azure*ness亜衣菜
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全てに始まりと終わりがあるのなら
君との関係が無意味な物にならぬよう
足掻いてみるのも良いかもしれない

2005年03月30日(水)

羽ばたく羽などないけど
わたしはいつでも飛んでいける
青い空の向こう側
今はまだ夜に閉ざされた
あなたのいる街まで

2005年03月29日(火)

無機質な物に心を求める
その感情を大切にしたい

2005年03月28日(月)

目に見えない世界を
気にしすぎだと思う

2005年03月27日(日)

遠い国から送られてきた
一通のメール添付ファイル
懐かしい香りのする歌声が響いて
あなたの笑顔を見たくなった

2005年03月26日(土)

雨音で目を覚ます
金曜の朝
黒猫が鳴いて
白い鳥が羽ばたく
取り残された冬に向かって
手を振った

2005年03月25日(金)

南風が運ぶ
あなたからのラブレター

2005年03月24日(木)

見知らぬ街の中で
君の欠片がないかと
懸命に目を凝らしたりして

2005年03月23日(水)

信じられるものを手に入れられた奇蹟

2005年03月22日(火)

帰りたい場所なんて
今も昔も普遍的すぎて
見つけることすら困難だと思う

2005年03月21日(月)

気持ちに賞味期限があるのなら
それは一体いつなのだろうかと
疑問に思う三月の午後

2005年03月20日(日)

晴れた空
飛び回る鳥
芽吹いた若木に
クローバーの夢

2005年03月19日(土)

誰かに手を伸ばすことの意味を
未だに見つけられずにいる

2005年03月18日(金)

春の風が吹いた日

冬の匂いが消えた

2005年03月17日(木)

歩き続けることの困難さを
思い出してみると良い
車窓からでは見つけられない
虹をきっと見つけられる

2005年03月16日(水)

あなたのために
なんて言葉を吐くために
わたしの口は存在しているわけではない

2005年03月15日(火)

続きのない映画のワンシーンを
切り取った雨の片隅で
子犬と戯れることを前提に
濡れそぼった髪の毛を触ってみる

2005年03月14日(月)

白昼夢の中を歩くかのように
誰かの心を覗き込むことを切望してる

2005年03月13日(日)

今でも
あなたに繋がることを希望して
アドレスブックはそのまま

夢ではなかった
唯一の証拠

2005年03月12日(土)

あなたと出会えたことを
夢のようだなんて形容はできないけれど
ただ
夢のように楽しかったことは本当だから

2005年03月11日(金)

いつも当たり前のように見ている景色が
本当は宝石のように綺麗だと言うこと

2005年03月10日(木)

ウィンダミアの土地は
優しく私を受け入れてくれる
踏みしめた土が暖かくて
吐く息は白い
そして眼前に広がる
静かで壮大な湖

2005年03月09日(水)

遠すぎる街で
君が笑っているという噂を
耳にする

2005年03月08日(火)

ねえ
あなたは今
どこで何をして
誰と笑ってるの?

2005年03月07日(月)

あなたに届かないのなら
世界中に繋がるネットさえ
不必要なものなのだわ

2005年03月04日(金)

誰を信じるか
誰を信じないか
決めかねただけの話

誰を憎むか
誰を恨むか
忘れていただけの事

2005年03月01日(火)

 
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マイエンピツ