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2003年01月03日(金) 箱根駅伝の怪

今年の箱根駅伝は雪が降るわ、みぞれに合うわと、例年になく悪いコンディションで、選手たちが気の毒なくらいだった。でもあんたら、だったらせめて半袖くらい着てよ。吹きつける雪の中、ランニング姿の選手は見ているほうも寒くてツライ気分になってしまうじゃん――とか文句言いつつ、ちゃーんと観戦したのだけど、「怪」はそんなことでは、無論ない。

それは3日の復路のことである。
午前8時の箱根のお山。重く垂れ込めた空から降りしきる雪で真っ白になった道路から、次々と飛び出してゆく選手たち。
悪路の中を彼らはひた走る。若人は逞しいもんだ。
その彼らにさらなる試練を与えるがごとく、小止みになるかと思えば吹きつけてくるような不順な天候で、平塚でもやはり小雪舞い、戸塚で
は結構激しく降りしきっていた――このあいだに、私の棲息地がある。
長くてきつい勾配で(箱根駅伝では)比較的有名な地点だ。
ところが、我が家のあたりは、雪どころか雨すら降っていなかったし、レースの終わる2時ごろになっても、とうとう道路は乾いたままだった。
映像で寒々とした雪模様を見せ付けられるたび、思わず窓の外を覗いていたけど…平塚、戸塚、横浜と降っているのに、通り道でもある「ここ」はなぜ?
それだけなんだけど……なんとなく納得できないよーな、キツネにつままれているような、落ち着かない気分でしたのさ。
TVで、一時乾いた道路に気づいた方、その辺りに我が家があります(笑)。


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