バビロンまで何マイル?
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実家を出てからはそんなことしたことなかったのですが、今の所に引っ越して、管理組合の役員などやることになってしまったら、同じマンションの人と交流するようになりました。
よく行くのは1階のおばちゃんち。色々苦労されたようですがさっぱりとした人で、よく上がり込んでその家の猫に遊んでもらったりしてます。 遊びにいくとアメリカンショートの雑種の子が必ず寄ってきて、私が「おばあちゃん座り」してるももの間にちょこんと座ってくーくー寝てしまう。起こすのもかわいそうだ、ってことでつい長居。
今日もそうやって上がり込んでいたのですが、私が「ちょっと病院に行かないと」と言ったら「じゃ行く」と。二人で駅前をぷらぷらして、ついでに飲もうか、ということになり、居酒屋へ。 おばさんガールズトーク炸裂ですよもう。後はこうるさいご近所さんの話とかね。
どっちかっつーと人は苦手、ではあるのだけどやはりそうも言っていられないし、おばちゃんと話すのは楽しいので、ゆるりとご近所付き合いを続けていければいいなあと思っています。
今日、クックル先生の前に座ったら、こんな言葉がついて出た。
(´Д`)「私、やっと最近こーやって休んでいていいんだと思った」
退職してもうすぐ1年、やっとこの境地に達したかと。
退職した直後は「もう、あのしんどい所に行かなくていいんだ」と思っていたけど、ぷらぷらしていることへの罪悪感が強くて。 それに加えもともとインドア野郎の私、それが加速していって、下手すると4日誰とも喋ってない(相方との電話以外で)なんてことが日常になってしまっていた。 引っ越してご近所さんができたけど、時々お茶もらって、猫に遊んでもらうくらい。
働いていることに存在意義を見いだしていたからね。 働いてないと映画も芝居もライブもダメ。もちろん本当はそうなんだと思う。
言い訳はしない。
けれどもう少し、休ませてほしい。「こんな生活も退屈だな」って思えるようになるまで。 たぶん9月一杯か、伸びても来年3月までだから。
そしたらまた、胸張って「流しの実験屋」やるからさ。
衆院選が8/30になってしまった。
また都庁に行かないと。 8月中はまだ仕事は見つからないだろうと思っていたところなので、ちょっとラッキー(爆)
でもまあ、こんなどさくさの間にとりあえず臓器移植法が改正されたのは、私は良かったと思います。今までは外国の移植待ちに大金払って割り込んでたんだし。そりゃあ「日本人の面倒は日本で見ろ」って言われますよ。
ただなんつーのかな、「遺体」に対する認識が日本と外国とはちょっと違うしな。 日航機墜落事故の時に立ち会っていた警察官の記録を読んだんだけど、日本人は「五体満足な遺体(表現が微妙)」を求めるのだけれど、外国人搭乗客の遺族は、確かに123便に乗ってました、そして生きている確証はありません、でOKだったんだそうだ。 「神様のところに行けたならそれでいい」ってことのようで、だからその抜け殻たる遺体にはさほどこだわらないんだろう。そしてその考えが(特にキリスト教圏に顕著な)チャリティ精神と合わさって、臓器提供がされる要因になるんだろうと愚考する。
でも日本人の感覚はそうでないからね。私はピアスの穴をあけた時も、献体登録しようと思った時も「親からもらった身体を云々」って怒られましたよ。けど甥や姪にろくにお年玉もあげてないのに「墓参りよろしくね」なんて言うわけいかないじゃないですか。そもそも墓いらないし。庭の隅に立てられたアイスの棒でもいっこうにかまわないし。
…自分がこんな考えになったのは、研究者になろうと思った頃からかな。それから20年、まだまだ人間には分からないことが多すぎる。自分の身体が少しでも役に立つなら使っちゃってくださーい、とさっくり思える自分がいる。
2009年07月10日(金) |
そうだ、選挙に行こう。 |
そんな訳で東京都議会選挙が公示され、家の回りも時々選挙カーが回って来たりする(けど、昼間に来てもお年寄りと他のところから来てる人しかいないぞ)んですが、そんな中私が気にしていたのは選挙公報の配布。
数年前の参院選で、インディーズ候補(大川豊総裁の造語)の選挙公報のあまりの面白さに、それから選挙のたびにちまちま集めるようになったんです。
自分の住んでるところは昨日投函されてました。うん、せっかくならあちこちのを集めてみよう。そう思った私は、まず今日はクックル先生のクリニックのある区、薬局のある区(いつも薬をもらうところが決まってる)をもらったところで、今日はバスの1日パスがあるからちょっと遠出してみようと思って豊島区役所へ。 これで4つそろった訳ですが、そういや新宿区に元レースクィーンの人が出馬してたな、これは押さえておかないとと思って新宿に出ることにしました。
ただ、新宿区役所って駅から離れてるし、けっこうやさぐれた所にあるんだよね。暑い中歩くのめんどくせーとか思ってたんだけど、電車の中で「新宿区のぐらいなら都庁にあるんじゃね?」と思いついた。
で。 とりあえず先に都庁に行き、受付のきれいなおねいさんに「選挙公報、どこでもらえますか?」と聞いたら「39階の選挙管理委員会でお配りしております」とのお答え。
え?その辺に置いてないの?(区役所だとたいてい入り口付近にある)
(´Д`;).。oO(なんかでかい話になって来た…)
と思いつつもエレベーターに乗り、オフィスに向かう。あー、長いこと無職だからこの雰囲気緊張するわー。
受付にたまたまいた人に「あのー、選挙公報頂きたいんですけど…」と言ったら担当の人に取次いでくれた。 出て来たのは若い男性。
(´・ω・`)「新宿区の公報ですか?」 (´Д`)「えと、頂けるならできるだけたくさんの選挙区を頂きたいんですが」
で、兄さんが持って来たのがこれ↓
うおお。 23区どころか多摩地区、島まであるぞこれ。
もらう時には一応名前を聞かれます。特に何かある訳ではないらしいんですが。
(´・ω・`)「ちなみに…どのような用途で?」 (´Д`)「個人の趣味で…ちょっと前から集め始めてるんです」 (´・ω・`)「はぁ、面白い趣味ですねえ(笑」ってあんたが言ってどうする。 まあ、個人でこんなんまとめてもらいにくるのは大川豊総裁(って書いとかないと今回ややこしい)とおいらくらいなもんだよな。
でも国政選挙の時もここに来ればまとめてもらえるらしいので、なんか常連になりそうな気配(爆
かなーりほくほくしながら帰って来て、軽く読みながらファイルして行ったんですが、なるほどこれだけあると政党ごとの訴え方に傾向が見えてきます。今回の争点は「オリンピック誘致」「築地市場の移転」「外環道の延伸」「新銀行東京の始末」てとこですね。あとは地域の医療と子育てとか。 40代半ばくらいまでの候補者は大体年齢を大きく書いてます。若けりゃいいってもんじゃないけどさ。その反動か、年配の人は成果を強調。 目当てのインディーズ候補もいい感じの人がいます。 先日いきなりできた「幸福実現党」の候補者は今回皆さんテンプレみたいですね。まあ全員新人だからそんなもんか。
ただ気になったのはこの「空き」ね。裏はほとんどこんな感じです。候補者全員に均等なスペースを配分しなければならないし、選挙区が細かく別れてるから仕方ないんだけど、なんとかならんのかなぁこれ。
ちなみにさっきのお兄さんに「日記のネタにしたい」と言ったら「ぜひお願いします」と。 選挙公報を活用して、投票に来て下さい! とのことです。
公報だって税金使って作ってるんだし、選挙ってとにかく金がかかってるんだから、それを捨てるってのはもったいないですよ。 「白紙で」「棄権で」民意を示す、ってのは無理だ。それは全権委任をしますよ、と言う風にしかならないよ。昔自民党の誰かが言ってたでしょ。
自分の意志を示したかったら、やっぱり投票に行くべきだと思います。 たとえは悪いが、皆さんの一票は全財産ぶち込んだ単勝馬券なんですよ。だから事前の調べをじっくりして、納得して投じるものなんだと。 私は日曜日用事があるので、明日Gacktのライブ前に期日前投票に行くつもりです。
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