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酒見賢一原作と言うことでずっと気になっていた
『墨攻』をやっと見た。
しかし、相も変わらず倍速での視聴。
昨晩から明け方に見た「凄惨な」悪夢は
今回のライブで報道された津波への明らかな恐怖だと、
じわじわと、恐怖が吐き出されていると感じている。
で、「墨守」の墨家の「墨攻(酒見氏の造語と言うこと)」であるが、
戦闘シーンがやはり、神経に応える。
シネフィルイマジカで差し替えられていた番組である
『スターシップ・トゥルーパーズ』
『ブラインドネス』
『マーズ・アタック』
は戦闘シーンや、崩壊した街での極限のパニックなど、
今の私たちにはあまりふさわしくない映像なんだなあと、
納得してしまった。
『墨攻』は、今まで何の関心もなかった
アンディ・ラウとアン・ソンギに圧倒的な存在感を感じた。
レンタルする映画を検索していて、
たまたま『花いくさ~京都祇園伝説の芸妓・岩崎峰子』を知る。
京都祇園花柳界伝説の芸妓「峰子」のスペシャルドラマ。
京都祇園花柳界をのぞき見る。
芸妓の世界は厳しい。
でもまあ、何事においても、
プロであろうとすると、相応の覚悟と犠牲がいる。
最近、その「相応の覚悟」や決意が薄れていて、
プロ未満を深く自覚する。
1時間半のテレビドラマなので、
試練にせよ、忍ぶ恋にせよ、
淡泊で、もうちょっとどろっとしてもいいのにと思うが、
それでも、よくまとまっているので、じっくり見てしまった。
2011年03月21日(月) |
『幸せになるための恋のレシピ』 |
『幸せになるための恋のレシピ』は、
2匹目3匹目のドジョウを狙った邦題だけれど、
フランス映画的シリアスなストーリー、
そしてフランス映画的ユーモアがほんの少し。
冬の質感と、見終わった後の暖かな充実感。
あまりに、タイトルとストーリーに違和感を覚えたので、
原題は『Ensemble, c'est tout』(仏語)
「一緒に、それがすべて」(?)、そんな感じ?
当然ながら、原題の方がしっくりくる。
2011年03月20日(日) |
『キット・キトリッジ/アメリカン・ガール・ミステリー』 |
『キット・キトリッジ/アメリカン・ガール・ミステリー』
ファミリームービー。
大恐慌時代のアメリカ。
子どもたちの日々も、不況に飲み込まれていく。
恐慌ってこういう時代なんだと、納得。
女の子キットが主役だけれど、
大人が見ても、納得のいく映画。
古き良きアメリカ。
ラストの感謝祭のシーンも、
そもそもの感謝祭ってこういうことなんだろうなあと、
やっぱり納得。
何となく、
『素晴らしき哉、人生!』を思い出した。
※ジョン・キューザック出演と思ってレンタルしてけれど、
出ていたのは、ジョーン・キューザックという女優さんで、
ジョンキューのお姉さんでした。