2005年08月30日(火)  歯抜け記念日




ランの歯が抜けました。
猫にゃんの歯の生え変わりは、生後4ヶ月から6ヶ月の間、と聞いていたので、私はワクワクしながら
「一本位は記念に欲しいなぁ。」
と思っていたのです。
今朝、プラスティックのハンガーをカジカジしているランを眺めていたら、ランが突然、何かを飲みこもうとする時のような仕草をしたので、
「もしや!」
と思い、ランの口を開けて見ると、下の犬歯(?)がプラーンとしていて、指でつまむとすぐとれたので、嬉しくなってまだ爆睡中のダーリンを叩き起こして
「ねぇねぇ!ランの歯が抜けたよ!みてみて!ちっさーい!」
と報告。
ダーリンは朦朧とした頭でそれを眺めて、
「わーほんとだねぇー・・・ぐー・・・」
とまたすぐ寝てしまったので、こないだ実家に帰った時に見つけた、小学生の時の貰った真鍮製の小物入れを出してきて、そこに入れとく事にしました。
餌と一緒に飲みこんじゃう場合が多いって聞いてたから、なんだか嬉しいです。
抜けた所は、次の歯がまだ見えません。
私はてっきり、歯が抜ける頃には永久歯がその後ろのほうから生えてきてて、抜けたら永久歯がちょっとずつ前に出て来るもんだと思っていたのでちょっとびっくりです。
で、何故そんな事を思ったかと言うと、「動物のお医者さん」という漫画で、主人公の愛犬「チョビ」の歯がそんな風に生えてるシーンがあって、猫にゃんもそうなんだと思っていたからなんですが。
やっぱわんちゃんと猫にゃんは違うのですね。
歯抜けのランは、歯抜けながらも上手にご飯を食べています。
来月には去勢予定。
なんだか、ずっと子猫のイメージだったけど、ちょっとずつ大人の階段を登ってるようです。




実家のトイレで。
「ドア閉めちゃうよ?母ちゃん行くよ?」
と、声をかけると慌てて出てきました。



目が覚めるとこんな状態になってました。
そこまでしてくっつきたいのですか。
夏場の獣は暑いです。
2005年08月26日(金)  帰省。車で猫を連れて帰っても大丈夫なのか?


実家に帰ってきました。
ランもつれて、です。
車で帰ったのですが、実家まではスムーズに行っても7時間の距離。
とっっっても心配!
車大丈夫な子にするには、子猫の時から車に慣らしておくと良いと本に書いてあったので、時々、車に乗せて連れ出してはいたのですが、やっぱり鳴いてたんですよね・・・。
前猫のザジは、車がまったく駄目な子で、車に乗せようものなら
「ぎゃあおぉうぎゃあおぉうー」
と、吐きそうな声で鳴いてて、まぁ、それよりはマシだったし、少し慣れてくると私の膝の上で爆睡してたりしてたのですが。
でも長時間となるとどうなるかわからないので、事前にお医者さんに相談して、一応安定剤をもらっておきました。
でも、やっぱりいらぬ薬は出来るだけ飲ませたくなかったので、少し走って様子を見る事に。
当日、ランのトイレを洗っておき、車の中は、


このように(ちょっとわかりにくいですが)後部座席の半分を倒してビニールシートを敷き、そこに滑り止めマットを敷いて、トイレと爪とぎを設置。
ご飯とお水も、サービスエリアでランが落ち着いていたらあげてました。
お医者さんが
「車内と外の温度差があると体調を崩しやすいので、クーラー効かせすぎない様にして、後部座席でいるようにしていてください。」
と言ったので、私が後半分の後部座席に座り、ランのお世話。
ケージに入れて、上から布をかけ、暗くしてやったほうがいいという話も聞いたので、やってみたのですが、やはり閉じ込められるのが嫌らしく、すごい声で鳴くので、できだけ前に行かないように見て、離しておく事に。
出発して下道を走っている間は、やっぱり落ち着かないらしく、鳴きながらうろうろしていたのですが、高速道路に乗った途端、嘘みたいにピタリと静かになって、私の膝の上で就寝。ていうか爆睡。
どうやらブレーキの振動が嫌だったみたいです。
あと、前に練習してた時は、私も前に乗っていて、膝で休もうにも、フロントガラスから動く景色で落ち着かなかったみたいで、後部座席だと周りの景色が見えにくかったのがよかったみたいです。
高速に乗っている間は爪とぎしたり、トイレをしたり、ご飯やお水も飲んで、落ち着いたものでした。
良かった・・・ほんと心から良かったですよ。
これで落ち着かずにいつまでも鳴いていたり、トイレやお水も我慢したり、グッタリしたりしたらどうしようと、そればかりが心配だったので。
安定剤も使わずにすんだし。
実家にも慣れてくれるかなぁと心配していたのですが、半日、うろうろと探検して、落ち着ける場所も発見し、すぐ慣れてくれたので一安心。
うちのママンも猫にゃん大好きで、うちではいつも優しくなでなでされてるだけだったのに、ママンは激しく可愛がるので、ランは多少びびってました。
ママンは私がちょっと出かけた隙に、「体に悪いから」と、うちではあげた事のなかった猫の大好物のカツオ節とかおじゃことかをこっそりランにあげたりするので油断も隙もありませんでした。
最後らへんは、一番上の写真のようにすっかりママンになついて、ママンも、前猫ザジを亡くしてから
「もう猫飼わない・・・悲しいもん。」
と言っていたけど
「ラン元気?ババはランがいなくて寂しいです。」
とメールをよこしたりするのでした。
ママンはランの金玉をはっしと掴み、嫌がるランに微笑みながら
「次来た時にはこの可愛いぼんぼりもなくなってるのね・・・」
と寂しそうにため息をつくのでした(笑)
帰る時、ママンに
「ラン賢かったからお土産ー」
と貰ったキャットフード(シーバ)を、帰ってから
「偉かったからご褒美ね。」
とあげてみると、物凄い勢いで食べ、それから、普通のご飯だけだと文句をいいます。
「にゃー!(シーバくれ!)にゃにゃー!(シーバシーバ!)」
みたいな感じで。
シーバの箱を置いていた所までよじ登って勝手に食べようとするので、今、シーバは台所の開きに封印してます。
ちっ。ママンも余計な事をランに教えるんだから・・・(苦笑)
帰りの車でも、ランはずっと爆睡。
ずっといい子でした。
ごめんね。ストレスかけて・・・。


ちょっと目を離した隙に前に行ってしまい、外の景色をみて驚愕のラン。
「な、なんじゃこりゃーー!」


実家では、クローゼットのそのまた上の、衣装ケースと天井の隙間を見つけて、
そこでよくくつろいでしました。
ここを見つけるまでに、カーテンレールの上を歩いて降りれなくなったり、
ママンの洋服かけの上を歩いて、ハンガーいっぱい落としたり、大変でした。


ランがよくお昼寝しているお気に入りの椅子も、折り畳みなんで持っていきました。
「やっぱここが落ち着くわ・・・」
って感じでくつろいでくれたので、持って行って正解でした。
やっぱり匂いがついてるものは安心するみたいです。


車の中。膝の上でくつろぎ中。


私がうつらうつらしていると、
「リカー助けてー。」
というダーリンの声。前を見てみると、ランはダーリンの股の間で就寝中。
「危ないから母ちゃんの所に行っててね(汗)」
・・・目を離してごめんなさい。


帰り道。車で爆睡中のラン。
体が大きくなって、私の膝では収まりが悪く、デロリとはみ出して落ちそうになるので、
支えるのが大変でした。
まぁでも、リラックスしてくれるのが母ちゃんは一番嬉しいよ。
お疲れ様でした。
2005年08月10日(水)  ワクチン二回目。ミス!?




土曜日、私は用事があったので、ダーリンにランのワクチンをお願いして出かけたのです。
そして帰ってから、ワクチン証明書を見せてもらうと、なんと七種混合ワクチンを打った事になってるじゃありませんか。
一回目に打ったのは、三種混合ワクチン。
ダーリンも、受付で
「三種ワクチンの二回目を打ちにきたのですが。」
と言ったらしいし、もしそれが思い違いだったとしても、ここは電子カルテをつけていて、経過がわかるようになっているのに・・・。
一回目にワクチンを打ちに来た時、最初に七種を勧められたので、もしかしたらこの病院は七種推奨で、他の患畜さんは、勧められるがままに七種を打つ場合が多いから、うちも七種だと思ったのかもしれない。
でも、だとしても、カルテも確認せずに打つなんて!(怒)
何の為に、最初に「電子カルテ代」を払ったんだ・・・ってそういう問題じゃないんですけど。
ていうか、これって軽い医療ミスなんじゃ・・・。
とにかく、三種の後に七種打って大丈夫なのか。
あと、最初に三種打った時、血液検査しなくて、心配になって他の人に聞いたら、三種だったらしない場合もあるよ、って事でそんなもんなのかーと思ってたんですが、七種を打った今回もしなかったんですよね。
もし、元からウィルスを保有していた場合、ワクチンを打つことによって、ウィルスが活性化したりしないのかが心配。
ああ、病気を防ぐ為のワクチンなのに、これが元で病気になったらどうしよう・・・とか、心配で夜も眠れず。
その日の内に色々聞きたかったのですが、その日は土曜という事もあって、診察時間は午前中で終了、日曜もお休みだったのです。
で、月曜にダーリンに電話して聞いてもらったのですが、そのお医者さんによると、特に問題はないらしく、最初に打った三種に関しては、七種に同じワクチンが含まれているので、二回目打ったことによって効果はちゃんと出るし、残りの四種類のワクチンに関しては、打たないよりは打った方が病気を防ぐ事になるので、大丈夫です、って事だったのですが、なんだか腑に落ちない。
あぁ、もう二度と行かないや。
家から一番近い病院だったけど・・・今回はワクチンだったから大事なくて良かった(本当に良かったのか?)けど、これから先、なんか病気とかで同じような事されたら・・・って考えるだけで怖い。
ワクチンすらもちゃんと出来ない病院なんて、これからだってきっと不安になるような事があるとおもうし。
取り合えず、本猫は元気です。良かった・・・。
ああ、また動物病院を探す旅に出ねば・・・。
いい動物病院を探すのって、いい人医を探すより難しいですね・・・。
2005年08月04日(木)  暑中お見舞い。




相変わらず毎月元の飼い主さんに近況報告メールを送っているのですが、今回は暑中見舞いを作ってみました。
暑中見舞いは、立秋(今年は8月7日)の一日前までらしいので、ギリギリセーフです。
背景の素材はNOIONさんからお借りしました。
しかし、こんなに綺麗な素材と合成すると、自分の写真の荒さが目立って仕方がない・・・。
いいカメラ欲しいな。あと、いい腕も。


さて、ランですが、最近聞かん坊度が上がって、大変です。
噛んではいけないと、何回言っても聞きません。
食器の水きり籠に、トイレをかき回した足を突っ込んではいけませんと、何十回言っても聞きません。
食卓に上がってはいけませんと、何百回言っても聞きません。
襖に飛びついて、ガリガリしながら登ろうとしてはいけませんと、何千回言っても聞きません。
歩いている人間に影から飛びかかって足に噛みついてはいけませんと、何万回言っても聞きません。
ああ、どうすればいいのでしょうか。
ダーリンは、ランが噛んでも、かまわれて嬉しくなって
「どうしたのー。可愛い顔して噛んだら駄目でしょーうふふ。」
なんて頭がお花畑になっているので、あてになりません。
おかげで、私もダーリンも、腕や足が傷だらけ。とほほ。
噛んだ瞬間に高い、大きな声で「痛い!」という作戦も、噛まれたら鼻先をピンとはじく作戦もききません。
落ち着くまで廊下に追い出すのは少し効果があるようですが、廊下で遊んでるので、反省はしていないようです。
てことで、最近、アイロン用の水スプレーを手元に置いています。
悪さをしたら、これをプシュっと。
一回顔にかけられてからというもの、最近ではこれをガッと握るだけで嫌な顔をするので、少しは効果があるかな?
試行錯誤中です。
なんか、怒りすぎて可哀想・・・とか弱気になってしまうのです。
でも、これも本猫と人間の為。わかっておくれよ。


綺麗なバラには棘がある。
可愛い猫には牙と爪。痛いです・・・。




本人は大あくびで余裕の顔です。



「盆踊りの練習するよ。ヨイヨイ♪」



余裕こいてられるのも今の内だけだからね。
今週末には恐怖のワクチン注射が待ってるのだから・・・。



ネコバカリスト マエネコ ツギバカ







リカ





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