しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2002年05月31日(金) 半分だけ接待(された)

ひさしぶりに終電を気にしながら帰りました。
食べて飲んで食べて。

ただいま動いております案件でお世話になっているフォワーダーの
担当課長が夕方、請求書を持ってきて、もろもろ話をしているうちに
定時となってしまったので、金曜日だし一杯やりますかとお誘いを
受けまして、たまにゃあいいかと、ホイホイ付いていきました。

で、ついていったとはいえ、まず向かったのは渋谷の焼き鳥屋。
ここは暫くぶりに行く、自分の好きな焼き鳥屋です。
どこに行きたいですか?って聞くから、まずここが浮かびましたので
ここが一杯で行列ができていたら「千」に変えようと思っていましたが
7時ごろだったからか、席が空いていたのですぐに入れました。

ここの焼き鳥はうまいんです。シオとタレが選べるし。
何よりも焼き方が微妙に足りないんですが、ナマっぽくない。
ネタがいいんでしょうね。

ここは行列のできる店ですが、客の回転が速いからそんなに待たずに
席に座れるのが魅力。店のモットーは「ダラダラしゃべりながら飲まない」
注文が無くしばらくしていると店員の方から注文を聞いてきて、それでも
注文が無かったら強制的にお勘定です(笑)だから長くても1時間程度で
店を出るしかない。というわけで、ここは割り勘。
食いすぎて、ちとお高い勘定でした。

次の店に行きましょうよと言うから、次の店はお任せで、バーに連れて
いってもらいました。名前は忘れましたが、渋谷駅のちょっと南のほう
にある坂を上っていったところにあるお店。女性を連れてくるには静かで
いいところですよっていうから興味があった。確かに静かだ。我々が
最初の客だったから。(笑)ここではダラダラとしゃべって、それでも
1時間半ぐらいかな。11時を回ったところで店を出ました。
ここの勘定は申し訳無いと思いましたが、接待してもらいました。

で、この担当課長は食い気が旺盛で、しめにラーメンでも食べに行きま
しょうと言うので、マスターにうまいとんこつラーメン屋はないかと
尋ねて、山頭火を紹介してもらい、そこまでテクテクと歩いていった。
有名店ですのできっと並んでいるだろうなと予想しておりましたが、
思ったほど並んでいなかったので、4~5分ぐらいで席につけました。

この店は初めてだったので知りませんでしたが、とんこつというから
九州のラーメンかと思いきや、店員に聞いてみると旭川とのこと。
スープがしお、しょうゆ、みそと選べるのですが、とんこつスープに
しょうゆやみそはいかがなもんんかと思い、しおにしました。
出てきたのは見た目とんこつラーメンの白濁の雰囲気。一般的な
しおラーメンとはまるで違います。ベースがとんこつですから、見た目
とんこつラーメンです。これにはびっくり。やるな山頭火。
味は少々マッタリ系なので、飲んだ後に食べに行くにはしつこいと感じる
かもしれません。チャーシューが薄っぺらいやつじゃないから余計に
そう思います。アルコールの入っていないときにまた行ってみたい店です。

は~、これでおなかが一杯一杯。大盛りを頼んだのでおなかパンパン。
担当課長は肉トロで1200円、自分は大盛りで900円。
福岡では1000円払うと大盛り2杯食べれるので、それに比べると
かなり高いお値段ですが、やはりショバ代ですか。んー。
でも食べて満足したので、それでヨシとしよう。

今日はそこまででサヨナラ。
彼は横浜(港南区)というので、東横線の改札口で見送って、自分は
山手線に乗って帰りました。飲んで食っていい気分でしたが、それに
伴って頭も痛くなってきた。電車の中で読書をしている場合じゃなく、
どっぷり寝込んでしまいました。危うく寝過ごすところだった。

部屋に帰ってきたら、もうとにかく寝たかったので、布団へ直行。
ばたんきゅー(死語?)でした。頭いてー。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年05月30日(木) 03年度予算編成の基本的考え方について

やっぱ目玉は公務員の給与カットでしょ(笑)

財政制度等審議会がまとめた題名の素案は、総論で改革断行予算の
継続。納税者の目に見えるところで効率化を計り、総人件費の抑制と
経済対策に伴う補正予算はマイナスであり、歳出削減を減税の原資と
するのは国民の不安を増幅する。一層の効率化を推進し、構造改革との
整合性を確保すべきだと言っています。

この審議会がどれだけの影響力があるかは全く知りませんが、以前より
自分も申し上げております公務員の給与レベルを民間の変動レベルに
近づける、つまり物価水準のスライドに合わせて下方スライドをする
改定をすべきと言っております。(要するに下げろ、と。)

なんでもかんでも下げれば良いというわけではなく、国民が納得のいく
中身にしなければならない。国家予算を下げるということは、ある意味
経済の縮小につながりますから、財政面で改善されても経済面で悪い
影響になりかねません。そのあたりのバランスが大事です。

それでも人間っていうのは勝手なもので、仕事の絡みの関係業界に
補正予算が認可されたとのことで、それを原資に業界が共同出資をして
新技術の開発を行うことになり、そこでビジネスチャンスができました。
今年度の大物案件が延期になったこともあり、「よっしゃ」という
気持ちで取り組むことになりました。300数十億円なので、それだけ
では工場1ラインを建設できる金額ではありませんが、業界10数社が
出資をすることで、500~600億円ぐらいの投資になると思われます。
その金額の範囲内でできる最先端のラインを構築することが目標。

落ち込んだ業界に活気を取り戻させるための活性剤として急遽決まった
と聞いております。とりあえずは歓迎の姿勢です。ありがたい。
きっと他で使えるお題目が無かったんでしょうが、本当にありがたい。
結果的に無駄な投資だったと言われないように、こちらもがんばる。

数年後に日本の技術として確立できれば、予算としては小額な割り当てで
あっても、絶対的な金額としては大きなものなので、効果は倍増以上が
期待できると思います。そんなところで景気浮揚ができるのなら、下手に
ケインズ政策(いわゆる公共投資)なんかしない方がいい。

資源配分は適切に。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年05月29日(水) DHLの特急便は無い???

霞ヶ浦に隣接する美浦村にある客先からの宿題が出て、それを受けた
サービス部隊が悩んでいた問題で、急を要する部品について在庫品が
無いなら製造元がいるアメリカから3日以内に配送をするようにしろ、
というもの。

この客先へ納入している装置を製造している工場はワシントンDC付近。
そこから美浦村まで運ぶのに3日以内が条件ということに対して、
サービス部の部長代理が、DHLには超特急便があるはずだ、と言って
パーツ担当者に調査を投げかけ、答えを期待していたようですが、その
担当者はそういった物流のことにはあまり明るくない。

そういった重要な問題は、然るべき人間に調べさせろよなと思いながら、
仕方が無いので自分がDHLの当社担当の営業マンへ電話した。
その担当者がメールの写しを入れてくれて初めて事態を知った。
(要するに部長代理が調べさせる人間を間違った)

国際物流で有名どころはFedexとDHL。
どちらもワールドワイドに事業を展開しておりますのでDHLの比較対象と
してはFedexをもってくればいい。で、まずはFedexを先に調べた。
ここは料金に差をつけることでエコノミーとIP(International Priority,
旅客で言うビジネスクラスみたいなもん)、それからFirst。
貨物を旅客と同じ待遇にさせている。そこそこのお値段でそこそこの
早さを有するのがIP。ボストンの工場からはこれで送ってくる。

で、これと同じサービスをDHLがやっているかどうかを尋ねてみた。
彼らのサービスはというと、全ての輸送にIPを導入しており、料金に
差をつけないで同じスピードで輸送をしていることがDHLの売りだと。
つまり、特急便が無いということ。送付先までの時間を短縮するならば、
日本国内での配送手段に金をかけることになる。(つまりチャーター便)
そうすれば日本に着いて通関が済めばその日のうちに美浦村へは届く
計算になります。米国側の輸送で1日。空輸で2日。(時差があるから)
これだけで3日かかるので、結局日本到着からの配送でチャーター便を
手配すれば、なんとか3日で客先まで配送できることになる。
(手を打たずに待っていると混載となり、結果的に5日かかってしまう。)

これをあと1日でも短縮しようものならば、自前の航空機を保有するか、
国際便をチャーターするしかないでしょう。中東の石油王か国家の首長
でもなければやれない芸当です。3日が限界です。

装置のトラブルで止まってしまうことをラインダウンと言いますが、
この場合は少々高いお金を払ってもパーツが必要になります。この
あたりができるかできないかがメーカーのサービス評価となります。

このような需要は他にも当然あるようで、問い合わせはDHLにも来て
いるようです。でも体系的に組み込んでいる企業は、コストの関係で
まだ無いようで、このあたりが解決できればいい仕事ができそうです。
在庫を国内だけで抱えることができない立場にあるウチの会社は、
日本における総販売代理店。メーカーと同じサービス体制を敷けないのが
悩みのタネなのですが、うまくやれば国内に在庫を持てる企業に近い
サービスを提供できるかもしれません。

在庫の回転率でも考えながらやるべきなんでしょうね。当然ながら。
事業を立ち上げて3年目なのに、まだまだ子供のようなことをやって
いるこの事業は、採算が取れにくい体質。質を上げていかねば・・・。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年05月28日(火) 「予定調和」を勘違い?

以前、友人が言った「予定調和」の意味を分かったような気がしたなんて
いうことを書いた記憶があります。確か、お互いが振って振られたことを
例えた友人が言った言葉。でも「調和」と言う言葉を考えすぎていた。
「お互い」と「調和」が同じベクトルを向いていると思った。

この「予定調和」という言葉は、アダム・スミス(一般的には古典派の経済
学者)が作った言葉。

”利己心にもとづく自由競争は、個人の利益を増大させるのみならず、神の
「見えざる手」に導かれて、社会全体の利益の増大をもたらす。”

ここで説いている「見えざる手」のことを言いたかったんだと、今更ながら
思い直しているところです。レッセ・フェ-という言葉を中学か高校の教科書で
覚えた記憶はありませんか?あれです。自然の条理とでも言いましょうか。
自然の秩序とでも言いましょうか。

自己の責任において自己の意思によって決めたこと、ということでしょう。
それが神による「見えざる手」によって導かれた結果であると。

日本語の置き換えが正しいかどうかはありますが、それが長い間使われて
いるのですから、それが標準的な言葉として受けとめるべきなんでしょう。

学問としての「予定調和」はもっと奥の深い、哲学的な言葉なんでしょうが、
身近な生活での出来事に使ったその友人は言葉の幅が広いと思いました。
こんな人のことを知的な人と言うんでしょうね。今更ながらですが。

少しずつ経済学に関する言葉を覚えていくうちに、あの時のあの言葉はこんな
ところから来た言葉なんだなと思えてきました。意味のあった言葉を使って
いたのに感じ取れなかった自分は、何者だったんだろうかと。

でもこういう感じ方を持てるようになったのもその友人のおかげです。
今は連絡も取っておりませんが、心の中では大事な人です。
(連絡も取っていないのに友人と呼ぶのはいかがなものかという突っ込みは
決してしないように。(笑))

はい。今日は晴れのち曇り。(東京地方)



2002年05月27日(月) なんだかイライラ

題名のとおりです。
モヤモヤというかイライラというか。
何かをやり遂げられなかったときのイライラ感というよりも、
何かをやりたくてもやれずにただっじっとしている時の苛立ちかな。

今やりたいことを今やれない。
今やるべきかというと、そうではない。
だから大きな声で叫ぶようなヒステリーにはならない。
そんなちっぽけなこと。

ちっぽけなことでも積もり積もれば大きくなる。
だからどこかでガス抜きが必要。

ストレスはアルコールで解消するのは好きじゃない。
こういうときは寝るに限る。
また明日の朝がきたら明日の頭になっているだろう。

そう思ってまた一夜が過ぎる。

ニッポンがんばれ。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年05月26日(日) ムンクの「叫び」?

日本経済の現状をムンクの「叫び」になぞらえている人がいました。
日本国債の体たらくを嘆いてのことです。あの少女が両耳をふさいで
叫んでいる構図を日本経済の叫喚の図とは想像しなかったと。

この先、日本国債はワンランク下げる可能性があるとムーディーズ社
が言っています。そのことに日本政府は質問状を出し、その返事に
納得できないと言いますが、その答えというのが、日本の財政はもはや
持続可能とは思えない、というもの。客観的に見たらそうだろうな。
たとえ国際収支が入超であっても、預金が膨大であっても、累積赤字の
金額とか、その増加具合とか、改善する兆しが見られません。これでは
反論したとしても説得力が無い。

特に税制に関して、(法人)減税は民間活力を取り戻すなんて、いつぞ
やの失政を繰り返すようなことをやろうと考えているフシがある。
民間は損失を出したら否応無く企業内リストラを余儀なくさせられる。
国が同じような状況になるのだから、国会議員や公務員は給料をカット
されるべきだし、あるいは人員の削除が実行されてもしかるべき。

と思っていることを、このムンクの「叫び」になぞらえた方も言って
おりますし、サンデープロジェクトでも同じ見解を述べている方が
いらっしゃいました。自分が民間の企業に在籍し、実際に給料カットを
体験しているから僻んで言うわけではありませんが、減税で活力を期待
しているのなら、その前に税金やら国債、地方債の削減を実行し、その
収入減を支出減に結び付け、予算の減少を達成しないことには、いつ
までたっても苦しい苦しいと言いながら以前と変わらぬ暮らしをしている
人が一方でいるわけで、しかもそれが公僕であったりしているわけで。
誰が苦しいっちゅーねん。お前らじゃねーだろって言いたい。

他人様が稼いで収めた税金や税収不足の補填と言って借り入れた借金で
給料をもらっている人は自分の首を締めるような予算は組みませんから、
そこが甘いといえば甘い。先日、この夏のボーナス支給額の増減を
紹介しましたが、公務員のボーナス支給額がわずかであっても増加して
いることは、それだけでも国民の反感を買うことは必至です。
国民とともに苦しむ姿勢が必要ですし、それを実行するためには収入の
面で形をあらわすことが誠意というもんです。でしょ?

黙って目の前の仕事をこなしてさえいれば給料をもらえるなんて幻想は
民間には通用しなくなっているんです。公務員はそのことを社会の現実
として受け入れるべきです。公務員を保護してくれるのは公務員でも
国家でもない。民間人です。それを忘れちゃ困るんだよね。

はい。今日は晴れのち一時雨。(東京地方)



2002年05月25日(土) 天気のいい日は

なーんにもせずに

ただひたすら

ぼーっと

してもいいよね


ってなことで朝からゆっくりしていたら、今日は人と会う日だった。
慌てて待ち合わせの場所へ。5分遅刻。あ、でも期待ハズレだった。
やめとこやめとこ。


なんかテレビでいいこと言ってる。

そばにいると気付かない。
あまりに自然だから。
でも離れると許せない。


明日も天気が良かったら布団でも干そう。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年05月24日(金) 資金部の佐藤さん(仮名)

人のことを悪く言うのは好きじゃありませんが、ちと言いたくなった。

この方は新生銀行からのトラバーユ。その理由は知りません。
見た感じはそのまんま銀行マン。マジメなオジさんって感じ。40代後半。

ま、そんなことはいいとして、ウチの職場で輸入した製品の支払いが
輸入元とのネゴにより支払条件の変更がなされておりましたが、直近に
なってまた変更する様相を呈してきた。社内の支払いの手続きは送金日
の5稼働日前に伝票を経理に提出し、その承認の後、資金部にて海外
送金の手続きが行われることになっている。送金銀行の選択やら書類の
作成などがあるから、そのための準備期間として伝票の提出期限が
決まっています。前の職場は資金部だったのでそのことを自分は良く
知っていますから、迷惑が最小限になるように資金部の関係者へ事前に
報告をしたわけです。

こちらの事情としては、その社内事情を知りつつも、対外的にはネゴの
結果が出ておらず、態度を決めかねているわけです。月末の支払いです
から本日が伝票の提出期限。でも結果が出ていない。だからそのことを
報告した。支払うことになる場合は迷惑をかけることになりますと。
もうひとつの選択肢として、支払いを延ばすことも考えられますが、
一度決めたことを勝手に破ったと向こうの論理で攻撃されるのもしゃく
だったので、改めて向こうの態度を確認する必要がありました。
売買をやっている我々にはそんな駆け引きがいっつもあるんです。
それをうまく調整しながら丸く収めて行くのが仕事なんですけどね。

そういう事情を承知してかどうかは知りません(恐らく知らない)が、
製品の取引も経験していない銀行上がりの人間から、決められた通りに
なんでやらないんだって、咎められるのには正直むかつきました。
資金繰りのことで言われるならばまだマシですが、事務的なルールのこと
だけを指摘して、こちらが資金繰りのことなんかを気にしながら交渉を
していることを話しても聞く耳なんか無い。ただ事務的なことだけ。

彼の立場は副部長。部下の仕事に迷惑のかかるようなことを言ってきたら
文句のひとつぐらい言わなきゃ、部下も救われないのは良く分かるし、
実務を担当している方も良く知っているので、迷惑がかかることも
承知の上。こちらもいい気はしていない。それでも商売をしていると
避けられないときもある。

話をする前置きに、どんな商品なのかを説明しようとすると、私には
そんなことを聞いても理解できないから説明しなくてもいいなんて、
あんたはメーカーにトラバーユして来たのに製品の「せ」の字も知ろうと
せずに資金部の副部長をやるなんて、その気が知れないと言いたかった。
その態度が許せなかった。途中で少し声高になろうとしましたが、それは
押さえました。こんなつまんない人に熱くなってもエネルギーの無駄だ
と思ってね。これからは相手にしないようにしよう。

会社はこの人にメーカーで育った人には持っていない素養を期待している
のでしょうが、ただのお役所みたいな事務屋であるならば、そんな人は
いるだけ無駄。高い給料を払ってまでいてもらう必要は無い。そう思う。

そこの部長(元上司)が持つ熱意やら教育姿勢やら人間的な大きさやら、
そんなところを知っている自分には、彼の小ささが目立ってしまって、
とても信用のできる人だとは思えない。少なくとも自分が知っている
銀行マンは、もっと情熱的で、知的で、理性があって、ポリシーがあって、
何よりも自分の都合だけでは動いていなかった。取引先が健全であるから
自分の給料が支払われているという謙虚さからくる前向きな提案があった。
(そんな人は珍しいですか???)

そういう人たちを見てきた自分からすると、この人はきっと肩を叩かれて
行き先を探していたところに、ウチの会社が声をかけたんだろう。
新生銀行も人の入れ替えがしたいみたいだから。活性化のために。
なんでそんな人を受け入れたのだろうか。採用した人の顔が見たい。うが。
とはいえ、以前にも拓銀が危なくなった時にひとり受け入れたし、そういう
意味でもウチの会社は雇用のバッファーになっているのでしょうか。さて。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月23日(木) 日銀の野望って

経済原論(大学のテキスト)を読んでいて思いました。
80年代後半から90年代前半のバブルは日銀の意図的な通貨(紙幣)の
過剰発行によって引き起こされたものじゃないかと。

学問としては、この貨幣の過剰発行の解釈は、マルクス経済学と近代経済
学とでは異なっているといいます。それぞれのインフレーションの定義は、
(但し、ディマンド・プル・インフレーション)

◆マルクス経済学 - 金量に対する不換紙幣(注)の過剰
一定量の商品が流通するためには、それと等価の金量を必要とする。不換
紙幣の数量が金の分量と同一であるならば、不換紙幣と金とは等価を保つ
はずである。不換紙幣の数量が金量以上に増加するならば、それに応じて
金に対するその価値は低下する。このような不換紙幣の価値低下がインフ
レーションであるという。
(注)不換紙幣-政府が発行する紙幣で,正貨との兌換を保証されないもの
       つまり金本位制のもとで金貨と兌換されていない紙幣
       金本位制でない現在では日銀券のこと

◆近代経済学   - 商品の取引量に対する通貨の過剰
通貨の増大それ自体は必ずしもインフレーションではないが、通貨が商品
の増加に比して、より多く造出された場合にインフレーションが起きるという。

これに対してコスト・プッシュ・インフレーションがあります。
これは1955年ごろからアメリカおよびその他の各国にて物価が騰貴し、
日本においても1960年ごろから騰貴傾向を見せていた。この間、赤字
財政により通貨が膨張したわけではない。上記の従来言われてきたインフ
レーション概念では理解できないことである。この時の物価騰貴は、通貨
膨張を直接の原因として起きたのではなく、また完全雇用下で発生してい
たものでなく、さらには急速に進んでいるわけではない。それは何か新し
い要因に基づいて不完全雇用下において緩慢に進行した。

従来は貨幣量の増加を直接原因として総需要が増大してインフレーション
が起きたが、この頃のインフレーションは賃金および原油の価格などの
コストの上昇を直接原因として貨幣量が増加して起きた。だからこれが
コスト・プッシュ・インフレーションと呼ばれている理由。その他にも
クリーピング・インフレーションとか、マイルド・インフレーションとか、
デフレギャップが存在する停滞期であったことからスタグフレーションとか
呼ばれました。

需要増が貨幣を呼んだか、コスト増が貨幣を呼んだかの違いです。
どちらもインフレーションなんです。

さて景気の判断基準としてインフレ率がありますが、経済の安定を目標と
している日銀が、バブルの走りにはそのインフレ率が上昇しているにも
関わらず、インフレーションの要因である貨幣量増加とコスト上昇の抑制を
するどころか、より増加するように市中銀行に仕向けた(つまり過剰融資を
指導した)ということが言われております。これが本当だとすれば(その
しわ寄せが不良債権となって今もしこりとなって残っていますね)、バブル
崩壊とその後処理を行う責任は日銀にあると言ってもいい。第3者的には
市中銀行の業績と内容に注目が行っていますが、その根本原因となったもの
は何であったのかを考えてみると、日銀の意図的な通貨調整があったんでは
ないかと考えるのが自然ではないでしょうか。つまり印刷機をある意図を
もってフル回転させた。何かを達成するために。この何かを探ることが重要
になるんではないでしょうか。

以前にも書きましたが、あるドイツ人により近年の日銀の事情を暴露した本
が発行されましたが、そこにも日銀のプリンスと呼ばれる3人がこのバブル
を作り上げ、崩壊させた犯人であると言っています。あながちウソでもなさ
そうな気がしてきました。我々の立場では真実を知ることは難しいですが、
推測の域で言えば、日銀のそのプリンスたちの行ってきた「ある意図」を
暴き、日銀の本来あるべき姿に立ち戻らせることが必要かと思います。

そのためには、政府から独立した立場を反省して再度政府側に戻し、ある意
味、通貨を国家で管理する方向にしてしまう。怖いことですが、一旦、国家
の管理下で運営し、常識的な考えを持った人材が投入された時点で、再び独
立させたらいいんじゃないか。それも国民のチェックが入るように国民が投
票するスタイルで選出する。(最高裁のように)限度はありますが、国民の
財を預かっている立場。勝手なことをされて国民が不幸になってしまっては
元も子もありません。とにかく何か手を打たねば。
あくまで推測の域ですけどね。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月22日(水) 今日は誕生日

とは言っても、何か特別なことをしたわけでもなく。

朝会社に行って、いつもの通りメールを開くと、前の職場の
お友達(女性)から誕生祝のメールが入ってきた。
「今日はケーキでも食べるの?」
だと。ひとりで寂しく食べるかよ。コンニャロ。

と思いながらも、ニヤリとしていた自分でした。あはは。
覚えてくれているだけでありがたいですよね。

前の職場とはいえ、顔を上げたら見えるような距離のところに
ある職場でしたから、こっちを向いた時に手を上げて挨拶。
それで儀式は終わり。そんなもんです。ふんっ。

飲みに行ったりメシ食いに行ったりすることはほとんど無い方
なんですが、数年前のゴールデンウィークにご夫婦を長崎で
ご案内したことら、そのご夫婦ともどもちょっとしたお付き合い
が始まりました。そうです。旦那がいらっしゃる方です。
期待していたオチが無くてゴメンナサイ。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月21日(火) 固定費削減の折

民間 3.1%ダウン(40万円代)
官公庁0.5%アップ(80万円代)

今年の夏のボーナス支給額予測です。

公務員に対して羨ましいというよりも、お前ら誰から給料やボーナスを
もらっているんだ、と言いたい。民間人から搾取しているんだから、民間が
減ったら同じく減るのが道理ってもの。どんな時代でも右肩上がりしか経験
しないやつら。全ての公務員がそうではないんですが、総論として批判され
るべき数字。

文句があったら反論しやがれ。

平均支給額の差は当然といえば当然。民間は大きなバラツキがあるものの、
多くは平均以下の数字となっていますが、公務員はバラツキが少ない。
民間は逆Jで公務員はIの形に分布しているということ。公務員の場合は
地域差はありますけど、引き下げ方向の圧力は弱い。

景気に左右されないことから公務員という地位は守られてきましたが、
給与の支給は景気の実態に即して行われるべき時が来ていると思います。
多くの民間人の努力が成果として数字に跳ね返らなくなってきた時代。
やはり小泉内閣の時に構造改革を推し進めないといけないとつくづく感じる。
不要な外郭団体は廃止し、民間に委ねる方向とするべし。

財源が減ったら支出も削減すべきところ。それでも借金して支出を守るのは
甘えの何ものでもない。公僕は権力者じゃないんだから、潔く現在の立場を
わきまえやがれ。特に霞ヶ関。バカヤロウ。地方においても補助金に頼って
権利ばかりを主張して義務を果たさないで適当に言い逃れしている地方議員。
こいつらも一部の国会議員や地域業者と結託して甘い汁をすすっている連中。
そんな不要なごみは必要無いと思える。これらの体質改善が、日本の明るい
未来を期待させてくれると思うんですが・・・。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年05月20日(月) ネタにつまった

さて30代の方、どれだけ覚えているでしょうか?
おにゃん子クラブの会員です。

1 奥田美香
2 榎田道子
3 吉野佳代子
4 新田恵利
5 中島美春
6 樹原亜紀
7 友田麻美子
8 国生さゆり
9 名越美香
10 佐藤真由美
11 福永恵規
12 河合その子
13 内海和子
14 富川春美
15 立見里歌
16 高井麻巳子
17 城之内早苗
18 永田ルリ子
19 岩井由紀子
20 寺本容子
21 五味岡たまき
22 白石麻子
23 林香織
24 三田文代
25 吉沢秋絵
26 赤坂芳恵
27 松本亜紀
28 横田睦美
29 渡辺美奈代
30 三上千晶
31 矢島裕子
32 山本スーザン久美子
33 布川智子
34 弓岡真美
35 岡本貴子
36 渡辺満里奈
37 大貫かおり
38 工藤静香
39 高畠真紀
40 生稲晃子
41 貝瀬典子
42 斎藤満喜子
43 守屋寿恵
44 高田尚子
45 吉田裕美子
46 中島早苗
47 山森由里子
48 我妻佳代
49 吉見美津子B組1番
50 杉浦美雪 B組2番
51 宮野久美子B組3番
52 鈴木和佳子
B組4番 冨永浩子
B組5番 山崎真由美

正直な話、この中で名前と顔が一致するのは24人。半分も覚えていません。
今も芸能界で活躍している人もおりますが、大半は芸能界を去っています。
何をしているんでしょうかね~。

半分以上覚えている方、あなたは「おにゃん子」マニアです。(笑)

はい。今日は小雨のち曇り。(東京地方)



2002年05月19日(日) またまたつくばへ

決してヒマだったわけじゃありませんが、アパートのアレンジをした
自分としては、はいここのアパートで暮らしてください、っていう
だけで本人たちをホテル住まいからアパート暮らしに変えることは
できません。これもコストダウンの一環。仕事のひとつとしてやって
あげることにしました。(会社的には自主的に、つまり自腹ということ
になっていますが)

時間も高速代もガソリン代もかかりますが、晩メシをたらふくご馳走
してくれるというので、ホイホイと出かけて行ったわけですけどね。(笑)
いやいや、こちらも時間を惜しんで行くわけで、しかも日曜日なわけで、
仕事としてやっているとは到底思われないでしょうけどね。

午後2時に土浦駅の西口で待ち合わせをしたんですが、時間を10分
過ぎても来ないので携帯に連絡してみたら、友達の家で洗濯をしている
から、もう少し遅れますだって。遅れるんだったら普通わびの連絡ぐらい
するだろうよ。そっちから。まぁいいとして、どれぐらいかかりそう
なんだと聞くと、20分ぐらいかな、なんていうから、じゃあ2時半
過ぎぐらいにもう一度待ち合わせしようということになり、時間つぶしに
そのあたりを散策して2時半過ぎに戻ってきましたが、またしばらく
来ません。20分、30分、40分。今度はこちらから連絡をすること
無しにずっと待っていました。そして3時10分過ぎてから携帯に連絡が
ありました。かれこれ40分ぐらい立って待ちっぱなし。いい加減に
疲れました。普通の精神だったら、こいつなんか放っといて帰ろうと
思うでしょうね。あー、つくづく自分はいい人だと思った。

その後、アパート会社の営業所にカギを取りに行って、その彼を引き連れ
てアパートまで誘導。つくば市方面へ向かう354号線は渋滞していたので
ちと迂回。こういう時にはナビが活躍します。結構スイスイと行けました。

で、目的地へ到着。部屋に入って彼はあれこれいじっていましたが、生活に
必要な備品をリストアップしたらいいよとアドバイスして、そのあたりに
あった紙切れに書き出しました。で、しばらくして買いだし。ちょっと
離れたところに大型の生活用品のショップがありまして、そこへ行って
もろもろを買いだし。結構必要な備品ってあるもんだと思いました。

つい最近、自分がひとり暮しのために引越ししたときのことを思い出し
ました。そういや、結構買い物したなーって。ひとりでは抱え切れないほど。

レジで勘定してもらっている時に、ザ-っと雨が降ってきました。
買い物袋は紙だったので、雨で濡れて破れるとまずいので、おさまるのを
待ってから車へゴー。その後はお約束の晩メシ。肉食わせろとリクエスト。
彼は食べ飽きていたようですが、今日はわがまま聞いてもらってもいい。
2回も時間に遅れたんだからね。当然です。で、焼肉屋でたらふく食べて
彼のアパートへ行って、自分の車へ乗り換えて、さっさと帰りました。

帰りの外環ではどしゃ降りでした。
ずっと追い越し車線で下が、中央側のラインがすぐ右にあるなと思いながら
走っておりましたが、雨が小止みになった時に見てみると、それは中央
分離帯の出っ張り(盛りあがり)であることが分かって、少々冷や汗。
もう少し右に寄っていたら事故っていたかも。大雨のときはスピードは
控えましょう。ね。

おなかは一杯ですが、いろんな意味で疲れてしまいました。寝るとしよう。

はい。今日は晴れのちくもりのち雨。(東関東地方)



2002年05月18日(土) アメリカの公定歩合

5月17日付の日経の記事にこんなものがありました。

”FRB、公定歩合実質廃止へ・銀行への貸し出しは市場金利に上乗せ

【ワシントン=吉次弘志】米連邦準備理事会(FRB)は17日、連銀が民間
銀行に資金を貸し出す際に公定歩合を適用する現在の方式を廃止する計画を
発表した。公定歩合は市場金利を下回っており、「公定歩合貸し出しは銀行
補助金」との批判があった。FRBは貸出金利を市場金利を上回る水準に設
定、銀行が市場から資金調達することを徹底する。
計画によると金融機関への最優遇金利として機能してきた公定歩合(ディス
カウントレート)は廃止。代わりに、短期金利の指標であるフェデラルファ
ンド(FF)金利の誘導目標を基準にした上乗せ金利を導入する。

健全な金融機関が短期的に借り入れる場合は「優先信用供与」(プライマリー
クレジット)とし、金利はFF金利プラス1%とする。健全性が劣る金融機関
が長期に借り入れる場合は、「二次的信用供与」(セカンダリークレジット)
として金利は「優先」の場合よりもさらに0.5%を上乗せする。 ”

これがどういう意味を持っているかは、資金調達している人なら良く分かる
ことだと思いますが、取引銀行の信用によって、今までの調達金利が上がる
ということ。それに従って、調達する側も銀行との取引を見直さなければな
らなくなります。つまり銀行の選択が始まるということです。逆に言うと、
信用の劣る銀行からしか調達できない企業の信用も同じ評価になる。
アメリカの取引先の信用度合いを測るのに、メインバンクを知っておくのも
ひとつの物差しになります。信用調査での評価のひとつに取引銀行はどこか
ということは、常識レベルで知っておくことですが、より一層調べておく
必要が出てきたということです。

日本の場合は預金者からの資金が豊富で、これを原資に貸出しを行うことが
できます(特に地銀はこの傾向が強い)し、都銀の場合でも企業への貸出し
は市場金利にスプレッドを上乗せする貸出し手法が主流ですから、わざわざ
日銀から貸出しを受ける必要も無い。よっぽどのことがなければ。要するに
自助努力により資金繰りをしてサヤを取っていると見れます。でもアメリカ
の場合は日本のような都市銀行が全米を網羅しているわけでは無く、ほとん
どが地元の小さい銀行が占めています。日本で言えば相互銀行と信用金庫が
多数を占めているというイメージです。都市部以外があまりに広すぎるから。
地理的な要因があります。日本とは大違いです。単純に日本とは比較できま
せん。

アメリカの取引先が支払条件に付いて難癖つけてきたら怪しいと思っても
構わないと思います。きっと資金繰りに窮してきたんだと思っていい。
ウチの取引先も例外ではありません。その気あり。せっかく新機種が日の目
を見てきたんですが。波のある業界と取引している装置メーカは、受注高が
減った年は資金潤沢で、受注高が増えた年は資金窮乏。この繰り返し。
専業メーカのつらいところです。資金繰り担当者泣かせ。そういう意味で、
PLだけじゃなく、キャッシュフロー計算書をきちんと見ることは相手方の
信用を把握する上で大事です。日本もようやくそのあたりが国際基準について
きたようです。でもまだまだ一般の株主(特に個人株主)には勉強の足りない
人が多いことから、PL第一主義の人が多いのも否めない事実ですけど。
カネを借りて見かけ上の利益を出しているのかもしれないのにね。

話はちとそれましたが、アメリカの公定歩合の廃止により資金繰りに窮する
企業や個人が出てくることは間違いないですから、アメリカの景気には
マイナス要因でしょう。これが一時的か絶対的か、しばらく様子見です。
当然ながら、日本にも影響する話ですから。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年05月17日(金) 昨日の続き

今朝会社に出て一番の仕事は、昨日の貨物の追跡調査。
岡山県貨物の足立支店へ電話した。

受付のおっちゃんに貨物番号を伝え、どうなっているか尋ねた。
行き先は?と聞くからつくば市内と答えると、今日はターミナルに
行って、明日の配送ですねだと。おいおい。ちゃんと調べてから
答えろよな。この貨物はチャーターだよ。

チャーターであることが分かると、そのおっちゃんは慌てて
近くにいた人間に確認を求めた。あぁ、これは先ほど赤帽で
出発しましただって。何言ってんだ、バカヤロウ。と言いたかった。
この貨物を赤帽で運んだんだって?どんな貨物か分かってんのか。
品物の性格を知らないシロウトが運んだら危険であることを分かって
いないよ、この運送屋。でももう出発したんだから止められない。

あとはいつ到着するか。客先も待っている。
8時半に足立区を出発したんだから、10時半ごろには到着するで
あろうことをウチの社員に伝えようとしたら、携帯がつながらない。
どうしようか悩んでいるところに客先担当者から電話が入った。
到着予定時間を伝えると、予想通りあきれられた。なんで赤帽なのか、
しかも到着時間を約束できないなんて、お客を何だと思っているのか。

ひたすら謝るしかありません。でも今度は待っている客先にうまく
貨物を繋げなければなりません。岡山県貨物のおっちゃんに赤帽の
運転手が今どこにいるかを聞いたら、客先の構内にいる模様。
至急、客先に連絡を取るように伝えました。

このことを客先に伝えると、連絡来てないぞとまたお叱り。
もう、どうなっているんだよ、この運送屋。行き先が分からないなら
どこに行けばいいか聞けよな。急いでいるんだから。

結局そのあと客先担当者が赤帽を探しまくって、なんとか貨物の
引渡しができたようです。130kgもある貨物だから、人力で
荷台から降ろせるわけも無く、フォークリフトを使わせてもらったと
思われます。これも客先に無理をお願いして。

簡単な貨物でないから段取りをしなきゃいけないので到着時間が
重要なのに、それを簡単に考えている運送屋もウチの社員ともに
考えが甘いです。自分も含めて。具合悪いことに、現場の指導者が
別の客先へ用事でいなかったため、余計にハンドリングがうまく
できなかったことが反省点です。現場の指導者も、いなくなるなら
いる人間にきちんと引継ぎをするべきで、昨日そのことをしっかり
やってくれと言ったにも関わらず、いざ当日となったら現場の社員は
動きが悪い。というか、いるのかいないのか分からない。これ最悪。
すっかりお客さんに頼ってしまった。最低なメーカーです。
だから収益の低い会社なんだなと自己嫌悪を感じました。
まともな仕事ができていないから、給料を下げられても仕方ない。

誰かがやってくれるだろうと人任せにする体質はやめなきゃ。
頭と体が動く限り、自分で自発的に動かなきゃ。
と、ここで愚痴っても始まらないので、レポートを書いて認識させます。
反省して改善案を出して実行する。これしかありません。

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)



2002年05月16日(木) 国際運送業とはいえ

米国の取引先からの貨物で、ワシントンからはDHLで、ボストン
からはFedexが普通みたい。国際輸送便は。

今回の装置立ち上げで輸送中に事故ったと思われる損傷品のうち、
電源部分のトランスはワシントンからの発送だったみたいで、DHL
にて運ばれることになりました。で、至急その品物が必要になったので
DHLに貨物番号を問い合わせるも、その番号は存在しませんとの答え。
取引先に問い合わせてみると、どうも番号が間違っていたようです。
しかも送り先を間違っている。つくばにある客先へ直送と伝えてあるのに
ウチの工場のある愛媛へ送っていた模様。

改めてDHLに問い合わせてみると、関空の通関を通して、岡山にある
DHLの倉庫まで来ていました。そこでこちらから送り先の変更を依頼し
つくばへ転送してくれるようにしました。その品物は立ち上げの工程上、
明日の朝には必要なものなので、通常便ではなくてチャーター便にて
現地へ送るように手配しましたが、現地の監督から連絡があって、10時
までに着けてくれと。DHLに確認を取ってみると、彼らの手は離れて
いて、岡山ということで岡山県貨物に配送を依頼していた。

そこへ電話をしてみると、夕方の段階で倉敷にまだ貨物があり、これから
関東へ向かって行くとのこと。じゃあ、貨物はいつ到着するのかと問うと、
明日のお昼前ごろでしょうというから、それじゃチャーターを頼んだ
意味が無いとクレーム。岡山県貨物もDHLから委託を受けた側だから
その通りに運んでいるだけですが、こちらからするとどちらが運んだと
しても、やるべきことはやってもらわないと困る。だから何とかして
10時までに現地へ運べるように努力せよと言うしかない。

明日8時ごろに足立区にある支店に運ばれて、そこからつくばに向けて
走る段取りになっているらしい。ということは、物理的には無理ではありま
せんが、道路状況によっては遅れることも考えられる。余裕のない工程。
心配ですが、明日の朝にもう一度確認するしかない。

しっかし、このチャーター料は誰が払うんでしょうか?ウチ?
恐らく10数万円にはなりそうです。くそっ。

それにしても国際運送業とはいえ、やることがドンくさい。

はい。今日は曇りときどき小雨。(東京地方)



2002年05月15日(水) 日中国交に関する記事

落合信彦が書き下ろした雑誌への投稿に目が行きました。
それは日中関係を批判したもの。なるほどと思った。

結論から言うと、日中国交の友好を喜んでいるのは大量の援助を
もらっている中国側と中国利権にどっぷりと漬かった政治家連中
であると。「日本は黙っていても20年後には国家として消滅する」
とオーストラリア首脳に漏らしたと言われる李鵬元首相の言葉に
象徴されるように、中国は日本の「カネ」を目当てに友好の顔を
しているだけで、本当に友好国だとはちっとも思っていないこと。

落合氏は言う。日中国交正常化30周年を最も盛大に祝うのは、
中国利権に溺れた日本の政治家と中国政府だと。

さらにこう言います。
わが国は中国に対してODAや円借款という形で総額6兆円にも
及ぶ援助を行ってきた。援助とは本来強い国が弱い立場の国に
対して行うもののはずだ。軍隊を持たない国家が核兵器を保有する
軍事大国に援助するような構図は不自然だ。これでは恫喝に屈した
朝貢外交に他ならない。それはさておき、6兆円もの援助と引き換え
にわが国が得たものは何だったのか?「トキ」「パンダ」そして
大量の密入国と犯罪者」くらいなものである。

これもひとつの見方。確かに6兆円の対価がこんなものじゃ、何の
ための援助なのか。これは不自然な構図を説明する格好の材料です。

こういう投稿をその通りだと思うか、穿った見方だと思うか。
人それぞれでしょう。でも自分は落合氏の意見に一票。
なぜか?それは中国を信用していないから。あくまで総論ですけど。
そういうところに国民の大事な税金を投入して身入りを期待する
日本の政治家はもっと信用できませんけどね。

鈴木宗男の中国版はきっといます。日中国交正常化30周年記念で
笑顔で対応している政治家は裏舞台で中国側とカネ儲けの話でも
できているんでしょうね。犯罪者です。

はい。今日は曇りところにより一時小雨。(東京地方)



2002年05月14日(火) つくばの客先へ出張

いつもよりちょこっと早起きして、6時半頃に部屋を出て、
電車を乗り継ぎ、上野駅から常磐線の各停でひたち野うしく駅まで
約1時間乗りつづけ。多分、4人ぐらい隣に座った人が変わりました。

ようやくひたち野うしく駅にたどり着き、待ち合わせをしていた人
たちと合流。タクシーの1台もままならぬ新設駅ですが、レンタカー
の貸出しだけはしておりまして、効率の点から借りることにしました。

でもひとりだけ待ち合わせ時間が近づいても来る気配が無い。
仕方が無いので、あらかじめ聞いておいた携帯電話へかけたところ、
その人はひとつ前の駅の牛久駅にいるとのこと。慌ててこちらへ
向かってくれと伝えましたが、その人は車で来ており、道が分かるか
どうか分かりませんでしたので、客先へは少々遅れることで了解を得、
その人がこちらへ到着するのを待ちました。

20分ぐらいしてその人はようやく到着しました。
もう、そりゃひたすら平謝りです。こちらとしてはそんなことはどう
でもいいから、さっさと客先へ向かうことにしました。

こちらはクライアントの立場ですから、怒ってもいいんですが、相手は
いい年のおとーさんですから、そこは穏やかにたしなめましたけど。

今日の出張は、装置の輸送事故と思われる装置の破損が判明しましたので、
その対応について客先と話し合い、それと併せて保険会社のサーベイヤー
を呼んで、装置の損傷具合のチェックをしてもらうためでした。
客先には迷惑を掛けておりますが、他の装置も立ち上げている最中で
お忙しい中、客先の担当の方はきちんと対応をして頂いて、非常に好感
の持てる方でした。恐らく自分が担当営業でないから少しは控えめに
発言をなさっていたのでしょう。固過ぎず柔らかすぎず。そんな態度。

そこは国内で最新鋭の工場で、敷地は国有地、建て屋は民間所有。
プロジェクトとしては国家プロジェクトですが、実際のオペレーションは
民間に託されているという形。電機メーカーのT・M・Nの共同出資。
具体名を挙げれば、お分かりになる方はなるほどと思うでしょうが、
それはご自分でお調べ下さい。ここではさわりだけ。

このプロジェクトは、国内の業界が注目しているんです。
商売としても成功するかどうかのカギなんです。だから失敗できない。
装置メーカーとしては、このプロジェクトをきっかけに次の商談を
うまく進める材料になりますから、必死になっているんです。ウチの
会社もご多分に漏れずそのひとつです。だから少々のトラブルでつまずく
わけにはいきませんから、総力戦で結果を出すためにがんばっています。

トラブルは発生しつつも、現場の作業は一時中断。
現場の立ち上げ作業員とともに、別の場所で借り置きしている装置の
在庫品のチェックをし、自分は帰りの電車の関係で先に帰ることになり
ました。とはいえ、たまにはスーツ姿で汚れ作業をするのもいいかも。
1日で汚れたので、即クリーニング屋行きになりましたけど。(笑)

はい。今日は曇りときどき晴れ。(つくば)



2002年05月13日(月) あー、だめだ

今日はADSLの開通日。
にもかかわらず夜中になっても設定がうまくいきません。
パソコンの設定がまずいのか、プロバイダの指示する設定をうまく
飲み込めていないのか。NTTの指示をミスしているのか。
今の頭ではさっぱりなので、今日のところは諦めます。
時間ばかりが過ぎて行くこの状況なので、日記を書いている余裕も無し。

ってなわけで、このあたりで本日はおしまいです。
明日は朝早くから出張なので寝ることにします。おやすみ。

はい。今日は小雨のち曇り。(東京地方)



2002年05月12日(日) 大げさにできない問題

中国瀋陽の日本総領事館で起きた事件です。
これは国と国のメンツがかかった事件です。
恐らく送られたビデオが無かったら、ここまで大きな問題にはならな
かったでしょうが、現場での中国武装警官と日本領事館員の動きが
今回の問題となっています。

報道以上の情報はありませんから、あーだこーだ言っても仕方ありま
せんが、中国側も日本側も、どちらの手落ちも無かったら、こんな
子供のケンカみたいな言い合いにはならないでしょう。つまり、
どちらの側にも手落ちがあったということです。だから自己防衛に
やっきになる。とはいえ、国際世論を配慮し、攻撃の手はどちらも
緩くせざるを得ません。

領事館、大使館の敷地はどこの国でも治外法権。所在する国家権力も
介入することはできません。ですから中国武装警官が領事館内に立ち
入ったことはウィ-ン条約に違反している。

一方、北朝鮮の住民連行に際して領事館員は毅然とした態度で警官の
立ち入りに抗議、住民からの事情聴取をしなかったことは問われるべき
問題。外交官としての常識が欠けていたとしか言いようがありません。

日本に先行して正当性をアピールした中国に対して、日本側は国際世論
を背景(中国が過激な介入をしたと感じている)に遅れを取っている。

事実関係を解明し、世に晒す必要はありますが、そこで浮き出て来るのは
お互いの国の利害調整項目がこの事件のために先送りになる可能性。
今年は日中国交正常化30周年の年。それがあるために小泉首相も
靖国神社参拝を急遽先日行ったばかり。直前でなかったことが何よりもの
救いです。

日本側の落ち度はあれ、今回の問題は中国と北朝鮮の国境の仕切りが揺ら
いでいることの表れだと思います。根は深い問題なんです。越境問題。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年05月11日(土) 賃貸物件の下見

不動産業界では内見(ないけん)と言うそうです。
下見とは言っても自分の借りるアパートではなくて、装置の立ち上げを
行う人の住む一時的なアパートを借りるため(ホテルは高いから)、
いろいろと探しておりましたら、あのテレビのCMで田中麗奈が出演
している会社のアパートが候補に上がりました。家具付きだし。

で、その会社に連絡して、営業さんから資料などを見せてもらいながら
良さそうな物件を見ておりました。なるだけ通うのに遠くないところで
条件のいいところをピックアップしてもらいながら、諸条件を見ていま
したが、お値段の割には装備がいいかもと思いました。

ホテル住まいをするよりも圧倒的に安い。
ホテルはサービスが付いているから当たり前ですが、マンスリーの賃貸で
なるだけ早期に入居できる物件を探しており、良さそうなものがありました
ので、そこに入居してもらう人達は現場の作業で時間が取れないので、
自分が物件を見てきました。ひとり用なのでワンルームです。

場所はつくば市。管轄営業所は土浦店。
土浦駅前に営業所があるので車を駅前の公営駐車場(1時間200円)へ
置き、営業所にてカギを借り(手続きは省略)、つくば市にある現地へ
向かいました。(移動は自分の車にて。)

ここの部屋のカギは面白くてカードキー。これじゃこじ開けるのは難しい。
さて、部屋に入ってブレーカーを入れて電気をつける。
うん、ちゃんと電気は付く。水も出る。
ここの装備は、洗濯機・レンジ・机&いす・テレビ・布団・電気コンロ・
バストイレ別・冷蔵庫・カーテン・宅配ボックスそれから駐車場。
基本的に全室フローリングで部屋の部分はじゅうたん敷き。
なぜか天井が高いなと思っていたら、実はロフト部分があり、そこが寝床。
最初は違和感を感じるかもしれません。ほんとネグラって感じ。高さが無い。

でも短期間の住まいとしては充分だと感じました。
立ち上げ現場と部屋との行き来だけだったら、贅沢な装備は必要無し。
暮らしに必要と思われる装備以外は自分で調達です。

自分の住まいとしては違和感があるので借りようとは思いませんが、仕事で
連続の駐在となる場合は(せいぜい2~3ヶ月?)、こんな借り方もある
もんだと思ってしまいました。フロントのいないホテルっていうイメージ。

聞いたところによると、このような家具付きの賃貸は需要があるみたいで
(そりゃ、あれだけ田中麗奈をCMで出せば効果はあるわな)、うまい
具合にいいタイミングで住み家を見つけるのは難しいみたい。

メインはワンルームだから、2人が住める部屋は数が少ないこともあり、
もし必要になっても空きがなかなか無いようです。ひと月ぐらい先の予約を
しないといけないみたい。でも、家具を取り揃える必要が無いので短期間の
住み家にするにはちょうどいい具合です。ものぐさな人にもいいかもね。

というわけで、下見のレポートを本人たちにして、週が明けたら契約を
進めることになりそうです。本人たちが文句を言っても聞きません。(笑)
2人住まい用の物件も見たかったのですが、現在は空いていないということで
見ることはできませんでしたが、同様の装備でふた部屋というのであれば、
そこにずっと住むわけではないので、まぁ、ある程度の不満はあっても
そこそこ住めるんじゃないかと思います。こちらは立ち上げ要員として
契約している人のためですので、こんな物件があると紹介するまでになり
そうですけどね。自分の仕事は。

あー、でも久しぶりに車に乗ったという感じだった。たかだか80kmを
往復したドライブだったけど。中途半端な季節だから、そこそこスムーズに
運転できました。外環&常磐自動車道。

はい。今日は曇り。(茨城県地方)



2002年05月10日(金) ある意味、営業としては終わってる

自分の担当客先における案件は、新潟方面の客先からの注文を
もらうことで当面はありません。ってことで、営業としては不要な
人間となってしまいました。

しかし自分の守備範囲は広くて、調達・管理・経理・総務としても
やることがありますから、営業の仕事が無くなってもやることが
途絶えることはありません。メリハリ無いよね。

連休が明けてから1日の大半を費やしているのは、輸送中の事故と
思われる製品破損に対する保険の求償。かつて一度経験があるので
全くのドシロウトではありませんが、今回はボリュームが多いこと
から、1装置に対するものではなくて、ユニットごとの輸送であり
まして、その一部が損傷していた。しかもウチの会社が納入すること
になっていなかったユニットまで含まれていて、それが損傷していた
もんだから、対応をどうするかで苦慮しております。

客先においては装置の立ち上げが進んでおり、送られてきたユニット
が足りないと、装置立ち上げのスケジュールが狂ってしまいます。
つまり納期遅れを引き起こしてしまいます。

米国より装置立ち上げのサポートとしてエンジニアが来ておりますが、
彼らはあまり立ち上げの経験の無い連中。その場で対処ができないことが
あります。そうすると彼らはその日の夜中に電話会議をすることに
なりますが、そうすることによって、経験のある人間がいることに対し
1日損することになります。それが重なると、重なった分だけ遅れる
ことになります。

今、客先で立ち上げている装置は、機種的に日本で初めての装置。
アメリカではIBMで現在立ち上げていますが、それが世界で初めての
装置。つまり、装置に対しての経験がメーカーとして無いんです。

ウチの会社は名目上、輸入代理店。装置に対する技術の保有は米国の
メーカーが持っています。我々はそれらを習得する立場。まだまだ
勉強中の立場ですが、販売したからには知らないでは済まされない。
済まされないんですが、我々単独で実行できないのがつらいところ。
今回の経験は次の案件に生かせると思います。

保険求償のことに関しては、色々と細かい問題がありますし、公開
できることではないので、この場では控えさせてもらいます。
悪しからず。

あー、でも取引先の損保会社とは、手数料の料率をネゴして低くさせ、
早速その案件が事故っちゃったもんだから、担当君は社内的につらい
かもしれません。彼としては何とかして料率を低くできる方法を考えて
くれて、カバーする範囲を広げてくれたのに、そのせいで今回の事故が
その範囲に入ってしまって、すっかり自分は悪者です。

しかしこれもビジネス。決め事ですから、決めたことに従って進めて
いくしかありません。不幸にも損傷事故は起こってしまったのですから、
せめて金銭的にも損害の少なくなるように知恵を絞って、それから
客先には最小限の迷惑で済むようにしていくことを考えるべし。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)



2002年05月09日(木) また大学生やってます

学士入学ではありますが、専攻した学部学科とは別の学部に入って、
これからまた勉強を始めることにしました。

自分は英語を専攻した文学士ですが、会社の実務では実用性が少なく
(とは言っても、いたるところで英語は基礎能力として必要です)、
企業人としては経営やら財務の知識があればもっと違った観点で
ものごとを見れたのにと悔やむことが多かったのも事実。もしかしたら
大学でやってきたことは中途半端だったかもしれないと思っていました。

そんな思いをこの数年で感じていたのに、それをどのようにして具体化
させていいのか分からなかった。会社では通信教育なんかを会社が補助
してくれているんですが、自己啓発としては動機が小さく長続きしない。
1科目でも結構な金額を支払わなければならないのもプレッシャー。
やらなきゃいけないこととやりたいことは違うので、そこにギャップを
感じてしまっては、そこから先は真っ暗です。

今年に入って、とある人からアドバイスというか、ケツを叩かれたのが
きっかけといえばきっかけ。やりたいと思っていたことをやらずに
このまま年を取ってしまう人生なんて、何の魅力もない人間になり
下がってしまうといわれたわけ。その時の自分にはすごく説得力あった。

ってなわけで、大学か大学院か、そのあたりで会社に迷惑をかけず、
支払いに大きな負担の無いところはないかと探しておりましたら、
ありましたよ。古くから学問をしたい人に門戸を広げている大学。
そこの通信教育課程に入ることにしました。経済学部で。

そこの大学院(ビジネススクール)は日本では唯一米国のMBA認定を
受けている有名大学ですが、授業料が非常に高く、年間200万円位
かかります。大半が企業留学で在学していると言います。
そうだよね。200万円なんて大金、個人で支払うには大きすぎます。

大学院に行くには国公立という手もありますが、かつてよりは門戸が
広がったとはいえ、かなり狭き門。しかも仕事をしながら通える大学院は、
なおさら少なくなります。勤務地からの距離の関係もあるし。

大学院を目指さなかったのは、お金や時間のこともありますが、一番
大きいのは、大学院で何を専門にしてやりたいかという目的がはっきりして
いなかったということです。ある程度仕事を犠牲にしてもやりたいという
動機や目的が無ければ、たとえ入れたとしても続かないでしょう。
(その前に選考の時点ではじかれるでしょうけど・・・。)

現時点では、ぼんやりとですが、経済的な観点から論じることができない
という曖昧なことしか頭にありませんから、まずは大学で基礎的なこと
(大学の学問を基礎的と呼ぶのが妥当かどうかは問わないで)を学んで
その中で自分は何をしたいのか、何をしなきゃならないのかを見つけ出す
方向としました。表面的なことしか見えないで大きなことは論じられない。
なにごとにも基礎学力は大事ですから。

こうやって日記を書いているのは、ちょっとしたレポートを書くための
練習といったところでしょうか。何かを題材にして、分かっていようが
そうでなかろうが、とにかく文章に仕上げることが試験の対策にもなる
かななんて思っています。

それにしても、履修の仕方を忘れてしまった。
何をどれだけやればいいのかってこと。
GW中は、ずっと履修のためのガイダンス本とにらめっこしていました。
今ではようやく全体像が見えてきたところ。
今月は夏期スクーリングの履修仮登録の期限です。(英語だけ)
テキスト履修は経済原論と統計学、それから英語かな。今年は。
他にできるものがあれば取ってしまおう。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年05月08日(水) ちとグチりたい

なんだよ。うちのサービス部長。てめえの勝手ばかり。
装置の立ち上げ責任者だからお客さんの言うことを聞くのは分かる。
でもそれが自分の会社に不利になるかもしれないことを相談も無しに
勝手に自分で腹決めしやがって、責任も自分で取るって。
取ったところであんたに何ができるというんだ。
損害負った分をてめえでかぶれるのかよ。
てめえのクビをかけてでも守らなきゃいけないことなのかよ。
あんた、サラリーマンだろ。
組織の一員だろ。
ワンマンプレーをするんじゃないよ。
ひとりで目の前の問題を全部背負って解決できるわけではないだろ。
誰からサラリーをもらってるんだ。
そんなにお客さんが大事でお客さんの言う通りにやるんだったら
お客さんとこの社員になれよ。
仕事に対する責任感という言葉ですりかえんじゃないよ。
一生懸命頑張ってるんだから、つべこべ言うなと言うなよ。
頑張ればいいというもんじゃない。
会社は全て結果が求められるんだ。
あんたひとりの問題じゃない。
周りの皆が影響受けるんだ。
下手すると会社自身の信用問題になるんだ。
少なくともあんたはプロマネなんだから、指揮者の立場だろ。
目の前にいる部下を信用しないで自分が手を下すことは極力差し控えろよ。
時間がないという理由でポロポロポロポロ物事を投げるのはやめろよ。
スケジュールとか問題点とか整理して報告しろよ。
手の空いた人間にやること指示しろよ。
何をしたらいいのか迷ったら上司に相談しろよ。

現場の状況が分からないながらも、できる限りの情報収集をしながら
こちらは目の前の問題を彼の立場が悪くならないようにと気を遣って
サポートしているのに、開き直った彼の発言に切れそうになる気持ちを
押さえながら帰ってまいりました。これじゃ立場が逆じゃん。
上位者が開き直ったときの下位者は行き場がありません。
こちらもサラリーマンですから、知ったこっちゃないと言えない。
こちらのことを分かってくれとは言わないが、自分がやらなきゃいけない
ことを棚に上げて人を責めるのはマネージャーのやるこっちゃない。

今日のことは上司と本件の関係者と明日協議することになります。
鬱ではないが、やな気持ちであることは間違いない。
ベストな方法を探ります。

はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)



2002年05月07日(火) 紳士服のチラシを見て

あ、こりゃ安いやと思い、セール期間中(改装前の店じまいセール)に
紳士服の○山へ行ってきました。

チラシを見ると、9~5割引のオンパレード。
スーツの最安値が3900円という。特設コーナーがあるというから、
これは数に限定があると思い、早めに行かなきゃと思って、開店過ぎ頃に
お店に入りましたが、お客さんはマバラ。あれ?なんで?

とりあえずスーツのコーナーでウロウロしていたら店員が近づいてきて、
「サイズを測りましょうか?」
なんて言うから、きっと欲しそうな顔をしていたんでしょう。わたくし。

値札を見ていると、閉店セールの字は書いてありますが、ほとんどが
3万とか4万とか書いてある。あれ?セール期間中じゃないのか?
閉店セールの値札の下にある○山価格の値札を見ると、同じ値段じゃん。
もしかしてこれって・・・。

予算は決めずに行ったので、店員から
「予算はおいくらですか?」
って聞かれても、安いにこしたことは無いと答えるしかない。
心の中では5万円で5着なんて思っていたのですが、見ているとそんな
無謀なことはできそうにありませんでしたので作戦変更。複数のスーツを
買ったらいくらのなるかを聞きながら、体型に合うスーツを選んでいたの
ですが、どう見ても2着で5万円オーバー。

最初のうちはその店員(実はその店の店長だった)は値段のことを言い
出さなかったから怪しいなとは思っていましたが、欲しいことには変わり
ないので、値段次第では5着欲しい旨を伝えると、向こうから値下げの
言葉を言ってきました。その言葉は流しながら次のスーツを選んでいま
したが、どうしても値段の点が気になってきたので、4着目は特価品で
いいと言いますと、7千円の上下を持ってきました。これはこれで
良かったので候補に入れて5着目をどうしようかと悩んでおりまして、
そこまでの総額はいくらになるのかと尋ねましたら、
「はい。12万3千円です。(税抜き)」「はぁ?」

飛び出しそうになる心臓の動悸を押さえながら、次は交渉です。
1着は特価価格の7千円が含まれていることを考えても、残りは平均
3万円前後(全てツーパンツで、そのうち2着はそれなりにお高い品物)
ですが、普段でしたらそんなもんかというお値段の品物。
そんなに驚くことではありませんが、何せセール期間中ですから、
どれだけ安くしてくれるかを期待していたのに・・・。

結局、粘りに粘って、税込みで10万円まで下げさせました。
5着だとどうしても10万円を超えるというので、7千円の1着は諦める
ことにしました。手直し部分は1着あたり3万円未満だと実費がかかると
いうことなので、それは仕方の無い部分ということにしました。

安いやつを買いに行ったつもりが、普通に買ってしまいました。
自分はブランドものが好きなわけではないので、いいやつが安く買えれば
それでいいです。それにしても、5万円で買えるだけ買うつもりが10万円
かけて買ってしまった自分は浪費家?フトコロが寒いというのにね。

ま、でもサラリーマンにはスーツは仕事着。必要経費ということで考えれば
毎年買い替えるわけではないスーツに4着で10万かけてもいいでしょう。
少ないながらも収入があるわけだから、それぐらいはね。

1昨日の出来事でした。失礼。

はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)



2002年05月06日(月) 期待していた「笑っていいとも」

宇多田ヒカルが出演するというので期待しておりましたが、体調不良の
心配があるので父親の照實(てるざね)さんが代理出演となりました。

本人が出てくれるのが一番良かったのですが、おとーさんの照實さんが
出てもらってもこれまた良かった。というのも、おとーさんがテレビの
画面に出てくるなんてことはめったに無いこと。

この日の午後のワイドショーやスポーツ紙で大きく扱われていました。
日テレが一番大きく扱っていたんじゃないでしょうか。治療薬の副作用が
大きいということのようです。まぁ、根掘り葉掘り詳しく知っても仕方が
ないので、彼女の精神的にも良くない大騒ぎはしないようにしましょう。
再入院ということらしいですからね。お仕事もしばらくキャンセル。

宇多田ヒカルで思い出すのは、メジャーになる前のデビューしたての頃
の人気。出だしでドカンと人気が出たのではなく、後からいろんな口伝い
で話題がでてきたこと。これって、同じような過去の例では中森明菜がそう。
(ちなみに「Automatic」は今まで255万枚が売れたらしいですが。)

明菜のデビューの頃を知っている人は、それなりに年を取っている人で
あることはちょっと置いといて(笑)、彼女があの「スター誕生」で落選
したことはあまりにも有名な話。その落選した彼女が後にあれほどメジャー
になるなんてことは審査員も予想していなかったんじゃないでしょうか。

とはいえ、彼女の売出し文句は「ちょっとエッチなミルキっ娘」。
覚えている人はどれだけいるのでしょうか?
それからデビュー曲「スローモーション」をすぐに思い出せる人はどれだけ
いるのでしょうか?

ファーストアルバム「プロローグ<序幕>」を高校2年の時に買ったときには、
周りの誰もが彼女のことを知らず、お前は変わったやつだなという目で
見られましたが、「少女A」「セカンドラブ」を出し、知名度が上がって
くるごとに周りの目も変わってきたことにうれしさやらなんやら。

とかなんとか、明菜のことを言いたかっただけ?あはは。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月05日(日) 不良債権処理の実態

今日のサンデープロジェクトで紹介されていましたが、不良債権の金額は、
処理が進んでいるのも関わらず増加をしております。

これは金融庁のマニュアルにある、いわゆる「貸し渋り」の増長とも取られ
かねない内容によって、銀行側がやむをえない処理として要注意先あるいは
要管理先債権に対する貸出しの中止をしていることにあるようです。

そもそも金融庁の検査マニュアルにある対象先は大企業であることからこの
4月には中小企業向けのマニュアルも追加作成もされたようです。

不良債権の中には潰していくだけではなくて、再生することも入っているの
ですが、かつての銀行は再生というより、支援という形で企業をサポートして
いたと思います。再生というのは、その形が変わっただけで、本来の銀行の
あるべき姿だと思います。その再生に力を入れていたのが広島銀行だったとは、
以前、会社の財務部門で借入れ先として当該銀行を担当していた自分は知りま
せんでした。99年から企業支援グループが発足していたなんて、東京支店の
担当君からは聞いていなかったし。
(ここの副支店長は人を大事にする人で個人的に良くしてもらっていました。)

自分の会社の決算説明をしに行ったときに、支店長からは特に地元の企業の
支援についての言葉が多かったと、今になって思えばそうだったなと。
当時も貸し渋りが社会問題化していたときであり、一律には回収できないと
おっしゃっていたことを思い出しました。

自分が担当していたのは、日本生命と住友生命を除く生保、証券各社および
広島銀行・中国銀行・阿波銀行・三重銀行の地銀4行でした。
生保からの融資は長期限定、証券はCPによる資金調達がメインの取引でした
が、証券は固定資産の流動化(証券化)などによる資金調達を推進しており
ましたが、中小企業は手数料の関係もあり、この手法は割に合わなかった。
よって、今回の記述では対象外とします。

地銀に関していうと、他の地銀の融資先も含めて融資スタイルが比較的緩やか
で一生懸命だったのが中国銀行。堅実だったのが広島銀行。担当外で言うと、
工場との取引関係で縮小を望まなかった伊予銀行。その他はそこそこやって
いる程度、といった評価をしています。その姿勢にはそれぞれの銀行の融資
姿勢や取り組み方が垣間見れるような気がします。もちろん、各支店の営業
実績がどうであるかなんてことは、昔ながらであることは言わずもがな。

地銀は地元の預金者から資金調達して、その資金を元に企業へ貸出しするのが
一般的なスタイル。だから市場から資金調達するまでもなく、というか、貸出
し規模がそんなに大きくないから、それだけで充分まかなえる。逆に企業への
貸出しが減ってしまうとそれが直接収益の減少に結びつきますから減らすわけ
にはいかないのが現実。そこへ金融庁からのしばりが下命されてきたもんです
から、これは否応なくやらなければならない。ここに地銀の宿命があるのです。

でも、他の金融機関に先んじて、不良債権処理で潰して行く方向ではなく、
再生させる方向を選んだのは、広島銀行が早かったと。これは本来の銀行業
に立ち戻ったという点で評価されることだと思います。しかも、いまだに
再生させる方向性を打ち出しているの銀行は少ないといいます。その意味で
他の金融機関も広島銀行に倣って、再生をさせる方向を出して欲しいと思います。

潰して失業者を発生させるのではなくて、苦しいい期間はあるものの、企業と
して再生させることで、将来また従業員が以前と同じ暮らしができるようになる
という社会貢献もできるのです。もちろん、必ずしも再生が成功するとは限り
ませんから、余程の心構えが金融機関側にも必要であるのは言うまでのことでは
ありません。いずれにしても、銀行を始めとする金融機関は社会的な根幹を
担っているわけですから、ここが企業の大半である中小企業を支えることで、
経済の沈没を救ってくれるのなら、使命としてやるべきではないでしょうか。
無駄に不良債権への引当金を積むぐらいなら、再生のための準備金を積んで
おいた方がどれだけいいことか。不良債権処理とは企業潰しだけではないことを、
しっかりと認識して欲しいもんです。

ただ、大小を問わず企業への貸出しをせざるを得なかった背景があることは
過去の日銀の貸出し政策を振り返れば、一概に銀行だけが悪かったのではない
ことは明白なんですけどね。(というか、日銀が諸悪の根源であるという思いは
自分の中にはあります。だからこんな時だからこそ印刷機をフル回転させろと
いうのは、極論かもしれませんがね。いろんな方面からお叱りをうけそうだ。
こんな時には笑ってごまかせ。あはは。(笑))

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月04日(土) 石油公団の議論から

政府内で対立していた石油公団廃止関連法に対し、経済産業省と行革推進
事務局との間で話し合いが持たれ、1日に合意が成立しました。
その合意内容は、

①石油公団は2004年3月末をめどに資産処分を主業務とする業務変更を
 実施し、2005年3月末までに廃止
②資産処分は経産省が内閣と相談しながら実施
③公団資産を引き継ぐ特殊会社の設置法案は石油公団廃止とは切り離し、
 公団が廃止される2005年3月末に間に合うように法案を再提出

方向性が出されたことは一歩前進です。具体的なルールなどはこの合意では
決められていないので、今回の合意だけで石油公団廃止に向かっての公団
内部の調整が進められるとは到底思えません。なぜなら、既得権を持った
人は、自分の権利を侵すようなことに対して強く抵抗するし、言葉に無い
ことは(つまり無くすと明言していないこと)これからも続けるでしょう。
しかも、2005年3月末に提出されるであろう法案の中身に付いては、
恐らくその時にまた問題が再燃するでしょうし、今回先送りにされた、
特殊会社設置法案についてもその運営についての考え方が違うために、
提出されたとしても、また論議をかもし出すことになるでしょう。

日本の国益の代表であった石油も、電力事業の変化(原子力発電の増大)に
伴い、かつてほどの必要性が無くなってきました。そうすると、採算を
度外視しても政府が石油を確保しなければならない理由が無くなります。
これも時代の変化でしょうが、電力を石油から原子力にシフトしていった
のも政府。そうなれば石油関係の省庁は小さくしていかなければならないのは
分かっていたはず。それを放置していたのは、官僚の既得権保持の典型。
自分の首を自分で切るようなことは絶対にしない。

大きな環境の変化の無い役所仕事は、平和な時代が続くと慢性化してきます。
10年前となんら変わらない仕事をしていることもよくあること。
全くもって時代の進歩についていっていないというか・・・。
目を見張るような仕事をするよりも、いかにマイナスポイントを取らないか
ということにばかり気が行って、前向きな仕事をしなくなります。
ここが役所仕事の問題なんです。そういった意味では、役所内の職場替えを
積極的に行って、「オレ」の仕事ができない仕組み作りが必要です。

これは政治家にも言えることですが、実力は能力で勝ち取るもの。
能力が無いのに実績(歴史)だけであたかも実力があるかのような振舞いを
するのはいかがなものか。少なくとも、公僕である連中は、いかに国民市民
に利益を提供していくかを常に考えるべき人。自分の利益は後からついて
くるもの。これが逆になってしまっては、何のための公僕なのか。

国民市民は目の前の問題ごとを解決してもらうために実力のある権力者を
頼ってしまいがちです。でもそのことに恩を着せて見返りを求めてしまう
実力者は実力者じゃない。そもそも誰のおかげでメシを食えるのかが
分かっていません。国民市民が結果的に苦しんでしまうような行動を
している公僕は辞めさせるように声を大にする我々の勇気も必要。
それほど苦しい生活をしている人がいなくなってきたことが、政治に
対する無関心を増長させていると思われます。

誰でも暮らしぶりを逆戻りさせることには抵抗します。少しでも今までより
いい生活をしたいと望んでいます。昔はこうだったといっても始まりません。
でも小泉さんを首相に選んだ我々国民は、いまさらですが、国の借金が
膨大でどうしようもないところに来ていることを直視し、つまらない仕事を
している官僚や政治家を批判し、自分自身を犠牲にし、国の台所が少しでも
楽になるような方向へ進めるように、利益が偏らないように、真剣に
見つめていける力を持つことが求められているのかもしれません。

はい。今日は晴れのち曇りところにより一時雨。(東京地方)



2002年05月03日(金) 企業の自衛隊体験入隊

夕方のニュースを見ておりましたら、題名のことを取り上げていました。
ニュースでは、とある銀行の女子新入社員が体験入隊しているさまを
紹介しておりました。なかには泣きべそをかいている人も。

自分の会社でも新入社員は実習期間中に富士学校へ体験入隊していました。
現在は実習期間が取られていないことや新入社員の数が少ないことから、
体験入隊は廃止されたと聞いています。

自分達が入社した頃は、ある工場で実習をしている本社採用の事務系・
技術系の新入社員と地区採用の2年目の社員が体験入隊することになって
いました。たまたま自分はその工場で実習をしていたので、同期入社の
連中とぶつくさ言いながら参加したものです。なぜこの工場だけだった
かというと、この工場では自衛隊使用の銃器を請け負っていたからです。
その関係で、その工場の人事課長がいらぬ世話を焼いてくれたというわけ。

自分らの同期にはひとりだけ女性社員がいましたが、宿泊施設の関係で
体験入隊には参加できませんでした。同期の中では一番男っぽいという
噂もあったのですが・・・・。(笑)

当時の体験入隊は3泊4日でした。
富士学校内を見学させてもらったり、戦車への体験乗車なんかもあり、
自衛隊シロウトの我々には面白い面もありましたが、その大半は規律の
ある生活と隊列歩行。朝の非常公集では、朝6時の起床のといわれていた
ところに、突然5時に呼び起こされる。これには参った。それから、
足柄山への登山では雨が降ってきて、かなり厳しい登山でしたが、下山
途中で健康ランドに立ち寄ってひとっ風呂浴びることができたのは、我々
への配慮だったのでしょうか。濡れながらの登山でしたからね。

最終日には、それまで培ってきた体力の測定ということで、グラウンドを
使って参加者全員での運動測定。走り幅跳び、3km走、懸垂、100m走、
50m俵運び、もうひとつ何かありましたが忘れました。あはは。
大卒の連中と高卒2年目の現場の連中が同じ土俵で運動測定。
がんばった記念として、測定値のいい者から1~3位までは自衛隊から
表彰されることになっていました。記念品付きで。

現場のにーちゃんが体力的には我々学卒よりもいいことは明白だったの
ですが、そこはがんばりましたよ。わたくし。だてに大学時代に体育会に
入っておりません。ってか、陸上好き。現場のやつらに負けるわけには
いきませんでした。自分としては。

結果は、1位がわたくし。2~10位が現場のにーちゃん。学卒は、
予想されていたこととはいえ、全くもって壊滅状態。
下手に頭のいいヤツはやってられなかったんでしょう。こんなこと。
でも、自分が1位を取ったことで2位以下の連中はどう思ったでしょうか。
きっと面白くなかったでしょうね。知ったこっちゃないけど。
こちらは高卒も学卒も関係無しにやった結果だと思ってたからね。
とにかく今いる連中の中で1番を取りたかった。そんだけ。

てなことを思ってたあの頃は若かった。(笑)

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月02日(木) 高菜漬けと言えばとんこつラーメンでしょ

どっちの料理ショーを見ておりまして、高菜漬けが福岡の特産で
あることを初めて知りました。しかも瀬高の松木さんちのやつが
博多ラーメンに多く使われているなんてことも。普段から何気なく
食べてた。(ちなみに久留米では高菜漬けをトッピングに入れるのは
マイナー。白ご飯のおともにするのが一般的。)

高菜漬けは長野の名産物だとばっかりおもっておりましたので、
今日の放映を見て改めて高菜漬けを食べたくなったりなんかして。(笑)
高菜チャーハンには勝って欲しかったな。田口のバカヤロウ。裏切り。

博多といえばとんこつラーメンなんですが、とんこつラーメンの
始まりは久留米だと聞いております。どこの誰が始めたのかは、
地元の自分も知りませんが、確かそういう風に言っておりました。
元祖とんこつラーメンと言えば久留米ラーメンのことになります。
博多の知名度が高いゆえに博多ラーメンの名が世に広まったのは
仕方の無いことです。

博多ラーメンは長浜ラーメンのことを指しますが、ここの麺は
いわゆる細麺。そうめんに近い細さの麺を使っています。
久留米で生まれ育った自分としては、その細さに違和感を覚えます。

初めて長浜ラーメンに出会ったのは予備校生の頃。
この予備校は天神から長浜方面に向かったところにある通り、
「親不孝通り」と呼ばれた(今は別の名前だったかな?)通りの奥に
突き当たったところにある(今はもう無いかも)予備校でして、そこ
から歩いて2~3分のところに名前はそのまま「長浜ラーメン」が
ありまして、そこは魚市場の入口にあります。ここが本場。
いつもラーメン通でごった返しています。

友人と、この店に行ったのが長浜ラーメンと初めて出会ったとき。
うまかったんでしょうが、正直言って、あんまり記憶がありません。
恐らく食べていて違和感があったので強い印象が無かったんでしょう。
多分、お付き合いで2~3回行っただけだと思います。
それ以来、足を運んでいません。

久留米に帰れば、おいしいラーメン屋を知っていたので、それほど
興味が沸かなかったのでしょう。でも、自分がおいしいと思っていた
ところは久留米にも数件しかありません。いわゆる「久留米ラーメン」
とうたっているお店は、名前だけであんまりおいしいとは思いません。
やっぱ、老舗と呼ばれてお客さんが途切れないお店。ということは、
誰でも知っているところなわけで、昼メシや晩メシ時はもちろん待ち。
だから、わざとそんな時間帯を外して行ってました。

東京に出てきておいしいとんこつラーメンに出会ったことはまだ無い。
どこもかしこも東京風にアレンジしてあって、地元の味の再現とは
言えない味やトッピングがしてある。商売だから売れなきゃ生きて
いけないんですが、それでも地元のこだわりを持って地元の味を
大事にしているお店があってもいいものと思うんですが、これって
自分の探し方が足りないんでしょか?

誰かいい店をご存知の方。ぜひ教えて下さい。できれば久留米の味で。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年05月01日(水) 同僚の行った先は

連休に入りまして、同僚から行き先を知らせるメールがきました。
最初は名寄(旭川の北部)からだと言っていたのですが、次に
よこしてきたメールには紋別と言ってきました。しかも国後島が
見えたというので、こりゃ北端ではなくて、東端に向かって進んで
行ったんだなと思いました。
(せっかく行ったんで、鈴木宗男後援会事務所を見てきたらしい)

彼はなんと1100ccのバイクを所有しており、そのバイクと
ともに北海道へ乗り込んでいたのです。初めてそのバイクの写真を
見ましたが、

「でかい・・・。」

さすがに750ccオーバーのバイクはでかいです。
聞くところによると、彼は年に2回しかそのバイクに乗らないらしい。
すっごくもったいないですよね。せっかくいいもの持っているのに。

1100ccともなると、峠を乗りまわすにはガタイがでかすぎ。
よってツーリングに使うのが最適。長距離でね。
長距離を乗るには連休しかありません。誰にも縛られずに自由な
時間を満喫できるのは、何と言ってもGWでしょう。だから彼は思い
きってこの時期にバイクとともに北海道に行ったみたいです。

そもそも彼は北海道が好きな男で、年に2~3回は行っています。
ですから今回の北海道紀行には驚きませんでしたが、バイクと共に
行っているとはね。あー、羨ましいったらありゃしない。
いい季節に愛車とともに旅行できるなんてね。
自動車だったら、移動するだけでもお金がかかるので、余程のこと
がなければ持っていかないでしょうね。自分の場合は、盆正月に
帰省するときには車で帰省しているので、まぁ、もったいない使い方
をしているかもしれませんけどね。

はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)


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