月が近い

うさぎはくっきり見えてるし
やたら煌々と輝いてるし
手伸ばしたら本当につかめそうだし
真正面からアタシを見てるし
周りの雲はなかなかの早さで散らばってくし
細かな星も見隠れするし
この家のベランダに出るアタシは
なんて無防備なんだろう
ぼうっと
ていうのはこういうことか

家に帰ろう

そう思える初めての場所だな

音はもう届かないみたいだし
足音は怠惰なリズムを感じさせるし
声と表情の矛盾を絵にしたら上手く書けるかなぁ

いかん
いかん
乱れてます
ギザギザしてます
気持ち
もっかい
整理しましょう
フォーカスもオートじゃなくて
マニュアルにしましょ
深呼吸もしてみましょ
時々眼を閉じて考えてみましょ
この感じがなんなのか
落ち着いて感じましょ

♪今日を大切にFINOで髪を洗いましょ
ん〜このフレーズすきなんだな〜

遠く見よ、遠く。

ほおぅっ。

だんだん、そうなってきた
つんっ、ていう空気
手が届きそうな空までの距離感
雲のコントラスト
澄まされていく耳の裏側、とか。

冬だね〜
洗濯魔のアタシは夜のベランダ出る度
この感覚に酔い浸る

寒いのは嫌いだけど
なぜか冬の夜中のベランダだけは好きなんだ

さてさて包容力とはなんざんしょ？
誰が決めるものざんしょ？
包むものと包まれるもの
ラッピングペーパーと贈り物？
ちょっと違うか。

包容されたいのかしたいのか
女子と男子のそこらへん。
まだまだ謎でございます。

さて、明日も晴れるようですね

syuhariを出た後
彼女と別れて家路に向かう
その時

スコーンと抜けた北行き一通
その遠く、その先見た瞬間
声あげて笑いそうになった
なんでだかわかんないけど

澄んだ空気と人気のなさと微妙に広めの道路の幅と

今日の靴は少し大きくて。

今宵

ドライヤーで髪乾かしながら突然に。

・・・そういやあたしって一人暮らしする時に
買ったものって・・・○○年前に記憶さかのぼる。

テレビとビデオは使ってたもの持って来た。
その他家電は全て誰かが買い替えるとかのタイミングに
のっかっておさがり頂いた。
タンスらしきものはブロックとすのこと布で
簡単に作った。
・・・買ったもの・・・？

あ　　このドライヤーのみだ。

っつかこれまだ使ってるし。

まぁ冬場よほど寒い日以外は髪乾かすこともないから
今もなお新品同様手元にあるわけだ。

・・っつか乾かそっ！乾かしていこっ！
一応女子なんだし髪濡れたままだと風邪もひくし。

うっわ〜気付くまで時間かかってるし。

あぁ、冬の足音・・・