徒然花茶
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'05.7月より徒然花茶(雑記)をblogに移行しました。
久しぶり〜に狂言を堪能してきました!! 場所が横浜なので近いのが嬉しい♪ チケットが取れたときから着物で行くつもりだったのだけど、天気予報によると、今日も気温が28度にもなるらしい。確か、まだ四月のはず…。 単衣でもいいような気温なのに、着物の約束事ではまだ袷なので、前日から「どーするかなぁ」と悩んでいたのだけど、体調が悪いこともあり、着物はあえなく断念――カナシイ。
【演目】 解説/石田幸雄 小舞/「景清―後」野村萬斎 小舞/「景清―前」野村万作 狂言「口真似」野村万之介、高野和憲、深田博冶 「悪太郎」野村萬斎、野村万作、石田幸雄 会場 横浜市市民文化会館関内ホール 大ホール
馴染みのある演目だったし、演目の前に石田幸雄さんの詳しく解説もあったので、ビギナーの私にも心強いってもの。
景清の小舞は萬斎さんのビデオで見た事のある舞だったのだけど、やはり「生」は躍動感や迫力が違います。立ち振る舞いの様式美に新鮮な驚きを感じました。
「口真似」は単純な話だけに、笑ったー! 万之介さんの軽妙な台詞回しに、会場がおおいに沸きました。 もちろん、「悪太郎」にも笑いましたともっ。 酔狂人(酒乱の者)を演じる萬斎さんが酔ってふらふらする度に笑いが起きました。 叔父役の石田さんとやり取りしている時も笑えますが、後半の僧役の万作さんとのやり取りが、何とも言えず絶妙で、より笑いを誘います。 その「悪太郎」の解説に、 「行き場のないエネルギーを放出していた悪太郎ですが、南無阿弥陀仏と名づけられるのを境に舞台が一変し、イノセントな世界へと移行します。笑い泣きの、青春の痛みを感じさせる名曲です」とあります。 この解説に従って言うならば、萬斎さんは、特に後半の「イノセントな世界、笑い泣き、青春の痛み」の部分をとても美しく、可笑し味を持って演じられ、気持ちよく堪能しました。 狂言の笑いは、心がほっこりとする温かみのある笑いなで、鑑賞後もなんだかとても気持ちいいんです。
子供の姿もちらほら見えたのだけど、「日本語であそぼ」の流れかな。 狂言は分かりやすいからか、そんな子供でもケラケラ笑って楽しんでいる姿もまた、新鮮。小さい頃から本物に触れられて、羨ましい(笑)。 ただ、今回は席が後の方だったのが残念でした。あれでS席料金とは、これいかに…だったなー。
で、今回の教訓は、
笑いにも体力が必要だということ。 結構無謀な体調で行ったので、帰りは一休みで、ついビアホールに吸い込まれてしまったのでした――いつものことじゃん(笑)。でも、あまり呑めなかった…くやしい。
2004年04月19日(月) |
お陽様と仲良くしたいのに… |
土、日と素晴らしい天気だったので、庭いじりに勤しんでみた。 紫外線アレルギーは健在なので、日焼け止めと、紫外線カットのスカーフとつばの広い帽子にサングラスという完全防備で、なにやらとっても怪しげな風体の私。 人が通らないことを祈りつつ、いつの間にかドクダミ畑となってしまっていた花壇の土を入れ替え、可愛い花とカバープラントになりそうなハーブ系の苗を植えた。 ベンジャミンを散髪して鉢を植え替え、夏の必需品であるバジルを植え―― なんてやっていたら、伸び放題になった樹齢(?)25年のアイビーのむさくるしさが気になりだす。 そんなこんなで庭の半分は、なんとかすっきり夏仕様になったと自己満足。
久しぶりに気持ちのいい汗をかき、充実した休日を過ごしたものの、やっぱりカユカユが出てしまった。 怪しげな風体でがんばったのに〜(泣)。 完全に紫外線を防ぐ方法はないものかしらん。 でも懲りてないもんね。また怪しげ大爆発でがんばるぞ!!(笑)
* * *
イラクでの日本人人質事件で日本国内は騒然となり、イスラエルのシャロン首相がパレスティナのハマスの指導者につづいて、その後継者を殺害したことで、世界中が騒然となり、なんだか地球は騒乱好きだらけになってしまったみたい。
いろいろ思うところもあるのだけど、これは「珈琲館(辛口雑記)」の方がふさわしいので、近々書きたいと思っているのだけど……時間がほしいこの頃。
そんな最中に、ようやく書評UPしました。 快楽読書倶楽部> 久しぶりのJUNE発掘隊は、 かわい有美子氏『上海金魚』『東方美人 オリエンタル・ビューティー』 一般書評の迷夢書架に、小川洋子氏『博士の愛した数式』 『博士の愛した数式』は本屋さんが選ぶベスト1にも輝いた美しく、心に沁みる純文学です。
昨日(4/5)HPの一部データが壊れるというアクシデントがありました。 なんとか復旧できた(と思う)のですが、なにぶんにもページ数が多く、確認もれがあるかもしれません。 リンクなどおかしなところがありましたら、教えてくださいませ。
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久しぶりに新作の小説を書いています。 以前から温めていたものですが、世界情勢が変わってしまったため(というほどのモノじゃありませんが)、どーしたらいいだべと悩み続けて幾歳月――取りあえず書き出してみるところから始めました。 まだ海のものとも山のものとも見えない状態で、「書いている」なんて威張れるところまでいっていませんが(笑)。 そのため、読書ペースが落ちる→書評更新が遅くなる→……かもしれません。 二つのことを同時に出来ない体質なのだった……しくしく。
APRIL FOOL'S DAY企画なんてアホなことしていたために、なんだかものすごく忙しい思いをしてしまった。 たった一日の企画は後始末が大変だと知る。来年は思い付きでなく、ちゃんと考えてやろう。←懲りてないらしい。 毎金曜日連載なんて豪語したために自分の首を締める。大急ぎで更新。
迷夢's room>JUNEちっくわーるど>耽美系Vampire Storie『黒塚の宿』完結しました。 ついでに、「あとがきまたはすみか的吸血鬼考」UP。 ホラーじゃない吸血鬼が好きだー。←なんとなく矛盾?(笑)
うー、寝不足でげろげろするー。
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