2004年09月29日(水) 空は海を求め、海は空を求める |
例えるならば、日が昇る前の夜の色。
果ての無い空のように、どこまでも何にも捕らわれずに思うがままに飛び続け、しかし同時に、宿り木を失った迷子のように、ただ飛び続けるしかない。 白き衣をまとう時は、夜の闇とモノクルにその色を隠してしまう。
例えるならば、深い海の色。
どこまでも見透かすようなその色は、時に穏やかな凪のように、時に嵐の如く牙を剥くように、母なる海の壮絶さに恐れを抱く。 どこまでも輝きを失わず、全てのものを惹きつける。
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ふと思い浮かんだ瞳の形容。 新一はコーンフラワーブルーのサファイア、蒼、海、と形容され。 快斗は藍色、夜の色、空、と形容されますが。 特に快斗は夜明け前の色なのではないかと。 全てが沈み隠れ癒される夜から、それでも新しい朝へ進みだせる強さ。 そんな色かと。 夕焼けは青空又は紺色とオレンジのイメージの方が強いのでなんだかあわないな、と。 外の景色がうっすら見える程度の夜の色が好きです。
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