会社に遊びに来た近所のおばさまとの会話。
どうやらスーパーでみかんを購入したようなのですが。


「こないだ買ったみかんがまずくてねえ。」



「あらら、失敗しちゃったんですか。」



「まだ時期が早かったのかしら。」



「そうですね、これからですものね。」



「もうね、すっぱいしちょっと食べれないのよ。」



「すっぱすぎるのもつらいですよねえ。」



「だから持っていきなさいよ。」



「・・・は？」



「持っていってたべなさいよ、まずいから。」


美味しくないものを人に勧めるのは
あまりよくないことだと思うのですが
とりあえず一袋分いただいてしまったので
会社で配ろうかと思います。

心臓が鳴ってる。
どくん、どくんと。


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朝会社に着いたら電話が鳴りまして
はいもしもしと出てみると上司でした。


「ごめんね、ちょいとヤボ用で休むよ。」


とのこと。
あらあらそれはまた急なことねと思いつつ
なにかやっておく仕事はありますかと聞くと


「それがなにもないんだよ。適当にやっといて。」


適当て。


むむ。なにもないて。適当て言われても。困るわ。
棚の整理とかしてみたんですけどすぐ終わっちゃいました。
お茶を飲んだりコピーをしたりしてみました。
すぐ終わっちゃいました。


あとはまた辞書読んだり地図見たりしてました。


あの。


ひょっとして帰っても問題ないんじゃ？

おみやげありがとう。


でもドリアンは反則。

めちゃくちゃ悪いというわけじゃないと思います。
視力検査の上から３番目のＣが見えるか見えないか程度。
日常生活、困らないようでいてちょっと困る。
だけどメガネかけてる顔あまり好きじゃないので
自宅にいるときと映画観るとき以外はかけません。

非常に、非常に疲れるんだけども。
気が付くと充血とかしてるんだけども。

そんな瞳で見渡すと、
周囲は常に薄い靄がかかったような世界です。
物と物の色の境がはっきりしないのね。
どんな感じかと言うと


黒と白しかないはずなのに・・・

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黒と白の間にグレーが見えてきませんか。


こ、ここここんな感じこんな感じ！
パッキリ黒と白！じゃなくて、
ぼやけてグレーが見えてしまう。
夜景も曇りガラスの向こう側に見るようです。

もうね、よく見えないことがあたりまえというか
よく見えないことに慣れてしまって
たまにメガネかけて外出すると怖いです。
見えすぎて怖い。まったくおかしなものです。

友達が交通事故に巻き込まれたヨ！


いやいやいや、
自分が注意してようがなかろうが
関係ないものだと思いましたね。

だって車線変更の合図もなしに
真横からつっこんでくるおばちゃん。
ハンドルにしがみついて前傾姿勢。
あ、隣の車寄ってきてる？と思ったときには
もう突っ込まれていたそうな。


あげくの果てに



「あの人（友達）が突っ込んできたのよ！」



なんて言ってのけちゃうおばちゃん。
お、恐ろしいですね。パニック怖い。


いやいやいや、
ほんと死ぬか生きるかなんて一瞬の境目ですよ。
どちらかの車がもっとスピードを出していたら
おばちゃんの突っ込みどころが悪かったら
事故に気付かずに後ろの車が追突してきたら


その、ほんの少しの違いで。


みなさん安全運転でいきましょう。
歩行者やまわりの車に常に気を配り、
運転がヘタな人がいてもあおったりしないよう。
来週、約１年ぶりに運転するはめになってしまった
ペーパードライバーのあたしをあおったりしないよう。



頼むから。

動物園のチケットを家で発見しました。
しかも２枚。ペア。ペアチケットですよ！

裏見たら「２００３年８月末まで」って。

期限切れてます。しっかり切れてます。
いいもん。動物園なんていいもん。

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会社のあたしの机の上にはパソコンと
観葉植物と犬のぬいぐるみがあったりして
なんかまるで女の子の机みたいです。うふ。

そんで前にも書きましたが
あたしの机の隣にはプリンターがあります。
ゴウンゴウンと騒がしいのは全然いいのですが
なんていうか、みんな忘れ物しすぎ。

用紙が切れて補充するも入りきらなかった用紙が
そのままあたしの机に放置されていたり
間違って大量にプリントしちゃった書類が
放置され積もり重なって雪崩てきていたり。

誰がプリントしたかわからないから
なんとなく捨てれなくてまいっちんぐ。邪魔だっつの。


あたしがここの席にいる利点はなんだろう。
他の人にばれずにクーポン券とか印刷できることと
あとは・・・むむ・・暖かいことくらいですか。

会社エアコン効いて南極みたいなんですけど
機械の隣の一部分だけ暖かいんですよ。熱で。
ほんとに一部分だけなんですけどね。
あとの大半は凍えるように寒いんですけどね。


しかしプリンターの熱で暖をとるって。

初めてうちの会社に来たお客様（男）が
まったく気付かずに女子トイレに入ろうと
している様子はなかなか面白いものです。

確かにトイレはわかりづらいかもしれない。
男子トイレがね、階段上がってすぐのとこなんですけど
すぐすぎて見落としてしまう可能性が。

そういう人を見つけたときは？
もちろん意地悪なんてしませんよ、
間違えそうになってる人を見つけたら
「男子トイレはこちらですよ。」って教えてあげます。

するとそのときのリアクションもまた面白い。
だいたいの人が

「あっ！こ、これは失礼！」

と、アセアセした感じです。まあそりゃそうだろう。
間違えて女子トイレに入ろうとしてるのを
女子に指摘されたら焦っちゃいますよね。
だけどそんなお客様よりこっちが焦ってしまうのは


女子トイレの個室から男の人が出てきたとき。
しかも爽やかに。


明らかにあたしは女子トイレに入ったはずで。


壁がピンクのこの場所は女子トイレなはずで。


だけどそこで手を洗ってるのは男の人なわけで。


え。え。えええ。一瞬、間違えたかと思うもんね。


ピンクの女子トイレで手を洗う男性の後ろ姿を呆然と見つめるあたし。
もうそこまでいっちゃうと「ここ女子トイレですよ。」なんて言えない。
もう用とか足してすっきりした顔の男の人にそんなこと言えない。

どどどうしようとか思いながら、
「こ、こんにちは。」とか言っちゃうんですよね。はあ。

昨日はあたしが初めて行ったチャットで出会って
なんと結婚にまで至った夫婦と３年ぶりくらいに
食事しに行ってまいりました。
夫のほうは何度かお会いしてるんだけど
妻のほうは会うの２度目で緊張してしまいました。


お酒飲むんだっけ？



「ううん、そんな飲めないんだけど・・・杏酒ロックで。」



飲めない子は杏酒ロックなんて飲みませんよ。



「うん、でもほんとそんなに・・・もう１つ杏酒ロックで。」



妻、飛ばす飛ばす。
次はなに飲むのー？



「じゃあ、八海山。」



日本酒です。かっこいい。
強いじゃん。普通に強いじゃないの。
そんな男らしいところに惚れました。（夫談）
あたしは日本酒なんて無理です。
そんなの飲んだら倒れちゃ・・・八海山おいしかったネ！


そんな感じで（どんな感じだ）
いろいろ結婚生活の話を聞いたりしつつ
爆笑しまくりでお開きになったのですが


あのあとですね、ゆうじ夫妻。


あたし思っていたより酔っぱらってたみたいで
駅前のベンチに座って弾き語りなんか聴きながら
１人で酔い冷まししてましたよ２時間ほど。
怪しい人が声をかけてきました。夜の街は危険です。

９月は夏と秋の狭間。


雑誌を開けば秋色まっさかりだし
デパートのマネキンたちも秋色コーディネート。
今年のコートはどんなのが流行るのか、
こんな時期から気にしてる人もいる。


だけど実際にはまだまだ残暑厳しく、
昼間はＴシャツ１枚で十分いける。
今日も日射しはギラギラと照りつけ、
最高気温は３３度を記録いたしました。


そんな中、２時過ぎのいちばん暑い時間帯に
銀行にお使いに行かされるはめになりまして
あついあついとつぶやきながら歩いていたら前方に




ブーツ履いてる子が。




肘くらいまでのカーディガンをはおり、
膝までのスカートとロングブーツできめた女の子が
携帯で楽しそうに話しながら歩いていました。


立ちくらみさえしそうな３３度の高温の中


多くの人がサンダルやミュールを履いている中


黒のロングレザーブーツが歩いていました。
蒸れ・・・・季節先取りですよね！




９月は、夏と秋の狭間の季節です。
なにを着たらいいのか迷ったり
着たい服があるのに気温が合わなかったりで
なにかと悩む時期でもあります。

暑いのに無理してあせも作っちゃったり
寒いのに薄着して風邪ひいたりしないようにね。



ブーツは、ちと、早くない・・かな？

うひょおおお。

見ちった見ちった。

火星見ちった。

月の下にいたね。



掲示板でそっと火星ネタを
ふってくれたキタさんは見れたかな？
などと思いながら夜空を眺めていたら
ふと前の会社の同僚を思い出しました。


なぜ思い出したかというと
彼が天体マニアだったから。


ああ、懐かしいわ記憶がよみがえるわ。


あれはこんな秋の、月曜日。
月曜の朝って、会社着いても眠いでしょ。
頑張らなきゃと思いつつぼんやりしちゃうでしょ。
なのに彼は、「おはよう！」
エネルギー充電完了と言わんばかりの軽快かつ爽やかな挨拶で。



さぞかし昨日はゆっくりしてらし・・・・




「いやー昨日は寝付けなくて、富士山まで行って天体観測しちゃったよ。帰ってきたの、ついさっき。」



さぞか・・・・


日曜の夜中に思い立って富士山行って星を眺めて
東の空が白み始めた頃帰ってらした、と。

ゆっくりもなにも、一睡もしてないよこの人。
つか、寝付けなくても普通いきなり富士山行かない。
恐るべし天体マニアパワー！！



・・・なんて驚いたことがあったなあ。



火星もきっとウハウハ興奮して眺めたんだろうな。

新しく買ったスカートを

今日初めてはいてみました。

とても女の子らしい

ふわふわしたスカート。

憂鬱な月曜の朝は

このくらい軽い気分で行きたいわ。

うふふやっぱり可愛い。

今日はいい日になりそうね。

じゃあ行ってまいりまあす。



と軽やかな足取りで家を飛び出したのですが。


歩いてみて驚きですよ。





これがめくれるめくれる！




購入したときにはひざ丈であったスカートが
歩いてるうちになんと！ミニ丈に！
これはお買い得！一着で二度おいしおいしくない。


ふわふわしすぎだから。


それ、軽すぎだから。


ごごごごめんなさい天下の往来で太い足をさらして。
今度からずりあがらないように裾に重りをつけます。

うちの部長の机の上には
小さな小さな水槽があります。

書類に隠れてるうえにあまりに小さすぎて
１年あまり気付かなかったんですけど
とにかく水槽があるんです。

お魚大好きのあたしが水槽を発見して
黙っていられるわけがございません。


「ぶぶぶ部長！なに飼ってるんですか！」


少々興奮気味に問いつめたところ
メダカを飼っておられるそうです。


どれどれ、と目を見開いて覗き込むと
小さなメダカが１匹すいすいと泳いでいました。
わあ、癒されるー♪（あたしが）



「でも１匹だけじゃ可哀想ですねえ。」



「前はね、もう１匹いたんだけど・・・」



ぼんやりと窓の外を見つめる部長。


ああ、前は２匹だったんだ。
前は、ってことは死んじゃったの、かな。
ごめんなさい部長、思い出させたりして・・・





「流しで水換えしてて終わったら１匹になってた。」




流しで水換えしてて終わったら１匹になってた。

流しで水換え。

汚れた水を流して。

汲み置きしておいた新しい水を足す。

２匹いたメダカ。

水換えし終わったら１匹。

汚れた水、流す。

新しいお水入れた。

メダカ１匹になってた。

メダカ。

メダカ。



流れた・・・。





部長ちょっとそこに座りなさい。

じりじりと強く照りつける日射しの中
アスファルトの熱を靴底に感じながら
暑いね、溶けるよね、そんな会話の後
彼女が言った言葉がなんだか、響きました。



「この夏、ときめきましたか。」

子供の夏休みの宿題なのでしょうか。
仕事中、しこしこと絵日記を描いてる課長。
「明日提出なんだよ・・・」
今夜はプチ徹夜だそうです。ファイトお父さん。

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あたしもうすっかり婆化してるのか
お散歩が大好きなんですよね。
散歩しながらつらつらお話したり
景色を見たり写真を撮ったり
街に行くよりそういうのが好きなんです。

で、こないだもお友達と公園を散歩してたら
もう秋なのね、どんぐりが落ちてました。

まだ少し汗ばむくらいの陽気だったんだけど
ころころとたくさんのどんぐりが転がっています。



「あら、小さい秋発見。」



拾い上げて見ると
きちんと帽子をかぶった可愛らしいもの。
うふふ、小さくてとても愛らしいわ。

思わず持って帰ってマジックで顔描いて
友達の机の上においてあげました。
しかも大量に。並べるようにして。バカウケ間違いなし！






間違いなし・・・・






無反応なんですけど。

りくのおもいつきへ