夜ご飯を食べてからスタジオに。
今日は筋トレメニューのエアロビクス。
チューブを使ったり、ダンベルを使ったり。


帰ってシャワーを浴びて、鏡に映った自分の体を見る。
うむー。
筋肉まるでナシだなぁ。
さっき見てきたばかりの先生やメンバーの立派な腕や腹やモモと比べると、
どーにも､へにゃへにゃボディーだ｡

むー。むむむむむー。
と、うなりながら体を拭く。

リビングでは子供とヒゲ君が､
ひとしくん人形が没シュートされるところを見ている。

その横で、ちょっと、おさらい。

レッグランジから、腕立て。
ふむ。ああ〜足の角度で効く部位が違う〜。
どうなってる？上腕二等筋？大胸筋は？うむーふむふむ。

じゃ､足を立てて､腹筋。
どう？腹直筋は？
あ。はー、なるほどねぇ。
私のは細いなぁ。先生やメンバーさんのはもっとごつかったなぁ。
なるほどなるほど。

んじゃ､ハーフスクワットは？
大腿直筋は？外側広筋は？？
ガニマタでスクワットのポーズをキープしたまま点検点検。
ああ､細い｡ていうかついてない｡アカンなぁ〜｡
うむー。
じゃ、


「な、なぁ？」

｢ハイ？｣

｢なにやってんの？｣

｢筋肉の勉強。」

「な、なんで、パンイチ（Ｔバック）？」

｢筋肉見ながらやってるから。」



そんなことより､マコトクン、ああ。また没シュート。




なにかヘンか？私？

新米が５袋（１袋３０キロ）玄米でやってきた。
う。去年の米が、まだ残っている。
何とかしなくてはいかんです。

もう、朝もご飯にすることにします。
パンもコーンフレークも出ません。出しません。ええ、出しませんとも！
米食べなきゃ！米！！
朝、昼、晩、米の飯！


でも、朝ご飯のおかずのバリエーションであんまり持ってない。
子供の頃から朝はパンだったので、
朝ご飯のおかずメニューが引き出しに入ってない。
困った。
朝から魚焼いても誰も食べないし。

うーん、うーん。
何作ったら食べるだろう。

とりあえず、目玉焼きとベーコン。
小松菜の胡麻和え。
もずく。
大根おろし。


どうだ？
「ボクは朝はカステラくらいしか食べれない」ヒト、はたしていかが？


お。食べた、食べた。（ラットを見守る気分）
あ。味噌汁忘れた。（重大なミスだ！）


明日は
目玉焼きとウインナ。
小松菜の胡麻味噌あえ。
もずく。
じゃこおろし。
と、味噌汁。
にしようかと思う。


うーむ・・もうあとがなぁいぃ〜！


朝ご飯て、むつかしいなぁ！！

みんな朝ご飯てなに食べてるのかなぁ？

久々のエアロビクス研修。
がんばれ、ザ・シロウト。

２５分近くアップとストレッチ。
やればできた。
ちょっと、はじけきれなかったけど。

先生からも、メンバーからも、たくさんオッケーもらえる部分が増えた。

一番初めが「ワカメ体操」だったのを思えば、
進歩したなぁと、自分でも思う。
もう少し、工夫のしどころがあるところも見えてきた。

約３ヶ月。
やっと、ちょっと、形になってきたなー。

懸賞サイトにウソでない住所と電話番号を登録していると、
よく「在宅でお仕事を〜」と電話がかかってくる。

「今仕事してますから〜ごめんなさいね〜お役に立てません〜。」
とかなんとか言って電話を切るのだが、
丁寧に丁寧にお仕事の説明をしてくれるおばさまに出会うと、
つい、聞き入ってしまう。

今日のおばさまは、
パンフレットだけでも送らせてくださいなとおっしゃる。
あれですわ。
自宅でできる、データ入力。
検定を受けて合格すればお給料アップ。
検定に受かるまでの講座の受講料（６４万円）を毎月分割で払って、
それまでは研修中料金でお給料をお支払いします。
だから、お給料で受講料はペイできるのよ、あらオトク！
多いなぁ。最近こういうの。
おばさまいわく、「今回の募集は全国で２２５人だけなんです。」
何ですか、その中途半端な人数は。
社長になぜと一番聞きたいポイントです。２２５人。

ホントにそんなのやってる主婦いるんだろうか。
儲けてる人いるんだろうか？
やってる人いたら、儲かるバイトか教えて♪

ウソの登録したら１０００万円当たったときに届かないし！
ドリームメールでポイント貯めて、景品に交換してもらうのもたいへんだ。
じゃんけんうさぎは楽しいけど。
↑わかる人、やはり主婦？


ま、こんだけぼろぼろ個人情報が右往左往してますからねぇ、
住基ネットなんて、いまさら屁のつっぱりにもならないような。
どうなんだ。何につっぱって出すのかな屁。

ヒゲ君が夕方ひょっくら帰ってきた。
米を持って帰ってくれたのだ。

「もう､行かんでエエの？」
「行きたくない〜〜〜〜！」

暑い暑いというので､クーラーをつけて、
冷たいおやつも出してくる。

「あー。あせだくー！しんどー！いーやー！」
と､のたまうので、
「もう､今日はこのまま休んじゃえ！」
と言ったら、
「そんなわけにもいかん〜〜｡」

ふざけて、「いかせないわよ！」と
引き戸を後ろ手に閉めて押さえたら（実はクーラーのためだが）、
「俺は行かなきゃならないんだぁ！」
と言って､乳をもみに来た。

なに考えてんだこのオヤジ。

猫が､夜、同じ布団で寝るようになった｡

それまで､２階に上がってくるのがおそるおそるで、
夜みんなが寝に行くと、
ひとり１階のリビングのソファーで
「おやすみなさい」と見送ってくれていたのに、
「さぁ！みんなーお二階にあがって寝よう〜！」
と声をかけると、
子供たちの一番後ろから、
「あ､待って､待ってぇ！」
と階段をかけあがるようになった。


子供たちがお気に入りの場所にそれぞれに寝転がると、
猫も当たり前のように自分の場所を決めて落ち着く。

おやすみーと子供たちが寝付くと、
猫もおとなしく一緒に寝付く。

子供も猫も、ごろんごろんと寝相が悪い。

ていうか、
猫も子供の仲間入りしたってことか｡

おもしろかった！
エアロビイベント。
子供たちの発表もかわいらしかったし、
親御さんのうけもよかったし、
ＭＣもそこそこうまくできたし。
ミーも、マルもステージ下で踊りまくってたし。

先生のレッスンもよかった。

お。新しい振り付けだなぁと思ったら、
ハッピー７の「幸せビーム！好き好きビーム！」で
「好き好きビ〜〜ム〜〜！」と、ハイインパクトで走り始めた。

だっはっはっは！！
はじけてるなぁ〜〜〜！！

ＰＡを操作しながら舞台袖で一緒に踊る。
うはー！きっつー！
おもろー！
ハッピー７との年の差を考えると、
わしら、ひじょーにおそろしい！！

ダブルのレッグカール、
キックでバック、
ニーアップで前に出て、
ニーアップしながら一周。
息が切れるーぅ。

ラスト１回は、ステージ下に下りて子供に混じって踊ってやった。
あー、おもしろかったー。

そのあとプールに行って泳ぎまくって、
帰ってきてエアロのおさらいした。

バカかも。

脳味噌に筋肉がつきつつある今日この頃である。

ヒゲ君が突貫工事で毎日遅い。
もう、やぁだーーぁ〜〜〜。とぐずりながら起きてくる。

弁当をクーラーバックにいれて
保冷材を入れてたっぷりのフルーツと
食後のおやつにエクレアやらきんつばやら入れる。
こうでもせんと、ばてるだろう。

おかげで、
「しんどい、しんどいっちゅう割には、こいつ、ちーともやせてこんのぉ！」
と職人さんに言われてるらしい。

しかも今朝の朝ご飯、
「ハスカップのミルクレープ」。

アスパラとシメジのバター炒めのっけトーストや、
トマトとレタスとベーコンのサンドイッチなどは、
朝から食えるものではないっと却下されるが、
ケーキやカステラなら食べられるのだ。

きっと彼はやせたりしないと思う。
それどころかきっと、また、ズボンのサイズがスケールアップすると思う。

夕飯のはまちの塩焼きが気に入らなかったらしい。
明日のお弁当のおやつに入れてあげようと思って買っておいた、
「チョコレートクレープケーキ」
を、夜のうちに食べたりしてるし。

野菜も食べるように起きて待ってて、
ご飯用意してあげなくちゃ。
起きてなくちゃ。

寝そうになる時間に乗り越えられたのは
ネコが一緒に起きててくれたおかげかもー。
ネコはカスガイかもー。（そんなわけなかろう。）

猫のいる生活が始まった。
猫の世話はたいへんだろうなぁ〜と身構えてたのに、
それがなんだか、どこかで、これはとても慣れてる自分がいる。


初めのうちは毎食がっついていて、
「ね、猫って、ものすごく食べるのね。」
と思っていたのに、
毎日ちゃんとありつけるのがわかったら、
食べたい量が決まってきた。

赤ちゃんと一緒。
おっぱい飲む量ってだんだん決まって来るんだよねぇ。




猫はあっちこっちをかぎまわって探検する。
危ないものだけどけてやって、したいようにさせてやる。
安心するまでさせておく。

赤ちゃんと一緒。
興味のあることは納得するまでやってみたいのよねぇ。



猫はくっつくと安心して眠る。
くるるるるるるーって、本当にのどがなるんだなぁ。

赤ちゃんと一緒。
くっついてると安心して眠る。かわいい顔で。
お昼寝から目が覚めたときそばにいないと不機嫌なのも一緒。


猫を抱っこして、高いところを見せてやったり、
猫にこれは、ダイジだから、メっよ。とか言ってたり。
猫の耳垢を綿棒にオリーブオイルつけてとってやったり。
とにかくなでてなでてやったり。


赤ちゃんだぁ。


赤ちゃんを育てるように世話のできる、不思議なヨロコビ。
初めて飼うのに、初めてでないような、不思議なヨロコビ。

日曜日のキッズエアロビクスの発表会のリハーサル。

ちょっと手伝ってーと言われたので、ちょっとのつもりで行ったらば、
ちょっとなんかじゃなかった。いいけどさ。

プログラムを見せてもらって、話を聞いたら、
進行をとにかくやってちょうだいと言うことのようだ。

うへ。
頭の中で進行を整理して、
曲の頭出しをしてデッキに順番に入れて、
マイクのスイッチを入れて、
適当にアドリブでチームの紹介を入れる。
子供たちをステージに誘導して、
スタンバイのできたところで音出し。
最後の決めポーズで、音止めて、
マイクのスイッチ入れて送り出し、次のチームの紹介。

先生は子供たちの指導以外はやはり素人さんなので、
テキトーなことをぺらぺらしゃべりながら司会進行する人材は便利なのかも。
おまけに、ＰＡも。
おまけに、受付も。
おまけに、設営・撤収も。
おまけに、チラシや小物の製作も。
おまけに、お客の勧誘も。
おまけに、出演する子供の面倒も見て、
おまけに、その親御さんにも気配りしたりして。




・・・先生でなくても便利かも。
そんなことをニコニコ無報酬でするワタシって、ビミョーな人かも。

悠久の大陸では、たいていのことはメイクワンシーだ。

私の頭の中での訳は
「だいじょぶアルよー♪・へいちゃらアルよー♪・ちとも、気にしないのコトね〜♪」だ。

ぜーんぜんっ大丈夫じゃないだろ！オイっ！なことでも、
おおらかに、平気で言ってのけるこの言葉は魔法の呪文に近いと思う。

毎日、「メイクワンシー」と言いながら暮らすことにしました。

めだかのえさとカブトムシのえさを買いにペットショップに行ったら、
グレーのねこさんがいた。

大人のねこさんと２ヶ月の子供のねこさん。
ロシアンブルーと言うねこさんだそうだ。

うはぁ。
魅入られそうになるぅ。

ダメだ、ダメだ。
めだかもカブトムシもいるじゃないか。

「みー。」
ぐ。
みゃーと鳴き返してみる。
「みー。」
ぐ。お返事が帰ってきた。


５万８千円と聞いて、踏みとどまれました。

産婦人科の内診は何度目でも慣れない。
脚を開いて、力を抜いてと言われても、抜きようがない。
このカッコでリラックスできませんてば普通。

胸の上で手を組んで、目をつぶって呼吸することだけに集中する。
すー。はー。すー。はー。あぅぅっ。
すー。はー。すー。はー。きゅぅぅぅっ。

「終わりましたよ。」
イヤン！バカン！と言いたいとこだが、
「・・・ぅ、あ、ありがとうございました。」




子宮がん検診、おとがめなしでした。

ぐずる自分は大嫌い。


今、ブスだろうなぁ。
鏡見ないでおこうっと。

お祭りの会場でお義兄さんといっしょになる。
子供たちを連れて出し物の打ち合わせをしていると、
おにいさんが、すっとマルを肩車して、
「屋台、見てくるわ。」
と行ってしまった。


しばらくしてから、穏やかに笑いながら、
「楽になったなぁ。子供ら。」と帰ってきた。
子供たち、みんなおもちゃやお菓子を握っている。

おにいさん、ごめんね。ありがとう。

いちいち、ウルルっとかする自分に、ちょっと、キーーー！（クソ意固地）

さて。
考える。

目の前でぼろぼろ泣かれたのがこたえたのか、
ヒゲくんなにやら気を使い気味である。



でも、実を言うと私は、自分がわがままを言ってるような気がしてならない。



毎日毎日、外で暑かろうが嫌だろうがだるかろうが汗かいて働いてるのはヒゲ君だ。
家族が不自由なく食べてけるだけの稼ぎをしているのはヒゲ君だ。
代わってやれと言われても私にできることではない。
ヒゲ君に私の代わりをしろと言ってもギブだとは思うが。

仕事のつらいときに、家族からも責められたら居場所ないよなぁ。

だから責めるつもりはないんだけど、
自分の考えてることを説明しようと思っただけなんだけど、
ついうっかり、泣いちゃったからなぁ。

家族を大切にしていないつもりはヒゲ君にはないだろうう。
気がついてなくて、見えてないことが多いとしても、
それで今まで彼の居心地はとてもよかったのだから。

折に触れて嫁がなにやら言うけれど、結局は生返事してるうちに嫁が片付けてしまう。
あら楽チン。
嫁は最近よく倒れるけれど、
ボクも夏ばてしてしんどいし、弁当に焼肉入れて欲しいよ。ほんと。
てなもんだろうなぁ。



仕事以外に家族の面倒まで見てらんないよ。

と、仕事してる人はみな思うだろうし。



仕事ばかりじゃなくて家庭も大切よ。

と、家庭にしかいない人はみな思うのだろうし。



ただ
思いやりが
実感できないだけなのかもしれない。


思いやりを実感したいと思うことが、
とても、とても、
自分本位でわがままに思えるのだ。



そしてなにより、

そんなぬるいことゆってる自分に腹が立つのだ。

泣き腫れたみっともない顔で大阪。ちきしょ。
なかなか会えない会いたい人に会えるのに、こんな顔いやだなぁ。しゅん。
でも、「永久幹事」なので行く。

今日は１０名集まった。
クラブの黄金期メンバーばかりで、懐かしいやら、嬉しいやら。
ほぼ１０年ぶりの先輩もいらっしゃる。
先輩たち、いい大人ー。いい顔してるー。

お座敷に揃ったところで、ビール！
がんがんビール！
「ピッチャー頼め、ピッチャー！」
はいはいはい！
「お待たせしましたー。」
持ってきてもらったピッチャーにビールが入ってるの、ほんの数秒。
せ、先輩、ペース、去年より加速してます！
去年より年寄りになってるのに、いかんと思います！
「ピッチャー追加！」
は、はいはいはい！
末席の私はつかいっぱですからね、頼みますよそりゃね。
でもね、はやいっすよ！
「せやから最初から、全員ピッチャーで頼んだらよかってん！」
い、いや、それは違います〜先輩〜ぃ。
アルコール摂取時における先輩方の壊れっぷりをワタクシよく存じ上げておりますぅ。
「ピッチャーまだか、ピッチャー！」
こ・わ♪

すっかり出来上がったところに、里帰りからのついでに
子連れでナーポ先輩が寄ってくださる。
１歳２ヶ月のお子様初ご披露。
か、かわいい〜〜〜。
あかちゃん、かわいい〜〜ぃ。くん、くん。（かいでるし。）

素敵だなぁ、と思ったのは、
パパになってる先輩方が、慣れた手つきでかわるがわる赤ちゃんを抱っこして、
懐かしいなぁ、かわいいなぁ、とあやしてらっしゃったこと。
にこにこしながら片手で腕に抱き上げる。
一番下っ端の私ににしてみれば、
怖かったり、凄かったりで、頭の絶対に上がらない猛者たちだけれど、
当時から先輩たちは優しい。
人柄そのままのお父さんなのだろうなぁ、と思うと、
変わってない先輩方の優しさがじ〜んと嬉しかった。

じ〜ん。は、でもカラオケで、一曲目がかかるまでだった。
い、一発目からイン・イングリッシュですかい！！
もぉ、どーにでもしてぇ〜！なカラオケ、スタート。

大変なことに、このカラオケ屋、英語モノの品揃えが多い。
うひー！次々とはいるビートルズにクイーンにシカゴ。
ん？ん？なに？これ？
「出たー！中国語だーーー！！」
中国で５年半、工場長を勤め上げたロンイエ先輩のテレサ・テン！！
解説つきであなたもこれでクーニャンにモテモテ！！
続いて、アニメタルのメドレー。
ひえー。なりきり景山ヒロノブだぁ〜。はっはっはっは！！

「ハイ。」
へ？
マイク渡される。な、なにもいれてないっすよ。（圧倒されてて。）
「大丈夫よ、歌えるわよ。」と、にっこり、なりきりヒロノブ奥様。
・・・・・ひーー、ぴ。ピンクレディーメドレー？！
あらいやだぁ〜。体が覚えてるのねぇ。踊れるわ〜！！（踊るなよ。ペッパー警部。）
あぅ！・・・・動画に撮るのやめてください。先輩。うぅ。


終電の都合でお先に失礼して電車に乗ったが、２３時ごろに携帯にメールが入った。
マンタロー先輩からだ。

「今、みんな無事解散しました
いつもいつも幹事ありがとね
みんなニコニコ顔で帰りましたとさ＼（＾O＾）／」

えへ。

また遊びましょう。
元気もらって帰りました。

飲み会が終わって帰ってきたら、ヒゲ君が怒っていた。
私がヒゲ君のアドバンスを取り上げたからだ。
あんな子供のおもちゃに夢中になって、
子供や私をないがしろにして自分勝手なヒゲ君に我慢できなくなったのだ。
もう、ミーに返す。もともとミーに買ったものだ。
それにヒゲ君が怒った。
６歳の娘相手に本気でつかみかかって、
ののしりながら奪い返した。
後ろからモックンが僕のを貸してあげるから！と父親に声をかけたのに、
片手でその息子を払いのけた。

なんなんだ。このひとは。

泣きつづける子供たちを３人抱いてなだめながら言った。
私はあなたに気がついて欲しいのだ。
一緒に住んでいる家族で父で夫なのに、あなたは私たちを見ていない。
私は今まで一度だってあなたに家事を手伝え、子育てを手伝えと言ったことはない。
家で息抜きするくらい何をしたっていいと思って、ゲームすることに文句を言ったこともない。
よそのお父さん方と比べてはいけないけれど、
あなたは、子供も私も、見てはいない。
取り上げられたことを笑う余裕もない。
ゲームのことなんかを言ってるんじゃないんだよ。
一度だって、気がついてくれたことがあるのか。
私があなたに今までどんなに言いたいことを言えないでいたのかを。
もう、何も言えなくなってしまっていることも。

じゃあ、ボクの時間はどこにもないのか。
自分だけがかわいそうみたいじゃないか。
ボクだって言いたいことはたくさんある。
子供を使ってボクにけんかを売ってるのか
ボクに恥をかかせた。




泣くまいと思っていたのに、
悔しくて、悔しくて、涙があふれてしまった。
なぜ泣いているのかも夫にはわからないのだろう。
自分の中に悔しさがあふれて涙になってこぼれた。

グレーの猫の夢を見た。
濃いグレーの毛の短い猫。
目がブルーで、きゃしゃな猫。

猫は、私の足元に座っていたり、
部屋の中を歩いていたり、
陽だまりにおいでよと誘ってくれたりする。
猫とふたりでソファーに座って、本を読んだりする。
その猫が、そばにいてくれるだけで、
なんとなくおだやかな気分になる、夢。

目が覚めて、
猫、飼おうかしら。
と思った。

世間様ではお盆なのに、うちにはお盆がこない。
ま、そんなこともありだろう。

久しぶりにミシンで自分のための小さなものを作った。

モックンがいないだけで、
大黒柱がいないようだった。

そういう､名前つけたからなぁ。

モックンは、「幹」といいます。
主柱という意味です。

｢小さめの女の子ですね。｣とずっと健診で言われたたのに、
生まれたら３５００の男の子。

顔を見たら、決めていた｢和（のどか）」という名ではない！と思って、
産院のベッドの上で漢和辞典読んで私が決めた名前。


８年たって、名前どおりの人になってました。

やっぱり､女の子はタフで、

やっぱり､男の子は王子様なんかじゃなくて、
ヒントをくれるだけなのだ。


その点が､とても正しい､と思いました。

エアロビクスの構成を考えて練習している。
この仕事は口が達者でないとできないなぁ､と思う。
喋りながら､自分の体を動かす。
姿勢のキープ。
気を抜くと、姿勢が垂れてきれいに見えない。
指先までつま先まで､腹も背中もお尻も､力を入れる。
だー。効く〜。

いっぱいいっぱい動いて見せながら、
次のステップにうまくのせてやろうと思って、
いろいろ喋りを工夫してみる。

｢ハーイ､次､右からですよー！」

うーん。

｢ハィっ！タッチから入りまーす！｣

うーん。

なんかもたつく感じ。
簡単な動きだから､もっとー､こぉー､なんてゆーかー､うーん。


む。と思いついて、
手を叩きながら､カウントをとる。
「ハイ！ワン！ツー！スリー！フォー！ファーイブ､シーックス！･レッツゴォ！！」

あら。うん､うん､いけるいける。

｢おっけい！右に向き変えていきましょぉ！
ワーン！ツー！スリー！フォー！ファーイブ､シーックス！･レッツゴォ！」

あ、いい、いい。

私が初心者なので､私がついていければいいのだ。
ついていけるわ、これ。
あれこれ説明せんでも、動きながら勢いつけてやるっていうだけでいいのだ。
なるほど。


でも、レッツゴォ！は、実をいうと、
かなーり言うのに勇気がいる。くふ。

いつものじぶんでいよう。

ふだんのわたしでいよう。

かんがえすぎないように。

かわいそうなじぶんにならないように。

どこまでもやわらかく、

いつでもおだやかに、

わらってまえむいていよう。

いつものじぶんでいよう。

それが、いちばん、いいことだ。

母、さすがに電池切れ。

ナニカシナクチャイケナイコトガー！
と､頭の中で気になりつつ、
体が動かず、ばたん。

がんばれ。
がんばれ自分。

ヒゲ君､連日アドバンスで黄金の太陽。
それ自体は別に好きにすればいいのだが、
朝までエアコンつけっぱなしで
ひとり居間のソファーで寝るのは許せん。

よって、

「こんどやったら、アドバンス､没収ですからね！」
「えー！！」
「レーくんだって、１日ゲームは１時間！て決まってんのよ！！」
「えーー！！」

小学生並である。

怖い夢ばかり見て眠れない。
何度も何度も目が覚める。

明るいことだけ、
嬉しいことだけ､
楽しいことだけ、
見ていようと思うけれど、
案外心はもろい。
不安でいっぱいになって怖い夢を見る。

つよくなんてなれないときもある。

虫取りに行って、虫を捕まえる。
｢かわいそうだから、はなしてやりなさい！｣と言う人がいるけれど、
先生はそれを否定する。

つかまえて、観察することが、子供の知識となるのです。
子供の経験値を上げるのです。
つかまえたら、観察する。
それが大事なことです。
虫を捕まえたら、つかまえた喜びと、観察する喜びを味わえばいいのです。


ああ。なるほど。


そして、アサギマダラ。
渡りをするこの美しいチョウは、高校生のときにクラブで観察しに出かけた。
琥珀と黒水晶に螺鈿の細工を施したような、透き通る美しい羽。
ひらひらと陽に透けて舞うように飛ぶのだ。
小さなこのチョウは、信じられない距離を移動する。

先生と、そんな話をしていて先生から、
｢神島に１０月に集結するんですよ。」と言う話を聞く。
｢それはもう、すごい数です。何万羽です。」

見たい。

１０月、チョウを見に、神島に、行こう。

朝から同窓会のメールを送って、
エアロイベントのポスターを修正して、
スタジオの専用ＦＡＸ送信用紙をこしらえて、
不動産の仕事の電話をして、
サッカーの連絡網を回して、
弁当を作って、
子供を五人連れて、
インロックした車のキーを届けて、
スタジオで打ち合わせて、
新聞社に記事掲載依頼のＦＡＸ送って、
弁当食べて、
秋からの新規レッスンの相談して、
子供をつれて宮川に。
川からの帰り道に買い物して、
帰ってメールチェックして、
メロンおすそわけにいって、
モヤシもらって、
サーちゃんのお誕生会におよばれして、
バタバタと一日が終わった。


今日も１日、笑っていたよ。

エアロビクスインストラクター養成コースに新メンバー加入である。
何を思ったか、これまた２児の母である。

子持ちばっかり。わはは。

なのに子供を連れてきてるのは私だけ。なぜじゃ。

そろそろ３ヶ月にはいるエアロビクスだけれども、
そろそろ、｢見せるエアロ｣に入ってきた。
インストラクターとして前に立つからには、
きれいに、元気よく、わかりやすく、ヒトをひきつけなくてはいけないわけで。

いつまでもたはーとかとほーとか言ってられないか。

こういうのは、「できる・できない」じゃなくて、
｢ふっきる･ふっきらない｣だと思う。
ガツーンとテンション上げて、ぎりぎりいっぱいまでやったるのである。

ウォーミングアップのリードをハヤシがする。
それを受けながら、自分なりにいっぱいいっぱいやってみる。
生徒がレッスン受けてるのとは明らかに違うはじけた動きを意識して。

終わって、先生とハヤシ、両方に、
｢動き、変わったねぇ！筋トレ、効いてきた？」


うふ。
うん、それもある。毎日やってるよー、ハーフスクワットー♪


よし、いっちょ、本腰入れますかぁ！

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