悔しいなぁ。 - 2006年12月11日(月) 嵐が海外に行くとか、そういうのよりも、なんか今回のドームコンの方が寂しくって。 なんつーかもう。 今回限りにして、いっそ出入り禁止になっちゃえよ!なんて思っちゃうんだけど(爆) なんかいつまでもダラダラと「海外公演」が区切りなく続いてく感じもイヤだなぁ、と思ってて。 こんな風になるなら、海外公演とかなきゃよかったのに。とか。 嵐の第2ステージです!っていうわりには、なんか不穏な始まりじゃね?嵐の8年目・・・、と思ったり。 残念というか、寂しいというか。 どっかでしょんぼりしてる自分が居て。 どれも参加するには参加するし。 楽しみにしてるんだけど、結局セットリストは海外公演から基本的に変わらないとか。 (もう変えようがないけど。「同じツアー」だからな) そんなんが4月まであって、いつになったら本当に新しい進化した嵐と逢えるんだろうなぁ、って思って。 そういう風に考えていったら、なんか自分が嵐に、というか嵐コンに対して期待してることが判った気がしたの。 どーしても、他でやったのとか過去にやったものと「同じものが観たい」っていう感覚が理解できなくて。 一通り、自分が見てるから、っていうのもあるのかもしれないけど。 舞台の再演とかとはまた別で。 「コンサート」は、その時そのときに彼らの考えるベストなものを出してくれるって感覚がどっかしらあって。 今まで自分らの曲も全然足りなかった頃から、その中から一生懸命「どうしたらみんなが楽しめるコンサートになるのか」っていうのを考えて作ってきたものだろうと思うし。 そういう中でセットリストも、そのときそのとき伝えたいことや愉しむためのプランが一番いい形で出せるように考えていたものなわけで。 なにがどうなろうと、そのときのそのセットリストが、その瞬間瞬間のベストなものに変わりはなく。 それについて、アレコレ言ったりするけど、別に全く同じものをやってくれ、全く同じセットリストでよりよく魅せてくれ、なんて一度終わったツアーに対して思ったこともないし。 前回のツアーで足りないとか、改善の余地があるんじゃね?ってところを補ったうえで、また違うセットリスト、演出方法でよりレベルアップしたものを魅せてくれる、という確信や期待もあったりするわけで。 コンサートが決まれば、次はどんな曲をどんな風に魅せてくれるのか。 どんな曲がどんな風にアレンジされて、目の前に出てくるのか、っていう楽しみもあったし。 全体的な演出にしても、今までも波はあったけども(笑) いろんなアプローチを試しながら、新しいものを魅せようっていう意気込みがあったからね。 正直なところ、予定調和はなくてもいいんだよ。 変更のしようがないものもあるし、お決まりのメドレーにしたって、そういうのはしょうがないっていうか。 それでも、おざなりに、適当にこなしてる風に見えてしまうときもあって。 そんな風にやるなら、やらなくてもいいのに、って思うときもあるけど。 アデインにしろ、A・RA・SHIにしろ、定番曲のメドレーにしろ。 変なところでカットされてしまって、肝心にやりたい!聴きたい!ってところがなかったときも往々にしてあるけども。 (まあ、そういうのをやられると、そんな適当にすんなら・・・!て思わずにいられないときもあるけどさ) ひとつのセットリストの中でキーポイントになる演出やソロ曲が毎回違うのが一番の楽しみなわけだったりするわけで。 オリジナルのダンスを見ることも楽しみなんだけど。 その時々のコンサートツアーの中で、一番ベストの形、タイミングで用意されてる目玉になる曲やソロ曲は、やっぱり一番最初のときのものが一番ベストだと思うんだよね。 台湾・韓国で披露されたセットリストは、悪く言ってしまえば今までのコンサートの寄せ集めのセットリストでしかなくて。 確かにベスト盤的な内容だし、その時々に評判のよかったものが集まってて、組みなおされているから楽しいに違いなく、いいとは思うんだけど。 それでも結局は、「寄せ集め」なんだよね。 新しいものが何もない。 こんな風に、無駄にいつまでも引っ張り続けられるんだったら、最初から一から作り上げられたコンサートだったらよかったのになぁ、と今更ながらに思ってしまう。 「嵐を紹介する」というテーマがあって、これまでの嵐コンが受け入れられるかどうかを図る上でも、非常に判りやすいし、危ない橋を渡る必要もないからイイと思ったんだけど。 「凱旋公演」=「逆輸入公演」だから仕方ないけどさ。 予定調和ばっかりの、サプライズは多少の演出プランの変更だけですか? 成長って、そういう成長なのですか?と。 せっかくアルバムのリリースもなくて、新たに縛られるものが何もない時期にやれるんだから、今までコンサートで歌ったことのない曲も、久しぶりにやれる時期的なものもあるし。 そういうのを鑑みた上で、たくさんある曲と「海外でやってきた」という状況や「ドーム公演」っていう新しい環境を前にして。 「さあ、どうやって愉しませようか」 って、一番最初からファンのために考え抜いて。 (それは決して、コンサートで使われる新しい装置や出る順番なんかを換えるだけのマイナーチェンジだけなわけがなく、無論、今までの成功を踏まえた寄せ集めで許容されるようなレベルでもなく) そうやって全く新しい、イチからのコンサートをして、今までの嵐とは違う。 また成長した姿を日本のファンに魅せる。 それが、本当の意味で成長した嵐コンだと思うし。 そういう意味での「凱旋公演」を期待してた。 今、この瞬間に。 8年目にしてドームに立つというなら。 そこで魅せるのが、あのセットリストでいいのか? 今までの成功パターンをトレースしただけの、無難で間違いのないセットリストでいいの? それが成長した嵐なのか? 今の持てる限りの力を全て出したコンサートです、と言えるのか? ・・・って、どーしても思っちゃうんだけど。 別に嵐がそこんとこまで考えてなくて。 ドーム公演わーい☆で、今までのベスト盤的な内容でも、そこに何の疑問も持ってないなら。 普通に、オイラが彼らを過大評価していただけの話で。 結局のところ、用意された舞台にタイミングで、そのときにやれることをやるしかないんだから、そこに過剰な期待をしても無駄っていうか、今までのが「たまたま」だったんだろうと。 そういう風に思ってたオイラが間違ってたんだろうなーと思うだけなんで、それならしょうがないなーって思うんだけど。 んでもなぁ。 いつまで、二宮さんは秘密をやるの? もういい加減、違う二宮ソロも観たいんだけど(-_-;) 台湾で秘密やってて喜んでたのは、コレがDVDに納まる!って思ったからだったんだけど。 正直、それで充分なんだけど。 っていうようなことを言ったら殺されそうだけども(笑) ついでに、アンタは何度も観てるからだろう!って言われたらぐうの音も出ないけどさ。 Oneコンで、ソロ曲がアルバムどおりになっちゃってから。 La tormentaのリリックが変わらなくなってから。 どんどん新しい楽しみがなくなっちゃってるんだよー。 毎回、必ず1曲はあるアレンジが全く違う曲だとか。 それぞれの趣味趣向を凝らしたソロ曲だとか。 そういう舞台装置とか大掛かりな仕掛けじゃなくて、今まで当たり前にあってたセットリストの中の「意外性」に対する楽しみが、今回の凱旋公演って全然ないんだもん。 お!この曲をこうしてきたのかー!! とか。 おお、こういう曲を歌うんだー(*゚Д゚*)! とか。 そういう、一番最初にツアーに参加したときに感じれる興奮や意外性が欲しい。 そういう意外性が楽しくて、必死にネタバレ我慢して参加したりするんだよ? 決して、あのとき観た、あのDVDに収録されてる、あの曲がなまで見れる!!っていうのを期待してるわけじゃないんだ。 今しかできない嵐らしいものを、ファンのためにいちから作り出してくれてたから。 それが嬉しかったり、そういう前提があるからこそのダメ出しや期待度だったりするんだけど。 それは、近くで嵐が見れるとか、そういう装置的な判りやすさであったり、とりあえず嵐が見れればいいや、的なものでもなかったりするんだよー。 本当の意味で、成長した新しい嵐が観れるのって、いつになりますか? 来年は、そういう嵐が観れる機会ってありますか? 追加コンとかでなくて。 最初の最初から、そのために作るツアーだったなら。 もっと楽しみに思ってたかもなぁ。 あのファーストコンのときに。 「嵐大丈夫なの!?」「2曲しかないのに、どういうコンサート作るの!?」「ホントにコンサートできるのか!?」 なんて、始まる瞬間までドキドキしてたような。 始まった瞬間、ふわっと会場の熱が確かに熱くなって。 そして終わったあと、「楽しかったー!!」って心から言えたような。 一曲一曲が驚きの連続で、思っていた以上に楽しめるコンサートだったことに心から安堵したような。 ああいう、改めてホントに初めてのファーストコンを再体験するような感覚になってたかもなぁ。 なんて、思ったのでしたん。 楽しみなことは楽しみに違いはないんだけど。 何があっても観に行くことには変わりないんだけど。 なんだか、せっかくのドーム公演も。 そういう意味で、ちょっと残念だなぁ、と。 なんの縛りもない中で。 ただ本当に成長した嵐を魅せる、という意味でのコンサート作りがそこにあることを期待したかったなぁ、と。 そういう嵐がオイラは好きだったし、そういう嵐だと期待してたんだなぁ。と改めて思ったのでした。 寂しいなぁ・゚・(ノД`)・゚・。 全てが悪いことでもなく。 ただ勝手にオイラが想像して、期待してただけの姿だから。 まあ、そんなもんだよね。って話なんだけどさ。 結局。ははは。 もっとちゃんと、嵐を見なきゃいけなかったですねー。 反省。しゅん。 ...
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