『日々の映像』

2009年01月31日(土) 何が間違っているのか

底知れない大不況となってきた。これは結果である。原因は何処にあるのだろう。ラビ・パトラは「資本主義大爆裂」
http://blogs.dion.ne.jp/bodhisattva/archives/6793548.html
の中で次の事柄を予見していた。                       
・米国の大企業の破綻が続発する
・日本の好況は2008年半ばか末まで
・2009年にイランが新たな中東の火種となる
・アメリカの資本主義は数年内に終焉する
・2009年後半から2010年前半に世界的な重大危機

ここでラビ・パトラの書籍の良否を論ずるつもりはない。ただ一ついえることは、何らかの価値観の転換を図らねばならないのだ。筑波大学名誉教授・村上和雄 「ゲイツ氏の精神と日本の心」〈エンピツに収録〉と題して次の指摘をしている。
「日本人自身がまず、金や物などに重きを置く現在の価値観を見直し、目に見えないもの、心、命、魂、サムシング・グレートなどに対する価値観を取り戻すことが必要である」と。個人も国家も根本的な価値観の転換が求められていると思う。

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【正論】筑波大学名誉教授・村上和雄 ゲイツ氏の精神と日本の心
2009.1.28 03:29   産経新聞
 マイクロソフト社の創設者であり、ソフトウエア界における技術革新をリードしてきたビル・ゲイツ氏が、53歳という若さで経営の第一線を退き、「ビルとメリンダ(夫人の名前)ゲイツ財団」の活動に主軸を移した。当財団は、個人資産のほとんどすべてにあたる5兆円を投じて、2000年に設立された世界最大規模の慈善財団である。
 2008年11月、五井平和賞(1999年に五井平和財団が創設)の授賞式と受賞記念講演のために来日したゲイツ氏は、財団の目的や活動について次のように語った。
 2007年には1億3000万人の子供が誕生したが、そのうち1000万人が亡くなっている。そのほとんどは、世界の貧しい国の恵まれない子供たちだ。
 この子供たちも、恵まれた国の子供たちも「すべての命は平等の価値を持つ」という根本理念に基づいて財団は設立された。
 そして、財団の目標は、子供の死亡をゼロにすることである。そのカギを握るのはイノベーションであり、新しい方法で病気の診断、治療、予防を行い、人々の命を救うことである。
 そのために、ゲイツ財団は「大いなる挑戦と探求」という推進事業を始めている。その中では、いまだ検証されていないが大変魅力的な理論に賭けようとしている。
 ゲイツ財団は政府、NGO(非政府組織)など多くのパートナーと協力しながら様々な問題解決に向けて共に働いている。
 例えば、2000年にエイズ、結核、マラリア撲滅のためのグローバルファンド(基金)の創設に寄与した。このファンドは、世界の保健医療のための資金を供給する上で画期的なイノベーションであり、すでにマラリア治療における世界最大の資金源となっている。
 ≪「イノベーション」とは≫
 さらに、最も貧しい人々を助けるために、大きな成功を収めた人々や企業に、専門知識や資源を提供してもらうよう働きかけている。健全なる経済や平等な世界を築くための唯一の長期戦略は、より多くの相互協力とイノベーションの組み合わせであり、それこそ、平和への道である。それぞれが、それぞれの役割を果たしたならば、世界はどんどん良くなっていく、と記念講演を締めくくった。
 ゲイツ氏の講演やその後のトークセッションを聞き強く感じたことは、一見相反するように見えるITビジネスと慈善事業を、明確なビジョンと希望を持ち、しかも楽しみながらやっているということである。その根底には「他を助けることは、人間の本性だからだ」という哲学がある。
 そして、慈善事業の成功のために、政府高官をはじめ貧しい多くの人々と直接会い、世界各地を駆け回っている。今回の来日も、ゲイツ氏は家族と共に自家用ジェット機で来て、授賞式などを済ませた後、日本で一泊もせずに帰国している。
 ≪21世紀への大きな夢を≫
 世界が大不況に入ったこれからの日本の役割について考えてみた。
 日本は世界第二の経済大国であり、2008年には4人のノーベル賞受賞者を出せるようになった科学や技術の底力をもっている。あと10年もたつと、希望すれば自分のすべての遺伝子情報が約10万円くらいで数分のうちにわかる時代が来るのも夢ではない。
 しかし、研究や技術の進歩よりはるかにすごいことがある。それは、万巻の書物に匹敵する遺伝情報を極微の空間に書き込み、1分1秒の休みもなく、正確に解読している大自然の不思議である。
 この大自然の偉大な働き(サムシング・グレート)に感謝して、日本人は古来より「お陰様」「有り難い」「もったいない」「いただきます」という言葉で表現してきた。これらの言葉は、外国語では簡単な単語に翻訳することは不可能である。
 このように、大自然の恵みを実感し、それに対して感謝を捧(ささ)げてきた日本人が、経済力と科学技術力を、いま手にしている。
 日本人自身がまず、金や物などに重きを置く現在の価値観を見直し、目に見えないもの、心、命、魂、サムシング・グレートなどに対する価値観を取り戻すことが必要である。それには、そのための教育が大切である。
 世界で困っている人、恵まれない人に自分のできる範囲で手をさしのべようではないか。他の人々に役立つ喜びは、人間の本性に含まれており、心躍る経験である。
 それができれば、日本のみならず世界を覆っている不安や閉塞(へいそく)状況を打破する突破口がひらく。そして、21世紀は日本の出番が来ると思い、そのようにしたいものである。(むらかみ かずお)




2009年01月30日(金) 国家の企業への公的支援の可否

資料

社説1 企業への公的支援は公正かつ透明に
                       2009年1月29日  日経

米国は銀行を含めて民間企業の救済に100兆円以上の資金を投下する。この様相をどう表現すればよいのだろう。少なくとも世界の自由経済体制の様相が変わってきている。

 日本も負けじと、金融危機で資金調達が難しくなった企業を公的資金で救済する新たな支援制度を設ける検討が進んでいる。新制度は経済産業省が中心となって細部を検討しているようだ。今のところ枠組みの中心は政府系の二つの金融機関だ。

 世界中の国家が自国の企業が倒産しないように動くのであれば、その行き着く先には保護主義の妖怪が待っているような気がする。どう世界が変化していくのか。


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社説1 企業への公的支援は公正かつ透明に(1/28)
 政府は、金融危機で資金調達が難しくなった企業を公的資金で救済する新たな支援制度を設ける。急激に収益が悪化し、一時的に自己資本が大きく欠損した事業会社を対象に、民間金融機関の機能を政府が補って経営破綻を回避する狙いがある。

 平時ならば破綻しないはずの企業を危機対策として助けるのは、政府の重要な仕事である。企業の有力な資金調達手段だった社債・コマーシャルペーパーの市場が機能不全に陥り、銀行の融資能力も低下している以上、政府が資金面で支援の枠組みを作るのは理にかなっている。

 ただし注文もある。支援の判断と手続きは、公正かつ透明でなければならない。特定の企業や業界に利する援助は許されない。政治家による利益誘導や、官僚の裁量で支援の対象や規模が決まらないよう制度設計には細心の注意が必要だ。

 新制度は経済産業省が中心となって細部を検討している。今のところ枠組みの中で中心的な役割を担うのは政府系の二つの金融機関だ。

 まず自己資本が少なくなった企業に対し、昨年秋に特殊会社として再スタートした日本政策投資銀行が出資する。投資先企業の倒産などで出資元本に損失が生じた場合に、同じく特殊会社の日本政策金融公庫が国の財政資金を得て、損失の一部を肩代わりする。

 いわば救済目的の出資に対し部分的に公的な信用保証をつける仕組みだ。出資により企業の資本内容が改善し信用度が高まれば、金融機関からの融資も受けやすくなる理屈だ。

 焦点となるのは、政策投資銀が出資を決める基準である。現行の産業活力再生特別措置法(産業再生法)に基づき、経産相が事業計画を認定した企業を対象とし、政策投資銀も独自に判断するという建前だが、今回の政策の目的は「企業再生」ではなく「危機回避」である。

 その目的のためには、現行法より厳格な基準を設けるべきだ。経営の努力不足で構造的に不採算となった企業を、いたずらに延命する手段にしてはならない。

 保護主義的な政策にしないためには、内外無差別の原則を貫く必要もある。日本国内で事業展開する企業であれば、日本企業も外国資本の企業も同等に扱うべきだ。

 経産省は、政策投資銀だけでなく民間の金融機関も参加できる枠組みを検討している。民間銀行も救済出資の判断に加われば、さらに公平性は高まるはずだ。リスク負担能力が低下している銀行を枠組みにどう取り込むかが課題となろう。


2009年01月29日(木) NECトーキン:社員半減1万人近くを削減

報道
1、NECトーキン:社員1万人近くを削減、国内3工場も閉鎖
                    毎日新聞 2009年1月27日
2、NECトーキン、正社員9500人削減へ
              2009年1月27日  YBS

 昨日少し触れたが、NECトーキン国内3工場も閉鎖を閉鎖して社員1万人近くを削減するという。米国発金融危機が原因となる世界不況は、想像を超える津波となって押し寄せてきている。
「NECの電子部品子会社「NECトーキン」は27日、国内外で正社員(現在約11万9000人)の半分に当たる約9450人を今年中に削減すると発表した。昨秋以降の金融危機深刻化を受け加速した人員削減では、国内企業で最大規模となる」〈毎日新聞から〉国内7工場のうち3工場を5~12月に順次、閉鎖するといいからどうにもならない。

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1、NECトーキン:社員1万人近くを削減、国内3工場も閉鎖
                      毎日新聞 2009年1月27日 

 NECの電子部品子会社「NECトーキン」は27日、国内外で正社員(現在約1万9000人)の半分に当たる約9450人を今年中に削減すると発表した。昨秋以降の金融危機深刻化を受け加速した人員削減では、国内企業で最大規模となる。
 景気低迷でパソコンやテレビなどのデジタル家電、自動車などの販売不振が続き、収益環境が悪化しており、大幅な人件費削減が避けられないと判断した。
 国内では、正社員約2800人の16%に当たる約450人を削減。3月に35歳以上を対象に早期退職を募る。海外の人員削減も早期退職を中心に実施する。
 また、携帯電話機向けなど小型の角形リチウムイオン電池事業から2月に撤退し、電子機器用スイッチの生産も9月までにやめる。これに伴い、国内7工場のうち3工場(栃木、岩手、兵庫)を5~12月に順次、閉鎖するほか、7カ所ある営業拠点も2カ所に統合する。これらの措置に伴い、09年3月期連結決算に計約260億円の特別損失を計上する。
 資金は、NECを引受先とする約380億円の第三者割当増資を2月に実施しまかなう。その後、株式交換により来年度中にNECが完全子会社化する。【宇都宮裕一】
【関連記事】
<特集>世界金融危機
<図説>米金融危機 世界が沈む
人員削減:1日で5万9千人 GMなど米大手発表
ディズニー:早期退職勧奨 米の幹部600人対象
三洋:半導体部門1200人削減へ 最終利益ゼロを予想
毎日新聞 2009年1月27日 20時45分(最終更新 1月27日 21時27分)

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NECトーキン、正社員9500人削減へ
                  2009年1月27日  YBS

 景気の悪化で、電子部品メーカーのNECトーキンは、国内外合わせて9500人程度の正社員を削減するなどの構造改革策を発表しました。

 電子部品大手のNECトーキンは、自動車や携帯電話の市場が落ち込んでいることなどを受け、今年3月期の決算では3期連続の最終赤字を計上する見通しです。

 こうしたことから、今年3月中に国内の正社員を対象におよそ450人の早期退職者を募集するほか、海外の正社員も9000人程度削減します。これらは、全正社員のおよそ半分にあたります。

 さらに国内にある3か所の工場を閉鎖するほか、親会社のNECを相手に第三者割り当て増資を実施するなどしてNECの完全子会社となり、財務基盤を強化することにしています。





2009年01月28日(水) 製造業派遣40万人失業も


 厚生労働省では、昨年10月から今年3月までに失職する非正規社員は約8万5000人と推計していたが、その予測は完全に外れる。27日開かれた自民党の労働者派遣問題研究会では「製造業で働く派遣・業務請負などの非正規労働者の失業が今年3月末までに40万人に達する見通しとの試算」を明らかにしている。

 この数字も月を追うごとに増加すると思う。NECトーキンのように事業規模は約半分にする企業が続出することが予想されるからである。

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製造業派遣40万人失職も 自民研究会で業界団体試算
                      2009.1.27 20:22 時事通信
 
 製造業で働く派遣・業務請負などの非正規労働者の失業が今年3月末までに40万人に達する見通しとの試算が、27日開かれた自民党の労働者派遣問題研究会で示された。業界団体の日本生産技能労務協会と日本製造アウトソーシング協会が共同でまとめたもので、非正規労働者の雇用情勢が急速に悪化をしていることを改めて浮き彫りにした。業界側は、派遣先が契約期間の中途解約など行った場合の賠償や給与補償などの規制強化を求めた。
 2団体は会員企業120社の派遣・請負従事者25万人のうち、約4割の10万人が雇用調整されたと試算。100万人以上を抱える業界全体では少なくとも20万人が雇用調整される一方、「直接雇用の契約社員を含めると40万人が失職する可能性がある」と指摘した。
 厚生労働省では、昨年10月から今年3月までに失職する非正規社員は約8万5000人と推計したが、1月以降、製造業の業績悪化が進行しており、製造業の派遣・請負市場は壊滅的な状況に陥っていることを強調した。
 この日の会合では、2団体のほか、日本人材派遣協会から意見を聴取。自民党が検討する派遣規制に対しては、人材派遣への許可要件の厳格化、社会保険や雇用保険に加入しない悪質な業者を排除するための規制強化を求める声が相次いだ。
 一方、検討されている製造業派遣の禁止や登録型派遣の禁止に対しては反対の姿勢を示した。



2009年01月27日(火) 認知症高齢者への虐待防げ! 佐賀県が介護家族ケアへ

 認知症の家族を在宅で介護すると、4人に1人がうつ病になるという。それだけ家族の負担が重いのである。介護疲れの家族らによる認知症の高齢者への虐待を防ごうと、佐賀県は新年度から「介護する側」をケアし、精神的に支える地域ボランティア(認知症サポーター)とそのリーダーの育成を始めという。

 生涯青春の会は「認知症になるな!」の活動をしている。このテーマに関心のある方は、是非「高齢者情報」に記述した以下の問題をお読みいただきたい。
生涯青春の会の働きかけの対象は健常者である。健常者から「絶対に認知症にならない!」という決意を固めてもらい「どうしたら認知症にならないか」を啓発し合っているのである。以下の記録は「絶対に認知症にならない!」の決意を固めてもらうための参考記録である。


・高齢者に13~22%が「閉じこもり」       2006年03月28日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=5565532&comm_id=698599

・要介護認定者数409万人            2006年04月17日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=5831952&comm_id=698599

・在宅で介護を担う人の4人に1人が、うつ病   2006年05月02日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=6444606&comm_id=698599

・なぜ、凄い経歴の人が認知症になるのか       2006年07月05日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9841689&comm_id=698599

・認知症には絶対なりたくない            2006年08月18日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9558949&comm_id=698599

・認知症高齢者の家庭内の虐待          2006年08月28日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10647954&comm_id=698599

・廃用性症候群                    2006年10月12日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11307546&comm_id=698599

・マンネリ化すれば脳は退化する             2006年10月16日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11462911&comm_id=698599

・2025年の認知症の高齢者は323万人          2006年12月19日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=13539383&comm_id=698599

・認知症を防ぐ「思い出す」脳トレ第一歩        2006年12月16日
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=13445195&comm_id=698599
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認知症高齢者への虐待防げ、佐賀県が介護家族ケアへ
                    2009-01-26 15:35:41 読売新聞
介護疲れの家族らによる認知症の高齢者への虐待を防ごうと、佐賀県は新年度から「介護する側」をケアし、精神的に支える地域ボランティア(認知症サポーター)とそのリーダーの育成を始める。
 県は、虐待が起こる背景に〈1〉家族の介護疲れによる心身のストレス〈2〉相談相手がいない孤独感〈3〉認知症に対する地域の理解不足や偏見――などがあると分析。防止には地域の理解や協力が不可欠と判断した。
 新年度予算案は、地域ボランティアの指導役となるリーダーを養成するための研修費、テキスト代などの費用として約200万円を計上する方針。
 リーダーに想定しているのは、町内会や婦人会の幹部、民生委員ら数十人。福祉の専門家から数回の講習を受け、認知症について正しい知識や高齢者、家族との接し方などを学ぶ。
 地域ボランティアは、リーダーが育成し、指導にあたる。当面、1000人程度を見込んでおり、地元に細かく目を配る。認知症の高齢者を介護している家族らに声掛けをしたり、悩み事の相談に応じたりして精神的な支えになるほか、家族で処理し切れない問題が発生した場合などに行政などへの橋渡し役になる。
 リーダーやボランティアは、家族だけでなく、認知症の高齢者の見守りも行う。県は新年度以降も育成事業を継続する考え。





2009年01月26日(月) ブログの紹介

 2009年01月26日21:41 「危険・危機情報」の入力が終わる。
「NPO法人生涯青春の会」は「日々の映像」と「高齢者問題講演資料」の編成と収録が残っている。完成までにあと2ヵ月は必要だと思っています。編成と収録とは1ヵ月単位で重要なテーマを3~5題を収録する計画なのです。

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危険・危機情報   http://ameblo.jp/syougai3/

ブログテーマ

1、新型鳥インフルエンザ情報目次
2、新型鳥インフルエンザ情報・・・・ №1~№177を収録
3、鳥インフルエンザセミナー資料・・・№1~№5を作成
4、米国発金融危機関連情報目次
5、米国発金融危機関連情報 ・・・・・№1~№127を収録
6、金融危機セミナー資料  ・・・・・№1~№7を作成
7、徒然の記録

NPO法人生涯青春の会   http://ameblo.jp/syogai1/

ブログテーマ
1、会 報      ・・・・   1号~42号を収録
2、エッセイ「日々の映像」・・2008年12月以降の収録
3、癒しの森          №1~№1000までの収録
4、徒然の記録    
5、コミュニケーション・・・・ 2003年~2006年記述の150題を収録
6、米国発金融危機関連情報   (目次の配信)
7、新型鳥インフルエンザ情報  〈目次の配信〉
8、ヘルシーライフ ・・・   発芽玄米ごはんの基礎資料
9、健康セミナー資料     発芽玄米ごはんと健康セミナー ・資料を配信
10、私のすきな言葉      収録の完了。時折加筆
11、英夫の愛の日記     収録完了。追って加筆の予定。
12、地球・宇宙の神秘    収録の完了
13、高齢者情報資料室
14、高齢者問題講演資料    2006年3月〈№1〉~11月〈№9〉まで
15、生涯青春の会・定款
16、介護情報         収録の開始

2009年01月25日(日) インフルエンザは感染症:油断できない

報道と資料
1、インフルエンザ:県、今季初の注意報 30校・園で学年学級閉鎖 
                毎日新聞 2009年1月22日 地方版
2、インフルで学級閉鎖など57校
                新潟日報2009年1月21日
3、インフルエンザ:長岡の8小学校、学年・学級閉鎖 /新潟
                毎日新聞 2009年1月20日 
4、国内の季節性インフルエンザに注意してください
           新型インフルエンザ情報室(発行者okabe) から
               http://news200.blog90.fc2.com
5、新型インフルエンザ情報室からの引用〈原文のまま〉
          http://news200.blog90.fc2.com/blog-entry-1337.html

 インフルエンザの集団発生によって学級閉鎖などの措置を取った県内の幼稚園と小中学校は57施設、対象患者は1156人(いずれも20日現在)に上り、前年同期(12施設、330人)に比べ大幅に増えている。

 資料4の専門家のアドバイスを引用したい。
「通常の3倍猛威を振るうH3N2が欧州で現在流行しています。
なんどもお伝えしていますが、国内ワクチンは選定株を外している恐れがありますのでワクチンを過信せず、手洗い、うがい、を徹底してください」インフルエンザの予防接種をしても、選定株を外していれば効果がないのである。

 インフルエンザは感染症で油断できないのである。その意味で資料5の記述を引用した。
「東京町田市で発生した院内集団発生は、まずブリスベン株だと思う。感染力と言い、高齢者に対する高病原性と言い、当てはまる。さらに日本のワクチンは効いていない可能性もある。英国では昨秋からブリスベンH3N2型が欧州で拡大することを恐れ、ワクチンキャンペンが行われていた。今でも行われている。」

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1、インフルエンザ:県、今季初の注意報 30校・園で学年学級閉鎖 
                毎日新聞 2009年1月22日 地方版
県は21日、今季初めてのインフルエンザ注意報を出した。今月12~18日、1医療機関を訪れる患者数が基準値(10人)を上回る20・49人に達したため。県内3小学校がインフルエンザによる休校措置を取っており、県健康対策課は「手洗いとうがいを徹底し、外出時にはマスクを着用してほしい」と注意を呼び掛けている。
 
県内の小中学校や幼稚園の欠席者は435人、学年・学級閉鎖の措置を取ったのは2幼稚園、26小学校、2中学校の計30校・園に上った。【黒田阿紗子】

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2、インフルで学級閉鎖など57校

                      新潟日報2009年1月21日
 今冬、インフルエンザの集団発生によって学級閉鎖などの措置を取った県内の幼稚園と小中学校は57施設、対象患者は1156人(いずれも20日現在)に上り、前年同期(12施設、330人)に比べ大幅に増えていることが21日、県のまとめで分かった。県はインフルエンザ注意報を発令、予防策の徹底を訴えている。

 施設数と患者数はいずれも昨年の2月上旬並み。このうち6割に当たる31施設、676人は今月18―20日の3日間で発生した。県は「全国同様、今シーズンは流行期入りが例年より約1カ月早かった上、流行の規模が大きい」(健康対策課)としている。

 県が97医療機関で定点観測している発生動向によると、12―18日の1週間で1機関当たりの患者報告数は20・49人を記録。前週の9・71人から急増し、国の注意報基準(10人)を上回った。

 県は予防策としてうがい、手洗いのほか、外出時のマスク着用、栄養バランスの取れた食事を呼び掛けている。


3、インフルエンザ:長岡の8小学校、学年・学級閉鎖 /新潟
毎日新聞 2009年1月20日 
長岡市教委は19日、インフルエンザの感染拡大防止のため、小学校8校で20~22日の3日間、学年・学級閉鎖すると発表した。栃尾南小では5、6年の全4クラスを閉鎖する。大島小では19日時点で81人が感染し、四郎丸小では45人が欠席した。8校の感染児童数は436人に上る。

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4、国内の季節性インフルエンザに注意してください
新型インフルエンザ情報室(発行者okabe) から
http://news200.blog90.fc2.com


通常の3倍猛威を振るうH3N2が欧州で現在流行しています。
なんどもお伝えしていますが

国内ワクチンは選定株を外している恐れがありますので
ワクチンを過信せず、手洗い、うがい、を徹底してください。

※ものすごい数の報道数で情報室UPしきれておりません
各都道府県別に報道は収めています

■徒然日記より
 欧州では昨シーズンにタミフル耐性H1N1の洗礼をすでに受けているので、多くの人々が免疫を持っている。

そして今シーズンは、予想されたようにキラー・インフルエンザとも呼ばれるブリスベンH3N2が猛流行となっている。(中略)

昨秋から年末にかけて、多分H1N1のタミフル耐性型が中心に発生してきたが、本年に入ってからブリスベンH3N2が流行してきている可能性が高い。
http://news200.blog90.fc2.com/blog-entry-1337.html

■新型インフルエンザウオッチング日記より
「感染者116人中98人は事前に予防接種を受けていた」

ワクチンはこんなに効かないのか?と疑問に感じるのが標準的回路というものでしょう・・・
http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/a2f1bf8c547d51c5c56d7fd19075d0e4

新型インフルエンザ情報室(発行者okabe) から
http://news200.blog90.fc2.com

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5、新型インフルエンザ情報室からの引用〈原文のまま〉
http://news200.blog90.fc2.com/blog-entry-1337.html
2) 国内のインフルエンザ流行が広がっている。
 
報道内容は類似である。いまだ問題点の掘り起こしが出来ているマスコミは皆無のようだ。
 
A型インフルエンザが流行。例年よりも流行が早くに始まっている。手洗い、うがい、マスク…。
 
要するにマスコミ自体がインフルエンザを重大な感染症として捉えていない。大昔と同じである、流行性感冒である。
 
インフルエンザは言うまでもなく、冬場に世界的に流行する感染症だ。
 
だから現在北半球で流行している。米国ではH1N1型。欧州ではH3N2型。
 
欧州では昨シーズンにタミフル耐性H1N1の洗礼をすでに受けているので、多くの人々が免疫を持っている。そして今シーズンは、予想されたようにキラー・インフルエンザとも呼ばれるブリスベンH3N2が猛流行となっている。
 
整理すると以下のごとき。コピー&転載可。ただし引用元を記載してください。



僕の読みは日本での流行株は米国と欧州の流行株の混在したものである。
 
昨秋から年末にかけて、多分H1N1のタミフル耐性型が中心に発生してきたが、本年に入ってからブリスベンH3N2が流行してきている可能性が高い。
 
各地の保健所関係者は、昨年12月に検査に出した結果から、H1N1タミフル耐性株が流行してきているから要注意等と、頭の悪い寝ぼけた表現をマスコミにしている。インフルエンザ株は時期によって急速に変化する。そういう事実を知らないで、新型インフルエンザ対策マニュアル等を作っているのだから笑える。(本当に新型対策は出来るのだろうか?)
 
東京町田市で発生した院内集団発生は、まずブリスベン株だと思う。感染力と言い、高齢者に対する高病原性と言い、当てはまる。さらに日本のワクチンは効いていない可能性もある。英国では昨秋からブリスベンH3N2型が欧州で拡大することを恐れ、ワクチンキャンペンが行われていた。今でも行われている。



2009年01月24日(土) 就職戦線いっぺんに厳寒となる

2報道
1、就職内定:大学生取り消し732人に 文科省発表
               毎日新聞 2009年1月23日 
2、非正規従業員:雇い止め8万5千人…先月から2.8倍に
               毎日新聞 2008年12月26日 

 就職戦線が売り手市場だという言葉は確か昨年の10ごろまであったと思う。それが米国発金融危機でいっぺんに厳寒となった。トヨタは米国・英国の正社員の削減をするという。一流企業の総てが、社員の削減の動きをするのではないかと思う。今回は「就職内定取り消し」が大きな話題となったが、来年は内定をもれ得ない学生が大量に出ると思う。ちなみに今回の内定取り消しは報道の通り732人であった。

 厚生労働省は、来年3月までの半年間に、期間満了で契約を更新されなかったり途中で解雇されたりする「雇い止め」の非正規従業員が8万5000人を突破するとの調査結果を発表した。11月公表分は3万人少々で約2.8倍に悪化している。これは12月23日時点のデータで月を追って悪化していくことは必至の情勢である。
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1、就職内定:大学生取り消し732人に 文科省発表
                 毎日新聞 2009年1月23日13時02分
 文部科学省は23日、就職内定を取り消された今春卒業予定の大学生が264校の732人(5日現在)に上ると発表した。短大では16人(14校)、高等専門学校では5人(5校)が内定を取り消された。計753人のうち397人がまだ就職活動を続けている。
 国公私立の大学と短大、高等専門学校計1235校を対象に調査し、1190校から回答を得た。大学生の内訳は▽国立63人▽公立20人▽私立649人。
 753人のうち、内定取り消しを撤回されたのは41人で、企業との示談に応じたのは345人。他の企業などから内定を得たのは269人で、33人が留年する予定という。
 内定は取り消されていないが、企業から何らかの連絡を受けたのは456人で、うち14人が自宅待機を命じられ、274人が内定を辞退するよう示唆された。採用時期の繰り下げを伝えられたのは43人。【加藤隆寛】
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麻生首相:追加雇用対策のとりまとめを指示
非正規従業員:雇い止め8万5千人…先月から2.8倍に
毎日新聞 2009年1月23日 13時02分

2、非正規従業員:雇い止め8万5千人…先月から2.8倍に
毎日新聞 2008年12月26日 
 厚生労働省は26日、来年3月までの半年間に、期間満了で契約を更新されなかったり途中で解雇されたりする「雇い止め」の非正規従業員が8万5000人を突破するとの調査結果を発表した。初めて調査した先月28日公表分の3万67人に比べ約2.8倍に悪化した。就職内定を取り消された大学・高校生も769人になり、先月調査から約2.3倍に増えた。不況の深刻化で雇用情勢が急速に厳しさを増していることを示す結果になった。
 厚労省によると、今年10月~来年3月に派遣・期間労働者など非正規従業員の雇い止めをしたか、予定しているのは1415事業所で、総数は8万5012人。うち5万2684人は年内に雇い止めになる。また、少なくとも2157人が住まいを失い、5万人については住居の状況が把握できていない。業種別では製造業が8万1240人と全体の95.6%を占めている。
 雇用形態別では▽派遣労働者5万7300人(67.4%)▽期間労働者など1万5737人(18.5%)▽請負労働者7938人(9.3%)▽その他(パートなど)4037人(4.7%)。
 契約期間中の解雇は3万8792人で、期間満了後、更新されないのは3万8553人、不明が7667人。派遣は契約期間中の解雇が期間満了を7000人以上上回り、期間満了型が圧倒的に多い期間労働者との違いが際立っている。
 都道府県別では、自動車関連産業などが集まる愛知県が1万509人と最も多く、続いて▽長野(4193人)▽福島(3856人)▽静岡(3406人)などの順だった。
 一方、就職内定を取り消された来春の卒業予定者は、大学生が632人(前回調査302人)、高校生が137人(同29人)。高校生の増加が目立ったが、高校生は就職活動の開始が9月以降のため、影響が表れるのが遅くなったとみられる。業種別では不動産業の197人が最多で、次いで製造業の187人だった。【東海林智】

失業:派遣切り、雇い止め救済に電話相談…16団体

2009年01月23日(金) オバマ大統領就任各紙の論説を読む

 報 道
1 、社説:オバマ大統領就任―米国再生の挑戦が始まる
                    2009年1月21日 朝日新聞 
2、社説:オバマ氏と世界―柔らかく、したたかに
2009年1月22日  朝日新聞
3、社説:オバマ米大統領就任 世界変える旅が始まった
                    2009年1月22日  毎日新聞
4、社説 オバマ氏は広い視野で米国経済再建を(1/22)
                    2009年1月22日  日経
 
 その人が積み上げた過去の常識の捉われずに、新しい情報をあるがままにみようとすることは難しいのである。「素直な心」で情報に接することが出来るかどうかである。「素直な心」オバマ政権の誕生を歓迎したい。それにしても、47歳の新大統領に対する人々が寄せる期待は目がくらむほどだ

 ホワイトハウスの周りを埋めた二百万もの人は、新たな世界が訪れる期待と感動に打ち震えているようであった。熱狂的ともいえるオバマ米新大統領への期待は、それだけ深く米国と世界が傷ついていたことの裏返しだ。荒れ狂う戦争、理不尽な金融と経済の崩壊。いつの間かとんでもない米国社会になっている。就任演説でオバマ氏は「新たな責任の時代」が求められていると説き、国民だけでなく各国へ危機克服への協力を呼びかけている。

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1、社説:オバマ大統領就任―米国再生の挑戦が始まる
                      2009年1月21日  朝日新聞
 米国が生まれ変わる――。そんな熱い思いを抱いた人たちが、米国の首都ワシントンの中心部をうずめた。
 第44代大統領に就任したバラク・フセイン・オバマ氏の就任式は「自由の新たな誕生」がテーマだ。奴隷解放を宣言したリンカーン大統領がゲティズバーグ演説で述べた「この国家をして新しく自由の誕生をなさしめる」という一節からの引用だ。
 47歳の新大統領に対して、人々が寄せる期待は目がくらむほどだ。世論調査では、8割がオバマ政権の誕生を歓迎している。就任時としては異例の高い支持率である。
 オバマ氏が主となるホワイトハウスは、かつてアフリカから連れてこられた黒人奴隷の手で基礎が築かれた。オバマ氏は奴隷の子孫ではないが、人種の壁を壊して「米国の夢」を体現してみせた。
 さっそうとした若き指導者に、行き詰まった米国の現状を打開する希望を託しているのだろう。
 ■「賢い政府」の実像を
 政治家は言葉が命だ。人々を奮い立たせる弁舌の力が、危機にはいっそう求められる。だが、美しい演説だけでなく、今日からオバマ氏が問われるのは結果であり、実績だ。
 世界を覆う経済危機は、米国の住宅バブルの崩壊から始まった。「小さな政府」を掲げる新自由主義、冷戦後世界の米一極構造、資源・エネルギー大量消費型の米国型文明……。いくつもの終わりが重なっている。
 大恐慌さなかの76年前、フランクリン・ルーズベルト大統領は「私たちが唯一恐れるべきは、恐れそのものだ」と就任演説で述べた。雇用と需要創出のために財政が出動するニューディール政策を打ち出した。
 この政策は米社会に大きな変革をもたらした。大財閥が幅を利かせていた社会で、労働者の団結権や交渉権を保障し、富裕層への課税などで格差の縮小を積極的に図ったのだ。
 昨年、ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマン教授は、戦後の米国が豊かな中流社会を実現できたのは、こうした政策の結果だったとしている。
 しかし、「政府がどう問題を解決するかではなく、政府そのものが問題なのだ」という80年代のレーガン保守革命以来、市場任せの新自由主義が全盛になった。肥大化した政府支出を抑え、大減税を進める。規制の撤廃が進み、格差は開いていった。そのたどり着いた先が、現在の窮状である。
 オバマ政権は「政府には果たすべき役割がある」と、振り子を再び戻す。クリントン大統領が失敗した国民皆保険の導入にも挑戦するという。
 政府の役割を再評価し、勤労階層を中心に底上げを目指す。
 安定して、厚みのある中流社会こそが民主社会の基礎だという確信があるのだろう。
 だが、米国民が大事にする「自由」を損なわずに、公正な社会を実現するのは容易ではない。「大きな政府」でもなければ「市場万能」でもない。オバマ氏の言う「賢い政府」の実像を世界が待ち望んでいる。
 ■アフガンを仕切り直せ
 理想主義者と見られがちなオバマ氏だが、現実から離れて政治は成り立たない。就任前から打ち出した空前の景気対策にしても、民主党優位の議会であってもすんなり行きそうもない。
 公約だった富裕層への増税には、経済チームが「今は時期が悪い」と待ったをかけ、支持層の労組は厳しいリストラに抵抗を強めている。
 怖いのは、保護主義の誘惑だ。雇用や市場、米企業を守るという目的にとらわれすぎれば、世界の自由貿易がおかしくなる。焦点の自動車大手の救済策が最初の試金石になろう。
 イラク戦争への反対では、一貫している。最高司令官としての初仕事は、公約である16カ月以内の戦闘部隊の撤退を軍に指示することだ。
 イラクの治安が悪化しないよう配慮しつつ、「間違った戦争」を一日も早く終わらせなければならない。
 他方、アフガニスタンへの米軍増派は慎重に考えてもらいたい。
 軍事作戦を突出させてはアフガンの住民たちの反発が増すばかりだし、隣国パキスタンの政情不安にもしっかりと目配りする必要がある。
 軍事と民生支援をどう組み合わせ、国際社会の力を結集するか。01年のボン会議のような国際会議を開き、包括的な安定戦略を再構築したい。
 ■世界のかじ取り役として
 中国、インドなどの台頭で、世界は多極化してきた。米国の影響力は相対的に小さくならざるをえまい。ブッシュ時代の単独行動主義への決別は、時代の必然でもある。
 だが、米国が自信を喪失し、内向きになれば、世界の秩序は混迷する。傷ついたとはいえ、米国の軍事力、経済力は群を抜いた存在だ。民主主義や人権尊重の考え方を広めてきたソフトパワーもある。
 中東和平や北朝鮮、イランの核問題など、世界の安全は米国抜きでは語れない。これも公約の地球温暖化対策をはじめ、核廃絶などのグローバルな課題も山積している。
 オバマ氏は「対話と国際協調」という新しい旗を掲げた。世界が直面する待ったなしの危機を打開するために、日本も世界も協力していきたい。
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2、社説:オバマ氏と世界―柔らかく、したたかに
                   2009年1月22日  朝日新聞
 自省するかのような厳粛なトーンで、オバマ新米大統領は語りかけた。選挙戦のころの、聴衆を奮い立たせるような熱っぽさは影をひそめた。直面する困難の重さと、指導者としての責任感がそうさせたのだろう。
 経済危機など現実の厳しさを率直に認めたうえで、「アメリカよ、それは解決できる」と、米国民に勇気をもって試練に立ち向かうよう求めた。
 そんななかに「すべての国の皆さんや政府に知ってほしい」という異例の呼びかけがあった。
 イスラム世界に対し「私たちは、新たな道を模索する」と述べ、これまでとはアプローチを変え、共通の利益と相互の尊敬に基づく関係を築きたいという意欲を示した。
 9・11同時テロをきっかけに、米国ではイスラムへの偏見が一気に強まった。逆に、イスラム世界では反米感情が燃え上がった。この不信と憎悪の悪循環を何としても断ちたいという思いに違いない。それなしに中東和平もイラクの安定もないし、本当のテロ対策も成り立つまい。
 イラク戦争で4千人を超える米軍兵士が命を落とした。イスラムとの対話を呼びかける新大統領の言葉を、米国民も納得して聞いたのではないか。
 むろん、新大統領の一言で長年の対立の構図が解けるわけはない。イスラエルのガザ侵攻にオバマ氏は沈黙し、イスラム世界を中心に失望と憤りが広がった。だが、就任演説で触れたことの重さは軽視すべきではない。
 公約したイラクからの米軍撤退を軌道に乗せ、戦争の収束に誠実に取り組むことがイスラム世界の対米不信を解く第一歩だ。イスラム世界もこの絶好の機会を真剣にとらえて、対話に踏み出してほしい。
 ブッシュ政権が敵視してきた独裁政権などにも、手をさしのべる用意があると表明した。北朝鮮やイラン、キューバなどが念頭にあるのだろう。
 「握りしめたこぶしを開くなら」という条件がついた。核開発やテロ支援をはじめ、国際社会のルールを無視し、地域の緊張をいたずらに高めるような姿勢を変えよということだ。もっともな立場だし、「悪の枢軸」呼ばわりして無用な緊張をあおるより、はるかに賢明な外交である。
 オバマ氏は、途上国の貧しい人たちにも呼びかけた。日本などの先進国には、貧困や環境・資源問題にともに取り組もうと語った。
 目新しい主張ではないけれど、ブッシュ時代には欠けていた他者への共感と謙虚さを感じさせた。国際協調主義への明確な転換である。
 「世界が変わったのだから、米国も変わらなければならない」。この難題をどう実行して見せるか、世界は期待しつつ注視している。
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3、社説:オバマ米大統領就任 世界変える旅が始まった
                     2009年1月22日  毎日新聞
 新しい時代が始まった。これまでも大統領が交代するたびに、再出発の意識を米国人は受け継いできた。だが、今年の大統領就任式はもっと本質的な変化を世界に告げている。就任の前と後では時代の精神が切り替わった。歴史の次の扉が開かれたという刷新の感覚を米国人も私たちも共有している。
 バラク・オバマ氏が20日、第44代米大統領に就任した。首都ワシントンの式典には史上最多の200万人が集まった。18分間の就任演説を、世界中がテレビやインターネットで同時に聞いた。
 ある政治家のメッセージが、これほど多くの人に期待され、一斉にしかも詳細に世界に広がった例はないだろう。自国の政治指導者より、オバマ大統領の決定がはるかに自分の生活を左右する。そう感じる人々が各国にいる。米国一国だけの指導者ではない。グローバル大統領の登場だ。
 ◇グローバル大統領
 米国で初の黒人大統領であり、初のマルチレイシャル(多人種)大統領でもある。公民権運動により、制度としての人種差別がなくなってから50年もたたない。人々の意識が変わるにはさらに時間がかかった。
 米国のシステムから長く排除されてきた黒人が白人の支持も集めた上で、選挙により最高の地位を得た。黒人奴隷が強制労働で建てたホワイトハウスに、奴隷の子孫であるミシェル夫人や子供たちとともに住む。一家がこの国のモデルとなる。歴史を書き換えた意味の大きさを強調したい。
 最強国の指導者としての黒人をこれから毎日、米国と世界の子供たちが見るだろう。人種や家柄で差別しない意識変革が世界に広がる契機になればいい。
 経済と戦争の二重の危機を引き継ぎ、どん底状態からの出発だ。就任演説がブッシュ時代からの決別宣言であり、オバマ時代の希望宣言となったのも当然だ。
 経済では「我々は困難な選択を行わなかった」「豊かな者のみを優遇する国は長く繁栄しない」と語った。失敗を繰り返さない決意と自省のことばを世界は待っていた。米国が不況から脱出できなければ、各国の不景気も続くと世界が不安になっている。だが金融や自動車の経営悪化に出口は見えないし、米経済がいつ好転するかもわからない。
 オバマ政権は8000億ドルを超える経済対策法案の早期可決を発足前から議会に求めている。ホワイトハウスと議会は対策の実行を急がなければならない。次のG20首脳会議(金融サミット)が開かれる4月までに、危機収拾の見通しを明確に示してほしい。
 外交・安全保障では、軍事力だけに頼らず、「大義の正しさ、他国の手本となる振る舞い、謙虚さや自制心が安全保障を生み出す」と述べた。ブッシュ政権の軍事力一辺倒路線から距離を置き、ソフトパワーを重視した考えだろう。
 「テロ(恐怖)」ということばは1回だけで「テロリスト」やブッシュ政権が推進した「対テロ戦争」は一度も使わなかった。英国のミリバンド外相も「対テロ戦争」の概念を否定したばかりだ。善悪二元論で世界を分断して固定するブッシュ的な見方に限界があることに気づいたとすれば評価したい。
 法の支配と人権尊重を約束し、核の脅威の削減や地球温暖化対策にも言及した。イスラム世界に対し「互いの利益と敬意を基本としてともに歩む」と呼びかけた。いずれの点でも、米国への不信感を取り払う一歩とするために、具体的な行動を早く見せてほしい。
 予想されたようにブッシュ前大統領とは内容もことばづかいも異なり、新しい指導者像を印象づけた就任演説だった。「世代」や「旅」を繰り返し語った。世代交代はどの国でもある。だが米国は変化や新しさに価値を見いだし、自由や平等といった理念を守りながら自己像を作り直していく国だ。その歴史の中にオバマ氏は自分を位置づけ、子供たちに引き継ぐ「旅」と表現したのだろう。未完の旅の途上にあるという感覚は本心と受け止めたい。
 ◇国民の参加を促す
 だが、夢を高く掲げ、人々を鼓舞し、前へ引っ張った選挙演説とは調子が違う。「チェンジ」は「世界が変わった」という時だけ使い、「ドリーム」や「イエス・ウィ・キャン」の連発は消えた。むしろ「責任を果たす新しい時代」「国民の信念と決意」といった国民の参加や協力を促すことばが目立った。候補者から大統領となり、演説スタイルを変えたのだろうか。人々の心を揺り動かしたことばの魅力は忘れがたい。
 どの新大統領もホワイトハウスに入った瞬間から4年後の再選戦略を考えるという。大統領にとって必要なのは説得のパワーだ。議会を説得し、メディアを説得し、国民を説得し、同意を得て、初めて政策が実現する。
 80%ときわめて高い支持率で出発したオバマ大統領は、国民と世界の強い期待を重圧ではなく、説得のための資産ととらえる強さを備えてほしい。
 責任と強さは就任の翌日から直ちに試される。

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4、社説 オバマ氏は広い視野で米国経済再建を(1/22)
                  2009年1月22日  日経
 米国のオバマ新大統領は20日の就任演説で、寒空の中集まった200万人もの聴衆に向かって「我々は今日から立ち上がり、米国を再生する作業を始めなければならない」と訴えた。

 これほどの熱狂と期待で迎えられた大統領は最近では珍しい。大恐慌以来とも言われる経済危機で、米国民の不安感はかつてないほど高まっている。人々はそうした不安の解消を若いオバマ大統領に託した。

カギ握る金融安定化策

 米国経済がどんな形で再建されるかは米国のみならず、世界にとっても極めて重要な意味を持つ。米国の経済的地位は中国やインドの台頭で相対的に低下したものの、なお世界経済に対して大きな影響力を保っているからだ。

 深刻な経済の悪化に対応して、オバマ大統領は「米国の回復と再投資計画」と名付けた再建策を打ち出した。2年で総額8000億ドルに及ぶ大胆な財政政策により、300万―400万人の雇用を創出・維持できるとしている。

 財政刺激策としては、道路や高速インターネット回線の整備などのインフラ投資に加え、太陽光や風力発電をはじめとした再生エネルギー開発支援、低中所得層を中心にした減税などを実施する方針だ。

 評価できるのは、需要刺激策を代替エネルギーの利用促進、教育の充実、医療の近代化など経済の構造調整や生産性向上に結びつけている点だ。就任演説で新大統領は「雇用創造だけでなく、成長の新しい基盤を敷くために行動する」と強調した。

 ただ、将来的な効果が見込める事業よりも、政治家が求める地元利益誘導型の事業が優先される懸念もある。そうならないようオバマ大統領や民主党の議会指導部がどこまで指導力を発揮できるかが問われる。

 米国の経済復活にはこうした需要刺激策だけでは不十分だ。機能不全に陥っている金融システムを立て直さない限り、本格回復は難しい。

 米国の金融安定化策は満足できる結果を出していない。昨年秋に総額7000億ドルの公的資金活用を認める金融安定化法が成立し、大手金融機関から地方金融機関まで幅広く公的資金が注入された。バンク・オブ・アメリカによるメリルリンチ買収など問題金融機関の統合も進んだ。

 だが、景気の悪化も響いて銀行が抱える不良債権はなかなか減らず、米国の金融機関に対する信認は戻っていない。シティグループやバンク・オブ・アメリカは公的資金の再注入など追加支援に追い込まれた。

 民間金融機関による金融仲介機能は低迷したままで、米連邦準備理事会(FRB)による資金供給などでどうにかおカネが回っているのが実情だ。

 不良資産を購入するバッドバンクの設立や政府による不良債権損失の保証拡大などが検討されているが、いずれにしても金融機関の資産内容の健全化を急ぐことが肝要だ。不良債権問題の先送りで経済低迷が長引いた日本のてつは踏まないようにしてほしい。

 経済の早期再建に加えて望みたいのは、経済立て直しにあたって自己本位の政策に走らないようにすることだ。

 オバマ大統領は経済のグローバル化という現実を見据えた対応の必要性を強調しており、基本的には自由貿易を重視している。ただ、経済が悪化する中で、自国産業や企業の保護につながる政策を求める圧力は強まりつつある。

 すでに実施し始めている米自動車の3大メーカーに対する金融支援は、市場の競争条件をゆがめ、日本車メーカーに不利益をもたらしつつある。米議会や一部業界からは、米国製品購入(バイアメリカン)を促す政策を求める声も出ている。

日米連携で問題解決を

 米国が自国産業保護に傾斜すれば、これに追随する動きが世界に広がり、世界経済の足を引っ張る恐れもある。オバマ大統領は保護主義の誘惑を断ち切らなければならない。

 それにとどまらず、停滞する多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の進展へ指導力を発揮することも求められる。米国が強い指導力を示さなければ、新ラウンドは失敗に終わる可能性がある。

 米国発の金融危機を教訓にどう世界の金融監督体制や規制を改めるか、先進7カ国(G7)に代わる経済政策の調整・協調体制をどう構築するかについても、効果的で前向きな提案を期待したいところだ。

 開かれた世界市場を維持し、再び危機を起こさないような仕組みを作っていくうえで、日本も主導的な役割を果たさなければならない。オバマ政権の出方をうかがうのではなく具体的な提言も含め積極的な議論を働きかけていくべきだ。同盟関係にある日米が手を携えてこそ、世界的課題の解決に道筋が見えてくる。

2009年01月22日(木) ブログの整理が進む。


当初イメージした70%は入力できたようである。
関心のあるテーマがありましたらお開き下さい。

1、ブログ 危険・危機情報のテーマ  
http://ameblo.jp/syougai3/
・新型鳥インフルエンザ情報目次・・・50項目単位
・新型鳥インフルエンザ情報
・鳥インフルエンザセミナー資料
・米国発金融危機関連情報目次・・・・・月別
・米国発金融危機関連情報 
・金融危機セミナー資料

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ブログ NPO法人生涯青春の会テーマ(1月20日現在)
 http://ameblo.jp/syogai1/

会 報 ( 41 )   ・・・・1~41号を収録
エッセイ「日々の映像」・・・2008年12月以降の収録
癒しの森 ( 50 )  ・・・・・№1~№1000までの収録
日々の記録〈日記〉 ・・・時折の記述
米国発金融危機関連情報   (目次の配信)
新型鳥インフルエンザ情報  〈目次の配信〉
ヘルシーライフ ( 3 ) ・・・発芽玄米ごはんの基礎資料
健康セミナー資料     発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー
私のすきな言葉 ( 1 )    収録の完了。時折加筆
英夫の愛の日記 ( 5 ) ・・・収録完了。追って加筆の予定。
地球・宇宙の神秘  ・・・収録の完了
高齢者情報資料室 ( 4 ) ・・・過去はミクシイ・新規はここに収録
生涯青春の会・定款 ( 1 ) ・・




2009年01月21日(水) オバマ大統領就任演説

 熱い思いを抱いた人たちが、米国の首都ワシントンの中心部を埋め尽くした。
アメリカに大統領は「語る人」であるという。大統領は言葉が命で、人々を奮い立たせる言論の力が、危機にはいっそう求められる。大統領就任演説は米国の文化そのものである。就任演説の全文をエンピツに保管した。時間のある時しっかりと読んでみたい。
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オバマ大統領の就任演説全文
2009.1.21 19:31  産経新聞
 
国民の皆さん。私はきょう、今後の任務を前に謙虚な気持ちで、皆さんから授かった信頼に感謝し、われわれの祖先が払った犠牲に思いを致してここに立っている。私はブッシュ大統領に対して、この移行期間を通じて彼が見せてくれた寛大さと協力と同様に、わが国家に向けた彼の奉仕を感謝している。
 今これで44人の米国人が大統領就任宣誓を行った。宣誓の言葉は、繁栄のうねりが高まるときや平和なときに述べられたこともあった。しかし、宣誓はしばしば暗雲のただなかや荒れ狂う嵐のときにも行われた。
 こんなとき、米国は指導層の手腕や考え方に頼るだけではないやり方で乗り越えてきた。なぜならわれわれ人民は祖先の理念と建国の文言に誠実だったからだ。それは今も変わりない。米国民の今日の世代にとっても変わらないものでなければならない。
 われわれが危機のさなかにいることはよく理解されている。米国は、暴力と憎悪の広範なネットワークに対する戦争を遂行中だ。また、一部の者の強欲と無責任さの結果であると同時に、われわれ全体が厳しい決断を下し、国家を新たな時代に備えることに失敗したことにより、経済は激しく弱体化している。家は失われ、雇用は減り、事業は閉鎖している。われわれの医療はとても費用がかかる。学校はあまりに多くが失敗し、われわれのエネルギーの浪費は敵対者を強化し、われわれの地球を脅かしている。
 データや統計に左右されやすい危機の指標がある。予測は難しいが、それでも深刻なのは、米国の衰退は不可避であり、次の世代は目標を下げねばならないという国中の自信喪失である。
 私はきょう、これらの挑戦は現実であり、深刻で数多く、容易に短期間で解決できるものではないと言いたい。しかし、米国よ、これを知ってほしい。「これらの挑戦は解決できるものだ」と。

われわれはきょう、恐怖ではなく希望を、紛争や不和でなく、団結の目標を選んだゆえにここに集まった。
 われわれはきょう、われわれの政治を締め付けてきた狭量の怒りと誤った約束、批判とすり切れた教義に終わりを告げるためにやってきた。
 われわれはまだ若い国家だ。しかし、聖書の言葉において、子供じみたものを脇に置くときが来た。われわれの揺るぎない精神を再確認し、より良い歴史を選択し、貴重な資質を生かすときが来た。それはすべての人は平等かつ自由で、最大限の幸福を追求する機会が与えられるべきだという神から与えられた約束だ。
 われわれの国の偉大さを再確認するとき、それが決して天から与えられるものでないことを理解する。それは勝ち取らなければならない。
 われわれの旅は近道や楽な道があるものではなく、仕事より余暇を好む者の旅であることはなかった。われわれの旅はリスクを恐れず、有名であるよりむしろ、繁栄と自由への困難な道を歩んできた無名の働く男女によるものだ。
 われわれのために、彼らはこの世の所有物を荷物にまとめて、新しい人生を見つけに太陽を横断する。
 われわれのために、彼らはコンコードやゲティズバーグ、ノルマンディー、クヘ・サンのような場所で戦い死んだ。
 何度ともなく、これらの男女はもがき、働く。そして、格闘し、よい生活が送れるには彼らの手はとてもひび割れしている。彼らは、米国が個人の野望の総計よりも多く、生まれや富や党派よりも大きいことを知っている。
 われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも栄えて力強い国である。われわれの労働者は、この危機が始まったときより確かに生産的だった。われわれの精神は確かに独創的だった。米国の製品とサービスは先週にも先月にも昨年にも劣ることなく求められている。しかし、私利私欲を守り、好まない決定を先送りするときは終わった。われわれは起き上がり、ほこりをはらい、米国再生の仕事を始めなければならない。

どこを見渡しても、やらなければならない仕事がある。米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。われわれは雇用創出だけでなく、成長の新たな基盤を築くために行動する。商業に力を注ぎ、われわれ同士を結びつける道路や橋、配電盤、デジタル回線を構築する。われわれは科学を正しい場所に戻す。医療の質を向上し、コストを削減するために、驚嘆すべき技術を巧みに使う。太陽光と風力を車の燃料に、工場を稼働するために活用する。新時代に合うよう学校や大学を変革する。これらすべてをわれわれはできるし、やっていく。
 今、われわれの野心に疑問を持つ人がいる。われわれのシステムはあまりに多くの大きな計画に耐えられないとささやいている。彼らの記憶は短い。なぜなら、この国がすでになしてきたことや自由な男女が達成できること、想像力が共通の目的と勇気の必要性と合わさったときを、彼らは忘れてしまったからだ。
 皮肉屋は彼らの足元が動いたことを理解できない。われわれを消耗させてきた古い政治的な論議はもはや通用しないことを理解できない。われわれが今日問うべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。まともな賃金で、支払いできる医療保険と、威厳を保てる退職金のある仕事を世帯が見つけられるよう助けられるかどうかだ。
 答えがイエスであるところへ、われわれは進み出したい。答えがノーであるところでは、計画は終わってしまうだろう。公共のドルを扱うわれわれは、お金を賢く使い、悪習を改革し、真っ昼間に仕事をするとみなされるはずだ。なぜなら、それから初めて、われわれは人々と政府との間の美徳のある信用を取り戻すことができるからだ。
市場(経済)が善か悪かも問題ではない。ただ現在の危機は監視がなければ市場は空回りすることを思い起こさせた。富裕層だけを優遇すれば国家は長く繁栄できない。米国経済の成功は、国内総生産(GDP)の規模ではなく、富の普及と意欲ある個人の機会を拡大する能力に依ってきた。慈悲によってではなく、それが共通の利益にとって最も確かな道であるからだ。

われわれの旅は続いている。われわれは依然として地球においてもっとも栄えて力強い国である。われわれの労働者は、この危機が始まったときより確かに生産的だった。われわれの精神は確かに独創的だった。米国の製品とサービスは先週にも先月にも昨年にも劣ることなく求められている。しかし、私利私欲を守り、好まない決定を先送りするときは終わった。われわれは起き上がり、ほこりをはらい、米国再生の仕事を始めなければならない。
 どこを見渡しても、やらなければならない仕事がある。米国経済は大胆で迅速な行動を求めている。われわれは雇用創出だけでなく、成長の新たな基盤を築くために行動する。商業に力を注ぎ、われわれ同士を結びつける道路や橋、配電盤、デジタル回線を構築する。われわれは科学を正しい場所に戻す。医療の質を向上し、コストを削減するために、驚嘆すべき技術を巧みに使う。太陽光と風力を車の燃料に、工場を稼働するために活用する。新時代に合うよう学校や大学を変革する。これらすべてをわれわれはできるし、やっていく。
 今、われわれの野心に疑問を持つ人がいる。われわれのシステムはあまりに多くの大きな計画に耐えられないとささやいている。彼らの記憶は短い。なぜなら、この国がすでになしてきたことや自由な男女が達成できること、想像力が共通の目的と勇気の必要性と合わさったときを、彼らは忘れてしまったからだ。
 皮肉屋は彼らの足元が動いたことを理解できない。われわれを消耗させてきた古い政治的な論議はもはや通用しないことを理解できない。われわれが今日問うべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、政府が機能するか否かだ。まともな賃金で、支払いできる医療保険と、威厳を保てる退職金のある仕事を世帯が見つけられるよう助けられるかどうかだ。

答えがイエスであるところへ、われわれは進み出したい。答えがノーであるところでは、計画は終わってしまうだろう。公共のドルを扱うわれわれは、お金を賢く使い、悪習を改革し、真っ昼間に仕事をするとみなされるはずだ。なぜなら、それから初めて、われわれは人々と政府との間の美徳のある信用を取り戻すことができるからだ。
 市場(経済)が善か悪かも問題ではない。ただ現在の危機は監視がなければ市場は空回りすることを思い起こさせた。富裕層だけを優遇すれば国家は長く繁栄できない。米国経済の成功は、国内総生産(GDP)の規模ではなく、富の普及と意欲ある個人の機会を拡大する能力に依ってきた。慈悲によってではなく、それが共通の利益にとって最も確かな道であるからだ。
 われわれの共同防衛に関しても、安全と理想のどちらかを選択するというのは偽りだと拒絶する。われわれの建国の祖は想像を超える危機のなかで、法の支配と国民の権利を保障する憲章を起草した。憲章は何世代もの犠牲のうえによって拡充されてきた。これらの理念は今も世界を照らしており、われわれは自己都合で手放したりはしない最も繁栄している首都から私の父が生まれた小さな村まで、今日この日をみているすべての人々、政府に言いたい。米国には平和と尊厳のある未来を求めるどの国に対しても、どの男性、女性、子供に対しても友人であり、われわれがもう一度指導的立場に立つ用意があることを。

先人たちがファシズムや共産主義に対して、ミサイルや戦車だけでなく、強固な同盟と揺るぎない信念を持って対(たい)峙(じ)したことを思いだしてほしい。彼らは単独では自らを守れないことも、その力を好き勝手に使うのは許されないことも理解していた。慎重に使うことで力が増すということを知っていた。安全は正当な大義、模範を示す力、謙虚さや自制から生まれてくる。
 われわれはこの遺産を守る。これらの理念にもう一度導かれることで、さらなる努力や国家間の一層の協力や理解が求められる新たな脅威に立ち向かうことができる。われわれは責任ある形でイラクから撤退し、イラクをその国民に委ね、苦労しながらもアフガニスタンに平和を築く。昔からの友人やかつての敵とともに核の脅威を減らし、地球温暖化防止に努力する。
 われわれは自分たちの生き方について謝ることはしないし、それを守ることに躊躇(ちゆうちよ)はしない。テロを起こし、罪のない人々を殺して目的を達成しようとする人たちに告げよう。われわれの精神はより強く、打ち砕かれることはない。われわれはあなたがたを打ち破るだろう。
 われわれの受け継いだつぎはぎ細工の伝統は強さであり弱みではない。われわれはキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、そして無神論者の国だ。地球のあらゆる場所からもたらされた言語、文化で形作られている。
 南北戦争や人種隔離のつらい経験を経て、暗黒の時代からより団結するようになった。だからこそ、憎悪をいつの日か乗り越え、民族を隔てる線も消え、世界が小さくなるなかで共通する人間愛があらわれ、米国は平和の新時代を先導する役割を果たさなければならないと信じている。

イスラム世界に対し、相互の利益と相互の敬意に基づいた新たな道を模索する。紛争を引き起こし、自分の社会の問題の責任を西側に押しつける世界各地の指導者よ、国民はあなたが何を築けるかで判断するのであって、何を破壊するかで判断したりはしないことを知るべきだ。腐敗や欺瞞(ぎまん)、反対者への抑圧を通じて権力の座にしがみついてる者たちよ、あなたたちは歴史の誤った側にいる。もし握っているこぶしを開くなら、われわれは手を差し伸べる。
 貧しい国々の人たちには農場に作物が豊かに実り、浄水が流れ飢えた体に栄養を与え、飢えた人々が食べられるようにするために一緒に働くことを約束する。われわれと同じく富んでいる国には、国境の外で苦しんでいる人々に無関心でいることはもうできないと言いたい。世界は変わり、私たちもともに変わらなければならない。
 われわれの目の前に広がる道について考えるとき、今このときも、はるか遠くの砂漠や山岳地帯をパトロールしている勇敢な米国人がいることを感謝の念を持ちながら思いだす。アーリントン(国立墓地)に眠る英雄たちが時代を超えてささやくように、彼らの存在はわれわれになにかを語りかけてくる。われわれは彼らを誇りに思う。彼らが自由を守ってくれるからだけでなく、奉仕の精神を体現しているからだ。それは自身よりもより大きな意義あるものをみつけようとする意思である。世代を特徴づけるこのときに、われわれすべてが持たなければならない精神だ。

政府ができること、しなければならないことはあるが、最終的に米国が依って立つのは国民の信念と決意しかない。われわれが立ち向かう挑戦は新しいものかもしれない。われわれが立ち向かう手段も新しいかもしれない。しかし、われわれの成功は勤勉、誠実、勇気、公正、寛容、好奇心、忠誠と愛国心といった価値観にかかっている。これらは昔から変わらない真実だ。これらは歴史を通じて、進歩を遂げるための静かな力となってきた。求められているのはこれらの真実に立ち返ることだ。
 われわれが現在求められているのは、新たな責任の時代である。すべての米国人が自分自身と米国、世界に義務を負うことを認識し、嫌々ではなく喜んで引き受ける機会ととらえることだ。困難な任務にもてる力をささげること以上にわれわれの精神を満足させてくれるものはない。
 これこそ市民であることの値打ちであり約束であり、われわれの自信の源だ。未知の未来を形作るよう神が求めている知見だ。
 これが自由と信条の意義である。なぜ、あらゆる人種、宗教の老若男女がこの素晴らしいモールでの祝典に参加できるのか。なぜ60年足らず前ならば、地方の食堂で食事をすることすら許されなかったかもしれない父親を持つ1人の男が、最も神聖な宣誓を行うためにあなた方の前に立つことができるのだろうか。
 われわれがだれであり、どれほど長い旅をしてきたかを思い起こし、その記憶とともにこの日を祝おう。米国誕生のとき、厳寒のなかで愛国者の小さな一団は凍りついた川のほとりで、消えそうになるたき火のそばで身を寄せ合っていた。首都は放棄され、敵は進軍していた。雪は血で染められていた。革命の行方が最も疑問視されたとき、建国の祖はこの言葉を人々に読むよう命じた。
「冬のさなか、希望と美徳だけが生き延びたとき、共通の危機に脅かされながら、その難局に立ち向かう国家や都市が出現したと未来の世界で語られるようにしよう」
 米国よ。共通の脅威に直面し、苦難の冬のなかで、時代を超えたこれらの言葉を思いだそう。希望と美徳を持ってこの凍える流れに勇気をもって立ち向かい、どんな嵐にも耐えよう。そしてわれわれの子孫に語り継がれるようにしようではないか。試練のときに、われわれは旅を終わらせるのを拒み、ひるみもせず、後退することもなかったと。地平線をみつめ、神の恵みをいただきながら、自由という神からの偉大な贈り物を運び、未来の世代に無事手渡したと。
 ありがとう。神の祝福がみなさんにあらんことを。神の祝福が米国にあらんことを。(了)


2009年01月20日(火) 今日20日の打ち合わせ会のテーマ

1月20日スピーチの会の打ち合わせ会のテーマ
http://mixi.jp/view_event.pl?id=38082313&comm_id=695969

1、危険・危機情報 http://ameblo.jp/syougai3/
・危険  新型鳥インフルエンザ情報
・危機  米国発金融危機関連情報 

2、NPO法人生涯青春の会のページ http://ameblo.jp/syogai1/
会 報 ( 41 )   ・・・・1~41号を収録
米国発金融危機関連情報   (目次の配信)
新型鳥インフルエンザ情報  〈目次の配信〉
発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー   2~3日内に収録
高齢者情報資料室 ( 4 )     過去はミクシイ・新規はここに収録
日々の記録〈日記) ( 11 )   必要の都度の記述
癒しの森 ( 50 )  ・・・・№1~№1000までの収録
私のすきな言葉 ( 1 )    収録の完了。
地球・宇宙の神秘 〈エッセイと写真集) ( 1 ) ・・収録の完了
英夫の愛の日記 ( 5 ) ・・・収録完了。追って加筆の予定。

3、2009年1月 金融危機関連情報   http://ameblo.jp/syougai3/
省略
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2009年2月のイベント

1、第3グループの社会の情報を題材としたスピーチの会ご案内
*開催日 2月1日(日)13 :00受付開始 13:30開始 15:30終了
*会 場     燕市 勤労者総合福祉センターあおぞら (代) 0256-64-2483
         新潟県燕市大曲3015
http://mixi.jp/view_event.pl?id=38417999&comm_id=695969

2、第6回発芽玄米炊き方講習と健康セミナー
*会場・開催日等
*会 場   新潟市黒埼市民会館 3階調理室
       新潟市鳥原909番地1 TEL 025-377-1420
*開催日   2009年2月8日(日) 11:00~14:00
http://mixi.jp/view_event.pl?id=38081179&comm_id=695969

3、2月21日第2グループ脳いきいきスピーチの会
*開催、会場など
*開催日 2月21日〔土〕     13:30~15:00
*会場  新潟市市民活動支援センター〔西堀6番館ビル3階〕
   新潟市西堀前通り6番町894番1 TEL 025-224-5075
*参加費 1000円(資料代・懇親会茶菓代を含む)  *懇親会 15:00から同会場で。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=38080288&comm_id=695969

4、2月22日社会の情報を題材とするスピーチの会
1、会 場・開催日
・会 場      新潟市黒埼市民会館 3階調理室
・開催日      2月22日(日)   12:00~15:30
・参加費      1000円資料代を含む(発芽玄米ごはん試食会費用を含む)
2、当日のスケジール
・発芽玄米ごはんの炊き方講習   11:00~  希望者のみ参加
・発芽玄米ごはん試食会      12:00~  希望者のみ参加
・情報を題材とするスピーチの会  13:00~  
http://mixi.jp/view_event.pl?id=39008621&comm_id=695969
* 3月8日(日) 発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー〈黒崎〉
* 3月22日(日) 社会の情報を題材としたスピーチの会   〈黒崎〉



2009年01月19日(月) パンデミックの脅威

パンデミックの脅威編集する 2009年01月19日20:23 妻と映画「感染列島」を見て来る。作品の中で進んでいく感染被害の状況は、解説にあるとおり背筋の寒い思いをする。映画はハッピーエンドで終わっているが、新型鳥インフルエンザのパンデミックは、映画以上の内容になるような気がする。

                       管理人 いしだふたみ

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映画「感染列島」

広がるウイルス、見つからない治療法、その中でなすべきこととは?! ウイルスの恐怖を映したパニック大作!

 正月明け、市立病院に務める松岡剛の元に1人の急患が運ばれてきた。新型インフルエンザに類似する症状だがワクチンが通用せず、患者は死亡。やがて同僚の安藤医師や他の患者に感染が広がり、病院はパニックになってしまう。WHOのメディカルオフィサーで松岡の元恋人・小林栄子が事態の収拾と調査に乗り出し、松岡も彼女と共に戦うことを決意するが、感染は日本全国に広がってしまい……。

有効な治療法のないウイルス感染症が広まった日本をリアルにシミュレートしながら、ウイルスと戦う人々の姿を克明に描き出した作品。感染患者が多数搬送され修羅場と化した医療現場で、自らの体力と精神を削りながら治療を続ける医師たち。そして感染症にかかってしまった患者たち。彼らが必死になって“今、できること”を模索し、実行する姿には胸を打たれる。その中心にいて、苦しい事態の中で感情を揺さぶられる医師を妻夫木聡と檀れいが熱演。そんな心を動かす物語の一方、作品の中で進んでいく感染被害の状況には、背筋の寒い思いをするはず。パンデミックの脅威について、大きな警鐘を鳴らす作品だ

2009年01月18日(日) 高速 休日乗り放題「1000円」第2次補正予算成立後


 報 道
1、高速道路の通行料金、「休日1000円」などを発表 国交省
                2009年1月16日  日経
2、青森~鹿児島「2500円で可能」 高速値下げ正式発表
2009年1月16日19時22分
3、高速道路料金:首都高、休日500円--値下げ具体案 
毎日新聞 2009年1月16日 

この不況が良い意味で社会の様相を変える分野が出そうである。この典型が土日祝日の高速乗り放題1000円であろう。国土交通省は16日、高速道路の通行料金引き下げの概要を発表した。その概要は以下である。

1、大都市圏の高速道路を除き土日祝日は乗用車に限り片道通行料金を上限1000円とする
2、平日はトラックを含めた全車種、全時間帯の通行料金を3割引。
3、首都高速道路と阪神高速道路は乗用車のみ休日の通行料金を終日、  原則500円に引き下げる。
行きたいところが多い私の取ってはありがたいことで、休日は高速で出かけることしよう。

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1、高速道路の通行料金、「休日1000円」などを発表 国交省
                2009年1月16日  日経
 国土交通省は16日、高速道路の通行料金引き下げの概要を発表した。大都市圏の高速道路を除き土日祝日は乗用車に限り片道通行料金を上限1000円とするほか、平日はトラックを含めた全車種、全時間帯の通行料金を3割引きにする。首都高速道路と阪神高速道路は乗用車のみ休日の通行料金を終日、原則500円に引き下げる。自動料金収受システム(ETC)の利用者が対象で割引期間は2009年度から2年間の予定。
 08年度2次補正予算の追加経済対策による措置で必要経費は5000億円。本州四国連絡道路と東京湾アクアラインを通過すると別途1000円の追加料金がかかる。
 高速道路会社によれば割引制度を使うと土日祝日、例えば青森―鹿児島間の通行料金が片道3万9250円から2500円に下がる。 (14:43)

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2、青森~鹿児島「2500円で可能」 高速値下げ正式発表
2009年1月16日19時22分

 高速道路各社は16日、高速道路の値下げ案を発表した。青森―鹿児島の日本縦断が「2500円で可能」などと、格安の利用プランも併せて打ち出した。各社は、今回の値下げで交通量が5~15%増え、観光客の3割増を見込む。実施は値下げの原資5千億円を盛り込んだ第2次補正予算の成立後になる。
 現在、青森―鹿児島を車で走るには、東北道、磐越、北陸、名神、中国、山陽、九州道を通るコースで通常3万9250円(片道)の料金がかかる。大都市圏を除き、休日利用が1千円となるので、京阪神圏の高速料金1500円を含め、計2500円になる計算だ。割引率は93.6%。
 総距離は約2千キロで、1日での走破は難しいが、今回の割引は高速道に入る際か出る際のどちらかが休日なら、適用される。休日を含んだ日程なら、各社は「日本縦断できる」と説明する。
 割引は、自動料金収受システム(ETC)を付けた車両が対象。東京、京阪神の大都市を除き、普通車は休日どこまで行っても終日5割引きで上限1千円となる。
――――――――――――――――――――――――――――――
3、高速道路料金:首都高、休日500円--値下げ具体案
毎日新聞 2009年1月16日 東京勇敢
 高速道路各社は16日、国の第2次補正予算案に盛り込まれた高速道路料金引き下げの具体案を発表した。普通車以下を対象に、休日(土日祝日)に地方で距離にかかわらず料金を1000円とするのをはじめ、首都高速道路、阪神高速道路は休日に700円区間を500円に引き下げる(首都高の土曜は除く)。期間は10年度までで、国民から意見募集し、第2次補正予算成立後に実施する。
 当初1500円とすることを検討していた本州四国連絡高速道路の料金も、地元の要望を受け1000円に引き下げる。東京湾アクアラインも1000円。このほか、平日も地方で全車種を対象に割引率を3割以上にする。
 料金引き下げの対象はすべて自動料金収受システム(ETC)の搭載車。国土交通省はETCを普及させるため、購入者に助成を行う。【位川一郎】

2009年01月17日(土) ブログの整理を行なう。

1、NPO法人生涯青春の会のページ
http://ameblo.jp/syogai1/

ブログ NPO法人生涯青春の会のテーマ一 (1月16日現在)
会 報 ( 41 )   ・・・・1~41号を収録
米国発金融危機関連情報   (月別の目次・本文は危険・危機情報)
新型鳥インフルエンザ情報 〈№1~150までの目次・本文は危険・危機情報〉
発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー   2~3日内に収録
高齢者情報資料室 ( 4 )     過去はミクシイ・新規はここに収録
日々の記録〈日記) ( 11 )   必要の都度の記述
癒しの森 ( 50 )  ・・・・№1~№1000までの収録
私のすきな言葉 ( 1 )    収録の完了。
地球・宇宙の神秘 〈エッセイと写真集) ( 1 ) ・・収録の完了
英夫の愛の日記 ( 5 ) ・・・収録完了。追って加筆の予定。
ヘルシーライフ ( 3 ) ・・・発芽玄米ごはんの基礎資料
高齢者情報     ・・・ミクシイに記録・記述情報は追ってここに掲載
高齢者情報資料室 ( 4 )   ミクシイに収録・新規はここに収録
生涯青春の会・定款 ( 1 ) ・・ここに収録

2、危険・危機情報
http://ameblo.jp/syougai3/
新型鳥インフルエンザ情報目次
新型鳥インフルエンザ情報・・・・・・・危険情報
米国発金融危機関連情報目次〈整理中〉
米国発金融危機関連情報 ・・・・・・・危機情報


2009年01月16日(金) 中央大事件 倒れた教授を執拗に刺す

1月16日 中央大事件 倒れた教授を執拗に刺す
報道
1、複数の傷 内臓まで 中大教授刺殺 犯人に確定的殺意
                  2009年1月16日 東京新聞
2、中央大事件 抵抗し倒れた教授を執拗に刺す、背中に傷集中  
                  2009.1.16 11:58  産経新聞
3、中大教授刺殺:教授の行動を把握 待ち伏せ、周到に準備か
                   毎日新聞 2009年1月16日

 ショックな事件である。犯人の確定的な殺意を恐ろしい。
背中に多数の傷が集中していることから、捜査本部は、倒れた高窪さんを犯人が執拗(しつよう)に刺し続けたという。殺害された高窪統(はじめ)教授(45)は、背中を刺されている最中はまだ意識があったと思う。冥福を祈るのみである。大学の教授は学生の立場からみれば権力者でもある。類似事件が起こる危険があると思う、

 大学側はキャンパス開放か防犯かに苦悩することになる。中央大理工学部は高窪統教授が刺殺された事件を受け、同大はこれまで自由だった現場の後楽園キャンパスへの立ち入りに、身分証の提示を求めるなど制限を設けた。防犯と開かれたキャンパスの両立は、各大学の難題になりそうだ。


―――――――――――――――――――――――――――――――
1、複数の傷 内臓まで 中大教授刺殺 犯人に確定的殺意
                  2009年1月16日 東京新聞

東京都文京区の中央大構内のトイレで、理工学部の高窪統(はじめ)教授(45)が刺殺された事件で、内臓に達する深い傷が胸付近に複数あり、致命傷になったことが警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は犯人に確定的な殺意があったとみて、高窪さんの周辺に恨みを持つ人物がいないかなど慎重に調べている。
 捜査本部によると司法解剖の結果、高窪さんの死因は胸を刺されたことによる内臓損傷に伴う失血死だった。胸のほか腹や背中に多数あった刺し傷のうち数カ所の傷も、内臓に達していたという。
 また、現場となったトイレの洗面台から血液反応が確認されていないことも新たに判明。捜査本部は犯人が犯行後、手などを洗わずに高窪さんの返り血を浴びたまま逃走した可能性があるとして、キャンパス内の捜索や目撃者捜しに全力を挙げている。
 これまでの調べで、大学構内の一号館四階では、現場のトイレから内階段へ続く廊下と一階までの内階段などで、微量の血痕が見つかっている。捜査本部は、犯人の靴についた血液の可能性もあるとみて、鑑定を急ぐとともに逃走経路を調べている。
 捜査本部によると、現場付近で目撃された不審な男は、年齢二十-四十歳で身長約一メートル七〇-七五。黒いロングコートと黒いニット帽をかぶり眼鏡をかけていたという。
正門に献花台 後輩「悔しい」
 中央大学理工学部の後楽園キャンパス正門には十五日、献花台が設けられた。高窪統教授の死を悼む学生や友人、大学教職員らが訪れ、献花台に花束を置き、冥福を祈った。
 高窪教授の出身大学である上智大学の二年後輩で、同じテニスサークルに所属していた男性会社員(43)はこの日午後三時すぎ、献花に訪れた。
 会社員は「高窪さんはさわやかでスマート。非の打ちどころのないかっこいい先輩だった。誰かに恨まれるような人ではない」と振り返り、「献花した時、『安らかにお休みください。警察がきっと犯人を捕まえてくれます』と話しかけました。とにかく悔しい」と声を落とした。
開放か防犯か キャンパス対策 大学苦悩
 中央大理工学部の高窪統教授が刺殺された事件を受け、同大はこれまで自由だった現場の後楽園キャンパスへの立ち入りに、身分証の提示を求めるなど制限を設けた。同キャンパス周辺は、多くの大学が集まる文教地区。防犯と開かれたキャンパスの両立は、各大学の難題になりそうだ。
 事件を受けて対策本部長に就いた田口東理工学部長は「キャンパスは開かれているところで出入りの自由は保障されないといけないが、安全を確保する責任もある。どうバランスをとればいいのか、心悩ませた」と、苦しい胸の内を語った。
 近くに駿河台キャンパスがある明治大も、警備員による建物出入り口での立番を実施したり、警備員の巡回を強化したりする対応を取った。だが、担当者は「学外者の立ち入りまで制限するのは好ましくない」とする。
 近くに市ケ谷キャンパスがある法政大は「大学は開かれ、出入りは自由。事件の背景がまだ見えていないが、セキュリティー上、本学にも該当する状況が判明すれば、対応を考えたい」の立場。本郷キャンパスが近い東京大も「規模も大きいし、門の数も十カ所以上。(敷地内の)病院には一般の人が多く訪れ、バスやタクシーも構内に乗り入れている。完全に閉じるのは難しい」という。
 一方、お茶の水女子大(文京区)は、入構の際に身分証の提示を求めている。学外者は、受付簿に氏名を記入、名札を受け取って入る。構内に付属小、中学校などもあり、二〇〇一年に起きた大阪・池田小の児童殺傷事件後、こうした対応をとっているという。広報担当者は「見学の要望は受け付けており、キャンパスを閉ざしているわけではない」としている。
 法学者の渥美東洋中央大名誉教授は「大学は、警備に頼るだけでなく、教職員と学生、学生同士、あるいは大学と地域との交流を重ね、連帯することで、危険を見極める眼力を養うことが必要ではないか」と話した。

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2、中央大事件】抵抗し倒れた教授を執拗に刺す、背中に傷集中  
2009.1.16 11:58  産経新聞
 東京都文京区の中央大学後楽園キャンパスで同大理工学部教授の高窪統(はじめ)さん(45)が刺殺された事件で、高窪さんに背中から心臓に達する刺し傷があったことが16日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。背中に多数の傷が集中していることから、捜査本部は、倒れた高窪さんを犯人が執拗(しつよう)に刺し続けたとみて、トラブルがなかったか調べている。
 高窪さんは1号館4階の男子トイレ内で背中を中心に多数の傷があり、うつぶせに倒れていた。心臓、肺に達する深い傷があり、大動脈も切れていた。ほかにも手の親指と人さし指の間に傷があり、襲撃を防ごうとして刃を握った際に受けたとみられる。
 犯人は確定的な殺意を持って高窪さんを襲撃したとみられるが、高窪さんの妻は捜査本部に「トラブルは思い当たらない」などと話しているという。
 また、トイレの洗面台には血を洗い流したような形跡がなかったという。血痕がトイレから中央階段に続き、連続して1階警備員室付近まで達しており、捜査本部は犯人が相当な返り血を浴びて逃走したとみて、大学周辺の聞き込み捜査を続けている。
 遺体発見直前に現場トイレ前で目撃された男は、20~40歳で身長170~175センチ、黒っぽいニット帽に黒のコート、眼鏡姿で、中央階段に向かったとみられる。大学から北西に約200メートル離れたコンビニエンスストアの防犯カメラには、黒い服の人物が、店の外を大学から池袋方向に歩いていく姿が写っていた。
 一方、捜査本部は、東京メトロ後楽園駅の改札内の男子トイレで大便器に付着した
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3、中大教授刺殺:教授の行動を把握 待ち伏せ、周到に準備か
毎日新聞 2009年1月16日 東京朝刊
 東京都文京区の中央大後楽園キャンパスのトイレで14日、理工学部教授の高窪統(はじめ)さん(45)が刺殺された事件で、犯人が高窪さんの講義日程など日ごろの行動を把握していた可能性があることが分かった。高窪さんは研究室に出勤した直後の約10~15分の間に襲われており、警視庁富坂署捜査本部は犯人が廊下などで待ち伏せするなど周到に襲撃を準備していた疑いがあるとみて捜査を進めている。【佐々木洋、古関俊樹、神澤龍二】
 大学によると、高窪さんは火、水、木曜の週3回計7コマの講義を担当。14日は2~4限の3コマがあり、2限目の「半導体デバイス」の講義が始まる約15分前の午前10時25分ごろ、研究室のある1号館4階のトイレ内で背中などから血を流して倒れているのが見つかった。
 捜査本部などによると、14日の事件当日、高窪さんは午前9時過ぎに世田谷区の自宅を出発。電車を利用して10時ごろ大学に到着した。1階の警備室で研究室の鍵を受け取り、4階の研究室に向かったとみられる。同10~15分ごろに学生が廊下で鍵を手にした高窪さんとすれ違っていることから、その後、研究室からトイレに行き襲われた可能性が高い。
 大学によると、高窪さんは講義前に必ず研究室に立ち寄っていたという。10時40分からの2限目の講義場所は5号館で、1号館からはいったん建物の外に出る必要がある。早めに研究室を出る必要があったが、襲撃はそのわずかな時間に行われていた。1号館には防犯カメラはなく、人けも少ないという。
 こうした状況から捜査本部は、犯人が高窪さんの行動パターンを事前に調べ、1号館内で待ち伏せして講義直前を襲った疑いがあるとみている。
 捜査本部によると、現場検証の結果、トイレの外の廊下から1階に下りる中央の階段に連続して微量の血痕が残っていた。血痕は1階の警備室付近で途切れていたという。








2009年01月15日(木)  不況の対応の一例 マツダ

報 道
1、マツダ:正社員1万人の基本給を減額に
毎日新聞 2009年1月15日 
2、マツダも正社員賃金を2割程度カット 工場夜間停止で
2009年1月14日11時24分  朝日

 各企業は大不況時の対応に連日の会議を開いていることだろう。この対応如何が未来の興亡を決めると思う。それだけに各企業は対応策の決定に当たっては、苦渋に満ちた選択をすることだろう。

マツダが正社員1万人の基本給を減額するという。生産現場で働く正社員1万人の賃金をカットする。工場の夜間操業休止で労働時間が実質的に半減したことに伴うもので、具体的な減額幅は公表していないが、休日分の基本給を約2割程度削減するという。この程度のことなら、わざわざマスコミに公表するまでもないと思う。

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1、マツダ:正社員1万人の基本給を減額に
毎日新聞 2009年1月15日 
 マツダは、工場の夜間操業停止により従業員の実質的な労働時間が半減したことから、国内2工場で働く正社員約1万人の基本給を減額する。減額幅は公表していないが、休日分の2割程度を削減するとみられる。
 マツダは今月、本社工場(広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)の夜間操業を止めている。2工場の正社員は週替わりで昼勤務と夜勤務についているが、夜間の操業停止で実質的に1週間ごとに休みが発生する。このため、社内規定に基づき、賃金を一部カットすることで労使が合意したという。2月以降は、新車の販売状況をみて判断するという。
 マツダは09年3月までに、14万8000台以上の規模で減産する予定。
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マツダも正社員賃金を2割程度カット 工場夜間停止で
2009年1月14日11時24分  朝日
 世界的な販売減で大幅減産に踏み切ったマツダは、生産現場で働く正社員1万人の賃金をカットする。工場の夜間操業休止で労働時間が実質的に半減したことに伴うもので、具体的な減額幅は公表していないが、休日分の基本給を約2割程度削減するとみられる。
 マツダは昨年10月以降、08年度の生産台数を14万8千台以上の規模で減産することを打ち出している。このため、1月いっぱいは本社工場(広島市・広島県府中町)と防府工場(山口県防府市)の夜間操業は休止している。工場の正社員は交代制で昼間と夜間の勤務に就いており、1月は「1週間働いて1週間休みの状態になる」(広報)ことから、12月に労使間で、休日分については社内規定に基づいて減額することで合意したという。
 2月以降の夜間操業を実施するかどうかは未定。マツダは非正規社員については、1月末までに契約期間が切れる派遣社員計約1500人の契約更新を見送っている。




2009年01月14日(水)  不況のスパイラル

報道
1、12月の街角景気、3カ月連続で過去最低更新 個人消費など低迷
                    2009年1月14日  日経
2、街角景況感、1ポイント下落 3カ月連続、過去最低更新 
                   毎日新聞 2009年1月14日 
3、街角景気3カ月連続で最悪更新 12月、初の指数20割れ
                   2009.1.13 18:05 産経新聞

・九州の百貨店は「販売数量は前年比20%以上の減少
・正社員の希望退職を募集する動きもある
・景気悪化で住宅ローン審査が厳しくなり、契約に結びつかない
・離職・転勤による建築計画の中止が出ている
・大企業の忘年会が減り打撃」(南関東の都市型ホテル)
・輸出産業を中心に契約途中での終了要請が多発(東北の人材派遣会社)
・ハローワークで募集中の求人凍結が急増(北関東の民間職業紹介機関)

このような情報が飛び交っているのだから、消費が落ちる------消費が落ちれば更に雇用のカットが進む---------更に消費が落ちるという不況スパイラルに突入している。
 
内閣府が13日発表した2008年12月の景気ウオッチャー調査によると、景気の実感を示す「街角景気」の現状判断指数は15.9となり、調査を始めた00年1月以来の過去最低を更新した。金融危機後に企業が踏み切った急激な減産と雇用調整が、個人消費の一段の冷え込みさせている現象で、不況の影響が連鎖的に広がっているのだ。このような危機的な経済情勢であるのに、日本政府の対応はほとんど無しに等しいことに驚きを禁じえない。



2009年01月13日(火)  08年の倒産件数は5年ぶり1万5000件超え

 報道
1、企業倒産:11%増1万5646件…5年ぶり高水準
                   毎日新聞 2009年1月13日 20時54分
2、08年企業倒産数、5年ぶり高水準 上場企業は戦後最多
                    2009年1月13日19時19分 朝日
3、12月の倒産件数は13.6%増の1147件、運輸業大幅増
                    2009年01月13日 帝国データバンク
4、08年の倒産件数は5年ぶり1万5000件超え=商工リサーチ
                    2009年 01月 13日 13:43 JST

 数年ぶりに企業倒産のことを書く。私が現役のころは、年間の倒産が1万件を越えると多いとの印象であったが、今は1万5000件である。2008年の倒産で特記すべきことは上場企業の33件の倒産で戦後最多となった。

主な大型倒産は9月の
・リーマン・ブラザーズ証券(負債総額4兆6957億円、関連3社含む)
・大和生命保険(同2695億円)
アーバンコーポレイション(同2558億円、不動産)など。

新聞報道が少ないが、倒産企業の従業員数は合計で15万2574人と前年より24.6%も増えているのである。勤労者は常に自己研鑽をして社会の変化に何時でも対応できる力を付けたいものである。

 
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1、企業倒産:11%増1万5646件…5年ぶり高水準
毎日新聞 2009年1月13日 20時54分
東京商工リサーチが13日発表した08年の全国企業倒産状況(負債1000万円以上)によると、年間倒産件数は前年比11.0%増の1万5646件となり、03年以来5年ぶりの高水準だった。負債総額も2.1倍の12兆2919億円と02年以来6年ぶりの高水準で戦後では7番目の規模。金融危機と景気後退が深刻化した年後半に大型倒産が急増した。
 上場企業の倒産は33件と02年(29件)を上回り、戦後最多だった。主な大型倒産は9月のリーマン・ブラザーズ証券(負債総額4兆6957億円、関連3社含む)▽10月の大和生命保険(同2695億円)▽8月のアーバンコーポレイション(同2558億円、不動産)など。
 業種別の倒産件数では建設業が11.1%増の4467件と最多。次いで飲食業などのサービス業が7.2%増の2911件、製造業が15.7%増の2341件。原因別では「販売不振」が1万196件と全体の約3分の2を占めた。
 倒産企業の従業員数は合計で15万2574人と前年より24.6%増え、5年ぶりの高水準だった。東京商工リサーチは「09年も景気情勢は厳しく、倒産件数は08年並みになる」と予想している。
 08年12月の倒産件数は前年同月比24.1%増の1362件。負債総額は43.3%増の6326億6800万円だった。【大場伸也】
【関連記事】
東新住建:再生法申請 負債総額は431億円
倒産:東海3県で1061件 2年連続増 民間信用調査
米穀卸販売:「江坂商店」民事再生法の適用申請
あいであ・らいふ:「男の隠れ家」の出版社が自己破産
自己破産:「男の隠れ家」出版社が申請
毎日新聞 2009年1月13日 20時54分
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2、08年企業倒産数、5年ぶり高水準 上場企業は戦後最多
2009年1月13日19時19分 朝日
 民間調査会社の東京商工リサーチは13日、08年の企業倒産概況を発表した。負債総額1千万円以上の企業倒産件数は前年比11.0%増の1万5646件で、03年以来5年ぶりの高水準だった。金融危機に伴う大型倒産が多く、上場企業の倒産件数は戦後最多の33件に達した。全体の負債額は前年の2倍以上の12兆2919億円となり、戦後7番目の規模となった。
 世界的な金融危機が深刻化した9月以降、大型倒産が増えた。国内2番目の大型倒産となった米証券大手リーマン・ブラザーズの日本法人と関連3社の負債額は計4兆6957億円に達し、全体の38%を占めた。また、10月に破綻(はたん)した大和生命保険の負債額も2695億円で全体の負債額を押し上げた。
 業種別には全10業種のうち建設業が4467件で最多。増加幅では金融・保険業が前年比50.7%増、運輸業が39.5%増、情報通信業が24.5%増と続いた。
 倒産の主因は「販売不振」が65%を占めた。増加幅では「運転資金の欠乏」(前年比33.7%増)、「他社倒産の余波」(同19.7%増)が上位を占め、不況型倒産の色彩が濃くなっている。東京商工リサーチは「今年の倒産件数は昨年を上回る可能性がある」としている。

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3、12月の倒産件数は13.6%増の1147件、運輸業大幅増
2009年01月13日 帝国データバンク

帝国データバンクは1月13日、2008年12月の企業倒産集計を発表した。それによると、倒産件数は1147件(前年比13.6%増、前年同月比28.7%増)で、負債総額は5967億7400万円(前年比10.3%増、前年同月比44.7%増)と。集計基準変更の2005年4月以降では、2008年10月の1231件に次ぐ悪化となった。
業種別動向では、7業種中運輸・通信業(52件・前年同月比73.3%増)が大幅増を記録。卸売業(192件、58.7%増)も激増した。一方、小売業(183件)は前年同月を下回った。卸売は化粧品や衣料品、貴金属品などの中小業者が目立ったほか、運輸・通信業は52件すべてが運輸業で貨物運送業者が大半を占めた。
12月の主要動向としては、販売不振、売掛金回収難などの「不況型倒産」が879件(前月比9.6%増、前年同月比24.7%増)の増加となった。全件数中の構成比は76.6%。このほか、業種別動向では小売、サービスなどの内需関連業種の増加が見られ、原料高の影響を受けた運送業者の倒産も目立った。今後は、裾野の広い自動車関連業種の不振が懸念されるという。

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4、08年の倒産件数は5年ぶり1万5000件超え=商工リサーチ
2009年 01月 13日 13:43 JST

 [東京 13日 ロイター] 東京商工リサーチは13日、2008年の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)が前年比11.0%増の1万5646件、負債総額は同2.1倍の12兆2919億円に上ったと発表した。
 倒産件数は3年連続で前年水準を上回り、2003年以来5年ぶりに1万5000件を上回った。また、上場企業の倒産(上場廃止後の倒産除く)は33件発生し、1952年の調査開始以来最多となった。
 08年以前に上場企業の倒産が最も多かったのは2002年の29件。33件のうち不動産関連(16件)と建設関連(9件)が計25件となり全体の75%を占めた。商工リサーチでは「倒産が中小零細企業から中堅企業に及んできている」と指摘している。
 昨年の倒産負債総額は調査開始以来7番目の規模で、03年以来5年ぶりに10兆円を上回った。昨年9月に民事再生法の適用を申請したリーマン・ブラザーズ証券(米リーマン・ブラザーズ(LEHMQ.PK: 株価, 企業情報, レポート) の日本法人)と関連3社の負債合計が4兆6957億円と、負債総額全体の38%を占めた。また、負債総額100億円以上の大型倒産が前年比71.4%増の108件と多発した。
 併せて発表した08年12月の倒産件数は前年同月比24.1%増の1362件、負債総額は同43.3%増の6326億6800万円だった。政府が10月末に開始した中小企業向けの緊急保証制度の効果が注目されたが、倒産件数は12月としては02年以来6年ぶりに1300件を上回った。
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2009年01月12日(月)  新型鳥インフルエンザ情報編

 ameba.で「NPO法人生涯青春の会」と「危険・危機情報」のブログを作りました。3つのページを運営することがかなり困難であることが分かりました。大変恐縮でありますが、「新型鳥インフルエンザ情報」をamebloの「NPO法人生涯青春の会」に移動させていただきますので宜しくお願い致します。


NPO法人生涯青春の会
http://ameblo.jp/syogai1/

今後はこのページのブログ一覧でご覧いただければ幸いです。
まだ、整理の段階ですが「NPO法人 生涯青春の会」のブログテーマは次の通りです。

1、日々の記録〈日記) ( 11 )


2、会 報 ( 41 )   ・・・・1号から41語までの収録。今後追加あり。


3、癒しの森 ( 50 )  ・・・・過去の記述の収録新規加筆計画あり


4、コミュニケーション・・・・・日々の映像と癒しの森に記述した約1  50題の短文エッセイをここで収録いたします。


5、私のすきな言葉 ( 1 )    収録の完了。追って加筆の予定。


6、地球・宇宙の神秘 〈エッセイと写真集) ( 1 ) ・・収録の完了


7、英夫の愛の日記 ( 5 ) ・・・収録完了。追って加筆の予定。


8、金融危機関連情報   ・・・危険危機情報で配信中。


   おって、このブログテーマ一に移動します。


9、新型鳥インフルエンザ情報・・・・・・危険危機情報で配信中


   おって、このブログテーマ一に移動します。


10、ヘルシーライフ ( 3 ) ・・・主に発芽玄米ごはんの炊き方講習と   
   セミナー情報を集録します


11、高齢者情報・・・・・・・・過去の主要情報の集録・・・目次のみ


12、高齢者情報資料室・・・・過去の主要情報の集録・・・目次のみ


13、生涯青春の会・定款 ( 1 )




2009年01月10日(土)  ameblo の「NPO法人生涯青春の会」

ameblo に11月20日に「危険・危機情報」をスタートさせ、12月15日の「NPO法人生涯青春の会」を作りました。1日のアクセツは生涯青春の会が400前後「危険・危機情報」150前後で2つを合わせて550前後になっています。中心は「NPO法人生涯青春の会」になります。
http://ameblo.jp/syogai1/

 ミクシイと2つのプログを運営することはややこしいので、以下の通り「米国発 金融危機関連情報」と「新型鳥インフルエンザ情報」を「NPO法人生涯青春の会」のブログテーマ一にすることにしました。この切り替えは、しばらく時間を置いてからにします。ここでは計画を含むブログテーマ一をご紹介します。

1、日々の記録〈日記) ( 11 )
2、会 報 ( 41 )   ・・・1号から41語までの収録。今後追加あり。
3、癒しの森 ( 50 )  ・・・過去の記述の収録
4、新・癒しの森 ( 0 ) ・・ 今後の記述計画
5、コミュニケーション・・・日々の映像と癒しの森に記述した約150題の短文エッセイをここで収録いたします。
6、私のすきな言葉 ( 1 )    収録の完了。追って加筆の予定。
7、地球・宇宙の神秘 〈エッセイと写真集) ( 1 ) ・・収録の完了
8、英夫の愛の日記 ( 5 ) ・・・収録完了。追って加筆の予定。
9、米国発 金融危機関連情報   ・・・危険危機情報で配信中。
http://ameblo.jp/syougai3/
おって、このブログテーマ一に移動します。
10、新型鳥インフルエンザ情報・・・・・・危険危機情報で配信中
http://ameblo.jp/syougai3/
おって、このブログテーマ一に移動します。
11、ヘルシーライフ ( 3 ) ・・・主に発芽玄米ごはんの炊き方講習とセミナー情報を集録します
12、高齢者情報・・・・・・・・過去の主要情報の集録・・・目次のみ
13、高齢者情報資料室・・・・過去の主要情報の集録・・・目次のみ
14、生涯青春の会・定款 ( 1 )



2009年01月09日(金)  ameblo の「NPO法人生涯青春の会」のページの整理

今日もameblo の生涯青春の会に以下の追加を行なう
http://ameblo.jp/syogai1/
ブログ テーマ一
会 報 ( 41 )
日々の記録〈日記) ( 10 )
癒しの森 ・・・2005年6月〈№660 〉~2005年7月〈№721 〉を入力す
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危険・危機情報
http://ameblo.jp/syougai3/
・危険 新型鳥インフルエンザ情報
149、中国、鳥インフルエンザ警報を発令
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10190077967.html

・危機 米国発 金融危機関連情報
№112 雇用調査:企業の26%が従業員削減
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10190072148.html

ameblo の「NPO法人生涯青春の会」の日記から

2009年01月08日(木)  第5回健康セミナー資料

 1月11日黒埼市民会館で「発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー」を開きます。以下は健康セミナーの配布資料です。1ページは全員に配布、2ページ以降は希望者に配布します。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37723118&comm_id=695969

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     第5回健康セミナー資料
                        2009年1月11日
1、健康セミナーのテーマ
*認知症になるな!〈ボケ老人になるな!〉
* がんになるな!(がん回避法を学ぼう)
2、セミナーの参考資料
・会報 癒しの森
http://ameblo.jp/syogai1/
・「抗ガン剤で殺される」 船瀬俊介著 共栄書房
・「『薬をやめる』と病気は治る」 安保徹著 マキノ出版
・「ガンは自分で治せる」 安保徹著 マキノ出版
・「免疫革命」         安保徹著 講談社
・「 ジェイソン・ウィンターズ・ストーリー」ジェイソン・ウィンターズ著 
・「発毛・ミネラル検査のすすめ」 大森隆史著 株コスモトゥーワン
・「NPO法人ガンの患者学研究所」  http://www.naotta.net/index.html
神奈川県から認証された非営利の団体です。一切の宗教、政治、商業主義とは関係ない団体。

3、高齢化社会の認識に関する資料
 高齢化率40%以上の自治体、2035年には4割超す  朝日新聞

4、認知症になるな!の参考
〈1〉2005年07月04日(月)  頭を使って声を出すこと
・少しだけ 頭をひねって スピーチを 脳がいきいき 新たな日々が
(2)2005年07月07日(木)  今後のスピーチの会の運営について
・新鮮な 知識に基づく 動なくば 脳の退化は 日々避けられず
(3)2005年07月11日(月)  吉永小百合さんの原爆詩朗読
・人として 働きかけて 生きること これが無ければ 脳がボケ行く
〈4〉2005年07月24日(日)  手作りの生涯青春の会(2)
・今日もまた 呆けになるなと 呼びかける 対話の旅路の 疲れ爽やか
(5)2005年07月25日(月)  感動する心(豊かな感性)
  ・感性の 豊かな人の 振る舞いを 身近に感じて 心豊かに
(6) 2005年07月27日(水)  第2回スピーチの会
  ・手と口を 動かすことで 生き生きと 脳がまわって ボケなど無縁

5、ガンに関する参考資料(書籍の紹介)
 安保徹著 『ガンは自分で治せる』の紹介
 「 ジェイソン・ウィンターズ・ストーリー」ジェイソン・ウィンターズ著 

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1、健康セミナーのテーマ
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2、セミナーの参考資料

・会報 癒しの森
  http://ameblo.jp/syogai1/
・「抗ガン剤で殺される」 船瀬俊介著 共栄書房
・「『薬をやめる』と病気は治る」 安保徹著 マキノ出版
・「ガンは自分で治せる」 安保徹著 マキノ出版
・「免疫革命」         安保徹著 講談社
・「 ジェイソン・ウィンターズ・ストーリー」ジェイソン・ウィンターズ著 
・「発毛・ミネラル検査のすすめ」 大森隆史著 株コスモトゥーワン
・「NPO法人ガンの患者学研究所」  http://www.naotta.net/index.html
神奈川県から認証された非営利の団体です。一切の宗教、政治、商業主義とは関係ない団体。

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3、高齢化社会の認識に関する資料
高齢化率40%以上の自治体、2035年には4割超す
2008年12月25日10時17分  朝日新聞
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=38648253&comm_id=2437079

 国立社会保障・人口問題研究所は、市区町村別の将来推計人口を発表した。全国の高齢化率(65歳以上の割合)は現在21.5%だが、その約2倍にあたる40%以上の自治体が2035年には全体の4割を超える。首都圏とその近郊を除きほとんどの自治体で人口減が続き、高齢化が進むという。
 05年の国勢調査結果をもとに世代別の出生・死亡、人口の流入・流出などに関する最近の傾向を当てはめ、35年までの状況を推計した。対象は12月1日現在の1805市区町村。
 高齢化率が40%以上の自治体の割合は、05年は2.8%だが、35年には41.7%に跳ね上がる。最高は05年の群馬県南牧村53.4%から35年は同県神流町70.2%に、最低は東京都小笠原村の8.5%から福岡県粕屋町などの22.4%に上昇する。
 75歳以上が25%以上を占める自治体も1.1%から50.1%へと急増が見込まれる。
 人口減少の自治体は、00~05年は69.0%で、30~35年には97.9%にのぼる。05年から35年までの減少率が大きい順に(1)南牧村68.3%(2)神流町66.4%(3)高知県大豊町66.0%。人口の増加率では(1)富山県舟橋村43.4%(2)愛知県三好町33.6%(3)宮城県富谷町32.7%となっている。
 市区町村ごとの推計結果は、同研究所のホームページ(http://www.ipss.go.jp/)で見られる。

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4、認知症になるな!の参考

〈1〉2005年07月04日(月)  頭を使って声を出すこと
                             癒しの森694                                         
 今週の土曜日(9日)に生涯青春の会(スピーチの会)を開く。あと2人との打ち合わせを行ない今回は16人の人がスピーチに登場する。企画者としてはなんともうれしい壮観な眺めである。16人の人達は何を話すか、いまごろ真剣に取り組んでいることだろう。「少々頭を使って話の構成をまとめて、スピーチする(声を出す)」この習慣を身に付ける人は、認知症になることは絶対にないと確信している。ただ一言補足させていただくと、昔の記憶がベースとなった話は、本人の脳はたいした回転をしないのである。新しい情報に基づいて「少々頭を使って話の構成をまとめる」これがポイントだと思っている。
 
 堅い話は横に置こう。スポニチに加藤登紀子(61)さんの歌手活動40周年記念ツアーのことが報道されていた。加藤登紀子さんは元気いっぱいの歌声で「百万本のバラ」など熱唱している。コメントが印象に残った。「(30曲を歌っても)しんどくない。これから新たな人生が始まるような気分で、さらに40年歌えそう。歌うことが一番の健康の秘けつ」と笑顔で話している。兎も角、なんらかなことで「声を出す」 習慣を・・・
 
 ・少しだけ 頭をひねって スピーチを 脳がいきいき 新たな
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(2)2005年07月07日(木)  今後のスピーチの会の運営について
                            癒しの森697                               
 今日はアルビレックス新潟とブェッセル神戸の試合観戦のことを書く予定であった。しかし、9日に開く生涯青春の会(スピーチの会)の準備があって、パソコンに向かったのは24時であった。よってこのことは後日に送って、9日の私のスピーチの目次を記述させていただき癒しの森のエッセイに変えさせて頂く。
7月9日スピーチの骨子
1、スピーチの会を開く目的
 新鮮な情報に基づく動(話す・書く)がなければ脳は退化(ボケる)する。
2、スピーチの共通の題材
 ①会報 ②エッセイ「癒しの森」の700題 ③日々の映像約2000題
3、スピーチの形態
 ・エッセイを朗読してコメントを加える
 ・エッセイのテーマをベースとしてのスピーチ
4、スピーチの会の開催回数について
 ・支援センターでの開催(午後1時30分~)
 ・スピーチに参加する人が1ヵ月60名を超える段階になった時点で毎週  水曜日(月4回)に開催する。
 ・新潟ユニゾンプラザ1F(ア テンポ)での開催(午後6時30分~)
 ・スピーチの参加する人が1ヵ月50名を超える段階になった時点で毎週  金曜 日(月4回)に開催する。
  
  ・新鮮な 知識に基づく 動なくば 脳の退化は 日々避けられず
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(3)2005年07月11日(月)  吉永小百合さんの原爆詩朗読
                         癒しの森701                                 
 今日は名刺「人間性向上アドバイザー・癒し研究家」との肩書きを持っているM氏と懇談する。同氏は長く福祉関係の仕事に携わってきて数ヶ月前に現役を退いている。M氏は「癒し研究家」私は「癒しの森」のエッセイを書いている。説明するまでも無く共通の話題が多くあるのだ。今日は他に用があり、小1時間の懇談で終わりとしたが、追って時間をかけて懇談することにした。
 
 私がM氏に話をした一つは「社会の傍観者に対する批判」であった。少々の財産を持ち、十分な年金を貰っている年金生活者の中で、社会に対して何の働きかけもしない傍観者の存在がある。大学教授を退官して家に閉じこもっている人、行政の高官で退官後地域に溶け込まず孤立している人・・・大半が社会のために何もしない傍観者である。この様な生き方の人の未来には、「ボケ老人の道標」が立っているように思う。勝手に閉じこもっているが良い。
 
 スポニチに女優の吉永小百合(60)が、被爆者約100人を前に原爆詩10編を朗読し、涙を浮かべ聞き入るお年寄りの姿のことが報道されていた。ポイントは吉永さんのコメントである。「もっと日本人全員が原爆の恐ろしさを声に出し、あきらめずに訴えていかなければいけない」と挨拶している。日本人全員に原爆の恐ろしさを理解するよう「働きかけている」のだ。社会が少しでも良くなるよう「働きかける」ことのない傍観者の未来は、頭脳を使うことが無いのでボケ老人コースが残っているのみだ。
  
人として 働きかけて 生きること これが無ければ 脳がボケ行く
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〈4〉2005年07月24日(日)  手作りの生涯青春の会(2)
                           癒しの森714                                 
          
 今日も4時間あまり妻と7月27日に開く生涯青春の会への参加を呼びかける活動をした。この時間で10軒の訪問であるから、2~3軒を除いては駆け足の参加の呼びかけである。その中に1軒は20年余り前に交流のあったAさんのお宅であった。今はご長男と78歳になる母との2人暮らしである。母は健康そうであるが、明らかに認知症なのである。長男の話によると現在は介護1の判定であるがまもなく2の判定になると思うと話していた。
 まだらボケなのである。われわれ夫婦のことはハッキリと記憶しており歓迎して迎えてくれた。帰りも車が見えなくなるまで玄関前に立って送ってくれた。この面では正常の人と何ら変わりないのである。しかし、長男の話によると20年前に亡くなった夫のことを「まだ帰っていない」というとか1時間に散歩に連れて行ったことがまったく記憶にないという。生涯青春の会のキャッチフレーズは「呆け老人になるな!」である。ご長男は刺激があったほうが良いので、27日のスピーチの会は2人で参加されるという。この婦人の痴呆がこれ以上進行しないように何かと協力をしたいと思った。
 
 ・今日もまた 呆けになるなと 呼びかける 対話の旅路の 疲れ爽やか
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(5)2005年07月25日(月)  感動する心(豊かな感性)
                                        癒しの森686                                
 3月30日「ボケ老人になる原因」と題して書いた。金子満雄先生の指摘は肝に刻む必要がある。ポイント中のポイントのメッセージを再度引用したい。                                                 
1、ボケになるかならないかはその人の「生き方」によって左右されます。
2、「どういう人がボケやすいのでしょうか?」と質問されたら、私は迷わず「感性の乏しい人」と答えます。(以下省略)
 
 結論は豊かな感性の持ち主であれば、ボケ老人になることはあり得ないのである。7月9日のスピーチの会(生涯青春の会)で20名の人がスピーチするが、80代の登壇者は4名もいる。この人達と話し合っていて共通していることがある。それは6月20日・21日の梅田千代さんの手紙に見られるように感動する心を持っているのである。
 1989年に亡くなった国民的歌手・美空ひばりさん(享年52)の17回忌追悼コンサートが、東京・日本武道館で行われた。ステージには女優・森光子(85)さんが当初は詩の朗読だけの予定だったが「ひばりさんへの尊敬を込めて歌わせていただきたい」と 「東京キッド」を披露した。ここで引用したいのは森光子さんのコメントである。「ひばりさんごめんなさい。歌ってしまいました。歌手の夢が破れて女優の道を目指してよかった。でも歌い手を目指していたこともあったので(ここは)あこがれの場所です。きっと天国で見守ってくれたにちがいない」と。インターネットに森光子さんの感無量(感動)の表情が大きく報道されていた。感動する心こそ「豊かな感性」の象徴だ。
 
 ・感性の 豊かな人の 振る舞いを 身近に感じて 心豊かに
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(6) 2005年07月27日(水)  第2回スピーチの会
                         癒しの森717                                   
 30名の参加で第2回スピーチの会を開く。今回は12名の人達からスピーチして頂いた。実にバラィテーに富んだスピーチの会であった。和裁の先生・整体士・婦人の園芸家・似顔絵工房の先生・自称人間性向上アドバイザー・68歳の痴呆の姉を抱える主婦・さり気ない視点で話してくれた主婦・新潟NPOサポートセンターのセンター長などなどのメンバーであるからスピーチの内容がバラィテーに富む訳である。
 一番印象に残ったのは和裁の渡辺千代先生の話であった。私の以下のエッセイを引用しながら「和裁の先生の仲間でボケ老人になった例はない」という。言うまでもなく和裁の先生は、頭と手を使うからである。引用していただいた癒しの森の1文は次の通りだ。
 「1998年12月31日の日々の映像で「手の不思議」と題して、日々の映像を900枚書いての感想を記述した。その中の一部を引用したい。『手を動かすとは、肉体の一部を使うことである。どうもわれわれの脳は、身体の一部を使わないと記憶を預かる脳が作動しないようである。・・・情報・知識に触れても、手を動かす(書く)か、口を動かす(話す)行動がないとほとんど脳の記憶に残らない)(要旨)と書いた。『手は第2の頭脳である』という言葉があるが、西洋では『手は脳から飛び出した頭脳である』と表現する。手を使うことがいかに重要であるかを示唆している』(2003年11月18日の癒しの森から・会報4号に引用)
 
 ・手と口を 動かすことで 生き生きと 脳がまわって ボケなど無縁

2009年01月07日(水)  スピーチの会の意見交換を行う

 4日と5日にかけて主要メンバーと新潟市内で行なうスピーチの会の進行に関する意見交換を行う。結論として、4月からスピーチの会のレギュラーメンバーを決めることとした。

1、脳いきいきスピーチの会(中高年中心のスピーチの会)
レギュラーメンバー  8名

2、社会の情報を題材とするスピーチの会(現役中心のスピーチの会)
レギュラーメンバー  10名

3、レギュラーメンバーとは
 スピーチの会の年間計画を事前に決定します。レギュラーメンバーはスピーチの会に出来るだけ参加して、毎月スピーチを行うことを基本とする。スピーチの会はレギュラーメンバーで1時間、その他のメンバーで30分とする。なお
レギュラー期間を半年とするか、1年にするかなどの詳細は、今年3月末までに意見を集約して決めることとした。


今日は以下を収録する
危険情報
145、大塚商会、携帯利用の新型インフルエンザ対策関連ソリューションを提供
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10188671790.html

144、新型インフルエンザ対策関連ソリューションを提供
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10188670934.html

143、新型インフルQ&A:別の病気の薬は手に入る?
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10188670063.html


危機情報
№109  まだ大不況の底が見えない
http://ameblo.jp/syougai3/entry-10188667643.html



ameblo NPO法人生涯青春の会(http://ameblo.jp/syogai1/)の日記から

2009年01月06日(火)  二つのブログ

ブログ「危険・危機情報」の整理が終わる。
http://ameblo.jp/syougai3/
5日現在の入力は次の通りです。

*米国発 金融危機関連情報 №1~№142
*新型鳥インフルエンザ情報 №1~№138

米国発 金融危機関連は情報量が多いので当面毎日の記述となります。新型鳥インフルエンザ情報はその都度収録して、1週間に1~2回「情報のまとめ」を記述していく方針です。


ブログ「NPO法人生涯青春の会」は以下を入力する予定です
http://ameblo.jp/syogai1/
*日々の記録〈日記〉
 必要に応じて日々の記録〈日記〉を入力します。
*会報   
1号(2005年5月)から41号(2009年1月)までの入力を完了しています
ただし、行間の整理などは終了していません。
*癒しの森
 2003年8月から記述した短文エッセイ1000題です。現在2004年12月まで
の入力を完了しています。(約1/2終了)
*特定非営利活動法人 生涯青春の会 定款
*ヘルシーライフ
 NPO法人生涯青春の会とヘルシーライフの共催で「発芽玄米ごはんの炊き方講習と健康セミナー」を毎月開催しています。これらに関する情報をここで配信して行きます。
 

2009年01月05日(月)  「新型鳥インフルエンザ情報」の入力を終わる

危険・危機情報に「新型鳥インフルエンザ情報」の入力を4日に終わる

危険・危機情報
http://ameblo.jp/syougai3/

ミクシイで収録していた「新型鳥インフルエンザ情報」142項目の入力を昨日終わる。危険・危機情報の1月4日のアクセツ数は1349であった。
これからは№137に書いたように補足の解説を№2、№3と行なう予定である。
137、情報のまとめ№1 
「新型インフルエンザ流行時は企業倒産が激増する」
   情報のまとめ№2 
「想像を絶する恐怖の死亡率」・・・近日中に記述


2009年01月04日(日)  危険・危機情報

 アメブロに米国発 金融危機関連情報を集録してきました。
このページの名前を「危険・危機情報」に改め、ミクシイに掲載してきた新型鳥インフルエンザ情報をこちらに入力することにしました。このテーマに関心にある方は以下でご覧下さい。
 http://ameblo.jp/syougai3/
当分の間ミクシイ平行掲載とします。

危険・・・新型鳥インフルエンザ情報
危険・・・サバイバル研究会で収録した日本の財政
危機・・・米国発 金融危機関連情報

当面は新型鳥インフルエンザ情報と米国発金融危機関連情報の配信を行ないます。1月3日現在の収録は次の通りです。
・新型鳥インフルエンザ情報  №1~№137 アメブロに№100まで入力
・米国発 金融危機関連情報  №1~№106

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*アメブロのアクセツ
アメブロでの「NPO法人生涯青春の会」の開設は12月24日でしたが、会報42号までの入力完了は1月2日で次のアクセツがありました。
1月2日  904
1月3日  1067

危険・危機情報の中に「新型鳥インフル情報」を№100までを配信したのは3日で同日のアクセツ数が2077でした。このテーマの関心の高さの示す証左でないかと思います。
(NPO法人生涯青春の会の日記からの転載)




2009年01月03日(土)  NPO法人 生涯青春の会のページ


     2009年1月3日


 NPO法人生涯青春の会のページをアメブロに作り、会報1号から42号を昨日収録したところ1日のアクセツ数が904件もありました。訪問していただいた皆さんに厚くお礼申し上げます。
http://ameblo.jp/syogai1/

この生涯青春の会のページに会報・健康セミナー資料・癒しの森などを収録する計画です。今まで会報と脳いきいきセミナーの資料、社会の情報交換会資料を別々に編集した時期がありました。それらを会報の中に編入した関係で2009年1月1日の会報が第42号となりました。入力が不完全ですが、時間のあるときに整理します。アメブロは一回で40000字まで入力できますので、さまざまの情報を一括して会報に中に集録する計画です。

ここでは2005年生涯青春の会の発足当時の会報を紹介させていただきます。主に2003年8月から連続1000日記述したエッセイ「癒しの森」の引用が中心の編成となっています。

会報 第42号 2009年1月1日号
http://ameblo.jp/syogai1/entry-10186797776.html
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会報第8号 2005年12月10日  物事の認識特集号
会報第7号 2005年11月10日  宇宙の神秘特集号
会報第5号 2005年9月10日  病・健康特集号特集号
会報第4号 2005年8月10日  コミュニケーション特集号
会報第3号 2005年7月10日   食の特集号
会報第2号 2005年6月10日  運動特集号
会報第1号 2005年5月10日  生涯青春の会発足の集い特集号

http://ameblo.jp/syogai1/entrylist-4.html



2009年01月02日(金)  ミクシイの訪問者累計

 友人のMOONさんに薦められてミクシイに参加したのは2006年の3月上旬でした。しかし実際に書き始めたのはコミ「高齢者情報」を始めた3月26日であった。よって、12月末で2年9ヵ月が経過した。ミクシイを通じて多くの友人知人が出来て、2年9ヵ月前では想像もできないほど人の輪が広がっている。12月末で訪問者累計が5万人を超えました。私のページの訪問していただいた皆さんに厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ミクシイの記述開始  2006年3月26日

ミクシイの訪問者累計2009年1月2日現在  50263名

マイミク                 362名

2009年01月01日(木)  12年前の1月元旦の日記

 

 日々の映像〈日記〉は、1997年1月1日からかき始めたことは何度も記述した。今日は1997年1月1日書いた日記を紹介したい。
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1997年1月1日
年の初めに目標(夢)があるか
年の初めである。昨年散発的に書いた日々の映像を今年から毎日書くことにした。新年に当たって誰しも今年こそはと目標を持つのが普通である。不思議なもので「1日1枚エッセイを書くぞ」という目標が定まると新聞などの情報が目の中に飛び込んでくるような錯覚を覚える。
 社会に溢れている情報はいやなことが多いが、きらめく音楽も身近な生活文化もある。「君がいるだけで」という歌の一節にこうある。
  
「たとえば、君がいるだけで
   心が強くなれること
   何より大切なものを
   気付かせてくれたね」

私が書き進めようとするエッセイと短歌が、僅かでも参考になれば幸いである。 

 エール大学の驚くべきデータを読んだ。20年前エール大学の卒業生に「人生の目標を定めてどこかに書き留めているか」との質問に対して答えは3%であったという。20年後その学生の追跡調査をすると目標を書きとめていた3%の人が幸福感と成功感を強く持っていたという。

 私も日々の映像を書き始めるにあったって目標を立てようと思う。健康に恵まれたら日々の映像を20年書き続けようと思う。1ヵ月を1冊に纏めようとすると、20年とはナンバーが240冊になる。57歳からの書き始めであるので、20年後は77歳になっている。もし書き続けることが出来れば、幸福感と成功感に浸ることが出来るような気がする。 
  
   ・今年は 目標書きとめ スタートだ 定めし心が 勝利の因か


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石田ふたみ