこんなものでしょう。

西日本に差し掛かったあたりから雨が降ってきましたので燃費的には後半が
きつかった。晴れていて流れが良ければ途中1回の満タン給油で済みますが、
今回は10リッターだけ足しました。(2リッター車とはいえターボ車なので、
1200kmを最初満タンプラス途中満タン1回だと、張り切って飛ばすと
最後にガス欠になる。そこをなんとか高速で高いガソリンを入れないで済ませる
ように気を遣っているつもりではあります。だって上と下じゃ10円ぐらい違う。)

それにしても帰るたびに思いますが、親が少しずつ小さくなっているような
気がします。年を取って痩せてきているせいもありますが、小さい頃には
偉かった親の威厳が小さくなってきたといいますか。特に父親の方が。
なんだか切ないです。

両親と食事をしていても、会話はいつも母親とです。父親はあまり会話に参加
しようとはしません。食卓にはテレビがあるので、父親はいつもテレビと会話
しています。自分にとってはそれが不誠実というか不真面目に見えて気に食わ
ない。だから父親のことは放って母親と会話しているというのもありますけど。
催促しないと参加しないし。こうなったのはいつの頃からかなぁ。

父親の発言は言いっぱなしだから、それが自分には冷やかしに聞こえてしまって、
さきほども会話を中断させて怒って席を立ちました。父親は恐らく何故自分が
怒ったのか分からないでしょう。母親はもっと穏やかになれと言いますが、
近い存在の人であるがために余計に腹が立ちます。父親にとって次男坊は無の
ような存在なのかと変な勘ぐりもしたりしています。

まぁこれまでの歴史がありますから、細かいことは申し上げられませんが、
昔の父親の記憶が今なお亡霊のように取りついていますから、ギャップの
大きさに自分が対応できていないのか、大人になりきれていないかのどちらか。

というか、年の瀬も押し迫ってきているというのにひとりでカラ回り。
何を焦っているのだろうか・・・。気にかけていることは山ほどあるのは事実
なんですけど。「ボチボチ」とか「マイペース」という言葉がすでに使えなく
なってきているのも事実。

社会生活や会社生活での「責任」という言葉が重くのしかかってきました。
来年はこの「責任」をきちんと受け止める1年になりそうです。
(具体的にそれは何だとは聞かないお約束。)

今年の日記もこれで終わり。今年は大変お世話になりました。
来年もまたよろしくお願いします。

みなさまにとって素晴らしい新年をお迎えになることをお祈りしています。
それではまた明日。(え?)

はい。今日は雨のち曇り。(筑後地方)



2003年12月30日(火) 今年の不可解

出発を半日ずらしました。ただ今30日正午。
これからぼちぼち出発準備です。長い車の旅が始まります。緊張するねぇ。

さて、先日28日に放映されましたサンデープロジェクトの年末スペシャル番組
「「不可解」を斬る」。この中のそれぞれのコーナーで設問が出されました。

それぞれの設問は以下の通り。

(第一問)「フセイン元大統領の拘束でイラクの復興は早まるか」
 Yes  6,227
 No  12,370
<早まると思う方が少ないという感じですか。>
→二元論ならば、これは早まるに決まっています。ひとつの障害が
 消えたのだから。障害を残して復興は達成できません。
 Noと考える人は、拘束は復興に直結しない、と考えている人ではないで
 しょうか。であれば質問の読み違えです。

(第二問)「今年 あなたの家計に余裕はありましたか」
 Yes  5,026
 No  25,580
<これは圧倒的に余裕がないと思っているようです。>
→余裕があるとは貯蓄ができるということ。
 ということは、貯蓄ができないとか借金をしている人が多いのでしょうか。
 借金をする人が増えたのはその通りでしょうが、圧倒的なのには疑問。
 全体的に給料が下がったという方が多いのでしょうから、支出を増やせない、
 あるいは支出減に不満がある結果だと思います。かくいう自分も支出を
 切り詰めることができず、貯蓄を取り崩してきましたので余裕がない方。

(第三問)「今後も巨人中心だとプロ野球は衰退すると思う」
 Yes 14,863
 No   3,938
<プロ野球は巨人中心であると大半が認めているようです>
→巨人がメジャーなのは読売新聞がスポンサーであることに他なりません。
 他は鉄道・小売・食品・市民といった感じで、マスコミほどの影響力は
 ありませんから。しかも部数1位の新聞社ともなれば言うまでもなし。
 立場というよりも、そのやり方に問題があると言ってもいいでしょう。

(第四問)「ますます不可解なので来年も追及して欲しいテーマは
①イラク ②北朝鮮 ③景気 ④プロ野球」
 ①2,516 ②7,359 ③2,911 ④908
<どうやらフトコロ具合は改善してきたのかな。それともフトコロ事情よりも
命の危険の方を優先させたのかな>
→というよりも、第二問の投票数に比べ他の設問の投票数が少ないのはやはり
 フトコロ具合はまだまだ厳しいということか。他のことはそれなりに気には
 かけているけど、そこまで深刻には考えていないといことでしょうかねぇ。


投票するにはわざわざ接続料を支払うから冷やかしは少ないと思われます。
サンプル数が1万を超えたその数そのものをどう捉えるかもありますが、
大勢を見るには充分でしょう。投票の数が少ないほど、考える時間がなかった、
あるいは普段それほど考えていないということでしょう。賛否どちらかに
はっきりとした意見を出せないのだから。投票数のバラツキをどう見るかかな。

総括すると、全体的なこと(国のこと)よりも、自身に直接関わることに大きな
関心が寄せられているようです。まぁ、そうでなければ強い関心もないという、
予想された結果なのでしょうかねぇ。番組制作側からするとどうなんでしょう。

ちなみに、番組への投稿の中に(12/26まで)、自分の投稿もこっそり
掲載されています。民主党への投稿は他になかったから掲載されたのでしょう。
全ての投稿が掲載されている訳ではないようなので、それなりにまともな投稿で
あったんでしょうかねぇ。

それではそろそろ帰省のために出発します。
帰省してからネット接続できないかもしれないので、もしその場合は戻ってきてから
まとめてアップしますね。

みなさん、いいお年を。(とりあえず)

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月29日(月) 猪瀬直樹の悲劇

彼はご承知のとおり道路公団民営化推進委員会の委員ですが、当初7名で始まった
委員会は、昨年の12月に今井敬委員長が辞任、中村英夫委員は欠席続き、今月
22日に田中一昭委員長代理、松田昌士委員が辞任となり、川本裕子委員は、
抗議の意味で欠席。大宅映子委員と猪瀬直樹委員のみが残ることになりました。

これはどういうことかというと、この委員会の開催は3名以上が必要であり、
小泉首相が辞任者の補充はしないと公言していますから、実質上の委員会開催が
不可能になったということです。

まぁなし崩しと言うか小泉流というか。政治家のやり方ですね。
さはさりながら、辞任とか欠席とかする委員の心境を察することができません。
相討ちしてでも迫ろうと一致団結していた委員たちが分裂していくのですから。
最初の大義はどこへ行ったのだろうか。

猪瀬委員が辞任せずに残ったことで色々と各方面から批判されているようですが、
彼のミッションはいかに道路公団のやり方を是正していくかですから、委員会が
崩壊してしまうと提言もモニターもできなくなってしまうことになり、元通りに
戻ってしまいます。抗議の意味で辞任や欠席をするのは勝手ですが、それは自分の
役割を放棄したことであり、われわれはそういった人たちに対して批判をすべき
であって、残った委員に批判を行なうのはおかしいと思います。

そんな中でも猪瀬氏は当初の大義を貫き通している人であり、この人が今後も
がんばってくれないと、それこそ委員会の提言は骨抜き。結果的には道路公団や
自民党道路族の思いのままになってしまいます。小泉首相のリーダーシップには
限界があるからです。

25日に開催された国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)でも不思議でした。
石原大臣がやらないっちゅーて豪語した区間が国の財源で建設することが決議される
ことになったりしてね。「新直轄方式」なんていうわけのわかんない方式を使って。
(「新直轄方式」については検索してみれば解説がたくさんあります。要するに
税金を投入して高速道路建設をするということ。)

とかなんとか言うのはこのくらいにして、そろそろ帰省の準備をするとしようか。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月28日(日) 誰だよオマエ

晩メシを食べていたら何やら怪しげなセールスマン風の男がチャイムを鳴らし、
ドアの向こうにいたからシカトしていたらドアをドンドン鳴らすので、止む無く
出てあげることにしました。

何かと思いきや、

「新聞屋ですが、年末のお礼に各戸お伺いしています。
この時期、新聞を取るのをお止めになる方が多いので、お続けして頂くために
洗剤とビール券をお配りしています。(という彼の手元には200枚を超える
ビール券の束が握られていました。)それでは洗剤とビール券をどうぞ。
ところでご主人様、今は何をお取りになっていらっしゃいますか?」
以下、販。

と聞くから、

私:「今月いっぱいでしばらく止めることにしています。」

販:「新聞は銘柄を継続させないで、変えていかないとサービスが落ちます。
  ところで今はどちらの新聞をお取りになっていますか?」

このあたりから話がおかしいと思い、

私:「あなた、毎日新聞さん?」

販:「はい。毎日新聞も扱っております。以前は日経新聞でしたけど。
  それでは次にどちらをお取りになる予定ですか?」

私:「しばらくお休みです。」

販:「先でも結構ですが、私が責任をもちますので4月からというのはどうで
  しょうか?例えば読売新聞でも結構ですが。」

私:「だから、しばらくお休みだってば。」

販:「先の予約を入れてもらえばさらに洗剤とビール券をお渡しします。
  私が負担しますので。」

私:「なに?おたくが新聞代を払うってこと?」

販:「いえいえ。通常は洗剤2箱とビール券5枚ですけど、お約束をして
  頂ければ、追加の洗剤とビール券の分を負担するということです。
  私の成績にもなりますから。」

私:「いやいや。約束をしても読む気がなければ溜まるだけですから。」

販:「ビール券は金券ですから、新聞代と相殺できるから損はしませんよ。」

私:「だーかーらー。それて負担してもらっているのと同じじゃない。
  新聞読むならこちらからまたお願いしますよ。ちゃんとお金を払ってね。
  というか、こちらの身になって下さいよ。それじゃまるで押し売りじゃない。
  そちらの都合ばかり言われても困りますよ。」

販:「・・・・。そこをなんとか。ビール券を追加しますから。」

私:「そういうことなら、ここにある洗剤とビール券もお返ししますから。」

販:「わかりました。お返し下さい。またよろしくお願いします。失礼します。」

私:「はい。さよなら。」

※一部割愛しました。

どうやら彼は新聞の販促員。近所の新聞屋の営業ではなくて、3大紙(読売・
朝日・毎日)の共通販促員だったようです。でなきゃ、あんなにたくさんの
ビール券を握っているはずがありません。3大紙のどれでもいいってことは
言いませんしね。

だったら最初からそう言えよな。勘違いするじゃん。
カネを積むから契約してくれって、なんでそこまでして契約しなきゃならんのか
自分にはさっぱり理解できません。契約を取っても儲け仕事どころか損する仕事
になることになりますんもん。それじゃあ、毎日朝早くから配ってくれる配達員
に申し訳ないし、読んでいないこちらからすると新聞の積み上げで資源のムダ。

要するに、そこまでしなきゃ新聞読む人がいなくなったってことね。
冷めたこと言うと、新聞の役割が終わりつつあることを意味しているのかな。

わりとまともな方の販売員でしたが、これでゴリ押しだったら本当に押し売り。
断る際に泣きそうな顔をしていたからさすがに大きな声は出しませんでしたが、
態度が出かけりゃ何をしていたか分かりません。

そこらへんの人と相手をするような口調で自分に接してもムダ。
要らんものは要らん。カネで釣ろうとしたら警察呼ぶぞ。マジで。

年末も近づいてきているというのに、なんとも気分の悪いこと。
明日はちょっと会社で片付けものをして、クリーニングの出来上がりを取りに
行ってから身支度して帰省をすることにします。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月27日(土) まな板の鯉

ある医療事故で被害に遭ったご家族の声。

「患者は医者の実験台じゃない・・・。」

不幸にもご家族を亡くしてしまった方には申し訳ないのですが、自分はそうは
思っていません。患者は医者の実験台だと思っています。いつの時代でも医療は
患者の犠牲の上に成り立っていると思います。

このご家族が言いたいのはそういうことではなくて、実験台になることは良しと
しても、患者を第一に考えない医者の良識と病院組織の悪さ加減を問うているの
だと思います。その患者がどうなのかではなく、その病理がどうなのかに興味が
ある医者や組織は患者を二の次に考えてしまいます。

他の何でもそうですが、医療も例外なく始めからマニュアル通りにできるもの
ではなく、経験がモノをいう世界です。他と違うのは、命を預かっているという
ことです。だからハンバーグを焼き過ぎてやり直すことのできるハンバーガー屋
の店員とは訳が違います。ダンのタイミングを逃して利益を逃してしまった為替
ディ-ラーも自分の立場を悪くするだけで人の命までは取りません。

これらは失敗であって、意図的にやっているわけではありません。
医療の場合は、意図的であろうがなかろうが失敗が起きるのです。
問題になっているのは意図的に患者を実験台にして、その結果が良くない場合に
限られます。結果が良ければ意図的に患者を実験台にしても文句を言う人なんか
いません。結果だけを見て感謝すらするでしょう。

ということは、医療は結果第一ということです。
結果が悪ければどんなプロセスでも責任を問われます。医者に良識があろうが
病院がいい組織であろうが関係ありません。人の命を奪ってしまったこと、
あるいは術前よりも状態を悪くしてしまったそのことに責任を問われます。

医療もある意味、国益と同じで何らかの犠牲の上に成り立っていると思います。
その犠牲がお亡くなりになられた方々と言ってしまうと実も蓋もありませんが、
医療は人が行うものである以上、死亡者を最小限に留めながら健康体に戻る
人たちを増やす。この大義の上に医者が存在していくことを望みます。
密室でない開かれた医療を望みます。

でも、自分が術台の上に乗った時は確かにまな板の鯉でしたけどね。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月26日(金) 職場で最後の日

今日は会社の仕事納めなので、職場としても最後の日であったのですが、
そこそこ残っていた通常業務があり、書類の片付けやら引越し準備やら、
来年になってはできないことが残ってしまいました。月曜日は年休奨励日
という日で、ここを有給休暇で埋めるという暗黙の指示(会社は文書での
指導はしないが)があるので、一応休みにはなっていますが、こんな
状態ではいい年を迎えられないので、片付けの日として出勤することで
腹をくくって今日はそこそこで帰りました。(睡眠不足で眠かったし)

帰りが同じ方向の後輩が車で送ってくれるというので、ありがたく車に
乗せてもらって帰りましたが、道はどこを通っても車で一杯。首都高は
一部入口が閉鎖されている始末。皇居をぐるりと回って、飯田橋から
首都高5号線(池袋線)に乗って高島平までトロトロ。都心を抜ければ
下はそんなに混んでいなくていつもの通り。

最寄駅で降ろしてもらう頃には少しばかり雨が降っていました。
天気予報を信じて傘は持っていませんでしたが、まあなんとか帰れます。
コンビニで明日の朝メシを調達して帰りました。

帰宅してからはとにかく眠たかったし、面白いテレビもなかったので
さっさと寝ました。あー寝た寝た。昼まで寝ましたとも。

ふと思い出してエアコンを見ましたが、スイッチを切っていて良かった。
それなのにノドはガラガラ。夜間は効果抜群の加湿器も日が昇ってからは
効果があまりないかもしれません。昼間付けっぱなしだとタンクの水が
1日もたないからね。それだけ部屋が乾燥している証拠。

さて、これからシャワーを浴びて、部屋の掃除をして、クリーニング屋へ
行って、食料を調達に行って、ちょっとやることをやって、今日は終わり。

というか、年賀状を買いに行かなきゃ。

はい。今日は晴れところにより一時雨。(東京地方)



2003年12月25日(木) 電車の中で寒気はマズイわな

お食事中の方は今日の日記はご遠慮下さい。
自分の記録のためにいちいち細かく書いています。

調子ぶっこいてビールをガブガブ飲んでしまったのが良くなかった。
25日にオジサンと元同僚の3人で会社の2階で久しぶりに飲み。
気心を良く知っていることもあり、注がれたビールをガブガブと飲む。
話す。そして飲む。その繰り返し。一応、そこは21時がラストオーダー
になっているから歯止めは利きますが、それでも定時後の18時から
飲み続け。自分ではほろ酔いのつもりがそうではなかった。

大崎駅から埼京線の始発に座り、しばらく寝込んで目が覚めると渋谷。
突然のおえつに驚いて飛び降りてトイレへ直行。その後は推して知るべし。
というか、ゲロッパでなかったのがまずかった。

再度渋谷から埼京線に乗り直し、しばらく立っていると、なんだか怪しく
なってきた。新宿を過ぎると尚更怪しくなってきて体温が急激に下がって
しまったような気分に。もうこれはアレです。寸前です。

新宿から池袋まで5分なのですが、これが長い長い。
もつのだろうかと考える前に、周りの人に迷惑だけはかけられないと思う
ばかり。目線はうつろ。立っているのがやっと。池袋までよくもった。

ドアが開いて階段を駆け下りて、トイレへ駈け込んでしばらく深呼吸。
思いきって指を突っ込みましたが、いつもは出るモノが出ない。胃液だけ。
非常にマズイです。出ればスッキリするものも、出なければ気分は変わらない。

仕方がないので10分ぐらい取っ手に腰かけてじっとしていました。
トイレは込んではいたものの、多くは小さい方だったから大きい方はそれ
なりに空いていたので占拠してもドアを叩く人はいない。幸運でした。
まだ22時だったので、そこまで泥酔いしている人も少なかった。

その後は池袋から西武線で準急の始発に座ることができて、なんとか
気分的に落ち着いて帰ることはできましたが、案の定、乗り過ごしました。
とはいえ所沢までだから駅で言えば2つだけ。時間もまだまだあるから
焦ることもなく上りのホームへ向かって、ガラガラの池袋行きの準急に
乗って帰りました。

あまりに酔っ払っているので、とにかく急いで浴槽にお湯を注いで、
溜まるまでしばらくボーっとテレビを見てから風呂へ飛びこむ有り様。

どれぐらいだろう。目が覚めたのは。
自分では1時間ぐらい浸かっていたつもりですが、テレビではまだWBSが
放送されていたから15分か20分程度の入浴だったんだろう。
もうまったくもって朦朧としていました。

風呂を上がったら少し目が覚めて日記を書いていますが、もし帰ってきて
そのままバタンキュー(死語)だったら明日の朝はどうなっていただろうと
思います。とはいえ、これから寝てもまともに朝起きれるかどうか。

どちらにしても起きれないなら、せめて二日酔いでない方がいい。
というか、起きる。今年最終日だし。今の職場の最後の日だし。

おー。夜更かししている場合じゃない。さっさと寝よう。んじゃ。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月24日(水) まだまだ

忙しい時に仕事が詰まるのはサラリーマンの常なのか。
クリスマスシーズンなんて関係ありません。

今の職場での仕事はあと3日。やることがそれなりに残っているので
その短い間にやり残したことを片付けるようにしていても自分の異動や
明けて1月からの実習後、異動した職場の引越しもしなければならず、
それらのことをこの3日でやり終えろと言うのは無理があります。

もろもろ問題はありますが、事業の終了に伴う仕事を優先させることにし、
引越し準備は実習中か、それが終わってからやることにします。
時間も人の手も限られているから。

それから上司が1月から兼務が解ける予定だったところが、急遽兼務が
解けないことになり、主務と副務が入れ替わるだけになりました。
ということは組織そのものが継続することであり、彼は契約履行期間中は
そのために室長であり続けることになります。これも数ヶ月のことではなく、
最短で再来年の1月。そこから先はある客先に納入した装置の検収がいつ
もらえるかにかかっています。ここで検収をもらわなければ、いつまで
たっても履行責任が残ることになり、組織もそれに伴って継続せざるを得ない
ことになり、上司の立場はタラタラと引きずられることになります。

過去の事情を知らない上司がいちいち対応できるわけがなく、その都度
自分か、当時担当していた人間を引っ張り出すことになります。
まぁそれも止む無しとしてそのようにしたのだろうから、自分が口を出す
余地はないんでしょうけどね。上の方で決めたことって、あれやこれや
憶測をしてしまいます。それでも決まったことには従うしかないので、
とにかくできることをできる限り行うしかありません。

最初のウチは自分も仕事に慣れることに必死だから構うこともできませんが、
そのうち慣れてきて仕事を回せるようになれば、少しは構うこともできる
ようになるでしょう。なるようにしかならないわけでね。

今日も1日が終わり、あと2日になってしまいましたが、ぎりぎり26日まで
やることは見えているので、潰していくための行動をしていきましょう。
なーんて、明日になったらまた同じことを言っていたりして。(笑)

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月23日(火) がさがさ

手の甲がからっからでガサガサです。
乾燥肌なので冬場はつらいです。特に右手。

どう言えばいいのでしょうか。肌が割れるといえばいいでしょうか。
まるで地割れです。風呂上がりの直後なんかはまさしくその状態。

とはいえこれが自分にとっては湿度のバロメータになるので、この
ガサガサ度が多ければノドのケアをしろということですから、手の甲を
見て対策が打てるという、まるで反面教師のようなもの。

ハンドクリームを使いたいのはやまやまですが、風邪を引きたくないと
いう思いの方が強いので、自分の目安としてそのままにしています。
でも割けて血が出てくるようになると嫌だなぁ。うーむ。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月22日(月) ダラダラ飲んでいるとやっぱ眠たい

ついついしゃべりが長くなって、閉店まで居ついてしまいました。
ウチに帰ったら朝刊が届いていて、改めて朝帰りを実感。
っちゅーか、毎日新聞は配達が早い。まだ4時になっていないのに。

明日がカレンダー通りに会社は休みなので夜更かししてもいいやと後輩を
連れて飲みに行ったのはいいのですが、その後輩のために飲みに行った
ようなもんだった。今度はひとりで飲みに行こう。ちょっとヤな気分にも
なったし。というか、二度と行かなければいいのですが、そういうわけにも
いかないお店なので、今日のことを思い出さなくてもいいような状況の時に。

飲んでいる時に電話をかけなければならない人がいたのを思い出しましたが
時既に遅し。深夜です。お日様が出ている時間に電話しよう。

そういわけで寝ることにします。おやすみなさい。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月21日(日) 整体で久しぶりに涙

今日は整体に行きましたが、かなりクビと背中が痛んでいました。
何をした?って聞かれる前に、お酒が過ぎたんじゃないですかって言われ、
3連チャンで忘年会しましたと正直に答えましたら、そうでしょうねー、
いつもより背中が張っていますよ、肝臓当たりがお疲れモードですって。

それでもって、背中と堅甲骨あたりをグリグリされて、痛いのなんのって。
ギブアップしようかと思いましたが、あらかじめ痛いのは我慢して下さいって
いわれたもんだから仕方がない。手と足をバタバタさせながら悶えていました。
手足だけでは物足りなかったので声を出そうとしましたが、ガァーとかグゥー
とかしか言えない情けなさ。痛みで飛びあがりそうなところをグッとこらえて
涙していました。

以前なら酒を飲み続けても体のことに気を遣ったことなどなく、今回の痛みも
なんのことやら自分では分からぬ痛みを不思議に思っていました。恐らく
少々の不調があったにせよ、そんなに気にしていなかったのではないかな。

そこの若者諸君。年を取る前に自分の体のケアをしておいた方がいいよ。
積もり積もった体の不調は、それを取り戻すのに同じだけの時間を要するって
言いますからね。1回や2回のケアでは一時的な回復でしかなく、そのうち
また悪い状態に戻ってしまいます。

それにしても最近は布団やら枕で体にいいものがないかって思います。
特に枕は以前から使っている、真ん中が頭の形にへこんでいるタイプのものは
どうやら自分には合っていないようで、バスタオルを巻いて首の下に敷いて
いる毎日です。首が立った状態で寝るのは良くないとのアドバイスにより。

というか、基本的に運動不足なのかな。
体がほぐれていないってことは。
外はすっかり寒くなってしまいましたが、ヒマを見つけてランニングでもする
習慣をつけなきゃ。そんな感じです。


ひとつ物事が進展しまして、それはそれでいいことなので心をこめて対応を
していきたいと思っています。それとは別に3ヶ月ぐらい先送りしている
ことがありますが、これは年内解決とはいかないので、年明けにでも何らか
対応をしていきたいと。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月20日(土) これもNHKらしさ?

東京はアパートを揺らすような強風の1日。山の方では大雪注意報が出ました。
みなさまの地方ではいかがでしょうか?

さて、NHKで「安全保障」をテーマにした討論番組が放映されました。

それぞれの立場を総括すると、

政府・自民党・公明党あるいはその出身者は憲法を変えて軍隊保有を認める。
民主党もこのグループ。(それぞれ条件はありますが)

野党は憲法を変えないで軍隊も保有しない。共産党・社会党はこのグループ。

軍隊保有論と自衛隊派遣への考えは一致しています。
前者は派遣する、後者は派遣しない。そりゃそうですわな。

長老やらなんやら出演してきましたが、石破くんの説明はわかりやすいし、
論理的です。他の人は説明が不充分であったり下手であったりおかしかったり。
岡田くんもしっかりして欲しいね。責め方が下手。共産党や社会党とは思想が
違うんだから、政府・与党への責め方を考えなければ。本質を責めているわけ
ではありませんから。彼の主張は説明責任を求めること。そういう意味では
民主党は本件における野党での存在異議がない。申し訳ないけど。

問題は、人道上は必要だが、軍隊が介入することに賛否両論があるわけです。
人道上、イラクで日本が貢献することにはどの政党も専門家も、そして国民も
反対はしませんし、むしろ積極的に行なうべきだと考えています。だからこそ
その支援を誰が行なうか、というところで議論が行なわれるべきです。

法律的なところ、観念的なところで議論をしても、平行線はいつまでも平行線。
議論すべきはなぜ自衛隊なのか、ということです。行くべきかどうかでなく。
自衛隊に限定しなければ、そりゃ誰も異論を唱える人はいないでしょうからね。

これを言うと野党は話を戻して、なぜ行くことを決めたのかってところに話を
もってくるから、そこからまたやり直しになり結論まで行きつかない。
結局のところ、結論を出そうとすると民主党は与党と同じ意見になってしまうし、
共産党や社会党は明らかに反対だけれど説得力がないから、もしかすると全員が
結論を恐れて議論を繰り返すことを意図的にやっているのかもしれません。

そういう中で議論が行なわれていますから、国会でもテレビ討論でも何回も同じ
ことの繰り返しで、誰かのひと声で物事が決まってしまう雰囲気ができあがって
きてしまっているのではないでしょうか。小泉首相にとってはそれこそやりやすい
環境にあるわけで、傍からみるとなんとも面白くありません。

だからこそ田原総一郎のような切り口を持った司会者がいるテレビ番組は必要で、
NHKでは決してそのようなことはできません。サンデープロジェクトはテレ朝
だからといって、田原総一郎は朝日系に毒されているわけではありませんし。

話の結論を導き出せるような番組構成をして欲しいのですが、いかがでしょう。
NHKの番組を見ていていつもそう思います。司会者のせいではなく。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月19日(金) 飲み会3日目

さすがに年末の飲みが続くと疲れますが、今日はさらに飲み会でした。
とはいえ会社の気を遣う人とは違って会社に関係ないネット上の友人たち
ですから、特にこれといって気を遣うわけでなく、それなりに。

今回幹事のYAMATは前日に先輩たちと無茶をやらかした翌日ですが、
きちんと集合時間に来ていました。でも他の人間はすべて集合時間に遅れまして
申し訳ないやら。せっかくYAMATが気を利かせて店を予約していたのに集まりが
悪いからキャンセルさせてしまって。
(でも新橋系の安い飲み屋に落ち付けて良かったね。座敷もあって。)

みんなは20代なんですが、自分一人が30代後半。
もうひとり同い年の人が来る予定でしたが、どうやら風邪を引いてノドを
痛めてしまった模様で、今日は欠席となりました。

もう至っていつもの通りの会話で息が抜けたというか落ち付けたというか。
こういう仲間はありがたい存在です。中年でも壮年でも熟年でも何とでも呼べ。
別に悪意はないから気にしないよ。自分よりずっと若い世代の人たちと飲める
機会が社内ではまずなくなったこの頃では、こういう人たちとの会話って結構
発見が多いです。大概は飲んで忘れていますけどね。

というか、渋谷のセンター街は人通りが多かった。久しぶりでびっくり。
ハチ公前にはクリスマスツリーのイルミが飾られていて、その周辺もそうだし
センター街の通りもそうだし、こういう機会でないと人ごみをかきわけて歩く
こともありません。まさしく東京の人ごみって感じがします。(今でもガングロ
厚化粧の若いおねーちゃんが闊歩していたのには驚きでしたけど。恐らく数年前の
ガングロねーちゃんたちがそのまま年を取って酒を飲める年代になったのでしょう。)

さて、次回は欠席裁判で今日欠席となった友人を幹事として新年会を企画して
もらうことでみんなの同意を得て帰りました。本人と奥さんを説得して彼の
自宅で新年会を行なう方向で勝手に考えています。飲んだ勢いだ。いえー。
頃合いを見計らって相談してみます。(手料理を口にしたい自分の勝手な希望)

やー。それにしてもとある結果がまだ届かないのは何でだろう。
と、気にかけていることがあった1週間でした。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月18日(木) 収入は確実に増えた

昨日の夜更かしがたたって、今日は朝から二日酔い気味。
眠くて眠くて仕方がない。そして今晩は職場の忘年会。とはいえ3名だけ。
1960年代、70年代、80年代入社のそれぞれ3名。最初の二人が近くて
自分一人がかなり離れているんですけどね。

上の二人はどちらも院卒の技術系。周囲の新卒の給料が1万2千円の頃に
2万円を約束された人たち。そう考えると、20年で新卒の給料は10倍に
跳ね上がりました。それだけ経済成長が著しかった証拠。

振り返ると、小学生の頃(70年代)にチロルチョコが今では1個で10円の
ところが3個つながりで10円だった。それを思うと、単純に消費物価は
30年で3倍。消費者物価より給料の方がインフレしていますよね。

でも彼らの給与は平均より高かったわけだから、消費者物価の上昇率がさほど
高くなかったことを意味しています。これが収入の増加率の高さで、経済成長
が著しかった一例です。収入の増加率の高さが支出の増加をもたらしています。
それとともに家計の余裕が貯蓄を増加させました。これが日本の富の増加です。
(現在は富の増加がなくなりまして、むしろ貯蓄の取り崩しが起きています。)

こうした民間の収入増加を羨んでいた公務員が、なんとかして水準を合わせ
ようと考えぬいた結果が今の公務員の福利厚生体型です。いろんな名目で手当て
を付けたり、退職後の年金も充実しています。経済成長が止まってしまうと、
この公務員の待遇が目立ってきました。だから民間からの批判が集中することに
なってしまいました。

公務員の給与や福利厚生はある意味、民間から搾取した中から捻出しているもの。
だから本来は民間が苦しくなったら公務員のレベルは落ちて当然です。しかし
ながら獲得した既得権はそうやすやすと手放さないのが人間という生き物。

ここれは一種の合成の誤謬です。
(国家予算は減らすけども、オレの給料は減らさない、ということ。)
マクロではいいことでも、ミクロではそうでないからね。

収入面だけで言えば、明らかに豊かになっております。
実感としてはそうではないかもしれませんけどね。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月17日(水) もしかして歓迎されていない?

行ってきましたよ。来月から異動になる職場の上司のところへ。
担当はほとんどがいなくてうれしい歓迎ぶり。(皮肉)

行って聞いた限りでは、商品のスペックを知るよりも、商品をどうやって
拡販していくかを考えることの方が重要みたい。マーケティング機能がない
ようですから、それも営業が考えることみたいです。

自分がやることは明確にはなりませんでしたが、それなりにやることが決まる
ようで、そのうちに振り分けがはっきりしてくる模様。やる気を削ぐような
職場ではないようなので、それはそれでオッケー。

定時が来て、その上司となる人と居酒屋へ飲みにいくお約束。
いろいろと話をしましたが、それはそれで普通の飲みスタイル。
そこまではいいのですが、その後は同じ事業部の忘年会をやっているからそこへ
合流しようということになり、そこはどこかと聞くとフィリピンパブ。(T_T)

晩メシはどうしているのかと気になりましたが、一次会からそこでやっていると。
もしかするとすごいところへ異動になったのかと不安になったり。
でもそんなことを考えても仕方がないのでついていくことに。
(あとで聞いたら、今回のフィリピンパブは初企画だったと。ふーん。)

ところが、いくら探してもその店が見つかりませんでした。
仕方がないので、その上司の行きつけのスナックへ行って、その店の場所を
聞いてみたのですが、誰も知らない。フィリピンパブへ行っている人間へお店の
おねーちゃんから電話をしてもらっても繋がらない。きっと盛りあがっているんだ
ろうということで諦めました。(これもあとから聞いたのですが、貸し切りだった
ので外の電気は消していたらしい。そりゃわからんわ。)

そうこうしているうちに、一部の人間が自分たちがいるスナックへ入ってきました。
電話をした人間も一緒です。どうして取らなかったんだと聞くと、カバンの中へ
入れていたので分からなかったと。まぁそんあことだろうと思っていたのでヨシと。

あれやこれやしているうちに12時半を回りまして、お開きとなりました。
店のママから23日(休日)にまた来てねと言われましたが、あれやこれや理由を
つけて前日の月曜日にさせてもらいました。なぜ断ったかというと、23日は
クリスマス感謝デーとして1万円で食べ放題・飲み放題というお題目。チケットを
買ってくれというものなのですが、所詮飲みに行くのはその日の気分次第と自分は
思っているので、行っても行かなくてもいい平日にさせてもらいました。恐らく
行かなかったら上司がママから何か言われそうなので、行こうとは思っていますが。

はぁ。もっと他のことにお金を使いたいのですが・・・・。
それではおやすみなさい。

はい。今日は曇り一時雨のち晴れ。(東京地方)



2003年12月16日(火) 心はもう次の職場のこと

少しずつ終わりつつある自分の職場になんだか哀愁を感じています。
終わらせるために、そのために仕事をしているわけですが、それが何の
ためかって、そりゃ会社のためですが、果たして自分にとってどうなのか。
なんてね。

明日は次の職場の上司に会ってきますが、どうやら近くにいる自分の
元同僚から自分がどんな人間かをヒアリングしているようで、彼の話を
聞いたその上司は、自分が営業に不向きだと言っているそうな。

こちらからすると自分が望んだ職場ではないから文句を言われる筋合いは
ないので気にする必要はありませんが、そんなことを言う上司に対して
快く思うことはできないよね。自分の目で見て言うのではなく、人の
話を聞いてそんなことを言うなんてさ。

そんなことで今の職場に哀愁を感じています。
今更戻ることはできませんけど。

今回の異動は自分の希望は全く反映されていないから、もしかすると
短い命かもしれませんが、会社で生き残るためにはどんな職場でも自分を
いかに認めさせるかにかかっていますので、馴染まなくても自分という
人間をそこで認めさせるためにがんばります。せっかく他から声がかかって
いたのを断ってその職場に行かされるわけだから、恥ずかしいことだけは
できませんから。

管理マンが営業をやるとどういうことになるか。
実は自分でも想像がつきません。意外と使えるかもしれません。

とりあえず明日は自分がどのようなことをやるのか、どのようなことを
求められているのかをじっくり聞いてくることにします。

その前に、朝一番からひと仕事ありますけどね。
もし朝の8時半頃にセンチュリーハイアットにいらっしゃる方がいれば、
もしかしたらお茶をしている自分に会うかもしれません。この時期から
クリスマスを迎える人と仕事をすると大変です。とはいえ、ただお茶を
飲みに行くだけになるかもしれませんけど。たまには気が抜けていい機会
にはなりますけどね。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月15日(月) 願うばかり

フセインの拘束が自衛隊派遣の引き金にだけはなって欲しくない。

フセイン支持の人間たちが高揚しているだろうから、しばらくは
派遣したくてもじっと我慢していて欲しい。より危険性が高い。

いつまでたってもテロに会う可能性のある状況は変わりませんが、
状況把握だけはしっかりとして派遣を決めて欲しい。
より反感を買う事態を避けて派遣を決めて欲しい。

それにしても小泉首相の答弁は相変わらず彼らしいなぁ。
そういう切り替えしが自分は好きです。内容はともあれ。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月14日(日) 本当だろうか

ウチへ帰ってきてテレビをつけましたら、テロップに速報が出ていましたが、その後
NHKとフジテレビで急遽特番を放送していました。

その中でブレマー米文民行政官が言いました。

"Ladies and gentlemen, we got him."

himとはフセイン元大統領のことです。
バグダッドでCPA(イラク戦争連合暫定当局、The Mission of the Coalition
Provisional Authority)がフセイン元大統領をチクリットで拘束したと発表しました。

公開したのだから恐らく本人と確定したのでしょう。
もしこれが本人でなければどんなことになるか。

しばらく様子見しましょう。

はい。今日は曇り一時雨。(筑後地方)



2003年12月13日(土) 用事を作って帰省していました

いくつか用事があって帰省しました。

平日と同じぐらいの時間に部屋を出て羽田へ行き福岡へ。
福岡空港に降りたって、飛行機を出たら寒くありませんでした。コート要らず。

最初の用事は博多で13時から。お相手の体調がよろしくなかったので1時間
そこそこでお別れ。中途半端に時間が空いてしまったなぁ、なんて考えながら
JR博多駅へ行き、次の用事の鳥栖まで何に乗って行こうか考えていました。

次の用事は17時から鳥栖で大学の同級生の家へ。
これは1月の同窓会に出れないから帰省したこの日に顔を出すよと伝えて
いましたから。他の人間に声をかけてくれていたらしく、他にも2人が
かけつけてくれました。とはいえ15年振りの再開。なつかしかった。

その後は実家へ帰ったわけですが、同級生の家から実家まではJR鳥栖駅から
鹿児島本線の快速で行けば一番早いことがわかり、JR久留米で降りてバスで
実家の近所のバス停まで乗ることはせずに、JR荒木駅まで乗ってそこから
タクシーで帰ることにしました。鳥栖駅から実家まで20分で帰れるとは
思っていなかったので予想外に早い帰宅(とはいえ約束よりは1時間遅れた)に
なりました。

兄嫁が相談事で実家に来ていたのですが、かなり深刻な問題を抱えている様子。
とりあえず実行できそうなことをやってみるように伝えました。
(連れてきていたムスメちゃんが夜中起きてしまって、その相手に兄嫁と自分の
母親、それから自分もついでに構っていましたが、さすがに朝の4時半になって
くると、わたくしバテました。母強しです。どうやらヨソんちで調子が狂った
みたいです。夜の12時ぐらいまでは寝ていたんだけどね。)

ここで兄貴がいないのは、その問題とは兄貴のことを相談されていたから。
兄貴に同席させるのが一番いいことは分かっていますが、とにかく現状がどう
なっているのかすら兄貴を含めて分かっていないのではないかと心配した自分が
本人を除いて召集したわけで。ひとつの行動を決めることができたのでそれなりに
帰省した甲斐があったというもの。誰もが関係が破壊することを恐れて、話を
堂々巡りにして結論を出そうとしないから、短気な自分が余計なお節介とは思い
ながらも行動したわけです。少しでも解決の方向に向かえばいいと思ってね。

最終的には兄貴夫婦で解決しなければならない問題なので、こちらとしては
しばらく様子見。いちいち口を挟んでも仕方がないので。

ま、細かいことは書けないのでこのぐらいにしておきます。

はい。今日は曇り。(福岡地方)




2003年12月12日(金) ひとことだけ

今日は病み上がりでちと疲れたので、コメントは控え目に。

子供の養育費も生活費も出せない父親は、父親として失格だよ!
しかも自分の快楽や趣味のために家庭を犠牲にしているなんて論外。
(誰のことかは聞かないお約束。)

はい。今日は雨のち晴れ。(東京地方)



2003年12月11日(木) 寒さと乾燥に耐えきれず

今まで掛布団を敷布団に、そして毛布1枚で寝るということをやってのけて
いましたが、さすがに乾燥した部屋と寒さにノドと体が参ってしまいました。

今日は会社を休んで加湿器をネットで検索。
以前教えてもらった価格.comというサイトで製品の評価を見ながら、
会員であるコジマのサイトにある価格とを見比べました。

価格.comのいいところは、製品ごとに購入者の評価が載っていること。
他にも同じようなサイトがありますが、多くを見すぎても判断に困るだろうと
これだけに絞ってじっとにらめっこしていました。

色々と見ていましたが、それほど多くのメーカと機種がないんですね。
加湿器カテゴリーって。おおよそ機能と価格がバランスしています。

で、フトコロと相談しながら決めました。
家電製品では初めての日立製。ハイブリッド式加湿器 SVFH55D(P)
これより安いと機能が不充分。これより高くても不要な機能付き。
(ちなみに松下製 FE05KLYは見た感じが良かったのですが、評価として
静粛性に欠けるとあったので、寝る時にうるさいと思い止めました。)

これに決めて、近所のコジマに電話して在庫があることを確認して出かけました。
平日の夕方ということだからか、お客の入りはまばらです。客よりも店員の方が
多い状態。その方がゆっくり買い物できるからいいけどね。

それから都合良く電子毛布が加湿器の並びに陳列してあったので、ついでに
掛け敷き両用の電子毛布も買いました。これは布団のサイズに合わせた大きさ。
加湿器を店員に、電子毛布を自分でレジまで持って行って勘定をしました。
(レジのおねーちゃんがレジを打ち間違って一人はしゃいでいたのは内密に。
「あたしにとっては大きなお金なのよ。この間違いは。」なんて。
「そりゃ、えらいこっちゃ。」と笑顔で声をかけましたけどね。(笑))

これらがどれだけ効果があるかはしばらく使ってみて評価します。
というか頭痛い、ノドが痛い。熱がないからこれは風邪の症状ですね。
さっさと寝よう。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)



2003年12月10日(水) さあ考えよう

小泉首相が自衛隊派遣(計画)を決めてから1日経ちましたが、どうも街の声は
精神論に終始しているように思えてならないのは自分だけでしょうか。

自衛隊員がかわいそうだ
他人に戦場に行かせる前にお前が行け

まるで他人事です。
太平洋戦争以降、他国から攻撃を加えてこなかった国に安住しているわれわれの
頭の中は、所詮こんなものなのでしょうか。日本は憲法9条を固持することが
他国から、そしてテロから攻撃を受けないことだと全世界の全ての人が担保して
くれるでしょうか。

憲法9条は戦争や他国への侵略をしないように国家を制限しているものであって、
軍隊を保持することそのもの、海外への派遣をすることそのものを規制している
わけではありません。日本国憲法が平和憲法である所以は憲法9条にあると誰もが
思っているでしょうが、その制約内でもいざ実行してみると、他国の一般民間人
からすると武装した軍人が日本にいる、あるいは自衛隊員が海外に派遣されたら
武装した軍人がやってきたと言わざるを得ません。日本では実弾をぶっ放さない
のが自衛隊の常識ですが、海外ではそうではありません。となると自衛隊を見た
だけで危険を脅かす軍人ではないとは言葉で説明しないと分かりません。自分の
身が危ない地域では言葉より先に行動が優先されますから、いちいち軍人の説明を
聞いている余裕なんかありません。海外派遣の危険性はそこにあります。しかも
日本の自衛隊は上述の通り実弾演習とかテロ対策のシュミレーションなんかは
まずやっていないと言ってもいいでしょう。(平和主義国だから敵はいないはずで
シュミレーションもそもそもあり得ないといことから。実態は別にして。)

だから重装備して目的国へ派遣されても、自衛隊員そのものが武器の使い方や
ノウハウを持っていないし訓練していないから、保持しているだけでテロの標的に
なるというのは確かにその通りで、殺されに行くようなもんだというのも確かに
その通りだと思います。であれば、治安維持とインフラ復興のためには自衛隊以外に
誰が行けばいいのでしょうか。その対案を主張して欲しい。

こう言うと、今は出すべき時期ではないとか、国連の派遣依頼があって初めて出動
すべきだとか言いますが、結果的には同じですよ。自衛隊を派遣すること自体は。
そうではなくて、自衛隊は出すべきじゃないと主張なさる方に聞きたいわけです。
誰が行くべきなのかと。(きっと誰も行かずに済ますことにするんでしょうけど。)
こういう人たちは真面目に国益を考えているのだろうかと疑いたくなります。
政党で言うとどことどこかは言わなくても分かりますね。

資源に乏しく海外に頼っている島国日本は、いかにして安全に資源を確保するか、
そして海外からの攻撃を未然に防ぐかに力を注がなければなりません。これを
無視してわれわれが日本において平和で安全に過ごすことはできません。

経済成長目覚しく、カネで安全を担保していた時代は過ぎました。
今はその転換期だと思います。さぁ考えましょう。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月09日(火) こういうときにしか憲法を考えないのは情けないかも

小泉首相は自衛隊派遣の基本計画説明に際し憲法の前文一部を読みました。

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理念を深く
自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と
生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたい
と思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに
生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない
のであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国
の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」

一方、ニュースステーションにおいて久米宏は、小泉首相は憲法前文だけ読んで、
憲法9条を読まなかったのはアンフェアだ、と言いました。
(このコメントについてはいささか違和感を覚えますが。)

小泉首相の立場は非常に厳しいことを意味しています。
国家としての貢献をしたい、お金だけではない貢献をしたいとの考えから、あえて
自衛隊を選択したわけですが、政府の選択としてはこれが最大限です。国益のために
国家が指揮できる最大限の方法です。命をかけることを指揮できる最大限の方法です。
だからこそ国益とは何かをきちんと国民へ説明すべきなのです。犠牲を払う可能性を
抱えた自衛隊派遣ですから、その犠牲を超える国益を守るためであると説明をする
必要があります。そういう国益があるからこそ派遣を決めたわけだから。


それにしても求める側と与える側の認識の違いが大きそうです。
イラクは軍隊を求めていない。むしろ民間によるインフラ復興を求めています。
ジャパンマネーを求めています。日本はそんな中で自衛隊(軍隊)を治安維持、復興
のために派遣しようとしています。日本の事情を知らぬもの、日本の動きを利用しよう
とする者からすれば、日本からの自衛隊派遣は飛んで火にいるなんとやら。これ幸いに
攻撃を加える口実を作ってしまいます。軍服を着ていても攻撃を加えない軍人であるとは、
説明をしなければ相手には分からないもの。しかし世界の常識はそれを理解できないでしょう。
攻撃を加える者からすればアメリカだろうが日本だろうが相手は関係ありません。
軍隊は軍隊。目的は関係ありません。

だからこそPKOとは違い、自衛隊の活用には疑問を覚えるのであり、反対をする人も
多いのだと思います。自分もそう思います。治安維持のためには時期早尚です。
復興協力に関与する国が少なすぎます。アメリカが冷めているところが気がかりです。

そういうことが良く分かっている、それから与党保守派の反対が大きいことが具体的な
派遣日程を述べることができない理由でしょう。具体的な日程を述べる必要はないで
しょう。結果的に派遣できなくてもいいと思います。こういうことは海外各国、特に
アメリカから非難されても構わないと思います。大いに悩んで決めればいい。
突っ走って多大な犠牲が出た方が問題です。師走な時期だけにね。

国家防衛は本来は長期的な展望に立って考えるべきこと。
目先のことに小手先で対応してもそれが日本の将来を暗くしてしまうのなら止めるべき。
こういうときに中曽根元首相の言葉が思い出されるねぇ。「国家観」

平和な日本はいつまで続くのでしょうか。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月08日(月) 言い渡し

いやぁ、とうとう上司に言われましたよ。
1月1日に辞令を出すって。(正確に言うと出してもらう。)
住まいは変わりませんけどね。

なんでこの今日かというと、今日は上司もその上司から彼の行き先を告げられた
から。自分の異動が決まるまでオマエには異動を告げないという嫌がらせでは
ないとは思いますが・・・。

こりゃもう、もろもろ今月中に終わらせなければ。
いつまでもタラタラやってるんじゃないよというプレッシャーかも。

でも、自分にとっての懸案事項はひとつだけ。
このひとつが片付くかどうかは事業を終わらせることができるかどうかのカギ。
これさえ片付ければ、あとは時間が解決してくれる。そう思っています。

始まる時もバランスシート。終わる時もバランスシート。
これをきれいにして終わらなければ会社の決算もできないという大事なものです。
勘定係としては頭の痛い問題ですが、とにかくこれをきれいにすること。
この2週間はこれに尽きます。それが終われば異動先の取扱い商品のことでも
勉強するとします。

というか、来年の3月までは、すっきりとは今の部門とお別れできないので
年が明けて辞令を受けてもどうなることやら。ま、なんとかなるでしょ。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月07日(日) なにが大事なのかをまず考える

国であっても個人であっても、犠牲にすることと守ることと、そのバランスを
考えて物事を決める、行動することが大事でしょう。

サンデープロジェクトを始め各局でイラク派遣の是非について議論されています。
情勢で派遣すべきとするならばそれは太平洋戦争の開戦と同じことになります。
(御前会議では誰も積極的に参戦に賛成した人はいなかったのですが、情勢が
参戦を求めているとして結果的に参戦することになった。)

国際協調とか日米同盟とか言いますが、確かにそれは大事なことではありますが、
日本の国益としてイラクの安定がどのような意味を持っているのかをきちんと
国民にアメリカに国連に説明することが小泉政府には求められていると思います。
国民(自衛隊)を犠牲にする(可能性がある)ことがその国益を守るために必要
であることを説明する必要があります。精神論での議論であれば自衛隊の派遣は
まずありえません。守るものと犠牲にするものとを比較して、それでも守るものの
方が国益に叶っていると政府が判断すれば(上記の説明の後に)、犠牲を払って
でも自衛隊を派遣することになります。そのために障害となるもの(例えば憲法)
があるのなら、それらの段階を踏まえた上で憲法改正となるでしょう。

ちなみに憲法は国家に対する命令ですから、そうやすやすと改正されるものでは
ありません。してもらっては困ります。日本が国家であるための基本形ですから。
ただ、憲法9条の解釈は学者間でも意見が分かれるところで、それは第2項の
出だしの言葉に原因があると思います。


日本国憲法・第9条
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
 2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。


ここにある通り「前項の目的を達するため」という言葉があるので自衛隊は正当化
されています。その自衛隊は海外に派遣されることを認めないわけではないが、
武力を持つことを許していません。つまり、武力を保持しない自衛隊が海外へ
派遣されることは、戦争に加担しない限りは許されることになります。これを
現実に照らしてみると、イラクにおいて武力における紛争が起きているとしても、
その紛争解決が目的でなければ丸腰でなくとも派遣できると解釈できます。

問題はこの解釈が国民の総意とみなすかどうか。
それから自衛隊の派遣が国益のために必要であると国民を納得させられるか。

今回のイラクへの自衛隊派遣は、憲法第9条を考える上でいいモデルになると
思います。ベトナム戦争や湾岸戦争で国家の命令として当地まで派遣できなかった
ことを踏まえ、今回はそれを超える行動をしようとしています。湾岸戦争の時の
ように、”後方支援”なんていう言葉はひとことも出てきません。今回は戦争後の
イラク安定化への支援ですから、当地で何をやるかが議論になっています。

ですから、自衛隊の海外派遣の是非、そしてイラクで起きていることが日本の国益
にどのような影響を及ぼしているいるのか、それを排除するために日本としては
何をすべきか。国益を守るために法整備が整っていないのならそれに手を入れる。
例えば憲法9条に記載されている文章では曖昧であるのなら、それを明確にする。
それらをすっ飛ばして行動が先走りしているからたとえやることが正しいとしても
抵抗が出るのも当然です。小泉首相が言う「備えあって憂いなし」とはそういう
ことではないのでしょうか。現実を鑑みて足元を固めておくということではないか。

いずれにしても「情勢が必要としているから」なんていう理由は理由にならない。
国権の発動ですから、国際協調の前にまず国益を考えること。それが国際協調、
それから日米同盟を鑑みて同じ方向性であるならば国権の発動もあるでしょう。

大義と言われるものが国益に叶うのならば、それをきちんと説明して欲しい。
国益に叶わない大義であるなら、自衛隊のイラク派遣は行なうべきでない。

日本の独自性とは、日本の国益を明確にさせることだと思います。
発言としては不充分ではありますが、今日はこのへんで。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月06日(土) バプテストだっけ?

自分が卒業した大学はバプテストの牧師が開いた大学であったことを今更知ることに
なったのは大学のクラブの同窓会をやることになって、幹事宅の教会が大学系の
バプテスト教会であることをHPで見たから。ちなみに自分は無宗教ですが、実家は
浄土真宗だと聞いています。(悲しいかな葬式仏教ですが・・・。)

カトリックとプロテスタントの名は資本主義の成立を語るにはなくてはならないもの
ですが、バプテストとは正直言って何のこっちゃという感じです。
潮来バプテスト教会のHPから引用してみました。

”バプテストとはキリスト教プロテスタントの一宗派で、アメリカでは最大の教派です。
M.L.キング牧師、カーター大統領、元アントラーズのビスマルク選手などはバプテスト
です。横浜関東学院、捜真学院、仙台尚絅女学院、福岡西南学院は同じバプテストの
伝統を持つミッション・スクールです。”

大学ではキリスト教学という授業が1年から4年まで各年度1単位ずつ4コマあります。
必須科目ですから、好き嫌いを問わず取得しなければなりません。
この単位が取れないおかげで逆恨みした学生が教授をが危ない目に会わせたことも
あると聞いています。かくいう自分もこの授業のおかげで苦労させられました。

馴染みのない人からすると、カトリックもプロテスタントも、さらにはバプテストも
メソジストもモルモン教も宗派の違いはあれ同じキリスト教です。そのやり方の違いを
理解せずに、例えばモルモン教のやり方をキリスト教の通常のやり方だと思って、
「アナタハカミヲシンジマスカ?」
とぶしつけに声をかけてくるような宗教がキリスト教だと思われている方もいるのでは。

モルモン教に対する考察は、山形浩生氏のサイトをご覧下さい。
キリスト教に関心のない人には理解するつもりもありませんから、どんなことをして
いる人たちかは関係ないっちゅーたら関係ない。単に変わった人ってだけですからね。
もっと言えば関わりたくない人ということですか。(背景には誤解があるようです。)

自分にとっての付き合いに宗教は関係しませんから、相手がどのような宗教かは問題
ではありません。宗教は個人の中での考え方、生き方に関わる問題だから、他人の
宗教がどうこうということにはなりません。その人にとってその宗教がその人を幸せに
してくれているのならそれはそれでオッケー。それ以上でもそれ以下でもありません。
議論の余地はありません。

宗教活動のあり方として、賛同して欲しいという気持ちはあっても、これが絶対的に
正しいと押しつけるのは宗教の自由に反しています。たとえばキリスト教のように
絶対神が存在するような宗教では神以外のものを崇めることを禁じていますからそれに
従うことになりますが、それを他宗教に広げてしまうこと、あるいは無宗教の人に神を
信じろといっても到底理解できるものではありません。理解できないってことは信じれ
ないことですから結局は意味のない行動です。しかも日本には日本特有の神様がいます
から、それらとキリスト教でいう神とを混同してしまうことも考えられます。
こうなってしまっては宗教ではなく「神」という言葉に煽動されているだけです。
ここから神に対する誤解が出てくるのだと思います。

宗教というと救済を目的としているかのように感じる方も多いでしょう。
実際のそのような宗教が多いのは事実。日本の仏教もそう、カトリックもそう。
でも本来の仏教やキリスト教を辿って行くと、救済ではなくて正しい行動を行なうことが
目的であって、救済することは何も言及されていないように思えてなりません。

仏教でいえば、善悪を律するために自己を厳しく正す。キリスト教でいえば、善悪は
神が決めることであって人間が決めることはできない。幸福を願うなら神が認めるで
あろう行動を人間は自ずと行なう。

日本書紀に出てくる神は、人の善悪は問わず豊かな日本という土地を与えて下さった
おおらかな神です。神を信じなければ人を殺すとか試練を与えるとかいうこともない。
いちいち細かい戒律もない。だから祈祷とか呪術とかがでてくるようになるわけです。

そんな神様は今でも生きており、苦しい時の神頼みという言葉や、神社への願掛けが
生きているのはこういうことです。こういうことをずっと受け入れてきた国民なんです。
日本という国は。助けてくれる神がいるという安心感の元に生きている国民です。
自分が何をしなきゃと考えるよりも、何かをしてくれると考えてしまう国民です。
仏教やキリスト教が本来の目的を失った形で日本で存在しているのはそのせいです。
(輸入された時点ですでに日本流になっていたわけだから、国外に出ない限りはそれが
当り前に見えてしまうのは仕方のないことですけどね。)

いずれにしても宗教とはひとつの論理で成り立っているわけではないので、それぞれの
宗教がそれぞれの存在異議を主張すればいいのであって、自分がガタガタ言うことでは
ありませんね。失礼しました。

はい。今日は曇りのち晴れ。(東京地方)



2003年12月05日(金) 消費者金融に甘えたら終わりかも

昨日の続きです。もちょっと細かいところまで言及してみました。
(ちなみに本文は消費者金融を悪いと決め付けているわけではないので念のため)

貸出額によって、100万円超を15%、10万円以上100万円未満を18%、
そして10万円未満を20%を上限とする→利息制限法(罰則無し)
29.2%を上限とする。→出資法第5条(罰則あり)

利息制限率を超える部分は違法ではあるが任意返済として貸金業規制法43条で認められ
ている。(いわゆるグレーゾーン金利)つまり任意返済だから借り手は支払超過分を返済
請求できる。一般の借り手はこのことを知らないあるいは立場が弱いので認識をしていて
も請求できないといったところが現状だろう。但し返済請求が認められない場合もある
ので注意が必要。

いずれにしても、利息制限法を越える金利は法的な支払義務は無い。

なお、貸金業法43条は,サラ金業者が厳格な要件を満たす書面を貸付時及び返済時に
欠かさず交付している場合に限り、利息制限法違反の金利を徴求する余地を認めているが、
この厳格な要件を満たした上で貸付をしているサラ金業者は極々わずか。

サラ金業者にこれまで支払ってきた金利のうち、利息制限法超過部分については、金利の
支払いとしては無効なので、遡って、元本として支払ったこととなる。
すると、次回の支払いについては、減少した元本について改めて利息制限法に基づく金利
を求め、これに違反して支払った金利部分は、やはり元本として支払ったこととなる。
これを繰り返していくと少なくとも元本は減少し、場合によっては既に支払いが終わって
いる、更には払い過ぎとなっているので返してもらわないとならないというケースさえ
あり得る。

ここで重要なことは過去の借入履歴をしっかり残しておくこと。
いつ、いくら借り、いつ、いくら返済したか。これがあれば正しい金利計算ができるが、
なければ業者に提出を開示してもらう必要がある。しかしながら自己の不利益となる開示
を拒否する可能性もあるので、契約書や領収書等は必ず保管しておくこと。

まぁこれは借りた側のみの観点なので貸した側から言わせてもらうと、借り手の低い信用
と、借り入れの利便性を考慮すると、銀行よりも高金利になると言わざるを得ない。
金利はそもそもクレジットリスクと取扱い手数料の合計を加味したものだから。
後になって泣きを入れるぐらいなら、最初から借りるなと言いたいよね。屁理屈こねて、
サービス対価を踏み倒すなと言いたい、とね。


こんな感じです。

借りる側には借りる側の事情が、貸す側には貸す側の事情があります。
しかしあまりにもの貸す側の歯止めがなかった。そのために殺人事件まで引き起こされて
しまいました。自殺者も増えました。これを社会現象だと済ませる風潮もありました。
そういったところに歯止めをかける意味で上限が設定されました。

しかし消費者金融が衰えるどころかますます栄えているのは、我々の収入が減ったにも
関わらず生活スタイルが変わらないあるいは良くしたいという欲望に起因すると思われ
ます。皆が痛みを覚えることから逃避して、自分の生活を良くしたいと思い続けるなら、
どうやって自分の生活を良くするかを自分で考え自分で行動すべきなのに、なぜか国や
自治体や政治家のせいにして自己弁護しているように思えてなりません。

もし自己努力なしに本当に国や政治家に頼ろうとするなら、それは自己の幸福を自己で
実現することを放棄していることであり、例えば所得の半分以上を税金として国家に
納めてそれを国家に広く分配してもらうということになってしまいます。大きな政府を
求めていることになってしまいます。国民が国に統制されることを望んでいるかのよう
です。役人に権益を与えても良いと言っているかのようです。それこそ税金で働いている
人間はほくそ笑むことでしょう。おかしいと思いませんか?

人にはそれぞれ分相応の生活が決められているわけで、皆が同じレベルで生活ができる
はずはありません。それが分かっているからこそより良い生活のためにがんばれる。
より良い生活をするためには努力をするしかないんです。何かを犠牲にしてね。努力を
せずに良い生活を望めば、そこには自己の肉体を犠牲にすることになる。いずれにしても
犠牲がついて回ります。その犠牲を何にするかはそれぞれの価値観によりますから、こう
あるべしということは言えません。(生まれながらに決まっている場合もありますが)

そういった犠牲を認識した上で、最大の幸福を実現するために努力する。
自己の責任で努力する。誰の命令でも指示でもなく自己の責任において。

とかいうことを自己責任放棄している人に説かなきゃならないから大変です。さて。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2003年12月04日(木) 消費者金融の罠

親族から消費者金融の保証人について質問があったのでメールで答えました。
その一部を紹介してみます。

1.消費者金融で保証人はいるのか?
  →一般的な消費者金融では、おおよそ50万円を上限に、現在の取引状況、
   過去の取引状況を共有のデータから割り出し、ブラックリストにないことを確認後、
   本人の職業を元に過去の事例から貸出額を決める。会社によって貸出額に
   差がある。金利にも差がある。この場合は保証人不要。

2.保証人が必要な場合
  →a) ブラックリストに名前がある場合
   b) 収入が無保証下限以下の場合
   c) 職業に信用がない場合
   d) 新規取引で多額の貸出の場合

消費者金融もまがりなりにも金融業ですから、銀行と同じく信用調査を行ないます。
しかも短時間で。彼らの持っているネットワークはすごいです。個人情報氾濫です。
逆に言うと、保証人をつけているということは、本人に信用がない(職が不安定とか
過去に焦げ付かせたとかの実績あり)か、返済不能と思われる額を借りている。
だから、借りている会社を見て、その種類によって判断する必要があります。

消費者金融には大きく分けて3つあります。
1.銀行系金融会社 - 銀行より高いけどサラ金よりは低利で借りられる。
            審査はちょこっと厳しい。定職ではないが職のある人向け。
            アット○ーン・モ○ット・キャッシュ○ン、地銀系も多々あり
            おおよそ15~18%

2.一般消費者金融 - いわゆるサラ金。パートやバイト向け。審査はそこそこ。
            ○富士・アイ○ル・レ○ク・プ○ミス・ア○ム・ノー○ーン・○イクなど
            違法限度ぎりぎりまでの金利。おおよそ20~29%

3.高利貸し    - いわゆるマチ金。誰でも貸すけど返せなかった時は命が危ない。
            名前は地元の名前であったり個人の名前であったり。
            違法な金利です。年利1000%とか10000%とか・・・。

4.質屋      - これも金貸しの一種。モノだけが担保です。
            返済できないときは担保が押収されるだけ。金利なし。

借金も財産のウチ、とは言いますが、これは返済できての話。
返済できればそれが信用となり貸出額も増えてきます。貸す方も貸し続ければそれだけ
儲かることになりますから、信用があればそれだけ金額も増やしてきます。これに甘えて
しまえばどういうことになるかというと・・・。

金融会社の強みは、儲かった分から取り立て屋に支払う余裕があること。
だから取り立てにはとりわけ力を入れている。ここが金融会社の生命線です。

本人の返済が滞った場合、保証人がついていれば当然保証人のところへ行きますが、
保証人がなければまずは親族のところへ行きます。身元はバレているからね。
旦那が借りている場合は嫁さん、本人の親兄弟、嫁さんの親兄弟などなど。






自分で書いていて、本当に怖くなってきました。
身近な人が消費者金融に手を出していて、もし返済を滞らせてしまえば自分のところへも
手が伸びてくるからです。とはいえ他人事ではなさそうなので、近いウチに実家へ帰って
事情聴取をしなきゃ。(尚、上記メールでは基準法規は具体的に述べていません。)


くれぐれも借金は返済できる範囲で計画的に・・・。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年12月03日(水) ちょっとホッと

帰り際に隣の職場の送別会のことを聞くやいなや、上司が自分の送別会も
しなきゃな、と言い出しました。決まってもいないのに送別会とは気が
早いと言いましたら、上司は慌てて異動届のことを忘れていたと言い出す
始末。どういうことかというと、予定していた日取りに変更がないことを
人事に連絡しなければならないんです。

ということは、自分は1月1日付けで異動です。
で、行き先の事業部門は分かっていますが、職務は何ですかと聞くと、
どこだろうねぇと、つれない返事。変更がなければ調達だろうということ
ですが、それって4月の時点のことじゃなかったっけ。そういうわけで、
明日確認してくれることになりました。

もしそこの営業であれば、今は工場にあるところを1月から本社へ移動
してくるので、今の仕事が片付かなくても兼任でできるけど、調達だと
工場勤務となり、こちらの仕事が必要になれば本社まで出向くことになり
ます。どうなることやら分かりませんが、なるようにしかなりません。
やれるように考えて動くしかありません。

とはいえ、まだ来月以降のことを考えている余裕もなく、とにかく始末を
ある程度つけてしまうことが優先します。これを今月のウチにやっておか
ないと、来月になっても今の仕事で追われることになります。

当面は大きな課題が2つあるから、同時進行でやっていかねばなりません。
どちらも歯ごたえのある事ですが、嫌だろうがきつかろうがやらなくては
なりません。8合目まで登っているけど、険しい崖が立ちはだかっていると
いった感じでしょうか。

でも、何はともあれ、ちょっとホッと。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2003年12月02日(火) 長期の展望も短期では否定すべきこともある

誰か言っていたなぁ。

「形のあるモノは変えられるけど、人の魂までは変えられない。」

職人魂のことを言ったものですが、この魂とはどこで作られるのでしょうか。
オレにしかできないというプライドなのでしょうか。もしそうだとしたら時間が
解決するものでしょうか。長い時間を要してできるようになったものでしょうから。
でもプライドと魂が同じだというのはピンときませんが。

さて話は変わりまして、今日のニュースステーションにNGO団体であるピース・
ウインズ・ジャパン代表の大西氏が出演しました。その中において彼は自衛隊の
派遣に否定的な発言をしました。時間の捉え方が問題だと言いました。つまり彼は
復興を3~4年のスパンで考えろということであり、派遣そのものに反対している
わけではありません。派遣をする前に政府としてやることがあると言っているわけ
です。なぜなら人道的支援は経験のあるNGOが戦後ずっと活動を続けているから
です。経験の中には当然ながらテロやゲリラへの対策も含まれています。
国家が関与していないからこそ活動できた面も大きいでしょう。

ここで自衛隊が派遣されるというのは、国家の一部が関与してくることであり、その
国家の判断はアメリカの意向を汲んだものであり、そのアメリカの意向を汲んだ
自衛隊がテロのターゲットになることは明白です。だからその自衛隊が現地で民間や
政府の出先機関が行なう人道支援において安全を守るなんていうのは、逆にテロの
危険に晒すというのはその通りです。

その意味で自衛隊の皆さんは大変な任務なわけです。自らテロのターゲットになる
ために現地に赴くわけですから。本人の意思とは別のところで決められた判断により。

小泉内閣の欠点は、長期に渡って実行すべきことを短期に行なってしまおうとする
ところが見受けられることです。ただ、だから止めてしまえということではなく、
やるべきだけど、今やるべきでないということです。これは先延ばしではなく足元
固めのため。政治の悲しいところは、4年以上先のことは自身で約束できないこと。
だから在任期間中に実行できないことはやるとは言えません。

小泉首相の発言を聞いていると分かるのですが、そういった発言がありますね。
もしこれを約束してしまったら、従来の自民党と同じことになります。
政治家が約束したことは守らなければならない、とね。いつまでたっても。

小泉首相の信念を支える魂って何なのでしょうねぇ。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年12月01日(月) 夜も長くなってまいりました

自分の中では今の職場はあと1ヶ月。
今年のウチにケリのついていない仕事を片付けようと思っています。
逆に言うと、今年のウチにケリがつく見通しがなければ1月1日付けの異動に
ならないということです。異動したければ仕事を終わらせること。
終わらなくても、誰に何をやってもらうかをはっきりさせること。

業績管理の面は来年の3月分まで続きますから、いずれにしても引継ぎを
誰かにすることになりますから、その人が分かるようにしていなければなりま
せん。今はそれをシコシコとやっている最中です。

今年もあと1ヶ月ですから、今年のウチにやれることは今年のウチにやって
しまおう。これは仕事に限らないことです。踏ん切りというか区切りというか。

割りとのんびりやってきた自分にもお尻に火がついてきたんでしょうかねぇ。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)


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