KALEIDOSCOPE

Written by Sumiha
 
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  緊急:更新停止のお知らせ


2007年01月29日(月)
 



パソコンの機嫌が悪く、いつ壊れるかわかりません。と言うか今にも壊れそうでビビリながら使ってます。本来ならサイトを一時閉じなければならないところですが作業できる状態ではありません。このままで失礼します。

そんなわけですので新しいパソコンを買うまでサイトの更新を停止します。掲示板、拍手レスも再開までお休みです。ご迷惑をお掛けします。
 







  ご無沙汰してます


2007年01月21日(日)
 



こんばんは住刃です。真夜中に失礼します。前回書いた日記の内容を書いた本人が忘れたころに更新。どうなんだ。えー、今年はもう少しマメに書きたいと思います。今月中にあと何回書けるかな!(毎日は無理ですネタが無いです) 五回くらいは書きたい。書きたいと思ってたネタはあったんですが半分くらい忘れてます。忘れる前に書きます今年こそ。

休んでるにも拘らず拍手を頂きました。ありがとうございます。薬より効く特効薬です(あれ矛盾?)。気持ちは上向きました。早く風邪治して実も心も元気になって小説を書きたいです。集中力がいつもより早く切れてしまうから長い時間書けない。もどかしい。

過去の日記別窓はこちら)に京都レポ載せました。レポートになってない。書き出すのが遅かったせいで案の定記憶が全然残ってませんでした。三月の熊野はきちんとメモ取っておこう。ノートパソコンを持って行きたい。キーボードをいつでも打てたら楽なのに! バスに備え付けのがあったらいいのになあ(また無茶を言う)。飛行機に端末が付いてるのがあるじゃないですか。あのノリで。やっぱ無茶か。文字を書くよりキーボードを打つ方が早い。要は面倒臭いんです。人間は利便性を求め科学を発展させてきたのだとか言ってみる。ものぐさの言い訳。科学者に失礼。脱線した。内容が無いくせに長文です。それでもよろしければどうぞ。たぶん弁当を食べるために行ったんですよ。

林檎嬢の「本能」は温度シリーズのリナのイメージかもしれない。何となく。「一番星」執筆中に聴いていたら(クリスマス創作ではなく温度シリーズを)書きたくなってしまい、困りました。使うかわからない設定も浮かんだりして。いまのところ必要ない設定のため当分寝かせておきます。むやみやたらと人数増やして話の雰囲気が壊れたり変わるのは嫌なので。でもそろそろ新しい人たちを出してもいい気はする。今までアップした話は全部主役二人しか出てない。おおう。成立するもんですね。リナ一人だけで成立している話もあるしな。

それはそれとして今年のクリスマス創作は赤髪魔王リナです(最初から宣言しておく)(じゃないと忘れるから)。ネタはある。あとは書くだけ。もしネタが無いとか十二月付近に騒いでいたら、忘れてるなこらと叱ってください。

過去日記で長文を書いたゆえ今日は短く。
 







  京都レポ後編


2007年01月20日(土)
 



前回から続けてお読みください。別窓はこちらからどうぞ。



朝食後、再びバスに乗り込み二つある目玉のうちの一つ(豆腐はもう目玉と認めない)京都御所へ向かいます。この時点で七時過ぎ。半過ぎてたかな。すみませんメモしてませんでした。途中で同志社中学と同志社大学のそばを通りテンション上がった。赤レンガが素敵。歴史ある場所って素敵! 色が綺麗なんだこれがまた。早朝ですが十一月の連休なので文化祭でもあるのでしょう。じゃなかったら部活。制服を着た若人が向こう側の歩道を歩いてました。いいなあまざりたい(年齢的にも頭の中身でも無理ですよ)。私にもそんなーじだいもーあーったねとーと歌いだしたくはなりませんでしたが少々切なくなりました。戻りたいとは全く思いませんが。せつなくなったのは若いっていいねってことです。そんなー時代もー(もういい)。京都御所に到着したのは八時十五分。予定より早い。道もあまり混んでいなくてラッキーでした。このあとに五百人の団体さんが入るそうで、遅れたら予定がずれ込みまくり帰るのが日付変わるころかもねと添乗員さんに軽く脅されてました。いやはやラッキー。

むかしのひとはここを通っていたんだよという門(と説明された気がする)をバスで通り、中へ。バスから降りると先の方にちょっとしたテント(三角錐型の黄色のテントじゃなくて、体育祭などの放送席や役員席などと同じようなテント)(説明下手ですみません)と既に行列が。五十人くらいいたっぽい。それでも早いほうです。このあとに五百人控えていると思えば! 添乗員さんも前の方で良かったと喜んでました。五百人に比べれば!(しつこい) 列の手前に机が設置されていまして、そこで荷物チェックを受けてから私たちも並びます。コンサートみたい。じゃなければ空港の手荷物検査。前に行った野球の試合でも手荷物検査あったな。毎回思うんですがあれ女性って微妙ですよね。いろいろ、あんまり人に見られたくないものが。女性の方は察してください。ありますよね。剥き出しでバッグに入れてるわけじゃないからいいんですけど。でも微妙。

並ぶ時は七列でって言われたかな。半端。キリがいい数字が好きなんです。五人じゃ少ない、十人じゃ多いといったところでしょうか。待ってる間にも続々と後ろに観光客が。例の五百人かどうかは知りませんが観光バスがどんどん到着してどんどん人が。早めについて本当に良かった! 良かったよ!

九時十五分前にジリジリジリと真横で鐘が鳴りました。これから開くよーという合図らしいです。到着したのが八時十五分、鳴ったのが八時四十五分。砂利の上で寒い中じっとよく耐え忍んだよくやった自分。うんまあバスの中で延々何もしないで頑張って起きているよりは楽だったからね。ちょっと涙目になりつつ(眠いし)開門を待ちます。鐘が鳴ったからってすぐ入れるわけじゃないんです。ところでいつまで鳴ってるんですか鐘。うるさい(短気)。一分以上鳴り続け耳が馬鹿になったところでようやく鳴り止んでくれました。十秒くらいでいいよなんでそんなに自己主張するんだよ……。無駄に疲れた。体力ゲージ既に半分以上減ってます。ボス戦(ツアーの目玉二つ目)が遠い。ところで旅行メモにもうるさいと一言書いてありました。一言だけというのが何とも。よっぽど鐘の音がうるさかったようです。見返して笑った。心狭いっつーか余裕ないね。しょうがないね……。このあとを考えるとね。

開門は九時。ちょうどに門(でかい。竜が通れそうなくらい)(どんな例え)が開きました。携帯やデジカメで撮る人多数。私も連れの携帯を借りましたが逆光であんまり……。まあ撮影できるのはここまでですしね、どうせなら撮っときましょう。じゃあ中へ。入ると日本家屋の原型と言うかお屋敷がありました。ほえー。頭悪い感想ですみません。いやなんかそんな感じだったんです。開いた口がふさがらないという慣用表現は呆れたときに使いますが、へえとかほおとか感心した時にも口がふさがりません。バカみたいに開けっ放し。すみません馬鹿みたいじゃなくて馬鹿なんです。わかってます。

屋敷の中には人形がいて(当時の人たちが何やってたかの再現、らしい。微妙に等身大より小さくて変でした)(奇妙と言うより恐かった。人形の表情が不気味。夜には来たくないなと(機会もないでしょうけど)心底思った)生活ぶりがわかる仕組み。で。周りは引き続き携帯やデジカメでパシャパシャと。パシャパシャって。撮影してる。してるよ!? なんで!? いやだって重要文化財とかって撮影禁止の場所多いでしょう! ここOKなの!? 無許可で密かにって風じゃないし(みんな堂々と撮ってる)えとあの、わ、わたしカメラ(いや私はカメラじゃないです違うんです)私のカメラ、バスの中……!(馬鹿なんですよ! わかってますよそんなこと!)(いっそ泣きたい) 撮影禁止なら普通、前もって添乗員さんが注意しますよねー。持ってかないで下さいねーって。仮にもプロですし言い忘れるなんてこたないですよねえ。あーもーほんと、わたし大馬鹿。

携帯のカメラで一応は撮りましたけど、あんまり出来は良くなかったです。そら所詮は携帯ですからね。いえ携帯は悪くないですすみません。画素数はそれなりにありますが撮影者の腕がかなり悪いのでどうしようもないです。しょうがないしょうがない。バカな自分が悪いんです文句あるか!(逆ギレカッコ悪い) 半泣きでさくさく京都御所を回って出ました。だって撮るもんないしね。なんかの資料になると思ってたけど特別そんなこともなかったし。カメラはバスの中だし。いいんだよ目玉二つ目を堪能するから!

出口を出るとお土産屋さんがありました。ここ(京都御所)でしか売ってないお菓子やグッズ類がどっさり。中には漬物まであって、どんな客層を意識しているんだかという感じでした。案の定買っていく人いませんでした。私もスルー。漬物は買ってもしょうがない。お菓子は好みに合わない。ぶっちゃけ美味しそうに見えない。京都御所限定と言えば観光客が買っていくと思ってるんでしょうかと本気で問い詰めたくなるような(大変失礼)品揃え。グッズもいまいち。スカーフやハンカチもありましたがデザインが良くない。時季柄、カレンダーもありました。が、これも。なんだか。ねえ。写真家の腕が悪いのか被写体が悪いのか(すみません)。京都で買わなくても次がある! 京都で撮れなくても次があるといいな! 希望を持って再びバスへ乗り込みます。

次に向かうのは奈良です。目的は正倉院展。これが目玉のふたつめ。しばらく町並みを眺めて暇潰し。してたんじゃないでしょうか。記憶にないけど。カメラ……(ショックを引きずっている)。正直、また来ようと思うようなもんでもなかったですし、撮影のためにもう一回京都御所行くのもなあ。凄い微妙。中に待ってるの人形だし。見て回れる場所多くないし狭くはないけど広くもなかったし。屋敷の周りをぐるりと回っておしまいみたいな感じだし。当然、御所内に入ると言っても建物内に入れるわけはないし。入れたとしても人形がいるからそれもかなり微妙なんですが。雨で腐食したりしてましたがそれなりの雰囲気は掴めたからもういいやという。なんでカメラ持っていかなかったのかね……。ばか。(まだショックを引きずっている)

出発して間もなく、添乗員さんからお話が。奈良に着く前に昼ごはんを食べるか、正倉院展を見たあとにお昼にするかを選べということらしいです。お昼はお弁当。柿の葉寿司。お弁当は既にバスに積み込まれていました。配られて目の前に。期待なんかしないよ。このツアーで食に期待するのは間違ってたんだ。京都で豆腐が美味しくないなんて木に登れないサルと一緒じゃないか!(また妙な例えを) どうせ食の神様に見放されてるんだ後でも先でも同じさ。ということで昼食は後回し。旅の連れもあとでいいと言ったため(つかおなかいっぱいで。朝ご飯がまだ消化されてません)。となるとすることがなくて暇です。また暇です。でも今回は夜と違って暇潰しの方法はごまんとあります。いえ嘘ですすみませんサバ読みすぎました。片手で足りる程度です。市内も見飽きたので途中だった銀の新刊を取り出し(今回は私が窓際席を譲り通路側へ)(表情が変わらないように気をつけて)読みました。苦労した。何がって! ここでネタバレ感想を書くのも何なので書きませんが! 一言で言えば面白かったからです。うーん盛り上がりに欠けるね(ネタバレを避けてるから仕方ないんだが)。撮影できなかったショックを十五巻で癒し奈良へ。

バスは順調に進み(早く着いて予定より早く出発できたのが良かったのか)ここでも渋滞知らず。ついてる。馬鹿なミスさえしなければなあ!(引きずってる) そして奈良市内へ入ります。っていっても外を見てなかったから全然わからなかったけど。か、観光の意味無い。いいんだ楽しかったから。銀十五巻が(やっぱそっちか)。正倉院展をやってる場所にさっと到着しバスから降ります。……すみません何この行列。帰っていいですか(ついたばかりですよ住刃さん)。目で何人いるか数えるのも推測するのも嫌になるほどの行列です。人ばっか。夏冬の年に二回ある祭典の行列よりマシですがあれと比べちゃいけない。比較対象が間違ってる。下手すると二時間待ちとかになるんじゃなかろうか。添乗員さんによると一般のお客さんだそうです。私たちは団体客。入口は別。良かった。胸をなでおろしました。

入れたのが十二時十分前。やはり少々並びましたが許容範囲内です。一時間二時間並ぶのに比べたらこれくらい! 団体客で本当に良かった! 一般のお客様ごめんなさいでも嬉しい(最低)と思いながら中へ。広かった。はぐれたら見つからない。人凄いし。外であんなに待ってるんだから中にも詰まってるのが当たり前。飛ばせるところは飛ばして(こういうのは非常にドライです)(美術館などに散々行ってますから回り方もよくわかってます)ぱっぱと見て行きます。バスの中でパンフレットも見ましたから、何をチェックすべきかもわかってます。興味無いものは飛ばす! これ鉄則。じゃないといつまで経っても見終わらない。近くで見たいものだけ見る。掛け軸なんてガラスケースの真ん前でじっくり見なきゃいけないもんでもないし。ってまあこれは価値観の相違ですが。遠くからでも見られるものは遠くから。近くで見ることに固執しなければ時間を無駄にしないで見て回ることが出来ます。

当然ながらこちらは写真がNGです。携帯電話も使用できません。メール打つのも駄目。怒られます(怒られたんだね)(いい大人なのに……)。カメラの出番無しです。何のために今回カメラ持って行ったのかなあははうふふ。さて置き。さくさく見終えてしまい時間が余りました。出発まで一時間半以上あります。近くに東大寺があるという事前情報を得ていたので(道も教わった)せっかくだしと足を伸ばして行ってみることに。拝観料五百円を払って大仏さまを拝んできました。制服姿の若人もちらほらと。修学旅行シーズンだもんねー……。なつかしや。ついでなので土産物屋さんも覗いてみました。さすが奈良。さすが大仏さまのお膝元。売ってるお土産も一味違います。数珠。しかもデパートで買うより格段に安い。デパートよりお寺などで売ってる方がよっぽど安いのだと学びました。なんかこっちのが御利益ありそうだし。持ってなかったので購入。たしかアメジストのだったと思います。買って以来一度も開けてないので忘れました(御利益なくなりそう)。なくしてはいません。さすがにそこまでは!

帰り道を迷いつつ(方向音痴二人を知らない場所に放置してはいけません)途中途中のお土産屋さんを見て回ります。京都で買えなかったからここで買わないとあとが無いのです。北海道の阿寒湖半の宿近くの土産物屋さんでは(長い)どこもかしこも毬藻を売っていたなあと思い出しました。大小さまざまの。大きいのは握り拳よりも大きかった。お値段もそれなり。思い出話は置いといて。奈良ですから鹿関連が多い。お土産をどれにしようか迷うそばを悠々と鹿が歩いていきます。道を奈良が鹿! いや違う何書いてるんだ。自動書記か。鹿が乗り移った? 勝手に手が動きました。訂正。道を普通に鹿が歩いているなんて衝撃的です。マリモも鹿もいない地方在住ですから(阿寒湖付近は道にまりもが転がってると思っているのか貴様)(思ってません行ったから知ってます)(いや行かなくてもわかってましたけど!)見慣れてないのです。びっくり。油断してると糞を踏みそうになります。人が避けて通る場所は避けるが吉。鹿がいる場所には車も通りません。そこが道路でも。歩行者優先、違うな歩行者天国か。奈良では鹿天国。鹿優先。人間様のお通りだと言っても動物ですからわかりません。鹿様のお通りです。ぶつからないように前方後方左右注意。

鹿せんべいは買いませんでした。突進されそうで。鹿と戯れるのは中学生の時にやりましたから充分です(修学旅行でお決まりのコース)。一度来て慣れていてもおかしくないとお思いかもしれませんが十何年も前の話です。一回行ったきり。思春期のころなんて忘却の彼方さ。昔の話なんて覚えちゃいないよ。単純に記憶力無いだけですすみません。お土産も無事買ってせっかくだしと鹿の写真を撮って(京都の写真は一枚もないです。奈良の写真が三枚ほどあるだけ)バスへ戻ります。あっちこっち行ったりきたりしていたため、時刻は二時を過ぎています。おなかすいたー(本能で生きています)。ちょうど出発時刻になり、バスが走り出してから遅い昼食です。一応連れに美味しいのか訊いてみたところ、美味しいとの返事が。それが裏切られなきゃいいけどね(嫌な女ですね)。

ふたを開けてみます。見た目は子供、じゃない、見た目は普通のお弁当です。愚が、違う具がちょっと豪華。この値段でこの具は安い。いやいや見た目や具の内容より味です味。問題は味。ぱくりと煮物を一口。美味しい。おいしい? いや美味しいよ! 朝食はなんだったのってくらい美味しい! 連れも美味しいと舌鼓を打ってます。堪能しました。これもメモ取ってなかったので(不覚)具体的に何が入っていたか覚えていません。でも美味しかったのは事実です。携帯で写真も撮っておけば良かったなー。考えが至らず。何のための携帯だ。写真を撮る為だ!(電話するための携帯ですよ) 食の神様に見放されていませんでした。言いがかりつけてごめんなさい。美味しかったです!

満足して帰路につきます。雲行きが怪しくなってきたのは日が落ちてから。雲行きと言いましても天気ではありません。道です。渋滞。午後八時三十二分ごろ小田原入り。十五キロの渋滞。一時間だかに時間だか正確な数字は覚えてませんが、そんなような表示を電光掲示板で見ました。席が前の方で良かったかも。後ろじゃ見えませんから。近視だし。結果オーライです。連れの携帯はラジオが聞けますが(テレビは無理)イヤホンを持ってきてません。しくじった。ラジオで渋滞情報を聞けたかもしれないのに! 夜だと音楽番組もありますしね。あ、夜中は深夜放送で暇を潰すという手もあったのか……! うわあ。いまさら気づいてもな。あれから何ヶ月経ったんだかな。

九時三十五分に厚木着。思ったより早く着きました。渋滞がだんだん緩和されてきた様子です。良き哉良き哉。その後、日付が変わらないうちに集合場所にバスが到着、雨も降らず無事家に帰り着きました。いろいろありましたが良い旅だったのか?(なんで疑問符がつく) いやカメラとかカメラとかカメラとか。バカ……。京都の思い出は何もありません。記憶から消しました。無いったら無い。奈良はとりあえず鹿が臭かった。大仏でかかった。(幼稚園児並の感想)数珠買えたのは収穫でした。柿の葉寿司おいしかったし! 名前からは何が入っているのか全くわかりません。柿が入っているのか、柿の葉に包まれた寿司があるのかと戦々恐々としてましたが。嫌な予感は朝で打ち止め。終わり良ければ全て良しです。メインについて触れていないのはなんとも。旅をよく象徴していますね!



レポートは異常です。……異常で悪かったな。もとい以上です。長々とお付き合いいただきまして有難う御座いました。次は三月、熊野に行く予定です。きっちりメモを取ろう。レポートをお楽しみに。今度は何ヶ月遅れになるかな!(遅れるの前提か)(しかも月単位で遅らせる気か)
 







  京都レポ


2007年01月19日(金)
 



二箇所しか訪れていない上に出かけたのが去年の十一月のはじめ。まともなレポートになってません。内容薄いのに長い、目に優しくない仕様です。それでもよろしければ。



日帰り旅行ですが夜に出発。車中泊ってやつです。十一月なので夜は寒いです。北海道に行った時より心持ち暖かめの服装でした。たしか綿の長袖Tシャツ、上はベルベットのジャケット。Tシャツの下に何か(タンクトップとか)着てたかもしれませんが忘れました。下は黒か白の(覚えてない)パンツ。下着じゃないですよ(露出狂になってしまう)。

出発日は十六夜でした。綺麗なお月様を見ながらいざ出発! 心持ち暖かくと言っておきながらマフラーを持ってこなかったことを駅に着いてから後悔。馬鹿だあほだと罵るがいいさ! いいんだ自分でもよくわかってる。駅までは自転車移動。さむかったヨー。同行者は用意良く薄手のマフラーを持ってきてました。夜の冷気ナメてた。次は失敗しない!

さて電車に乗ろうというところで電光掲示板に何やら赤文字の表示が。よりによってこの地元の駅で人身事故が起きてました。幸先悪い。この駅を何十年と利用してますが、人身事故なんて起こったの初めてですよ! なんでこんな日に。よりにもよって。不吉な予感を胸に(この時間帯にしては)混んでいる(時間帯を気にしなければそんなに混んでない)電車に乗り出発。ダイヤに乱れがあろうが電車が遅れて来ようが止まってないならいいんです。電車が使えなかったらバスもある。

幸い止まってませんでした。電車に乗り何事もなく集合場所に無事到着。風が強いです。寒いです。建物の柱の影に隠れたりしてましたがはっきり言って無駄です。外だし。ここでもマフラーを持ってこなかったことを後悔。バカだあほだと自らを罵るが最早どうにもなりません。取りに帰る時間なんか当たり前ですがありません。同行者と共に震えながら観光バスを待ちます。

来ない。予定の時間の十分前くらいには来るもんだと思ってましたが来ません。五分前になってもまだ来ない。同じツアー参加者らしき人も道路の向こう側をしきりに眺めてますが来ないもんは来ない。別のツアーの観光バスなら二台ほど来て去っていきました。もしや時間と場所を間違えたかと青くなり要項が書かれた紙を出すも間違ってません。出発日を間違えたのか(だったら赤っ恥)それとも直前になってツアー中止か(中止の場合五日前までに連絡があるので普通はありえない)まさか乗り遅れたかと思った三分前にようやく到着。遅いよ。

点呼を取って座席を確認して(後部座席にしてねとお願いしてたのに思いっきり前でした。前から三番目。ひどいや!)(とーさんとおなじでぼくをうらぎっ)(シャラップ)乗り込みます。用意してきた銀十五巻(旅行の数日前が発売日)(この日のために読まずにいました)を取り出し出発してからも延々読み続けます。たぶん顔が笑ってた。いやだって待ってた新刊だったし読めて嬉しかったし! 同行者が窓際譲ってくれて良かった。心置きなく変な顔で読めたから!(終わってる) 閑話休題、出発してすぐ目的地に向かわず、もう一箇所に立ち寄りツアー参加者を拾ってから京都へ向かいます。こういうツアーに一度でも参加された方はご存知の通り、集合場所は複数あって一番近い駅の希望をあらかじめ出しておくのです。なんて書いておいて地域によって違っていたら笑える。幸い道路はさほど混んでませんでした。渋滞に巻き込まれることなく最後の集合場所へ到着、出発。いよいよ京都へ。

ツアー参加者が(たぶん全員)揃ったところでお土産試食会。プリント一枚とお土産のパンフレットを渡されました。どうやら各地のお土産を注文できるらしいです。するしないは別としてパンフレットをじっくり見てみることに。ウィンドウショッピング好きですからこういうの見るのも大好きです。京都だけでなく北は北海道、南は沖縄と各地のお土産が紹介されてます。心の琴線に触れるものは残念ながらありませんでした。ま、実際に行った時に買えばいいんだし。写真を見るだけじゃね。実物を見ないと。試食会は、パンフレットの中の一品をわざわざバスに運び入れたらしいです。って言ってもそんなに大きいものじゃないです。一個の大きさは人差し指と親指をくっつけできる円程度。モノはきんつば(金鍔)でした。行き先、京都だしね。参考別窓はこちら)。包み紙も何もなく、手渡しで一つずつ渡されたのでその場で食べるしかありません。ちょっとした拷問。寝る前に甘いものは太るし体に悪い! でも取っておこうにもポケットティッシュにくるむくらいしか方法がない。夕食をしっかり食べてきたのが今更悔やまれました。でもまさかバスの中できんつばを配られるなんて思ってもみなかったし。ちなみに同行者は食べずに(甘すぎるものは苦手で特にきんつばや羊羹の類は好きではない)ティッシュにくるんでました。

なんでバスが走り始めたばかりなのに前半だけでこんなに長くなるかね。まあいいや続けます。後半はいやに短いですがお気になさらず仕様です仕様なんです。と思っていたら長くなりました。仕様です。

話は変わりまして。わたくし、コンタクトが無いと生きられない近視+乱視です。しかもコンタクトを初めて作ったとき、こんなに(目が)悪くちゃソフトは無理だねーと医者に言われた(十年以上前の話です。今現在はソフトでも作れるっぽい。科学の進歩は目覚ましい。今更恐くて(すぐ破きそうだし目から取るとき目玉を傷つけそう)変えられませんが)ほどのド近眼。この旅行にも当然装着して来てます。ところでコンタクト装備者の常識にコンタクトつけたまま寝ちゃいけないってのがあるんですね。寝る→目が瞼で覆われる→酸素が行き届かない。やってみたことある方ならわかると思います。目が真っ赤になるのです。充血して。場所が目ですから下手なことできません。日帰り旅行。車中泊。バスの中で寝る。寝られないじゃないかっ! 気付いたのは旅行を申し込んだあとでした。あとのまつり。選択肢は二つ。いち、寝ない。に、コンタクトを取って寝て、朝のパーキングエリアかどこかでつける。前者は寝不足が心配です。後者はコンタクトの戦場駅(誰と戦うんですか駅を壊すな)もとい洗浄液を持参せねばなりません。ハードコンタクトレンズなので煮沸は必要なし。洗浄液は必要ないっちゃ必要ないんですが非衛生的です。睡眠不足を覚悟するか、荷物を増やして朝の面倒を増やすか。私が選んだのは前者でした。よいこのみんなはまねしちゃだめだぞ★ もうしない。目が〜目が〜!

前後の席の方が派手に咳をしているのを気にしつつ消灯されたので銀は鞄にしまいます。あっというまに真っ暗。旅行慣れしているのでしょう、数人の方はネックピロー(と呼ぶんだったか)を持参してました。座席を倒して納得。寝にくい。首の辺りに何か挟まないと首と肩がつりそう。一晩で肩が凝りそう。つか寝違えそう。窓際なので窓の桟に腕乗っけて、腕枕で寝ようとしましたがこれも体勢が悪い。すごく寝にくい。あー失敗した事前にこういうのリサーチしときゃ良かったとここでも後悔。後悔の連続です。京都についてもいないのに。これじゃ寝たくても寝られない。ある意味良かったのかもしれないけど。寝心地良くてバスの振動があったらぐっすりだよ。住刃さんは車酔いしますが、それは体調悪いとき限定です。バスや電車で眠くなったら寝られる人間です。外国でこれやったらどんな目に遭うかわかったもんじゃないですが。日本が平和で良かったね。脱線した。

午前一時二十分、桂川着。我ながらアホかと。むしろ起きていられる自分万歳。暖房で暑いし寝にくいし咳してる人とか、いびきが凄い人とか(こういう旅行って一人は必ずいるもんですお約束ってやつです)さまざまなことに助けられて睡魔も近寄ってきません。魔除けか? 暖房が入っているので乾燥してます。なるべく音を立てないように喉飴をなめてみる。ほかにすることないんだ……。カーテンきっちり閉めてあるから外を見られないし開けて見てもいいけど街灯の光がバスの中に入って安眠妨害確実。迷惑者になりたくないのでぐっと我慢の子です。

ひ・ま。すごい暇。本も読めないし書き物もできないし話す人もいないし(寝てる)(つーか他の人に迷惑)。同行者の携帯を借りていじってもいいんですが、携帯の光って案外強い。なにもしなくても電源入れた携帯画面を開いてるだけで明るい。やっぱ迷惑だからこれもできません。あとやることっつったら妄想ですけど(せめて小説のネタ作りとか取り繕おうよ)寝心地悪いのが気になってそれも長続きしない。何より首が痛い。あれだバスにネックピロー常備されていればいいんだ(無茶な)。こっちの買う手間省けるし持ってこなくていいし。勝手すぎますねすみません。後日ネックピローの値段をいろいろ調べてみたんですが高い。足の枕(バスって足を伸ばしても位置が低いから血が回らないのです。(寝る場合)荷物とかで足の位置を上げないと辛い。そのためのお役立ちアイテム)はもっと高い。あれだバスに常備(略)。

眠れない首痛い暑い喉痛いイビキうるさい(おっと本音が)(……)(てか寝ちゃいけないんですけど)とうんざり。それでもバスはのろのろ進みます。比喩表現です。拘束(なんでこんなお約束の誤変換をやらかしてくれますかね)高速に乗っても道路は混んでませんでしたから本当はすいすい進んでました。気分的にはのろのろ。むしろ時間の進みが。浜名湖を過ぎて(湖がチラッと見えたような気のせいのような)三ヶ日を通り岐阜県羽島へ。地理に疎い(非常識なほど疎い)のでこれでどの辺まで来たのか全然わかりません。退屈に殺されそうな午前四時四十分。

バスが止まり動かなくなりました(サービスエリア?)(道のど真ん中で立ち往生はしませんでした)(してたらいくら何でもトラブルだってわかるよ)。どうやら時間を調節している模様。それが五時ごろのことです。六時まで窓もドアも開かず。退屈の次は窮屈です。つまらん。まんじりともせず夜明けを待ってました。この時季、夜が明けるのは遅いんですよね。白んで行く空を眺めどんどん疲れが蓄積します。朝っぱらから。清々しい朝なんてどこの世界の話ですかという勢いで。六時になりようやく出発、琵琶湖へ。霧が出ていて湖は全く見えませんでした。まっしろ。あの辺りに見えるんじゃないかなと見当をつけてみましたが何の慰めにもならず。清々しい朝なんてどこの世界の話ですかまったく。

琵琶湖で下りてトイレ休憩諸々。そこからまたバスに乗って今度は市街へ向かいます。あさごはんです。湯豆腐が食べられるらしいです。美味しい湯豆腐を食べたことがないのでかなり期待してました。京都ですよ。美味しい豆腐! 名産地! すいかの名産地〜♪ なんかの歌でありましたね。さて置き天然記念物に指定してもいいくらいです。食べたことないですが。むしろ世界遺産規模で保護すべきです。食べたことないですが。もう自分でも何を書いているのやらわかりません。とにかく期待してました。期待……して、たんですけどね。

ついたのが居酒屋。わらわらとかじゃなくて(漢字で書かないのは誤爆対策なんですが意味あるのか)町の隅っこにありそうなひっそりとした佇まい。追記事項;狭い(失礼)。居酒屋で狭いという時点で嫌な予感MAXです。いやでも京都だし! これで豆腐が美味しくなかったら暴徒と化すよ! 心を奮い立たせて料理に臨みます。たかが豆腐と侮るなかれ。何のために辛い思いまでして(あれは拷問でした)ここまで来たのか。半分は美味しい湯豆腐を食べられるという謳い文句につられたからです。人生で一度も美味しい豆腐を食べたことがないんですもの。去年誰かさんの陰謀で二日に一度は食卓に豆腐が並んだせいで好きだった豆腐に飽きて嫌いになった経歴を持つのですから尚更!(長い) もう臨戦態勢です。美味しい豆腐を食べてやる気まんまんです。見た目は普通の豆腐と変わりないけど美味しいに違いないいざ出陣ー!

アレ? 家で食べる豆腐と変わらないって言うかむしろあまり美味しくな……いや待て待てこれが京都じゃ美味しいと言うのかもしれない美味しい豆腐を食べたことないからね常識がわかってない私が悪いんだよそうだこれは美味しい豆腐なんだそう思えば美味しい! わけがなかった。どんなに思い込もうとしても味は正直ですよ。おいしくない。他の料理も何だかなんだろうなんだろうねえという感じの味でした。要するに全部美味しくない(言っちゃった)。作ってもらって罰当たりなと言われそうですがこっちはお金払ってんだ!(嫌な客の最たるもの) それでも一応完食。だって出されたものを残したら料理人に失礼じゃないか。おいしくなかったけど(もう許してやれ)。てゆかどうしてツアー旅行で出される料理ってのはどれもこれもみんな量が多いんだい……? 北海道の時もそうだったけど今回も多かった。胃の限界に挑戦した。成人男性ならこれで満腹という量を女が食べるのはきついって。食べたけど。がんばった。フードファイト頑張った。よくやった。感動した!(黙れ) 缶どうしたって変換されてそうだよなそれくらいでちょうどいいんだよな私の評価ってとちょっと思った。

釈然としない気持ちを抱えたままバスに戻ります。その途中の道路脇(歩道ですが真ん中に突っ立ってたら歩行者の迷惑)での会話。口火を切ったのは旅の連れでした。「豆腐美味しくなかったよねー」やっぱりかー!! そうだよおかしいと思ったんだよ味音痴じゃない普通の味覚の持ち主ですから美味しい料理と美味しくない料理の違いくらいわかりますよ! 好き嫌いはあっても! まして昔は好きだった豆腐ですから。ああもう京都まで来て美味しい豆腐を食べられずに帰るなんてあんまりじゃありませんか! 食の神様に見放されたー! でも良かった美味しくないって思ってたの私だけじゃなくて。安心したのは秘密です。いやだって座敷に通されたんですが、座ってる皆様方誰も何もおっしゃらないんですもの。そうかあれは皆が皆(美味しくない……)と思っているが故の沈黙だったんですね。物凄い静かな朝食風景でした。食後のお茶だけは美味しかった。癒し系でした。みんなのマスコット。何の話ですか。

どこにも辿り着いてませんが(京都市内には入ってますけど)なんでこんなに長文……? えー、後半に続きます。待て後日。
 







  お正月創作のかわり


2007年01月11日(木)
 



正月全然関係ないです。新年一発目がこれで色々とごめんなさい。こんなんに三日も費やした……。





金の斧と銀の斧と



 むかしむかし、あるところにリナという名前の樵(きこり)がいました。名前からわかる通り女性です。樵という職業ですがれっきとした女性です。胸はありませんが間違いなく女性です。
「……そこはかとなく悪意を感じるんだけど気のせいかしら」
 さてリナはいつものように山に入り木を切り倒していました。斧をがっつんがっつん木の根元に振り下ろします。それはもう親の敵と言うかの如く。
 と、そのときです。
 勢い良く振りかぶりすぎたのでしょう。斧が手からすっぽ抜けてしまいました。斧はぴゅーんと飛んで行き、ぼっちゃん、と近くの泉の中へダイブ。投身自殺です。この場合は他殺ですか。
「ああああああたしの商売道具――――っ!!」



続きはパンフレットから飛べます。一月十一日木曜日(つまり本日)の日付です。サイドの検索ボックスに金の斧と入れて検索すれば一発で記事が出ます。
 







  あけまして


2007年01月05日(金)
 



おめでとうございます。あえて過去形にはしません。年賀状は松の内に届けば失礼にあたらないらしいのでギリギリ滑り込みセーフです。新年からこんなんですが今年も宜しくお願い致します。

一応遅れた言い訳を。風邪を引きました(……)。家族に見事にうつされ現在ウィルスが家中に蔓延しています。みんなしてげほごほやってます。仲がいいですね。ノロではなかったのが幸いです。明日からの三日間、冬の祭典の戦利品で遊びまくる予定がガラガラと崩れ去りました。むなしい。高熱では無さそうですが関節が痛いので大人しく寝ています。微熱ばっかり出ていたのでちゃんと熱を出すのは物凄く久しぶりです。何が悲しくて年明け早々に風邪を引かなければならないのか。やり場のない怒りを風邪を拾ってきた本人にぶつけたいと思います(怒りのやり場あるじゃないか)。この寒いのに温泉に出かけて帰り道に湯冷めして風邪引いたなんて開いた口が塞がりません。塞がらない口で延々と罵り続けます。喉が痛いから黙っていた方が無難か。

という訳で本日はこれにて。銀十六巻やラブコン最新刊などの感想は後日に。
 



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 廻れ廻れ独楽のように  
 止まった時が命尽きる時  
 廻れ舞えよ自動人形 
 踊り疲れて止まるその日まで