徒然花茶
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 '05.7月より徒然花茶(雑記)をblogに移行しました。



2004年11月26日(金) へれへれです

親戚に不幸があって新潟に行った。
帰ってきてから、どーにもこーにも身体がうっとーしくて、立て直せない。

病(?)は気からと、化粧をしてみた。
着物も着てみた。

でも、だめ〜。

明日こそ!!
がんばるぞ…?


2004年11月19日(金) 迷子になってしまった……

友人とあっちだこっちだと言いながら、商店街を通り抜け、幾つかの角を曲がる。
迷子になりながらも、自分が行きたい方向は分かっているのが面白い。

やがて広ーい道路に出る。
舗装された道路で見えないのだけど、下には川が流れているはず。
夕闇が迫るころ。車も人通りも少なくて閑散としている。
道路の向こうが目的地だ。

赤レンガの長ーい(たぶん)一階建ての倉庫みたいな建物。
牛肉の炭焼き屋と寿司屋さんが並んでいる。
入り口からほんのり灯りが洩れているのはその二軒だけで、あとは真っ暗なのはお休みのせいかな。

良い匂いが(たぶん)漂ってくる。

私たちは人と待ち合わせをしているのだけど、どちらの店にいるのか知らない。
でも、一発必中! 当てちゃったもんね。
くふふふ、今日は肉だ〜♪

で、目が覚めた――夢だった……ガーン


この夢で、連れ立って行った友人とは飲み友達というか、美味しいもの大好き仲間で、特に調べたりしないけど、二人とも結構そっち方面のハナが利く。

ところが!

この間は外したのだ!!

ワタクシとしては、そりゃもう、見事に……!
二度と行くものかと握りこぶしを作るほど、だ。

それがよっぽど口惜しかったらしい。
しっかり夢でまで美味しい店を探すほどだもん。
食べ物の恨みはオソロシイってやつ?(笑)

それで気がついたのだけど、この街、いつか来たことがあるのよ。
うーむ……しばし悩んで気がついた。
やっぱり以前、夢できたことがあるのだ。
夢なのだけど、デジャブっていうのかな? 
来たことがある街。でも心当たりはない。
もしや、前世でかも知れないと、結構マジに考えていたり(笑)。

私には夢でしか行けない街がある――これってちょっといい感じ。
ただの食いしん坊だなんて言っちゃいやん。
自分が一番よく分かっているって。


■更新情報
快楽読書倶楽部>JUNE発掘隊>>松岡なつき
■「H・Kドラグネット(シリーズ)」
■「夜の揺監(ゆりかご)」

JUNE、BLという分野が苦手な方はご注意くださいね。


2004年11月15日(月) 更新は書評です

快楽読書倶楽部>迷夢書架>>
■「ゆめつげ」畠中恵 
■「骨は自分で拾えない」斉藤茂太

心がほんわりする痛快時代活劇と、憧れのPPK(ピンピンコロリ)の話(笑)。
斉藤茂吉氏の奥様はなかなかの傑物というか…素敵〜!! すっかりファンになりました(笑)。


2004年11月09日(火) むんず!!

ワタクシ的に本来は10月から着物の季節なのだけど、今年は天気が不安定で何となく気が乗らず、楽しみにしていたくせにあまり着なかった。
11月になってからは気温は高めだけど、まずまずのお天気が続いている。
というわけで、いつものお見舞いロードは久しぶりに着物を着て行った。

今回はなんと祖母若かりし頃の着物――正真正銘のアンティーク銘仙(笑)――を洗い張りに出して仕立て直したもの。といっても、大正ロマンとかで今流行りの大柄じゃなくて、黒に近い鉄さび色に鈍い赤の小さな小紋柄(っていうのかな?)という、渋ーい銘仙。

その帰り道、ちょいと寄り道したくなって東京で途中下車。
薄暮が迫る街中を飲み屋に向かう道すがら、事件は起こった!

着物を着ているから少しは歩幅が狭くなっているものの、相変わらずバッサバッサと歩く私の足もさすがに赤信号では止まる。

その時である。
いきなり着物の袂(たもと)が、むんずと掴まれたのだ。
思わず見返した、その手の主である50代と思しきオバサマに見覚えはない。
ワケが分からず、ボーゼンとする私……。

当然だろう。
見ず知らずの相手が、いきなり むんず!である。
ワタクシ、ナニカ イケナイコトヲ シマシタカ??? の世界だ。

目がテンになっている私を無視して、オバサマがのたまう。
それも、いきなりだ。

「これ何?」
「……は???」
「銘仙かしら。でも銘仙にしては珍しい柄だし、どこで見つけたの?」
「………………」
握った袂をスリスリ擦るな!!

傍若無人で厚顔な見知らぬオバサマといきなりオトモダチになれるほど、私の懐は深くない。
失礼ながら私は黙って袂を奪い返し、バッサバッサと逃げ出したさ。

だって不気味じゃない?
いきなり、むんずって。

あのオバサマは、たとえばそれが超高級な着物でもあれをやるんだろうか。
中にはそうとは見えなくてもベラボーなお値段がついていたりするのが着物だ。自分の手垢すら気をつけている人もいるに違いない。
そうじゃなくても、私の着ていた銘仙みたいに、染め返したり洗い張りに出していて、恐らくは生地だって昔の絹物だから多少は弱っているであろうデリケートなものを、承諾もなく触るだけでなく、乱暴に掴むとは何事!!

信じられないことに出くわしたお陰で、久々に怒ってみたので、その後のビールがうまかったこと(笑)。


ところで、私はよく知らないのだけど、週末の銀座で着物を着て老若男女が集まるイベントがあるのだそうだ。
もしこれを読んで下さっている着物マニアの方の中に、その催しに参加されている人がいたら大変申し訳ないのだけど、なんでわざわざ制服のように着物を着て集わなければならないんでせう。

その集いには関係ないのだけど、
特に和服の殿方――なんで偉そうにしてる方が多いの?
どうして鼻の穴ふくらませてんの?

たかだか着物じゃござんせんか。
そりゃぁユニクロやGAPの服を買うのと同じように気軽に買える値段じゃないし、洋服みたいにぱっと着たり脱いだりできるものじゃない。
だけど、わざわざ鼻の穴ふくらませて着るほどのものじゃないでしょ。
おじいちゃんや曾おじいちゃんがふっつーに、数十年前まで着てたものなんですぜ。

もしかしたら、殿方の着物は女性より着る機会を早く失った分、難しいのかもしれないのだけど、もう少しさらりと、さり気なく、普通に、サザエさんの波平さんみたいに着て頂きたい。

そういう殿方に関わりがないもんだからいろいろ言っちゃったい。

おじいちゃん子だった私にとって、(写真によると)麻のスーツを着こなしていたモボのくせに、さらりと着物で寛いでいた姿が、殿方の和服姿の理想――もっとも私が小さい時に死んじゃったから、ものすごーく理想化しているのかもしれないけど。


2004年11月03日(水) 11月…

じゅーいちがつだってー。
今年も残すところ、うんぬんかんぬん……いやな言葉だ。
何考えているんだ、昨日今日明日よ!!
↑よーするに、春は暑く、夏は猛暑で、秋は台風と長雨と、今年は陽気が不順だったせいか、異様に月日が経つのが早く感じたと言いたいらしい。

そんな世俗を忘れるべく(?)、熱海で温泉につかって来ました。
気のおけな友人もいるし、近いという事もあって、年に一、二度行くのだけど、なんと路地植えのハイビスカスの大木が真っ赤な花をいっぱい付けていました。
たわわと実った夏みかんとか…夏の猛暑の名残りかしら?

でも、行く度に熱海の街は暗くなるみたい。
商店街はシャッター通りだし、夜も八時になるとほとんど人はいないし、行く度に寄っていたスリランカカレーの店も、珈琲店もなくなっていました。昔は百万ドルの夜景なんて云われたこともある街の灯りなんて、見る影もないほど…暗い。寂しい。

かの地の知人を呼び出し、だらだらと飲んで食べての二泊三日…二キロも太ってしまったわ……わおっ!!


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