生きている
2001年10月31日(水) 何があっても 生きるんでしょう 死ぬ勇気はないから 生きる気力はまだ残っているから 足を地面につけている 浮いていないよ だから生きている 空気みたいに生きたいな 雑草みたいに生きたいな 空に溶け込みたいな 明日も生きているんだろうな 裏切り 2001年10月30日(火) すべてを憎しみに変えましょう それ以外に何になる 悲しさを お前にぶつけて 潰してやる 壊してやる お前の人生 削除してしまえ 何もかも 砕いてしまいたくなった あなた 2001年10月27日(土) 格好悪いあなた ブサイクなあなた ちょっと太ったあなた メガネザルなあなた 天パなあなた そんなあなたを愛すのは 後先わたしだけでしょう 古い日記 2001年10月26日(金) くだたないことで 泣いていたあの頃も 悔しいと思って 泣いているはずの今も きっと同じだろう 同じ涙が出てるだろう キラキラ光っているだろう 明日は笑うことを願って 記していたから 一息 2001年10月25日(木) もっと素直になりなさいな 見えるものも見えないでしょう 泣きたいのに泣けないでしょう もっと力を抜きなさいな あなたがあなたであるように わたしはそれを望むから 戦士たち 2001年10月24日(水) くだらない つまらない 苦しい そんな簡単な言葉しか出ない 人のせいにして これしか言わない 結局そんだけだったりして これで終わりかしらなんて 明日また闘うなんて あの場所まで 2001年10月23日(火) あんたはここまで生きたね だから 何だって言うんだい? 生きるのは誰でもできるんじゃい ここまでじゃなく あそこまで生きてみ? それこそあんたの生きた証だろ ウチも あそこまで生きてやる 貴方の言葉 2001年10月22日(月) 「生きていればいいよ」 なんて本当なのかしら 私は此処にいます だけどとても苦しいんです 貴方には感じられませんか? 生きています だけど貴方の言葉は嘘臭くて 信じなかった 貴方は私の幸せは 願ってくれなかった 目隠し 2001年10月17日(水) 暗がりに怯えて 独りぼっちが怖くて 誰かの後ろに立って そっと何かを見て 相手からは私が見えなくて 私から相手が見えなくて 目隠しを自分でしたの 相手にも目隠しをしたの 暗いのは怖いよ だけど明るいのも怖いよ 人間は怖いよ 独りで歩けないよ 不必要なものたち 2001年10月15日(月) ごめんなさい じゃ済まないことが 沢山あるんですよ 知っていましたか? 謝って済むならば お金なんて必要ないんですよ 君なんて門前払いだ わかってるのかしら? ここにあるものすべては もう不必要なのよ みんな 気付いているのかしら? 泥沼 2001年10月14日(日) 僕は生きているのでしょうか? 生きている感触もなくて ただただ 此処に填まって行く 泥沼に 沈んで行く 冷たい場所 2001年10月13日(土) 作り物の愛は どこかつまんなくて 結局空白の場所 何処に辿り着くかわからなくて 壁に爪を立てた しがみつこうと 自分がいたという 傷跡を残そうと 自分 2001年10月12日(金) つまらないことで 落ち込む自分が大嫌いだった つまらないことで 喜ぶ自分が大嫌いだった 今は大好きなんです 愛せるんです 運 2001年10月11日(木) くじ運で生きる僕ら いちかばちか 生か死か 泣いたって 何も進まんから ただただ走るだけ きっと命は減りつづけるだろう 限りがあるから 生き抜こうとするのだから だから運だけでも良いから 行け 行ける 頑張る 頑張れる 大丈夫だよ 一緒に 2001年10月10日(水) 詰まらなく生きるより 楽しく生きたほうがいい 楽に生きたいと願う それ 人間の真実 きっと辛い事もあるさ 逃げばっかで どうかしてる人もいるさ だけど君は逃げないでよ 此処に僕がいるから 何でも聞くよ 何でも言ってよ 繋げる 2001年10月09日(火) 大丈夫だよ って君が静かに言う どんなに泣けたことか 頑張れ って君が心から言う どんなに泣いたことか 信用とか絆とか そういうレベルじゃなくて 僕らはそういうので繋がっている 失態 2001年10月08日(月) 曇になることを信じて 僕は眠ったんです 雨になることを祈って 僕は起きたんです 何事もなかったかのように 笑ってくれる人がいるでしょうか 晴れた日も いつでも 戦場 2001年10月07日(日) 眠気を追っ払って 頑張って頑張って 立ち上がって闘って 負けて打ちのめされて ついには自分の心に 負けたんです 弱気な僕らを助けてください 答えならそこにあるはず そう言われて闘ったんです そして死んだんです 殺されたんです 絆 2001年10月04日(木) みんな トマトみたいにぶっ潰して ぐちゃぐちゃになっちゃえばいい と思うときがある でも やっぱりみんな 金属みたいに 固く繋がっていてほしい と思うときもある そういうものなんだ 紙一重のものなんだ 獣 2001年10月01日(月) 獣が僕を襲うんだ 激しくその爪で 心を切り刻もうと 血みどろに 真っ赤に ドロドロに 助けて 助けて 助けて 涙も出ずに 消えてしまうなんて |