「にこにこばかりもしてられない。」
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なんだか今日は いろんな人がやってきたり、 呼ばれていったりで、 ご近所マダムや、 サッカーマダムや、 PTAマダムや、 ずいぶんいろんな人といろんな話をした。
全部話の中身は違うけど、 共通するのは 「融通の利かない人に当たってしまって困ってるの。」 ということだった。
世の中に 調整のできない人って たくさんいるんだなぁ。 調整することに必要なものは 結構たくさんあるんだなぁと考えてみて思う。
あちら立ててこちら立てる心遣い。 言葉を選ぶ才覚。 事情や背景を思いやる気配り。 この件はここまで、と句読点を打つ判断力。 グレーゾーンの取り扱いに払う細心の注意。
立つ角立つ角、やんわりと丸めていく仕事ってのは オコサマにはできないねぇ。
人と人との間に立つって意味なんだよね。人間。 ニンゲンになろう。とりあえず。
ヒゲ君がタイから帰ってきた。
参観だ、スイミングだ、と忙しい時間帯だったので すれ違うように外出。
なんだかよれよれになって帰ってきたのに、 おかえりー、行ってくるねーバタンガチャンブルルルブーン って、かわいそうかも。 と思って、 車に荷物と子どもを積んだあと玄関に戻って 「調味料の引き出しにインスタント味噌汁入ってるから、 よかったら好きなの飲んでねー。」 と言ってでかけた。 インスタント愛情である。
晩御飯はおかえりまつりということで すき焼きにしてみた。
お土産話は愚痴ばっかりでつまらなかったです。しょぼん。 唯一楽しみにしていたペニンシュラホテルのチョコもたったの一箱で うっかり「ええっ!これだけ!?」って口に出そうになりました。ごくんむぐむぐ。
2004年10月26日(火) |
いもうとちゃんのカット |
いもうとちゃん(三男の嫁)が産後初のカット。 うちへ赤ちゃんを預けにやってまいりました。
ゆっくりお昼を食べて、 おっぱいを飲ませて、 うちの裏の美容室へ。
初めてのよそのおうちお留守番だったけど、 レンちゃんおりこうさんでした。
ゆらゆらだっこで胸に抱かれたままねてゆくこのかわいさ。 寝かせつけたほうも至福です。
いもうとちゃんはリフレッシュして 明るい顔になって帰ってきて そのまま近くのパン教室にも顔を出して パン教室も来月から再開したいと言い出しました。 「いい?きゃおちゃんさえよかったら、はじめたい!」 いいともさ!おいら、パンを横目にレンちゃん抱いてるだけでもいいよ。
通ってきた道だもの。 おかあさんが楽しい気持ちでいられることが 赤ちゃんにとって一番いいって知ってる。 がんばろうぜ、一緒に子育て。
おかあさんがメールをくれた。
おお。 嫁とメルトモ。 って
電話のほうが早いので 毎日電話しちゃってますが。 ごめん。 メールはメールで楽しい孫の話題を書きますから。 写真つきで。
ヒゲ君が今日から社員旅行でタイへ。 兄・ヒゲ・弟、3弟そろってタイへ。
・・新潟のお姉さん、地震6マイナス直撃なんだけどー。
「おかあちゃんが電話したらつながって、 "まだ余震で家の中が崩れそうだから逃げるから。切るわ!"」 って、元気そうやったって。」
ヒゲ君、それ元気とちゃいますよ。 姉ちゃんに聞かれたらボコられますよ。
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お姉さんたち家族5人無事でした。 地震後、固定電話は回線が混み合っているのと、 余震の激しい家の中から電話機を掘り出せないのとで、 かかりはするもののいつでも取れる状態ではなく、 向こうが落ち着いたときに安否を知らせるツールでした。 ケータイを持っているのはおにいさんと高校生の次男だけ。 両方電話番号もアドレスもお互い知りません。 そこでお手紙を書いてみました。 こういうとき一番頼りになるのは人力じゃないかしらと思って。
よくやった。郵便やさん。 今日(27日)手紙に書いた私のケータイアドレスに おにいさんからメールが届きました。
日常生活をなんとか自宅でおくれる人たちについての情報が メディアからは取り出せないので おにいさんからのメールを足がかりに、後方支援スタートです。
もちろん、やる気満々のおとうさんを本部に据えて。
今日はバーベキューに誘われたので お昼はバーベキューです。
このバーベキューの主催が衆議院議員さんなので そのしゅーぎいんぎいんさん(打ちにくいな!)を囲んでお肉を焼くのですが 気になるのがその肉質ですよ。
まさかオーストラリアンではあるまい。 地元を大切に松阪牛でしょうとも。
と勝手に思ってるんですけど。 そのあたりどうなのか。
帰ってきたらレポするのでお楽しみに。
楽しみはそこだけだ。 食べながらどういうタイミングで教育問題を語れというのか。 もう、それだけで私いっぱいいっぱいです。
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ただいまー。
つ、つかれた。 しらないひといっぱいで。
お肉は 立派な霜降りの松阪牛でした。
なかよしのひとと のんびり笑いながらご飯食べたいよー と おいしい霜降りのお肉をひっくり返しながら泣きそうでしたー。うえーん。
私の場所はここ。 ここで生きていく。 これからさきもずっと。 私を愛してくれる人たちを大切にして。
だけどすこし欲張って 私が愛したいものも大切にしたい。 自分だけのために。
ピピンのおばあさまからのヒントはこうなりました。
>温泉組
さっ 温泉行くぞー!泊りで!!
台風なので ひきこもりまして、
ココアのロールケーキと ウインナ巻いたパンと、 くるみ混ぜたパンと、 チーズをたっぷり乗せたパンを 焼いてみたりしてました。
台風って することないね。
サッカーのバザーで売り子さん。 毎年このフリマで団費の足しにバザーをするのは 4年生の親と決まっている。
つけた値が安かったのか、 新品限定!がよかったのか、 ダンボール10箱あった品物は 売れに売れて6万の売り上げ。 史上最高の売り上げ。
よかった。 お店屋さんごっこは楽しかったし、 新しいユニフォームの足しになりそうで。
2004年10月16日(土) |
なにがいいって、天気がいい! |
サッカーの試合が終わってから、 モックンがレンちゃんを誘って 芝生公園に行くことになった。 連れて行くのはワタクシ。
朝8時からアウトドア。 夕方5時までアウトドア。
こういうお天気のいい日に、 力いっぱい外遊びすると、元気でるなぁ。
お外で遊ぼう。
考え込むのはそのあと、そのあと。
夜、PTAの「人権講演会」にかりあつめられる。 開放社会学なんてものの教授さんのお話。
夜に寒い体育館に! なんて、思いながら集まったけれど、 思いのほか面白いお話だった。
基本から始めましょう、と、 人権教育の基本、というものの考え方から話が始まった。
先生によると、基本は 「マイノリティ」の視点。
マイノリティ、とは簡単に言うと、「少数派」という意味。 マイノリティの反対語はひとつに「マジョリティ(多数派)」 もうひとつに「ドミナント(権力側)」。
マイノリティの視点と、 マジョリティ、ドミナントの視点は、 そりゃ、違う。 マジョリティだと、気がつかない視点がある。 ドミナントだと、思い上がって見えない視点がある。
マイノリティは「わかってもらえない」ことの痛みを知っていることが多いだけに、 それゆえの配慮や、思いやりが、その視点にある。
マイノリティの視点でのインテリジェンス(知性)というのは、 わからないことをわからないと知ることで、それを認めることだ。 曰く、「恥性」。
所詮、他人の考えてることなんかわかったもんじゃない。 わからなくて普通。 それでもわかろうと、思いやることができて、 人は歩み寄れるのだから、 人それぞれに 「マイノリティの視点」を正しく持つことがとても大事なのだ。
というようなお話。
マイノリティ。 なるほど。
ひとって、それぞれ違うんだから、 それぞれがマイノリティだって自覚したら ずいぶん住みやすいかもしれない。ね。
昔々、まだ私が中学生くらいだったころ。 テレビで見た「ピピン」ていうミュージカルで、 青春だの恋だの政治だのに悩んでいるピピン王子に おばあさまが歌うシーン。
これが、今もときどきヒントに出てくる。
おばあさまは 「♪わたしは60年生きたけれど、 もう、61年生きてみたい〜♪」(字幕) と楽しげに歌う。
人生は一度きりなのよー、たのしまなくちゃ、 やりたいようにおやりなさい、ピピン!おほほほほ!(字幕)
と、侍女にリフトされて踊り歌いながら退場。
どう受け止めりゃいいのかこのヒントは。 突拍子のない。
頭の中のいろんな引き出しにいろんなものが眠ってて、 関連付けがきちんと処理されてないまま飛び出てて来る。 参考資料なんだよな、とは思うけれど、 さて、これをどうしたものか。
おばあさまは終点をよくわかっていて、 それでも今までの道のりと同じくらい、この先だって楽しんで行ける。 すこし(1年)欲張ってまだ楽しめるだけの自分を培ってきた自信がある。
そうだなぁ。 そういう年のとりかたが、いいかもなぁ。
ピピンで覚えてるのはここだけで、後の話はまったく覚えてない。 だからこのおばあさまのヒントで ピピンがどうしたものやらさっぱりわからない。
ピピンだって、こんなあやふやなヒントじゃどうしたらいいんだかわかんないよなぁ。
ヒントってのは、受け手側が自分のために使えばいいのだ。 自分のヒントを扱える器量によって ヒントは生きたり死んだりするんだろうなぁ。
うまくこのヒント、使えるかなぁ。
この日はいろんな引き出しからいろんなものが出てきました。 10月14日は長嶋引退記念日だとかいうのも出てきました。
PTA本部役員会。
・・・・んー、 もちっと、わかりやすく、 話できんかね・・・・・。
赤ちゃんを抱っこ。 やっと3ヶ月たったちいさな赤ちゃん。
3ヶ月だけれど 意思のある生き方をはじめておられます。
抱っこして!と泣いて、 抱っこしてもらうことにとっても満足げ。 してほしいことに正直な3ヶ月。 ヒトの原点。
育ってゆくのを見るのもまた楽しい。
2004年10月11日(月) |
流した汗の数だけ飲む。 |
ニセ体育の日。 ソフトバレー市長杯。
毎週夜に遊んでもらってるバレーオジサマに、 「朝8時半に体育館集合なー。」と言われたので、 体育館に子連れでだらだらと集合してみたら おそろいのユニフォームを着て ひざにもひじにもサポーターをつけて もう、ひと汗流しましたよっ!みたいな中高年がいっぱい。
なんとしたことだこの本気バリバリの中高年たちは。 地位も名誉も金もバレーにつぎ込んで上等ヨロシクみたいな中高年たちは。
うわー、この人たちと「楽しくソフトバレーで汗を流し」たり、無理っっ! 帰りたい。帰っていいですか。
帰れなくって参加しました。 当日になって台風の影響で いつも体育館で一緒にやってる楽しいメンバーさんの半分がこれなくて 急遽初顔合わせのおにいさんやお母さんとチームを組んで3戦。
1勝1敗1分け。 すごい。 寄せ集めのこんなチームで 赤いプーマのユニフォームと互角に戦ったなんて。
でもまぁ、当然のことながら ユニフォーム同士がベスト8に残って午後からもがんばるらしかったので お天気もいいし、ピクニックがてら公園でお弁当食べて帰った。
子どもたちは 「えぇ〜もう帰るの〜?」 と不満げです。
だって、おかあちゃんたち3人ともくたくたなんだもん。気持ちが。
くたくたな気持ちのためにできることをしようと、 打ち上げをすることにメールで決定。 しかも会場、うちで。
スパゲッティだのチャーハンだの、あるものでわいわい食べて、 ビール飲んで、チューハイ飲んで、発泡酒飲んで、 中高年祭りにうかつに出てしまったことを、チャラにしましたとさ。
もう次は出ないだろうなぁ〜あれ。
伊賀まで車で走ることになると思って意気込んでいたのに 乗り合わせできることになって ミッチャンのパパの運転でドライブ。
誰かの運転で遠出って、久しぶり。 あらー。とってもラク。楽しい。幸せ。
もちろん私も子どもたち4人と一緒に後部座席に乗り込んで 子どもの世話係ということで乗ってはいるのだけれど 仲良し4人組はなんにも手がかからないので ミッチャンパパ&ママとおしゃべりしながら楽しくドライブ。
ミッチャンママは明るいこまめなおくさんで、 ミッチャンパパはとってもよく気のつく優しいパパさんだ。
ミッチャンパパの子どもあしらいのうまさには 常々惚れ惚れしていたのだが 驚くことなかれ、おくさんあしらいもステキングだった。 これで同じB型かと、我が夫を振り返ったり振り返らなかったり。 (ドライブの大人3人の話題があるあるの血液型相性だった。この週こればっかり。)
帰りの車も同じメンバーで帰ってきたので 道沿いのおいしいご飯屋さん紹介をしながら帰ってきた。
ドライブって楽しいな・・。(確認)
台風がまたまたまたきた。 今年はちょっと多すぎやしないか。
このあたりにかかってくるのは昼からだろうとふみ、 朝のうちに子どもたちとレンタルビデオを借りに行った。
ツタヤ、レジに長蛇の列。 棚ガラガラ。
なんですか?
雨が降ったらすることないんですか?このあたりのみなさんは??
雨の晴れ間に やらなくてはいけないこと!
それは庭の草抜きだっ
草抜き&芝刈り。 あいかわらず芝刈り機を使わない芝刈り。 修行だ。
ちょきちょきちょきちょきちょきちょき!
無になりながらはさみを動かしていると 垣根越しにご近所マダムたちが 「気合だー京子ー!」と声をかけてくれる。
・・・京子、定着ですか。
がんばる。京子がんばる。 芝刈り修行がんばるよ!
芝刈りに草引きに剪定。 修行は暗くなり始めるまで続いて ゴミ袋4袋の口をしばって終了。
よく働いた。
今日は発泡酒じゃないのを飲もう。うん。
雨が続いて鍋がおいしい季節になってきた。 今日はおでん。 朝から大根をやわらかく炊いて 土鍋にたっぷりおでんを煮込んでいたら 「ランチいーこう♪」と保育園マダムからお誘い。
む。 ぐらぐら。
自分のお昼用にゴボテンを一本だけ入れてしまったではないか。 ・・・・・ま、味がしみてからってことで・・。
ローストチキンのコールスローサラダ アマダイのポワレ・バターソース 洋ナシのコンポート・バニラアイス添え をいただいて帰ってきました。
おいしかった。 白身魚のポワレ、最近はやりだなぁ。 今度おうちで作ってみよう。
主婦ランチは、お勉強の場なのです。
・・と言い訳する小心者。
先週、髪を切りに行った。
ザクザクに段が入ったウルフカットでながいこときて 一番長い髪は鎖骨の辺りまである。 この長い部分がぱさぱさに傷んでかわいそうなので、 思い切って切ってしまおうと思ったわけだ。
短く切って、と椅子に座ると、 もったいないっ!と言われ、 トップの重たい部分がいやなんやろ、ちゃんとしたる、と、
こう、ほら、頭のてっぺんの部分をですね、 ザクザクザクと。 ちょっとゴムでくくれないくらいの短さに。 てっぺんからちょうど、耳の上のあたりまで。 ザクザクザクって。 長い後ろ髪はそのままで、ちょろちょろと鎖骨の辺りではねてるわけで。
これって。
ムッシュ・カマヤツ・・・・。
日曜にサッカーマダムに会ったら、 「ど、どーしちゃったのー!」 と言われ、 「どーしたもんだかー。」 と言っていたら 切った本人(実はサッカーマダム)が近づいてきて、
「・・・・もう1回切ったほうがいいかも。切ったほうがいい。」 というではありませんか。 本人が言うんだから間違いない。 ここの長いの切ってくれ!今度こそ!!
結果、 今日カットに行って、 ムッシュから
アニマル京子になりました。
やっぱりひきこもりたい。
なんとか天気がもって、 マルの保育園最後の運動会が終わった。
ヒゲ君が2週続けて土曜に休みを取ってくれたので 実はちょっとびっくりしている。
なんだか変わってきたよなぁ。ヒゲ君。 俺知らん。子どもは俺の担当外。て、あからさまだったのが、 子どもが大きくなってきて そんなことすんのやったら、おとうちゃんだけ入れたらんもーん!と 逆にオコサマから締め出しを食らいつつあるのに 「や、ヤバイ!」と思ってるのかもしれない。
板ばさみになって、母、つらし。
母子チームで丸く収まってる部分てあるから、 そこに父(B型)が乱入してくれると困るなーというのも正直な気持ちだし、
だからって、父のいない子育ては不自然だと思うし、いやだ。 私は一緒に子育てをしてくれる「お父さん」がずっとずっとほしい。
でもヒゲ君は「お父さん」のポジションじゃなくって、 「ヒゲ君一番大事」のポジションを狙っている。
・・・・・・・・・どーしたものやら。
とりあえず、ヒゲ君の好きな和菓子を買っておいた。
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