Dead
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2005年04月20日(水) 海馬からみた砕石

「覚える」のは意識的、
「忘れる」のは無意識。

今更当たり前のこというけど
「忘れて」と言う言葉は
矛盾しきった言葉

覚えてしまったものは
衝撃が強いほど
引き出しの中に強く管理される


2005年04月18日(月) ライフコントロールサイケデリック

生まれたばかりの赤ん坊が
自分の生まれた意味を問わないのと同じで
すべては必然なのだ

意味のない事の意味を求め
でっぱりを掴んでは滑り落ち
また登ろうとする

考えても仕方ないだけなのに
それに気付いていて尚更考えてしまう人って生き物は
はかなく惨めだね


2005年04月15日(金) ひとつ ひとつ ひとつ

ひとつひとつ離れた物体として
生きてきて
どこかで出会い
形式上ふたつになったが
それでもやはりひとつはひとつで

ひとつとひとつのはずなのに
ひとつの中にもうひとつのひとつ

ひとつの中の袋の中のひとつ

ひとつとひとつがつくりだした
もうひとつのひとつ

あなたの中にもうひとつ


2005年04月06日(水) 絶望と君の塊

人生っていう「事」は
絶対に絶望を味わうように出来ている

「笑わない」人はいても
「笑えない」人はいないのと同じであり

人生に意味など求めると
生きるということは無意味だと知り

人生の意味を考えると
生きるということは強く弱いものだと理解し

絶望を味わうことのない人生はこの世にはないわけであり
この世に生を授かった瞬間には
体は絶望を感じているのだよ

その絶望を見えないように誤魔化して
その絶望が見えないように笑って

いろいろ試行錯誤しながら生きる
それが人生である

これは決して負の考え方ではない
それこそがポジティブであり
それこそが真実

ただ直視をすると答えがそこにあっただけだ
直視する人があんまりいないだけ


koushin