『日々の映像』

2005年12月31日(土) 近代文明の流れの中で思うこと

 今日で日々の映像の記述は000回目(365日×9年)となった。自分ながら1日も休まずよく書き続けられたと思っている。文章は一定の文明論的な視点を持っていなければ書き続けることが出来ない。日々の映像を書き始める数年前、近代文明の根幹にあたる文章に会う。20世紀最大の歴史家といわれるトインビー博士の説明であった。
「人間は宗教や哲学なしには生きていけないと信じています。宗教・哲学という2つの観念形態の間は明確な区別はありません。・・・17世紀におけるキリスト教の後退によって西洋に生じた空白は、3つの宗教の台頭によって埋められました。その一つは、技術に対する科学の組織的応用から生まれる進歩の必然性への信仰であり、もう一つはナショナリズム(国家主義)であり、他の一つが共産主義です」(21世紀の対話:潮出版社から)
私なりに補足を加えると次の通りである。
1、共産主義という行動様式そのものが広い意味では宗教なのである。共産主義に対し資本主義も一つの宗教である。
2、資本主義に対し上記の通り技術重視主義も立派な宗教である。
3、ナショナリズム(国家主義)は、ここで補足するまでもない。ナショナリズムは小さく言うと、地域社会における人間の集団力を信仰対象とするものだ。強固な官僚組織を人生のよりどころとする人にとっては、官僚組織という集団が信仰の対象なのである。大会社を一生のよりどころとしている人にとっては、会社という集団が一つの信仰の対象なのである。
4、総ての人はなんらかの宗教(その人の基本となるもの)・哲学(物事の基本的な考え方)を持っている。この内容に付いて意見交換することは意味があるのである。
5、日々の映像は社会の出来事に対して、私の哲学(基本的な考え方・捉え方)に基づいて記述したものである。よって、異なる見解があって当然なのである。
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癒しの森872                             2005年12月31日  

           2003年8月13日からの癒しの森

 2003年8月13日から書き始めた癒しの森は今日で872回目となった。健康に恵まれて、1日も休まず書き続けることが出来たことに新たな感慨がある。今日は、2003年8月13日に書いた序文である「癒しの森を初めて読む方へ」の一部を引用させて頂く。
「1997年1月から、日々の映像と題して日々の出来事を題材とするエッセイを毎日1枚書いて来た。社会の出来事がテーマになるので、その内容は重くなることは避けられなかった。このたびエンピツを使って、ページを開くに当たって、「癒しの森」と題する短文エッセイを挿入して行きたい。・・・記述内容の中心は文化的なものになっていくと思っている。・・・私が理解している範囲を記述させていただけば、文化とは人を理解することだと思っている。短く表現すれば、素敵な人を、努力の人を、偉大な人を理解することは、その人の持っている文化が自身に流れてくるからである。人を理解する・・これに勝る心の癒しはないと思う。日本には輝く生き方をしている人が実に多いと思う。もとより、これら努力の人、芸術の人の真似などは出来るものではない。しかし、素晴らしいことは素晴らしいと讃嘆する文化が絶対必要だと思っている。素晴らしいことを讃える姿勢が、自身の心の癒しとなると思う。・・」

  ・それぞれの 人の文化を 理解する そこに生まれる 癒しの世界
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近代文明の流れの中で思うことの加筆
6、アメリカの自動車メーカー(どちらかとば資本主義にウエートがある)がトヨタ・ホンダ(技術主義に圧倒的なウエートがある)の前に敗北しようとしている。これは技術主義という宗教「宗(むね)の教(おしえ)」が資本主義という宗教より優っていることを示している。



2005年12月30日(金) 記憶の強く残ったニュース

 今年の日々の映像は国内ニュースを多く書くことになった。特に多く書いたのがアスベスト災禍の広がりとマンション耐震強度偽造事件であった。1ヵ月に1題特に印象に残っている記述を以下の通り示した。そして、メモ欄に世界日報が収録した国内と海外の10大ニュースを引用した。主な内容に付いては新年に多少取り上げたいと思っている。
2005年01月27日(木)  スマトラ地震津波(12)犠牲者30万人に拡大 
2005年02月22日(火)  フリーター5年間で倍増 20-24歳男性の26% 
2005年03月23日(水)  深刻なニート(若者無業者)の増加
2005年04月21日(木)  170000円のゴミ処理
2005年05月02日(月)  JR西日本脱線大惨事:
2005年06月09日(木)  55歳前後のボケ老人が登場するか   
2005年07月09日(土)  アスベスト災禍の広がり(1)
2005年08月08日(月)  郵政の変:衆院解散を閣議決定
2005年09月12日(月)  自民296議席という空前の大勝  
2005年10月16日(日)  パキスタン地震の第5報:死者4万人に迫る 
2005年11月20日(日)  マンション耐震強度偽造事件(1)
2005年12月12日(月)  前代未聞:小6女児、塾で刺殺される
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癒しの森871                           2005年12月30日  

            白菜の漬物の話

 ささいなことでも書き留めると情報になる。12月27日近藤グループの婦人たちと「うどんの会」をした時の話である。かなりの量の白菜漬けを持参したのであるが、美味しい、美味しいと言って食べるのでたちまち無くなってしまった。この漬物の作り方に質問があった。彼女たちの白菜漬けは塩が多かったり、少なかったり安定した漬物が出来ないというのだ。私の持参した白菜漬けのポイントは次の通りだと説明する。漬物は目方に対する塩の割合を決めておくことが必要である。1月のうどんの会が、11日に決まったので、この日は大根の酢漬けを教えたいと思っている。

・塩 白菜の目方に対し2.5% (この時は1.5キロの白菜であった)
・昆布少々
・隠し味にかつお「ほんだし」(顆粒)子さじ山盛り1杯(4グラム)

  ・何よりも ルールを決めて 料理する 塩の加減が 美味しさ決める 
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国内
1,衆院選で小泉自民圧勝、郵政民営化法成立
2,福知山線脱線事故107人死亡
3,マンション耐震偽装発覚
4,小学女児殺害相次ぐ
5,憲法改正論議高まる
6,「番組改変」で朝日が“捏造”
7,東証システム障害で混乱
8,紀宮さま、ご結婚
9、愛知万博、入場者目標上回る
10,ライブドア・楽天がTV局株を大量取得
海外
1、ロンドンなど世界各地でテロ
2、北の核で6カ国協議難航
3、鳥インフルエンザ、中国などで猛威
4、国際原油相場高騰、一時70ドル突破
5、イラクで新憲法、議会選実施
6、大型ハリケーン米南部を直撃
7、パキスタン大地震死者7万人超す
8、中国各地で反日デモ、大使館にも投石
9、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世死去
10、イスラエル、ガザから撤退

2005年12月29日(木) 出生率1・26前後に、過去最低を更新

 12月24日人口が予想より早く減少することを書いた。今日はより具体的に過去最低を記録した出生率について記述したい。2005年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)が1.26前後に落ち込み、過去最低となることが12月28日、明らかになった。「厚生労働省が先に発表した人口動態統計(年間推計)の分析で判明したもので、これまで最低だった03、04年の1.29を大きく下回る」(28日読売から)結果になったのだ。 

 人口動態統計によると、05年の出生数は106万7000人で、前年より4万4000人減少している。日々の映像を書き始めて満9年になるが、国立社会保障・人口問題研究所の予測が当ったことがないのだ。同研究所が02年に公表した中位推計では、「00年の1.36から07年に1.306まで低下するが、下げ止まり、1.387で安定的に推移する」(引用同)としていた。ところが実際は上記の通り1.26前後に落ち込んでいる。厚労省は正確な出生率を06年5~6月に発表する予定だが、「1.26前後まで低下が見込まれ、さらに落ち込む可能性もある」としている。06年6月の正式発表では1.26より更に落ち込む可能性があるのだ。

 この空前の小子化は、国の政治の根本変革を促がしていると思う。現在の出生率が続くと、100年後に日本の人口は約半分の6000万人になる。これは日本全体であって、地域・地方によっては、人口が4分の1以下になるところも当然出てくる。以前少子化に関連して、人がいなくなる地方に道路を作ってどうなるの・・・との皮肉まじりの文章を書いたことがある。総論になるが、小子化の解決には、生活文化そのものの点検が必要なのだ。交流のあったA集落のように、お嫁の来ない家庭(長男は平均50歳)が半数もあるようでは、小子化どころか集落が壊滅するのである。地域によっては、深刻に自分たちの生活文化そのものを見直す必要があるのだ。
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癒しの森870                              2005年12月29日  

             正月の準備(あられ作り)

 妻が3年前の顎ガンの手術で免許の書き換えを忘れていた。12月上旬から自動車学校に通いはじめ、26日免許センターの試験に合格した。この間家のことは何もしていないので、我が家の正月準備は今日からである。しかし、昨日から孫2人が来ているので、正月準備どころでない。妻と私は孫と一緒に居るだけで疲れてしまう。正月のお餅を2箇所から貰った。子供たちが来ても、そんなに餅は食べない。よって、貰った餅の大半を「かたもち」と「あられ」に加工した。

 仕事が始まったが、かなりの量があるので、この餅を切るにかなりの時間がかかってしまった。おおよそ5時間もかかってしまった。終わった時は、手首がパンパンに張っていた。「あられ」をサラダ油に揚げた時の味は絶品である。残った餅はこのように活用したら・・・のモデルになるので作った「あられ」は交流のある婦人たちに試食させようと思っている。

   ・一品の 私の味を 持つことで 会話も生まれ 楽しさ生まれん 





2005年12月28日(水) 株価上昇:5年3ヵ月ぶりの高値

 株価が15000円台になったのは、12月6日のことであった。それから20日余りで16000円台となった。「28日の東京株式市場で日経平均株価は急反発して高値引け。大引けは前日比225円21銭(1.41%)高の1万6194円61銭と2日ぶりに年初来高値を更新し、2000年9月21日以来約5年3カ月ぶりの高値を付けた」(28日日経から)12月6日の日々の映像で「国内景気の本格回復や、外国為替相場の円安進行による輸出関連企業の収益上振れへの期待感は強く、株価が下落する条件はゼロであると思う」と書いた。
  
 問題はどこまで上昇するかである。私の印象はこのまま日経平均株価は上昇して、20000台に乗ることにそう時間がかからないと思う。忘れもしない。日々の映像を書き始めて1997年の1月から日経平均株価が20000円の大台を割り込んだのである。この程度の水準までは簡単にいくように思う。景気の先行きに強気の見方が広がって、外国人投資家が積極的に買い、投信資金が株式市場に流れているのだ。

 株価の上昇は景気回復を象徴するデータである。東証1部の値上がり銘柄数は1212、値下がりは352、横ばいは101という内容である。妻が保有している株も一連の株価上昇以上に値上がりしている。最低に下落した時の株価と比較すると約2倍になった。売却時の資産価値が上昇することは、心理的にかなりの影響を与えるのである。国全体としては、株価の上昇で消費が拡大する方程式だ。日経平均株価が20000円台になった時は、景気回復路線は決定的になるだろう。
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癒しの森869                             2005年12月28日 

         生涯青春の会でパソコン教室

 昨日の近藤グループの婦人たちとの懇談は多くの示唆を受けた。集まった婦人たちは40代後半で、典型的な日本の中流家庭の奥様たちである。当然ながら交流関係の友人も多く持っているオーラがある。唯一つ気になったのが、若いのにパソコンを使いこなす人がいないような印象であった。現代でパソコンを使いこなさない人は、実は完全な時代遅れの人なのである。誰かが働きかけて、これらの婦人たちがパソコンを習う機会を作りたいと思った。

 赤石サロンもパソコンを覚える必要を感じている人がいる。よって、ここでパソコン教室を作ったらどうか・・と提案してパソコンの先生を紹介したが具体的に動いていない。整理すると、①教室をセットする当事者と②パソコンを教える先生との役割分担をしないと具体的に動き出さないようである。パソコン(インターネット)という情報網を持つことが、後半の人生をどれだけ豊かに飾るか計り知れない。その意味で、生涯青春の会でパソコン・その他の教室をセットして行く方向で動き出すことにした。

   ・生活の 文化の他に 交流を 拡大させる メールの交信  





2005年12月27日(火) 中国広東省のカドミウム流出事故

 我が家で時より中国産の竹の子などを買うことがあったが、最近の中国の事故を見ていると、この国の野菜を買うのは適切でないような気がする。以前から水不足に悩む国が、多くの水を使う野菜などを出荷すべきでないとの印象を持っていた。

 中国広東省の国有の金属加工会社の精錬工場が11月にも同様にカドミウムの流出事故を起こしていた上、長期間にわたり基準値を上回る汚水を常時垂れ流していたことが明らかになったという。「カドミウムの流出総量は分かっていないが、河川汚染がより深刻化している可能性は高く、下流の省都・広州などへの汚染拡大が懸念される」(産経から) という。日本の水俣病(イタイイタイ病)と同じ現象が下流地域に起こることは必至である。
 カドミウムのことはここで以下の通り何回も書いた。

カドミウム汚染         (2000年 3月11日の日々の映像)
カドミウム汚染農地      (2002年 6月24日の日々の映像)
カドミウム汚染米        (2002年 7月27日の日々の映像)

 カドミウムなどの体内汚染に関心を持つべきだと思っている。カドミウムの中毒症状の代表格は腎機能障害でその恐ろしいメカニズムの一部を引用しよう。
「体内に過剰に吸収されたカドミウムは、まず肝臓に蓄積されますが、やがてゆっくりと腎臓に溜まっていきます。こうしてカドミウムが腎臓に蓄積すると、タンパク質や酵素と結合して、腎機能障害を引き起こす原因になります。その影響でカルシウム代謝にも異常が起こり、骨からカルシウムが失われて重症の骨軟化症を招き・・・ひどくなると、全身が痛み(イタイイタイ病)衰弱していきます」(大森隆史著・毛髪ミネラル検査のすすめから)
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癒しの森868                             2005年12月27日  

          人の輪は手作りの食の交流から

 今日は12月23日に書いたように、近藤グループの40代後半の婦人たちの要望で「うどんの会」を開く。この女性たちのたまり場であるマンションは広く、15人ぐらいでうどんの会を開いても余裕しゃくしゃくである。今日のうどんの出来が特に良かったせいもあるが、「美味しい・美味しい」と感動する人もいた。今日の参加者は8名であったが、この美味しさうわさが広がって、次回からは定員(15名)に近い参加者となるだろう。今日のメニューをメモしておこう。

①ざるうどん ②小女子と玉ねぎの天ぷら ③煮物 ④白菜の漬物
(塩2.5%) ⑤発芽玄米ご飯の小おにぎり ⑥薬味はゆずとネギ

 次回の「うどんの会」は早速1月11日(水)に決まる。手作りの食を囲む懇談は、特別な楽しさが生まれるものである。彼女たちに人気のあった漬物・煮物の作り方を教えようと思っている。どうしてこんなに白菜の漬物が美味しいの・・との話しも出た。絶妙な塩加減でうま味が引き立つのである。
 
   ・人と人 交流生まれる そのカギは 食と会話を 楽しむ時で
                      (2005年12月23日の再掲) 

 




2005年12月26日(月) 山形特急転覆:長岡の女性死亡

 普通乗用車の自重は1トン少々である。30メーターぐらいの風で乗用車が飛ばされたという話は聞いたことがない。それなのに自重が40トン~約49トンもある車両が風で浮き上がり転覆したというから信じられない。山形県庄内町のJR羽越線の最上川橋梁付近で25日夜、秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成)が脱線・転覆する重大事故が発生した。「乗客の男性2人、女性2人の計4人が死亡、鈴木高司運転士(29)と乗客31人の計32人が重軽傷を負った」というから大変なものである。死者は更に増えることは必至である。

 もっとも、風を受ける面積からすると自重49トンは軽いような気がする。ここに具体的な資料はないが車両の軽量化が大きく影響しているのではないだろうか。「突風で車体が浮き、そのまま脱線、転落した」との鈴木運転士の供述から、突風と事故との関連があることは事実であろう。現場付近は風速が毎秒30メートルに達すると列車を停止し、25メートル以上で徐行運転になっているという。この風速をリアルタイムで運転手に届くようになっているのだろうか。

 今回の事故ニュースを特別な思いで見た。「いなほ」の車両は懐かしい。50代後半に5年ばかり時折青森市に出張することがあり、いつも「いなほ」に乗っていた。厳寒も影響しているのか、復旧のめどは立っていない。人が車両の下敷きになっている可能性もあるのだ。早急に事故車両を撤去すべきだ。
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癒しの森867                             2005年12月26日  
           トリノ冬季五輪の代表決まる

 来年2月のトリノ冬季五輪の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権最終日は25日、東京・国立代々木競技場で女子シングルのフリーを行い、ショートプログラム(SP)2位の村主章枝(すぐり・ふみえ=avex)が逆転で、3季ぶり5度目の優勝を遂げた。2位以下は次の通りである。安藤美姫が6位になるほど、実力が接近しているのである。 日本スケート連盟は25日、トリノ五輪のフィギュアスケート代表を決定する理事会を開き、女子3枠に荒川静香、安藤美姫、村主章枝を、男子1枠に高橋大輔を決定した。

村主章枝(avex)            1位 トリノ五輪代表      (1980.12.31生)
浅田真央(グランプリ東海ク)    2位               (1990.9.25生)
荒川静香(プリンスホテル)     3位  トリノ五輪代表    (1981.12.29生)
恩田美栄(東海学園大職)      4位              (1982.12.13生)
中野友加里(早大)          5位               (1985.8.25生)
安藤美姫(愛知・中京大中京高)  6位 トリノ五輪代表      (1987.12.18生)

 年齢制限で五輪に出場できない15歳の浅田真央(グランプリ東海ク)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度成功させている。この人が出場できないことが、大きな話題に上ったが、一つのルールとして受け入れるしかないようだ。4年後の主役は、浅田真央になることだろう。

  ・次々と 優秀選手が 躍り出る 超激戦の 代表選び






2005年12月25日(日) 中国・韓国への親近感、急降下 内閣府世論調査

 小泉首相の靖国神社問題、外務大臣の「中国は脅威」発言、マスコミの中国・韓国の扱いなどを踏まえれば、両国の親近感が急降下するのも当然である。特に今年は中国での反日デモや、韓国との竹島の領有権問題などが影を落としていると思われる。アメリカとの友好関係が良いように、隣国である中国・韓国との関係も良くしていかねばならないのだ。しかし、現在の政府は友好拡大の努力をする姿勢どころか、言外に対決姿勢を滲ませているように受け止められる。
 
 内閣府が12月24日付で発表した「外交に関する世論調査」によると中国・韓国への親近感が急降下している。この調査は1975年から続く調査で、全国の成人3000人を対象に実施したものだ。この内訳をメモしておきたい。

韓国に対して 「親しみを感じる」   51.1%   04年より-5.6%
韓国に対して 「親しみを感じない」 44.3%
日韓関係を  「良好だと思う」     39.6%   04年より-15.9%

中国に対して 「親しみを感じる」  32.4%   04年より-5.2%
中国に対して 「親しみを感じない」 63.4%   過去最高を記録
日中関係を  「良好だと思う」    28.1%    04年より-19.7%急減
日中関係を  「良好だと思わない」71.2%   04年10%急上昇
       (資料12月25日の朝日新聞)
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癒しの森865                            2005年12月25日

        ブルガリア出身の琴欧州(新大関)

 日本ほど思想・習慣に寛大な国はないだろう。結婚式は神殿・葬儀は仏式・そしてキリストの生誕である12月24日のクリスマスを祝う。寛大という捉え方と、確固たる思想がないとの両面の評価がつきまとう。
   
 スピード出世で、人気も急上昇中の琴欧州の存在が光る。以前に書いたことがあるが、ブルガリア出身であっても考え方は良き日本人と同じである。新大関となって、ブルガリアヨーグルトのCM出演が決まった。記者会見で「大関の位は横綱に負けますが、人気はダントツ、拍手の大きさは誰にも負けません。その人気の秘密は何でしょうか」と質問される。新大関はしばらく考え「それは、いい顔だからじゃないですか」と、にこっとしたという。これは核心を突いた答えだと思う。
 
 この美男は、若い女性ファンの数を増やしている。広く人気があるのは、日本人好みの面構えと立ち居振る舞いにあるようだ。仕切りの時は、虫も殺さぬようなにこやかな顔。それが立って回しを引き、最後の決めにかかる時のすさまじい形相になる。これらの静と動のコントラストが人気を支えているように思う。横綱の朝青龍の前に立ちはだかるのは、今のところ琴欧州一人しかいない。まもなく琴・朝時代の到来だ。しかし、人気の95%は琴欧州に挙がるだろう。
 
  ・モンゴルの 横綱倒すは ただ1人 美男ににこやか 琴欧州よ   





2005年12月24日(土) 日本の人口予想より早く減少

 新潟の山沿いの地域は、空前の豪雪になる可能性が出て来ている。今日現在の積雪は津南282㌢、湯沢町233㌢魚沼市231㌢となっている。降雪はこれからが本番であり、積雪が400㌢を越える地区が出る気配である。少子化が進む過疎の地域にとって、豪雪を乗り越えることは簡単ではない。

 日本がついに「人口減少社会」を迎えた。厚生労働省の人口動態統計の年間推計で、日本の人口が2005年に初めて減少に転じることが分かった。「出生数から死亡数を引いた「自然増加数」はマイナス1万人。日本に住む外国人を含めた総人口ベースでもマイナス4000人と見込まれ、国立社会保障・人口問題研究所の「自然減は06年から」とする予測より1年早い結果となった。これを受けて同日の閣議後の記者会見では、閣僚から少子化対策の強化を訴える発言が相次いだのでメモしよう。

・竹中平蔵総務相は「予算配分を子どもにシフトさせた北欧の例は参考になる」
・川崎二郎厚生労働相も「子どもへの配分を増やす道筋がつきつつある」
・小池百合子環境相「女性が子育てに楽しみ、やりがいを見いだせないでいる」
 
 日報の社説の一部を引用したい「結婚や出産の年代にある女性に聞いてみるといい。将来に夢を抱き、安心して子どもを産み、育てることに希望を託せる人がどれだけいるだろう。女性の多くが、派遣や臨時、パートなど不安定な雇用状況に置かれている。育児休業どころか、産休を申し出ただけで失職しかねないのが実態だ。二人目どころか、一人目を産みあぐねている」(12月23日・日報社説から)というように若い人達の生活環境の厳しさが少子化になる一つの原因になっている。
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癒しの森866                              2005年12月24日

       レスリングの吉田が86連勝で4連覇 

 日本の女子レスリングの強さ秘密はどこにあるのだろう。8月に行われたユニバーシアード・イズミル大会第で、無敵を誇り4階級の金メダルに輝いた。この4人の名前をもう一度書いて顕彰したい。(8月18日の癒しの森から)

55キロ級で吉田沙保里(よしだ・さおり)(綜合警備保障)、
59キロ級の正田絢子(しょうだ・あやこ)(東洋大)
63キロ級で伊調馨(いちょう・かおり)(中京女大)
67キロ級の新海真美(しんかい・まみ)(中京女大)

 12月23日のレスリングの全日本選手権最終日女子55キロ級の吉田沙保里(よしだ・さおり)が4連覇を達成した。日本協会によれば、この日の3勝で吉田の連勝は86となり「同じ格闘技で柔道女子48キロ級アテネ五輪金メダリスト、谷亮子の持つ連勝記録84を上回ったという。吉田沙保里は「谷さんはあこがれの人。光栄でうれしい。100連勝を目指したい」と満面の笑みを浮かべる。進化を続ける吉田は「無敗を続け、五輪連覇を狙う」と頼もしい宣言をしている。 強さと溢れる自信は「自分は努力している」と言い切るほどの充実した練習にあるのだ。

  ・連勝を 86まで 伸ばし行く 吉田の言葉は 「自分は努力」 





2005年12月23日(金) 送電線はもろかった:再度の大停電が起るか

 気象庁は22日、この冬(12月~2月)の天候は「平均気温は全国的に低くなる可能性が最も高い」(朝日から)と発表した。当初は、暖冬傾向の予報を出していたが、12月に入って低温が続き異例の修正となった。全国的に低くなれば、85年~86年の冬以来、20年ぶりの「寒冬」になるという。同庁によると、20日までの気温の平年差は北日本でマイナス1.9度、東日本同2.6度、西日本同3.0度、南西諸島で同1.7度と記録的な低温となっている。

 20年ぶりの「寒冬」であれば、再度今回のような大停電が起る可能性がある。テレビで東北電力の担当者の会見を聞くと、電気という社会の血液を送り出している会社としては頼りない会見であった。深刻な都市機能不全を引き起こした会社としての責任感が伝わってこない。東北電力の説明では、塩分を多量に含んだ雪が付着した送電線や電線同士が強風にあおられてショートしたのが停電の原因らしいという。風速は最大で33メートルだ。塩分を含んだ湿雪が降るのも本県の海岸部では珍しいことではない。「この程度の風雪で半日以上もの大停電を引き起こすとは、東北電力の危機管理はどうなっているのか」(日報社説から)との指摘は当然のことだ。

 記者会見は停電が起きてから七時間後の午後3時半過ぎまで行われなかったことも異常である。しかも、私の知る範囲ではトップの会見でなく中間管理職であった。生活と産業の命脈を握る電力会社のトップは一体何をしているのだろう。電気、水道、ガスの供給線はライフラインと呼ばれる。文字通り現代社会の生命線である。その送電線がこんなにもろかったとは驚くばかりだ。
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癒しの森864                            2005年12月23日
           
         文化的(ここでは食文化)なテーマを持つ

 2年前からヘルシーライフの活動を始めた。そして、さまざまな市民活動の人達との交流も生まれた。これらの交流を通して感じることは、活動の目的が単純明快であることが必要なのである。ヘルシーライフの活動の骨子は「うどんの会」と「健康のために発芽玄米ごはんを食べましょう」という2つである。私の手作りうどんに人気があり、今年も少ない月で2回うどんの会を開いた。赤石サロンから12月29日、大掃除に先立って、うどんの会を開いてくれないかとの要望を受けていた。美味しいうどんを食べながらの爆笑の会といえばイメージがまとまるだろうか。
  
 今日近藤グループの世話役から電話があり「27日にうどんの会を開いてくれないか」との要請を受ける。Kさんはうどんの会に出席したことがないが、うわさを聞いて自分たちのグループで「うどんの会」を開きたいとの申し入れである。27日は世話役のKさんしか面識がないので、当日集まる10人余りのご婦人達と初めて会うことになる。交流が生まれるカギは、単純であっても文化的な何かを持つことである。

   ・人と人 交流生まれる そのカギは 食と会話を 楽しむ時で  




2005年12月22日(木) 新潟中心の大停電 

 今朝の風は凄かった。新潟気象台によると午前10時までの最大瞬間風速は33.2メートルであったという。まさに冬型の雪混じりの強風が吹き荒れる天候となった。新潟市で80人余りのホームレスが居るが、どこに身を隠し、この寒さと風をしのいだことか。

 東北から西日本にかけて大雪や強風で、新潟や関西地方などの広い範囲で計135万世帯に及ぶ大規模停電が起きた。東北電力によると、22日午前10時半現在、新潟県北部の下越地方全域と長岡市、三条市の一部で計65万世帯が停電となった。新潟の我が家に電気が灯ったのは午後4時であった。記述するまでもなく、上越新幹線がストップするなど都市機能がマヒした。この凶暴な風・雨・雪はいつ収まるのだろう。新潟に生活を始めて40年余りになるが、信号機が壊滅となった道路を走ったのは初めてであった。ドライバーは譲り合いで冷静に対応していたように思う

 この停電がいつまで続くが分からず、電池などを買い求める人で開店している店は混雑していた。セブンイレブンはさすがで、ここだけは自家発電で通常を変わらない営業をしていた。その他スーパー・ドラックストアーは停電と同時に弊店していた。消費者は緊急時の企業(各店舗)の対応を敏感の感じたのではないだろうか
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癒しの森863                             2005年12月22日

           明日から春に向かう

 今日は猛烈な風で、早朝5時前に目が覚めてしまった。今月は健康に関するテーマを多く書いた。血行不良(冷え性)の人は、この寒さと風で震い上がることだろう。今日は冬至、文字の意味は「冬に至る」である。太陽に光、すなわち昼が最も短い日なのである。しかし、明日から昼の時間が少しずつ長くなっていく。日照時間に視点を移せば、あすから春に向かうのである。「猛烈な寒さと風・・しかし、明日から春に向かう」と捉えるのはいかがなものか。

 昨日心の整理・精神力でガンに立ち向かうサイモン療法に関する記述を再度詳しく読んだ。ガンになってどう心を整理すればよいのか、精神面(精神力)が人間の免疫機能に大きな影響を及ぼしていることが証明されている。ガンの宣告を前向きに受けて「1日1日を感謝して生きる」という精神力を持つ人がガン克服するのである。詳しくは12月16日の癒しの森に書いたが、物事をどう受け止め整理するかが、人生の眼目のように思う。今日の猛烈な寒さと風も、「明日から春に向かう」と受け止めることも出来るのである。

  ・眼前に 広がる出来事 どのように 受け止め方が 明日を決め行く



     


 

2005年12月21日(水) マンションがほとんど売れない

 今日気象庁は「大雪と暴風雪に関する全般気象情報」を発表した。今日の夜から23日にかけては日本海側の地方を中心に暴風雪、高波、大雪の警戒が必要なのだ。ここ年末に向かって、深刻なニュースが多い。

 昨日から耐震強度偽装事件の強制捜査が始まった。ともかく520人の捜査員が動員され、捜索先は100所以上という空前のものだ。異例の大規模捜査は「住まい」の安全を根幹から揺るがす事件となっているからである。これは事件の異常性、深刻さを示すとともに、捜査当局の立件への意気込みをうかがわせる。合同捜査本部は、国土交通省から告発を受けた建築基準法違反容疑を端緒に、宅地建物取引業法違反や詐欺容疑での立件を検討する方針のようだ。人命を脅かすという前代未聞の事件を考えれば、重罰刑の適用を追求するのは当然である。捜査当局が立件しても、被害を受けたホテル所有者、マンションの住人が救われるわけでない。よって、行政の的確な判断が必要になってくる。

 捜査のポイントは、偽装が単独行為ではなく、組織的に行われていたか否かなのだろう。この点では木村建設・建築主のヒューザー・総合経営研究所は偽装へのかかわりを強く否定し関係者の証言が食い違っている。ここに大きな壁はあろうが、合同捜査本部には事件の核心を暴いてもらいたいものだ。警察庁長官は「徹底的に事件を解明する」と言明している。その言葉通りの捜査が展開することを期待しよう。最大の問題は、全国的に無数のマンションを建てた有力業者のマンションが安全であるかどうかなのだろう。今はマンションの取引がほぼストップしているので、この業界は何も違法行為をしてなくとも、破産に追い込まれる可能性がある。
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癒しの森862                             2005年12月21日
           友人の葬儀に参列

 午前10時から始まった友人の葬儀に参列してきた。一切の行事に参加して午後4時に帰る。この友人と多く交流するようになったのは、21歳になってからの5年間で、共に青春の時を過ごした友人であった。友人の奥さんは、私が21歳の時はまだ17歳であった。それから45年余りの歳月が流れたのだ。

 きょうは、40年ぶりにあった人が10人余り居た。友人の妹さん達3人とほぼ40年ぶりに会う。もう60歳になった長女が一番元気そうであった。私が最後まで残ってくれたことを心から喜んでくれた。友人のお妹さんたち3人を激励するために、会う機会を作りたいと思った。友人の母は90歳で認知症になったものの存命である。認知症になると家族に限りない負担と苦痛を与える。60代になっている友人の奥さんの負担が大変だ。改めて「ボケ老人になるな!」をキャッチフレーズに掲げる「生涯青春の会」の活動の意義を感じる。

   ・自立せず 介護されての 長生きは 迷惑のみとの 価値観必要






2005年12月20日(火) 裁判権の乱用罪が必要だ

 国会議員の逮捕・裁判の有罪判決はここに書き留めておく必要がある。以前は国会議員が逮捕されるたびに、過去10年の逮捕者を書き連ねた。今はその意欲がないが、10人を下回ることがなかった。平均すれば1年に1人は逮捕されているのである。 衆院議員の西村真悟容疑者(57)の弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部は18日、法律事務所元職員とされる鈴木浩治被告(52)(起訴)から無資格の弁護士活動(非弁活動)で得られた報酬のうち約800万円を受け取っていたとして、西村容疑者ら3人を組織的犯罪等処罰法違反(犯罪収益の収受)容疑で再逮捕した。 今回の西村真悟容疑者は、法律に詳しい弁護士であるので、最高裁まで争うことはないとは思うが・・・。

 今までの国会議員の裁判では、ほとんどが最高裁まで無実を主張するのだから嫌になる。裁判権の乱用罪でも作ったらどうかと思う。中小企業経営者福祉事業団を舞台とした汚職事件で、受託収賄罪に問われた元参院のドン村上正邦被告(73)らの控訴審判決公判が19日、東京高裁で開かれた。白木勇裁判長は「懲役2年2ヵ月、追徴金約7280万円」とした一審・東京地裁判決を支持し、村上被告側の控訴を棄却した。無罪を主張していた村上被告は即日、最高裁に上告した。勝ち目がなくとも選出してくれた選挙民のために、あくまでも無実であると言い張り続けるのだろう。このようなために費やされる裁判費用(国費)は大変なものである。最高裁でも有罪となったら、別に裁判権の乱用罪で懲役2年2月の加算罪が必要だと思う。
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癒しの森861                               2005年12月20日 

              友人の通夜に参加

 今回死亡した友人とは今年8月の同年会にあった。ガンになる前は体重が70キロを超える身体であったが、ここ数年の闘病生活で40キロ余りに痩せていた。なにしろ、20代の前半に毎日のように会っていた同級生である。何とかガンを克服して欲しかったが、願いもむなしく旅立つことになった。振り返ると今から約45年前友人の父親が52歳で死亡(同じくガン)している。この時の模様が昨日のように思い出された。
 
 今から40年~45年前に交流のあった友人知人に会う。当然であるが皆年輪を重ねた顔をしていた。中でも懐かしかったのは、三条から来てくれたK氏で弔辞を読んでくれた。これからは時間を作れるので、同氏とは何かと交流したいと思っている。心の思いをストレートに話が出来る友人は、そんなに多くいるものでない。良き友人は人生の財産であることを感じる1日であった。ある文豪が言っていた。死を自覚することは心の自由の証であると。

  ・誰しもが この世の別れ 訪れる 旅立つ自覚が 自由の証





2005年12月19日(月) 寒波来襲:気象庁は3カ月予報見直か

 寒波来襲は体力がギリギリの病人にとっては厳しい。20歳代前半に親しく交流していた同級生が昨日の夕刻逝去したと連絡を受ける。ガンを患っていたことは知っていたが、肺炎を併発しての逝去であったとのこと。  
  
 日本列島が寒波に覆われている。健康な人はそう寒さは感じないが、血流の悪い人はふるい上がるほどの寒さなのである。気象庁の長期予報では今冬は暖冬と見込んでいたのに“想定外”の寒波襲来となっている。しかも この寒波は記録ずくめなのである。19日午前11時までの最深積雪量は、①岐阜県白川村196センチ、②群馬県水上町178センチ、③福島県南郷村149センチなど全国の37観測地点で12月の最高記録を観測している。うち広島県庄原市と北広島町では、それぞれ144センチと89センチで、これまでの年間積雪量を上回るという空前の記録なのである。

 気象庁は10月末発表の「今年は暖冬」(19日・毎日から)とする3カ月予報の見直し作業に入っている。11月末の3カ月予報では「12月の気温は平年並みかやや寒いが、1月は高い」としていたが今月17日発表の1カ月予報では「寒さは1月中旬まで続く」と修正している。ここ10年ほどの傾向から『暖冬』に慣れていたわれわれは厳しい寒波に備える必要がある。気象庁は「北極振動はメカニズムが解明し切れておらず、事前にこうした寒波を予測するのは難しい」(引用同)としている。寒気は弱まる見込みだが、西高東低の冬型の気圧配置は続いており、さらに21日には再び強い寒気が張り出してくるようだ。気象庁では引き続き雪崩や暴風雪、高波への警戒を呼びかけている。
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癒しの森860                              2005年12月19日  

       長岡の婦人に発芽玄米ごはんの炊き方指導

 妻は3年前のガンによる入院で自動車の免許の書き換えを忘れていた。車に乗れないと不自由であるので、10日ほど前から自動車学校に通っている。そのため、長岡の若い婦人の発芽玄米ごはんの炊き方指導は、私一人で明石サロンで行った。若い婦人は母親と2人で炊き方指導を受けに来た。ここでは発芽玄米ごはんの炊き方指導に関することは割愛したい。

 日々の映像を書き始めたのは、1997年の1月であった。よって、今月末で365日×9年間(3300日)1日1枚を書き続けたことになる。日々の映像は社会の出来事に関するエッセイである。生活に関係のある有害物質・電磁波・大気汚染・水の問題など数多くの社会問題を記述してきた。今日は長岡の親子に、血液さらさら対策・健康に関係のある水の知識・電磁波などの問題点を懇談的に話をした。振り返ると満9年間1日も休ます日々の映像を書き続けてきたことは、さまざまな生活情報が蓄積されていることを改めて自覚する日となった。

  ・9年間 休まず書いた このエッセイ 健康続いた 確かな証 





2005年12月18日(日) 強度偽造事件(10) 偽装のホテルは37軒

 懸念されていたことが明らかになった。国土交通省は16日、「木村建設などが関与し、姉歯秀次元建築士以外の業者が構造設計を担当したホテルに鉄筋量の少ないものがある」(12月16日・朝日から)と発表した。木村建設の篠塚明元東京支店長が14日の衆院の証人喚問の際に提出したホテル31棟の資料の中に、姉歯元建築士以外の業者が構造設計をしたホテルも含まれていた。

 姉歯秀次・元1級建築士(48)以外の構造計算で、1平方メートル当たりの鉄筋量が70キロを下回る「姉歯物件」並みのビジネスホテルが全国に少なくとも8都府県に13棟あることが、毎日新聞の入手した資料などで分かった。いずれも経営コンサルタント「総合経営研究所(総研)」が指導したゼネコンの施工によりものである。姉歯氏が手がけて耐震性が基準値の3割未満だった物件よりも鉄筋量の少ないものもあったという。
 
 結論として12月18日現在で耐震偽装のホテルは37軒となって休業は31軒に達している。3軒は解体の方針を固めた。7軒は耐震補強工事で営業再開をめざすというが、めどが立たないホテルも多いのが現実だ。休業に追い込まれただけでも大変な被害である。しかし、施工した木村建設は破産してしまい、文句をつける先さえない。ホテルの関係者は、建築確認で見逃した責任(行政)も問いたいとしているが、国土交通省の姿勢は「事業主の自己責任」とし、公的支援はしない方針を示している。しかし、国土交通省の姿勢は可笑しいと思う。強度偽造の建築確認に国も間接的に関与しているのである。少なくとも、解体費用ぐらいは国の責任として支援すべきだ。
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癒しの森859 2005年12月18日 

         扶陽のクリスマスパーテーに出席

 生涯青春の会とヘルシーライフの会で多くの新たな友人が出来た。中でもグループとして、扶洋関係の婦人たち十数名と知り合いになった。この中で確実にスピーチする人が4人おり、来年もこの人達の人生経験を拝聴する機会が出てくるので楽しみである。
 
 昨日はグランドホテルに扶洋のクリスマスパーテーがあり、妻と二男の3人で出席する。会費は10000円であったが、扶陽の営業所・本社などの支援があるようで、1時間余りのショーが入った豪華なクリスマスパーテーであった。ショーが終わると抽選会があった。抽選に当たった人が何十人いたのかわからないがかなりの人数であった。最後に近づくと段々景品の質が良くなってくる。抽選の中ほどに妻にワインが当たった。後半ホテルの食事券が2男に当たる。これで終了がと思われる最後の2番目に、私に羽毛布団が当たる。全体には5人に1人ぐらいしか当らないのに、我々3人はパーフェクトに抽選に当たることになった。参加した婦人たちは「日ごろの行いが良いからだ」との評価をいただく。
  
 ・パーテーで みんなが抽選 大当たり 笑いが渦巻く 今宵のひと時



2005年12月17日(土) たばこ増税1本1円の値上げ

 自民、公明両党の税制調査会は12月14日、児童手当の財源確保のため、06年度からたばこ税の税率を1本1円引き上げることを決めた。国・地方合計で約1700億円の税収増となる。現在のたばこ1本あたりの税額は約7.9円で、05年度の国と地方を合わせたたばこ税収は約2兆2000億円。代表銘柄のたばこの小売価格は、マイルドセブン1箱(20本入り)が270円(たばこ税157円)から290円(たばこ税177円)になる。このたばこ価額は欧米と比べると、桁はずれに安いのだ。同タイプのたばこで「英国982円(たばこ税611円)、米ニューヨーク市736円(たばこ税370円)」(12月15日毎日から)なっており日本の安さが突出している。

 禁煙広報センター(東京都中央区)は12月14日、禁煙行動とたばこの価格に関するアンケートの結果を公表した。全国の喫煙者1980人を対象に今月2~4日、インターネット上で実施。禁煙のきっかけとして考えられることを複数回答で尋ねたところ、最多は「自分の強い意志」(59%)で、2位は「たばこの値上げ」(55%)だった。喫煙が健康に悪いという自覚を持っている人は83%になっている。ポイントはたばこの価額がいくらになったら禁煙するかである。
 
 1箱(20本)いくらなら禁煙するかについての解答は次の通りだ。1000円では73%が「やめる」と答えている。500円では51%が、400円では24%がやめると答えた。ただし300円では4%しかやめる人がいないのである。この結果を見ると1箱290円では3~4%の人しか禁煙しないのである。禁煙という視点に立つと、政府のたばこ値上げはまだまだ手ぬるいといわねばならない。
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癒しの森858                             2005年12月17日  

     フィギュアスケートのグランプリ浅田真央がSPでトップ

 女子スケート界に天真らんまんの天才少女が登場してきた。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位選手によるGPファイナルは16日、国立代々木競技場で開幕した。この日女子のショートプログラム(SP)が行われ、浅田真央(15=グランプリ東海ク)が64.38点の自己ベストをマークし、2位以下を大きく離して首位に立った。2位はイリーナ・スルツカヤ(ロシア)、3位は安藤美姫(中京大中京高)。中野友加里(早大)は4位だった。

 浅田真央(15)はソルトレークシティー五輪銀メダリストで、昨季の世界女王、今季も断トツの強さを誇ってきたロシアのスルツカヤに5.48点も差をつけた。この日は天才少女浅田真央が、世界一に大きく近づいた瞬間だった。優勝のかかるフリーに向けて「首位を気にせずに、気楽に滑りたい。トリプルアクセル(3回転半)を2回跳びたい」と無邪気に話したが、2回のトリプルアクセル(3回転半)を飛べるのは世界で初めてなのである。

 浅田 真央(あさだ・まお)のプロフィール
1990年(平2)9月25日、愛知・名古屋市生まれ。5歳でスケートを始める。ジュニア国際デビューした昨季は、GPファイナル、世界ジュニアを圧勝し、全日本選手権も3回転半を成功させて2位に入った。1メートル52、37キロ。




2005年12月16日(金) 週末、この冬一番の寒気:大雪の恐れ

 自然の脅威に逆らうことは出来ない。新潟県は新潟市を除く全域で大雪となっている。12月の中旬の雪としては空前の記録となっている。今回の大雪は滋賀県・岐阜県・広島県にも広がっている。主な積雪は①新潟県津南町231センチ➁湯沢町180センチ➂滋賀県余呉町157センチ④岐阜県郡上市144センチ➄広島県庄原市92センチとなっており、全国16地点で12月の最深積雪記録を更新している。

 日本列島は17日から19日にかけて、この冬一番の寒気が流れ込み、「北日本から西日本の日本海側と東海、関東甲信の山沿いで大雪になる恐れがある」として、気象庁は「既に記録的大雪となっている所があり、いっそうの警戒が必要」というから困ったものだ。

 改めて大雪に関する気象情報第4号の予報を引用しておきたい。
「北陸地方や東海地方(岐阜県)、近畿地方北部を中心とした強い降雪は、15日日中に入って小康状態となっています。しかし、17日頃には、ここ数日よりも更に強い寒気が日本付近に流れ込み、各地で大雪となるおそれがあります。既に大雪となっている地域では、なお一層の警戒が必要です。さらに17日頃には低気圧が発達しながら日本海から北日本に進み、上空約5000メートルで氷点下45度以下のここ数日より更に強い寒気が日本付近に流れ込むため、北日本から西日本にかけての日本海側、東海地方や関東甲信地方の山沿いで大雪となる見込みです。また、北日本を中心に各地で風が強まるでしょう。大雪による交通障害、ふぶきや降雪による視野障害、電線や樹木への着雪、落雷、突風が予想されます。 これまでの大雪に加え、積雪は更に増えることから、多雪地帯では大雪に対するなお一層の警戒が必要です」
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癒しの森857                            2005年12月16日  

      ヘルシーライフ会報16号の(免疫力の学習)作成
 
 今日は4時間あまりかけて免疫力(自然治癒力)の学習特集号を整理する。人間の体を構成する約60兆個の細胞のうち約2兆個、重さにして約1kgが免疫細胞だという。全細胞の内、毎日3000億個以上の細胞が死に、同じ数だけ新しい細胞が生まれている。書籍によっては毎1兆個の細胞が死に、同じ数新しい細胞が生まれているという解説もある。人体は想像を絶するダイナミックな活動をしている。2兆個ある免疫細胞も1日に100億個が入れ替わる。このような膨大な数の細胞が、我々の生命を支えているのだ。健康であることはマクロファージ、好中球、T細胞、B細胞、ナチュラルキラー(NK)などの免疫細胞の活躍によるのである。自分の体の中に活躍する免疫細胞の種類を理解することは、自分を理解すること・・との視点に立つべきだ。ここでは、目次のみを掲載したい。本文全体は癒しの森の中に掲載。
1、はじめに
2、免疫とは
3、最初の生体防衛
4、免疫細胞について
5、免疫細胞の種類と役割
6、免疫力を高める栄養
7、ビタミンと免疫との関係
8、免疫作用、抗酸化作用のある成分と食品
9、免疫力だけでガンが治る事例
10、腸が悪いと免疫力は下がる

2005年12月15日(木) マンション強度偽造事件(9)黒幕の登場

 国土交通省は14日、姉歯・元建築士による構造計算書の偽造を、新たに東京都北区のマンションで確認したと発表した。「問題物件は17都府県の計71件となった」(14日産経から)71件のマンション・ホテルを解体しなければならないのだから、大変な事件である。

 この地震強度偽造という事件を引き起こした黒幕は誰か。14日の証人喚問をテレビで見ていた人は、ビジネスホテルの開業指導に当たっていた「総合経営研究所」の内河健社長(71)が決定的な動機・根幹になっているとの印象を持ったと思う。総合経営研究所の内河健社長(71)=が、構造設計を元請けする設計会社に、「鉄筋量を3分の1以上減らすよう文書で指示していたことが分かった」(毎日から)という。姉歯秀次・元1級建築士に対し、鉄筋量を減らすよう指示していた木村建設(熊本県八代市)は、総研の経営指導を受けていた。極端に鉄筋を減らした偽造物件乱造の根幹は、総研だった疑いが強まっているのだ。

 構造計算書を偽造した姉歯氏は、「木村建設」の篠塚明元東京支店長(45)を名指しして「鉄筋量を減らすよういわれた」と証言している。すなわち、この偽造は総合経営研究所――木村建設――姉歯秀次・元1級建築士の流れになっていることは明らかだ。証人に立った経営コンサルタント会社内河健所長(71)は「経営指導しているだけです」などと偽装への関与を繰り返し否定している。「あまりにも無責任だ」「真相は隠されている」との怒りの声が聞こえてくるようだ。
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癒しの森856                             2005年12月15日  

      サプリで摂取は30mg目安 大豆イソフラボン

 ここのところ健康に関する情報を整理している。今日は食品安全委員会の専門調査会の大豆イソフラボンの関する決定をメモして置きたい。食品安全委員会は骨粗しょう症やがんなどの予防効果があるとして人気のある「大豆イソフラボン」について、食事以外のサプリメントなどで摂取する場合、摂取量の目安を「1日30ミリグラムとすることで大筋合意した」(12月12日共同通信から)という。

 30ミリグラムは、ほぼ豆腐半丁分(約150グラム)に含まれる量に相当する。イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、加齢によるエストロゲンの分泌量減少で進む骨粗しょう症などの予防に効果があるとされているのだ。ただし、過剰摂取すると逆に発がんの危険性を高めるとの研究結果もある。国民の大半が日常の食生活で摂取しているイソフラボンは1日70ミリグラム以下で、この範囲では明らかな健康被害は出ていないとして安全に摂取できる総量を70―75ミリグラムと推定したのだ。1日1回納豆を食べる人は、大豆イソフラボンのサプリメントを飲む必要は全くないと思う。



2005年12月14日(水) 07年春の新卒採用、企業の意欲強まる

 株価を含め景気回復の勢いが増してきた。その象徴が企業の採用意欲の高まりだ。企業の2007年春の新卒採用意欲はさらに強まり、採用スケジュールも早まるという。リクルートが13日、主要企業を対象にまとめた調査によると、「07年の新卒採用予定人数を06年春の採用見込み人数より増やす」と答えた企業は17.8%と前年調査を3.0ポイント上回っているのだ。
 
 採用を増やす理由・背景(複数回答)で最も多かったのは「全社的な増員」の56.6%。「業績好調」の28.9%、「退職者の増加」27.6%が続いた。一方、新卒採用人数を減らすのは3.3%にとどまっている。 中でも2007年の新卒大量採用を発表しているのは、ヤフーと楽天だ。インターネット関連大手のヤフーと楽天は、「07年春に大学や短大、高専などの新卒学生をそれぞれ約300人採用する方針を固めた」(12月11日・朝日から)という。

 ヤフーの04年春の新卒採用は約50人で、05年春は約150人。06年春は約300人の予定で、07年春も同水準の方針なのだ。楽天は06年春に約150人の新卒採用を予定し、07年春は倍増の300人の採用を予定している。 両社は、募集分野を絞った年間数百人規模の中途採用も継続している。新卒採用と合わせると、製造業大手に匹敵する大量採用を続けているのだ。ヤフーと楽天などインターネット関連大手が時代の主役に躍り出ているようだ。
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癒しの森855                            2005年12月14日 

          ミネラル・ビタミンの摂取量

 栄養素の摂取に関しては、世界各国の政府がそれぞれの基準を定めており、定められている栄養素の種類や基準量にかなりのばらつきが見られる。日本では、平成12年4月に厚生省が改定した①栄養所要量がその指針となっている。しかし、あくまでも「国民が健康な生活を営むために1日に摂取することが望ましい栄養素量」であり、その量以下だと生理的支障が出てくる最低線の量がベースとなっている。そこで、米国の栄養療法家のすすめる「現在より積極的に良好な健康状態を維持するための摂取量」である「保健量」を以下の通り引用した。過剰摂取健康障害を防ぐために摂取量を整理しておく必要がある。
           ①栄養所要量     ②米国摂取量
カルシウム        700mg.        1500 mg.
マグネシウム      310 mg.         750 mg.
カリウム         2000 mg.         2000 mg.
ビタミンC        100 mg.         1000 mg.
(単位mg=0.001g) 
 厚生省が定めたビタミンC100mgは少ない感じである。栄養に詳しい人の意見では600mgである。サプリメントのビタミンCの説明では、1日1000mgの摂取を薦めている。






2005年12月13日(火) 前代未聞:小6女児、塾で刺殺される(2)

 前代未聞の事件にも何らかの動機があったはずである。萩野容疑者が調べに対し「(紗也乃さんに)『キモイ(気持ち悪い)』と言われ、その言葉が、自分から消えない」と供述していることも新たに判明している。「事件当日にも二人きりの教室で『キモイ』と言われた」「紗也乃さんがいなくならなければ、生きていけないと思った」と供述している。警察署は、紗也乃さんに嫌われたと思ったことも犯行の動機とみている。しかし、これだけで萩野容疑者が小6女児に殺意を抱く・・・やはり異常という以外にない。なぜ、このような異常人間が生まれるか食の問題を含めて徹底的に調査してほしい。
  
 昨日「紗也乃ちゃんは、意識がなくなるまでの数分間の苦痛と恐怖はいかほどであっただろう」と書いた。 これまでの調べによると「萩野容疑者は10日午前8時55分、国語のアンケートを理由に、女児を除く12人の児童を別の教室に移動させた後、女児に切りつけ、同9時2分に自らの携帯電話から110番通報した」府警は萩野容疑者が女児にいきなり切りつけ、「犯行は約5分間だったと断定した」(13日・読売から)すなわち、無言で5分間切りつける行動を取ったのである。

 司法解剖の結果、紗也乃さんの死因は首の右側を切りつけられたことによる失血死であったという。顔や手にも十数カ所の切り傷があったというから、上記の通り5分間包丁を振り回していたのだ。現場には凶器となった血のついた包丁(刃渡り17センチ)と別の包丁の計2本、かなづち1本が落ちていた。女児を殺すになぜ包丁が3本も必要なのだ。ここで多くのことを記述できないが「逃げる気のない犯行」もこの事件の異常さの一つであろう。
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癒しの森857                              2005年12月13日  

               サプリメントの必要性
 
 癒しの森で健康に関する記述が続いている。健康であることが最大の癒しであるので癒しの森のテーマに沿ったものであると思っている。昨日の「ほうれん草」他のビタミンCの減少率を記述して「現代は必要な栄養素を食物だけで摂取することは難しい」との結論を明確に意識した。「砂糖や精製加工食品の摂取により、体内のビタミン・ミネラルが消耗されてしまいます」(ら・べるびぃ予防医学研究所の資料から)とある。昨日のニンジン・ほうれん草の通り通常の食事だけでビタミン・ミネラルの補給をすることは難しい時代なのである。私のように毛髪検査でカルシウムが不足と出た場合、栄養補助食品を積極的に活用し栄養素の不足分を補うことで健康管理をするしかないようだ。

 ここではサプリメントと薬の違いを明確に整理して置きたい。薬は、身体の異変(疾病)があるときに一時的に用いる化学合成物質で、「副作用」という毒性を持っている。一方、ビタミン・ミネラル等のサプリメントは、体内の生命活動に必要な栄養素なのである。これらは、食品同様の栄養摂取源と考えて良いのである。最近はコンビニエンスストアや薬局でビタミン・ミネラルの栄養補助食品を手軽に購入できるようになった。ヘルシーライフの会でサプルメントに関する情報(メーカー・品目・価額など)を整理することとした。幸い知人に詳しい人がいるので、大局的な整理が出来ると思っている。






2005年12月12日(月) 前代未聞:小6女児、塾で刺殺される

 23歳の講師は12歳の少女とそりが合わず口論となり殺意を持つ。この程度で殺意をなぜ持つのか・・ここが恐怖の核心だ。殺戮の現場を見られたくなく教室内を映すモニターのコンセントを外す。そして出刃包丁で少女を襲う。明らかに計画的な犯行。関係者は「なぜこんな凶行」をと立ち竦むだけだ。
 この事件の概要はこうだ。12月10日午前9時ごろ、京都府宇治市神明石塚のビル2階にある学習塾「京進」宇治神明校から、塾アルバイト講師で同志社大法学部4年萩野裕(ゆう)容疑者(23)が「教室内で女児を刺した」と携帯電話から110番通報した。駆けつけた市消防本部の救急隊が、小6年、紗也乃(さやの)さん(12)が首から血を流しているのを見つけ、病院に運んだが、間もなく死亡が確認された。萩野容疑者は塾の教室内で、紗也乃ちゃんの首や顔など数か所を出刃包丁(刃渡り17センチ)で刺した。紗也乃ちゃんは、意識がなくなるまでの数分間の苦痛と恐怖はいかほどであっただろう。この前代未聞の事件をどう理解すればよいのだろう。萩野裕(ゆう)容疑者(23)は、殺人の後の自分の人生を考える力がゼロだったのだろうか。23歳でありながら、精神的思考は12歳の少女と同じであったと理解するしかない。栃木県小学1年吉田有希ちゃん(7つ)と同じく、殺害方法が余りにもむごい。
 同志社大学の八田 英二学長は「130年の歴史の中で、過去に例の無い事件であり・・・大変重く受け止めており、慙愧の念に耐えません」。とコメントしている。人間になっていない人間を多く輩出する日本の社会である。よって、これからも、過去に例を見ない事件が起ると認識しなければならない。
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癒しの森856                             2005年12月12日

         ヘルシーライフ主催の健康セミナー

 12月10日明石サロンでへルシーライフの会報15号を題材とした健康セミナーを開く。ここではその内容は省略するが、有害成分を体外に排出するためにビタミンの存在が大きい。問題は野菜類を多く食べるようにしているので、ビタミンは十分に摂取していると思っている人がいる。結論を言えば栄養素すべてを食物から摂取するのは難しい時代なのである。化学肥料や、ハウス栽培による農法や、露地裁倍における酸性雨などにより年々土壌の酸性化が進み、野菜や果物の栄養含有量がショックを受けるほど減少しているのである。

 以下のビタミンCの変化率は、55年前(1951年)と23年前(1982年)を比較したものである。現在のデータもあるはずであるが、私の知る範囲では公表されているかどうかは分からない。現在はほうれん草とりんごのビタミンCがほとんどゼロに近いと思う。これが体内に有毒物質が過剰に蓄積する原因の一つとなっているのである。50年前の「ほうれん草」の形状・味を知っている人も多いと思う。これでよいのかという食文化が問われているのである。(以下のデータは科学技術庁の「日本食品標準成分表」から・資料の出所、ら・べるびぃ予防医学研究所) 
*栄養素減少率 (100g中)
                1951年    1982年    変化率
ニンジン   ビタミンC    10mg      0 mg    -100%
        鉄分      2.1 mg     0.8 mg    -62%
ほうれん草  ビタミンC   150mg      65 mg    -57%
         鉄分      13.0mg     3.7 mg   -72%
りんご     ビタミンC     5mg      3 mg    -40%
        鉄分      2.0 mg     0.1 mg     -95%                        





2005年12月11日(日) 米国産(カナダ産も)牛肉の輸入再開

 牛海綿状脳症(BSE)の発生でストップしていた米国産とカナダ産の牛肉の輸入がいよいよ解禁される。食品安全委員会が、輸入の再開を容認する答申を行い、これを受けて政府が12日にも再開を正式決定する運びになった。早ければ年末には米国産牛肉が店頭に並ぶという。この問題はテレビでも多く取り上げられている。米国産牛肉を「食べたいとは思わない」とする人が75%にも上り、その多くは安全性への不安を理由に挙げているのだ 。

 一番の問題点は、「安全性評価にかかわったプリオン専門調査会のメンバーの半数近くが米国のBSE対策の実効性などに不安や疑問を抱きながら輸入再開を認める結論を出している」(12月9日・日報から)ことだろう。プリオン専門調査会の専門家のメンバーに「貴方は米国産牛肉を食べますか」と質問したいものだ。一般大衆の中で異常プリオンの怖さを理解している人は、米国産牛肉を食べないと思う。

 食品安全委員会が、輸入の再開を容認する答申は両国産牛肉の安全性を100パーセント認めているわけではない。あくまでも輸入条件が順守されるという前提に立って国産牛肉との「リスクの差が非常に小さい」といっているだけなのだ。米国産牛肉を食べる、食べないの判断は消費者に委ねられることになった。米国産牛肉をすぐに扱うスーパーが出るとは思えない。レストランなど外食産業の原産地表示は「業界の自主的な取り組みに任せておくだけ」(引用同)であるという。輸入再開に当たって日米関係という大局の中で政府の手抜きは明らかだ。
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癒しの森855                             2005年12月11日

           ヘルシーライフの会報15号

  癒しの森で生涯青春の会のことは記述させてもらっていたが、ヘルシーライフの会の活動に関することは記述しなかったが、主要な情報だけはここで掲載してくれないかとの要望が来ている。よって、ここに会報を掲載することにした。(http://www.enpitu.ne.jp/usr3/30290/)
 生涯青春の会のスピーチメンバーが実名で記述されているので、癒しの森は非公開としてある。生涯青春の会・ヘルシーライフの会のメンバーで癒しの森を開きたい人はメール(daily_vision@yahoo.co.jp)で連絡ください。パスワードを連絡します。ここではヘルシーライフの会報15号(A-4・10枚)の目次のみを掲載します。
1、 毛髪ミネラル検査の目的
2、 最新毒だし生活の番組から
3、 身体の有害成分の汚染源
4、 身体の有害成分:カドミウム
5、 身体の有害成分:砒素
6、 必須ミネラル:ナトリウム
7、 必須ミネラル:カリウム
8、 必須ミネラル:マグネシウム 
9、 必須ミネラル:カルシウム
10、 必須ミネラルの不足の比較
11、 気を整えるための参考資料  (2005年12月1日の懇談会資料)





2005年12月10日(土) 道路特定財源2007年度から一般財源化

 昨日の公務員退職金の税負担廃止方針が決められるなど、構造改革が本格的になってきた。中選挙区の頃は道路族という言葉があった。小選挙区になって道路族がどこかに消えてしまったようだ。 政府・与党は、道路特定財源について、2007年度から一般財源化する方向で最終調整に入った。自民党の特定財源見直し合同部会(座長=石原伸晃・前国土交通相)が7日に決定した基本方針で、暫定税率分(リッター当たり24.3円)を含む現行税率(リッター当たり48.6円)を維持しながら、使途を限定しない一般財源化を図る方針を打ち出したためだ。道路族が最も抵抗するこの方針がすんなりと決まるのであるから、時代が変わってきたと言うことが出来る。

 首相は7日夜、記者団に対し、自民党の基本方針について「一般財源化するという方針でよくまとめてくれた。今までは反対が強かったが、よく合意できた」と評価している。ここでは、道路特定財源の税金がどれだけあったかを確認したい。
ガソリン税 1/㍑ 48.6円    28365億円
自動車重量税          6752億円
軽油取引税 1/㍑ 32.1円   12472億円
自動車取引税          4857億円
その他地方税          6100億円(地方道路税・重量税)
  合計(平成13年実績)   58547億円

 ガソリン1リッターで48.6円の税金は実に高いと思う。これが本税(24.3円)のみになるのはいつのことやら。
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癒しの森854                           2005年12月10日

           生涯青春の会の会報を掲載

 癒しの森(http://www.enpitu.ne.jp/usr3/30290/)に生涯青春の会の会報全文を掲載する。ここでは目次のみの表示である。

1、生涯青春の会発足の動機     (2005年6月11日の癒しの森から)
2、心の健康                (1997年1月3日の日々の映像から)
3、心と体の不思議な関係       (2000年5月19日の日々の映像から)
4、中島みゆきさんの「地上の星」   (2003年1月21日の日々の映像から)
5、死を考えることは自由を考えること(2003年12月14日の癒しの森から)
6、手の不思議              (2004年1月7日の日々の映像から)
7、記憶力                 (2004年1月8日の癒しの森から)
8、あなたの脳はよみがえる      (2004年9月19日の癒しの森から)
9、あなたの寿命はもっと延びる    (2004年9月20日の癒しの森から)
10、脳の開発・活性化 (老化防止)  (2004年12月31日の癒しの森から)
11、スピーチの会などの記録(省略)
12、3者合同ミニセミナー(省略)
13、編集後記(省略)





2005年12月09日(金) 公務員退職金の税負担廃止の方向

 大企業の勤労者に比べて、公務員の退職金は恵まれている。退職金の中で「転給制度」など民間では考えられない優遇制度がある。与党は、「共済年金に税金から投入される「追加費用」(補助金)について、早ければ来年度から廃止する方向で調整に入った」(7日・産経から)という。小泉純一郎首相が首相官邸で自民党の中川秀直政調会長に指示したものだ。

 追加費用は、共済年金導入以前の在職期間の年金給付に充てるための費用で、国家公務員共済と地方公務員共済に計1兆8500億円の税金が投入されている。いろんな経過があったにせよ、これだけの財政難の中に、公務員の退職金に1兆8500億円もの税金が投入されることは、民間の立場から見ると「官尊民卑」の典型のように思う。公務員が優遇されてきた要点を書きとめておこう。
(1)共済年金の上乗せ支給「職域加算」
(2)公務員本人の死亡後に配偶者などに支給される遺族年金を別の親族に移すことができる「転給制度」
職域加算については、すでに支給を受けている既裁定者の減給もあり得るとしている。公務員本人の死亡後に配偶者などに支給される遺族年金を他の親族に移せる制度がある。仮に遺族年金を長男に移すと、長男が死亡するまで期間年金を払うという制度なのである。こんな制度が生き続けていること自体が官尊の象徴といわねばならない。
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癒しの森853                             2005年12月9日

             必須ミネラル:カルシウム

 今日は必須ミネラル№4のカルシウムを記述する。ガイドによるとカルシウムは「体内中に最も豊富に存在するミネラルで、心臓、神経、骨、歯、筋肉など身体の組織を維持するために不可欠な要素です。また、身体の機能だけでなく精神安定にも大きく関与しています。カルシウムの働きをより良く保つためには、マグネシウム1に対しカルシウム2~3の割合が理想」(要旨)となっている。3人のカルシウムの測定値を並べてみよう。

石田双三  基準範囲 763024~2841009  測定値  127600ppd
野澤芳寿子 基準範囲763024~2841009  測定値  532100ppd
石田道子  基準範囲763024~2841009  測定値 1164000ppd

 カルシウムが基準範囲より低い場合は「高血圧・動脈硬化・喘息・不眠症・胃腸障害・・・骨祖こつ症・歯の発育不全・皮膚病・鼻アレルギー・・」(ガイドから)などの症状や徴候が出るとされている。更にワンポイント情報をメモすると「カルシウム・亜鉛・銅・クロム・マンガンが共に低い場合には、吸収障害の可能性があります」とある。カルシウムは最も知られたミネラルで「大豆製品・ブロッコリー・小松菜・かぶの葉・牛乳・ヨーグルト・ごま」(ガイドから)などに多く含まれている。双三のカルシウム不足はさまざまに影響を与えている。12月5日に書いたように、双三が甘党(糖質の取りすぎ)でカルシウム・マグネシウムが流失しているとの判断である。対策としてはいうまでもなく糖分の摂取を出来るだけ控えるしかない。加えて補助食品でカルシウム・ビタミンCの補給を開始した。半年後に毛髪ミネラル検査を予定しているがこのような対策でカルシウム・マグネシウムが正常に戻ると思う。






2005年12月08日(木) 偽造マンションの支援総合対策 を決定

 政府は耐震強度偽造問題の支援対策を決定した。「政府は6日午前、耐震強度偽造問題を受け、官房長官、国土交通相、財務相など7閣僚による会合で、耐震性が不十分なことが確認されている分譲マンションの住民らへの支援を中心とした総合対策を正式決定した」(産経から)支援対策の目玉は「危険なマンションを地方自治体がいったん買い取って解体、建て替えて住民に再び分譲する」というかってない支援策である。

 建物の価値がないため土地の価格だけで住民から購入。解体費用は、建物を放置すれば周辺住民へも危険が及ぶとして、全額公費で負担する。建て替えでは、国と自治体は新しいマンションの廊下や階段など共用部分を中心に補助、住民の負担を軽減する方策である。希望者には再分譲し、残った部屋は一般に分譲し事業費の回収にも充てるものだ。その他の支援策は次の通りだ
(1)移転費を被災者生活再建支援制度に準じて最高100万円助成
(2)転居先での家賃の補助
(3)ローン返済期間の延長による毎月の支払額の軽減や金利の減免
(4)固定資産税の負担軽減。
 これらの対策で、マンション住民は厳しいながら一つのメドが立ったのではないかと思う。 
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癒しの森852                               2005年12月8日  

            必須ミネラル:マグネシウム 

 今日は必須ミネラル№3のマグネシウムを記述する。ガイドによるとマグネシウムは「身体の機能細胞内の機能を維持するのに欠かせないミネラルで、多くの酵素、特に代謝を活発にし、心臓の緊張緩和に欠くことが出来ません。カルシウムとのバランスはとても重要ですが、マグネシウムに体内量はごくわずかな為、不足によりすぐにバランスが崩れてしまいます」(要旨)となっている。3人のカリウムの測定値を並べてみよう。
 
石田双三  基準範囲 64678~255257測定値    9610ppd
野澤芳寿子 基準範囲64678~255257測定値   65740ppd
石田道子  基準範囲64678~255257測定値  136900ppd

 基準範囲より低い場合は「動脈硬化・狭心症・腎不全・結石、・胆石・白血病・心筋梗塞・・・歯周病」などの症状や徴候が出るとされている。マグネシウムが多く含まれる食品は、「玄米・じゃがいも・大豆製品・豚肉、牛肉・ブロッコリー・ほうれん草・パセリ・かき・ひじき・わかめ・昆布・柿・バナナ」などあらゆる食品に含まれている。同じ生活をしている双三と道子の測定値の差が分からない。これらは、ら・べるびぃ予防医学研究所に問い合わせることにした。この結果はヘルシーライフの会報の中で記述したい。







2005年12月07日(水) むご過ぎる女児の殺害方法

 栃木県今市市の小学1年吉田有希ちゃん(7つ)が行方不明になり、茨城県常陸大宮市の山林で遺体が見つかった事件の殺害方法が余りにもむごい、遺体には血液がほとんど残っていなかったことが分かった。それもそのはずで、左胸を12ヵ所も刺しているのである。しかも、刃物の一部は背中まで達している。心臓に達した一刺しで有希ちゃんは即死のはずである。

 しかし、犯人はどう狂っているのかその刺し傷は、複数の列をつくるように並んでいたのである。捜査本部では、犯人が有希ちゃんの手首を縛り、抵抗できなくしたうえで、床や地面など安定した場所に押さえつけ力を込めて刺したとしている。心臓を中心に12ヵ所も刺されれば遺体に血液がほとんど残っていなかったというのも当然だ。何という凄惨さであろう。ともかく、やり切れない事件で、社会が抱える危うさを多くの人々が感じている。

 捜査本部はこれまでに「スモークフィルムで目隠しした黒い乗用車」や「白いワゴン車」などの目撃情報を得ている。遺体が見つかった山林へ通じる山道に、複数のタイヤ痕が残っていたことも新たに分かっている。犯人が有希ちゃんを殺害後、車で遺体を運んだことは確かである、捜査当局は主要な道路に設置されたNシステム(自動車ナンバー自動読み取りシステム)のデータの分析を急いでいるという。車を使った犯行であるので、犯人は近々逮捕されるのではないかと思う。警察の威信をかけて犯人逮捕に全力を出して欲しい。
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癒しの森851                               2005年12月7日  

          必須ミネラル:カリウム

 今日は必須ミネラル№2のカリウムを記述する。ガイドによるとカリウムは「細胞内の機能を高める働きがあり、血液中の酸・アルカリのバランスをとります。血糖が糖質やグリコーゲンに変化するとき必要な要素となります。心臓のリズム、神経や刺激の伝達をスムースに調整します。血圧を下げる働きや、ストレスの予防にもなります」(要旨)となっている。3人のカリウムの測定値を並べてみよう。
 
野澤芳寿子 基準範囲6768~ 40440 測定値   287 ppd
石田道子   基準範囲6768~ 40440 測定値  1356 ppd
石田双三   基準範囲6768~ 40440 測定値  31340 ppd

 基準範囲より低い場合は「浮腫・低血圧・糖尿病・腎臓病・便秘・慢性疲労・腸機能低下・喘息・心臓発作・関節炎・ガン・不眠症・腸閉塞・不整脈」の症状や徴候が出るとされている。ミネラルの厄介なことは、基準範囲より高い場合の良くないのである。カリウムの測定値が高い場合は糖尿病・腎臓病・心電図異常」の症状や徴候が出るとされている。カリウムが多く含まれる食品は「さつまいも、じゃがいも・大豆製品・インゲン・ほうれん草・かぼちゃ・大根・セロリ・メロン・バナナ」(ガイドから)となっている。同じ食事をしているのに、どうして双三と道子でこのような差が出るのか全く分からない。同じく似たような食習慣なのに野澤芳寿子さんのカリウムが異常と思えるほど低い。これらは、ら・べるびぃ予防医学研究所に問い合わせることにした。この結果はヘルシーライフの会報の中で記述したい。








2005年12月06日(火) 株価3日続伸で1万5551円5年ぶり高値

 地震強度偽造・女児連続殺害事件などいやな事件が続いているが、今日は株価上昇という明るい二ュースを記述したい。5日の東京株式市場で、日経平均株価は3日続伸。終値は前週末比129円71銭(0.84%)高の1万5551円31銭と、3営業日連続で年初来高値を更新し、2000年10月10日以来5年2カ月ぶりの高値水準を付けた。今日6日も多少値を下げたが終値は15423.38を維持している。国内景気の本格回復や、外国為替相場の円安進行による輸出関連企業の収益上振れへの期待感は強く、株価が下落する条件はゼロであると思う。

 2005年11月4日の日々の映像に株価のことを書いた。株価の予測はその人の人生観・社会観にも関係するテーマでなかなか難しいが、この日の私の予測は「株価の上昇は更に続き日経平均株価の20000円台もそう遠い話ではないと思う」であった。日本経団連の奥田碩会長は5日の記者会見で、東京株式市場で株価が急上昇していることについて「日本全体がバブルの時期のような雰囲気になっているのではないかと思う。株価が上がることに乗り遅れるのではないか、という焦燥感から買いが買いをよんでいるような状況だ」(12月5日・朝日から)と述べて、株価が経済の実態以上に上昇しているとの警戒感を示している。

 しかし、日経平均1万5000円代はバブルを懸念するような株価でないと思う。株価については鮮烈な想い出がある。日経平均がバブルピークの35000円から20000円の下落した流れは省略するが、日々の映像を書き始めた1997年1月から20000円を割り込んでいった。この9年前から比較すると、企業の実力は飛躍的に向上している。これが私の株価上昇を予測する社会観である。
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癒しの森850                              2005年12月6日  

         必須ミネラル:ナトリウム

 身体の有害成分の補足はベリリウム、カドミウム、砒素で終わりにして今日から必須ミネラルに入いることにする。最初はナトリウムである。ガイドによると「ナトリウムは、身体の成長の不可欠な元素で、体液の量を調整し細胞外機能を高める働きがある。カリウムとの共同作業で細胞の物質交代を助ける。しかし、ナトリウムが正常に機能するためには、マグネシウムが十分に摂取されていることが条件」(要旨)となっている。3人のナトリウムの測定値を並べてみよう。

野澤芳寿子 基準範囲7772~50598 測定値  1198 ppd
石田道子   基準範囲7772~50598 測定値  1262 ppd
石田双三   基準範囲7772~50598 測定値  47320 ppd

 基準範囲より低い場合は「食欲不振・疲労・筋肉痛・めまい・腎臓疾患」の症状や徴候が出るとされている。過日石田道子がめまいに襲われたが、ナトリウム不足の可能性がある。ナトリウムが多く含まれている食品はたくわん・梅干なのである。なぜ、双三と道子に上記の差が出るのか分からない。強いて言えば、双三は梅干を食べる機会が道子より多いことが原因しているのかもしれない。古くから1日一個の梅干は健康の源というが、ナトリウムの摂取であったのだ。野澤芳寿子さんのナトリウムとカリウムが不足している。上記の通りナトリウムはカリウムとの共同作業で細胞の物質交代を助けるとあるので、この2つのミネラルは一体と理解する必要がある。明日はカリウムを記述したい。




2005年12月05日(月) マンション強度偽造事件(8)無責任体制

 連日地震強度偽造事件の報道が続いている。報道の一部を取り上げると、国土交通省をはじめとする建築関係者の無責任体制が、被害を広げ深刻化させたということが明確になって来た。国民の不安は解消に向かうどころか増幅している。その1~2の事例を取り上げよう。
 ただ国会証言では、国土交通省をはじめとする建築関係者の無責任体制が被害を広げ、深刻化させたということが浮かび上がった。「国交省は偽造の通報を軽視して対応を遅らせた。国会で名指しされた検査機関に至っては一年半以上も前に第一報を受けながら動こうとせず、多くの住民が危険なマンションに入居することを放置した」(3日日報社説から)というからどうにもならない。行政管轄下の組織で大きな事件が起るたびに行政と行政の支配組織(ここでは検査機関)の責任感のなさに愕然とする。そして毎日のように倒壊の危険がある建物が見つかっているのだ。
 新しい事実が次々と見つかり終息のめどはまったく立っていない。それどころか耐震強度の偽造が他でも行われているのではないかという指摘があるのだ。問題発覚後に建築関係者から「建設現場で鉄筋の本数を減らすのは日常的」などとの証言が出ているという。この証言は今回の問題の深刻さを示唆している。ゼネコンは、設計に書いてある材料を減らす習性があるのだろうか。過去ゼネコン周辺部の企業に働いた経験を踏まえると、「材料を減らす習性」を肯定せざるを得ない。大きな背景は、「平気でごまかす」この国の人間文化の問題ではないだろうか。
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癒しの森849                                 2005年12月5日  

             身体の有害成分:砒素

  昨日に続いて12月10日の健康セミナーでリクエストされているテーマを記述したい。今回はカレー事件で有名になった砒素である。有害6成分の中ではカドミウムの次に有名である。これが過剰に体内に蓄積すると、皮膚障害・皮膚がん・肺がん・多発性神経炎・心機能障害・高血圧などの症状や兆候が出るとされている。3人の砒素の汚染状況を並べてみよう
石田双三  基準範囲5.6 ~25ppd  測定値188   基準範囲の7倍
野澤芳寿子 基準範囲5.6~25ppd  測定値31.9  基準範囲の1.2 倍
石田道子  基準範囲5.6~25ppd  測定値16.0  基準範囲の0.7 倍
 上記の通り石田双三の砒素の蓄積はやや深刻である。砒素の汚染源は残留農薬(野菜・果物)飲料水・海草・魚介類・排気ガスである。同じ食事をしていてどうして双三と道子の間にこれだけの差が出るのかは一見謎である。
 体内に蓄積した砒素を体外に体外の排出を促進するミネラルは、セレ二ウム・鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウムである。石田道子はこれらのミネレルが基準範囲の測定値になっているが、石田双三は基準範囲より低いのである。
これが体内に入ってくる砒素を体外に排出しない原因と考えられる。
石田双三の不足しているミネラルデーター
・亜鉛・・・・・・基準範囲  105528~157625 ppd 測定値 83970 ppd
・カルシウム・・・基準範囲  718640~2841009 ppd 測定値127600 ppd
・マグネシウム・・基準範囲   19476~80186 ppd  測定値 9610 ppd
同じ食事をしている石田道子のカルシウムは、1164000 ppdで双三の10倍である。なぜこのようなデーターになるのか。詳しいことは省略するが、今現在認識したことは、双三が甘党(糖質の取りすぎ)でカルシウムが流失するという典型であるとの判断である。対策としてはいうまでもなく糖分の摂取を出来るだけ控えるしかない。加えて補助食品でカルシウムの補給を開始した。







2005年12月04日(日) 続く女児殺害事件:新たな恐怖が広がる

 広島市安芸区の小一女児殺害・死体遺棄事件が起った。ペルーのピサロ容疑者が殺人と死体遺棄容疑で逮捕された。両親は、いかばかりのショックを受けたことだろう。戻らない命、晴れぬ無念、保護者の恐怖感そして両親への同情が広がっている。安全であるべき通学路で起きた事件だけに住民の不安は消えない。
 
 またしても幼い少女がむごい姿で発見された。広島市の女児に続いて、栃木県で行方不明になっていた女児が茨城県の山林で見つかった。遺体には胸などに刺された跡がいくつかあったという。抵抗するすべもない女の子を傷つける犯人の姿が浮かび、その残虐さに新たな恐怖が広がっている。異常な人間の増加と共に小学女子を狙った犯罪は近年絶えることがない。「知らない人にはついていかないで」そんな通り一遍の注意ではもう子どもを守ることができない社会になってしまった。
 
 子どもを狙う犯罪者には、性的な動機が少なくない。強制わいせつの法定刑を7年から10年に引きあげたぐらいでよいのだろうか。これらも検討する必要があると思う。少女の通学路は2キロもあり、人気のない場所が多い。雑木林や田畑を縫ってひとりで自宅を目指すコースだったという。このような条件では、襲われる危険があるとの前提に立つ必要がある。20年ほど前までは世界でも珍しい安全な社会と言われたがもはやそんな時代は過ぎ去ったのだ。通学路が遠い今回のような子供は、送迎バスを用意するしかない。
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癒しの森848                             2005年12月4日  

           身体の有害成分:カドミウム

 昨日に続いて12月10日の健康セミナーでリクエストされているテーマを記述したい。今回は日々の映像などで何回も書いて来たカドミウムである。有害6成分の中で最もよく知られているのがカドミウムである。これが過剰に体内に蓄積すると、腎臓・肝臓障害、骨の異常などが起ってくる。元も有名なイタイイタイ病になるのである。予防医学研究所のガイドでは高血圧、ガン、神経過敏、歯の黄色化、肺気腫などの症状や兆候が出るとされている。3人のカドミウムの汚染状況を並べてみよう
石田道子   基準範囲3.2~25 ppd  測定値49.9ppd   上限比の2倍 
石田双三   基準範囲3.2~25 ppd  測定値27.9ppd  上限比の1.1倍
野澤芳寿子 基準範囲3.2~25 ppd  測定値19.8 ppd  上限比の0.8倍

  明らかに石田道子は体内にカドミウムが蓄積している。カドミウムを体外に排出するミネラルは、鉄・亜鉛・銅・カルシウム・セレ二ウムの6種類となっている。石田道子の6種類のミネラルは検査表のとおりほぼ基準範囲となっている。よってカドミウムの体外排出を促進するビタミンを意識して摂取する必要がある。以下はガイドから引用。
ビタミンB₁・・にんにく・豚肉
ビタミンC ・・グレープフルーツ・キウイフルーツ・ブロッコリー
ビタミンE ・・アーモンド、小麦胚芽油ひまわりの種
                  (詳しい補足省略)






2005年12月03日(土) 人手不足はバルブ期並みになって来た

 株価・税収増と景気回復のデーターがより具体的になってきた。2005年度の国の一般会計税収が、当初予算の44兆円を大幅に上回り、約3兆円増加して47兆円規模に膨らむ可能性が出てきた。景気回復を反映し法人税・消費税収が増えるなど予想を超えるテンポで変化しているといえる。最も歓迎すべき変化は、雇用条件の好転である。厚生労働省が1日発表した11月の労働経済動向調査(年4回実施)によると、「常用労働者が不足と答えたのは全体の28%、過剰は8%で、20ポイントの不足超過だった」(毎日から)驚くことは不足が20ポイントに達したのは92年8月(24ポイント)以来のことなのである。すなわち人手不足状況はバルブ期並の水準になって来たのだ。

 しかし、問題点が無いわけでない。第3四半期(7~9月)の常用雇用者が増加と答えた企業の割合から減少と答えた企業の割合を差し引いた「常用雇用判断DI」は製造業マイナス1ポイント、卸売・小売業マイナス8ポイントになっている。人手不足ながら採用が増加していないのである。背景は望ましい人材が見つからないケースが多いのだろう。一方働き手の側でもより好条件の仕事を探したり、新たに職探しを始めたりする動きが活発化しているという。10月の完全失業率が前月比0.3ポイントと大幅に上昇したのは、今までの会社を退職し新たに職探しを始めた人の増加によるのである。社会に柔軟に対応できる人であれば、職が見つかる時代に入ったといえる。
 常用労働者の過不足状況(調査産業計)
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癒しの森847                             2005年12月3日 

            身体の有害成分の汚染源

 12月10日は野澤サロンで「健康セミナー」を開く。この時ミネラルの話をして欲しいとリクエストされた。私と妻、明石サロンの野澤芳寿子さんの毛髪検査データーの補足説明をして欲しいという要望である。私もミネラルの学習を始めて間もないので分からない部分もあるが、説明が出来る箇所は、今後のために出来るだけ書面に残したいと思っている。ここでは、有害成分の汚染源を、予防医学研究所のガイドから引用したい。

・カドミウム・・タイヤの磨耗粉塵・排気ガス・タバコ・缶詰・汚染された食品(米など)
・水銀・・・・・汚染された魚介類・歯の詰め物・破損蛍光灯
・鉛・・・・・・鉛菅・缶詰・毛染め・タバコ・排気ガス・大気汚染
・砒素・・・・・残留農薬(野菜・果物)・海草・魚介類・排気ガス・除草剤
・アルミニウム・調理器具・アルミ缶・タバコ・殺虫剤・消化制酸剤・大気汚染・制汗剤
・ベリリウム・・大気汚染
 
 この中の1点だけ補足説明をしたい。私と妻はベリリウムがほとんどゼロに近いのに、野澤芳寿子さんは、低レベルながら毛髪の中に含まれているのである。これは何故かとの質問を受ける。ベリリウムは大気汚染によって、体内に蓄積するもので、私と妻(坂井在住)と野澤芳寿子さん(中山在住)のベリリウム汚染の差は住んでいる環境の差ではないかと思う。野澤芳寿子さんの測定レベルは0.04ppd(基準範囲0.12 ~0.94ppd)で取りあえず心配する汚染レベルではない。ただ、蓄積が過剰(.94ppd以上)になると、咳、息切れ、咽頭痛・肺機能低下、ガンの症状や徴候が出るとされている。細部はここでは省略。
   (お断り ミネラルの学習テーマを7回癒しの森に記述予定です)




2005年12月02日(金) 8200施設で石綿飛散の恐れ 5省調査

 本当の意味での健康は、なかなか維持することが難しい時代である。どんなに食事に気を使っても、野菜・果物を食べることによって、残留農薬で砒素が体内に蓄積する。最も有名な有害物質はカドミウムである。これも毛髪検査をすると、大半の人が25ppbの基準を超える汚染となっている。しかし、これらの汚染は10500円の検査料で把握することが出来、食事によってある程度体外に排出することが出来る。詳しくはここでは省略するが、カドミウムの排出にはビタミンB₁(ニンニクなど)ビタミンC(クレープフルーツなど)ビタミンE (アーモンドなど)を摂取すれば良いとされている。カドミウム、水銀、鉛、砒素、アルミニウム、などの体内汚染はまだまだ対策がある。
 
 これに対して石綿すなわちアスベストは、一端肺に入るとどうにもならないようだ。文部科学、厚生労働、総務、農水、環境の五省は11月29日、病院や学校などでアスベスト(石綿)が飛散する恐れのある所管施設が「全国で8200カ所余りに上る」と発表した。これでも未確認施設があり最終的に飛散する恐れのある施設は10000ヵ所を超えるのではないだろうか。文部省関係では、学校で741施設、学校給食の調理場743施設で飛散の恐れがあったと言うから困ったものである。厚生労働省関係では、病院は324施設で飛散の恐れがあり、中でも患者が日常利用する病室などで飛散の恐れがある病院は28施設もあったという。書き出せばきりがないが保育所や特養ホームなど社会福祉施設で同じ恐れがあるのは38施設もあったのだ。このアスベストが原因で肺の病気が発症した場合は治療方法がないのだ。呼吸が困難になって死に至るのだから、人の死に方としては最も凄惨である。一大公害病では死にたくないものである。
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癒しの森846                              2005年12月2日 

          尊敬している知人の来訪
 
 今日は日々の映像と癒しの森を愛読者であり、私が尊敬している知人の来訪があった。懇談は日々の映像(癒しの森を含む)の世界と、生涯青春の会の経過内容などであった。懇談の中で11月13日に書いた「女子高校生殺人:逮捕の少年、30分も包丁で攻撃」のことが話題になった。知人は私の文章を覚えていた「少々ばかにされただけで、包丁を持って30分も攻撃を続け・・・どう考えても異常行動といわねばならない。この少年は無遅刻無欠席で、成績も中の上だった。学校側から見ると、何の問題もない生徒だったという。何の問題もないと思われる生徒がある日突然異常行動を起こす。これがむしろ恐怖なのである」なぜこんなことが起るのだろう。

 結果がある以上は原因があるはずである。文部科学省の専門家会議の報告書では、「キレる」子供を作らないために(1)適切な「愛着」形成(2)生活リズムや食育(3)乳幼児教育との指摘はやや総論的である。もっと核心の迫る原因があるのではないだろうか。 この問題に対する私の印象はミネラル不足でないかと思う。人間の身体は、蛋白質、脂肪、糖分、ビタミンなどで成り立っているが、これは全体の96%の要素なのである。健康にとって残り4%の栄養素がミネラルなのである。現在は伝統的な日本食を中心の食生活をしていても、「身体の潤滑油」に例えられるミネラルが不足しがちなのが現実なのである。いわんや、若い人達が食べたいものだけを食べるような食生活をしていたら、身体のミネレルバランスが大幅に崩れているのではないだろうか。これが原因で異常行動を起こす若者が出るのではないかと思う。今はネットを活用すれば何でも知べられる時代である。真の健康のためにミネラルに関心を持つことを薦めたい。
  


2005年12月01日(木) 松下電器の石油温風機に重大欠陥、国が回収など命令

 松下電器産業が製造した石油温風機から一酸化炭素が漏れ出す重大な欠陥があるとして、経済産業省は29日、同社に対し販売済み製品の回収や修理を行うよう緊急命令を出した。対象となった製品は以下の通り25種で、経産省によると、89~91年製造の石油フラットラジアントヒーター6種で、販売台数は計約15万2000台となっている。
 
 いずれも室内の壁に固定し、屋外の給気口から空気を取り入れて灯油を燃やす構造。給気口からつながるゴム製のホース(内径2センチ)に亀裂が生じ、不完全燃焼を起こした場合には一酸化炭素が室内に漏れ出すのである。今年1月、福島県内のペンションで一酸化炭素が漏れ出す事故があり、宿泊客の男児(12)が死亡し、父親は現在も意識不明の重体。2月と4月には、長野県内で2件の事故があり、計5人が入院するなどした。今月21日、長野県上田市で再び事故が起き、就寝中だった中学校教諭の女性(52)が死亡、夫の小学校教頭(56)も重体となっている。
 
 販売から年数が経ち、販売店に顧客リストが残っていないことなどから、リコールによる点検済みの台数は、販売台数の約36%にあたる約5万5000台にとどまっている。この5万5000台のうち16%のホースには穴が開いていたというから、放置しておくと更に死亡事故が起ることになる。このため、経産省は「対策が不十分。本格的なシーズンを前に、さらに強い措置を取る必要がある」として、緊急命令を出すことを決めたものだ。松下ほどの会社でも、テレビで商品の宣伝はしても、死亡事故が起るような欠陥を放送しないのだ。このツケは大きい。(問い合わせのフリーダイヤルは0120・872・773)
対象機種の一覧はメモ欄に
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癒しの森845                               2005年12月1日 

         野澤明石サロンは癒しの茶の間

 今日は11月28日に書いたように野澤明石サロンで発芽玄米ごはんの炊き方講習と食事会だった。炊き方講習の時間はわずかで、28日に書いた健康セミナー資料拝読の後、梅田千代さん(90歳)を中心とする懇談会となった。懇談といっても千代さんの独演会と言っても良いほど話題豊富でユーモアいっぱいの内容であった。現象面だけを記述すれば、時折爆笑の渦が巻き起こるのである。

 笑いほど健康にとって大切なことはない。言い尽くされていることであるが、笑いの重要性を新潟大学の安保徹(あぼ とおる)先生の書籍(難病を治す驚異の刺絡療法)からアドバイスの一部を引用しよう。
「落語でもお笑い番組でも方法は問いません。とにかく笑う機会を増やすことが大切です。おなかを抱えて笑うとき、自律神経の針は副交感神経側に振れています。心と体がリラックスできれば、病気にかかりにくくなります。まさしく『笑う門に福きたる』なのです」

 野澤赤石サロンでの笑いは、人から与えられるものでなく、人と人との触れ合いの中から生まれるのである。このサロンは「女の茶の間」から「癒しの茶の間」になってきた。

  ・ストレスが アッという間に 消えていく 爆笑こそが 明日への力

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製品名 FF式石油温風機
品番 OK-2525  OK-3536 OK-2535  OK-4020 OK-2536  OK-4030
OK-2526 OK-3537 OK-3525 OK-2526HA OK-3526 OK-3527HA
OK-3527 OK-4020HA OK-3535 OK-302B OK-303B OK-402B OK-403B
OK-R500F OK-R501F OK-V501F OK-U501AF OK-R800C OK-R800AC











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石田ふたみ