カレが飲もうといつものようにさそう

多分１月には異動が決まると言うカレ

心残りがあるんだという

ありがとう・・その気持ちだけで嬉しいよ

離れてしまったら会う気はないから・・と言う私に
ちょっぴりカレは悲しそう

ねぇ・・
本当は私はもっともっと悲しいんだよ

つらくて悲しくて寂しくて・・
どうしようもないんだ

でもでもそれが一番いいと思うから

会わないでいてもそんな事はじきに慣れてしまうはず
それでいいんだよ、きっと

楽しかった日々は消せはしないから
それでいい


いっぱいいっぱい好きだから
こんなサヨナラに対応する術がみつからない

ごめんね
どこか冷たく離れてしまうしか
私の気持ちを持っていきようがないんだ

だからお願い
悲しい目をしないで
精一杯の私の気持ちをわかって


その目に負けちゃったら
私は泣いても泣いても立ち直れないよ

イツカクルサヨナラマデ・・・
そんなサヨナラまでの秒読みが始まった。。

思ってもみないサヨナラの形

会社が身売りを決断したらしく
来年には一緒に過ごしたこの会社が
まったく他の会社のものになり
正社員のカレは多分、他の事業所に
移ることになる

契約社員の私はと言えば・・
年齢的な事もあり・・きっと
失業だろうと思う

覚悟はしていた
だから「イツカクルサヨナラマデ」だったはず

それでも、つきつけられた現実に
心がとまどってしまう

これでいいんだと思いながらも
カレが目の前からいなくなってしまう事実に
心が対応できないでいる


泣かないでいようと思う
すくなくともカレの前では


残り少ない一緒の時間を楽しく
笑って過ごしたいと思う


離れても会えないわけではないけれど
たまに会う時間をまちわびるつもりはない

ねぇ。。さみしいけど
悲しいけど
つらいけど

その日が来たら
いさぎよく別れようね。。

それが一番

大丈夫。一晩泣けばいいんだから・・・・・