『日々の映像』

2006年11月30日(木) 「禁煙セラピー」のアレン・カー氏死去

 禁煙活動で有名なアレン・カー氏は肺がんで死去したという。1日に100本吸っていたヘビースモーカーの会計士だったが、83年に禁煙に成功。自らの体験を基に日本でもベストセラーとなった「禁煙セラピー」など多数の本を出版、2500万人以上を禁煙に導いたとされる。禁煙の活動家が肺がんで死去(72歳)するとは皮肉な話である。以前ここで書いたことがあるが、人の死に方として最悪なのが肺がんなのである。呼吸が出来なくなって死に至るにだから凄惨である。禁煙をPRする意味でアレン・カー氏の本を掲げておきたい。

・禁煙セラピーらくらく成功
・子どもにゼッタイ吸わせない禁煙セラピー
・女性のための禁煙セラピー

 上記3冊ともアレン・カー/著 阪本章子/訳・ロングセラーズ社出版

2006年11月29日(水) 「サイバー大学」来春開校へ:講義はネットのみ

 すべての講義をインターネット上で行う日本初の4年制の通信制大学「サイバー大学」(本拠・福岡市)が来春、開校する。27日にあった文部科学省の大学設置・学校法人審議会で認可の答申が出たものだ。経営主体はソフトバンクの子会社で、構造改革特区制度を利用した株式会社立の大学である。対面講義が一切ないデメリットをどう解決していくのだろう。教員は約100人。定員は申請時、3年次編入を含め2100人を予定していたが、審議会から「適切な教育体制が確保できるのか」と指摘を受け、1300人に減らしたという。今日の時点ではこのような大学が出来との情報のみで留めたい。なおサイバー大学の特長 は次の3点(?)とされている。
1、日本初の完全インターネット講義による授業システム
2、安定した質の高い教育サービスの提供
3、プロフェッショナルを育成する教育・学習システム

http://www.asahi.com/life/update/1127/011.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000013-yom-soci
http://www.cyber-u.ac.jp/about/feature/system.html























2006年11月28日(火) 労働力人口 20050年には2171万人減の4471万人に

 少子化は深刻な問題なのになんの解決策がないまま時が流れる・・現代の怪と言えるのではないか。厚生労働省は23日までに、現在の勢いのまま人口減少が進んだ場合、労働力人口(15歳以上の就業者と求職者の合計)は2030年以降急速に落ち込み、次のようになるという。

1、2004年の水準より2171万人少ない4471万人に減少する
2、高齢男性や女性の就労が飛躍的に進んだ場合でも4864万人に減少する。

この労働力人口の減少は経済に深刻な影響を与えかねず、新たな少子化対策を求める声がさらに強まることは間違いない。しかし、行政の基本が変わらない状況では、この少子化の解決が出来ないまま時を重ねるのではないか。以前強烈な批判文章を書いたことがある。「人がいなくなって行くのに、特別会計を含めて道路に10兆円余りのお金を使う政治は狂っている」と。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000001-san-soci


2006年11月27日(月)  脳いきいきセミナーのご案内

生涯青春の会から
      
        脳いきいきセミナーのご案内

1、 セミナーの概略的な進行
 セミナーは1ヵ月前にA-4版10ページの資料を配布いたします。セミナー当日多少の補足説明はありますが、基本的に資料を読んできてもらい、感想・意見を発表していただく形式で進めます。発表時間は1人5~10分です。脳いきいきために、発表内容の概要は事前に記述して持参してください。その発表内容を終了後に提出(任意の提出です)してください。その原稿はミクシイで新たに設置するコミュニテイ「脳いきいきセミナー」に収録して配信します。意見の発表はミクシイの登録者にも呼びかけます。

2、 開催場所 小針駅前「葡萄の木」小針南台3-16
3、 開催日時      
   第1回   2006年12月4日 (月) 午前10時~
                        午後6時30分~
          2006年12月10日 (日) 午後2時~
   第2回    2007年1月9日  (月)  時間は同じ
          2007年1月14日 (日) 時間は同じ
   第3回    2007日2月5日  (月) 時間は同じ
          2007年2月11日 (日)  時間は同じ


2006年11月26日(日) 生涯青春の会主催のスピーチの会

 コミ「生涯青春の会」に示してあったが、今日はユニゾンプラザでスピーチの会を開く。参加者は50名の予定であったがオーバしたので急遽予備のイスを用意しなければならないハプニングがあった。スピーチの会の内容をここに紹介するのは困難であるので、スピーチに参加した人たちの名前をここに掲げた。

・小野沢重利さん   青春の詩の朗読
・小野沢重利さん   朗読「ネットワークを作ろう」
・長谷川尚也さん   初スピーチ 舟戸(旧小須戸)在住
          「小野沢裕子さんのトークショーに参加して」
・月岡哲郎さん    五十嵐在住 演題「ネットワーク」  
・本田明子さん    二葉町在住  「自己紹介の仕方
・和田充彦さん    旧亀田在住 演題「人の短所と長所について」
・齋藤文夫さん    福井在住 演題「同級生6人中2人が痴呆」
・平田富士夫さん   初スピーチ 南万代町在住 国際交流連絡会理事
・           演題「心の健康・体の健康」
・梅田千代さん(91歳) 二葉町在住 「皆さんの話しを聞いて」
・脳いきいきセミナーについて  石田代表

なお今日配布した会報は「生涯青春の会」に表示してある。



2006年11月25日(土) 子ども「孤食」足りないのは、栄養だけではない

 昨日「食育白書」の要点を書いた。 今日はこの問題を一歩深く理解する意味で沖縄タイムスの社説を引用したい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  子どもの「孤食」心育む「食」は団欒から
           ――――足りないのは、栄養だけではない。―――
 子どもが一人でご飯を食べる「孤食」や、食事をとらない「欠食」が増えている。県教育庁が実施した「児童・生徒の食生活に関する調査」によると、中学生の二人に一人、小学生の三人に一人が、朝ごはんを「子どもだけ」「一人」で食べると答えている。
 家族全員そろっての朝食は、小学生で23・4%、中学生16・6%、夕食は小学生48%、中学生38・6%にとどまった。
 朝食をほとんどとらなかったり、週のうち何回か抜く子どもは、小学生17%、中学生23・5%だった。
 家族そろっての食事は、全国平均より10―20ポイントも低く、朝食抜きは数ポイント高い。
 孤食の背景には、起床時間や登校・出勤時間といった生活リズムの違い、共働き家庭の増加など、ライフスタイルの変化があるのだろう。
 「時間がないから」「食欲がないから」という欠食は、「食事、運動、休養」の生活習慣の乱れが影響している。
 専門家は栄養の偏りのほかに、「家庭内のコミュニケーションが希薄になり、人間形成に影響する」と、孤食の問題を指摘する。
 食卓の危機は、「心の育ち」の危機でもある。
 調査では主食、主菜、副菜がそろった「望ましい朝食」も、小・中で三割ほどと少なかった。
 家事や仕事に追われ、つい市販の弁当や惣菜で済ませてしまう、休みの日は外食に出るなど、「楽な方へ」という流れは、食事だけでなく子育て全般にいえるのかもしれない。
 一番早く朝食をとる人にあわせて家族が少し早起きをする。両親のどちらかでも子どもと夕食がとれるように仕事をやりくりする。孤食を避ける工夫は、そう難しくない。
 「なにを」「どれだけ」食べるかということとともに、「だれと」「どのように」食べるかを大切にしたい。
 「食育」という言葉が注目を集めている。自分の健康を守り、豊かな食生活を育む教育だ。
 県内でも、郷土料理を通して歴史や文化に触れたり、農作物の収穫など体験学習で食の大切さを学ぶ取り組みが進められている。
 家庭で、すぐにでもできる食育は、家族全員で食事を楽しむ「共食」ではないか。食卓を囲んでの団欒やふれあい、明るく温かい雰囲気は、子どもの心を育てる。
 食事を通してコミュニケーションを図ることの価値を再確認したい。





2006年11月24日(金) 食生活の変質に警鐘、政府が初の「食育白書」

 言い尽くされていることであるが、社会の大きな問題として記述して置きたい。政府は24日の閣議で、昨年施行された食育基本法に基づく初の「食育白書」を決定した。ライフスタイルや価値観の変化に伴い、「毎日の食の大切さへの意識が希薄になってきた」と指摘。家族そろって食卓を囲む機会の減少や、栄養の偏り、朝食を抜くなどの不規則な食事が目立つようになり、「健全な食生活が失われつつある」と警鐘を鳴らしている。
 
白書によると、毎日一緒に夕食をとる家族の割合は1976年に36.5%だったのが、2004年には25.9%まで低下しているという。 一番問題となっている朝食については、朝食を食べない人の比率は年々上昇している。年代別では20代が27.4%で最も多く、特に男性は34.3%と3人に1人が食べていない実態が明らかになったという。
 
これら調査の中で注目すべきは朝食の内容である。05年度の調査では小学生で2割、中学生で4割が「自分ひとりで」朝食をとると答えている。一体中学生の4割りの両親は朝食の時どこにいるのだろう。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061124AT1G2400N24112006.html



2006年11月23日(木) 男女平等度ランキング:日本は79位

 世界経済フォーラムの発表するデータをここで何回か取り上げたことがある。今回は的を絞って世界の男女平等度ランキングを引用したい。「世界各国の政財界リーダーが集まる「ダボス会議」の主催で知られる世界経済フォーラムは21日、社会進出面での性別による格差の度合いを順位付けした男女格差指数を発表した」(時事通信から)。これによると男女格差が最も小さいと評価されたのはスウェーデンで、以下ノルウェー、フィンランドと北欧諸国が上位に並んだ。日本は驚くなかれ79位であるという。先進7カ国(G7)で最悪レベルであることはややショックである。指数はビジネスや政治で決定権を持つポストへの進出度や教育機会の均等、平均寿命など14分野について国連統計などを基に算出した物である。 
■男女平等度ランキング
 1 スウェーデン
 2 ノルウェー
 3 フィンランド
 4 アイスランド
 5 ドイツ
 6 フィリピン
 7 ニュージーランド
 8 デンマーク
 9 英国
10 アイルランド
14 カナダ
22 米国
49 ロシア
63 中国
70 フランス
77 イタリア
79 日本
92 韓国
98 インド

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061121-00000127-mai-soci

2006年11月22日(水) 床暖房で発火事故70件、経産省が製造元にデータ要求

 電気機器製造メーカー「ジェイ・ビー・エイチ」(金沢市)製の床暖房で2004年以降、床を焼く事故が全国で約70件起きていたことがわかったという。このメーカーの床暖房設備は約8300戸に設置されているというから、床暖房をしている家庭はメーカーの確認が必要である。
 
経済産業省は21日、「絶縁性能などの技術基準を満たしていなかった可能性が高いとして、同社に対し、すべての機種の床暖房製品に関する検査データや、これまでの事故についての詳しい記録などを提出するよう求めた」という。発火事故が起きたのは、電熱シートを床下に設置するタイプの床暖房で、対象機種は「マイダンディ4」。同社が製造し、三洋工業が「ほっとたいむES」の製品名で販売しているものも該当するという。至急点検をする必要がある。無償点検・修理で安全なのか疑問である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061121-00000412-yom-soci
http://www.meti.go.jp/press/20061121002/20061121002.html
http://www.jbh-net.co.jp/jbh_061011.htm

2006年11月21日(火) 公立高の授業料減免・私立高の授業料を滞納

 公立高の授業料減免を申請受理されている生徒の人数はどれだけいるのだろう。政府(文部省)は都合が悪いデータを国民が理解できる形では公表しない。「こども応援便り」
http://www.kodomo-ouen.com/data/04.html
によると2003年時点で205000人である。公立高の授業料減免とは
「家庭の収入などを減免認定用の算式に当てはめ、その数値が生活保護受給世帯と同程度と判断された場合は、授業料全額(月額約九千円)を免除、それに準ずると認められた場合には半分に減額する制度」なのである。2003年時点で生活保護受給世帯と同程度、それに準ずる世帯が205000世帯を超えていること直視しなければならない。2005年又は2006年時点公立高の授業料減免を受けている人数が分っている人がいましたら書き込んでほしい。

 私立高校の授業料滞納者も増加している。「家庭の経済的理由で授業料を滞納している私立高校生は2006年9月末現在、1校当たり14・74人」となっている。この調査は私立高校200校(生徒数16万8666人)と私立中学78校(同2万8049人)を対象に、3カ月以上の滞納者数や経済的理由による退学者数などを調べたものだ。詳しくは省略するが、この200校で3083名が授業料を滞納している。
http://www.sanspo.com/sokuho/1120sokuho070.html

 このように授業料が払えない世帯が急増している基本データは次の通りである。
*年収200万未満の世帯
  1996年   1000万世帯
  2002年    1600万世帯
*貯蓄を保有していない世帯
 1996年      7%
2005年      25.5%
 これらのデータに対して政治家はどう答えるのだ。我々庶民は日本の社会の実の姿を冷静に認識しなければならない。

http://www.zenkyo.org/shikyoren/taigaku.htm#11
http://www.kodomo-ouen.com/data/04.html

2006年11月20日(月) 遥か宇宙への旅立ち!

 マイミクのモーツアルトさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3907227
は素晴らしい文章を書く人である。天文学に関してはプロ級の博学者でもある。11月18日の日記は「地球、ガイヤの女神の美しい歌声!」であった。この内容
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=271757443&owner_id=3907227
を開いていただいてモーツアルトさんの宇宙感が触れてみることを薦めます。

 この日のモーツアルトさんの日記に次の書き込みをしました。
モーツァルトさん
ご無沙汰していました。日記に関連したことをメモさせていただきます。
宇宙に心を走らせる時、私たちの心が大きく広がり深くなるような気がします。宇宙に関しては全くの素人ですが、私なりの感動を書き綴った地球・宇宙に関する短文エッセイがあります。幼稚な記述で紹介するのも恥かしいにですが、宇宙を愛する人の散歩道として開いて見てください。
                        石田ふたみ
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モーツァルトさんのフォトアルバムから
マイミクさんのふたみ様が、ご自身のサイト【癒しの森】に掲載されました宇宙関連の報道へのユニークな感想集を私の日記のコメントでご紹介下さいました。宇宙への人類の様々なコンタクトの結果、私たちの生まれたこの宇宙に関する知の領域が広がり、私たちの存在の奇跡に対する敬意が深まります。
ふたみ様は旺盛な好奇心と探求心を持って、素晴しいコメントをそれらに寄せていらっしゃいます。ただ記事についてのフォトアルバムがございませんので、私の方で画像を付けてご紹介させていただきます。
【遥か宇宙への旅立ち!Ⅱ】と【Ⅲ】にふたみ様の【癒しの森】の記事のURLをご紹介します。
その記事について準じ写真をアップして参ります。これから編集して参りますので、楽しみにお待ち下さい。壮大な宇宙への旅立ちです。
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「遥か宇宙への旅立ち」はミクシイ・モーツァルトさん
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=3907227
の最新のアルバムに掲載されていきます。

地球・宇宙の目次
癒しの森1064  2006年10月17日  
地球・宇宙の目次

2003年09月15日(月) 地球と月
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20030915

2003年09月16日(火) 宇宙の広さ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20030916

2003年11月08日(土) 近くと遠くの銀河発見
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031108

2003年11月09日(日) 惑星探査機ボイジャー1号
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031109

2003年11月29日(土) 皆既日食のドラマ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031129

2003年12月01日(月) 人 土井隆雄さん(1)
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031201

2003年12月02日(火) 人 土井隆雄さん(2)
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031202

2003年12月03日(水) 人 土井隆雄さん(3)
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031203

2003年12月12日(金) 銀河系の広さ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031212

2003年12月13日(土) 宇宙に1300光年の巨大な花火
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031213

2003年12月20日(土) 太陽系に似た惑星系存在の新たな証拠
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031220

2003年12月25日(木) 地球の公転のスピード
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031220

2003年12月27日(土) 宇宙赤外線望遠鏡
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20031227

2004年01月12日(月) 無人火星探査車「スピリット」火星に着陸
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040112

2004年01月26日(月) ハップル望遠鏡07年で寿命
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040126

2004年01月30日(金) 70億光年かなたの大銀河団
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040130

2004年02月16日(月) 108億光年の彼方からの光
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040216

2004年02月25日(水) 銀河系2000億個の太陽たち
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040225

2004年02月27日(金) 太陽系に新たな惑星
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040227

2004年03月01日(月) 米探査機カッシーニ土星に近づく
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040301

2004年03月03日(水) 最遠の銀河発見(仏研究チーム)
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040303

2004年03月04日(木) 火星に過去大量な水
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040304

2004年03月12日(金) ハッブル宇宙望遠鏡が「超深宇宙」撮影
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040312

2004年03月20日(土) ブラックホールの規模
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040320

2004年03月21日(日) 直径30メートルの小惑星
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040321

2004年03月22日(月) かけがいのない地球の生命
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040322

2004年03月25日(木) 銀河中心の星でのみで1000万個
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040325

2004年03月27日(土) 未 知 の 大 宇 宙
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040327

2004年04月17日(土) ブラックホールの見えない神秘
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040417

2004年04月25日(日) 地球大進化:地球46億年の旅
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040417

2004年05月05日(水) こどもの日明け方の月は赤い
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040505

2004年05月06日(木) 彗(すい)星三つが夜空に競演
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040506

2004年06月04日(金) 膨大な銀河の数:されどほんの一部
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040604

2004年06月14日(月) 金星太陽の前を通過
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040614

2004年06月22日(火) 米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行へ
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040622

2004年06月23日(水) 米企業(民間ロケット)が初の有人宇宙飛行成功
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040623

2004年07月05日(月) 探査機カッシーニが土星の周回軌道に 
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/day?id=30290&pg=20040705



2006年11月19日(日) 損保26社、不払い調査やり直し…金融庁が期限付命令

  
保険金不払い問題の過去の経過を整理してみよう。

1、2005年初めに明治安田生命保険が契約者の過失などを理由に、死亡保険金や入院給付金をきちんと払っていなかったことが発覚。
2、損害保険業界でも自動車保険の特約を中心に、保険金の支払いを怠っていた事例があることが分かった。
3、金融庁は明治安田を2度にわたって行政処分し、損保26社にも05年11月に業務改善命令を出した。
4、今年に入ってからも、損保ジャパンと三井住友海上火災保険で新たな不払いが判明し、両社は業務停止命令を受けた。
5、三井住友海上では、医療保険など第3分野商品でも、社員が医師の診断に基づかずに支払いを拒むなどの不払いが見つかった。

 自動車保険の保険金不払いが多発している問題を巡って、金融庁は11月17日、大手を含む損害保険会社26社に対して、保険業法に基づいて不払いの調査のやり直しを求めるとともに、調査の最終的な完了時期と、その根拠を12月8日までに報告するよう求める異例の命令を下した。金融庁平成18年9月29日に各社から検証結果の報告を受けた。これまでのところ、約14万件、約103億円の支払漏れが追加的に判明しており、昨年の報告徴求との合計で約32万件、約188億円となっている。

金額の大小は別として今までに32万件という空前に支払い漏れが明らかになっており、今回の命令で更に増えることが必至なのである。この10年に損保関係では、3割は県民共済などに移動したといわれている。この流れが加速することは避けられないと思う。


http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2006/1031_15.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000213-yom-bus_all
http://www.fsa.go.jp/news/18/hoken/20061117-3.html


2006年11月18日(土) 邦人男性36年ぶり狂犬病発症で重体 

 世界的に狂犬病で死亡する人が世界で5万人を超えている事実は、記憶に留める必要のある情報である。厚生労働省は16日、「旅行先のフィリピンで犬に手をかまれた京都市内の60代男性が狂犬病を発症し、意識不明の重体になっていると発表した」日本人の狂犬病発症は1970年以来36年ぶりであるという。狂犬病は日本や英国などごく一部の地域を除いて、いまだに世界各地で流行しており、厚生労働省は渡航者に注意をうながしている。

 厚労省によると、男性が帰国したのは11月1日。その時期は潜伏期間中だったため、自覚症状はなかったという。しかし、「今月9日から風邪のような症状を訴え始め、13日以降は幻覚症状や水や光を怖がるといった狂犬病特有の症状が現れたため、入院。国立感染症研究所(東京・新宿区)で検査を受けた結果、16日に狂犬病ウイルスが検出された」のだ。厚労省は同日、都道府県や旅行業界団体に対し、狂犬病の流行している地域で、万が一動物にかまれた場合はすぐにワクチンを接種するよう通知している。動物にかまれてワクチン接種をしないと死亡率が100%になるようだ。

 狂犬病は日本では撲滅されたが、世界では流行。メキシコ、ペルー、コロンビア、エクアドル、インド、ネパール、スリランカ、タイ、ベトナムなどで毎年死者が出ている。WTOの推計では、「04年に世界で約5万5000人が狂犬病で死亡。フィリピンでは04年に248人の死亡が確認されている」というから見すごすことに出来ない情報である。


2006年11月17日(金)  ひったくり男性もご用心:オフィス街での被害急増

  大阪でのひったくりは有名だ。なにしろ30年連続で全国ワースト1が続いているのである。大阪府内のひったくりは年間5000件を超えるというから驚く。「発生のうち女性被害者が9割以上を占める一方で、今年1月以降、男性の被害が急増している」とのこと。女性よりも所持金が多いビジネスマンが狙われるのである。府警は手提げタイプのビジネスバッグを持つ男性が多いとの警告である。

 ひったくりの1ー2の例を引用しょう。
1、9月30日、男性医師(61)が、後ろから近づいてきたミニバイクの男に現金約126万円などが入った手提げかばんをひったくられた。
2、9月9日、自営業の男性(57)が現金約120万円などを奪われたひったくり事件が発生している
 
大阪市中央区では、2362件中3割以上の73件、北区でも162件のうち2割以上の39件と男性の被害が目立ち、オフィス街や繁華街が混在する区域に被害が集中している。ひったくりは女性が会うものという常識を変える必要がある。府警幹部は「比較的まとまった現金を持っているビジネスマンをあえて狙うひったくり犯が出てきている」と分析。「特に酒に酔った仕事帰りの男性は、犯人にとって好条件。男性もひったくり被害に対する意識を持ってほしい」と注意を呼びかけている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000016-san-soci
最近のひったくりの現状・警察の取組み
http://www.police.pref.osaka.jp/05bouhan/anzen/taisaku/hittakuri/genjyou_1.html


2006年11月16日(木) 脳いきいきセミナーのご案内

生涯青春の会から
 
        脳いきいきセミナーのご案内

1、開催場所  場所小針駅前「葡萄の木」 小針南台3-16

2、開催日時 

第1回 2006年12月4日 (月) ・午前10時~
                   ・午後2時~
                   ・午後6時30~
第2回 2007年1月9日 (火) ・午前10時~
                   ・午後2時~
                   ・午後6時30~
第3回 2007年2月5日 (月) ・午前10時~
                   ・午後2時~
                   ・午後6時30~

3、セミナーの概略的な進行
 セミナーは1ヵ月前にA-4版10ページの資料を配布します。セミナー当日多少の補足説明はありますが、基本的には参加者が資料を読んできてもらい、感想・意見を発表してもらい形式で進めます。第一回の資料は、会報13号に添付さています。第2回資料はコミュニティ 「生涯青春の会」に添付されています。

3、定員
15名です。少人数による懇談の機会を多く作ることに大きなウエートがあります。

4、その他
・名簿を作成して参加者に配布します。
・突然の参加は出来ません。ただし、参加者の紹介で参加する場合は可。
・参加費は1000円(会場費・茶菓・諸費用)です。当日受付にて。
5、脳いきいきセミナーに参加を希望される人は申込書を提出してください。(参加者申込書別紙に用紙あり)
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参加を希望される人はミクシイ又はメールでご連絡ください。
               管理人 石田ふたみ


2006年11月15日(水) 日本の世帯の内訳

 高齢化社会に一断面に目を通したい。高齢化社会を象徴するのは65歳以上の世帯の激増である。以下の通り2005年の世帯主65歳以上の世帯1289万世帯であるが、10年後の2015年には1659万世帯になる。世帯の34%が65歳以上の家庭になる。深刻なのは、65歳以上の単身世帯が366万世帯から497万世帯・・約500万世帯になることであろう。地域社会で支えあう体制を作る必要があるのだ。

                 2005年         2015年
①一般世帯総数      4823万世帯      4927万世帯
この内訳
単独世帯          1317万世帯
夫婦のみの世帯      993万世帯
夫婦と子からなる世帯  1463万世帯
その他の一般世帯     652万世帯

②世帯主65歳以上の世帯  1289万世帯    1659万世帯  ①の34%
(内単身世帯 )        (366万世帯)    (497万世帯)
③世帯主75歳以上の世帯  526万世帯      745万世帯
(内単身世帯 )        (193万世帯)    (275万世帯)

http://www.pref.kagawa.jp/seisaku/report/a-14-7.htm



2006年11月14日(火) NHKの受信料問題

 NHKは訪問集金を受けている契約者に対しては、口座振替などへの移行を順次、働きかけていくという。コストのかからない集金方法に変更することで、契約収納業務費の大幅な削減を目指すものだ。先ず基本データをメモしよう。
 1、受信料の総契約件数(9月末現在)   3617万件
2、実際に支払っている契約        3269万件  1の90.4%
3、口座振替による支払い         82.4% 2632万件
4、訪問集金               17.6% 637万件
5、3の収納業務費               370億円

日本の世帯は2005年時点で4823万世帯である。厳しい統計の取り方を持ちいれが32%(3269÷4823=0.68)の世帯がNHKの受信料を支払っていない。国民年金と同じく、特定の組織が国民から一定の集金をするシステムは限界に来ていると思う。総務省はNHKの受信料支払い義務化に関連して、支払いが滞っている視聴者に料金を上乗せする延滞金制度を検討しているようだが、国民の理解を得るには容易なことでない。Yahooのアンケートは料金を上乗せする延滞金制度は、90%に人が反対している。

2006年11月13日(月) たかり:児童の行為発覚の校長が自殺 北九州市

 問題が発生すると校長が自殺する・・いったい教育関係者の人生哲学はどうなっているのだ!といいたくなる。こんなことで自殺するようでは、子どもたちを教育する人間的な資格は内容に思う。死者を批判することは適切でないことも承知しているが、先生・校長がいとも簡単に自殺するようでは、子どもたちの自殺は止めようがない。

 児童の集団たかり行為が発覚した北九州市立皿倉小(同市八幡東区)の永田賢治校長(56)が12日、同市八幡東区山路松尾町の山中で首をつって死亡しているのが見つかった。状況から自殺とみられる。遺書は見つかっていない。教育委員会の追及は自殺に追い込むほどの厳しさがあるのだろうか。何処かが狂っている。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061113k0000m040029000c.html
http://www.sankei.co.jp/news/061112/sha018.htm


2006年11月11日(土) 日本の豊かさ11位→7位に…国連開発計画報告書

 生活の豊かさとは、その人に生活文化によるところが多いと思う。家庭で余り料理をせず、スーパーで天ぷら・焼き魚を買って食卓に並べる生活のバターンでは豊かさは実感できないと思う。このような生活であるとかなりの所得があっても、預金に回すお金は生まれない。
 
 国連開発計画(UNDP)は9日、世界177か国・地域の生活の豊かさを比べた「人間開発報告書」を発表した。日本は7前年の11位から7位に順位を上げたという。

10位以内をメモすると
1位 ノルウェー、
2位 アイスランド、
3位 オーストラリア。
4位 アイルランド、
5位 スウェーデン、
6位 カナダと続き、
7位 日本、
8位 米国、
9位 スイス、
10位 オランダ

 報告書は1人当たり国内総生産(GDP)や平均寿命などから総合的な生活の質を点数化して比べたものだという。日本の庶民生活が、ドイツ・イギリス・フランスより良いという実感がない。日本の庶民の住宅ローンを含めた借金の平均はドイツの平均の8倍前後なのである。11月3日に書いたように、消費者金融(高利)の貸付残高が15兆5798億円も国は日本以外にないと思う。この視点で言えば、日本の繁栄は大量の貧困層の上に築かれている楼閣といわねばならない。


2006年11月10日(金) 税収、4兆円増へ・06年度50兆円規模に

 企業収益の上昇に伴い税収が大幅に向上する。05年度決算の税収は当初予算44兆円から5兆円上回る49兆654億円となった。2006年度の国の一般会計の税収見積もりを当初予算(46兆円より)4兆円程度増額修正し、50兆円程度とする方針を固めたという。企業業績の改善に伴い、法人税を中心に大幅な税収増が見込まれているのである。これを受け、年末にまとめる07年度予算での税収見積もりは、定率減税の全廃に伴う増収なども合わせ、52兆円に迫る規模になる見通しである。
  
 以上の通り05年の税収見込み44兆円から07年の税収見通しを52兆円と8兆円も増加する情勢になってきている。この税収の大幅な増加は、今後の消費税増税の議論にも影響を与えるのではないだろうか。預金なしの世帯が20%にもなってきている現在、消費税の改定は避けて欲しいものである。
 
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061110AT3S0901U09112006.html

2006年11月09日(木) 損保不払い 大手6社で4365件

 損保は一体どうなっているのだろう。損保業界は9月に自動車保険などを巡る損害保険でも26社で31万件、総額186億円の不払いが発覚している。契約者軽視とずさんな支払い体制が改めて浮き上がり、悪質な損保会社は経営そのものに大きな打撃を受ける雲行きである。

 この自動車の不払いに続いて医療保険など「第3分野」と呼ばれる保険商品の保険金不払いに関し、金融庁の報告命令に基づく調査結果を発表した。01年7月~今年6月の5年間で、第3分野での不払いは6社で4365件、12億2100万円にのぼっているという。信用の崩壊ここに極まると言わねばならない。

 金融庁に寄せられる金融機関に対する苦情件数は7~9月で約1万3475件と、昨年の同時期と比べると約2倍に膨らんでいる。とりわけ不払い問題が発覚した損害保険や、厳しい取り立てが一部で表面化した貸金業者などに対する苦情が急増しているのだ。護送船団時代の体質が強く残っている損保は、県民共済・新たに台頭する勢力に押されて厳しいか経営環境になってきている。根本的な信用が崩壊すれば、企業の存続すら危ぶまれるのが自由競争社会の掟である。



2006年11月08日(水) <温室効果ガス>主要先進国の排出、過去最大に

 地球温暖化に関する報道が多く過日のテレビで特集されていた。このような背景の中で、温室効果ガスの主要先進国の排出が過去最大に達しているというから困ったものである。個人及び国家全体の価値観の根本的な変革が求められているのである。

 報道によれば次の通りだ。
「日本など主要先進国26カ国が04年に排出した温室効果ガスは過去最大の144億2600万トン(二酸化炭素換算)に上り、京都議定書の基準年となる90年に比べ11%増加したことが、気候変動枠組み条約事務局のまとめで分かった。旧ソ連圏14カ国を含めた40カ国の排出量は179億3200万トンで90年比3.3%減となったが、同5.2%減を目指す議定書の目標は達成できなかった」(11月5日・毎日から)補足は省略としたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061105-00000042-mai-soci

 この問題に関する国際的に取り決めた京都議定書目標達成計画を引用したい。

[京都議定書の公約達成のため、日本の2010年度の温室効果ガス排出量を1990年度比で6%削減することを目指す国の計画で、05年4月に閣議決定された。全体の約9割を占める二酸化炭素を、新エネルギー開発や省エネ機器の普及などで90年度比0・6%増に抑制。代替フロンの削減や、海外からの排出枠調達などを合わせ、全体で京都議定書の目標を達成するとの内容。2007年度に見直しが予定されている]

 18世紀の産業革命以来地球の温度は1.2℃~1.3℃上昇したとされている。更に2℃上昇したら信じられない惨状が地球を覆い尽くすのだ。その概要を引用しよう。
1、数千万人が食糧不足に陥り、数億人がマラリアの危険に晒され、数百万人が洪水の、そして数十億人が水不足に陥る恐れがある。最も大きな被害を受けるのは最も貧困で苦しむ途上国だ。特に、サハラ砂漠以南のアフリカ、アジア南部、東南アジアの一部、中南米などである。
2、大規模な氷の融解が起こり、今後数世紀にわたって海面が数メートル上昇する危険がある。特にグリーンランドの氷が融けた場合、海面は7メートル上昇し、南極大陸西部の氷が融けると5~7メートルの上昇が想定される。グリーンランドの氷はすでに急速に融解し始めている。南極大陸西部でも氷河の融解が始まったことが確認されており、大規模な氷床の崩壊の前兆である可能性もある。
3、大規模な氷の融解による海水位の上昇は、世界のいたる所で多くの人々の生活を脅かす。特に、バングラデシュ、中国南部など、途上国の海抜が低い地域が最も危険に晒される地域だ。海抜の低いヨーロッパのベルギー、オランダ、ドイツ北西部はいうまでもない。
4、地球全体の生態系が危機に晒される。 森林の減少とそれに伴う種の絶滅は、あらゆる人々に経済的損失をもたらす。低所得者や途上国ほど大きな損害を受ける。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/climate/position/ccdoc200410_html
http://www.team-6.jp/about/index.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/





2006年11月07日(火) 飲酒運転をめぐる社員の処分ルール

 これだけ問題になっているのに飲酒運転があとを絶たない。今日は朝日新聞が全国の主要企業100社を対象に、飲酒運転をめぐる社員の処分ルールについてアンケートした結果を箇条書きで引用したい。

1、「事故がなくても飲酒運転が発覚しただけで解雇がありうる」という企業が42%。
2、このうち「原則解雇」と踏み込んだ規定を持つ企業もビール業界を中心に6社。
3、検問などで飲酒運転が発覚して反則切符を切られただけでも「原則解雇とする」と回答したのは、アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー、イトーヨーカ堂、ミキハウスの6社。

 幼児3人が死亡した福岡市の8月の飲酒運転事故をきっかけに、自治体では厳罰化が進んでいるが、民間でも「厳罰ルール」は珍しくない現状が浮かび上がっている。流通大手のイトーヨーカ堂は、9月15日付の社内メールで、パート・アルバイトを含む約6万人を対象に、就業規則の運用を厳しくし「飲酒運転が発覚すれば原則解雇する」と告知している。今後ますます飲酒運転に対する社会全体の目が厳しくなることは間違いない。

2006年11月06日(月) 海外の日本レストラン欧米を中心に2万店

 日本人は食のプライドがあるのだろうかと思うことがある。世界的に大好評の日本食。欧米食に比べて健康的というイメージも手伝って、フランスでも出店が相次いでいるという。ブームに便乗した“偽”日本食レストランも続出しているそうで、日本貿易振興機構(ジェトロ)のパリ・センターには苦情も殺到しているのとか。農水省によると、海外にある日本食レストランは欧米を中心に約2万店を数えるが、和食とはかけ離れたメニューの料理を出す店も少なくないという。和風の調理法や接客にきちんと取り組んでいる店に日本政府の「お墨付き」を与えることで、正しい日本食に親しんでもらえるようにする。こうした自国料理の認証制度は、タイやイタリアも導入しているのだ。

 ここで少々考えてみよう。日本食が欧米食に比べて健康的というイメージが定着する根拠は脂質エネルギーが少ないことである。2006年8月12日の癒しの森で『健康のために和風の食事を』と題して書いた。糖尿病に代表される生活習慣病は食事が洋風になったことが大きな原因であることは広く知られている。標準的な550kcalの食事を洋風で取るか和風で取るかで以下の違いがあるのだ。
             和風    洋風
脂質エネルギー    25%    53%

  これを食料自給率でみると驚くような内容になる。
             和風     洋風
食料自給率      56%     14%

前段に「日本人は食のプライドがあるのだろうかと思うことがある」と書いた。日本中の家庭の朝食がパンを中心とした洋風であれば、食料自給率は僅か14%なのである。ご飯と味噌汁・漬物を中心とした和食であれば食料自給率は56%に上がるのである。外国人が日本食を取ろうとする・・・日本人は何も考えずにパン食にする・・・
この現象をどう解説すればよいのか。日本人に日本の食文化のプライドがないといわざるを得ない。食の習慣変更によって、劇的に食料自給率が変わることを自覚したいものである。

http://www.narinari.com/Nd/2006076166.html




2006年11月05日(日) 神戸市学歴詐称で14人諭旨免職

 学歴詐称といえば「卒業していない学校を卒業した」とするのが通例であった。その逆もあるというから悲しい挽歌である。神戸市は「大卒や短大卒なのに身分を偽り、高卒者や中卒者を対象に募集した調理師や管理員に応募し、就職していたとして、同市職員計14人を諭旨免職にした」(11月2日・時事通信)と発表した。大卒でありながら高卒と学歴を詐称したのである。詐称した理由として「生きるために、仕事が必要だった」との回答が多かったという。逆詐称したという理由で諭旨免職にすることが果たして良いのかどうか疑問が残る。 

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000156098.shtml
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY200611040323.html

2006年11月04日(土) 病気で摘出の腎臓移植…宇和島徳洲会病院で11件

 素人が考えてもありえないことが行われている。生体腎移植手術に絡む臓器売買が明らかになった宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)は2日、過去に実施した生体腎移植で、「病気のため摘出した腎臓を別の患者に移植したケースが11件あった」という調査結果を発表した。

 病院関係者は、これらの腎臓は良性腫瘍(しゅよう)や動脈瘤(りゅう)などの病気で摘出されたものとしているが、他の腎移植医らによると、「病気の腎臓を移植することは医学的にあり得ない」という。これは医者でなくとも「あり得ない」ことと理解できよう。宇和島徳洲会病院移植手術そのものも大きな問題となりそうだ。こんなことが起こっているという意味でここに記録として残したい。倫理観は地に落ちているといわねばならない。


2006年11月03日(金) 消費者金融、貸付残高15兆5798億円

10月9日が概要次のことを書いた
1、借り手の死亡に伴って消費者金融側が受け取った保険金は計302億円。
2、借りての「自殺」に伴う受領額は4908件で43億円であった。
3、無担保無保証貸付けの口座数1,408万件(延べ)に対して、被保険者数(延べ)は13441万人もいることが判明した。
4、保有契約高は約8兆4000億円との報道であった。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=238270274&owner_id=3230765

 金融庁は1日、2005年度分の貸金業者関係統計資料を公表した。今回の公表分から消費者向け無担保融資について、貸付金利別の件数、残高が初めて明らかにされた。発表の驚くべき内容は以下の通りである。

1、 利息制限法の上限である20%を超え、出資法の上限金利(29・2%)までの間のグレーゾーン(灰色)金利帯での貸付件数は、4714万件で76・0%を占め、残高も11兆4095億円で73.27%を占め、件数、残高とも7割を超えていた。

2、貸金業者は1万4336に上るが、貸出金利別の統計は、98事業者(残高ベースでシェアは約92%)が提出している事業報告書を基にまとめた。消費者向け無担保貸付金は15兆5798億円で、件数は6200万件だった。
 補足・・件数が6200万件とは驚きだ。正味借り入れ人数は刺     激が強いので金融庁は伏せておくのだろう。

3、金利帯別の貸し付け内訳を見ると、件数ベースではの「26%超29%以下」金利帯が最も多く32・5%を占め、次いで「24%超26%以下」が19.2%、「24%超26%以下」が19.2%」も15.3%に上った。

補足 金利帯別の貸し付け内訳を確認すると次の通り。
28%超29.2%以下     15.3% 
26%超28%以下の金利帯    32.5%
24%超26%以下」       19.2%
24%以下の金利       33.0%

最大の問題はこのような高利の貸付が6200万件のあるという事実である。これを皆さんどう思いますか。時間のあるときにまた取り上げたい。




2006年11月02日(木)  クマ捕獲、今年度2900頭超す 事故多発

 現役のころ約10年会社の地質調査を担当した時期がある。事前の準備をして山の調査の入るのは4月と枯葉が落ちる11月であった。調査対象地はほとんど熊が出没する地域であった。真新しい熊の糞に出会うと余り気持ちがいいものでない。

 調査は人が普通で、外部の業者を頼まない時は2人で調査するのが常であった。熊と出逢ってもこちらの武器は、地質調査用のハンマーのみである。熊が寄り付かないようにどのような対策を取ったか・・・熊の気配のある区域に行くと爆竹を鳴らすのである。「熊よ、近くにいたら逃げなさい」という信号である。静かな山の中での爆竹はかなりの距離まで響き渡る。この効果であったかどうかは分からないが、約10年間の調査で熊と出会うことはなかった。

 今年度、人身事故や農作物への害で捕獲されたツキノワグマが全国で2956頭に達したという。朝日新聞のまとめによると「北陸地方などで大量出没した04年度の2241頭を超え、人身事故も死者3人、けが111人となっている。冬を前に食欲が盛んなだけに、11月に入ってもしばらくは出没しそうだ」〈朝日から〉という。 それにしても捕獲された熊が2956頭というからかなりの数といわねばならない。 捕獲後、唐辛子スプレーをかけるなどして人間の怖さを教えて奥山に放す「学習放獣」が319頭で残る2637頭は捕殺されている。

 死亡事故は長野2人、富山1人。北海道では、ヒグマにより2人が死亡している。多くは山菜やキノコ採りで山に入っての事故であるので、秋の山歩きは地元の情報をよく確認してトラブルを避ける知恵が求められる。



2006年11月01日(水) いじめで生徒・パラハラで先生自殺

 校長先生の自殺に続いて生徒・先生の自殺である。その自殺の原因がいじめ・パワーハラスメント(地位を利用した嫌がらせ)モラル・ハラスメント(言葉や文書などによって、働く人間の人格や尊厳を決定的に傷つかること)の疑いがほぼ決定的というから深刻である。昨日の日々の映像で「文部省の教育審議会は『教養とは構想力』であるとしている。私は教養とは『人権感覚』であると思っている」と書いた。

 少女がバスケットボールクラブ内でチームメートから日常的にいじめえを受けていた実態を明らかになった。近距離からボールをパスして受け取れないと笑う、仲間外れにするなどのいじめで、とうとう自殺に追い込んだ。いじめは人権無視の極悪であるという教育がどうして出来ないのだろう。人の尊厳を決定的に傷つけるいじめ・パワーハラスメント・モラル・ハラスメントが少なくなっていくには、これから100年の年月が必要のようだ。そう思うほど日本の社会全体に人権感覚に乏しいといわねばならない。

 そもそも教育の現場でパワーハラスメント・モラルハラスメントが横行するようではどうにもならない。鹿児島県曽於(そお)市の中学校の女性音楽教諭(32)が、パワーハラスメント(職権による人権侵害)を訴える遺書を残し、自殺した。なんとも痛々しい。自殺した教諭のパソコンには、学校関係者と母親(59)あての遺書があり、校長(55)には「(県総合教育)センター行き、すべてあなたの犯行」、別の上司には「他の同僚と私を差別した」などと記されていたという。学校側は「頑張ってもらおうと指導したもので、パワハラはなかった」と説明しているが、人権感覚を踏まえての指導であれば、自殺のいたることが絶対にない。指導して校長・別の上司の人権感覚の欠落がこの事件を引き起こしていると判断できる。


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石田ふたみ