バビロンまで何マイル?
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2007年05月30日(水) ケコーン式ってのもやっぱ悪くないもんだ。

芸能人の結婚式中継なんて久しぶりだ。
藤原紀香はもともと嫌いではないので素直によかったな、と。
あの「右から〜急に来たものを〜左へ受け流す〜♪」芸人さんがちょっと面白かった。

友達も後輩も(爆)あらかた片づいたので、ここ10年くらい結婚式には出てないな。
でも会社変わったから、ひょっとしたらこれから出る機会もあるのかも。その時はなー、やっぱ年齢も体型の問題もあるから着物かなー。


…ん?
おいら未婚だから振り袖か?
いやー、それはちょっとなぁ。振り袖はせいぜい20代までだよなぁ。
かといって実家の紋の留袖着るわけにも行かないし。


うち、母親が「着物道楽」で、私も20歳くらいまで着物着る習い事(民謡三味線)やってたんで、着物はたくさんあるんですよ。振り袖も何故かたくさんある。そろそろみんな袖切っちゃった方がいいんじゃないだろかとふと思う。あ、私が成人式で着たのは、ひょっとしたら姪が着るかな?

着物って、そうやって長く受け継がれていくのが良いですな。
私は両親の親戚筋で一番年上の女なんですが、母がそうやって七つのお祝い用の着物を張り込んでかなり良いものを作ったので、従姉妹達がみーんな同じ着物で写真に写ってたりします。まあ、その従姉妹達もみんな嫁に行ったわけですが。

「アンタの子どものために取ってあるんだけど>七五三の着物」と言うのが時々右から来るので、私もそのまま左へ受けながす〜♪

(父ちゃんは「お前はふつーの『女』の枠には入らないみたいだしなぁ…」とか言ってます^^;;)


…いやそうでなくて。
着物を着ること自体はいいんですが着付け(浴衣は着られるけどちゃんとした帯は結べない)や髪の毛のセットとかマンドクセ。

うだうだ言ってきましたが、結局これからそう言う席に招かれたときは、今の会社受けるときに買った、男性と同じような黒いスーツになっちゃうんだろうな。

いいんだようん、主人公は花嫁だからね(^^)


<<今日のひとこと>>
 さっき2ちゃんでジャニヲタの話スレを読んでたら、「独身女がジャニーズか宝塚にハマッたら結婚は無理です」てレスがあった。
 ジャニーズはともかく、宝塚見てアドレナリンがでる体質になってきた自分はかなりマズい。  ○0点


2007年05月16日(水) エリザベート(ウィーン・キャスト版)

相変わらず放っておくとマターリ引きこもってしまうので「お出かけしようキャンペーン」継続中。
ミュージカルはもっぱら四季ばかりだったので、オリジナルバージョン見るの初めてです。しかもドイツ語。分かるわけねえだろorz まあ、舞台両端に字幕が出たんですがね。

そもそも、このミュージカルの翻案が宝塚と東宝でやってたことも知らなかったわけで。(先月宝塚の公演に行ったとき、なんでここで宣伝してるんだろうとか思ってた)
でもお芝居友達が面白かったって言うし、じゃあ行ってみようかと軽い気持ちでチケット取ったんです。

日曜日に前半見た時点でハマりました。気がついたら幕間に2回目のチケット買ってたw
内容はハプスブルグ皇帝に一目惚れされて嫁いできた、自由奔放な少女の一生を描いてるんですが、嫁に来ていきなり厳格なしきたりに直面して悩む。これってばなんつーか、良くも悪くも今の日本の状態にも近いのかもな、とか思ったりもして。実際、王室にとって非常にデリケートな問題を扱ってると言うことで、イギリスでは未だ上演されてないそうです。
おいらとにかく、「トート(『死』の概念の擬人化)」役のマテ・カマラスに一目惚れ。自分でロック系のバンドも持っているらしい。いやー、あたしゃしみじみゲルマン民族に弱い(北欧メタル好きもそうだし、ドイツを舞台にすることが多い青池保子作品も「エロイカ」のエーベルバッハ少佐と「修道士ファルコ」のファルコが好き。正確にはファルコはスペイン人ですが)なぁと。

で、今日は2回目。1回目は休日で満員だったのですが、今日は半分くらいの入り。ちょっと寂しいなぁとか思ってたら、開演後10分くらい、最初のエピソードが終わったらいきなり演出家と通訳が舞台に出てきて、「マテ・カマラスが足を怪我したので、これ以降代役でやります、すみません」と。ええええ・゚・(ノД`)・゚・
代役の方はマテ氏より少々ワイルドな感じでした。それもまた良し。急な交代だったけど、すごく頑張ってたと思います。

幕間にスタッフに話を聞いてたおばちゃんの後ろで一緒に聞いたのですが、マテ氏が幼少時のエリザベートを「お姫様抱っこ」して退場するときに足を捻挫したそうなんです。(←このネタ、2ちゃんに書いた)それなら仕方がない。身体を治してもらう方が先だからね。
「千秋楽(20日)には何とか出てもらいたい。でもそれまでどうするかは今の時点では分からない」と別のスタッフの方も仰っていました。せめて、少しでも楽に歩けるようになって帰国して欲しいなと思います。

あと、1回目は子役で日独ハーフの男の子が出ていたんですが、2回目の子は歌がしっかりしてたな。たどたどしい「Mama?」という言葉も何とも可愛らしくて萌えるのですが(*´∀`)


実はベースに合わせてヴォイストレーニングも再開。今度はヤマハじゃなくて別の所にしました。しがらみないし(苦笑)。
そこではミュージカルナンバーを中心に練習しようと思ってるので、最初は「Don't cry for me Agentina(『エビータ』のソロ)」を英語で歌えるようになりたいと思ってるんですが、エリザベートのソロもそのうちやりたいと思っています。ドイツ語だけどorz
ただ、先生曰く「ミュージカル歌うなら特に必要」とのことで、最初の2ヶ月くらいは呼吸法と発声しかやらんそうです。今度の先生は当たりかも。


<<今日のひとこと>>
 さて、宝塚と東宝版のチケットはいつ発売かな(ぉぃ  ○6点


2007年05月13日(日) 携帯ゲームが好き。

前回は「本当の子ども」に関しての私の関わりについて書かせていただきましたが、こんなもの見つけてしまいました。ヒューマン・プレイヤーというやつ。
この中に人間を登録して、日々の生活を生暖かく見守る…こう書くとあまり面白そうではないですが、登録するためにはエゴグラム(心理テストの一種)50問に答えて、生年月日を入れないといかんわけですわ。で、複数人登録すると、「中の人」同士で交流を始めたりするわけです。それを眺めるのが結構面白い。

この画像はその一例ですが、その時はたまたま相方と私が二人で飲んでおりました。(まあリアルの相方は酒飲めませんが)そらもー勢い良くかっぱかっぱと。この中の「かをる」は購入以来、夜は合コンか「中の人」と飲んでるかどっちかだ。そんな体力もうないのにorz
で、その頃ホームページに出ていた芸人さん(「中の人」はユニークのIDを持っているので、それを入力すれば読み込めたり、他のプレイヤーに自分の中の人を送る機能もあり)は一人でブログの更新をしてから怪しいサイト(2ちゃんねるのことか?)を見ていて、もう一人(少し答え方を変えて作った女子中学生)はお風呂に入ってる、と。
すごく劇的なことは起こらないんだけど、エゴグラムで性格分類されたこいつらもいろいろ生活してるんだなーと思います。

元々この手のゲームを買ってしまう素地はあるわけで。
ポケットピカチュウも、ポケットステーションも持ってますが何か?w
まあ、飽きるのも結構早いんだけどねw

<<今日のひとこと>>
 私としては、HumanPlayerについてる「マンガの肉」に食いついて欲しいところw  ●3点


2007年05月09日(水) 子どもができました。

いくらおいらの腹が出てるからって、私の子どもな訳ないだろうが(苦笑)。
かといって二次元ペットのようなものでもなく、ちゃんと生きてる子どもです。

ただ、えらい遠くにいる子どもですが。


実は最近、子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGOであるプラン・ジャパンというところに参加したわけで。
簡単に言うと、月々の寄附で途上国の子どもたちが暮らすコミュニティの地域開発を支援しながら、ひとりの子どもと手紙などで交流する、というものです。私の寄付が交流する子どもに直接渡るわけではなく(それだとコミュニティ内で格差が出ちゃうでしょ)、その子が住んでいる地域全体の向上を目指すために使われる、というのがこのプログラムのミソ。
日本独自のプログラムで、子どもとの交流なしで特定の問題(ストリートチルドレンとか、HIVの問題とか、就業支援とか)に対しての援助を行うものもあります。
私は子どもとの交流もしたいし、こーいう仕事をしている関係上、病気や公衆衛生の問題も気になるし…ということで、両方のプログラムに参加しています。

プランでは交流をする子どもを「チャイルド」と呼びます。チャイルドの人数、国籍、性別は選択することができるけど、私は「まずは一人、他はぜーんぶお任せで」という風にしたら、先日資料が届き、アフリカに住む女の子のスポンサーとなりました。その国は公用語がフランス語で、英語圏だったら多少何とかなったかも知れませんが、フランス語じゃ手も足も出ないので日本語で手紙を書き、靖国神社でとった桜(宗教上の問題があるので、門とか参拝殿とか写ってないものを選んで)と、その時一緒に撮った友人達との写真を送りました。
ボランティアの方に翻訳してもらって、届くのは3ヶ月後位になるそうです。…もらった資料の写真はカメラを怖がってるような感じがしたけれど、いつか笑顔の写真が届くようになったら良いな、と今から楽しみ。
ちょっとしたギフトも送れるのですが、それはまたおいおい。(とか言いながら、もう既に可愛い鉛筆とかノートとか買い揃えてあったりするんだけど^^;;)


何で参加しようと思ったかっつーとですね、もうすぐ大台に乗る自分の行く末を考えたとき、ふと「子どもの成長を全く見ることなく老いて行くのも虚しいなぁ…」と思ったわけですわ。でも、今から子供を作り、育てるにはちょっと難しい。
里親はどうやら結婚していないといけないみたいで、それ以前に、今自分がこの状態で実際に子どもを育てる自信がない。だから遠くにいる子供たちの役に立てれば、と思ってプランに参加した。
「その前に国内にある問題を何とかせえ」という話もありますが、こと子どもに関しては、私は専門家に任せた方が良いと思ってる。目立たないし、不必要に叩かれることも多いけど、日本の子どものために日々奮闘している人はたくさんいるんだよ。


富めるモノの偽善かも知れん。チャイルドを紹介されてからその国について調べたのですが、実際、私のチャイルドの住む国と日本とでは所得格差は二桁違う。識字率だって低い。写真に写っていた大地は日本とは全く違う赤茶色で、これを耕して作物を作るのはさぞ大変なのではないかと思う。だからこそ多少でも支援ができたら、という気になった。
できたら、私が本好きなように彼女が本を読めるようになって欲しい。その前に、毎日不安なく暮らせるようになって欲しいと強く思う。

…こんな風に、これがきっかけで「遠い国のこと」に思いを馳せることができるようになったのが、自分にとってまず収穫だったな、と思ってます。これから気長に、かつしっかりと、彼女の成長を見守っていきたいと思います。


<<今日のひとこと>>
 今は手紙の返事が楽しみ(*´∀`)  ○9点


かをる |メールかをるさんの○と×。