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☆ハロウィーン生まれの少女
急に懐かしくなって、ジョディ・フォスターの「白い家の少女」の
ビデオを見返していました。1976年制作の古い映画です。
13-14才頃の子役(とはいえ、主演。もちろん、当時から演技派。)の
ジョディの映画です。
自分の家−自分の世界−を必死で、周囲の大人たち(しかし、尋常ではない)から守ろうとする、少女リン。
ファンタジックで、珠玉(?)のサスペンス映画。
私は、この映画で初めて、青酸カリはアーモンドの香りがすることを知り、
アーモンドの香りのするものを食べるときは、
何となく、どきどきしてしまいます。
さて、今日、見返してみると、
映画は美しい少女リンのお誕生日のシーンから始まります。
そこへ、「トリック・オア・トリート」と闖入者が。
そう、リンの誕生日は、ハロウィーンだったのです。
この闖入者が、若き日のマーティン・シーン。
ハンサムな彼には、変質的な一面があり、
なにやら秘密を抱えているリンにつきまとうようになります。
冒頭から、緊迫したシーンが続きますが、
「ああ、子供たちが来たようだ」と、
やっと彼は、リンの家を去るのですが、
外には、確かにハロウィーンの仮装をした、
小さな二人の少年が。
ハロウィーンのシーンはここだけですが、
物語は、静かに緊張をはらみながら、
バックに流れるショパンの曲とともに、
淡々と進んでいきます。
初冬のニューイングランドの枯れた寂しい風景も、印象的です。
地味な映画ですが、雰囲気があり、私にとっては忘れられない1本です。
(シィアル)
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「白い家の少女」(1976年 / 製作:カナダ・フランス)
(原題:The Little Girl who Lives Down the Lane)
監督:ニコラス・ジェスネル
出演:ジョディ・フォスター / マーティン・シーン / スコット・ジャコビー
→詳しくは
白い家の少女−goo映画
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11645/
※あらすじの紹介に、一箇所、人間関係の説明に間違いがあるような。。
2003年10月05日(日) |
「オータム・イン・ニューヨーク」 |
☆「オータム・イン・ニューヨーク」のハロウィーン
このエピソードは、ハロウィーン通信のお客さんに
教えていただきました。(ありがたいですね〜)
映画「オータム・イン・ニューヨーク」に、
ハロウィーンの場面が出てくるとのこと。
ちょうど手元に録画があったので、さっそく観ました!
晩秋から冬にかけてのニューヨークを舞台に、
有名レストランのオーナー、48歳のウィル(リチャード・ギア)と
かつて愛した女性の娘、帽子デザイナー志望のシャーロット
(ウィノナ・ライダー)の、切ないラブストーリー。
年齢の差にもかかわらず、出会った時から二人は惹かれあいます。
実はシャーロットには心臓の持病があって、・・・という
悲恋なのですが、ストーリーそのものはおいておいて。
二人の知人の家で催されたハロウィーン・パーティーで、
文学少女のシャーロットは、詩人のエミリー・ディキンソンに
扮していました。(手前に説明がなかったらとてもわからない)
ウィルは、まるでコントみたいな犬。
それにしても、小さな子どもたちの仮装がとってもキュートでした!
とりどりに妖精や魔女などになって、
シャーロットにベッドタイムストーリーをせがむ
場面もありましたし、
室内で「ボビング・アップル」に興じる場面も。
子どもたちは、水の中のリンゴをくわえて取り出しています。
りんごを浮かべたたらいの中には、小銭も
入れるというのを初めて知りました!
大人たちは、昔はリンゴそのものも食べたのに、
今の子達は小銭を取るだけだ、と嘆いていました。
楽しいパーティーの帰り道、二人はケンカしてしまう
のですが、お話のつづきは、どうぞごらんになって
ください。
教えてくださった方、ありがとうございました!
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「オータム・イン・ニューヨーク」
原題:AUTUMN IN NEW YORK
2000年・米・ヘラルド (107分)
監督:ジョアン・チェン
出演:リチャード・ギア / ウィノナ・ライダー
→ 詳しくはこちら。
「オータム・イン・ニューヨーク−goo 映画」
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31950/