過日新聞に長崎平和会館で開かれる吉永さんの原爆詩の朗読に関する記事は出ていた。雑誌に大きな写真と共に「原爆詩の朗読を静かに続けて12年」と出ていた。1945年生まれであるので誕生日を迎えると52歳である。なぜ、この人は何時までも美しいのだろう。雑誌の解説では「輝くことを強く自制しているが、抑えていることで一層気品に満ちた輝きを増している人」と讃えていた。
そして「彼女らしく、人知れず『原爆詩』の朗読活動初めたのは1986のこと。平和を念じて静かに回を重ねて来た・・・原爆の恐ろしさを風化させることなく、若い人にも聴いてほしいとライフワークとして取り組む原爆詩集の朗読をCDとして発刊している。
過日吉永小百合さんのてい談を読んで、強く印象に残ったのは「教えることはできませんが、生涯さまざま学んで生きていきます」という趣旨の発言であった。この人の美しい差は、常に学ぶ姿勢から来ているのだ、と思い次の短歌を作る。
・生涯を 様々学んで 生き抜くと かくして生まれん 心の美かな
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