徒然花茶
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'05.7月より徒然花茶(雑記)をblogに移行しました。
どうでもいいけど、googleで「花茶」と打つとうちのサイトが出てくる。「CAFE」でも同じだろう。←こっちは膨大なサイトにヒットしそうだから、試してないけど。 真面目に店舗宣伝に勤しんでいるサイトさんに雑じって、申し訳ないやら情けないやら。 ……っていうか、「茶」の名なんてありがちなネーミングを、そもそも、なんで私そんなサイト名にしたのか分らない。同人サークル名でもよかったのに、なんでだろ。 思えば、あれは暑い暑い真夏の日だった――それですべての疑問は氷解する。暑いと私の脳ミソは溶けるのだ。つまり、何も考えていなかったということだな。
でも今さらサイト名の変更もなぁ…それなりに定着しているようだし…リンクしていただいたりしているし……なぞと、わけのわからんことをグチグチと言ってる暇があったらさっさと更新作業しろよって感じですか?
でもサイト名変更にも心惹かれる桜の頃。
あ、何か新しいことしたくなるだけかも……。 -------------------------------------------------------- 快楽読書倶楽部>迷夢書架>> 大沢在昌氏 『帰ってきたアルバイト探偵(アイ)/ 青木玉氏『幸田文の箪笥の引き出し』/ ネルソン・デミル氏『アップ・カントリー(上)(下) 』UP。
今週の読了本は比較的まともかも(当社比)。 読了本が少ないのは、道原かつみさんの『ジョーカーシリーズ』を何度目かの(二ケタか)再読していたから(笑)。たまに読みたくなるのよねー、なぜだか。続き出ないのかなぁ。麻城ゆうさんの小説バージョンでもいいんだけど……。 なにか面白い本はないかなぁ。たまにいき詰まってしまう。
仕事が詰まってるのー。 でもどんなに待ってもやる気が起こらないので明日に持ち越し決定――はっ! 明日は鎌倉に行くのだわ……ダメじゃん。 その次の日に持ち越しー。間に合うか?!(ではなく、間に合わせるのだ!)
出不精な私にしては珍しく遊びのムシが騒いで困っている。わくわく♪ なんたって陽射しが強くなる前に遊んでおこうって下心があるし(紫外線アレルギーだから)、でもそろそろ出始めているのだった。おでこと耳がチカチカ痒い…春ねぇ(溜め息)。
***
ところで、たまにヘンなものが無性に食べたくなること、ありませんか。
この間デパ地下のサラダ屋さんで見た、ねばねば・とろとろ・ぬるるん、の サラダらしきモノが妙に気に入ってしまった。食べたくって仕方ない。 で、真似して作ってみることにした。
まずは買い物から。 買い物カゴには、納豆・山芋・オクラ・なめこ・めかぶ・もずくなどが次々に投入されてゆく。なにやら初めの予定から微妙に路線が変わっているように感じるのだけど、食べたいものには忠実な私……何をおっぱじめようってんだ。
だが、当初の予定からますます遠ざかって、食べ方にも問題が生じつつあった。 それらを切るものは千切り、茹でるものは茹で、ぐるぐる混ぜ混ぜ、二杯酢の、もちろか砂糖なんか入れない、きりりと酸味の利いた味でそのまま啜りたい!
そうして、どんぶりに糸引き仲間が投入されてゆく――切なひ……。
何が切ないって、それ見て「あー美味しそう。早く食べたい」とか思ってる自分がなんだかとても切ないではないか!
ヘルシーだし、お腹にも良さそうだし、栄養的にも悪くないだろう。 だけど、ねばねば・とろとろ・ぬるるんどんぶりだけってゆーのも、やっぱ偏食…かも? うん、赤ワインでも合わせてポリフェノールを補給しとこう(なんの役に立つのか知らんが)。
出来上がった「ぬるどん」は…けっして美味しそうには見えない。
でもっ美味〜♪ 音が尋常でなく色気ないが。
私の身体は無駄に精を付けて何を企んでるんざんしょ? ふふふん。
-------------------------------------------------------- 更新は、迷夢's room・小説の間>JUNEちっくわーるど>> じゃぱにーずなVampire Storie『黒塚の宿』<3><4>、今回は書評はお休みです。
2004年03月23日(火) |
徒然なるままに、暗殺とかいかりやさんとか清張さん |
イスラエル軍によるイスラム原理主義組織「ハマス」の精神的指導者、ヤシン師暗殺。モサドはいままでも何度も企てているわけだけど、今回は軍部主導だった。
「我々の視点から、各イスラエル人は、宿敵である。これは、例外なく全イスラエル人に関係し、彼らを殺すことは許される」
ヤシン師の言葉である。憎悪の連鎖を断ち切る日はくるのか……? パレスチナ自治区内の危うい均衡が徹底的に崩れたことだけははっきりしている。 テロはますます加速するだろう。 でも自動小銃やら戦車に対して、投石で応戦しているパレスチナの少年たちの姿を見るのはやるせない。 はっきり言えることは、既に暗礁に乗り上げている米国主導、鳴り物入りで始まった新和平案(ロードマップ)が崩壊したことだね。
いかりや長介さん通夜――自分でも思いがけぬショック。 あの飄々たる演技が好きだったな……合掌。
「砂の器」TVドラマのヒットで松本清張がまたしばらくブームになるかなーと思っていたら、やっぱりドラマ化目白押し(笑)。 期待はたけしさん主演の「鬼畜」?……怖そー。そのうち連続ドラマで「点と線」あたりやるんだろうか。 個人的には『或る「小倉日記」伝』が好きだったな。ちょっと地味〜だからドラマ化は無理っぽいけど(笑)。
なんとなくしみじみする1日……。
2004年03月20日(土) |
食べ合わせの神は何処? |
今日の晩御飯。 「新玉ねぎとアボガドとスモークサーモンのサラダ・ケーパー添え」…ヘルシーじゃん。しかも、そこはかとなくオシャレな雰囲気ではありませんか。 手抜きで美味しいクッキング! とかに載ってそうな一品←そんな本ないって(笑)。 それもちょいとおしゃれな小鉢に盛っちゃったりして(うふっ)。 アボガドの薄緑とサーモンのピンクと、彩りもきれい。味もよろしい!
「どう? 美味しい?」 「そんなことないよ、スゴク美味しいよ。キミの作る料理はいつだって美味しい☆」 「もーう、アナタったら…」 というような会話が繰り広げられてもおかしくないのでわ! なのに、だ。今、目の前に広がるこの光景は、一体何なんだ!!
相棒に、紹興酒……まあ許せる。酒は酒だし。 箸休めが、めかぶの三杯酢……海草好きだからいいやね。
メインに、おはぎ。
メインに、おはぎ……。
なんのこたーない。昨日から小豆煮てあんこにして、今朝は早起きして膨大な量のおはぎ作ったのに、お墓参りに行く根性に見放されちゃったし。 雨だし、寒いし、冷蔵庫カラだし、買い物行くのやだし、お彼岸だしっ、おはぎいっぱいあるし!!
食べ合わせの神は何処? 私はご先祖サマに見放されたのかもしれない。
明日こそガンバー?!
快楽読書倶楽部>迷夢書架>>加門七海氏『呪の血脈』、宮部みゆき氏『震える岩/霊験お初捕物控 1』『天狗風/霊験お初捕物控 2』書評UP。 なんだか急いで書いたので読み返していないー。後で修正するかも。
迷夢's room>JUNEちっくわーるど>お久しぶりの小説UPは、 じゃぱにーずなVampire Storie『黒塚の宿』 吸血鬼だけどホラーじゃなくて、JUNEです。目指したのは耽美(笑)。 連載になってしまったのは、データが壊れてしまって打ち直しになったという、極めて現実的な問題から(泣)。 桜の季節に合わせてUPしようと思ったのに、開花が早かったせいで間に合わなくおそれがあるので、連載配信となりました。 たぶん三回。毎週金曜日に更新できるようにがんばります。
今回の偏っている読了本は「帰ってきたアルバイト探偵」大沢在昌、「理由」宮部みゆき、「アップ・カントリー (上)(下)」ネルソン・デミル――(私としては)ちょっとまともか(笑)。 「バンパイア・ハンターD」様の新刊が2月にでているらしいのだけど、いつも行く比較的大きな本屋さんがソノラマ文庫を入れなくなってしまったー(泣!)。そのため未だ入手ならず……。探している間に取り寄せを頼んだほうが早そうかな。
このところ、そろそろ単衣(5月半ばから6月に着用)も考えないとなーなんて思ったのがいけなかった。気が早そうだけど、着物を誂えるとなると1ヶ月はみておかないとならないわけで、ぼちぼちとね、ご予算もあるし……。
奥が深いというか、ややこしいというか、着物には約束ごとってーのがある。フォーマル、セミ・フォーマルくらいなら洋服でもあるが、そんなものじゃない。 「染めの着物に織の帯」なんて可愛いもので(←私は程よく無視している)、季節によって襦袢から帯揚げ、帯締め、半襟まで決まっている。果ては真夏の8月だけに着用できる素材とかとかとか、誰が決めたか、このヤローってくらいなんである。その上、縦に長い日本列島のことは考慮されていないようだ。ま、真夏はゆかたくらいしか着ないけどさ。
その奥深さのいったんに触れられる本が、青木玉さんの『幸田文の箪笥の引き出し』(あ、「今週の読了本」に書き忘れた) 決して楽ではなかった生活の中で繰り広げられる幸田文さんの着物道楽と思い出の着物を、娘さんの青木玉さんが綴ったエッセイ集なんだけど、内容は後日レビューするとして――。 どういうときにどういう着物を着るべきか、どういうときに着物を誂えるべきなのか、そういった実利的なことも学べる。幸田文さんや青木玉さんの着物姿の写真がまたかわいらしい。江戸の女の着物姿だなぁって感じ。 約束ごとに振り回されてはならじ! 季節もふくめ、着物を楽しまないでどうするって教えられた気分でホッとする。
そういえば、たまに仕事先で殿方が「すみかさんて着物着るんだって?」と聞いてくるが(イメージではないらしい)、実際に着物姿で会ったりすると、怪訝な顔をされることがある。 どうやらそういう方は、きれいな地色で、裾のほうに御所車やら御者やらがうろうろしていたり、松やら砂浜やらに鶴が飛んでるような絵が描かれているようなものを想像していたのだろう。 あるいは、やわらかーい色の、やわらかーいシルエットの、きれいなお花が上から下に散りばめたような着物姿を想像していたのかもしれない。 そういう着物は、お出かけ着の最高峰「訪問着」や「付け下げ」というもので、しがない自営下請け業者がちょいとそこまで行くのに着るようなものじゃありゃしません。
私はそういう柔らかものはあんまり着ない。だいたい、たいした場所に出かけるわけでもなく、「仕事や家事をも出来る気楽なもの」に主眼があるので、当然普段は紬が多くなってくる。 その紬がまた問題で、足を踏み入れればいくらでも大変な目に遭うことができる世界でもあるのだが。
私の頭の中では、やわらかーいかわいらしーい印象の着物は京都の女性のイメージで、織りのシンプルな柄のきものは江戸の女性のイメージかな。 この『幸田文の箪笥の引き出し』という本の中に納められている着物姿の写真は江戸の香り。つまり「粋」――憧れだけど道は険し……はぁ〜(溜息)。
-------------------------------------------------------- 更新は、快楽読書倶楽部>迷夢書架>加門七海氏 『常世桜』と 黒岩重吾『斑鳩宮始末記』 飲茶画廊>田近画伯の部屋>私をエルフ志望にさせた『ロード・オブ・ザ・リング―きれいな人』 今週の読了本はとことん偏っています(笑)。
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