今日は今月最後の休日 夏の匂いを追いかけて これまでの自分なら間違いなく 外へと出かけるところだったろう
私も若さをなくして坂道を転げ落ちて 行く反面 気持ちの中だけ変わらない ところを良くも悪しくも残している
この日記を始めたのが今の仕事に就く 直前の9月のこと 今から10年前に なろうとするところ その記念すべき10周年を目前にして また いつものパターンで職場を辞めることに なる。7月末で退職だ。
少しも変われない未熟でいい加減な自分 人を嫌って蔑んで その分同じようにして 人から疎まれる。
大人になろうとしない それをどこか 愛していたりする。
5月は私にとって これまでも大きな変化を 経験してきた月だと言えそうだ。
生まれた街に戻ってやりなしたのが5月 30才 体調を大きく低下させる経験も2年前の5月から
今年5月のそれは9日 頑なに辞めてなるものかと 踏ん張っていたものの 朝出勤前に突然頭の上から 降りてきたようにして 辞めて新しい生活を選択 することが自分のためであり 職場のためであると いう考えが湧いたと思ったら次の瞬間の決心は その後全く一度も変わることはなかった。
夢心地 現実離れの考えで動いたのは確かでも それを裏切るような失望にも出会うことなく 一ヶ月後のまた、9日に次の仕事に採用が決まった。
退職願を提出しその後東京へ行くかもしれないと とっておいた連休は職安へ職探しの下調べに行く。
思いがけずここはというところが出ていたので さっそく頼んでみる。
今と同じで 最初に惹かれた所へまず行ってみると すぐに受け入れてもらえるというパターン・・。 職探しの苦労からは免れることしか経験がない。
自慢になることでもなさそうだけど・・。 長続きしなかったんだから。定年までうまくいけば あと10年の日々があったのだが・・。人徳の問題 がひとつと 体の問題とがあった。
9日というと 祖父の月命日なので きっと 助けてくれたんだと勝手に想像して喜んでいる。
頼れるのは目に見えなくなったご先祖さまよ。 私はたった一人の甥っ子の先祖にはなれるんだなー。
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