見え透いた嘘で傷つかないフリで結局大切なものを壊してる
2005年01月30日(日)
君の心に飛び込むことも君の傍から離れることも怖いだなんて思うのはわたしのわがままだけど
2005年01月28日(金)
不用意にわたしに触れてなんて言えないからただあなたの傍にいることの意味など問わずにいてほしい傍にいることそれだけが意味があるんだと信じたいわたしの小さな小さなわがまま
2005年01月25日(火)
降り積もることのない雪の名残を見て君に言えなかった言葉の意味を知る
2005年01月24日(月)
傍にいるという錯覚から心まで繋がることのない現実が不安定な場所になっていく
2005年01月23日(日)
いくつも重なった飛行機雲を見ながらその先にある見知らぬ世界を考える術を得る
2005年01月21日(金)
あなたに刺さった言葉の刃を引き抜く術すら知らずにただ守りたいなどと言った幼いわたしはそれでも一生懸命で
2005年01月19日(水)
ほんの少しでも優しい気分になれるからあなたの声を受話器越しに聞くことはすごく好きなことなのよ
2005年01月16日(日)
朝空に残る白い月にお疲れさまと言ってみる
2005年01月13日(木)
見失ったはずの夢をそれでも手繰りよせようと手の先に絡む幾本もの糸の先を少しでも覗こうとしてる
2005年01月11日(火)
柔らかな遮断を見逃すことがないように笑みと言葉の間に零れたものを必死で見ようとしている
2005年01月06日(木)
祈ってるあなたが幸せでありますようにと笑顔が絶えませんようにと月に風に花に光に願ってる
2005年01月05日(水)
息を吐いて目を閉じてそうして祈る君の幸せ
2005年01月03日(月)
手の中全てを希望だけにはできないからせめて目に入る希望だけは見失わないように
2005年01月01日(土)