MOTOYANの日々題
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最近の冷え込みでさすがに半袖は必要ないだろうと衣装収納ケースにぶら下がっている半袖を長袖へ交換しました。これを衣替えというのでしょうか。 長さ1mほどのハンガーパイプに多種多様なハンガーが多数かかり(多くがクリーニング店からの贈り物)、半袖ポロシャツやワイシャツを外しました。
ふと、昭和のころの思い出がよぎってきました。 中学生になり、勉強するスペースが与えられ学習机の横に「ファンシーケース」なる服をつるしておくビニールカバーのついた衣装ケースが与えられて制服や着替えなど自分専用の置き場がもらえたのです。 その後、独り暮らしが始まると最初に購入するグッズにファンシーケースが必須になりました。
ビニールカバーでおおわれているのでほこりもつかず、タンスやロッカー代わりに重宝しました。花柄や英語の文字など個性豊かにプリントされ自分好みのビニールケースを選んだものです。 欠点は、ハンガーパイプに服をかけすぎると重さに耐えられずにねじれや曲がりが起こることでした。特に冬は服が重いので壊れやすかったです。
現在使用中のものもファンシーケースの進化系で骨組みが太いスチール棒に、カバーがビニールからテント地のような布に変わってかなり頑丈です。もう30年近く一年中、重さに耐えてくれています。
こどもが大人へ成長する段階でのファンシーケースの役割を思いながら、取り出した半袖をたたみつつ、「今年もお世話になりました。半年後もまた着られたらいいね」と感謝と願望を心の中でつぶやきました。
太刀魚は、全国の海で一年中獲れる魚ですが、冬になると脂がのって美味しいといわれています。 1日の日曜日は天気がよくて、絶好のドライブ日和でした。お昼に「太刀魚丼」を食べることを目的にしました。 九州では三か所の名産地があり、その一つである熊本県芦北町田浦漁港をめざして出発しました。2時間半の道中で遅れ気味の紅葉をながめ、みかん産地の無人販売所で購入しながら、休日にしては車も少なく「道の駅田浦」に到着しました。
田浦の太刀魚は、田浦銀太刀(たのうらぎんだち)というブランドです。太刀魚に衣をつけて油で揚げて天丼のようにして太刀魚丼が提供されます。 一方、大分県国東市のブランド「くにさき銀たち」は、うなぎの蒲焼のようにタレをつけて焼かれて、うな丼のようにして太刀魚丼が提供されます。
どちらも肉厚な身の太刀魚で美味しいので、甲乙つけがたいのですが、うな丼には負けるので天丼風の田浦がわずかにリードでしょうか。個人の好みの問題です。
ある保育園で園児たちが、かぶの収穫をしているインスタがあがってきました。 数年前まで「かぶ」という野菜には興味なかったのですが、旬を迎えたかぶのおいしさに気づきました。 無人販売所でみつけてわざわざ車を止めて買う、道の駅など野菜販売所までわざわざ出かけて入手しています。吉野・吉田・蒲生方面が多いです。
色や大きさでいろいろな種類があり、推しの野菜のひとつになっています。 他の野菜とピクルスを作るので、この時季は、ミツカンカンタン酢の消費が半端なく多くなります。
朝起きて、冬晴れな空をみるとお出かけしたくなった。 久しく食べていないもの、この時季しか見られないものに思いを巡らすと「芦北」が浮かんできた。 紅葉の遅れできれいに色づいたイチョウをみていないので芦北地方に点在するイチョウの木、出水のみかん、道の駅田浦の太刀魚丼、水俣からみる夕日など幾度も経験していることだが、毎年の恒例になってしまった。
お昼に太刀魚丼が食べられるように出発して道中の紅葉をながめながらのドライブ、無人販売の針原みかんを買って、車も少なく予定通り太刀魚丼にたどり着いた。値上がりしているためか行列もなく待ち時間なしで食べられた。 食べると眠くなるので少しの休憩をはさんで近くの御立岬温泉へ塩化物泉に浸かり、不知火海、天草、普賢岳などをながめながらのんびり過ごした。
高速道路から目に入った芦北の城跡に立ち寄ってみた。佐敷城址と呼ばれ、加藤清正が造ったとされる城の遺跡を整備して天空にそびえる城跡公園となり、あの竹田城を思わせるほどの場所だった、
夕日が落ちることには、エコパーク水俣にスタンバイして沈む夕日をしっかり堪能した。釣りをする人、カップル、ギターを弾きながら福山雅治を熱唱する、少し残念なシンガーなど人それぞれに日曜の夕刻を楽しんでいた。
久しぶりの夜の長距離運転だった。道路の白や黄色の線が薄くて中央線や横断歩道が見えにくい。コロナ対策や各種補助金でお金がなくて、道路整備に間に合わないのだろうか。
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