久々の銀座 - 2003年03月31日(月) 銀座に来たのは何か月振りであろうか?そういえば昨年の8月にとあるお店のご夫妻と合羽橋に行った帰りにとある蕎麦屋に入ったとき以来であるかもしれない。やっぱり歩いている人も違うね〜。横浜なんかとはえらい違いだね!でも、お高くとまっていそうなおねえちゃんやオバサンも多そうだね。 そんな中で目に付いたのが銀座和光のショーウインドーのディスプレイである。これまでも何度となく見ているけれども今回のものは良かった!というより吃驚した!クリエーターのセンスに感嘆したね!悔しいけど俺には想像も発想も出来ない位にインパクトも仕上がりも最高だった。 やっぱりこういうところの仕事をしている人は違うね。店舗設計とディスプレイというのは同じデザイン業界であっても視点が違うから一概に比較というのは難しいのかもしれないけど、こういう「見せ方」というのかな?ビジュアルマーチャンダイジング的なものも勉強しなければね。今日は本当に刺激になったし、勉強にもなったね。 - 体調不良・・・ - 2003年03月30日(日) このところの深酒?が祟ったのか、朝から絶不調であった。身体がだるくて頭が重い。おまけに花粉症の薬を切らしてたからさあ大変だ!2時過ぎまで休ませて貰い体調を整えることにした。帰って来たのが5時半頃だからこうなるのも無理はない。でも普段真面目に仕事に打ち込んでいるんだからたまにはこれくらい羽目外してもいいよね。何もしてない奴が遊んでる訳じゃないしね。 そのまま寝ていたかったけど仕事も溜まっていたから起きてシャワー浴びて目を覚まし、頑張って図面描きをしたけどどうもしっくりこなかったな〜。注意力散漫で集中が出来ない。思っていたほど進まなかったが少しでも描いておかないとどんどんスケジュールが押してくる。 で、今日は飲むまい!と思ったにもかかわらず3軒のはしご酒!あ〜あ・・・ - 寝過ごした・・・ - 2003年03月29日(土) 午後から大磯のお店へ行って来たが、例によって昼酒を楽しんで下さいとお店が俺に訴えかけている。う〜ん・・・これは飲まなきゃいけないよな。今日の肴は葉わさび浸けと焼きみそだ!ビールを一杯飲んでから日本酒へ突入!調子に乗って2杯も飲んじゃったから結構酔いが廻ってきた。 帰りに大磯駅のホームで酔っ払いのおやじが絡んできたが、喧嘩してもしゃ〜ないから放っておいたが、酔っ払いのおやじが酔っ払いのおやじに絡まれる???まあいっか。グリーン料金が安くなるチケットを持っていたのでリクライニングでゆっくりと座れるグリーン車へと。 平塚、辻堂あたりまでは記憶にあるが、次に気が付いたのはなんと東京駅!つまり終点だった。こんなの滅多にないことだが寝過ごしてしまった。やっちまったよ!それからまっすぐ帰れば良いものを途中駅で下車してタクシー飛ばしてとあるお店へ行ってしまった。ご機嫌気分で飲み明かして帰宅は始発電車であった。そういえば先週もどこかのお店で朝帰りしたっけな〜。 あちゃ〜!2週続けての朝帰り・・・翌日が日曜日だから大丈夫だったが、その分の仕事は溜まっちまった。 - the end・・・ - 2003年03月28日(金) 今日で父の会社を閉鎖した。入院中の父が退院しても復帰は無理との医者からの通告があり、後を継ぐために入った弟も残った社員も継続してやる気がないので止むを得ず廃業させることにした。小さな旅行業者であるが地元では歴史もあり、以前はそれなりの売上もあったらしいが、競合店の出店や昔ながらの商売のやり方では売上もピーク時からは大部落ちて来ていたらしい。 商売というものは決して永くやっていたから良いというものでもないし、時代の流れを汲み込みながら常に前を向いて戦略を練っていかなければならない。それを昔ながらの戦術だけでは無理がある。それにもっと早く気が付けばよかったのかもしれないが、頑固な分そういうアドバイスにも耳を貸さなかったツケも廻ってきた。 これまで何度か自分が後を継ぐことも考えたことはあったが、デザインという仕事は捨て切れなかったし、独立してからは残念ながらそういう状況にも気持ちにもなれなかった。後を継いだ弟にも再三口をすっぱくして言って来たが、仕事というものの本質を理解出来ていない者は成功はしない。ご用聞き営業だけでは仕事なんて取れないし、提案をどれだけ出来るか?どうしてもそこでなければならない理由付けが出来る企業であるか?この辺が著しく欠けていたようにも思える。 父の顔だけで仕事を継続させていくには今となっては時代が許さない。規模を縮小しての継続を考えていた矢先での入院であったが、今回は丁度いい機会かもしれないかな。母は電話の向こうで泣いていたが、元は母方の祖父が始めた会社であるからやるせない葛藤もあったことと思う。人手に渡った時期もあったが、最後は自分の元で閉鎖出来ただけでも良かったのかもしれない。 平成15年3月28日 午後5時・・・ 株式会社 東北ツーリスト・・・今日ここに終わる。 永い間、ご苦労様でした・・・ 後を継がなくてごめんなさい・・・ 私には今のこの仕事しか考えられなかったから・・・ - 前橋のお店 - 2003年03月27日(木) 午後から前橋のお店の現場チェックと打ち合わせに行って来た。早速チェックを始めた途端に発見!あちゃ〜・・・。ガス配管の立ち上げ位置が悪い。なんでこんなところに出すんだよ!配管図送って下さいよってお願いしたにもかかわらず、勝手な判断でやってしまうから結局はやり直しということになる。無駄な時間とお金が掛かってしまう。FAXというものがあるんだからどうして勝手に判断するのかな? 今回の厨房業者さんは前回群馬でつくったお店とは違うところに依頼しているが、ちょっぴり不安感を覚えたのは言うまでもない。質疑事項も必ず事前にFAXして下さいとお願いしたにもかかわらず送ってこないし、見積り用のスケッチと現場寸法が違うとか・・・そんなの当たり前じゃんか!これはあくまでも見積り用ですよって事前に言っているのにその通りの図面を起こしたら納まる訳はない。 しかし、建築工事は前回と同じ業者さんなので安心出来るというか、きちんと連絡や確認をしてくるから殆ど間違いはない。今日は電気屋さんも打ち合わせに来たが1年半振りの再会であった。一つ一つきちんと確認して来るし、一度で飲み込んでいるからそんなに心配しないでも済む。とにかくわからないことは聞いてくれば済むことで、勝手に判断してやるということは大きな無駄を発生させてしまうことになる。 - 朝霞台のお店 - 2003年03月26日(水) 今日は朝一で朝霞台のお店の打合せで現地へ行って来た。マンションの1階のテナントであるが、増築されている部分が必要ないので大家さんの方で壊して頂けるかどうかの依頼をしていた。それで大家さん、不動産業者さん、工務店さんを交えてこちら側の考えを伝えたところ、ほぼ全ての希望がOKとなりそうな気配である。 予想していなかった部分まで考えて頂けそうなのと、その分の費用は勿論のこと家賃発生時期も工事着工時まで延ばせるということなので金額面で非常に助かることになる。良い大家さんと不動産業者さんに巡り合えたと思う。 物件が決まるまでに半年以上掛かったが、立地的にも面白い場所であるし良い感じのお店が出来そうである。 - 平面詳細図 - 2003年03月25日(火) 前橋のお店の実施設計を進めているが、通常は平面図を基本プランで50分の1、基本及び実施設計で30分の1の縮尺で描いている。今回は建築がらみということと、いつもの施工業者さんではないということもあり、いろいろと取り合いなども出て来るので20分の1で描いてみたところ、納まりまで細かく考えていかないと描き切れないところが出て来た。 平面詳細図で表現し切れないところの詳細図や数ミリ単位の次元で納めるところは原寸大で描いてみたが結構時間も掛かり、明後日の打合せの際に必要な部分の詳細図だけしか描けなかった。まだまだかなりの詳細図や家具図を起こさなければならないが、暫くは根津のお店のオープン以外は図面に没頭出来るので集中して描くことが出来そうである。 - 飯田橋のお店 - 2003年03月24日(月) 今日は午前中に飯田橋のお店の件で不動産業者さんとの打合せがあったので、ついでにランチタイム時の飯田橋をリサーチしてみた。いくつかのプロジェクト開発も進んでいてこれから面白い街になるであろうと思われるが、当然ながら競合店も多く今度の出店に関してもそんなに簡単にはいかないであろう。 面白そうな店、期待出来そうな店が多くある中で、今までの大きく立派な店舗が虚しく誰もいない姿でメイン通りに建っていた。こんな良い場所なのに・・・未だにこの言葉はこの店を見る度に思うことである。もったいないな〜。今度の店はここよりも条件はかなり悪くなり、屋号も変える訳だから本当の意味での一からの出直しである。 でも、頑張るしかないんだよね。これまで本当の苦労をしてきていないと私は数回お会いした中で感じたが、これからは今まで経験してきたことのない苦労を重ねてもがき苦しんで、漸く自分の本当の城を築き上げられるのではないだろうか? - 酔わない昼酒? - 2003年03月23日(日) 徹夜での打合せ?を終えて家に帰ったのが朝の7時半。外に出た瞬間の太陽のまぶしいことと言ったら久々の体験かな?仮眠を取るつもりが爆睡してしまい、大磯のお店へ行くのが遅くなってしまったが、今日はスタッフを多めに入れていたので大きな混乱はなく、立会い最後の日なので客として席に座ってみた。 寝不足でフラフラしているから飲むのは止そうと思ったけれども、座った瞬間に酒の文字が目に付いた。しかも店の雰囲気は「酒を飲みなさい」というもの。まあいいいか!日曜日だし!でも、帰ってから明日持っていく飯田橋のお店の資料を作らなければならないから控えめにしておこう。 なんてこと考えながら2杯目に突入してしまったが全然酔わない。不思議だ?疲れているから身体がおかしくなっているのかな?いつもなら真っ赤になってしまうものがそんなに変わらなかった。締めにせいろと生粉打ちを食ってから出来の悪いパートさんのことでオーナー夫妻と話し合い、結局辞めて貰う方向でシフト変更をしていくことになった。 実際にお客様からのクレームも出ていたし、私としても何処まで良くなるかというより、早めに手を打った方が店のためでもあると判断した。何より気持ちが伝わらない仕事では接客業務を任せることは出来ない。配膳作業員を採用したのではなくあくまでも接客担当として採用したのだから、それが業務として出来ないのであれば致し方ない。 その後、鎌倉へ寄って恒例のお参りを済ませてから家路についた。 - 本郷台のお店 - 2003年03月22日(土) 今日は横浜・本郷台のお店のプランニングをした。ある程度頭の中でまとめ上げていたのでスムーズに出来上がったが、図面を清書するまでには時間的に至らなかった。来週早々に最終的にまとめて週末くらいにプレゼンしようと考えている。 デザイン的な部分でビルの中という制約があり、ファサードを思い切ったものに出来ないのが残念ではあるが、こういうビルのテナントという物件は程度制限されるものが多いから仕方がない。その中で最高のものをつくるのが私の仕事でもある。 アルミサッシのファサードをいじれないという制限を活かし、その中にもう一つのファサードをつくろうと思う。外の洋風のイメージとは打って変わって和風の壁をつくり、でも店内は洋のイメージを全面に出してみるという考え方でまとめてみたい。 楽しみに待っていてくださいね! - 根津のお店・引渡し - 2003年03月21日(金) 今日は根津のお店の引渡しであったが、3時まで大磯のお店の立ち合いがあった為に根津に着いたのは夕方になってしまった。今回は蕎麦店ではなく讃岐うどん店で初チャレンジの業種であった。でも、基本というか厨房設備が一部分だけ異なるが、あとは殆ど同じであるから厳密に言うといつもと同じということかな? 銀座のとあるお店で修業した方が始めるお店であるが、オープン前から近隣ではかなり話題になっているみたいだ。根津神社の参道へ向かう途中にあるのですぐに注目されるであろう。当面は根津神社のお祭りなどが控えており、混雑が予想されるから5月の連休明けまではメニューを絞り込んで営業する。 オープンは4月4日を予定している。 - 病院にて・・・ - 2003年03月20日(木) 午前中に昨日亡くなった親戚の元へ行き焼香し、それから父の会社清算の件で銀行との折衝を行い、午後から父が入院している病院へ行って来た。 以前の日記帳にも書いたが、どうして病院ってあんなに雰囲気が悪いんだろう。クタクタの身体で一歩入った途端にこっちまで病人になってしまったみたいだよ。原因はなんだろう?デザイナーとして検証したみた結果は色使いが悪いという結論であった。 白系を基調にしているのだが、微妙な加減が鮮やかな白ではなく、くすんだ白なので蛍光灯の明るい光源もそれに反射してくすんでしまい、全体的に暗〜い気持ちが沈み込んでしまいそうな色合いとなって身体にぶつかってくる。その結果、なんとも言えない嫌〜な空気が漂い、気持ち的に落ち込んでしまう。 やっぱりこれは入院を長引かせるための病院側の緻密で姑息な策略であるに違いないね。う〜ん、上手いこと考えたね〜。俺が入院したら一晩で気が狂いそうになるくらい薄気味悪い空間だ! - 大磯のお店・オープン初日 - 2003年03月19日(水) 身内のご不幸の為オープンを一ヶ月ほど延ばしていたが、本日無事にオープニングを迎えることが出来た。8,5坪という非常に小さな空間を凝縮してつくったお店である。通常は13席での営業であるが、カウンター席を一席間引いて少しでも負担を軽く出来るようにした。 メニュー構成も慣れるまでは極力絞り込み営業時間も午後3時までである。 <冷たい蕎麦> せいろ、生粉打ち、辛味おろし <温かい蕎麦> かけ、花巻き、おろし 基本的にはせいろ(生粉打ち含む)とかけ意外はとっぴんぐ的な作業で出せるものに限定し、肴も板わさ、焼きみそ、焼き海苔など簡単なもので構成している。だからオペレーション的にも大きな問題もなく、割り合いスムーズに流れていったから殆ど手出しをする必要もなく安心して見ていられた。 明日の2日目は私用で立ち合えないが、3日目からは行楽シーズンの連休が始まるのでチェックしに行かなければならない。でも、の〜んびりと昼酒を楽しんで蕎麦を食うには最高の店かもしれない。 - 蔵にて・・・ - 2003年03月18日(火) 蔵にて・・・静かに奏でる調べの中で感じる至福 蔵にて・・・一杯のコーヒーから伝わるやすらぎ 蔵にて・・・重い扉の中にある脱・俗世界と歴史 蔵にて・・・久々に味わう真実の憩いのひととき ・・・ほんの束の間だけの「無」と「素」 ・・・ほんの束の間だけの「楽」と「寛」 大磯のお店の近所にある小さな喫茶店。 「蔵にて・・・」はここのお店の名前だ。 蔵を改装してつくられているお店に6年振りに訪れ 変わらぬ空気に心を和ませ、至福のひとときを過ごせた。 - 浦和の店・プレゼン - 2003年03月17日(月) 今日は午後から浦和のお店のプレゼンを行った。ご夫妻の持っているイメージを私なりに表現し全体像をまとめ上げたが、大きな隔たりはなく一部厨房器具の変更が出たくらいであった。 ただ一つだけ気に掛かることが施工の問題である。近所の方にやって頂きたいという希望なのだが、その方は設計施工の内装業者さんで、これまでそういう方にお願いしたことはない。施工専門にやっている業者さんのみと仕事をしてきているのでいくつかの心配事もある。施工専門の業者さんはあくまでも図面に則ってつくり上げていく施工のプロであり、私自身は設計と施工とは全く別の次元のもので、一緒に考えることは出来ない。だから設計施工だった会社を辞めたのである。それと実際にお会いしていないし、仕事に対してどのような姿勢を持っているのか、現場管理に対しての考え方や実際の体制などを聞いてみたいと思う。 クライアントの思い、私の思いをきちんと形にしてくださる業者さんであって欲しいが、そうでない場合はクライアントとの相談となる。 - 大磯のお店・トレーニング - 2003年03月16日(日) 身内でのご不幸があった為にオープンを延期していたが、正式にスケジュールも決まり午後からホールスタッフのトレーニングと、夕方からは実践形式のシミュレーショントレーニングを行った。 規模が小さいので基本的にはホールを一人で担当することになる為、本番になれば誰も助けてはくれない状況となる。だから常に自分がしっかりとしなければと言う意識をホールスタッフに持ってもらわなければならない。幸いなことに販売経験がある方がおり、見ていると人との接し方が非常に上手であり、本人もやる気を持っているのでちょっと慣れてくれば大きな戦力になると思う。 夕方からのシミュレーションはご招待した人数が少なかった為、あまり実践的なトレーニングにはならなかったので、ぶっつけ本番に近い状態になってしまったかもしれない。 告知もしないで静かにオープンするので大きな問題は起きないかもしれないが、週末の連休にはちょっと大変かもしれない。 - 前橋のお店・上棟式 - 2003年03月15日(土) 今日は前橋のお店の上棟式であった。朝7時半から建て方を始めて夕方5時前に完了し、それから屋根に登っての神聖なる儀式が行われた。一昨年に群馬・箕郷町でつくったお店と同じ施工業者さんだったので、私が高い所が苦手だということを知っており、梯子の位置を登りやすい所に設置して頂いていた。それと今回は別に怖いからではないのだが、屋根の勾配を非常に緩やかに設計しているので安心して登っていられた。 その後、棟梁の乾杯の音頭のあと祝宴となったのだが、殆どの職方が車なのでノンアルコールビールが用意され、静かなる宴となったのにはちょっぴり残念だったかな。これも時代と共に変わっていったことで、昔は餅や5円玉を撒いて近所の子供達が拾いに来て、祝宴も呑めや唄えの大騒ぎだったように記憶している。 これから5月15日の引渡しを目指して本格的に工事が始まるのだが、実施設計を急いで描き上げなければならない。延びていた大磯のオープンと根津のお店の引渡しが終われば一気に描こうと思う。 - 違うんだよな〜・・・ - 2003年03月14日(金) とあるお店の業者選定に於ける考え方である・・・ ただ安いからといって仕事を依頼される訳ではない。確かに安いに越したことはないが、もうそれだけでは通用しないのではないかと思う。見積りを依頼してからの1ヵ月半の間に何らかの提案なり、企業姿勢なりを見せて来ただろうか?頑張りますとか他より安くやりますだけではとても依頼することは出来ない。何度も何度も電話を頂いたが実りある話しは一度もなく、前記のようなことの繰り返しであった。 これはクライアントも同じ考え方である。だから最終的には違う業者さんにお願いすることにしたが、何故指名されなかったのかということを経営者自身が分からなければ、この先も同じようなことを繰り返していくであろう。自分の会社の売りはなんなのか?安いだけなのか?何らかのメリットがなければ選択しには残れない。 飲食店とて同じである。何故この店に行くのか?それにはきちんとした理由があるのだということを忘れないでいて欲しい。 - 四谷のお店・3日目 - 2003年03月13日(木) 今日は1時過ぎから13名の予約が入っていた。本来はまだ受けたくはないのだが、昨年の段階での予約だったのである程度時間を区切って対応させて貰うことにした。 メニューも決められていてものによっては順番に一つずつ作らなければならないものもあり、どうしも時間のズレガ生じてしまうから最後の人に渡る時には最初の方の人の目の前には何もないという状況が出てしまう。貸し切りではないので他の席のお客様には迷惑が掛かってしまったが、売上的には一人5000円以上使って頂いたので良かったが、こういう団体の予約に関しては今後どうするか検討の余地はあると思う。 - 四谷のお店・オープン2日目 - 2003年03月12日(水) 昼、夜共に静かにゆっくりと流れていった感じである。客層も初日とはがらりと変わり狙っている層を中心に集客できたと思う。昼酒を楽しむ人、時間帯をずらしてゆっくりと食事をしたい方が多く、丁度良い感じでバランス良く流れながら売上もそこそこいった。客単価も1500円を越え、近所の店の倍近くの単価なので半分以下の席数にも関わらず、半分の集客でもほぼ同じ売上が取れれるのである。 夜も居酒屋的な動機ではなく、ご夫婦で酒と肴を楽しむ方や一人で文庫本を読みながら静かに一杯という方、蕎麦だけを楽しむ方等など様々な客層が来店していたと思う。これが私が狙っている雰囲気の蕎麦屋である。当然ながら居酒屋ではないので昼夜共に同じメニュー構成で営業しているし、蕎麦屋本来のスタイルを貫いている。 終わってみれば昨日よりも客数は減ったが売上はアップしていたし、仕事も楽にこなせていた感じである。ただし、問題点がないわけではないからその辺をどう克服していけるかがここの課題であると思う。 - 四谷のお店・オープン初日 - 2003年03月11日(火) 今日無事に四谷のお店がリニュアールオープンした。ショップコンセプトを大きく変えて新たなる客層を拾い上げるためのデザインとメニュー構成でのスタートだったが、ランチタイムは従来通りの客層が中心となり一気に来店し長時間待たされるという問題点を表に出す結果となった。 しかし、数日経てば客層も変わってくるものと思われるし、どうしても最初は以前の顧客が「改装してどうなったんだろう?」という興味本意での来店となるためにこういう問題が発生してくる。そこの切り替えを上手く出来れば蕎麦屋本来の良さを引き立たせられる店が出来あがるはずである。 夜はゆっくりと酒を飲みながら肴を摘まみ、せいろで締めるという粋な世界を堪能出来る店という位置付けを早く理解してもらえるようになれば良いと思う。近所にある競合店は蕎麦屋じゃなく居酒屋だから当然ながら狙っている客層も異なり、それほどバッティングもしないで済むのではないかな? - 業者選択 - 2003年03月10日(月) いくつかの物件で抱えている問題である。 施工業者さんが仕事をやらせて下さいと言って来ているのであるが、そこを選択することに於いて正直不安な部分もある。理由としては技術面の問題や家が隣だからとかということなのだが、知り合いや近所だからという理由だけで選択した場合、何か問題が発生した時に非常に困ってしまうことになる。上手くいかなくてトラブルになったり険悪な関係に陥ったりといろんなケースを見てきているので、出来れば避けたいとも思っている。 ただ単に他より安くやりますからとか、やらせてくださいというような業者さんでは正直言って信用は出来ない。仕事とはそういう問題ではなく、相手に対して何がどのように出来るのかというプレゼンテーションがなければ成立しないし、これまでも成立させきてはいない。 特に内装工事に関しては設計施工でやっているような業者さんでは不安である。本来それぞれ別物であるし、これまでもいろいろな業者さんお願いしてきたが、殆どが施工専門業者さんであった。ましてや厨房まで一緒にやりますよなんて言って来たらその場でお断りしたいと思う。 あとはどれだけ情熱を持って仕事に取り組んでいるのかということも重要視したいし、ただやりたいだけでは論外である。 - 師・志・支・思 - 2003年03月09日(日) 今日は最初に勤務した設計事務所のOBの集まりが浜松・館山寺温泉であった。その会社を辞めてから12年が経った今でも愛着もあるし、そこでの年月が私にとっても大きな財産となっている。今のポッチーランドの基本的なスタイルや姿勢はここで学んだことがベースとなり、その後勤務した2社で吸収出来たことをプラスし更に自分流にアレンジして築き上げてきた。 当時の専務だった方は辞められたにもかかわらず今でも「専務」と呼ばれ、我々にとっての永遠の師匠でもあり、また専務から見たら我々はいつまでも弟子である。今回で3回目の出席になるが、いつも私が一番年下である。丁度私が入社した数年後くらいから会社のシステムも変わり、分業制になってしまい一つの店をつくるという面白さや大変さがわからなくなってしまった。当時は一人でなんでもこなすというか出来なければ一人前とは言えなかったし、大変なことだけれども本当にやり甲斐はあった。だから入社が数年遅れていたら今の私もポッチーランドも存在していなかったであろう。 そういう思い入れがある会社のOBの集まりであり、先輩方のお話しを聞ける素晴らしい機会でもある。私にとっては生涯の師であり、心の支えでもあり、自分自身の思いを形にするにはなくてはならない存在でもある。 仕事の都合で夜行列車で殆ど寝ないで帰って来たが、スケジュールを調整してでも行って良かったし、またこういう機会があれば飛んで行きたいと思う。 - 四谷のお店・トレーニング - 2003年03月08日(土) 今日は午後から四谷のお店のオペレーショントレーニングと夕方からは実際にお客様をお招きしてのシミュレーショントレーニングを行った。 これまでも商売をしてこられたお店なので、今までのことをベースにいくつかの改善点を修正していくオペレーションにしてあるため、それ程大変なことではなかった。小人数でこなしてきていたのでそれぞれの力量はそこそこあるし、あとはどれだけお客様を意識しての接客が出来るかというところかな? 夜はドリンクのオペレーションがかなり複雑になるためそれに慣れるまでは少し時間が掛かるかもしれないが、大きな心配はそんなにしていないという感じである。但し、予想以上に客が入った場合は小人数で廻しているために少々大変かもしれないのと、ベテランのスタッフが近々やめてしまうかもしれないという問題点があるのが気に掛かる。それまでに新しいスタッフには一人前に成長していって欲しいと思う。 - 浦和のお店 - 2003年03月07日(金) 6月に開店予定の浦和のお店のプランニングを本格的に始めた。これまでラフスケッチや業態計画を少しづつまとめてきたものを具体的に形にするために平面計画と共につくり上げていく予定だ。若いご夫婦のイメージを崩さず、二人の考えも尊重しながらどこまでのものが提案できるか? 予定では17日にプレゼン予定だが、並行して4軒のプランニングとプレゼンが待ち構えているし、4月初旬までに4軒のオープニングも控えている状況なので、1日たりとも無駄には出来ない。日曜日の以前いた会社のOB会への出席も正直迷っている。日帰りにするにしても半日以上の時間がなくなるし、でも懐かしい先輩達にも会いたいし、う〜ん迷ってしまうよ。 - 運動不足・・・ - 2003年03月06日(木) 今日は久々に運動したので足腰が痛くなってしまった。普段通りの動きであればなんてことないんだろうけど、ちょっとでも無理すると日頃の運動不足が祟ってしまうね。 それとも、もう年なのかな・・・ スポーツジムにでも通おうかと思ったりしたが、何せそういうことに割ける時間もないというのが現実で、運動不足を補うためになるべく多く歩くことを心掛けているけれども、その程度では到底無理なのかもしれない。 オープンニングの立会いで3〜4日間立ちっ放しでいるともう足はパンパン状態で、箸より重たいものは持ったことが少ないので、ちょっとでも重たいものを持ったら筋肉通になり、乾燥したところにいれば喉はガラガラになる。 こんな時は温泉にでも浸かってのんびりと・・・なんてこと言っている場合ではないのだが、実は今度の日曜日は1年振りの温泉である。最初に在籍した会社のOB会があり、スケジュールの都合で日帰りになりそうであるが、ゆっくりと温泉に浸かって来たいと思う。 そうそう、お土産はやっぱり「生○○○パイ」かな? - JAPAN SHOP 2003 - 2003年03月05日(水) 毎年恒例の商業施設用の素材や販促物、照明などの展示会を見に行って来た。大体いつも使う材料と言えばほぼ決まっているので、そういうものを中心に見ていたのだが、偽物が本物により近づいたということに興味を惹かれた。 例えばフローリング調のホモジニアス系タイルや塗り壁調のクロスなんかは実際に貼ったら素人にはわからないかもしれないくらい本物に近づいていたし、他の素材なんかも吃驚するくらいの完成度のものも結構見受けられた。しかし、それらは値段もそれなりにいいものもあり、これだったら本物を使った方がいいんじゃないのかな?なんて思うし、やっぱりデザイナーとして偽物を使うことへの抵抗感というものもあるからなかなか手を出せないでいるのも現実である。 予算調整の為にそういう材料を使うことによりコストダウンさせるのは簡単なことであるが、そんな安易な方法ではなく何とか当初のイメージを残しながらコストダウンを図っていきたいから自分にとっては最後の最後の手段になるのかな?仕事を依頼してくるクライアントもポッチーランドにそんな店づくりは期待していないだろし、何処にでもつくれるようなチープな店はつくりたくないしね。 - もりとせいろ - 2003年03月04日(火) 今晩入った蕎麦屋にて・・・ 最後にせいろで締めようと思いメニューを見たら「もり」と「せいろ」があった。普通は「もり」と「ざる」、「せいろ」と「のりかけ」という表記になると思うのだが、ここは「もり」と「せいろ」があったので、店員に聞いてみたら「もりは普通のもりで、せいろは海苔が乗っています」とのこと。 えっ?なんだかよくわかんないな〜・・・ 蕎麦に関する能書きが貼ってあってそば湯の項目の所に「そば湯にそば汁を数滴垂らしてお飲み下さい」と書いてあったが、徳利がなくて猪口になみなみ注がれている汁にそば湯を入れても濃すぎてノ飲めやしないよ。 能書き書くのもいいけどさ〜、やっていることがそれに合っていないじゃんか。 - 訳わかんないよ・・・ - 2003年03月03日(月) 振り込みをするためにCDコーナーに行った。振り込みカードを使って手続きをしていたら「カードを読み込めません云々」のメッセージが出て「振り込み先を指定してお振込み下さい」とのこと。順番にパネル上で操作していて銀行名を指定して下さいのページが出て来たら、カードに記載されている名称がない。えっ?なんで?ひょっとして統合されたのかな? どれも皆聞いたことはある名前だけど、どこの銀行に統合されてどういう名称に変わったのかがわからない。それらしいところを指定して2行程に口座番号を打ち込んでみたがどうやら違うらしい。先日ニュースでやっていたが、旧都市銀行は全て統廃合されたとのことを思い出した。これって利用者には不便だよな〜。 何処と何処が統合されてどういう名称になったかということをちゃんと貼り出して欲しいよな。勝手にくっついておいてヘンテコリンな名前つけて訳わかんなくしてさ〜。自分が使っている銀行のことは変わればわかるけど、そうじゃないところのことなんて興味もないし、全く困ったもんだよ! - 束の間の休日 - 2003年03月02日(日) 今日は半日だけ時間が空いたので久々にみなとみらいに行って来た。これから暫くはまともに休める日なんてなさそうだし、束の間だったけど半日だけゆっくりと過ごすことが出来た。でも、もの凄く混んでいたね。一体どこからこんなにやってくるんだろう?ってな感じかな。 スタバは残念ながらいっぱいで断念したけど、メシ食ってお茶して買物して少しだけだけど気持ちに余裕が出来たかな。しかし、頭の中は既にパニック状態で、今の予定では7月までに既に決まっている物件で9軒のオープンが控えている。これからの受注予定は9月以降のオープンでしか無理であり、それが適わないのであれば申し訳ないが受注することは出来ないという状況である。 こうなるとやっぱり設計スタッフだけでも何とかしなければならないかな。打合せは全て自分がやらなければならないけど、図面を描いている時間だけでも省ければもう少しプランニング等に時間が割けるようになると思うし、こんなに頭の中がパニックにならなくても大丈夫なんだけどね。 - 業者の力量次第 - 2003年03月01日(土) とある新規出店の方と物件を見に行き、まあ条件次第では何とかなるかなというものが出て来たので、不動産業者さんにその条件をぶつけてみた。普通に考えれば大家さんが無条件で飲んで頂ける条件とは言えない厳しいもので、これは業者さんの交渉力次第ということになる。 まずはその条件をクリアさせることが第一で、それが適わなければこの物件を借りることは出来ない。あとは1年くらい我慢できればそこそこの数字はとれる場所であると思うので何とかまとめてもらいたいね。 -
|
|