もしかしたら人間は一番厄介な物を抱え込んでしまったのかもしれない。
詩は、私にとって抽象的すぎる。 自我が強くて、醜いほどにリアルを求めるから。 短い言葉に自分の気持ちを込める事が上手く出来ないから。 私の選んだ言葉に共鳴してもらえるかどうか解らないから。 その共鳴は私と一致するものなのかどうか解らないから。
短い小説も上手く書けない気がする。 そこに居る人は、私にとってとてもリアルな存在だから。 もっと知って欲しい。 彼らが何を考え、何を感じ、何を思うのかを。 言葉を選ぶセンスが無いだけかもしれない。
長い小説が一番合っていると思う。 いくらでも言葉を使う事が出来るし、細部まで書けるから。 読んでいる人との心の波長を最大限自分に引き合わせる事が出来るから。 その上での拒絶なんて恐くない。 それが現実なのだ。
だが一方で周囲の人間に一番受けるのが詩だったりする事も知ってる。 それも現実なのだ。 私は悲観しないし悲嘆もしない。 別段詩が嫌いだって事ではないし、書くのが嫌な訳でもないから。 例えば、 「詩と短編小説と長編小説、書くとしてどれが好き?」 と聞かれ、 「書き手として、強いて言うなれば長編小説・・・かな?」 と答える程度。 その程度。 考えてみてチョット苦手かな、と思う程度。 ま、それが結構な差なのかもしれないけど。
何にせよ、私の作品で反響してくれる人がいるのが救いかな。
2002年08月18日(日) |
真剣に考えた気がする。 |
アンケ的な物という事で、答えてみました。
1:どんな性格のヒトが泥棒出来なさそう? 逮捕された時の事を考えてしまう人。 正義を貫く信念を持っている人。
2:ユメみる少年。叶いそうなコトしか浮かばないってどう? 叶いそうな夢も夢だと思います。 それはきっと人としての根本的な概念の問題です。 夢を叶える事によって自信に繋がるのだとしたら。 そしたら叶う夢は大事だろう、と。 叶えすぎて超自信過剰になられても困るがね。
3:ヒトがサイコ化したら世界は変わると思う? サイコってあの漫画の? だとしたら変わるだろうよ。
4:言葉で全てが表せたら表情は要らないと思う? 元々が言葉のみで表される世界だったら必要なかったかも。 でも言葉のみで表せる世界にこれからなったとしたらヤッパリ要るかも。 これも人それぞれだと思う。 ネットの世界が全てになっちゃってる人にとっては要らないよね。
5:何気無い日常から突然切り放されてしまったら (例えば異世界に飛んだとか)どうしたい? 常にそういう妄想と言うか幻想と言うか、抱いているのですが。 流石にそれが現実になったら戸惑うかも。 案外「ようやく来たか」と喜ぶかもしれません。 日常のありがたさを忘れている私には良い薬になります。
6:事故で五感の一つに障害が。どこがイチバン嫌? とりあえず全部イヤ。 視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚・・・・で5だよね。 強いて言うなら聴覚かなぁ? 音楽が聞こえない世界に置かれたら発狂するかも。 生まれつきそうだとしたら平気なのかもしれないけれど。
7:自分では音感はある方だと思う? 絶対音感は無いけど、それなりにあるような・・・・。 歌ってて音階外すと解るから、その程度はあるんじゃないかしら。 この音がドとか、そういう音感は無いけど。
8:朝、目が覚めたら外は廃墟、誰も居ない。始めに何が起きる? 仕事行かなくて良い事に気付いて二度寝する。(笑) てか、これは小説のネタになりそうですな。 あらゆる手が思いつきそうです。 ■わけ解んない連中に神と崇められる ■爆発音と共に遠くで煙が上がる ■男が助けを求めて走ってくる ■異性人が襲ってきてバトル ■誰かが自分の脳に直接話し掛けてくる ■実は夢オチ ■特殊能力が備わっている事に気付く ■寝起きドッキリ ■街(市だけど)の唯一の生き残りとして保護される ■地震の余波で家崩壊・自分も潰れる ■激しい頭痛と共に消えていた過去の記憶が甦る ■とりあえず朝食の心配をしてみる ■恐怖の大王に「来るのおせーよ!」とつっこむ ■白衣の研究者らしき男達と遭遇 ■ここぞとばかりに隣家から金目の物を奪う ■銃声と悲鳴が聞こえてくる ■喋る動物が出て来る ■天から声がする ■「これが未来だ」と囁かれ現実に引き戻される ■自分の手に核爆弾スイッチが握られている事に気付く ■背中に羽が生える ・・・・収拾つかなくなりそうなので終了。
家の中にいれば必ず傍にいる子。 懐かれてる。 春から数えると既に三度は来ている。 少し前にあの子と二人で私を取り合った。 水面下で静かに飛交う火花。
あぁ、これが天邪鬼な子供達なのか。 お互いの距離を計るため冷たい態度を取ったり、甘えてみたり。
どういう訳か子供達にはモテるらしい。 優しい態度を取ってるでもなしに。 そして今回も懐かれた。
家にいると四六時中くっついて回る。 何かと気を使ってくれたりするのだけれど。 望んでいない事が少し多くて。 なんだか苛々する。 自分が一番子供なんだって事は疾うに気付いている。 あの子らは何を望んでいるんだろう。
少しの間、独りきりになる時間を下さい。
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