しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2002年07月31日(水) スクーリング初日

いやぁ、それにしても暑い日でした。
どんな講師がくるのか、少々緊張しながら10分前に教室に入りました。

あちらはこちらをなめていた様ですが、自分もあちらをなめていました。
が、授業の後たまたま友人(この人も大学の講師)に会いまして、その
奥さま(この人も大学講師、同じ時間帯に授業している)も呼び出して
一緒に昼メシを食べましたが、その時に自分の授業の講師のことを話しを
しましたら、なんとダンナの方の同級生だというじゃないですか。
しかも大学を学部主席で卒業した人だと。オックスフォードにも2年間
留学をしていたと。

どうりで発音がブリティッシュだなと感じていましたが、彼女(講師)の
言葉を借りると、”大学にはいなくてはならない”人らしい。

同じ大学の卒業生であり、同じ講師仲間としては当然知り合いなんでしょう。
奥さまの方は彼女のことを「あさみちゃん」と言いますが、自分にはとても
そんなことは言えず、勇気を持って踏み込んだとしても「あさみ先生」です。
あるいは単に「先生」です。

友人と同級生ということは、自分とも年齢的には同級生。
年齢が同じだからといって、先生と生徒の関係は変わりませんから、やはり
先生と呼ばずにはいられません。本当は友人や奥さまも先生と呼ばなきゃ
いけないんでしょうが、そこは個人的な付き合いの人たちですから、先生と
呼ぶには違和感がありますから、普段通りの呼び方です。下手すると授業を
取ることになったかもしれないのにね。(笑)

いろいろと昔話を聞いちゃいましたが、それは昔のことということで、今日の
話は聞いていなかったということで・・・。明日からの授業に支障が出ると
いけないから。(笑) 本人はそんなこと知らないしね。

ってなことはいいとして、明日からの宿題に対して予習をしなきゃ。
1日1回は宿題の発表をやることになっています。何にもせずに授業に出る
こともできますが、いい加減なことはしたくない(特にいま行われている
授業は自分が専攻した英語)ですから、短い時間でもやることにします。

でもあれですね。友人夫婦にも言いましたが、昼間の学生とは違って、通信の
学生のレベルはピンきり。どのレベルにターゲットを置いて授業を進めるか、
難しいと思います。生徒として下の人は下の人なりに、上の人は上の人なりに、
講師の授業云々では無くて、授業を受ける身として考えればいいことなのかな。
一方的に聞いていたんではつまらないので、なにかしら愛の手(笑)でも
入れることができればなぁ、なんて思ってます。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年07月30日(火) 下見

明日から夏期スクーリングが始まるので、その現場となる日吉の校舎を
見に、会社が終わってから行きました。渋谷で乗り換えて東横線の急行。
会社から40分ほどで日吉へ到着。三田だったら30分ほどで着くけど。

日が暮れてから敷地へ足を踏み込むのはどうかなと思いましたが、少々
暗いながらも学生達がおりまして、一部の校舎の中では楽器を抱えた
学生達が練習に勤しんでおりました。

そんな中、明日から始まる授業の行われる校舎へ行ってみて場所の確認
をし、なにか変更なんかが貼り出されていないかチェック。何も無かった。
で、構内に入る前に立てられていた看板を見てみると、

夏期スクーリング
Ⅰ期 7月30日~8月7日
・・・・・・・・・

んんん?30日って今日じゃん。授業は今日からだったっけ?
手帳には明日からと書いていたし、明日からだと思い込んでいたから、
この看板をみて焦りましたよ。

心配になって掲示板のあるところへ行き授業期間を確認。
今日はオリエンテーリングだった。何のオリエンテーリングかは知りま
せんが、とにかく授業のある日ではなかったので安心。
(卒論に関するオリエンテーションでした。)

授業開始は8時50分。少し時間に余裕を持って行くためには、いつも
会社に出かけるよりちょっと早めに出なきゃ。授業は100分×2コマ。
60分を越える会議では寝てしまうクセがありますので、授業中ずっと
起きている自信はありませんが、最初の授業でそのあたりの様子を伺い
ながら、うまいこと切り抜けようかと。これじゃ現役学生と一緒か。(笑)

Ⅰ期もⅡ期も英語の授業なので、ぐっすり寝てしまってチョークを投げ
つけられること覚悟で行ってきます。(爆)

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年07月29日(月) 天下りシステムの改善として

キャリア官僚の「早期勧奨退職慣行」について小泉首相が是正を指示し、
政府はその平均退職年齢を来年度から5年間で5歳引き上げる方針を
固めました。(7月24日のこと)

53歳前後といいますが、実際は40歳代から肩叩きが始まり、公益法人、
外郭団体、特殊法人、関係企業へと天下りをする仕組みが存在しています。
自己の保身のために待遇のいい会社へ天下るのは自然な流れでしょうが、
言っちゃ悪いですが、大した仕事もしないのに待遇がいいのは納得がいかぬ。
公共料金やら税金やらで彼らを生かしているんだから。
彼らがぬくぬくと生きている限りは、有効な税金の使い方とか料金の低減
などは到底実現するものではありません。

この是正は公務員の給与削減をいきなり実現することができなかったために、
妥協の産物として肩叩きの遅延により天下りのシステムの活用を減らすこと、
それから天下り者の数を減らすことにより、公金のトータルな使用低減を
計ったものだと思われます。

天下りがはびこった原因となった早期肩叩き。まずはこの仕組みにメスを
入れたことは正しい方向だと思います。構造改革のひとつに位置付けられる
でしょう。組織の改革、仕組みの改革。直接人間を変えることは困難を
極めますから、まずは外堀を埋めるやり方。それでいいと思います。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年07月28日(日) 生きてきた時代背景も関係ある?

「抱きしめて、初めて気付いたんだ。
この壊れそうな小さなぬくもりが、こんなにも、いとおしかったってことを」

竜哉のこのことばに共感を覚える人は結構いるんじゃないでしょうか。
相手が大きいとか小さいとか、そういうことではなくて・・・。(笑)

この原作は’55年。翌年に日活で映画化されましたが、その時の反響が
おもしろい。当時の朝日新聞の{声」より紹介してみます。

”芥川賞というパスポートをふりかざして、これでもか、これでもかとどぎつい
性の退廃を露出してくる男を、出版界や映画界が金もうけ主義のためにかつぎ
上げている様子、また世の大衆が、それを何の思慮もなく受入れてしまうこと、
はてはそれを世情なりと書き立てるジャーナリズム……私はかかる一連の現象が、
まだ彼ら(太陽族)ほど悪ずれしていない一般の青少年に与える悪影響を思うと
せんりつせざるを得ない。(学生=1956.05.15)

それにつけても、ニガニガしいのは、世のいわゆる作家と称せられる人たちの、
このようなシンチャン刈りのアンチャン文学や、ただ特殊な人物をあつかったと
いうだけで、何のとりえもない未熟な文学をかつぎまわる出版社のタイコもち的
な態度である。(学生=1956.05.17)”

映画化された「太陽の季節」について、ある学生は
”先日、不安とはずかしさをおして「太陽の季節」を見た。(1956.05.30)”

同世代の声としてこのようなものが紹介されているのがおもしろいんです。
これが大勢を占めているかどうかは別にして、当時はマスコミが取り上げて
騒いだほどには若者は評価をしていないということです。

作品が発表されたのは55年。高度経済成長を始める前の時代です。
昭和ひとけたの人たちが20前後の頃。自分の両親もこの世代です。
そんな人たちがこのような内容の小説にどのような気持ちで接したかというのは、
自分の親を基準にするならば、みんなでワイワイ見に行くようなシロモノでは
なくて、後ろめたい気分やら好奇心やらで、複雑だったと思います。

一方では、戦後処理が済んでいないアメリカの影響を否定できない世の中で、
豊かな生活を求めて必死に生きていた人が多い時代だったと思います。
60年代安保の前ですし、東京オリンピックのずーっと前だしね。

自分も産まれる前なので時代環境はサッパリですが、戦後のベビーブームの
世代も小さかった頃。60代後半の世代ですもんね。55年に20才前後って。

今あらためてこの時期にドラマ化する意義は何だろうかと考えるまでもなく、
今じゃなきゃ人目に晒せない内容だからでしょう。ドラマではそれでも
きつい部分はカットされていたりして、原作をそのまま表現しているとはねー。

ま、原作者は思うようにやれとゲキを入れているようですので必ずしも原作を
忠実に再現して欲しいわけではなさそうですし、今の時代の解釈が必ずある
はずで、そこんとこは演出/脚本家vs出演者でしょうか。

今では無くしているような感覚を思い出させてくれるかも。
小さい頃から冷めた目で世の中を悟ったような感覚を持っている人たちが
興味を持つかどうかですね。ピンとこなければ視聴率もね。
でも滝沢くんが出演しているというだけで見ている人も多いかも。いいけど。
テレビってそんなもんやし。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年07月27日(土) ときどき短気

いや。根っからの短気なんですが(笑)、だからこそ車の運転のときは
気をつけています。車の運転は根っこの部分の性格が出てきますから。

渋滞やら信号待ちは時間に余裕があればどうってことないんですが、
割り込みには腹が立ちます。あと、車が1台しか通らない道で車を
止めているヤツ。もうひとつ言えば態度が分からない行動をするヤツ。

割り込みは誰でもムカッとくるでしょう。通せんぼしているのにも
ムカつくでしょう。もうひとつの態度が分からないというのは、右に
曲がるのかまっすぐ行くのか、進むのか止まるのか、ウィンカーを
出さずにやっちゃうヤツ。ヨソから来て道が分からない人はまだいいん
ですが、それがタクシーなんかだと許せません。かといってクラクション
を鳴らしたところで周りがうるさいだけなので鳴らしませんが。

特にムカッとくるのは、道を横切ろうとしている車が、止まるのか
出るのか態度がハッキリしないとき。正直言って、これは危険行動です。

街をはずれて軽自動車が多いところ(都心では軽は少ないですよね)
では、地元の人が日常的に行っている運転に戸惑うことがあります。
車が少ないからか、自分以外の車の存在を気にしないで、発進したり
曲がったりするもんですから、何回危険な目に会ったか。

大通りを通っていてこちらがスピードがのっている時なんかは、いきなり
出てこられても止まることもできないし、対向車が通っているので反対
車線にはみ出すこともできないですよね。そんなときにはどうするか。

そんな状況には会ったことはありませんが、前後左右の状況次第です。
どうしても止まれないならば、エンジンか後部に当たりますね。運転席に
当たったならば被害が大きいですから。でもそんな臨機応変な行動が
そのときにできるかどうかは、そのときにならないと分かりません。

ってか、そんな状況設定は頭にありませんから、質問には答えかねますが、
だったら自分で質問するなって感じですか?(笑)

そういうことで、車は危険回避のできるキビキビした動きのできる車が
いいですね。普段はダラダラしていると後ろから突っつくバカヤロウが
おりますが、そんなバカヤロウは無視してマイペースで運転しています。

さて、ちょいとこれから作業でも始めましょうかね。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年07月26日(金) 危ない危ない

今日は8時半に小千谷にある客先集合で、その後装置の搬入となっており、
自分は始発に乗って現地へ向かうことにしました。

が、朝寝坊しちゃって。15分ほどですが、新幹線は乗り遅れちゃうと
次は1時間ほど後になってしまうので、ネットで検索し、うまいこと
同じ新幹線に乗れるルートで向かうことにしました。

6時代のやつだから、少しは席が空いているだろうとタカをくくって
おりましたが、みどりの窓口で指定席状況をのぞいてみると、全席満席。
ホームを見ると乗客がわんさか。乗ったのは大宮でしたが、惜しくも
座ることできず、この後1時間ほど立ちっぱなしかと悔しい思いをしま
したが、幸い高崎でなんとか座ることができて、30分ほど寝れました。

ま、寝坊した対価ですから仕方がないですね。

小千谷駅へ着いて、ホテルへ社員を迎えに行って、現地へ着いて業者と
落ち合い、客先の担当者へ電話して来ていることを伝えフォークリフトを
借りて、さて搬入の始まりです。営業の仕事はここで終わり。あとは
ウチの社員と業者と客先担当者で事前の段取り通りにことを進める。

搬入が終わるまでは営業はヒマです。なーんもやることがないから。
待っている間、会社のメールをのぞいたり、持ってきた別の仕事をやったり、
それでも時間が余ったので本を読んでいたりしましたがまだ終わらない。
ボーっとしていると、朝が早かったせいかウトウト・・・。

そうこうしているうちにメンバーが戻ってきまして、今日の仕事の総括と
反省を客先とし、大きな問題もなく再来週からの立ち上げとコマを進めました。

搬入時間が少々長引いたので、事務所へ戻る時間が遅くなることを上司に
伝え(16:00予定→17:30)、でも戻ってくることを期待して
いたのかそうでないのか、半ばあきらめた調子で「戻ってこいよ~」。

上司は今週の前半から海外出張でサンフランシスコから戻ってきたばかり。
相談事なんかいろいろありましたが、今日はまっすぐ帰りたかったな。
天気が良すぎて少々日射病気味だし、朝も早かったし。でも5日には
社長診断があり、事前に準備しておかなきゃならないものがあるし、資料の
作り直しがあるし、のんびりしていられません。月末の支払いの手続きも
残っているし。金曜日の晩ですが、夜更かしで来ません。

はい。今日は晴れ。(上越地方)



2002年07月25日(木) せっかく・・・

自分が担当している客先に納入する装置の搬入が明日に控えております。
その客先には装置の納入と同じくして納品書を持参しなくてはならなく、
通常は営業が納品書の持参のためだけに向かうことになっています。

で、こちらもやることがわんさかとあるし、ウチの社員がひとり付く
ことになっているので、客先の担当者の了解を頂いて、その納品書を
ウチの社員に渡して自分はいつもの通りに会社に出ていくつもりで
いたのに・・・。

忙しくてメールを見れていなかったこともありますが、夕方に少し
落ち着いた頃、メールを開いてみると客先からお叱りなのか、あきれた
のか、強い調子で書きこまれていたメールを目にしてしまいました。

そこで愛媛にいる技術部のGLに電話をして、営業が行ってフォローを
しないとおさまらないよと言いましたら、それは自覚していたみたいで、
ありがたいという言葉が返ってきましたが、なんでわざわざ客先が怒る
ようなことをしたのか理解ができませんでしたが、とにかくやってしまった
ことをとやかく言っても仕方がないので、急遽予定を戻して、明日の朝に
新潟へ行くことにしました。

現地で輸送業者と8時半の待ち合わせらしいので、それに間に合わせる
ためには、始発の準急(5:06)に乗らなきゃ。ウチの社員をホテルまで
ピックアップに行かなきゃ。果たして早起きできるかどうか。んー。

はい。今日は曇り一時雨。(東京地方)



2002年07月24日(水) 日記を書くのも・・・

なんだか最近、日記を書くのが義務感のような感じがしてきた。
仕事から帰ってきて、夜中にのんびりする間もなくパソコンに向かって
シコシコと書いている自分の姿がそこにある。そう思うだけで。

もともと文章を書くのが苦手で、ネットの世界でうまく会話ができない
というのが悩みで、それを克服するために始めたものですが、その
動機自体が義務感だったんでしょう。

マイナスな思考で書き始めると、とてつもなくマイナスな方向へ行って
しまう自分を感じながら、どこかで止めなきゃ、こんなこと書いてちゃ
イカンと感じながら、それでも書き続けているときはまだいいんですが、
書き終えることもなく延々とやっていると、そのうちバカヤロウと
言いながらパソコンを叩きつけることもあったり、こういう状態の時は
しばらく離れる方がいいんでしょうか。

自分の場合は結論を考えることなく、ただ気ままに書いているうちに
ぼんやり描いていたであろうことから離れたところで落ち着くパターンが
多いようです。だから読んでていてこの人は何を言いたいんだろうかと
思われることもしばしば。これは文章だけではなく、普段の会話でも
同じことが言えます。

伝えたいことはあるんですが、それを短い言葉で相手に伝える訓練を
積んでいなかったことが原因だろうか、それともポリシーが無いから
でしょうか。とにかく付け足しが多いんです。そうでないと伝わらない。
それで損していることが多いこと多いこと。

反省しても、それが次に生かせないのが欠点です。

ってか、思春期にこういう悩みを持っていればなぁ、なんて。
いかにもお気楽なオバカさんって生活を過ごしてきたみたいだなー。
アイドルのおっかけでバカにされたのはつい最近のことです。くそ。
今は昔。(今となっては昔のこと。)

はい。今日は晴れのち曇りところにより一時雨。(東京地方)



2002年07月23日(火) サラリーマンやってて賭けるものができるかという命題

仕事の帰りに自分より20歳も年上の人とサシで飲みに行って、
それぞれの昔話をしていたときのこと、彼のおじさんがやってた
株式への投資についての話しになりました。

彼のおじさんは当時は珍しい東大生で、在学時に株の道に走って
財を蓄えた・・・となれば良かったのですが、その逆だったそうで、
ま、所詮学生の身での投資ですから、大した投資ではなかったそう
ですが、そこで行った株式投資の経験が、後に役に立ったという話。

教科書的なことで言うと、投資は生活資金とは別の遊び金、つまり
貯蓄の中から行うべし、というのがセオリー。生活資金を取り崩して
それを元手により多い生活資金を獲得することを目的とした投資は
邪道である、リスクを無視して失敗したときのことを考えない無謀な
投資は論外であると言います。

これは「投資」では無く「投機」の部類に入りますから(この区分けが
分からない方は勉強してください)、まさしくイチカバチカの賭けに
なります。それでもヨシとする考え方。それがサラリーマンでもできるか
ってことです。

一般的なサラリーマンであれば、余剰資金というものはしれています。
自己に対する投資であれば、生活をする中で必要だと考えられるだけを
あるいは、少々しんどいけどもやりくりすればなんとかなる程度のもの。
限界を超えて、借金をするようになると、それを返済するために働いて
いるようなものですから、それは正常な生活とはいえません。あるいは
ボーナスを目当てにして借金するのは、それこそボーナスが出ない時の
ことを考えていないリスクの高い考え。必ずボーナスが出るとはいえない
状況だし、下手をすると首を切られかねない状況ですから、そのような
借金はあくまで非常手段です。

それをも承知で借金してリスクをおかしてお金をかけて投資をする
(相手は株でも金でも土地でも大豆でも何でもいいです)ことができる?
なんて問われて、自分はとてもできないと答えました。

ここで彼が言いたかったのは、それぐらいの気持ちが無いと、嫁さんも
つかまらないぞということだったようです。一気にガーっと突っ込んでみる、
そういう意気込みを持つことが、相手に誠意を見せることにつながると
言うのです。

例え話にしては少々首をひねるところもありましたが、これは彼から
自分に対する暖かいアドバイスと受けとめました。30代も後半にさし
かかっているのに嫁さんも見つけられないのはお客さんの心もつかめない
とでも言いたいのでしょうかね。放っといてくれ。(笑)

はい。今日は晴れのち曇りところにより一時雨。(東京地方)



2002年07月22日(月) ちょっとがっかり

というか、落ち込んでいます。
自信はあったんだけどね。とグチっても仕方ないので次をがんばります。

とまぁ、会社で落ち込んでいるところを、隣の職場の先輩に声をかけられ、
「元気だなー」
なんて言われて余計にショックだったのですが、彼はけなすことをしない。
誉めて伸ばすというか、いいところをうまく見つけ出し、その気にさせる
のがうまいというか。いい意味で、人を良く見ています。

彼は東大法学部卒で40にしてひとりもの。
女っ気がないのが妙ですが、ちょっと変わった性格なのかそうでないのか。
見た目は決してモテない人ではありません。ひとりが好きなんでしょうか。
求めるところが違うんでしょうか。

あまりに頭が良すぎてついていけないというか、ときどき突拍子も無い
ことを発して周りは戸惑いますが、聡明にして知的。なーんも考えていない
風ながら考えていることははるかにこちらの上を行っている。つまり天才肌。

知識も豊富で、話していて為になることも多いですが、現場の状況、つまり
客先の声までは聞くことができないゆえ、我々にヒアリングをかけてくる
ことがあります。話をしていてもそれなりに通じるところが彼の聡明なところ。

「ふーん」とか「へー」とかいうことは言いません。
必ず何か言葉を返してきます。だから会話になる。話していて面白い。
こちらも話す気になりますしね。

そんな会話ができるようにならねばならんのかな。個人的に。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年07月21日(日) 電話しとくべきだったか

今日はいつもの日曜日より早起き(とはいえ平日と同じ)して、福岡へ行って
いました。ついでに実家へ立ち寄ろうかと思っておりましたが、あいにく
両親は不在。仕方ないので早めの飛行機を予約して戻ってまいりました。

一応、実家へ帰るつもりでいたのでJALの最終から2番目(20:40発)
の福岡発を予約していたんですが、久留米での用事はCDショップへの
支払い残りを持っていっただけ。昼メシも食べていなかったので、久しぶりに
六ツ門にある老舗のラーメン屋へ行って特製ラーメンを食べてきました。

久留米ですから、もちろんトンコツです。焼き豚ウマイです。
この店はかつて芸能人がわんさかと押し寄せた有名な店です。
自他ともに認めるウマイ店です。昔から味は変わっていませんでした。
中途半端な時間(16時過ぎ)に行きましたから店はガラガラでしたが、
昼間や夜は客でごった返しています。結果的によかった。ゆっくりできて。

昼間はヤボ用でした。ヤボ用ですから言うに難し。(笑)
ま、今日はこのヤボ用のために福岡へ向かったわけです。しかも日帰り。
往復ともにジャンボでした。行きはポケモンジェットで子供達ははしゃいでた。
JAL-JALで予約取っていましたが、結果的にANA-ANAでした。

この盆は帰省できるかどうか、厳しいところ。なのでこの機会に両親の顔でも
のぞいて帰ろうと思っていたのですが、ヤボ用のついでなんて言えないし、
いれば顔を見に行くということで、前もって連絡はしていませんでした。

8月に兄貴のところに子供ができるというので、出産費用の足しにでも、と
両親にお金を握らせようと思っていたのですが、ちょっとスカされたな。
兄貴のウチを知らないし、わざわざ身重のヨメサンに出てきてもらうのは
危険だし(兄貴は仕事にでているため)、ここは両親に託すのが一番いいと
思っていたんですけどね。思っているだけじゃ何の意味も無いよなー。
ま、後でもいいかってことで。

しかたがない。後で両親に連絡しよう。

はい。今日は晴れ。(福岡地方)



2002年07月20日(土) ガソリンの価格

自分の愛車はハイオク仕様。
レギュラーより10円程度高いガソリンを入れておりますが、あたりを徘徊
していて思うのは、ガソリンの単価が地域によって違うこと。
皆さんご存知ですね。どのあたりが安いかってこと。

自分が知っている中では関東での最安値は川越あたり。
九州では基山~鳥栖の3号線沿い。
どちらが安いかというのはそのときどきで違うようですが、やや鳥栖の方が
1~2円ぐらい安いかも。

うちの近所はハイオク103円、レギュラー93円。(セルフは2円安)
川越方面に行くと、ハイオクで100~101円。レギュラーは90~91円。
恐らく鳥栖は100円を切っているんじゃないでしょうか。正月以来、九州へは
車で帰省しておりませんから、実勢はわかりませんが、どこかのテレビ番組で
鳥栖は日本で一番ガソリンが安い地域だと聞いたことがありますから、多分
間違いないでしょう。

でも、でもです。安い地域だからといって、どのスタンドも同じ価格とは
限りません。例えば国道から1本外れた県道や市道にあるスタンドは、他より
4円高だったりする。まったく市場が分かっていない。だから客がこないんだ。
やはり国道沿いで給油するに限ります。あるいは行き付けを作る。

今日はたまたま通りすがりのスタンドがハイオク100円とあったから、そこで
給油したんですけど、昭和シェルなのに会員制度をとっていなく、誰でも100円。
しかも30リッター以上の給油をすれば、洗車がタダになるっていう気前よさ。
窓拭きはしなかったので、セルフ並と言えばそうなんですが、自分で給油する
手間が省けることを考えれば、やはり安いです。ま、洗車が前提であれば窓拭きは
しませんから、そのことを考えるとやっぱり安かった。でもうちから遠いんだよね。
方向が同じ時であれば、使ってもいいかなって思いました。

高速のスタンドは全国料金の平均で設定してあるそうですが、それは都心よりも
高いので、やはり割高と言わざるを得ません。九州へ帰るときもそのことを考え
ながら走行しています。どうすれば高速で給油する回数を減らせるか。

自宅~実家間が1200km弱。燃費のいい車であれば途中の給油1回で済む
ことですが、リッター10kmもいかない車であれば、あるいはエアコンを
付ける季節であれば60リッターのガソリンタンクであっても1回じゃ足りない。

出かける時に満タンにしていきますので、いくらターボ車でも物理的には途中で
1回の給油で済みます(過去1回ヒヤヒヤしながら成功した)が、休憩で一時
停止したり、数回出会う渋滞があったり、夜中の走行では流れについて行くために
130~140kmで走ったりと、なかなか一定した速度で走りつづけることは
できません。ってか、遅いの嫌い。(笑)

前の車は「1000km走っても疲れない車」というキャッチフレーズでしたが、
今の車は「雨の日でも走りたくなる車」。長距離ドライブにはやはり前の車が
良かったかな。だって今の車のタイヤは扁平率45ですから固いです。でも、
ガンとアクセルを踏むとビューンって加速しますから、それはそれで楽しい。
でも燃費のことを考えると、後ろから迫ってくる車を避けなきゃいけないのは
くやしいですけどね。

そいえば、トルシエはフランス代表監督になりそこねました。まさしく彼の人生に
おける最大の機会の喪失です。国際経験豊かな彼のことですから、どこかで彼の
活躍する場面を見ることができるでしょう。がんばれ。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年07月19日(金) 腰痛にもめげず

朝起きたときに「ブチッ」ときたのでやっちゃったと思いました。
そうです。ぎっくり腰です。大学の時に急性腰痛(つまりぎっくり腰)を
やってしまってからは、年に1~2度は起こります。

この最初のぎっくり腰は当時やっていた合気道の稽古中に起きたものですが、
恐らくは体育のバレ-ボールの最中にすでに痛めていたんじゃないかと思って
います。週に1回しかやらないし、ジャンプと着地、それから前後左右への
急激な動きが入りますから。まさかバレ-でやったとは当時は思いません
でしたが、後から色々と考えていたら、どうやら行き着くところは合気道の
稽古ではなくて、その日にやったバレ-だろうということになりました。
ほかの人に意見も聞いた上で。

最初の腰痛のときは、痛くて寝返りもできないほど。
立つだけで涙ものでした。病院に行くためには500mほど歩いて行く必要が
ありましたが、歩行も困難なんので父親に車で送ってもらうことになりました
が、車に乗ることがあれほどつらいことだと思ったことはその時だけでしょう。
後部座席に寝そべることすら苦痛でしたから。

病院(整形外科)で腰のレントゲンを撮りましたが、腰の骨はどうやら異状が
見うけられないらしく、しばらく養生ということになりましたが、その後も
数日痛みが引かないので、先生と相談して痛み止めの注射を打ってもらいまし
た。この痛み止めの注射がクセモノで、痛みは確かに弱くなりますが、その
副作用なんでしょうか、局部的に固まってしまい、柔軟性が失われるために
腰を曲げることが困難になりました。そのことは承知で注射を打ってもらった
わけですけどね。この腰に柔軟性が戻ってきたのは、恐らく半年ぐらい経った
頃でしょうか。合気道をやっていると柔軟性も求められますから、普段から
柔軟運動をやっているわけで、そのおかげかもしれません。そうでなかったら
固いままで治らなかったかもです。いい経験をしました。

そんな腰痛は、東京に転勤してから四国でやっていたラグビーもやめたせいか
頻度としては年に1~2回程度。それまでは数回は必ず起きていたので、
そのたびに会社を休んでいました。慢性的な腰痛になってしまいました。

生活上で起こる腰痛は、一般的には腹筋か背筋のどちらかがバランスを崩して
偏ったために腰にストレスが溜まって起こるものだと説明を受けました。
でも自分の場合はスポーツで強制的に痛めたわけですし、腰骨に異状が無い
ことから、その左右を走っている筋が伸びたんだと考えられます。そこさえ
ケアをしていれば、腰痛なんて起こらないはずなんですが、ちょっと気を
抜いた時には、「あっ」という間に痛みが走ります。

ヒザの靭帯の手術をする前に少し勉強したのですが、腰痛の専門家は
整形外科ではなくて、麻酔科のようです。大学病院などの大きな施設では
麻酔科での実績が多いようです。なぜそうなのかは医学関係者に聞いて
みなけりゃ分かりませんが、とにかくそのようです。そんなこと普通知らない。
知ったところで周りに麻酔科で腰痛の手術やら療養をしている人を見かける
機会も少ないです。その絶対数が少ないことと、あまり認知されていないこと
もありますから。多くの人は整形外科で治療することになりますけど。

そんなこんなで会社を休みたかったのですが、自分が主催した会議も昼から
あることだし、とにかく痛い腰をかばいながら少し遅れて会社に行ったわけ
でした。腰が痛いと気分も悪い。背骨でつながっていますからね。
今振り返ると、今日は怒りっっぽかったかも。いろんな意味で迷惑をかけたかも。
自分の体ですから、きちんとケアしなきゃね。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)



2002年07月18日(木) タヌキの次は・・・

合弁会社の工場にいる開発部門の部長・部長代理・GLと面談をし、装置の
導入について話し合いをしきました。タヌキの次はどんな人が出てくるのかと
興味もありました。(東京の事務方がタヌキだったもんで。)

こちらは純粋に技術の面から思いを伝えられました。
自分はウチの技術部の主席技師への同行です。ウチが取り扱う装置を導入
するとかしないとかいう話になっているんですが、ウチの会社はすっかりかや
の外だったせいもあり、具体的に動いている人と直接お話することで、少しは
話を整理できるかと思いまして。

ま、具体的なところは省略するとして、やっぱりベクトルは合っていません。
これは意図的か、単なる不一致か。しっかりと見極めないと、ウチの会社が
しわ寄せを食らうことにもなりかねませんので、慎重にやらねばです。

相手が資本の入っている合弁会社(50:50)ですから、中途半端な立場である
ことは否めません。ウチの会社。

今日は朝いちのJAL(6:55発)だったし、日帰りで最終のJAL(19:55発)
だったし、晩メシを食べたら大きく0時を回ったし、明日は戦略会議があったり、
今日のレポートを書いたりと、せわしないので今日はこのへんでおやすみなさい。

あぁ、中途半端じゃ。

はい。今日は曇り一時雨。(東予地方)



2002年07月17日(水) 疲れたとは言ってられない

夏も間近になってきた今日この頃。
暑さのせいか、ちと疲れ気味。

なるだけエアコンを付けずに過ごそうとはしているものの、部屋に帰ると
蒸せた室内に気が狂いそうになります。最初のうちはタイマーをつけて
寝るときには切っていたんですが、朝起きたら汗でびっちょりぐっちょり。
しかも体温が上がったんじゃないかと思えるぐらいに体が熱い。
このままじゃ体調が悪くなりそうだったので、仕方なく付けっぱなし。

会社は午後7時までは空調が利いていますが、それを過ぎたらきっちり
切れます。暑いです。それでもやらなきゃいけないことを明日に延ばす
ことはできないから、なんとか早めに終わるようにテキパキと済ませる
つもりで居残ります。それでも8時を過ぎるとさすがにやる気が失せてきます。
コンつめてやっていると、いつのまにかめまいでクラクラすることも。

定時を過ぎて、目をぎらつかせて仕事をするなんてことは、通常では
考えられません。毎日のことでもないし、週に1,2度あったとしても
年に数回程度のことなので、ま、気合入れてやるしかないんですけどね。

この時期は、営業仕事が詰まっていない限り、そんなに押し迫るように
仕事はやってこない平穏な時期なんですが、なにせ来月の初旬に社長診断
なるものが控えておりまして、その該当部門の数字を預かっている者と
しては、それなりに資料作りがあります。なにせ管理部長兼担当ですし。(苦笑)

でも今回の社長診断は業績指標を評価するところに重点を置かずに、今後の
事業をどうしていくのか、どうしていきたいかを発表し、それに対して
講評を頂くスタイルにする予定。発表前のリハーサルには本社企画で事業
管理の担当者と品質管理の主管が聞きたいと言っていますが、他の事業部
とは性格が異なるウチの職場は、立ち上げて3年目の職場。当然ながら
経営指標の数字はグチャグチャ。まともではないです。ですからヨソが
やっているような、いわゆる既存製品の販売戦略なんていうことでは議論に
なりません。歴史がないんですから。

新規事業は、続けるか止めるかの見極めが大事。
そのあたりの判断を仰ぐことになるんでしょうね。厳しい時期ですから。

はい。今日は曇り一時雨。(東京地方)



2002年07月16日(火) 合弁会社の業務本部長に会ってきたが

ウチの会社と米国企業との合弁(50:50)で設立した会社があります。
そこは、ある装置の日本市場におけるシェア1位の会社です。
そこへウチの上司とともに訪問して、その会社が買うとか買わないとか
言っているウチの装置のことについてヒアリングをしに行くことになり
ました。

ってか、その装置はなぜだかほとんどでき上がった状態で、いつ出荷するか
といった会話も流れているほど。その装置の日本における取り扱いはウチの
会社が行うことになっているんですが、それを無視するかのような行動を
相手の米国企業とその会社が行ってきたわけです。つまりウチの会社は
その会社の親でありながら、情報は全くと言っていいほど入ってこず、
動きを取る前に、すでに勝負は決まっているといった情けない状態。
これではイカンという意味合いで上司とともに向かったわけです。

装置は米国から出荷されます。
日本における輸入と販売はウチの会社が保有しています。
ウチの会社が知らないままことが進んでしまうと問題は複雑で、契約違反で
国際法廷に訴えることになります。そんなリスクも省みない行動を起こした
背景はある程度分かっています。ここで言うことではありませんが。

そんなことにはならないように調整するのが自分と上司の役割なんですが、
その会社の業務本部長たるや、なかなかしたたかなタヌキでありまして、
一枚岩では突破できません。あれこれ言っても、あーだこーだ言って
のらりくらりと会話をすり抜けていきます。

この時期は、来年度以降に今の事業を続けるかどうかの態度を決めなければ
いけない時期。ですから余計に敏感になっています。下手をすると関係が
崩壊してしまう危険もはらんでいます。そうなると一番迷惑を蒙るのは
客先であり、次にウチの社員です。一時の感情で社員を路頭に迷わせるのは
まったくもってよろしくないので、ぐっと感情をかみ殺して話し合いを
進めなくてはなりません。ストレスは溜まりますが、これも仕事です。

理性を持って、知的に対応する。相手の弱みを突きながら。
通常の客先と対応するのとはちと違いますから自分が指名されたのかも。
ま、そんなところで三遊間ゴロを拾っています。少し荒れそうです。

はい。今日は曇りのち台風のち曇り。(東京地方)



2002年07月15日(月) やはり失職

県政会のアホ(失礼)な高齢者達はいまだに田中氏を野次っておりますが、
自分達の行ったことに対する反省のひとつも見せない。

あの強面の下崎とかいう団長の言うことには、どうも胡散臭さが漂います。
いつ見てもいつ聞いても、彼の言動は変化を求める田中氏に抵抗している
としか見えない。既得権を脅かす悪者だと決めつけているとしか見えない。

ただ冷静を装っていても、焦りを隠すことはできませんね。
頼みの対抗馬が出てこないんですから。

しかも県政会のアピールとして田中県政の失政は、
「ダム作りをしないことによる財政難」
だと言うのですから、何ともまぁフトコロのことを分かっていないというか
いい加減というか、よくもそんな新聞広告を出すことを県政会のブレーンが
許したなと、あるいみ感心しています。というかあきれています。

減税をするより公共事業を行う方が経済効果が高いのは明らかです。
でも県政だけを見た場合はそうではありません。それは公共事業の収益は
その多くが県外に逃げていくからです。その意味で入札の方法を変えていく
ところから変えていくことが、まずは必要になるのです。公共事業がすべて
悪いのではなくて、そのやり方が問題だと田中氏は言っているのです。
それなのに、話をすりかえて保身に走る老骸が多すぎます。長野県は。

田中氏の退任の挨拶の時に反応を示さなかった長野県庁の職員も問題です。
ねぎらいの拍手のひとつもしてあげればいいところなのに、何にもしない。
というか、復帰することが明白だからあえて今しなくてもいいかなといった
冷めた態度が気に入らない。そんだけですけど。

長野県に限ったことではないんでしょうが、おかしいですね。やはり。

はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)



2002年07月14日(日) 気が付いたら

第Ⅱ回科目試験の日程が過ぎていました。
ってか、悠長に考えていたので申し込みすらしていなかったんですが。
レポートの提出をしなくても英語だけはいきなり試験を受けられるんです。
他の科目は全部テキストに従ってレポートの提出が義務付けられています。

で、さっさと単位を取りたかったので英語は早々に試験を受けるつもり
だったのに・・・。うっかりしてました。次回にきちんとね。

スケジュールが今ひとつ良く分かっていないことと、手続きの流れを
あまり把握していないことが不安ではありますが、初年度は少々の落ち度は
まぁ、ご愛嬌ということで。業務優先ですから大学のことばかりは考えて
いられないのが正直なところ。

今年の重点科目は経済原論と統計学、経済数学。
これら3つをしっかりやることです。英語は2の次。
ここをしっかりやっておかないと専門科目で苦労するのが分かっていますから、
焦らず落ち着いてきちんとやることです。そう決めました。

目標のひとつに卒業もありますが、それよりも仕事に役立つ何かを極める
ことが入学の動機ですから、それが何かを見つけることが当面の目標です。

それよりも何よりも、今月後半から夏期スクーリングが始まります。
来月6日には会社でウチの職場の社長診断があります。
資料の作成やらプレゼンの打ち合わせやら、時間が少なくなってきました。
同僚には迷惑をかけることになりますが、スクーリングが始まる前に少しでも
多くの準備をしておかなきゃ。

いやぁ、昼間に事業の今後に関するレポートを書いていたら、頭が痛くなって
きました。机がないから寝っ転がってやってたからかな。机欲しい・・・。

はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)



2002年07月13日(土) 帰省するときには

実家が福岡県の久留米市。現在の住まいは東京。
帰省するときにいつも気になるのは交通費のこと。

現実的なところで選択肢は3つ。
1)JRで帰る
2)飛行機で帰る
3)車で帰る

片道だけ考えてみると(あくまで目安)、
1)の場合、
 a)のぞみ利用 約24千円
 b)ひかり利用 約23千円
 c)寝台利用  約28千円

2)の場合で空港から久留米市内まで高速バス利用(繁忙期)
 a)普通料金  約33千円
 b)特割     約26千円
 c)往復割引  約29千円

3)高速道路(東京~久留米)利用の場合、
   高速・ガソリン代(23+12) 約35千円
   
盆正月であれば地元での足が必要になります。
JR/飛行機での帰省時はレンタカーが欲しくなります。(なにせ田舎なもんで)
それを考えると、少々時間に余裕を持たせれば、車での帰省が一番、安上がり。

野暮用なんかでプチ帰省の場合は、時間の関係で特割利用の飛行機利用。
早起きすれば日帰りができますから。

2人以上の移動であれば、圧倒的に車の方が安い。
だからでしょうか、長期休暇のときは高速道路がいつも渋滞します。
大半が家族連れですから。自分のようにひとりで帰省している人は少ないです。

来週の週末はプチ帰省する予定です。
当日のうちに戻ってくるか、前日から帰省するか、前日にちょっと立ち寄りを
してから帰省するか迷っていますが、恐らく日帰りすることになるでしょう。
ってか、遊びにいく約束を取りつけなきゃ。(笑)

はい。今日は曇り一時雨。(東京地方)



2002年07月12日(金) 今後の事業を考える

そんな打ち合わせが始まりました。
というのも、今の職場は装置の輸入をし、国内で販売しているところ。
装置がおかれている市場がどうなるかということもありますが、今後の
為替の推移に縛られるところが大きいと考えています。(自分はね)

今年は事業を立ち上げて3年目。
為替はその間に¥130/$~¥105/$の間を推移しておりました
から、まだ輸入する立場としてはそんなに変動リスクがあったとは言い
難いところがありましたが、この後5~10年後を考えると、自分は
円安方向へ動いて行くと考えています。(現在の円高とは逆に)

政府はどうやら¥120/$~¥140/$のレンジ±¥5/$あたりで
考えているフシが見受けられます。政府・日銀の介入が言いか悪いかは
別にして、市場のダイナミックな流れは止めることのできないこと。
貨幣が流動化しない(硬直している)こと、つまり消費が増えないこと、
高齢化がより一層進み増税が避けられないこと、製造業の国際競争力が
落ちて輸出が減少すること、それから何より構造改革が進まず財政難が
解消できないことが予想されており、日本の信用が落ちるであろうこと。

これだけ円の通貨価値が落ちる要素が揃っておりますから、よほど強力な
改革が行われない限り、円が安定して今の水準を維持することは困難だと
思います。

そう考えると、日本で安定した商売をするためには為替に影響されない
作り込み、つまり日本で生産することを考えなければならない。為替の
影響は、機種戦略の域を越えて大きいものとなりますから、いくら強い
機種構成としたところで、為替の変化を販売価格に転嫁するということを
認めるだけ寛容な客先はほとんどおりません。生産プロセスに必要な
装置でかつ市場ではそこしか作っていないようなものであれば、売り手
市場ですから強く出ることもできるでしょうが、そんな装置が目の前に
あるわけではありませんから、それも見込めません。

半導体市場は、そのアプリケーションの市場に左右されます。
新しいアプリケーションの展開が見込まれない内は、今のアプリケーション
で今後どうなっていくかを考えるしかありませんから、そうなると半導体の
需要は必然的に頭打ちになることが容易に想像できます。

過去の半導体サイクルというのはアプリケーションの発展に対する半導体
メーカの攻撃の歴史とその反動である在庫調整の歴史の繰り返しです。
アプリケーションが増えてきている段階ではそれに伴って半導体市場も
右上がりになりますが、そのアプリケーションが停滞してしまうと、同様に
半導体市場も停滞してしまいます。小さな波としては生産増と在庫調整の
繰り返しですが、大きな波としてはアプリケーションの増加に伴い、小さな
波を飲み込んで、右上がりの波となってきました。つまり全体の量的な
変化はずっと右上がりなのです。これからはこのアプリケーションの増加に
大きな期待が持てなくなっているのです。

全てを信用しているわけではありませんが、野村総研のレポートでは、
10年後の半導体関連企業あるいは半導体事業を保有する企業は業態の
変化を強いられるとも言いきっています。つまり成長業種ではなくなると言って
いるのです。

ではどうするのか。
この話題は、来週をかけてブレーンストーミングをしつつ議論をしていく
ことになります。さてどうなるやら。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年07月11日(木) 貯蓄の動機

1936年に出版された「一般理論」の中で、個人の貯蓄の動機について
ケインズは次のような分類で述べています。

1)Precaution(予備的動機)
 ⇒将来何かあるかもしれないから貯めておこう
2)Foresight(深慮)
 ⇒将来予測される事象(結婚とか出産とか)に備えて貯めておこう
3)Calculation(打算)
 ⇒利子や資産価値の上昇を目論んで貯めておこう
4)Improvement(向上)
 ⇒支出水準が将来にわたって徐々に上がるように貯めておこう
5)Independence(独立)
 ⇒貯蓄をもとに他に頼らず(自立して)何かやれるように貯めておこう
6)Enterprise(企業)→起業?
 ⇒投機や事業を行えるように貯めておこう
7)Pride(名誉心)
 ⇒財産を世のため社会のために役に立ててもらえるように貯めておこう
8)Avarice(貪欲)
 ⇒ただひたすらケチをして貯めておこう
※訳は宇沢東大名誉教授

一方、中央および地方官庁、公共機関、営利企業の貯蓄を次のように分類
します。

1)企業の動機
 ⇒負債発行、株式発行に頼らず自己資金で資本投資をするため
2)流動性の動機
 ⇒緊急事態に対応するため
3)向上の動機
 ⇒労働者の収入が徐々に増加するようにして経営に対する批判をかわすため
4)金融的慎重さの動機
 ⇒設備費用、生産費用、労働者費用、補足的費用を上回る積立金を用意するため

これだけ見ても分かったような分からないような・・・。ですよね。(笑)

この貯蓄の議論は、現在の所得をなぜすべて使ってしまわないで貯蓄をする
のか、という問いに対しての推考と理由付けです。しかしながら結論としては
実際の貯蓄は上記の分類で言われる項目に左右されず、利子率と投資との関係に
依存することになると言います。なぜでしょうか?

詳しくはケインズの「一般理論」を読んでください。(笑)

古典派の世界では、”投資=貯蓄”という論理が成り立ちます。前提は完全雇用。
そんなことは現実としてはありえないとしたのがケインズ。非自発的失業、つまり
意図的に失業するのではない人が存在すると言うのです。
意図しない失業。仕事をしたいのにできない人がいるということ。より現実的です。

例えば、現在の日本は1400兆円の貯蓄があるといわれています。
その貯蓄が出まわらないということは、その分が所得の再分配になっていないこと。
つまりダウンサイジングです。所得を増やすためには政府による財政支出が必要。
それでも貯蓄に吸収される(消費が増えない)ということは、やはり将来の不安に
拠るところが大きいでしょう。

所得が増えるためには消費が伸びなくてはならない。逆にいうと、消費が伸びな
ければ、所得は増えない。でも所得っちゅ-ものは年を取れば増える仕組みに
なっています。そこで収支のギャップが生まれるわけです。その谷間を政府が
一生懸命埋めてきた訳ですが、それが財政赤字となって表れているんです。
短絡的にいうと、巨大な貯蓄が崩れない限り、つまり消費が増えない限り財政赤字は
解消できないことになります。企業も収入の拡大ではなく、ダウンサイズの中で
収益の上がる事業に絞り込むことになります。生き残りをかけて。そうなると
そこにはいわゆるリストラが発生してきて非自発的失業者が発生することになります。
そこを埋め合わせるのが福祉政策になります。これも財政支出です。

というわけで、景気の悪いときや将来の見通しに不安があるときには心理的に
支出を控える動きになりますから、余計に景気は下向きになります。これが景気の
デフレスパイラルです。どこかで明るい兆しが出る、あるいは兆しを作ることで
上向きな心理を促すことが必要です。これを民間が作り出すか国家や地方自治体が
作り出すかは別にして、景気を良くするためのきっかけというか、しかけを考える
ことが必要なのかな、と思います。

そんな巨大な貯蓄を利用して利益を出すような金融商品を作り出す人の口車に
乗せられないように、しっかり勉強しましょうね。というか、投資は余り金でね。
儲けを目論んでいる人をターゲットにしている金融商品もありますから。
クロウト気取りの知ったかぶりを狙っているということです。
相手は工学のプロですから、よほど気を引き締めないと大変なことに・・・。
自分には縁遠い話ですけどね。正真証明のシロウトですから。(苦笑)
あー、とりとめのない話になってしまった・・・。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年07月10日(水) 少しは学習したがな

ショム2が始まりました。
この中の秘書課の社長秘書である戸田菜穂。
彼女を見てるとなんだか思い出してしまいます。
なーんだかね。

そんなわけで、いろいろとやってます。>文脈無視(笑)
なかなか結果が出ませんが、とにかく数をこなすことが一番。
変に妥協するのはイヤな性格ですから、たくさんこなして
いいものを見つけ出す。

結論を先延ばししても時間の無駄だというのが先の学習事項。

さぁ、何のことでしょうか?あはは。
分かる人にしか分からない話。それでいいんです。この話は。

さて台風が近づいてきて、主に太平洋側の地域に被害が出てきています。
当該地にお住まいの方々、お見舞い申し上げます。
こちら東京は今のところ大丈夫です。

はい。今日はくもりのち雨。(東京地方)



2002年07月09日(火) 長野県知事の不信任

いわずもがな、田中康夫長野県知事です。
いまだかつてない県知事の不信任案が県議会において可決されました。
(過去には収賄容疑で書類送検された岐阜県議会以来2度目)

ダム問題以外は知事の県政には県議会も賛成しています。
ダム問題についてのみ反対しているこの事実の中での不信任案可決。
でも県治水・利水ダム等検討委員会からはダムによらない対策を知事に
答申していました。保守派には期待ハズレの答申だったのでしょうか。

田中知事の支持率は60%を越えており、一方では県議会では孤立状態。
これは民主主義の歪かと思われます。4年間の任期のうちまだ1年8ヶ月です。
いまだかつてない行動を取ってきた田中知事に対する反抗が保守派には
あるようです。今までの権益を守りたい人があまりにも多いことを意味します。

議会の中で、そのトップとスタッフがケンカしているようなもんです。
どちらも県民から選挙で選ばれた人たち。それなのにその選ばれた県議から
失格の烙印を押されました。これもまた民意を表していることになります。

国政と県政の大きな違いは、その長を国民が直接投票できるか否かの違い。
地方を預かる身と国を預かる身の違いです。やってる中身が違うんです。
それだけ県知事の方が国民に近い存在なワケです。市長や町長はもっとです。

ではこの状況に関してどう思うかっていうことなんですが、これは行き過ぎた
議会の抵抗とでもいいましょうか。全ての人が同じ方向性を持つことは危険。
一方ではその均衡があまりに崩れてしまうのは良くありません。

小泉首相も同じ状況だと思います。
抵抗勢力をあらわにすることで、その抵抗勢力に対する民意を問う。
これもまた構造改革のひとつだと自分は考えます。

国民が、県民が信任するその長が苦悩しているんです。
必要な改革を推し進めるのに、その行動を否定し、邪魔する勢力が存在する。
信任したその長が実行できないでいる状況に対して批判することは簡単であり、
諦めることは簡単ですが、その抵抗勢力に対して我々が何の行動も起こさないで、
つまり見て見ぬ振りをしている自分たちを差し置いて、信任した長を批判する
のはいかがなもんかと思います。なんで抵抗勢力が存在するのか、彼らを
生かしておいていいのかということを真剣に考えれば、おのずと攻撃の矛先は
決まってくるんじゃないかと思います。そうでなければ、我々はただのお気楽。
きっと誰かがやってくれるだろうとのんびり構えているお気楽平和ボケ国民。
そうです。国民の目が腐っているんです。

ま、いつの時代でも国民というのは勝手なもんですから、国民の総意という
のは本当に正しいのかどうかという議論になれば、必ずしもそうでないという
ことになります。老いも若きも男も女も、しっかりした人もそうでない人も、
定職のある人もそうでない人も、お金持ちな人もそうでない人も、政治に興味の
ある人も無い人も。いろんな人がいるわけです。育ちも違うし、教育の受け方も
違うだろうし、もちろん考え方も違うわけです。そういう人の集合体が国民
なんですから、その総意というのが正しいかどうかというのは統計でいう
「分布」に拠るところが大きいかもしれませんが、民主主義では数の論理。
数の中身は問われません。そこが問題といえば問題なんですが・・・。

さて長野県の場合はどうかといえば、どうやら政策としての県知事の方向性は
間違っていないようです。とかいったチェック機能が県議会に求められているの
ですが、彼のポリシーである「脱ダム」のショックが大きかったんでしょうか。
ダムの議論になると声を荒立てて反抗する姿勢をする議員が大半です。それだけ
ダムに対する県議の期待が大きかったことを表していますが、その期待という
のは、自分に対する見返りの大きさを期待していたからに他ならない。
「オレ」は地域を支配している偉い人だという自負心と地域への約束を守るべし
という曲がった思想から来ていると思われます。

地域の一部の人間の利益をその地域の声だと称して自分の利益へ転化していく
彼らのえげつない行動に対して、県民は異論を唱える時期に来ているのでは
ないでしょうか。そんなえげつなさがまかり通る県であるのかそうでないのか。

周囲を高い山で囲まれた閉鎖的な県である特殊事情はあるものの、その閉鎖性を
利用していたのは議員達。県政の停滞に異論を唱えた田中康夫氏を県知事に
選んだ県民の意識は、それらの議員達に一矢を報いたい県民の「総意」でしょう。
聡明な長野県民のことです。田中県知事は来週失職するでしょうから、その後も
彼を県知事に選ぶでしょう。反田中派(そんな派閥があったのか(笑))は
対抗馬を選んでる最中とのことですが、これぞという人はいないでしょう。

カネが動くということは、そこには必ず利権が存在します。
そこで儲けている人が存在しているということです。
その儲けは県民の税金であるし、交付金という形で支給される国庫金は国民の
税金であるし、国の借金の一部です。少なくともこの税金が潤っている時代でも
ないし、将来潤うことが見込まれているわけでもありません。ここに所得の分配
を期待するのはあるべき姿でないことは明白です。

というわけで、田中県知事にはこれからもがんばってもらいたいという期待を
しているわけです。アホな姿は彼の演出。こんなつまんないことを問題にする
ぐらいならば、もっと本質的なことを問題にすべきです。>関係者へ。

はい。今日は晴れのち雨。(東京地方)



2002年07月08日(月) 最近のお気に入り

テレビ朝日の「ニュースステーション」に出演している上山千穂アナウンサー
なぜだか、あの細い目に惹かれています。かといってアナフェチではないです。

テレビアナウンサーは人前に出てくる人達ですから、基本的には見た目が良い。
自分の場合、いいなぁと思う人が多いのは日本テレビ。馬場典子アナがお勧め。
一方、そうではないのがテレビ東京。どちらかというと線が細い感じで印象が
薄い感じ。アナウンサーの位置付けの違いですか。視聴率にも関わりますから。

アナウンサーをアイドル的に仕立て上げることは悪いこととは思いません。
テレビはその内容で勝負しろとも言いません。スポンサーじゃないしね。
以前ほど局ごとのカラーの違いが無くなってきたことも悪いとは思いません。

視聴率に縛られた番組制作と編成の回転の早さをどうにかしてくれないかと
思う今日この頃です。特にドラマはそう思います。3ヶ月で終了が定番です。
脚本に限界があると思われるんですが、当たろうが当たるまいが、一律に
当初から組まれた番組編成のために終わってしまうのはいかがなもんか。

なーんてウダウダ言っていますが、そんなこたぁ、どうでもいいんです。
ニュースステーションに上山千穂アナが出つづけてくれれば。(笑)

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)




2002年07月07日(日) 原作とドラマ

今日から始まりました「太陽の季節」。
原作は立ち読み程度しか見ていませんから、ってか、かなーり
昔に読んだので記憶のかなたにあります。ほとんど忘れました。
そもそも文学嫌いな自分ですから、意味も無く読んだだけなんですが、
大学の図書館で友人を待っていたとき(涼しんでいた)に、たまたま
目に入ったのがこの本。ちょっと古ぼけたこの本が芥川賞受賞作品とは。
田原総一郎氏がサンデープロジェクトの中で自分も作家になりたかったが、
この作品に打ちのめされたということを言っていたのを聞いて初めて知り
ました。(芥川賞の重みは自分にはわかりません。)

ドラマは原作を脚本化する際に、往々にして脚色されるもんです。
役者と演出がうまくかみ合えば上等。そうでなかったら最悪。

”交差点ですれ違うだけの・・・・”
45年前の作品であることを考えると、ドラマの設定にはちと無理が。
それを今風にアレンジしていることは分かるんですが、原作の
イメージがかなり変えられた気がします。ほとんど忘れているので
そのイメージも曖昧なものなんですが、原作には爽やかさのかけらも
なかったように記憶しています。まったくもっていい加減な記憶だっ
たらスミマセン。

このドラマにはある意味、注目しています。
それは、タッキーと千鶴ちゃんの絡みが見たいから。
どう考えてもドロドロとした演技ができる役者ではありません。その
彼らがどのような役柄を演じてくれるのか。そのあたりが注目です。
(千鶴ちゃんも三井のリハウスの頃に比べて大人になりましたね。)

演出や監督の言うことを聞かずに自分のやりたいようにやれと、原作者の
石原慎太郎氏はタッキーにエールを送っていましたが、タッキーがこの
作品をどのように解釈していくのか。単に台本に書いてある文面だけから
読み取るのではなく、原作の臨場感をどう噛み締めていくか。
そのあたりも見ものです。

さて、ちょっと昔に「ロード・オブ・ザ・リ○グ」が映画化されましたが、
もしかするとこれはかなり脚色されているかもしれません。翻訳本に
しても、映画の字幕にしても。かの戸○○子氏が噛んでいますから。
正しいかどうかは別にすれば、氏の翻訳は好きではありませんしね。

映画やテレビは日本人用に字幕とか音声吹き替えとかしますが、そのときに
エンディングで翻訳者の名前が出てきますが、当然のことながら翻訳は
ひとりでやっているわけでなく、多くのスタッフが関与しています。
これもビジネスですから、有名な翻訳家の名前が出た方が信用されます。
でもね~。なんだかね~。影響されてるっていうか・・・。(謎)

ま、批判なんかしたら執拗な圧力がかかるようですから、やめときましょ。
そういう人を知っていますからなおさらです。
あっしには関わりの無いことですから圧力はかかんないでしょうけど。(笑)

はい。今日は七夕。曇りのちときどき晴れ。(東京地方)



2002年07月06日(土) いいサービスって

愛車を点検に出すために、担当の営業マンに不具合個所、気になる個所を
伝えて引き取ってもらい、その日のうちに返却してもらいました。で、
伝えた内容に対するコメントが載っておりましたが、ちとムカついた。

2点ばかり伝えていたのですが、1点については誰が見てもすぐに分かる
現象なので、それなりの処置をしてくれたようですが、とりあえず様子見。
これはこれでいいでしょう。

が、もう1点の方は現象が確認できないということではなく、おそらく
間違った認識をされて「問題なし」の判断をされました。なんでこの客は
こういうことを感じているのだろうという疑問も起きなかったのだろうか。

もう1点というのは文字にして伝えるのが非常に難しい。
聞こえる音と運転するときに手や体で感じる感覚を伝えるわけだから、
他人に伝えたときには、違って伝わるかもしれないことは分かっていました。

だからあらかじめ担当営業には伝えた内容がサービスの人に伝わりにくい
ならば、自分に連絡をくれと言っておりました。それをまた、タイヤの音
ですから問題ありません、なんて簡単に済ませやがって。だから違うって。

タイヤの音が気になるならば、タイヤを変えればいいことなんですが、初心者
でもないんだから、タイヤの音かそうでないかの違いぐらいは分かってる。
タイヤ音ならば、速度が増すごとに(つまり回転が多くなるほど)甲高い
音に変化してきます。でも気になる音はタイヤ音が出すモーター音のように
一定的な定常音ではなくて、エンジンの回転音かシャフトの回転音に近い。
つまり、抑揚があるわけですよ。音に波がある。速度が早くなるほどに
その波長が短くなります。

そういう現象で、もしタイヤが原因ならば、偏磨耗していることになります。
偏磨耗しているっちゅーことは、タイヤをロックさせたことがあるということ。
愛車にはABSが付いているし、ロックさせた記憶もない。見た目も大丈夫。
ということはタイヤのパターンのせいかとも考えましたが、それならば新車の
頃から感じているはずだし、他のユーザーからも同じ声が出ているはず。
でもそんなことはなかった。感じたのは購入してから1年過ぎた頃から。
ということは、タイヤのパターンのせいでもない。路面の変化で感じる音が
変わるわけでなく、あえていうと路面がいいほど感じやすくなります。

いずれにしても、サービスの立場からコメントをするときは、ユーザーが
クレームする理由をいくつか考えながら、あらゆる角度から検討をしてから
返事をしないと、思い込みによる、あるいはユーザーのことをあたかも何も
知らないからこんなことを言っていると甘く見ているとしか思えない。
というか、勝手に決めつけるなよバカヤロウと言いたくなります。

こういうときは、声を大きく騒いであげないと真剣に調べないでしょう。
黙ってたらサービスのやったことが間違いなかったと勘違いされても困るので。
明日にでも営業マンに言ってあげよう。もし取り合ってくれなかったら、
この営業所とは付き合いを考えよう。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年07月05日(金) 残業代の基準

今日、仕事中に勉強した基準時間外の労働に対する報酬について。
労働基準法には次のように定めています。

◆法定休日(一般的には日曜日)  割増35%以上

◆法定外休日(土曜日、祝日等)  割増25%以上
 ⇒但し、その週の労働時間が一週の法定労働時間(40時間)を超えるとき


法定休日の出勤には、代休などの手段でそれに置きかえることはできず、割増の
報酬を出勤した時間分だけ与えることになっています。

一方、法定外休日の出勤は、法定労働時間を超えない限り、それに割増の報酬を
与える必要はありません。つまりその場合、法定労働時間と同じ扱いとなります。
ということは、代休などで置きかえることができるということです。

「1週・1日の労働時間規制に関しては、労基法32条により、使用者は、労働者に、
休憩時間を除いて、1週40時間を超えて労働させてはならず(1項)、かつ、1日
8時間を超えて労働させてはならない(2項)とされています。これに違反して労働者
に労働させた使用者には、刑事罰による制裁がありますし(119条)、労働者とこう
した規制に違反する合意をした場合でも、その合意は無効となり、無効となった部分は
上記の基準のとおりに修正されます(13条)。労基法33条や36条などにより、
一定の要件のもとに時間外労働をさせることはできますが、その場合でも、使用者は
割増賃金を支払わなければなりません(37条)。」


問題となるのは、職場内の合意により(つまり組合員が納得の上、申請外の労働を
して報酬をもらわない場合)、何らかの指摘を受けた会社側は違法行為として制裁を
受けるということです。通常は大げさにならないようにやっているもんですが。

職場内の合意があったとしても、そのうちの誰かは鬱積した不満を外部に漏らすもの。
それが組合なんかに流れてしまったら、人事経由で職場の実態調査となります。そして
その職場の責任が追求されることになります。そうしたことで守られています。

でも業績の苦しい会社では給料の確保を盾に、無理な労働を強いているところもある。
たとえ現実を認識しているとしても、限度を越えてしまえば言いたいことのひとつや
ふたつは出てくるでしょう。もし、こんな状態で労災が起こってしまったら、その
責任たるや、非常に重いものとなります。でも背に腹は変えれない会社側はそれでも
リスクを省みず無理強いを行うこともあります。いいか悪いかは判断できませんが。

営業の仕事をやりながらも、人事や労務の面倒を見るのも自分の役目。
他にも経理面やら業績の管理、業務の運用、調達やらとやっています。
どうやらスペシャリストではなくてジェネラリストの道を歩みそうです。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年07月04日(木) はけぐち

なぜだか自分はよく人からグチを言われる。
で、自分もまたそれを聞いてしまったりするもんだから、その後も
またグチる対象になってしまう。

性格的には自称短気です。でも普段はそれを隠しているから人からは
気長な人だと思われているようです。だからグチを聞いている間は
早く終わらないかなと思いながら、正直言って適当に聞いています。
座っていたら足をゆすったりなんかしています。

グチって何かが変わるのかと責めるのは簡単ですが、責めたからといって
何の解決にもならないので責めはしない。自分に解決策があるわけでも
ないもんだから。グチって気持ちがおさまるならば、それはそれでヨシと
するかと自分なりに納得することにしています。でないと、こちらから
攻撃してしまうから。

結局がんばれよという曖昧な励ましで終わるんですが、本当はそれじゃ
いけないんです。何にどんな不満があるからグチリに至ったのかを聞いて
はじめて聞き役としてはその役割を全うする。その後の解決方法は自分で
探し出すしかない。むしろ自分で見つけ出してこそグチリの意味があると
思います。自分はこれを「前向きなグチリ」と言います。

グチる前提は、相手がそのグチリに同意してくれること。
そうでなきゃ、グチリがののしりや罵倒に変わってきます。これはダメ。
だからグチる相手を選ぶんでしょうか。聞いてくれそうな人を。

ただ、そこに自分が関与してくる話になると様相は一変することが・・・。

なんだか自分がグチりそうなのでこのへんで止めときましょ。(苦笑)

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年07月03日(水) すこしずつ。そう、すこしずつ。

急激な変化を求めれば、それに耐えうる気力と体力、それから財力が
必要です。それらに耐えうることができなければ、緩やかな変化か、
変化の無い環境に自分の身を置くことです。

多くの人は、変化の無い生活を嫌います。
でも急激な変化には耐えられません。
ならば少しの変化を持たせることで自分が対応できる環境を作り出す、
あるいは対応できるように自分を変えていけるようにする。

短期的に見れば、大きな変化は存在します。
でもそれは毎日毎日続くことではありません。
どこかで息切れして倒れてしまうか窮地に陥ってしまいます。

それは保守的だとか安定を求めているだとか聞こえてきそうですが、
先進的やら進歩的やら急進的やら、やろうと思えばその基盤が必要です。
その基盤無しにやろうと思うことは無謀としか言いようがありません。
あるいは身の破滅を求めているとしか言えません。

生活基盤がしっかりしているからこそ、やりたいことがやれる。
やりたくないことをやらなくてもいい。

変化を楽しむ人には関係の無い話でしたか。いやいや。人生観ですか。
人生40年と考えている人と80年と考えている人とは当然違います。
でも今を精一杯生きている人には人生設計なんか考えている余裕は無い。

とはいえ、世界は自分を中心に回っているわけではないから、埋もれない
ように自分を常に磨いていくことでしょうね。自分を変えるために。
自分に無いことを吸収していくこともその中のひとつ。

人は他人と接する(生身であれ書物であれテレビであれ)ことで変わって
いきます。いろんな人と接していくことで変わっていけると信じることが
できます。そんな思いを「ごくせん」を観ながら思いました。

まったくもって話が急展開してしまいました。(笑)

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年07月02日(火) 労働協定

そんなもん、あったんですね。
その中でも、1ヶ月の間に命令できる休日出勤の日数のことについて。
3日だとか4日だとか。

ウチの職場の一般社員2名が装置の立ち上げのために客先に缶詰め状態。
土日も無く装置の立ち上げのために働いております。もちろん、そこには
管理職である責任者もおります。彼の指示で働いているわけですが、
月初には前月の勤怠簿の提出がありますので様子を聞いてみると、平日の
残業はもちろんのこと、土日の出勤も当たり前のようになされていると。

費用削減の命令のもと、平日の残業は規制されております。
でも目の前の装置立ち上げのために、時間を惜しんで少しでも進めるために
やり遂げなきゃいけないという責任感で残業もやっています。でも勤怠で
残業は反映されない。一方では休日出勤は代休で消化しろと命令されている。
でも目先の予定がたたない中、代休がいつ取れるのか分からない不安がある。
気分としては代休ではなくて、ふつうの休日出勤にしてくれと思いたくなる。

実態がどうであるかは、同じく装置の立ち上げのために雇っている派遣の方の
タイムカードを見れば、いつは何時から何時までやったのかが明確。派遣の
方とウチの社員は同じ時間帯を過ごしておりますから。派遣の方の超過時間に
ついては、前月のタイムカードをもとに超過時間単価を基本料金に付加して
派遣会社に支払う契約になっておりますから、こちらで把握できます。

6月については土日の休日出勤は6日。それを上の指示で3日+1日
(つまり3日が代休、1日が休日出勤)で勤怠簿を人事へ提出することに
なりました。それで明日、本人たちへ説明のために現地で働いている客先へ
上司が向かうことになりました。

こんなことを書いているのをウチの組合が見たら大変かも。
下手すると大騒ぎです。会社は厳しい状況であるとはいえ、社員(組合員)の
生活が虐げられるようなことがあってはならないと噛み付いてくるでしょう。
ま、自分がどこの会社に勤めているのかが分からない限りは何ともしようが
ないんでしょうが、リークするつもりもないし、一方的に管理職の肩を持つ
つもりもありません。どちらの肩も持つつもりはありません。

ウチの職場の業績が思わしくないのは周知の事実。
これに社員も協力することで昨年からがんばってきました。
文句を言うまいと納得してきました。個別にはいろんな葛藤はありましたが。

営業職は「当然」ながら残業代無し。うまいこと時間のやりくりをすればいい。
でも技術職は現場対応やら客先対応やらで自分のペースで時間の配分をでき
ないこともあります。ですからその分は配慮が必要。それで10時間という
猶予を与えています。でもその10時間という制限に反論は避けられません。
避けられませんが、歯止めをするためには数字が必要です。だから10時間。
これで運用ができるかどうかは先の話です。どうしてもできなければ変える。
でもそこには工夫が必要です。工夫もせずにできないというのは理由になりま
せん。給料をもらっている以上は、頭を働かせて工夫するのは当たり前。

残業の評価は第三者(他部門)からは当事者でない分、難しい面があります。
でも組合は実態としての残業時間しか見れません。それをもって職場の管理職
と戦うことになります。人事も絡めて。おまえら、何を指導しているんだと。
でも、自分はこの組合のやり方に違和感を覚えます。それは、本人の能力が
そこに加味されていないから。できる社員もできない社員も同じ「時間」と
いう物差しで計っているからです。労働効率を無視した考えです。残業を
している姿を見てがんばっていると評価されたのは昔の話。今はいかに
さっさと仕事を終わらせるかが評価のポイント。タラタラと残業をしている
のは仕事が遅い証拠との烙印すら押されます。要はその内容です。

残業とは本来、上司からの指示により行うべきこと。
勝手に時間外に仕事をしても、それは残業としては認められません。
ということは、一般社員に残業やら休日出勤を強いている責任者のマネージ
メントの問題ということになります。残業・休出を制限されている状況では。
だから、一義的には責任者がその責任を問われることになります。

明日、ウチの上司は現地で同僚からボコボコに殴られるんじゃないかと
心配するのは要らぬ世話でしょうか?ご安全に。(笑)

はい。今日は小雨のち曇り。(東京地方)



2002年07月01日(月) 今日(7月1日)の異動通知

株主総会が終わって最初の月初でしたから、いくらかは異動者がいるとは
思っていましたが、あれほど多いとは思いませんでした。

異動者が多かった原因は昇格者の多さ。
通常だったら4月1日付けが昇格の日なんですが、今年は賃金カットの
影響からか、どうやらずれ込んだ模様。このずれ込みとは後ろ倒しのこと。
賃金カットの影響を昇格時期の後ろにずらすことで減少させたようです。

会社にとっては4月から6月までの3ヶ月間の昇給分を減額できた形。
他社から見ると異様かもしれません。7月の昇格は。

一番影響を受けたのは、経基職昇格組みかも。
というのも、経基職になると組合員ではなくなることから組合の保護が
無くなり、24時間戦えますか、の世界。もちろん残業代など無し。
休日出勤の手当ても無し。要求できないんですから。
そんなこともあって、経基職に昇格するのを拒む人もいます。

ある意味、経基職に昇格するかしないかで将来の昇格が保証されるか
どうかの分かれ道にもなっています。その前の上級職1級(係長クラス)
から戦いは始まっているのですが、実質は経基職になるかどうか。

昇格とは逆の降格者はまずおりませんから、基本的に同じ人が年数を
勤務すれば、給与の支払いはそれにつれて多くなります。退職者が
いなければ、社員の勤続年数だけが増えますから、その分だけ給与の
支払いが増えるということです。すこしずつ高給取りが増えていきます。

ウチの会社は逆ピラミッド型の就労スタイルでしたから、給与効率と
しては非常にまずい形でした。それを数年かけて改善してきました。
ということは、上位層から首切りと減俸が始まったということ。
本社にいると、周りを見ればタイトルホルダーがわんさか。一般社員が
少ないんです。これってイビツな現象です。課長クラスが担当と同じ
仕事をしているんです。命令系統としてはあまり良くない形。
課長のタイトルを持っているのに部下がいないということですから。

会社の業績が良く無いという理由から新入社員の採用を見送ってきた
ウチの会社ですが、就労層の改善が見られてきた昨年頃から採用を
少しずつ始めたようです。若年層が少ない会社は活力がありません。
経営層もそれは良く分かっているようで、年齢層のテコ入れには注力
せざるを得なかったようです。

ま、自分がいる中堅層は一番バリバリ仕事をやる年代。
周囲の動きを気にしているよりも自分のことをまずしっかりやることが
求められています。そして周りを動かしていくこと。そのふたつを
両立させることにより、上位層にも若年層にも刺激を与えるということ。
そんな我々がダレていては会社も潰れます。

特に過去のプライドを持ってやっている上位者に異論を唱えて変化を
求めていくことはパワーが必要です。なかなか言うことを聞かないから。
というか、今まで自分がやってきたことを否定することを拒むから。
でも時代の変化に伴って仕事のやり方も変えなきゃいけない。
「オレはこのやり方でやってきたんだ。」とか、
「これはオレにしかやれない。」とか、
つまんないプライド(本人に取っては大事なことですが)にこだわって
仕事をやられたんじゃ、こちらも困ります。

そんな思いもありつつ、今日の異動通知を眺めていて思いました。

次に自分の名前が載ったときにはどんな状況になっているんだろうか?

今の職場で約2年が経ちました。
異動するのか、昇格になるのか、クビになるのか。
状況はどうであれ、対応できる用意だけはしておかなきゃ。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)


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