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2004年08月25日(水) グレコローマン!!

松坂が5回まで被安打1、10奪三振なんて好投したのに、何で打ってやれなかったんだよーとか、カナダ戦でボカボカ打つ分、昨日に回せなかったんだよーとか、ナリモノ入りでアテネ入りして結局「銅」かよ、とか、たぶん日本列島で何万の人が呟いたことだろう。

とか、まあ、オリンピック・ネタは色々あるのだけど、今日のヒットは……
グレコローマン!?

夏風邪で胃痙攣と下痢で寝ていられなくて、あぶら汗をかきながら
レスリングを観ていたら、
「エロいな…」
ぼそりと呟く(自分の)声が聞こえた。

この間までの女子フリースタイル(ってやつ?)は自分が同性ってこともあるのだろうけど、男らしいというか(?)…毅然!という感じだったのだが、男子のはエロい!…なーぜだか。

なぜ立って抱き合ったまま動かない?
寝技(?)も妙にパッションしていないか?!

いやん、その手! その手はなになに?!
なんで絡んだままぐるぐる回っちゃうの……バターになっちゃうぞ。
ドキドキ…


グレコローマンとやらは、
「人類最古のスポーツともいわれ、紀元前数千年に描かれた壁画にも登場しているほどです。古代オリンピアでも、神殿の前で行なわれるメイン種目として実施されたといわれ、誰もが熱狂するスポーツだったことがうかがえます」(日本レスリング協会より)
なのだそうだ。

そこで気がついちゃったんだけど……、
古代オリンピックって全裸だったのよね。

ムキムキ屈強な男どもが、その強靱な肉体の全てをさらして、汗でピカピカ光る肢体で絡みあう…もとい、ぶつかり合う――全裸でグレコローマン…ヤバくない?

それって……………!

古代オリンピックの試合見てみたい〜♪
 
グレコローマン!!←熱のせいです! たぶん(笑)。


2004年08月18日(水) 『藍宇』と不思議なアボガド

突然ですが――

アボガドを食べると種を育てたくなりませんか?

子供の頃、果物を食べたら種を蒔くというポリシー(?)があって、何でも庭に埋めていた。
もちろん育つとか育たないとか考えていたわけではないから、名も知らぬ植物は(芽が出る頃には忘れている)発芽してはいつしか消えていく、哀れな運命をたどった。

その弊害か、今でも種を見ると、とりあえず埋めたくなるのよ。
特にアボガドの種はでかいから、捨てるなんて罪悪感すら感じてしまう。
で、今も育てているんだけど……

なにやら怪しげな育ち方をしているぞ、アボガド。

わずか4ヶ月くらいで1メートルも伸びるか、普通?

かつてない成長率を誇るアボガド。
いったいこの子は何ものだ??

もちろん、今日も、ひょろりひょろりと伸びている……。

←暗くて見にくいけどこんな感じ。ひょろ長すぎて鉢まで入らなかった。


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更新情報
快楽読書倶楽部>JUNE発掘隊>>
今年の一押しJUNE、『北京故事 藍宇』UPしました♪
いや〜ん、もう♪←くさってます、はい。


それにしても、今年の夏は色々熱いね!
気候とかアテネとか山南とか藍宇とか――もちろん甲子園も!!
お陰で寝不足〜(アホやん)。


2004年08月09日(月) 映画『藍宇 LAN YU 〜情熱の嵐〜』

かねてから気になっていたものの、香港製と台湾製のVCDかDVDしか出ていなかった作品である。しかもDVDは日本のDVDデッキやPS2では表示されないらしく、PCで視聴できるVCDは、当然英語字幕だし…微妙なニュアンスまで読み取れるか不安。で、買おうか迷っていたのだけど、ようやく日本で公開された。

場所は、新宿武蔵野館。モーニング&レイトショーのみ(関西のほうでも公開予定の噂を聞いたけど未確認)。終わってしまうのでは…と心配していたのだけど、ようやく『藍宇』に会うことができた。

さて、その『藍宇』とは知る人ぞ知る、でもその筋(笑)ではかなり話題になっている香港映画……同性愛ものである。
でもこの映画の魅力は、青年が与える惜しみない愛と、それによって成長していく男の心の軌跡。天安門事件など激動の時代背景も描かれ、同性愛抜きにしても佳作といえる作品で、台湾と香港の映画各賞にノミネート、受賞もしており、2001年11月には「TOKYO FILMeX」に特別招待されている。

英題:Lanyu
監督:スタンリー・クワン
脚本:ジミー・ンガイ
美術&編集:ウィリアム・チャン
出演:フー・ジュン リュウ・イエ

・・・・・以下、苦手な方はご遠慮ください・・・・・


舞台は88年から90年代後半にかけての北京。青年実業家・捍東(ハン・ドン)と、彼の愛人となる藍宇(ラン・ユー)の二人の男の10年に渡る恋愛模様を切々と描いている。
バイセクシャルのプレイボーイ捍東が、地方から北京に来たばかりの貧乏学生・藍宇を買い、ベッドを共にするところから物語は始まる。
捍東は、あくまで一夜限りの関係と割り切っていたが、藍宇は初めての相手となった捍東を慕い、純粋に愛し始めていた。そして捍東もまた他の男と違う彼の雰囲気に、それまでになかった感情を持つようになる。やがて二人は、捍東の家で同棲を始める。

だが社会的体面のために、捍東は仕事仲間の女性と結婚。藍宇は、静かに捍東のもとを去って行く。
捍東の結婚生活は長く続かず、間もなく離婚。
数年後、二人は偶然再会する。捍東は自分が藍宇を愛している事を悟るが、藍宇にはすでに新しい生活があり、恋人がいた。
そんな捍東に追い討ちをかけるように、事業に不正が見つかり、それを知った藍宇は……。

とまあ、文字にするとありがちなストーリーだが、二人の痛々しい恋愛関係を丹念に、そして濃密に描いていくことで情感ある作品になっており、いつの間にか引き込まれてしまう。
天安門事件など歴史的背景も取り上げながら、中途半端な大河ドラマにならずにすんだのは、あくまで捍東の視点で構成されているからだろう。いや、大河ドラマも好きだが。

小説の映画化は、得てして原作のイメージが壊れることが多い。この作品も、かなり大胆な省略が行われているし、天安門事件前後の描写が甘いにも関わらず(さすがに直球では描けなかったのだろう)、映画化は成功している。
いずれ原作の方の書評も考えているので、これ以上は内緒。

何よりも、藍宇の健気さに泣ける……不覚

藍宇役のリュウ・イエ君は、地味だけどじんわりと心温まる『山の郵便配達』で息子役に出演していた青年で(えっ?!)、この映画が2作目だったのだそうだ。……あの純朴青年の次にこの役って…いったい何があったんだ?(笑)
でも、それなりの濡れ場があるにも関わらず、彼の初々しさは健在。そのくせ、なんとも切ない表情をするのだ。思わず抱き締めてあげたくなるような、こちらまで切なくなってしまいそうな。いやん、可愛い…

とどめの台詞は、
Is something wrong with me? How come I like you so much?

こーんなこと呟かれたらクラクラしちゃいますぜ、もう(笑)。
BLファン必見と言ってしまいたい佳作。国内DVDも発売が決定されたし、さあ予約だ!

ただ一つ不満があるとしたら、あの陳腐な日本向けのタイトル。
「情熱の嵐」ってー…相当恥ずかしいと思うのは私だけ?


小説版『北京故事 藍宇』の書評
「藍宇 LAN YU 〜情熱の嵐〜」公式ページ


2004年08月07日(土) うれしはずかしシルクのパジャマ

贔屓にしているネットのパジャマ屋さんのバーゲンで、シルクのパジャマを買った。
ここのお店は肌にやさしい自然素材と、シンプルなデザインだけどカッティングが綺麗で、パジャマパジャマしていないところが好き。
で、届きました。
夏用だからシルクに30%くらい綿が混入した薄手のニットで、とろんとした手触りにうっとり夢心地。

さっそくお風呂に入って身を清め、袖を通す。もちろん足も通した。
明るいシルバーグレーの色が、ヘタするとババくさくなるかも…って心配したけど、襟ぐりとか、ゆったりしたパンツのシルエットがきれいで、シックな部屋着という感じ♪ 同じグレー系でもスウェットとはえらい違いだ。
肌触りもさらりとしてて気持ちいい〜♪

ところが!

滑らかで薄手のニットというのは、体の線に寄り添うようにまといつくのよ。
つーまーりー、バストポイントまでくっきり出ちゃうの。あら色っぽい…いえ、恐ろしい。
即ベッド直行ならともかく、パジャマのままダラダラしているのが好きなのに、はっきりくっきりですぜ。んなもの見せんな。

でもリラックスタイムにブラするのはいやだしー。
しばし悩んだ末に解決策は…腹巻。

着物を着るとき用に、ブラのかわりの胸押さえに用意した薄手の腹巻。だってほら、和装用のブラってすっっごく無骨でいやなんだもん。で、腹巻を愛用しているのだけど、このたびはパジャマがお呼びだ。

やってみたら圧迫感もなく、肝心の部分はカバーされ、とても具合がよろしい。
腹巻って、なんて素晴らしいのっ! 

色気? そんなもん、とっくにどこかに落としていたわい(笑)。


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「理由」宮部みゆき
「わが一高時代の犯罪」高木彬光
「ベートスンの鐘楼」愛川晶
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「闇を継承する者日影成璽」「花鬼」山藍紫姫子
夏コミ情報もちらり。


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