バビロンまで何マイル?
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2004年11月22日(月) ハーイ!お元気?

 ついに「パタリロ!」収集を始めてしまったかをるでございます。巻末の解説も結構楽しめるので文庫版です。今のところ、既刊39冊中15冊。始めの方はほとんど読んでるので、新しい方から買ったり、タイトル目当て(文庫版は「選集」なんだよね)だったりなのでけっこう飛び飛び。
 解説は荒俣宏やら有栖川有栖やら林家こぶ平やら。脈絡のなさがまたいい(笑)。
 許光俊というもともとは慶応大学の助教授で、少々癖のあるクラシック系音楽評論家(ぐぐったらなんかそんな雰囲気だった)が解説を書いている巻(35巻)があるんですが、曰くこのシリーズは「孤独な少年王パタリロと、明日をも知れぬ命のバンコランの、お互いがそれを口にしたら途端に陳腐なものと化す友情物語」だと。いやーこの漫画でここまでどシリアスな評論が書けるとは思いませんでした。ちょっと感心。気が向いたら立ち読みでもしてみて下され。

 …読みながらふと思ったんだが、つぶれ肉まんこと「パタリロ=ド=マリネール8世」という人はあの人に似ている。ほら、あの人…「天照・ディス・グランド・グリース・エイダス4世(The Five Star Stories)」。

 顔は…似ても似つかないがな(苦笑)。でもさ、

  ・とてつもない金持ち(パタリロは「小銭」が好きなだけで、金に困ってるわけではない。同じ服を
   違うデザイナーに作らせたりしてるしね)
  ・私設の兵隊を持っている(タマネギとミラージュ騎士団を比べると永野護に殴られそうではあるが…)
  ・アンドロイドと言うには高性能すぎるロボットが出てくる(プラズマXとファティマを並べて語る気か、自分)
  ・常軌を逸した科学力(まー、アマテラスはアレだからなぁ)
  ・別人格?がいる(「シバイタロカ博士」になると、パタリロはお金に対する執着をなくすんだな)
  ・周囲をさんざん引っかき回して、自分は平然としている(王様なんてそんなもんかも)
 
 ちょっと思いついただけでもこれだけ共通点があるですよ。…無理矢理かね?(苦笑)
  

 とまあ、分からない人にはまったく面白くないヲタ話をした後で。
 仕事場には少しずつ慣れてきてます。しかしまぁ、しょーもないミスの多いこと。迂闊さにかけてはサザエさん並みの私、周りの人が「どうやったらここを間違えるんだ…」と呆れるような失敗を連発してうなだれています。
 というのは実を言うと今までと寸分違わないパターンだったりします。今回こそはこのパターンを踏むまいと気張っていたんですが、気張りすぎて気がつけばやっぱり同じことをしている。1週間かけて処理してきたサンプルを、マニュアルの読み違いと自分の思いこみでパーにしたときはさすがにこの仕事は向いてないと本気で思いました。けどなぁ、今さらもう他の仕事はできない(やってみたけど、結局戻ってきた)し…
 幸いここの人たちは表だって人間性を攻撃してきたりせず−そーいう職場多かったからなぁ(ーー;)−、もう一度やって結果を出せばいいと言うことなので、ありがたく受け止めて黙々とやり直しています。ただし次はないがな(苦笑)。
 早く仕事に慣れたいと思えば思うほど自分の場合逆方向に行ってしまうようなので、はやる気持ちを抑えつつ、地道にやっていきたいと思っているところです。

 こんな時、お風呂の中やホットカーペットの上に寝そべったりしながら読む「パタリロ!」はいい気分転換になるです。大人買いも豪快で楽しいけど、小銭を貯めて少しずつ集めるのもまた良し。



<<今日のひとこと>>
 紀宮さまの婚約話を聞いて、なぜかほっとしている自分(苦笑)  ○6点


2004年11月04日(木) 名も知らず、遠き島より(下品注意)

 近所に新しくできたカレー屋に行ったら、昔よく行っていた店のマスター(松尾スズキに激似)に出会った。聞けば近所に引っ越してきたとか。ぼそぼそ近況など語り合い、ぼそぼそカレーを食う。こんな時会話の進まない自分が嫌になるんだが、このマスターの店にいるときは大抵一人で静かに酔っぱらってる事が多いからいいかなぁと、無理やり自分を納得させたりします。でもやっぱり気まずいんだよな。どうしたらいいんだか。

 マスターの店はテレビや雑誌でその街が取り上げられるたびに必ず「大人の隠れ家」として小さく掲載される。気に入りの店が大々的に取り上げられるのはちょっと嫌だけど、小さく出るぶんにはちょっと嬉しかったりもする。
 そこは中心街から少しはずれた、とても居心地の良いイタリアンレストランなのだけれど、ここ数年足が遠ざかってるんだな。
 ・最近その街に行くことがあまりない(特に夜)
 ・その街で集まることがほとんどない(年を取るにつれ、友達の住処の範囲がやたら広くなった)
 ・単純に金がない(これはずーーっとそうなんだけど…)
 ・このところものすごく酒に弱くなった
 
 あたりが理由なんだが、もともと出不精なのでまずはそれを直さないとなぁと思う今日この頃。


 思いがけず昔の知り合いと出会ったり、連絡が来たりというのは連続することが多いような気がするですよ。
 マスターと会った数日後、今は少し遠くに引っ越した元同僚からこんなメールが。

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今日は組合の行事で海岸清掃だったのだが、、、

”それ”は一見、何かの容器のようだった。
太さは7-8cm、長さは15cm程だろうか。色はほとんど黒。
「これは不燃物だな。」おれはそう判断して”それ”を掴んだ。
”それ”は意外に重く、そして柔らかだった。
「なんだろう?」おれは”それ”を良く観察してみた。
側面には何か浮き彫りされている。
そして、両端には穴が開いている。
「これは、、、、!」

そう、それは使い古された”オナホール”だった。
「海を汚すな!(怒)しかし、だれがココに捨てたんだ?アベックいっぱいの海岸で
オナホールは悲しすぎるアイテムだな」

というわけで、他の人には話せないので君に話してみる事にした。握っちゃったよ。
あー、すっきりした。
しかし、シリコンって耐候性良いのだな。捨てられてずいぶん経ってるのに柔らか
だったぞ。
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 本人バレしそうなところをちょっとだけ削って本文ママだ。
 てか何でこのネタをよりによっておいらに送ってくるんだ。爆笑しちゃったけど。
 海岸にはいろんなものが落ちてるらしいが、秋の海岸にまっかな夕日をあびて放置されてる「使い古しのオナホール(分からない人は検索しなされ)」…とてもシュールだ。
 ちなみに本人に確認したところ、素手で掴んだのではなく「軍手はめてたから微妙にセーフ」だそうだ。よかったねぇ(笑)。

<<今日のひとこと>>
 かをるは「片栗粉X」の作り方と使い方を覚えた!  ○7点
 何の役にも立たねぇけどな^^;;


かをる |メールかをるさんの○と×。