**In my heart of hearts**
心の奥のこころ


2006年11月27日(月) 呼吸のように


あの頃 5年前の自爆テロ事件に
今年はまたスポットをあてた映画が
いくつか公開されていて 改めて
思い出す

今年の春に ニューヨークへ5日間滞在して
その場所へ行ってみたりした。
ビル街のなかに、広々と
ぽっかりと空いた地面があった。
金網で囲われたその場所を 遠目で
眺め見下ろしながら 何を思ったろう・・

その当時の混乱は もちろん もう
鳴りをひそめて、感じられることはない。
そこに立っていて 変わらぬ日常の流れ
があるだけ

また より高いビルが2年後にできるらしい。
完成デザイン画も掲げられていたけど、
私は違和感をおぼえた。

力を持つ国が すること していること
貧しい国が していること されていること


人間の日常の生活の中で 起きている諸々の
出来事の拡大が 国際問題として あぶりだされ
ているというか・・すべてのことは合わせ鏡

自分のこと 自分が過ごす日常は この地球の
出来事の雛型  

今日も 意地を張り合って 人を妬んだり
憎んだりする自分が生きている

その一方では 気に入るものを愛したり
慈しんだりする自分

それらが 呼吸をするのと同じごとく
吸っては吐き 一対となって存在しているのだ。


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