2002年05月11日(土) |
千客万来嬉しいかぎり・・ |
久しぶりによい天気。今朝は外泊とあってはりきっている。 おまけに昨日の余韻が残っていてご機嫌。 入院始まって以来の千客万来!だったんだ。
まず乳がんMLでメールでお世話になっていた鹿児島のお姉様達! 突然の訪問に加え、おいしいシュークリームに可愛い紫色のテディベア! そして何より同じ乳がんを体験しているという安心感! 初めて乳がんで弱気になっている気持ちを、剛以外に話した。 2人とも明るくてダイスキ。 また会う約束をして、あっという間のミニオフ会終了!
そして入れ替わりにやってきたのが若かりし頃からの友人! こやつもアポなし(本人は予定を細かく聞いているのだから察しなさい、だと。 私がにぶい?)でもね、ほんと嬉しかった。
無理するなよーと怒りながら自分に会いに遠い道のりをやってきた友人が とってもいとおしく思えた。 病気になって思ったことは、自分が必要とされているって 思うことはものすごいパワーをくれるってこと。
その後,私達の結婚記念日(6月24日)が出産予定日という 夫婦が来てくれた。島に居るときのお茶会友達&飲み友達だ。 喋りながら島での生活を思い起こす。そんな楽しい生活も終わる。 5月いっぱいで島を離れるから。
尊敬している元上司に手紙を出した。 「人生の大きな転機です」めいっぱい明るい手紙を書いた。 元気がないと思われないように。働いていた頃のパワーまだあるって思われるように。 残念、って思われたくなかった。
ガンになって一番嫌なのは「治るのでしょ?」と言われること。 今の医学では残念ながら乳がんは一度発症したら一生付き合わなくてはいけない病気。 特に私のがんは一応の完治と呼ぶには20年再発しないことをいうらしい。 20年後は私は47歳。死ぬには若いけど今よりずっとまし。 優生も成人しているし。20年がものすごく長い年月に感じる。 でも27歳になるまで病気という病気をしないで生きてきたことも 感謝の一つなのだろう。
念願の外泊もでき、優生の初節句も盛大にすることができた。 みんなのおかげだよ、ありがとう。 あっという間の外泊だったけど、最高の1日でした。 病院に帰ってくると憂鬱にもなったけど、安心もするから不思議だ。 もうすぐ抗ガン剤が始まる。手術の傷は治ってきた。 いよいよ第2ステージが始まる。不安がいっぱい。副作用が恐い。 点滴の抗生剤でアレルギー出している状態なのにどきどきする。
まだ生検の結果は出ないが、術後の家族への説明で 「転移の状態から全身に見えないガンが進んでいる可能性があります。」と言われている。 若いとガンの進行早いのだね。 知らないところで、痛みのないガン野郎はどんどん大きくなって、 私の体を侵食していたのだ。
今は手術で目に見える(検査で分かる)ガンは取ってあるらしい。 これから3年が一つの山場。 再発という言葉にびびりながら暮らすのなんてごめんだ。 普通に暮らしたい。 アガリクスと水と抗ガン剤で、長生きしてやる! 優生の結婚式見るのだから。
いい天気だ。風も爽やか。世の中黄金週間。いいなあ。 私はやっぱり入院中。もうすぐ乳がんで入院して一ヶ月が経つ。 早かったような、長かったような。
昨夜38度台の熱が続いていた。0時から点滴もあってちょっと寝不足。 今朝は36度ちょうどで快調。天気もいいので気分も違う。 明日の朝、熱がなかったら外泊できる。もうどうしてでも外泊したい。 入院長いと外泊というより外に出たい!外を歩きたい。 ああ明日は熱があっても嘘ついてしまいそう。
早いねもう5月。どどっと時間が過ぎていっている。 今日は剛くんが来てくれた。待っていたよ、ほんとに、ほんとに。 優生達もお昼から来てくれて、久しぶりに1日家族一緒に過ごせた。 楽しかった。 昨夜、傷がはってきて熱も37度7分まで上がってしまった。 昨夜は寝苦しかった。 朝起きてもケダルサが続いていて熱も相変わらず。外泊が遠のく。 薬もまた変わってまた点滴開始。嫌だ。
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